JP2005282170A - 床材の固定構造 - Google Patents

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Teiichi Ishimaru
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Abstract

【課題】床材の固定が簡単にでき、任意の位置の床材の交換が固定金具の取外しを要することなく容易にできる床材固定構造を提供する。
【解決手段】床材A2の一端には嵌合凸部を、前記床材の他端には嵌合凸部が嵌合可能な嵌合凹部をそれぞれ設け、床材の一端には支持材側に下部に係止凸部を有する第1凹部を、床材の他端には支持材側に下部に係止凸部を有する第2凹部をそれぞれ設ける。連結部の両側に断面略く字形の弾性係合部を有する固定金具Bを支持材の上面に床材の幅と等しい間隔を持って連結部において固着する。床材を隣接する二つの固定金具Bの互いに近い側の弾性係合部を弾性変形させながら支持材の上面に押し下げて弾性係合部を床材の第1凹部の係止凸部及び第2凹部の係止凸部に係合させて固定すると同時に、互いに隣接する床材のうち一方の床材の嵌合凸部を他方の床材の嵌合凹部に嵌合させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、屋外に設置されるデッキの床材を根太等の支持材に固定する構造に関する。
屋外に設置されるデッキの床材に、横方向に複数の中空部を有する長尺帯状に成形された合成樹脂製床材が使用されることが増えてきた。この床材は、複数枚を根太などの支持材の上に平行に並べ、互いに近接又は密着して釘又はねじなどの固着具により支持材に固定されるが、その固着具が床材上面に露呈されたり、床材上面に亀裂が発生したりする不都合を回避できる床材の固定構造が求められており、これまでに、この要望に応える各種の床材固定構造が提案されている。例えば特許文献1及び2を参照。
特開2002−4407号公報 特開2003−201758号公報
しかしながら、上記先行技術は、いずれも床材を支持材に載置し、その床材に固定金具の一部を係合させ、その固定金具を支持材に固着具により固着して床材を固定している。そして、任意の位置の床材の交換が必要なった場合は、デッキ床の終端部の床材から当該床材まで、一列の固定金具の取外しと床材の取外しを繰り返し行う必要があるため、手間隙が掛かった。交換後は、再び、取外した床材の静置と固定金具の固着作業を繰り返し行う必要があるので、床材の交換が面倒であった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その課題は、床材の支持材に対する固定が簡単にでき、しかも、任意の位置の床材の交換が固定金具の取外しを要することなく容易にできる床材固定構造を提供することにある。
第一の課題を解決するため、本発明は、床材の幅方向一端には幅方向他端と反対方向に突出する嵌合凸部を、前記床材の幅方向他端には前記幅方向一端と反対方向に開口して前記嵌合凸部が嵌合可能な嵌合凹部をそれぞれ設け、床材の幅方向一端には前記嵌合凸部の支持材側に前記幅方向他端方向に窪み、かつ、下部に係止凸部を有する第1凹部を、床材の幅方向他端には前記嵌合凹部の支持材側に前記幅方向一端方向に窪み、かつ、下部に係止凸部を有する第2凹部をそれぞれ設けるとともに、中央の連結部の両側に断面略く字形の弾性係合部を有する固定金具を、支持材の上面に前記床材の幅と等しい間隔を持って前記連結部において固着し、前記床材を隣接する二つの前記固定金具の互いに近い側の弾性係合部を弾性変形させながら前記支持材の上面に押し下げて前記弾性係合部を前記床材の第1凹部の係止凸部及び第2凹部の係止凸部に係合させて固定すると同時に、互いに隣接する床材のうち、一方の床材の前記嵌合凸部を他方の床材の前記嵌合凹部に嵌合させることを特徴としている。
上記構成により、固定金具を支持材の正確な位置に取付ければ、各床材を隣接する固定金具の間に押し下げると同時に隣接する床材の嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合させる簡単な作業で床材の固定が可能である。また、床材の交換が必要になった場合は、その交換が必要になった床材とこれに隣り合う床材の嵌合部分を持ち上げると、固定金具から解放され、かつ、嵌合凸部と嵌合凹部の嵌合が解かれるので、容易に取外すことができる。
上記のように、本発明によれば、床材の支持材に対する固定が容易にできるとともに、固定金具の取外しを要することなく任意の位置の床材を容易に取外すことができる。従って、交換や保守等が容易にできる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す床材の端面図、図2は同床材の固定に用いられる固定金具の斜視図、図3は同床材の支持材に固定された状態及び任意の位置の床材を取外す際の動作を説明する断面図である。
本発明に係る床材Aは、木粉と結合剤と合成樹脂材料をブレンドして押出し成形された合成樹脂製床材であり、上壁1と下壁2との間に複数の縦壁3が、また、幅方向両側に端部壁4,5が設けられて、複数の中空部6を有する長尺帯板状に成形されている。
そして、床材Aの幅方向一端、すなわち、端部壁4には幅方向他端と反対方向に突出する嵌合凸部7が設けられ、床材Aの幅方向他端には前記幅方向一端と反対方向に開口して嵌合凸部7が嵌合可能な嵌合凹部10が、上下の凸部11,12により形成されている。また、床材の幅方向一端には嵌合凸部7の支持材側(下側)に、幅方向他端方向に窪み、かつ、下部に係止凸部8を有する第1凹部9が設けられ、床材の幅方向他端には嵌合凹部10の支持材側(下側)に幅方向一端方向に窪み、かつ、下部に係止凸部13を有する第2凹部14が形成されている。
上記嵌合凸部7と嵌合凹部10は、図3(a)に示すように、二つの床材Aが共通の平面上に並べ置かれ、かつ、嵌合凸部7を嵌合凹部10に嵌合された状態から、同図(b)に示すように、それらの嵌合部分を持ち上げることができる程度の緩やかな嵌合ができるように寸法設定がされている。
図2は、上記構造の床材を支持材の上面に固定するための固定金具Bを示している。この固定金具Bは、ステンレススチール等などの金属で作られ、中央底部の連結部21と、その連結部の両側から断面略く字形に立ち上がる弾性係合部22a,22bとを一体に有し、連結部にねじ貫通孔23が設けられている。
上記構造を有する床材Aを大引、根太などの支持材Mに固定するには、図3(a)に示すように、まず、支持材Mの上面に固定金具Bを前記床材Aの幅と等しい間隔を持って載置し、ねじ貫通孔23からねじCを支持材Mにねじ込んで固着する。この場合、両側の弾性を有する係合部22a,22bは支持材Mの長手方向に並ぶように配置される。
次に、最初の床材A1の幅方向一端部を任意の固定具又は固定金具B(不図示)により固定し、その床材A1の嵌合凹部10に、次の床材A2の嵌合凸部7を緩く嵌合した状態で、それら二つの床材A1,A2の嵌合部分を固定金具B1に向けて押し下げると、その固定金具B1の一方(図3の左側)の係合部22aは床材A1の係止凸部13により弾性変形されながら第2凹部14に嵌合し、また、他方(図3の右側)の係合部22bは床材A2の係止凸部8により弾性変形されながら第1凹部9に嵌合する。そして、両床材A1,A2の隣接する端部がともに支持材Mの上面に当接した時は、嵌合凸部7と嵌合凹部10がしっかり嵌合し、係合部22a,22bが弾性復元してそれぞれが係止凸部8,13の肩部に係止されて安定する。
続いて、その床材A2の他端部と、次の床材A3の一端部についても、先と同様に、床材A2の嵌合凹部10に、次の床材A3の嵌合凸部7を緩く嵌合した状態で、それら二つの床材A2,A3の嵌合部分を固定金具B2に向けて押し下げて、前述したと同様にして嵌合凸部7と嵌合凹部10がしっかり嵌合し、係合部22a,22bが弾性復元してそれぞれが係止凸部8,13の肩部に係止されて安定する。
以下、他の床材も同様に、先の床材の嵌合凹部10と次の床材の嵌合凸部7の嵌合、嵌合部分の押し下げ、係合部22a,22bと凸部8,13との係合による固定を繰り返されて、デッキの床が構成される。
上記のようにして構成された床の任意の位置の床材、例えば、図3(a)の床材A2の交換が必要になった場合は、次のようにして、その床材を取外すことができる。すなわち、交換が必要な床材A2と、これに隣接する床材、例えば、図3(a)のA3の固定金具B2に固定されている嵌合部分又はその付近を、適当な工具でデッキ下側から押し上げ又は上側から持ち上げる。そうすると、これらの嵌合部分を固定している固定金具B2の係合部22a,22bが係止凸部8,13から受ける力により弾性変形し、互いに接近するので、係止凸部8,13が固定金具B2から解放されるため、図3(b)に示すように、床材A2,A3の嵌合部分が上昇する。これに伴い、床材A2の嵌合凹部10と床材A3の嵌合凸部7の嵌合が解かれる。従って、目的とする床材A2を、これに隣接するもう一つの床材A1とともに固定している固定金具B1から離れる方向(同図では右方向)に移動することにより容易に分離し、取外すことができる。
交換又は保守された床材を取付ける場合は、取外すときの動作と逆の順序で容易に取付けることができることは、いうまでもない。
本発明は、デッキの床材の固定に限らず、建物の壁材や屋根材の固定に適用することも可能である。
本発明の実施の形態を示す床材の端面図。 床材の固定に用いられる固定金具の斜視図。 床材の支持材に固定された状態及び任意の位置の床材を取外す際の動作を説明する断面図。
符号の説明
A 床材
7 嵌合凸部
8 係止凸部
9 第1凹部
10 嵌合凹部
13 係止凸部
14 第2凹部
B 固定金具
21 連結部
22a,22b 係合部

Claims (1)

  1. 床材の幅方向一端には幅方向他端と反対方向に突出する嵌合凸部を、前記床材の幅方向他端には前記幅方向一端と反対方向に開口して前記嵌合凸部が嵌合可能な嵌合凹部をそれぞれ設け、床材の幅方向一端には前記嵌合凸部の支持材側に前記幅方向他端方向に窪み、かつ、下部に係止凸部を有する第1凹部を、床材の幅方向他端には前記嵌合凹部の支持材側に前記幅方向一端方向に窪み、かつ、下部に係止凸部を有する第2凹部をそれぞれ設けるとともに、
    中央の連結部の両側に断面略く字形の弾性係合部を有する固定金具を、支持材の上面に前記床材の幅と等しい間隔を持って前記連結部において固着し、
    前記床材を隣接する二つの前記固定金具の互いに近い側の弾性係合部を弾性変形させながら前記支持材の上面に押し下げて前記弾性係合部を前記床材の第1凹部の係止凸部及び第2凹部の係止凸部に係合させて固定すると同時に、互いに隣接する床材のうち、一方の床材の前記嵌合凸部を他方の床材の前記嵌合凹部に嵌合させることを特徴とする床材の固定構造。
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