JP3721590B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来例を図5に示す。すなわち、この照明器具は、天井に取付けた引掛シーリングボディ70を木ねじ71で天井に取付け、栓刃72の付いたランプソケット73を引掛シーリングボディ70に引掛ている。74はランプソケット73に支持されたグローブ、75はランプソケット73に装着された白熱ランプである。
【0003】
第2の従来例を図6に示す。すなわち、この照明器具は、外表面にホルダ用雄ねじ部76を設けたランプソケット73を取付けたソケット台77を天井に取付け、ランプソケット73にフランジ78を通し、ホルダ用雄ねじ部76にホルダーナット79を螺合してフランジ78を天井に固定している。80は端子台である。
【0004】
第3の従来例を図7に示す。すなわち、この照明器具は、引掛シーリングボディ70の受刃に接続する栓刃がある引掛シーリングキャップ81を有するとともに、天井に取付けた引掛シーリングボディ70の取付金具82に器具本体83のフランジ84をローレットつまみ85により取付けている。86はアーム、87はコネクタ、88はスイッチつまみ、89は灯具本体、90はランプ支持ばね、91は豆球、92はグロースタータ、93はランプ、94はグローブ、95はランプソケットである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、第1の従来例は、引掛シーリングホディ70が露出しているため外観が良好でない欠点があった。
第2の従来例は、ソケット台77をフランジ78により被覆することができるが、ランプソケット73に栓刃がないため、既設の引掛シーリングボディ70に取付けることができず、別に天井取付け作業が必要であった。
【0006】
第3の従来例は、フランジ84が取付金具82に取付けられ、かつこの取付金具82を被覆するため、フランジ84が大きくなるという欠点があった。
したがって、この発明の目的は、ランプソケットの栓刃を引掛シーリングボディの受刃に接続するものにおいて、フランジを小型にできる照明器具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の照明器具は、天井に固定された引掛シーリングボディと、外面にホルダ用雄ねじ部を形成した略筒状のねじ込みソケット部を有しこのねじ込みソケット部の後端の両側に一対の突出部を有し前記引掛シーリングボディの一対の受刃に接続する一対の栓刃を前記一対の突出部に有するランプソケットと、前記突出部を有する前記ランプソケットに挿通する略鍵穴状の挿通孔を中心に有する略皿状であって上端の外周縁が前記天井に当接して前記引掛シーリングボディおよび前記ランプソケットを被覆するフランジと、前記ホルダ用雄ねじ部に螺合されて前記フランジを前記天井に押し付けるホルダーナットとを備えた照明器具において、前記引掛シーリングボディの取付金具を挿通可能な一対の切欠部を前記栓刃の対向方向と略直角な方向に対向するように前記フランジの前記外周縁に形成したことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2の照明器具は、請求項1において、前記切欠部をノックアウト板で被覆したものである。
【0009】
【作用】
請求項1の照明器具によれば、ランプソケットの栓刃を引掛シーリングボディの受刃に接続し、ランプソケットにフランジならびに必要な場合にはセード等を通し、ランプソケットのホルダ用雄ねじ部にホルダーナットを螺合してフランジを天井に押圧固定する。また埋込ローゼットなど天井に引掛シーリングボディの取付金具が付く場合、取付金具が切欠部を通ることができるため、フランジの外周縁の全周を天井に押付けることができるのでフランジを安定に固定できるとともに、フランジを小型化できる。さらに引掛シーリングボディの電源線が天井の下面に沿う外部配線である場合、外部配線をフランジの外周縁の切欠部に挿通できる。
【0010】
請求項2の照明器具によれば、請求項1において、前記切欠部をノックアウト板で被覆したため、請求項1の作用のほか、取付金具や外部配線がない場合でもノックアウト板を破らずに使用できるので、下から見ても見栄えがよい。
【0011】
【実施例】
この発明の一実施例を図1および図2により説明する。すなわち、この照明器具は、引掛シーリングボディ1と、ランプソケット2と、フランジ3と、ホルダーナット4とを有する。
引掛シーリングボディ1は天井7に取付けられる。実施例は取付金具5を取付けた埋込ローゼットを用い、木ねじ等の取付具により天井7に取付けている。
【0012】
ランプソケット2は、外面にホルダ用雄ねじ部6を形成した略筒状のねじ込みソケット部8を有し、ねじ込みソケット部8の後端に引掛シーリングボディ1の受刃に接続する栓刃9を有する。実施例のランプソケット2は、ねじ込みソケット部8の後端の両側部に後端面に連続する一対の突出部10を設け、突出部10およびねじ込みソケット部8の後端面に栓刃9をねじ11により取付けている。またねじ込みソケット部8は内面にランプ口金を螺合する雌ねじ部12を形成するとともに栓刃9に接続される接片13を設けている。ねじ込みソケット部8に白熱ランプ(図示せず)等の雄ねじを形成したランプ口金が装着される。
【0013】
フランジ3は、ランプソケット2に挿通する挿通孔14を中心に有する略皿状であって上端の外周縁が天井7に当接して引掛シーリングボディ1およびランプソケット2を被覆する。そして、切欠部15をフランジ3の外周縁に設けているが、実施例では切欠部15はノックアウト板16を一体形成して切欠部15を被覆しており、必要時にノックアウト板16を打ち破って切欠部15を形成することができるようにしている。また切欠部15はその対向方向が栓刃9の対向方向と略直角をなすように形成されている。また挿通孔14は図2に示すようにランプソケット2の突出部10およびねじ込みソケット部8に嵌合する略鍵穴状に形成している。このため、フランジ3をねじ込みソケット2に通すと挿通孔14が突出部10を挿通することにより、ランプソケット2に対してフランジ3の切欠部15が一定の方向を向くこととなる。
【0014】
ホルダーナット4は、ホルダ用雄ねじ部6に螺合されてフランジ3を天井7に押し付ける。実施例ではフランジ3の下端部に連なるような大きさの略皿形に形成し、ホルダ用雄ねじ部6に螺合する雌ねじ18を中央に形成し、上端の外周縁をフランジ3の下面に当接している。なお、セード等を付けるときはフランジ3とともにセード等を通してホルダーナット4により固定する。
【0015】
この照明器具は、ランプソケット2の栓刃9を引掛シーリングボディ1の受刃に接続し、ランプソケット2にフランジ3を通し、ランプソケット2のホルダ用雄ねじ部6にホルダーナット4を螺合してフランジ3を天井7に押圧する。またねじ込みソケット部8にランプを装着すると引掛シーリングボディ1、栓刃9および接片13を通してランプに給電され点灯する。
【0016】
また埋込ローゼットの取付金具5が付いている場合、取付金具5が切欠部15を通るため、フランジ3の外周縁の全周を天井7に押付けることができるのでフランジ3を安定に固定できるとともに、フランジ3を小型化できる。
さらに切欠部15の対向方向が栓刃9の対向方向と略直角をなすように形成しているため、ランプソケット2を引掛シーリングボディ1に接続し、フランジ3を嵌合すると、切欠部15が取付金具5の延び方向に位置するので取付けしやすく、また取付金具5が切欠部15に係合してフランジ3の回転を阻止するのでフランジ3が固定しやすい。
【0017】
図3は他の実施例を示し、フランジ3の切欠部15が開口されているとともに、引掛シーリングボディ1が角型引掛シーリングボディであり、その電源線19が図3に示すように、天井の下面に沿う外部配線19の場合である。その他は前記した実施例と同様である。この実施例の場合、外部配線19はフランジ3の切欠部15を通ることができる。したがってフランジ3が外部配線19の上に乗り上げることがなくフランジ3が安定して固定される。また外部配線19は引掛シーリングボディ1の長辺側面の切欠20から挿入されるので、切欠部15の対向方向が栓刃9の対向方向と略直角をなすように形成されていると、外部配線19のフランジ3内での引回し処理がやりやすい。
【0018】
図4はさらに他の実施例を示し、フランジ3の切欠部15がノックアウト板16で閉じられた状態であり、かつランプソケット2はねじ込みソケット部8の後端にねじ込みソケット部8の径よりも大きいつば部21に栓刃9を形成している。その他は前記した実施例と同様である。23は白熱ランプ、24はセードである。この実施例の場合、切欠部15をノックアウト板16で被覆したため、取付金具や外部配線がない場合でもノックアウト板16を破らずに使用できるので、下から見ても見栄えがよい。
【0019】
なお、切欠部15をノックアウト板16で一体に被覆する場合に限らず、別部品の蓋(図示せず)で切欠部15を被覆するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】
請求項1の照明器具によれば、ランプソケットの栓刃を引掛シーリングボディの受刃に接続し、ランプソケットにフランジならびに必要な場合にはセード等を通し、ランプソケットのホルダ用雄ねじ部にホルダーナットを螺合してフランジを天井に押圧固定する。また埋込ローゼットなど天井に引掛シーリングボディの取付金具が付く場合、取付金具が切欠部を通ることができるため、フランジの外周縁の全周を天井に押付けることができるのでフランジを安定に固定できるとともに、フランジを小型化できる。さらに引掛シーリングボディの電源線が天井の下面に沿う外部配線である場合、外部配線をフランジの外周縁の切欠部に挿通できるという効果がある。
【0021】
請求項2の照明器具によれば、請求項1において、前記切欠部をノックアウト板で被覆したため、請求項1の効果のほか、取付金具や外部配線がない場合でもノックアウト板を破らずに使用できるので、下から見ても見栄えがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の半断面図である。
【図2】その天井側からみた平面図である。
【図3】他の実施例の斜視図である。
【図4】さらに他の実施例の分解斜視図である。
【図5】第1の従来例の分解斜視図である。
【図6】第2の従来例の分解斜視図である。
【図7】第3の従来例の要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 引掛シーリングボディ
2 ランプソケット
3 フランジ
4 ホルダーナット
5 取付金具
6 ホルダ用雄ねじ部
7 天井
8 ねじ込みソケット部
9 栓刃
14 挿通孔
15 切欠部
16 ノックアウト板
Claims (2)
- 天井に固定された引掛シーリングボディと、外面にホルダ用雄ねじ部を形成した略筒状のねじ込みソケット部を有しこのねじ込みソケット部の後端の両側に一対の突出部を有し前記引掛シーリングボディの一対の受刃に接続する一対の栓刃を前記一対の突出部に有するランプソケットと、前記突出部を有する前記ランプソケットに挿通する略鍵穴状の挿通孔を中心に有する略皿状であって上端の外周縁が前記天井に当接して前記引掛シーリングボディおよび前記ランプソケットを被覆するフランジと、前記ホルダ用雄ねじ部に螺合されて前記フランジを前記天井に押し付けるホルダーナットとを備えた照明器具において、前記引掛シーリングボディの取付金具を挿通可能な一対の切欠部を前記栓刃の対向方向と略直角な方向に対向するように前記フランジの前記外周縁に形成したことを特徴とする照明器具。
- 前記切欠部はノックアウト板で被覆されている請求項1記載の照明器具。
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JP29434594A JP3721590B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 照明器具 |
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JP29434594A JP3721590B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 照明器具 |
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ID=17806511
Family Applications (1)
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1994
- 1994-11-29 JP JP29434594A patent/JP3721590B2/ja not_active Expired - Lifetime
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