JP5580957B2 - ボルト固定金物 - Google Patents

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本発明は、ボルト固定金物に関する。
例えば、鋼製基礎を採用する鉄骨造建物の建築において、鋼製基礎の上面部に鋼製柱の下端部のベースプレートを柱脚ボルトで接合して柱建てやパネルの建方を行う前に、屋内側の地業工事を土間コンクリートの打設工事も含んで完了させておく、いわゆる土間先打ち工法が提案されている。この土間先打ち工法は、コンクリート土間上への内部足場の設置を可能にして作業の安全性を高めることができると共に、地業工事の手戻りを生じさせることがなくて作業性を高めることができるという利点を備えている。
特開2004−211453号公報
ところで、この土間先打ち工法では、鋼製基礎の上フランジ部において、ウェブを挟んで屋内側に位置する部分の下面側へのアクセスが、土間コンクリートの打設工事を含む屋内側の地業工事完了後にはできなくなる。そのため、柱脚ボルトは、屋内側の地業工事を行う前に、予め、上フランジ部の屋内側の部分に設けたボルト通孔に、頭部が上フランジ部の下面側に位置すると共に、ボルト軸が上フランジ部の上面から上方に突出し、かつ、ナットの締付けにおいてボルトが共回りしないように挿入固定しておく必要がある。
しかるに、柱脚ボルトをそのような挿入状態に安定良くしっかりと固定しておく手段が、溶接以外では、確立されておらず、そのため、鋼製基礎が溶融亜鉛メッキ加工された環境対応型のものであって溶接が困難であるような場合には、上記のような土間先打ち工法を採用するのが難しいという問題があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、ボルトをプレート部のボルト通孔に無溶接で安定良くしっかりと挿入固定しておくことができ、しかも、ナット締付け時のボルトの共回りも確実に防ぐことができるボルト固定金物を提供することを課題とする。
上記の課題は、プレート部のボルト通孔に貫通状態に通されたボルトを、該通された状態を保持するよう、前記プレート部に固定するボルト固定金物であって、
前記プレート部においてボルト頭部の位置する側の面部に沿わされるベース部と、
該ベース部に設けられ、ボルト頭部を嵌合させ、内周部がボルト頭部外周部と回転方向において係合するように形成された回転係合用切欠き部又は回転係合用孔部と、
前記ベース部に連接され、ボルト頭部が回転係合用切欠き部内又は回転係合用孔部内からプレート部とは反対の方向に抜け出てしまうのをボルト頭部の頂面部に当接して阻止する頂面当接部と、
前記ベース部に連接され、プレート部の縁部を回り込んでボルト軸部の突出する側の面部に張り出し、ベース部との協働によりプレート部を弾力的に挟み込んでベース部をプレート部に沿わせた状態に保持する止付け部と
が備えられていることを特徴とするボルト固定金物によって解決される(第1発明)。
この固定金物では、プレート部のボルト通孔に貫通状態に通されたボルトの頭部をベース部の回転係合用切欠き部又は回転係合用孔部に嵌合させ、ボルト頭部の頂面と頂面当接部とを向き合わせた状態にすると共に、ベース部と止付け部とでプレート部を弾力的に挟み込んでベース部をプレート部に沿わせた状態にすることにより、基端方向へのボルトの抜けは、頂面当接部がボルト頭部の頂面に当接することによって阻止され、また、ボルト軸に螺合させたナットを回して締め付けていく過程では、ボルトがナットとともに共回りしようとするのを、回転係合用切欠き部又は回転係合用孔部の内周部がボルト頭部の外周部と係合することによって阻止する。こうして、ボルトをプレート部のボルト通孔に無溶接で安定良くしっかりと挿入固定しておくことができ、しかも、ナット締付け時のボルトの共回りも確実に防ぐことができる。
第1発明のボルト固定金物は、前記ベース部、回転係合用切欠き部又は回転係合用孔部、頂面当接部、及び、止付け部を含む、金属板のプレス曲げによる一体成形品からなっているとよく(第2発明)、その場合は、金物の構成部品点数を少なくすることができると共に、金物の製作を容易にし、金物のコストを低く抑えることができる。
第1,第2発明において、ベース部と止付け部とによる弾力的な挟み込み作用によって、金物の共回りによるボルト頭部の共回りが阻止されるようになされているとよい(第3発明)。この場合は、止付け部がプレート部へのベース部の止付け作用を行うと共に、金物の共回りによるボルトの共回り阻止作用をも行って、簡素な構造で、両方の作用を実現することができる。
また、第1,第2発明において、ベース部と止付け部との連接部がプレート部の縁部に当接することによって、金物の共回りによるボルト頭部の共回りが阻止されるようになされているのもよい(第4発明)。この場合も、止付け部の形成のために、止付け部とベース部との間に介設される連接部を金物の共回りによるボルト頭部の共回り阻止に用いるものであることにより、簡素な構造で、プレート部への止付け作用とボルトの共回り阻止作用の両方を実現することができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、ボルトをプレート部のボルト通孔に無溶接で安定良くしっかりと挿入固定しておくことができ、しかも、ナット締付け時のボルトの共回りも確実に防ぐことができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
実施形態のボルト固定金物3は、図1〜図5に示すように、鋼製基礎1を採用する鉄骨造建物の建築を土間先打ち工法を採用して行う場合の鋼製基礎1への柱脚ボルト2の固定に用いるものである。
鋼製基礎1は、図2(イ)に示すように、上下のフランジ1a,1bとこれらフランジ1a,1bをつなぐウェブ1cとを備えた、例えば図示するようなH形鋼からなっていて、コンクリートの基盤4上に設置され、下フランジ1bがコンクリートの基盤4にアンカーボルト5で固定されている。
土間先打ち工法では、鋼製基礎1に柱建てをする前に、まず、図2(イ)に示すように、鋼製基礎1の上フランジ1aの、ウェブ1cを挟んで屋内側6のプレート部分に設けられたボルト通孔7に、柱脚ボルト2を、その頭部2aが上フランジ1aの下面側となるように貫通状態に挿入して固定しておく。この固定に用いるのが、実施形態のボルト固定金物3である。
次いで、図2(ロ)に示すように、鋼製基礎1の屋内側の側面部を絶縁材14で塞いだ状態にして屋内側の土間下砕石地業9を行うと共に、柱建てをする部分にコンクリート止めプレート10を設置し、該プレート10の上方を養生テープ16で塞ぎ、しかる後、図2(ハ)に示すように、土間コンクリート11を打設する。
そして、充分な養生を行った後、養生テープ16を外し、図3(ニ)に示すように、鋼製柱12の下端部に備えられているベースプレート13を、そのボルト通孔7に上記の柱脚ボルト2のボルト軸部2bを通すようにして、鋼製基礎1の上フランジ1aの上面部に設置し、図3(ホ)に示すように、柱脚ボルト2のボルト軸部2bにナット15を螺合して締め付ける。
そして、図3(ヘ)に示すように、鋼製基礎1の上フランジ1aの、ウェブ1cを挟んで屋外側の部分に設けられているボルト通孔8と、それに対応する鋼製柱12のベースプレート13のボルト通孔8とに屋外側からのアクセスで柱脚ボルト2を下から通し、ボルト2の頭部を手でおさえながら、上からナット15を螺合し締め付ける、というようにして柱建てが行われる。なお、柱12は、壁パネルに組み込まれたものであってもよい。
この土間先打ち工法において用いられるボルト固定金物3は、図1に示すように、金属板のプレス曲げによる一体成形品からなっており、長方形状をした板状のベース部31を備えている。
このベース部31は、第1プレート部を構成する鋼製基礎1の上フランジ1aの下面側に沿わされるもので、その長手方向の一方の側には、方形状の回転係合用切欠き部32が、長辺側に開口するようにして備えられていると共に、回転係合用切欠き部32の最奥の辺には、頂面当接部側連接部33がベース部31の面外方向に立ち上げられ、該連接部33の先端部に、ベース部31と平行な頂面当接部34が回転係合用切欠き部32側に張り出すように備えられている。
該回転係合用切欠き部32は、図5(イ)に示すように、内周部を構成する対向する側辺部32a,32a間の間隔寸法が、柱脚ボルト2の頭部2aを切欠き部32内に嵌合させることができ、かつ、その嵌合状態においてボルト頭部2aの外周部と回転方向において係合することができるような寸法に設定されている。
また、前記頂面当接部34は、回転係合用切欠き部32内のボルト頭部2aの頂面部を当接させることができると共に、その当接状態において、回転係合用切欠き部32の内周部とボルト頭部2aの外周部との回転方向における係合状態が維持されるように備えられている。
そして、ベース部31の長手方向のもう一方の側には、前記長辺側とは反対の側の長辺部において、止付け部側連接部35が、前記頂面当接部側連接部33の立ち上がり方向とは反対の方向に立ち上げられ、該連接部35の先端部に、止付け部36がベース部31の面内方向、具体的にはベース部31の前記一方の長辺側へと張り出すように備えられている。
該止付け部36は、ベース部31から、止付け部側連接部35を介して鋼製基礎1の上フランジ1aの縁部を回り込み、上フランジ1aの上面側に張り出し、ベース部31との協働により鋼製基礎1の上フランジ1aを弾力的に挟み込んでベース部31を上フランジ1aの下面側に沿わせた状態に保持するもので、弾力的な挟み込みが行われるよう、先端側に向けてベース部31の側に接近していくように傾斜して備えられていると共に、先端部36aは、ベース部31の側から離間していくように傾斜し、鋼製基礎1の上フランジ1aの縁部をベース部31と止付け部36との間にスムーズに誘導していくことができるようになされている。
また、ベース部31と止付け部36とを連接している止付け部側連接部35は、その幅寸法が、止付け部36の側からベース部31の側に向けて漸次大きくなっていくように形成され、止付け部側連接部35とベース部31との連接部の長さ寸法が、止付け部側連接部と止付け部36との連接部の長さ寸法よりも大きく設定されて、止付け部側連接部35とベース部31との連接部が、ベース部31の長手方向における回転係合用切欠き部32のある側へと張り出しており、それにより、ベース部31において回転係合用切欠き部32の側に下向きの力が作用しても、ベース部31の撓みが小さく抑えられるようになされている。
鋼製基礎1の上フランジ1aへの柱脚ボルト2の固定は、上記のボルト固定金物3を用い、図1(イ)(ロ)に示すように、
・ 柱脚ボルト2を、その頭部2aが鋼製基礎1の上フランジ1aの下面側となるようにして上フランジ1aのボルト通孔7に貫通状態に挿入すること、
・ ボルト頭部2aをボルト固定金物3の回転係合用切欠き部32内に嵌合すると共に頂面当接部34にボルト頭部2aの頂面部を支承させた状態にすること、及び、
・ 上フランジ1aをボルト固定金物3のベース部31と止付け部36とで弾力的に挟み込んだ状態にすること
を相前後して行うことにより達せられる。
こうしてボルト固定金物3によって鋼製基礎1の上フランジ1aに固定された柱脚ボルト2は、図4(イ)及び図3(ニ)に示すように、鋼製柱12の下端部に備えられている、第2プレート部としてのベースプレート13のボルト通孔7に柱脚ボルト2のボルト軸部2bを通していく過程においてベースプレート13がボルト軸部2bの先端部に当たっても、あるいは、柱脚ボルト2の軸部2bの先端部が何らかの理由により下方に押されることがあっても、ボルト固定金物3によって鋼製基礎1の上フランジ1aにしっかりと保持されているので、上フランジ1aの下方に大きく沈み込んでしまうようなこともなく、しっかりとした固定状態を保持することができる。
特に、ボルト固定金物3は、鋼製柱12のベースプレート13が鋼製基礎1の上フランジ1a上に設置された状態で、止付け部36が、ベースプレート13と上フランジ1aとの間に挟み込まれないように回転係合用切欠き部32から側方に距離をおいて備えられているが、止付け部側連接部35による補強作用で柱脚ボルト2の沈込みをしっかりと抑えることができる。
また、図4(ロ)(ハ)に示すように、鋼製柱12のベースプレート13を鋼製基礎1の上フランジ1a上に設置した後、柱脚ボルト2にナット15を螺合し、締め付けていく過程においても、回転係合用切欠き部32内のボルト頭部2aの頂面部が頂面当接部34に支承当接している状態で回転係合用切欠き部32の内周部とボルト頭部2aの外周部とが回転方向における係合している状態となっているので、図5に示すように、ナット15を回しても、ボルト固定金物3が柱脚ボルト2の共回りを阻止して、しっかりとしたボルト締結状態を形成することができる。
その場合に、ボルト固定金物3の共回りによるボルト頭部の共回りは、鋼製基礎1の上フランジ1aに対するベース部31と止付け部36とによる弾力的な挟み込み作用によって阻止されるようになされていてもよいし、ベース部31と止付け部36とを連接している止付け部側連接部35が上フランジ1aの縁部に当接することによって阻止されるようになされていてもよいし、本実施形態の場合には、土間先打ち工法において設置された絶縁材14など、周辺部材ないしは周辺部にボルト固定金物3が当接することによって阻止されるようになされていてもよいし、それらのいずれか2つ以上が併用されて阻止されるようになされていてもよい。いずれの場合も、金物3の共回りによるボルト2の共回りを簡素な構造で有効的に阻止することができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、ベース部31に回転係合用切欠き部32が備えられている場合を示したが、切欠き部に代えて、回転係合用孔部が備えられていてもよい。
また、上記の実施形態では、ボルト固定金物を、土間先打ち工法において鋼製基礎1の上フランジに柱脚ボルトを固定するのに用いた場合を示したが、本発明のボルト固定金物は、それに限らず、ボルト頭部を手でおさえながらナットの螺合締付けを行うことができない場合などにおけるボルトの先付け固定に広く用いることができるものであり、また、プレート部のボルト通孔に通されたボルトの向きは、ボルト頭部を下、ボルト軸部を上とする上下方向に限らず、ボルト頭部を上、ボルト軸部を下とする上下方向であってもよいし、あるいは、水平方向や斜め方向などであってもよい。
実施形態のボルト固定金物を示すもので、図(イ)は鋼製基礎と柱脚ボルトとボルト固定金物とを分離状態で示す一部断面斜視図、図(ロ)は固定金物による柱脚ボルトの固定状態を示す一部断面斜視図、図(ハ)及び図(ニ)はボルト固定金物の拡大斜視図である。 図(イ)〜図(ハ)は、図3(ニ)〜(ヘ)とともに、土間先打ち工法を順次に示す断面正面図である。 図(ニ)〜図(ヘ)は、図2(イ)〜(ハ)とともに、土間先打ち工法を順次に示す断面正面図である。 図(イ)〜図(ハ)はボルト固定金物で柱脚ボルトを保持した鋼製基礎に対して鋼製柱のベースプレートを設置し、ボルト接合していく過程を順次に示す一部断面斜視図である。 図(イ)〜図(ハ)はそれぞれ、ボルト固定金物における回転係合用切欠き部とボルト頭部との寸法関係を示す平面図である。
符号の説明
1a…上フランジ(プレート部)
2…柱脚ボルト(ボルト)
2a…頭部
2b…軸部
3…ボルト固定金物
7…ボルト通孔
15…ナット
31…ベース部
32…回転係合用切欠き部
34…頂面当接部
36…止付け部

Claims (3)

  1. ボルトで互いに接合される第1プレート部と第2プレート部のうちの第1プレート部のボルト通孔に貫通状態に通されたボルトを、該通された状態を保持するよう、前記第1プレート部に固定するボルト固定金物であって、
    前記第1プレート部においてボルト頭部の位置する側の面部に沿わされる、長方形状をした板状のベース部と、
    該ベース部の長手方向の一方の側に設けられ、ボルト頭部を嵌合させ、内周部がボルト頭部外周部と回転方向において係合するように形成された回転係合用切欠き部又は回転係合用孔部と、
    前記ベース部に連接され、ボルト頭部が回転係合用切欠き部内又は回転係合用孔部内からプレート部とは反対の方向に抜け出てしまうのをボルト頭部の頂面部に当接して阻止する頂面当接部と、
    前記ベース部の長手方向のもう一方の側止付け部側連接部を介して連接され、第1プレート部の縁部を回り込んでボルト軸部の突出する側の面部に張り出し、ベース部との協働により第1プレート部を弾力的に挟み込んでベース部を第1プレート部に沿わせた状態に保持する止付け部と
    が備えられ、
    前記ベース部、回転係合用切欠き部又は回転係合用孔部、頂面当接部、及び、止付け部を含む、金属板のプレス曲げによる一体成形品からなっていて、
    該一体成形品を変形させなくても、ボルト頭部を回転係合用切欠き部内又は回転係合用孔部内に回転係合状態に嵌合することができると共に、ボルト頭部の頂面部を頂面当接部に支承させた状態にすることができるようになされており、
    前記止付け部は、ベース部の長手方向の前記もう一方の側に備えられることで、ベース部の長手方向の前記一方の側に備えられた回転係合用切欠き部又は回転係合用孔部から側方に距離をおいて、第1プレート部と第2プレート部との間に挟み込まれないようになされており、
    ベース部の補強のため、前記止付け部側連接部は、幅寸法が、止付け部の側からベース部の側に向けて漸次大きくなっていくように形成され、止付け部側連接部とベース部との連接部の長さ寸法が、止付け部側連接部と止付け部との連接部の長さ寸法よりも大きく設定されて、止付け部側連接部とベース部との連接部が、ベース部の長手方向における回転係合用切欠き部又は回転係合用孔部のある側へと張り出していることを特徴とするボルト固定金物。
  2. ベース部と止付け部とによる弾力的な挟み込み作用によって、金物の共回りによるボルト頭部の共回りが阻止されるようになされている請求項1に記載のボルト固定金物。
  3. ベース部と止付け部との連接部がプレート部の縁部に当接することによって、金物の共回りによるボルト頭部の共回りが阻止されるようになされている請求項1に記載のボルト固定金物。
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