JP2586644Y2 - ア−クホ−ン付碍子のホ−ン取付構造 - Google Patents
ア−クホ−ン付碍子のホ−ン取付構造Info
- Publication number
- JP2586644Y2 JP2586644Y2 JP1991083241U JP8324191U JP2586644Y2 JP 2586644 Y2 JP2586644 Y2 JP 2586644Y2 JP 1991083241 U JP1991083241 U JP 1991083241U JP 8324191 U JP8324191 U JP 8324191U JP 2586644 Y2 JP2586644 Y2 JP 2586644Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horn
- insulator
- mounting structure
- mounting
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は高圧架空配電線路におい
て、雷閃絡による断線防止を目的としたア−クホ−ン付
碍子のホ−ン取付構造の改良に関するものである。
て、雷閃絡による断線防止を目的としたア−クホ−ン付
碍子のホ−ン取付構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すようなア−クホ−ン付
碍子において、ホ−ンを取付けるには、図4に示す如
く、碍子金具aに設けた雌ねじ部にホ−ンbに設けた雄
ねじ部をねじ込み、ロックナットcで固定していた。又
ホ−ンbの取付方向を規制する方法として、回り止めワ
ッシャdを中間にはさんで固定する方法をとっていた
が、雷閃絡によりホ−ンbが熔損した場合の取替工事を
活線状態で行なうには難点があった。
碍子において、ホ−ンを取付けるには、図4に示す如
く、碍子金具aに設けた雌ねじ部にホ−ンbに設けた雄
ねじ部をねじ込み、ロックナットcで固定していた。又
ホ−ンbの取付方向を規制する方法として、回り止めワ
ッシャdを中間にはさんで固定する方法をとっていた
が、雷閃絡によりホ−ンbが熔損した場合の取替工事を
活線状態で行なうには難点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のホ−ン取付構造
の問題点に鑑み、活線状態での作業でも容易に取付けが
可能なホ−ン取付構造を提供することを目的とする。
の問題点に鑑み、活線状態での作業でも容易に取付けが
可能なホ−ン取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】碍子金具1の側壁部1aに
ホ−ン取付部3を一体に設け、この取付部3にホ−ン2
の一端を固着するホ−ン取付構造に於て、取付部3は碍
子金具1の側壁部1aと平行なナット挿入溝3aを有し、こ
の挿入溝3aの前壁3bにはU字溝3cを有しており、他方前
記ホ−ン2は端部に回り止め用の平行な切り欠部5を設
けたねじ部4を有し、このねじ部4に2ケの6角ナット
6aと6bをねじ込み、一方の6角ナット6aをねじ部の端部
に固定した。そして切り欠部5をU字溝3cに落し込み、
もう1つの6角ナット6bをねじ込んで固定するようにし
た。
ホ−ン取付部3を一体に設け、この取付部3にホ−ン2
の一端を固着するホ−ン取付構造に於て、取付部3は碍
子金具1の側壁部1aと平行なナット挿入溝3aを有し、こ
の挿入溝3aの前壁3bにはU字溝3cを有しており、他方前
記ホ−ン2は端部に回り止め用の平行な切り欠部5を設
けたねじ部4を有し、このねじ部4に2ケの6角ナット
6aと6bをねじ込み、一方の6角ナット6aをねじ部の端部
に固定した。そして切り欠部5をU字溝3cに落し込み、
もう1つの6角ナット6bをねじ込んで固定するようにし
た。
【0005】
【実施例】図1〜図3に基いて説明する。1は碍子金具
で、2はこれに取付けられるホ−ンである。碍子金具1
の側部にはホ−ン取付部3が一体に設けられている。ホ
−ン取付部3はホ−ン2の先端に固着された6角ナット
6aが嵌るナット挿入溝3aが碍子金具1の周壁1aと平行に
設けられている。ナット挿入溝3aの前壁3bには後述する
ホ−ン2のねじ部4に設けた切り欠部5が嵌るU字溝3c
が設けられている。
で、2はこれに取付けられるホ−ンである。碍子金具1
の側部にはホ−ン取付部3が一体に設けられている。ホ
−ン取付部3はホ−ン2の先端に固着された6角ナット
6aが嵌るナット挿入溝3aが碍子金具1の周壁1aと平行に
設けられている。ナット挿入溝3aの前壁3bには後述する
ホ−ン2のねじ部4に設けた切り欠部5が嵌るU字溝3c
が設けられている。
【0006】ホ−ン2の先端部には雄ねじ部4が設けら
れ、このねじ部4に6角ナット6aと6bが2個ねじ込まれ
ている。そして先端側の6角ナット6aは固定で、ホ−ン
2の先端部にかしめ部7等により固着されている。ホ−
ン2の雄ねじ部4は前記碍子金具1のU字溝3cの巾w
(図2)に略等しい切り欠部5を有している。
れ、このねじ部4に6角ナット6aと6bが2個ねじ込まれ
ている。そして先端側の6角ナット6aは固定で、ホ−ン
2の先端部にかしめ部7等により固着されている。ホ−
ン2の雄ねじ部4は前記碍子金具1のU字溝3cの巾w
(図2)に略等しい切り欠部5を有している。
【0007】ホ−ン2を取付けるには、先端部に固着し
た6角ナット6aを取付部3のナット挿入溝3aに上から挿
入する。このときホ−ン2の雄ねじ部に設けた切り欠部
5を取付け部のU字溝3cに沿って落し込めば容易に挿入
でき、かつこの切り欠部5がU字溝3cに当って回り止め
となる。
た6角ナット6aを取付部3のナット挿入溝3aに上から挿
入する。このときホ−ン2の雄ねじ部に設けた切り欠部
5を取付け部のU字溝3cに沿って落し込めば容易に挿入
でき、かつこの切り欠部5がU字溝3cに当って回り止め
となる。
【0008】次にもう一方の6角ナット6bをねじ込み、
固定側の6角ナット6aとで取付け部3の前壁3bを挟持す
るようにしっかりねじ込めば、これで取付けは完了とな
る。
固定側の6角ナット6aとで取付け部3の前壁3bを挟持す
るようにしっかりねじ込めば、これで取付けは完了とな
る。
【0009】
【効果】碍子金具1に設けたナット挿入溝3aにホ−ン先
端に固着した6角ナット6aを落し込んで挿入し、もう1
個の6角ナットを螺じ込んでホ−ン取付部3の前壁3bを
挟持するようにしたので、ホ−ン2を取付時に螺じ込
み、さらに回り止めワッシャ−を溝にあわせてはめ込む
ような作業の必要がなく、容易に取付けることができ
る。
端に固着した6角ナット6aを落し込んで挿入し、もう1
個の6角ナットを螺じ込んでホ−ン取付部3の前壁3bを
挟持するようにしたので、ホ−ン2を取付時に螺じ込
み、さらに回り止めワッシャ−を溝にあわせてはめ込む
ような作業の必要がなく、容易に取付けることができ
る。
【0010】又前壁3bにU字溝3cを設けて、こゝにホ−
ンのねじ部4に設けた切り欠部5を落し込めばよく、こ
れにより回り止めも兼ねるので6角ナット6bを締め易
く、活線状態でも作業を容易に行うことができ、かつ安
全作業が可能となった。
ンのねじ部4に設けた切り欠部5を落し込めばよく、こ
れにより回り止めも兼ねるので6角ナット6bを締め易
く、活線状態でも作業を容易に行うことができ、かつ安
全作業が可能となった。
【図1】本考案に係るホ−ンの取付構造を示す。
【図2】碍子金具の平面図。
【図3】ホ−ンの取付部構造。
【図4】従来の取付構造を示す。
【図5】碍子の全体側面図。
1 碍子金具 2 ホ−ン 3 ホ−ン取付部 3a ナット挿入溝 3b 前壁 3c U字溝 4 雄ねじ部 5 切り欠部 6a,6b 6角ナット 7 かしめ部
Claims (1)
- 【請求項1】 碍子金具(1)の側壁部(1a)にホ−ン取付
部(3)を一体に設け、該取付部(3)にホ−ン(2)の一端
を固着するホ−ン取付構造に於て、前記取付部(3)は碍
子金具(1)の側壁部(1a)と平行なナット挿入溝(3a)を有
し、該挿入溝(3a)の前壁(3b)にはU字溝(3c)を設け、他
方前記ホ−ン(2)には端部に回り止め用の平行な切り欠
部(5)を設けたねじ部(4)を有し、該ねじ部(4)に2ケ
の6角ナット(6aと6b)をねじ込み、一方の6角ナット
(6a)をねじ部(4)の端部に固定し他方の6角ナット(6b)
で締め付けるようにしたことを特徴とするア−クホ−ン
付碍子のホ−ン取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991083241U JP2586644Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ア−クホ−ン付碍子のホ−ン取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991083241U JP2586644Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ア−クホ−ン付碍子のホ−ン取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527919U JPH0527919U (ja) | 1993-04-09 |
JP2586644Y2 true JP2586644Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=13796832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991083241U Expired - Lifetime JP2586644Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ア−クホ−ン付碍子のホ−ン取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586644Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614988U (ja) * | 1985-05-29 | 1986-01-13 | マルイ工業株式会社 | 光表示装置 |
JPH0196682U (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-27 | ||
JPH01135613U (ja) * | 1988-03-09 | 1989-09-18 | ||
JPH0612868Y2 (ja) * | 1988-06-21 | 1994-04-06 | 株式会社クボタ | コンベヤ上の板材姿勢調整装置 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP1991083241U patent/JP2586644Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0527919U (ja) | 1993-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |