JPH0836911A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH0836911A
JPH0836911A JP17390094A JP17390094A JPH0836911A JP H0836911 A JPH0836911 A JP H0836911A JP 17390094 A JP17390094 A JP 17390094A JP 17390094 A JP17390094 A JP 17390094A JP H0836911 A JPH0836911 A JP H0836911A
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JP
Japan
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socket
holder nut
shade
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end side
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Withdrawn
Application number
JP17390094A
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English (en)
Inventor
Hideji Kawachi
秀治 河地
Yosuke Masaki
陽介 正木
Hiroyuki Mikami
博幸 三上
Yoshie Sakuma
良江 佐久間
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホルダナットの締め過ぎによるセードの破損
の恐れをなくす。 【構成】 外周面に外ねじ部を備え、一端側が取付面に
取り付けられるソケットと、その外ねじ部に螺合する内
ねじ3aを備えたホルダナット3と、ソケットに装着さ
れたランプの周を略覆うと共に、ホルダナット3により
支持されるセードとを有してなる照明器具において、ホ
ルダナット3を、ソケットの外ねじ部に螺合する内ねじ
3aを有し一端側に鍔部3cを備えてなる略筒状の内本
体3dと、その内本体3dを略外装する略筒状の外本体
3eを備えて構成すると共に、内本体3dの鍔部3cの
他端側の面と外本体3eの接触面にそれぞれリブ3fを
設け、そのリブ3fによりホルダナット3のねじ緩め方
向には内本体3dと外本体3eが非回転に、ねじ締め方
向には所定の締め付けトルクで回転状態となるラチェッ
ト機構部3gを形成してセード押圧停止手段8とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明器具に関し、特に
天井等の取付面に簡易直付けされる照明器具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の照明器具(第1の従来
例)を示すものであり、この照明器具は、天井に簡易直
付けされるもので、ソケット取付部材1と、ソケット
2、ホルダナット3、セード4、及びフランジ5とを有
して構成されている。
【0003】ソケット取付部材であるソケット台1は、
板金の略中央部が略コ字状に折り曲げられて形成され、
そのコ字状に突出した側を下側として、天井等の取付面
6にねじ等により取り付けられている。また、ソケット
2は、略円筒状で、下端にランプ7の装着用開口を有
し、その外周面には外ねじ2aを備えて形成され、ソケ
ット台1のコ字状に突出した下端に取り付けられてい
る。
【0004】ホルダナット3は、ソケット2の外ねじ2
aに螺合する内ねじ3aを備え、その上端には、セード
4が載置されるセード支持部3bを有して構成されてい
る。また、セード4は、ソケット2に装着されたランプ
7の周を略覆う形状を有してなり、その上面側には、ソ
ケット2が挿通すると共に、セード支持部3bの径より
も小径の開口4aを備えている。フランジ5は、その中
央部にソケット台1が挿通する孔5aを有し、取付面で
ある天井6とセード4の間に配設され、その下端がセー
ド4に当接してセード4の上側に露出したソケット台1
を覆うように構成されている。
【0005】このように構成された照明器具は、取付面
である天井6に取り付けられたソケット台1に、ソケッ
ト2を取り付け、フランジ5を挿通させて天井6に当接
させ、セード4の開口4aにソケット2を挿通させて、
セード4の上端近傍をフランジ5の下端に当接させた
後、その状態を保ちながら、下方からソケット2の外ね
じ2aにホルダナット3の内ねじ3aを螺合させて、そ
のセード支持部3bにセード4の開口4a周縁部近傍を
載置させるようにホルダナット3を締め付けて、セード
4の開口4a周縁部近傍をホルダナット3とフランジ5
で挟み込むようにして取り付けられていた。
【0006】図11は、従来の別の照明器具(第2の従
来例)を示すもので、前記第1の従来例と異なる点は、
ソケット取付部材1とソケット2であり、他は前記第1
の従来例と同様に構成されている。
【0007】取付面である天井6には、ソケット取付部
材1としての引掛けシーリング本体やシーリングローゼ
ット等の配線器具が取り付けられており、外ねじ2aが
設けられたソケット2の上端は、その径が下端側よりも
大きく形成されて外ねじ2aが設けられた部分より側面
側に突出する突出部2bとされ、その上面には、その配
線器具に電気的、機械的に接続されるための係止爪2c
が設けられている。また、ホルダナット3は、略円筒状
であってその内面にソケット2の外ねじ部2aに螺合す
る内ねじ3aが設けられてなり、その上端がセード4の
開口4a周縁部が載置されるセード支持部3bとされて
いる。
【0008】このように構成された照明器具は、取付面
である天井6に取り付けられた配線器具に、係止爪2c
を挿入・回転させて係止することによりソケット2を取
り付け、フランジ5を挿通させて天井6に当接させた
後、セード4の開口4aにソケット2を挿通させて、セ
ード4の上端近傍をフランジ5の下端に当接させ、その
状態を保持しながら、下方からソケット2の外ねじ2a
にホルダナット3の内ねじ3aを螺合させて、そのセー
ド支持部3bにセード4の開口4a周縁部近傍を載置さ
せるようにホルダナット3を締め付けて、セード4の開
口4a周縁部近傍をホルダナット3とフランジ5で挟み
込むようにして取り付けられていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された第1及び第2の従来例に示す照明器具
においては、セード4は、ホルダナット3とフランジ5
により挟まれる構成であり、また、ホルダナット3に力
を加えれば、ホルダナット3をいくらでも締め付けるこ
とができるために、ホルダナット3の締め過ぎにより、
ホルダナット3とフランジ5に挟まれたセード4が破損
してしまう恐れがあるという問題点があった。
【0010】本発明は、上記問題点を改善するためにな
されたもので、その目的とするところは、ホルダナット
の締め過ぎによるセードの破損の恐れのない提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、外周面
に外ねじ部2aが設けられると共に、一端側がソケット
取付部材1を介して取付面6に取り付けられるソケット
2と、前記外ねじ部2aに螺合する内ねじ3aを備えた
ホルダナット3と、一面側に前記ソケット2が挿通する
開口4aを備え、前記ソケット2に装着されたランプ7
の周を略覆うと共に、前記開口4a周縁部が前記ホルダ
ナット3の一端に当接して支持されるセード4とを有し
てなる照明器具において、前記ホルダナット3が所定の
締め付け状態となると、その状態以上、前記セード4を
前記取付面6側に押し付けないセード押圧停止手段8を
設けたことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の照明器具において、前記ホルダナット3
を、前記ソケット2の外ねじ部2aに螺合する内ねじ3
aを有し、一端側に鍔部3cを備えてなる略筒状の内本
体3dと、該内本体3dを略外装する略筒状の外本体3
eを備えて構成すると共に、前記内本体3dの鍔部3c
の他端側の面と前記外本体3eの接触面にそれぞれリブ
3fを設け、該リブ3fにより前記ホルダナット3のね
じ緩め方向には前記内本体3dと外本体3eが非回転
に、ねじ締め方向には所定の締め付けトルクで回転状態
となるラチェット機構部3gを形成して、前記セード押
圧停止手段8を構成したことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1記載の照明器具において、前記ソケット2の一端
側に、該ソケット2の外ねじ部2aよりも側面方向に突
出する突出部2bを設け、前記ホルダナット3に、該ホ
ルダナット3の一端より所定長離して前記セード4の開
口4a周縁部が当接するセード支持部3bを形成すると
共に、前記ホルダナット3の一端を前記突出部2bに当
接させて前記セード押圧停止手段8を構成したことを特
徴とするものである。
【0014】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、請求項1記載の照明器具において、前記ソケット2
の一端側に、該ソケット2の外ねじ部2aよりも側面方
向に突出する突出部2bを設け、該ソケット2の突出部
2bと、該突出部2bに対向する前記ホルダナット3の
一端側の面に、それぞれ突起2h、3hを設けて前記セ
ード押圧停止手段8を構成したことを特徴とするもので
ある。
【0015】
【作用】以上のように本発明は、請求項1記載の発明に
あっては、外周面に外ねじ部2aが設けられると共に、
一端側がソケット取付部材1を介して取付面6に取り付
けられるソケット2と、前記外ねじ部2aに螺合する内
ねじ3aを備えたホルダナット3と、一面側に前記ソケ
ット2が挿通する開口4aを備え、前記ソケット2に装
着されたランプ7の周を略覆うと共に、前記開口4a周
縁部が前記ホルダナット3の一端に当接して支持される
セード4とを有してなる照明器具において、前記ホルダ
ナット3が所定の締め付け状態となると、その状態以
上、前記セード4を前記取付面6側に押し付けないセー
ド押圧停止手段8を設けたため、セード押圧停止手段8
によりホルダナット3が所定の締め付け状態以上に締め
付けられることがなくなって、ホルダナット3の締め過
ぎによるセード4の破損の恐れがなくなる。
【0016】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の照明器具において、前記ホルダナット3
を、前記ソケット2の外ねじ部2aに螺合する内ねじ3
aを有し、一端側に鍔部3cを備えてなる略筒状の内本
体3dと、該内本体3dを略外装する略筒状の外本体3
eを備えて構成すると共に、前記内本体3dの鍔部3c
の他端側の面と前記外本体3eの接触面にそれぞれリブ
3fを設け、該リブ3fにより前記ホルダナット3のね
じ緩め方向には前記内本体3dと外本体3eが非回転
に、ねじ締め方向には所定の締め付けトルクで回転状態
となるラチェット機構部3gを形成して、前記セード押
圧停止手段8を構成したため、ホルダナット3の締め付
け時には、その締め付けが所定のトルクに達すると、セ
ード押圧停止手段8であるラチェット機構部3gの外本
体3dのリブ3fが内本体3eのリブ3fを乗り越え
て、外本体3dが空回りすることとなり、ホルダナット
3が所定の締め付け状態以上に締め付けられることがな
くなって、ホルダナット3の締め過ぎによるセード4の
破損の恐れがなくなる。
【0017】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1記載の照明器具において、前記ソケット2の一端
側に、該ソケット2の外ねじ部2aよりも側面方向に突
出する突出部2bを設け、前記ホルダナット3に、該ホ
ルダナット3の一端より所定長離して前記セード4の開
口4a周縁部が当接するセード支持部3bを形成すると
共に、前記ホルダナット3の一端を前記突出部2bに当
接させて前記セード押圧停止手段8を構成したため、ホ
ルダナット3の一端がソケット2の突出部2bに当接す
れば、ホルダナット3はそれ以上締め付けできず、した
がって、ホルダナット3の一端側とセード4が当接する
セード支持部3b間に所定の寸法を確保し、ホルダナッ
ト3が所定の締め付け状態以上に締め付けられることが
なくなって、ホルダナット3の締め過ぎによるセード4
の破損の恐れがなくなる。
【0018】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、請求項1記載の照明器具において、前記ソケット2
の一端側に、該ソケット2の外ねじ部2aよりも側面方
向に突出する突出部2bを設け、該ソケット2の突出部
2bと、該突出部2bに対向する前記ホルダナット3の
一端側の面に、それぞれ突起2h、3hを設けて前記セ
ード押圧停止手段8を構成したため、ホルダナット3の
締め付け完了直前には、ソケット2の突出部2bとホル
ダナット3に設けた突起2h、3hが当接して、互いに
乗り越える際の音等によりその状態を知らせ、さらに締
め付けると徐々に、互いの突起2h、3hが乗り越えで
きない状態となって、それ以上締め付けができなくな
り、したがって、ホルダナット3が所定の締め付け状態
以上に締め付けられることがなくなって、ホルダナット
3の締め過ぎによるセード4の破損の恐れがなくなる。
【0019】
【実施例】図1乃至図5は、本発明の照明器具の第1の
実施例を示すものであり、この照明器具は、取付面であ
る天井6に簡易直付けされるもので、ソケット取付部材
1と、ソケット2、ホルダナット3、セード4、フラン
ジ5、及びセード押圧停止手段8とを有して構成されて
いる。
【0020】ソケット取付部材であるソケット台1は、
取付面である天井6に取付られてなる引掛けシーリング
本体1で、その下面側には、照明器具を電気的、機械的
に接続するための係止穴(図示せず)が設けられてい
る。また、ソケット2は、略円筒状の外周面に外ねじ2
aが設けられて形成され、その一端側である上端の径が
外ねじ2aが設けられた他端側よりも大きく形成されて
側面側に突出する突出部2bとされ、その上面には、引
掛けシーリング本体1に電気的、機械的に接続されるた
めの略L字状をなす2つの係止爪2cが設けられてい
る。また、他端側である下端には、ランプ7の装着用開
口を有している。
【0021】ホルダナット3は、略円筒状であって内面
にソケット2の外ねじ部2aに螺合する内ねじ3aを有
し、一端側である上面側に鍔部3cを備えてなる略筒状
の内本体3dと、その内本体3dを鍔部3cを除いて他
端側である下面側から外装する略筒状の外本体3eを備
えて構成されており、その外本体3eに力を加えて回転
させることによりソケット2への着脱が行われる。ま
た、その内本体3dの鍔部3cの上面側がセード4を支
持するセード支持部3bとされ、その鍔部3cの下面側
と外本体3eの上面側の接触面にはセード押圧停止手段
8が設けられている。
【0022】このセード押圧停止手段8は、ホルダナッ
ト3の所定トルク以上の締め付けを阻止するために設け
られたもので、内本体3dの鍔部3cの他端側である下
面側の面と前記外本体3eの上面側の面の略水平をなし
て略当接する面に、それぞれ断面が略直角三角形状のリ
ブ3fを互いにその斜辺を対向させるように形成され、
そのリブ3fが図3に示すように、内本体3dのリブ3
fは、ホルダナット3の締め付け時に、その略直角をな
す角部が締め付け回転方向の前方側に位置し、外本体3
eのリブ3fは、ホルダナット3の締め付け時に、その
略直角をなす角部が締め付け回転方向の後方側に位置す
るように構成されている。したがって、ホルダナット3
のねじ緩め方向には、それぞれのリブ3fの略直角を形
成する一辺が当接して内本体3dと外本体3eが非回転
に、ねじ締め方向には所定の締め付けトルク以下では、
互いのリブ3fの斜辺が当接して非回転に、そして、所
定の締め付けトルクとなると、互いに対向するリブ3f
の斜辺を乗り越えて回転状態となるラチェット機構部3
gを形成している。
【0023】セード4は、ランプ7の周を略覆う形状を
有してなり、その上面側には、ソケット2が挿通し、セ
ード支持部3bである鍔部3cの径よりも小径の開口4
aを備えている。フランジ5は、その中央部にソケット
2が挿通する孔5aを有し、取付面である天井6とセー
ド4の間に配設されると共に、その下端がセード4に当
接してセード4の上側に露出したソケット台である引掛
けシーリング1やソケット2の周を覆うように構成され
ている。
【0024】このように構成されているため、本実施例
における照明器具においては、ホルダナット3の締め付
け時には、外側に位置する外本体3eに回転させる力が
加えられて、それが内ねじを有する内本体3dを回転さ
せて締め付けがなされ、その締め付けが所定のトルクに
達すると、セード押圧停止手段8であるラチェット機構
部3gを構成するリブ3fが、互いに斜辺を乗り越えて
内本体3dと外本体3eとが回転状態となり、それらが
空回りして外本体3eの回転が内本体3dに伝えられ
ず、ホルダナット3が所定の締め付け状態以上に締め付
けられることがなくなって、ホルダナット3の締め過ぎ
によるセード4の破損の恐れがなくなる。また、ホルダ
ナット3のねじ緩め方向には、それぞれのリブ3fの略
直角部が当接して互いにリブ3fを乗り越えず、内本体
3dと外本体3eが非回転となって、外本体3eの回転
が内本体3dに伝えられてホルダナット3を緩めること
ができる。
【0025】図6は、本発明の照明器具の第2の実施例
を示すものであり、前記第1の実施例と異なる点は、外
本体3eの径が大きく、それが鍔部3cをも含めて内本
体を内装した点であり、他は前記第1の実施例と同様に
構成されている。このように構成しても前記第1の実施
例と同様の効果を奏する。
【0026】図7及び図8は、本発明の照明器具の第3
の実施例を示すものであり、前記第1の実施例と異なる
点は、ホルダナット3に設けたセード押圧停止手段8で
あり、他は前記第1の実施例と同様に構成されている。
【0027】セード押圧停止手段8は、ホルダナット3
の一端である上端より所定長離した位置に、セード4の
開口4a周縁部が載置されるセード支持部3bを側面方
向に突出させて形成して、セード支持部3bとホルダナ
ット3の一端の間を、所定の寸法として構成したもので
ある。
【0028】このように構成されているため、本実施例
における照明器具においては、ホルダナット3を締め付
ける際に、ホルダナット3を所定量だけ締め付けるとホ
ルダナット3の一端がソケット2の突出部2bに当接
し、ホルダナット3はそれ以上締め付けできず、したが
って、ホルダナット3の一端側とセード4が載置された
セード支持部3b間には所定の寸法が確保される。この
ため、ホルダナット3が所定の締め付け状態以上に締め
付けられることがなくなって、ホルダナット3の締め過
ぎによるセード4の破損の恐れがなくなる。また、ホル
ダナット3を上下を反対に装着すれば、取付面6からの
高さの異なるソケット台1にも対応ができる。
【0029】図9は、本発明の照明器具の第4の実施例
を示すものであり、前記第3の実施例と異なる点は、ソ
ケット2とホルダナット3に設けられたセード押圧停止
手段7であり、他は前記第3の実施例と同様に構成され
ている。
【0030】セード押圧停止手段8は、前記第3の実施
例に示すソケット2の突出部2bの下端側に形成された
突起2hと、一端側である上端側が大径で、他端側であ
る下側が小径の段付き筒状のホルダナット3の一端側で
ある上面に、回転によりソケット2の突起2hと当接す
る位置に設けられた突起3hにより形成されたものであ
る。
【0031】このように構成されているため、本実施例
における照明器具においては、ホルダナット3の締め付
け完了直前には、突出部2bとホルダナット3に設けた
突起2h、3hが当接して、それらが互いに乗り越える
際の音や感触等によりその状態を知らせ、さらに回転を
させると互いの突起2h、3hが乗り越えできない状態
となってそれ以上締め付けができなくなろ。したがっ
て、ホルダナット3が所定の締め付け状態以上に締め付
けられることがなくなって、ホルダナット3の締め過ぎ
によるセード4の破損の恐れがなくなる。
【0032】なお、前記各実施例においては、取付面6
として天井を例示して説明を行ってきたが、本発明はこ
れに限らず、壁面等に取り付けられたようなものであっ
ても良い。
【0033】
【発明の効果】このように本発明は、請求項1記載の発
明にあっては、外周面に外ねじ部が設けられると共に、
一端側がソケット取付部材を介して取付面に取り付けら
れるソケットと、前記外ねじ部に螺合する内ねじを備え
たホルダナットと、一面側に前記ソケットが挿通する開
口を備え、その開口周縁部が前記ホルダナットの一端に
当接して支持されるセードとを有してなる照明器具にお
いて、前記ホルダナットが所定の締め付け状態となる
と、その状態以上、前記セードを前記取付面側に押し付
けないセード押圧停止手段を設けたため、セード押圧停
止手段によりホルダナットが所定の締め付け状態以上に
締め付けられることがなくなって、ホルダナットの締め
過ぎによるセードの破損の恐れがなくなる。
【0034】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記ホルダナットを、前記ソケットの外ねじ部に螺合する
内ねじを有し、一端側に鍔部を備えてなる略筒状の内本
体と、該内本体を略外装する略筒状の外本体を備えて構
成すると共に、前記内本体の鍔部の他端側の面と前記外
本体の接触面に、それぞれリブを設け、該リブにより前
記ホルダナットのねじ緩め方向には前記内本体と外本体
が非回転に、ねじ締め方向には所定の締め付けトルクで
回転状態となるラチェット機構部を形成して、前記セー
ド押圧停止手段を構成したため、ホルダナットの締め付
け時には、その締め付けが所定のトルクに達すると、セ
ード押圧停止手段であるラチェット機構部により外本体
のリブが内本体のリブを乗り越えて、外本体が空回りす
ることとなり、ホルダナットが所定の締め付け状態以上
に締め付けられることがなくなって、ホルダナットの締
め過ぎによるセードの破損の恐れがなくなる。
【0035】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記ソケットの一端側に、該ソケットの外ねじ部よりも側
面方向に突出する突出部を設け、前記ホルダナットに、
該ホルダナットの一端より所定長離して前記セードの開
口周縁部が当接するセード支持部を形成すると共に、前
記ホルダナットの一端を前記突出部に当接させて前記セ
ード押圧停止手段を構成したため、ホルダナットの一端
がソケットの突出部に当接すれば、ホルダナットはそれ
以上締め付けできず、したがって、ホルダナットの一端
側とセードが当接するセード支持部間に所定の寸法を確
保し、ホルダナットが所定の締め付け状態以上に締め付
けられることがなくなって、ホルダナットの締め過ぎに
よるセードの破損の恐れがなくなる。
【0036】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、前記ソケットの一端側に、該ソケットの外ねじ部よ
りも側面方向に突出する突出部を設け、該ソケットの突
出部と、該突出部に対向する前記ホルダナットの一端側
の面に、それぞれ突起を設けて前記セード押圧停止手段
を構成したため、ホルダナットの締め付け完了直前に
は、ソケットの突出部とホルダナットに設けた突起が当
接して、互いに乗り越える際の音等によりその状態を知
らせ、さらに締め付けると徐々に、互いの突起が乗り越
えできない状態となって、それ以上締め付けができなく
なり、したがって、ホルダナットが所定の締め付け状態
以上に締め付けられることがなくなって、ホルダナット
の締め過ぎによるセードの破損の恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の第1の実施例に係るセード
押圧停止手段であるホルダナットの分解斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の内本体と外本体の回転動作を説明するも
ので、(a) はホルダナットの締め付け時の要部断面正面
図、(b) はホルダナットを緩める際の要部断面正面図あ
る。
【図4】同上の照明器具のホルダナットの締め付け前の
状態を示す一部断面正面図である。
【図5】同上の照明器具のホルダナットの締め付け後の
状態を示す一部断面正面図である。
【図6】本発明の照明器具の第2の実施例に係るセード
押圧停止手段であるホルダナットの断面図である。
【図7】本発明の照明器具の第3の実施例に係る要部の
一部断面正面図である。
【図8】同上の異なる状態の要部の一部断面正面図であ
る。
【図9】本発明の照明器具の第4の実施例に係る要部の
分解斜視図である。
【図10】従来の照明器具(第1の従来例)を示す一部
断面正面図である。
【図11】従来の別の照明器具(第2の従来例)を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ソケット取付部材 2 ソケット 2a 外ねじ部 2h 突起 3 ホルダナット 3a 内ねじ 3b セード支持部 3c 鍔部 3d 内本体 3e 外本体 3f リブ 3g ラチェット機構部 3h 突起 4 セード 4a 開口 6 取付面 8 セード押圧停止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 良江 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に外ねじ部が設けられると共に、
    一端側がソケット取付部材を介して取付面に取り付けら
    れるソケットと、前記外ねじ部に螺合する内ねじを備え
    たホルダナットと、一面側に前記ソケットが挿通する開
    口を備え、前記ソケットに装着されたランプの周を略覆
    うと共に、前記開口周縁部が前記ホルダナットの一端に
    当接して支持されるセードとを有してなる照明器具にお
    いて、前記ホルダナットが所定の締め付け状態となる
    と、その状態以上、前記セードを前記取付面側に押し付
    けないセード押圧停止手段を設けたことを特徴とする照
    明器具。
  2. 【請求項2】 前記ホルダナットを、前記ソケットの外
    ねじ部に螺合する内ねじを有し、一端側に鍔部を備えて
    なる略筒状の内本体と、該内本体を略外装する略筒状の
    外本体を備えて構成すると共に、前記内本体の鍔部の他
    端側の面と前記外本体の接触面にそれぞれリブを設け、
    該リブにより前記ホルダナットのねじ緩め方向には前記
    内本体と外本体が非回転に、ねじ締め方向には所定の締
    め付けトルクで回転状態となるラチェット機構部を形成
    して、前記セード押圧停止手段を構成したことを特徴と
    する請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 前記ソケットの一端側に、該ソケットの
    外ねじ部よりも側面方向に突出する突出部を設け、前記
    ホルダナットに、該ホルダナットの一端より所定長離し
    て前記セードの開口周縁部が当接するセード支持部を形
    成すると共に、前記ホルダナットの一端を前記突出部に
    当接させて前記セード押圧停止手段を構成したことを特
    徴とする請求項1記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 前記ソケットの一端側に、該ソケットの
    外ねじ部よりも側面方向に突出する突出部を設け、該ソ
    ケットの突出部と、該突出部に対向する前記ホルダナッ
    トの一端側の面に、それぞれ突起を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の照明器具。
JP17390094A 1994-07-26 1994-07-26 照明器具 Withdrawn JPH0836911A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014179262A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Citizen Holdings Co Ltd Ledランプ
CN109469855A (zh) * 2018-11-01 2019-03-15 安徽世林照明股份有限公司 一种新型感应式智能led吸顶灯
CN110319386A (zh) * 2019-07-15 2019-10-11 杭州量大互联科技有限公司 一种基于物联网的智能立体造型节日灯及使用方法

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