JP2592637Y2 - 電気機器における端子ボルト及びナットの保持装置 - Google Patents

電気機器における端子ボルト及びナットの保持装置

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JP2592637Y2 JP1990068633U JP6863390U JP2592637Y2 JP 2592637 Y2 JP2592637 Y2 JP 2592637Y2 JP 1990068633 U JP1990068633 U JP 1990068633U JP 6863390 U JP6863390 U JP 6863390U JP 2592637 Y2 JP2592637 Y2 JP 2592637Y2
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耕人 広田
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
この考案は、電磁接触器などの電気機器において、端
子ボルト及びナットを回らないようにして配線用端子上
に保持する装置に関する。
【従来の技術】
この種の装置として、実開昭57-34975号公報に記載さ
れたものが提案されている。これは、配線用端子の通し
穴に挿入された端子ボルトの頭部に被さって、これを回
らないように保持するものである。
【考案が解決しようとする課題】
一方、近年、配線の省力化を目的としてロボットなど
を使用した自動配線が増加しているが、その場合に、第
9図に示すように、ボルト21にスプリング座金22及び平
座金23が組み込まれた座金組込み六角ボルト(JIS B118
7)24を自動供給して配線用端子25のねじ穴26にねじ込
み、接続導体27を締め付ける方法がとられている。とこ
ろが、端子に保持された端子ボルトにナットをねじ込む
上記実開昭57-34975号に係る構造は、手作業による配線
には有効であるが上述の自動配線には不向きである。 この考案は、手配線及び自動配線の両方に対応して配
線作業の省力化を図ることのできる端子ボルト及びナッ
トの保持装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、電気機器の
配線用端子に設けられた通し穴に隣接して、前記配線用
端子の一方側の側縁部に前記通し穴にあてがわれたナッ
トの脱出を防止する突起を設けるとともに、前記通し穴
に挿入された端子ボルトの頭部又は前記ナットに前記突
起と反対側の側方から被さり前記端子ボルト又はナット
の回り止めを行う凹部を構成する保持部と、この保持部
と一体の取付部とからなり、前記凹部は前記配線用端子
の前記突起に面する側面を除いて前記端子ボルトの頭部
又は前記ナットを囲む周壁を有し、かつ底部に前記端子
ボルトの先端を逃げる穴を有する保持金具を前記取付部
の一点を支点に回動可能に前記配線用端子に取り付ける
ものとする。
【作用】
手配線には端子ボルトを保持させ、自動配線にはナッ
トを保持させる。すなわち、端子ボルトを保持させると
きは保持金具を端子の外へ回動させ、通し穴に端子ボル
トを挿入した後、保持金具を戻してボルト頭部に被せ
る。また、ナットを保持させるときは、端子の外へ回動
させた保持金具にナットを装着し、この保持金具を戻し
て端子に形成されたナット脱出防止用の突起に対向させ
る。
【実施例】
以下、第1図〜第8図に基づいてこの考案の実施例を
説明する。 まず、第1図は配線用端子に端子ボルトを保持させて
配線した状態の側面図、第2図はその分解斜視図であ
る。図において、1は電磁接触器本体、2はその配線用
端子、3は端子2にあけられた通し穴、4は通し穴3に
隣接して端子2の一方側の側縁部に押し出し成形により
一体形成された一対の突起である。 一方、5は板材から折り曲げ形成された保持金具で、
取付部6と、端子2の突起4に面する側を除く三方の側
面が囲まれた凹部を構成する保持部7とからなり、穴8
に通されたリベット9により端子2に回動自在にかしめ
付けされている。取付部6は保持部7の解放側面と反対
側の角6aが回動時に本体1を逃げるために弧状に丸めら
れ、また保持部7の底部には後述するように端子ボルト
の先端を逃がすための穴10があけられている。 11は圧着端子12を備えた配線で、端子2の通し穴3に
裏側から挿入された端子ボルト13に平座金14及びスプリ
ング座金15を介してねじ込まれたナット16により端子2
に締め付けられている。 それでは、第3図及び第4図の底面図を参照して、配
線11の締め付け手順を説明する。まず、第4図に示すよ
うに、保持金具5を突起4と反対の方向に回動させ、通
し穴3を解放する。そして、この通し穴3に端子ボルト
13を挿入してその頭部13aを図示向きに保ち、保持金具
5を戻して第3図に示すように突起4に対向させる。 ここで、第2図に示す保持部7の凹部幅寸法Aはボル
ト頭部13aの小径Bより大きく大径Cより小さくなって
いるので、端子ボルト13は頭部13aが保持部7の周壁で
回り止めされるとともに、その底面で端子2から脱出し
ないように保持される。 そこで、端子ボルト13に圧着端子12、平座金14及びス
プリング座金15の順で挿入し、ナット16をねじ込んで第
1図に示すように締め付ける。なお、保持部7には位置
決め突起7aが設けられており、これが端子2の裏面の溝
2aに係合して端子ボルト13の保持状態を保つようになっ
ている。 次に、第5図は上記保持金具5にナット16を保持させ
て配線した状態の側面図、第6図はその分解斜視図、第
7図及び第8図は底面図である。端子ボルト13と同一ね
じサイズのナット16のB′寸法及びC′寸法はボルト頭
部13aのB寸法及びC寸法とそれぞれ同じである(JIS B
1180,同B1181)。したがって、ナット16の保持に同一の
保持金具5を用いることができる。 そこで、配線に際しては、まず第8図に示すように、
保持金具5を外側に回動させて保持部7の凹部上方を解
放させ、これにナット16を装着する。次いで、保持金具
5を戻し第7図に示すように突起4に対向させる。これ
により、ナット16は保持部7の周壁及び底面と突起4と
で囲まれ、通し穴3にあてがわれた状態に保持される。 次いで、ナット16にスプリング座金15、平座金14及び
圧着端子12を通して端子ボルト13をねじ込めば、第5図
の状態に配線することができる。その場合、第9図に示
した座金組込み六角ボルト24を用いれば作業性がより改
善され、自動配線も可能になる。 以上の通り、図示構成によれば、端子2に端子ボルト
13及びナット16を同一の保持金具5で選択的に保持させ
ることができるので、手配線及び自動配線に適した端子
構造を自由に得ることができる。
【考案の効果】
この考案によれば、端子に端子ボルト及びナットを自
由に保持させることができ、手配線及び自動配線のいず
れにも対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例において端子に端子ボルトを
保持させて配線した場合の側面図、第2図は第1図の分
解斜視図、第3図は第1図の端子に端子ボルトを保持さ
せた状態の底面図、第4図は第3図の保持金具を回動さ
せた状態を示す底面図、第5図はこの考案の実施例にお
いて端子にナットを保持させて配線した場合の側面図、
第6図は第5図の分解斜視図、第7図は第5図の端子に
ナットを保持させた状態の底面図、第8図は第7図の保
持金具を回動させた状態を示す底面図、第9図は従来の
端子部を示す分解斜視図である。 1……電磁接触器、2……配線用端子、3……通し穴、
4……突起、5……保持金具、11……配線、13……端子
ボルト、16……ナット。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器の配線用端子に設けられた通し穴
    に隣接して、前記配線用端子の一方側の側縁部に前記通
    し穴にあてがわれたナットの脱出を防止する突起を設け
    るとともに、前記通し穴に挿入された端子ボルトの頭部
    又は前記ナットに前記突起と反対側の側方から被さり前
    記端子ボルト又はナットの回り止めを行う凹部を構成す
    る保持部と、この保持部と一体の取付部とからなり、前
    記凹部は前記配線用端子の前記突起に面する側面を除い
    て前記端子ボルトの頭部又は前記ナットを囲む周壁を有
    し、かつ底部に前記端子ボルトの先端を逃げる穴を有す
    る保持金具を前記取付部の一点を支点に回動可能に前記
    配線用端子に取り付けたことを特徴とする電気機器にお
    ける端子ボルト及びナットの保持装置。
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