JPS6315506Y2 - - Google Patents

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JPS6315506Y2
JPS6315506Y2 JP1982113980U JP11398082U JPS6315506Y2 JP S6315506 Y2 JPS6315506 Y2 JP S6315506Y2 JP 1982113980 U JP1982113980 U JP 1982113980U JP 11398082 U JP11398082 U JP 11398082U JP S6315506 Y2 JPS6315506 Y2 JP S6315506Y2
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wall
window frame
frame
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JP1982113980U
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JPS5919778U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は既設窓枠除去装置に関する。
周知のように、建物の老朽化にともなう窓枠改
装方法として、既設窓枠を残存したまま、新窓枠
を取付ける方法と、既設窓枠を壁から除去せしめ
て新窓枠を取付ける方法とがある。
前者にあつては、既設窓枠を利用して新窓枠を
取付けるため、窓開口面積が狭くなるという欠点
があつた。
後者にあつては、既設窓枠を完全に除去するた
め、改装後の窓開口面積は変ることがないが、既
設窓枠を壁から除去するために、壁をはつらなけ
ればならず、その為、新窓枠取付後、壁の修復工
事が必要であつた。
そこで、壁をはつることなく、既設窓枠を壁か
ら引離す装置として各種装置が提案されている。
その一装置として第1図に示すようなものがあ
る。
上記装置1は既設窓枠の上枠2を壁3から引離
すものであつて、一対の脚杆4を有する本体5
と、本体5に備えられた引張り手段6とから成
り、両脚杆4を、壁3の窓枠取付用開口部7内周
面における上辺部8の上枠2を挾む内外側部分に
接当させて、引張り手段6により上枠2を引張る
ことにより、上枠2を壁3から引離すことが可能
である。然し乍ら、上記装置1は構造が簡単であ
るものの、本体5が壁3側に固定されていないた
め、作業時に装置1を支承する必要があり、作業
を容易に行えないと共に、作業時、特に、上枠2
が壁3から離れた時に危険であると云う問題があ
つた。
本考案は上記問題を解決したものであつて、そ
の特徴とする処は、本体が、壁の窓枠取付用開口
部の内周面における既設窓枠を挟む内外側部分と
接当する一対の脚杆を有し、本体に、既設窓枠を
引張り除去する引張り手段を備えたものにおい
て、 本体に、壁を厚さ方向に挟持することで本体を
壁側に解除自在に固定する固定手段を備え、固定
手段は、壁の内外面に接当する内外挟持体と、内
外両挟持体を壁に対して解除自在に締付ける手段
とを有する点にある。
以下、本考案を既設窓枠の上枠を引張り除去す
る既設窓枠除去装置に適用した一実施例を第2図
乃至第4図の図面に基き説明すれば、10は壁
で、該壁10には窓枠取付用開口部11が形成さ
れている。12は開口部11に備えられた既設窓
枠で、上枠13、下枠14、左右一対の側枠15
とから成る。上枠13はリツプ16付き溝形状
で、その溝底壁が鉄筋、アンカーボルト等の埋設
体17に、アングル形状の取付材18を介して溶
接、その他の手段で固着取付けられ、上枠13は
壁10の開口部11の内周面における上辺部19
の厚さ方向中途部に半ば埋込状とされている。
20は既設窓枠除去装置で、本体21と、引張
り手段22とから成る。本体21は、上辺部19
の下方側に位置する台部23と、台部23の両側
端部から立設されて上辺部19の上枠13を挾む
内外側部分に接当する一対の接当台24付き脚杆
25と、これら脚杆25に付設された固定手段2
6とから成る。固定手段26は壁10の上辺部1
9近傍部分を厚さ方向に挾持することで本体21
を壁10側に固定するものであつて、各脚杆25
の下部側から側方に張出された状態で上方に突設
された一対のコ型状挾持体27から成る。挾持体
27は、コ型状の支持杆28と、支持杆28の先
端に固着されて壁10の上辺部19近傍の内面又
は外面に接当する吸盤にて例示する接当体29と
から成る。なお、一方の支持杆28はその下辺部
の中途部で先端部側30と基部側31とに分割さ
れると共に、これら対向端部には、相互に逆方向
とされた螺子が刻成されて成る一対の雄螺子部3
2が形成され、これら雄螺子部32に筒体33が
進退自在に套嵌螺合されることで、ターンバツク
ル34が構成されており、これにより、面接当体
29間の距離が変更可能とされている。
引張り手段22は、台部23に上下方向に移動
自在に螺挿された螺軸35と、該螺軸35の上端
に枢結されて上枠13にその下端開口から嵌脱さ
れてリツプ16に係合される係合体36と、螺軸
35の下端に固設された把手37とから成る。
ところで、既設窓枠12を引張り除去する際に
は、例えば、第2図に示すように、上枠13及び
下枠14の両端部に夫々一対宛の切目38を形成
し、この切目38の間のピース39を引張り除去
した後に、上枠13及び下枠14の中央部側と左
右両側枠15を引張り除去するようにした方が上
記各枠13,14,15の変形を助長できて、こ
れら各枠13,14,15の引張り除去が容易で
ある。
本考案実施例に係る既設窓枠除去装置20は上
枠13の上記ピース39又は中央部側を除去する
のに使用するものであつて、上枠13のピース3
9を除去する際には、第2図乃至第4図に示すよ
うに、両脚杆25の接当台24を上辺部19のピ
ース39を挾む内外側部分に接当させ、壁10の
ピース39の上方側部分をターンバツクル34の
回動操作により両挾持体27の接当体29により
厚さ方向に挾持して、本体21を壁10側に固定
すると共に、螺軸35の捻回操作等によつて係合
体36をピース内部に嵌入させてリツプ16に係
合し、而る後に、螺軸35を捻廻させて、ピース
39を引張れば、ピース39を容易に引張り除去
できるのである。この際において、本体21が壁
10に固定されているので、作業時において装置
20を支承しておく必要はなく、作業を容易に行
えると共に、作業を安全に行える。
第5図は本考案の比較例を示すもので、脚杆が
省略され、各支持杆28基部側31が下向きに屈
曲されて台部23に直接固設されている。また、
接当体29は単なる円盤形状とされている。
ところで、上枠13及び下枠14のピース39
を除去した後は、第6図に示すような既設窓枠除
去装置41により上枠13及び下枠14の中央部
側及び左右両側枠15を引張り除去することがで
きる。
上記既設窓枠除去装置41は、開口部11内の
中央に位置する保持板42と、保持板42に基部
が枢結されて保持板42から放射状に突設された
伸縮自在な支持軸43と引張り手段44とから成
る。支持軸43はその先端部が既設窓枠12のコ
ーナーに押圧されるものであつて、これにより、
保持板42が開口部11内の中央部に保持され
る。引張り手段44は、チエン45と、チエン4
5先端部に備えられた係合体46と、保持板42
に備えられてチエン45を介して係合体46を引
張る引張り装置(図示省略)とから成る。
係合体46の態様としては第7図乃至第10図
に示すものがあつて、第7図では上枠13に係合
される係合体46は、一対のアーム体47が開閉
自在に基部で支軸48により枢結されることで構
成されており、各アーム体47先端部が上枠13
の各リツプ16に係脱自在に係合される。また、
下枠14は上枠13と同様にして壁10に固設さ
れるものであるが、この下枠14は内外両端部が
屈曲形成されており、これら両端部にL形状の係
合体46が係脱自在に係合される。
第8図においては、上枠13が断面略矩形状と
されている。そして、これに係合される係合体3
6が一対のアーム体47から構成され、これらア
ーム体47の先端部が上枠13の内外壁部に接当
された状態で、両アーム体47がこれらに貫挿さ
れたボルト49及びナツト50により締結される
ことで、両アーム体47の先端部が上枠13の内
外壁部に喰込んで係合体46が上枠13に係合す
る。第9図及び第10図は側枠15に係合される
係合体46を示すもので、これらにおいては、側
枠15は断面矩形状とされて、上枠13と略同様
にして壁10側に固設されている。そして、第9
図においては、係合体46は平板状の固設部51
を有し、該固設部51が側枠15の内周側壁部に
溶接される。
また、第10図においては、係合体46は一対
のアーム体47から構成され、側枠15の内外壁
部に予め開設された孔52にアーム体47先端部
が挿入されることで、係合体46が側枠15に係
合される。
なお、実施例では、本考案を既設窓枠の上枠を
引張り除去する装置に適用したが、本考案は既設
窓枠の側枠を引張り除去する装置に対しても適用
可能である。
以上詳述したように、本考案は、本体に、壁を
厚さ方向に挟持することで本体を壁側に解除自在
に固定する固定手段を備え、固定手段は、壁の内
外面に接当する内外挾持体と、内外両挾持体を壁
に対して解除自在に締付ける手段とを有するの
で、作業時に装置を支承する必要がなく、作業を
容易且つ安全に行え、しかも、壁を損傷したりす
ることがない。本考案は上記利点を有すると共
に、その構造は簡単でローコストで実施可能であ
り、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来一例を示す正面図、第2図乃至第
4図は本考案の実施例を示すもので、第2図は既
設窓枠の簡略正面図、第3図は第2図のA−A線
矢視断面図、第4図は第2図の要部拡大図、第5
図は本考案の比較例を示す縦側断面図、第6図は
既設窓枠の除去方法を説明するための簡略正面
図、第7図乃至第10図の各図は既設窓枠の枠と
係合体の態様を示すものであつて、第7図及び第
8図の各図は縦側断面図、第9図及び第10図の
各図は平面断面図である。 10……壁、12……既設窓枠、13……上
枠、14……下枠、15……側枠、20……既設
窓枠除去装置、21……本体、22……引張手
段、26……固定手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体が、壁の窓枠取付用開口部の内周面におけ
    る既設窓枠を挟む内外側部分と接当する一対の脚
    杆を有し、本体に、既設窓枠を引張り除去する引
    張り手段を備えたものにおいて、 本体に、壁を厚さ方向に挟持することで本体を
    壁側に解除自在に固定する固定手段を備え、固定
    手段は、壁の内外面に接当する内外挟持体と、内
    外両挟持体を壁に対して解除自在に締付ける手段
    とを有することを特徴とする既設窓枠除去装置。
JP11398082U 1982-07-26 1982-07-26 既設窓枠除去装置 Granted JPS5919778U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11398082U JPS5919778U (ja) 1982-07-26 1982-07-26 既設窓枠除去装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11398082U JPS5919778U (ja) 1982-07-26 1982-07-26 既設窓枠除去装置

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Publication Number Publication Date
JPS5919778U JPS5919778U (ja) 1984-02-06
JPS6315506Y2 true JPS6315506Y2 (ja) 1988-04-30

Family

ID=30263650

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JP11398082U Granted JPS5919778U (ja) 1982-07-26 1982-07-26 既設窓枠除去装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5484334A (en) * 1977-12-16 1979-07-05 Kouzou Kuroiwa Tool for installing frame
JPS579979A (en) * 1980-06-17 1982-01-19 Meitaku Arukon Kk Window remolding and apparatus used therefor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5484334A (en) * 1977-12-16 1979-07-05 Kouzou Kuroiwa Tool for installing frame
JPS579979A (en) * 1980-06-17 1982-01-19 Meitaku Arukon Kk Window remolding and apparatus used therefor

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JPS5919778U (ja) 1984-02-06

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