JP3612758B2 - 照明器具 - Google Patents

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JP3612758B2
JP3612758B2 JP30623194A JP30623194A JP3612758B2 JP 3612758 B2 JP3612758 B2 JP 3612758B2 JP 30623194 A JP30623194 A JP 30623194A JP 30623194 A JP30623194 A JP 30623194A JP 3612758 B2 JP3612758 B2 JP 3612758B2
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恵子 津山
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図11に示す。すなわち、この照明器具は、外面に雄ねじ70を有して天井面に取付けられるランプソケット71と、このランプソケット71に挿通する挿通孔72を有して天井面に押付けられるフランジ73と、雄ねじ70に螺合される雌ねじ75を有してフランジ73を天井面に押し付けるホルダーナット74とを備えている。76はグローブ、77はランプ、78は端子台、79はソケット台である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この照明器具は、ホルダーナット74を締付け過ぎると、フランジ73が天井面に押付けられ、その反発力としてランプソケット71を天井面から引き下げる力が働き、ランプソケット71に器具重量以上の異常な力が下方に加わることとなり、そのためランプソケット71の天井面への取付けが緩んだり外れたりする危険性があった。
【0004】
また引掛シーリングボディの受け刃に接続する栓刃をランプソケットの後端部に有するランプソケットでは、ホルダーナットを締付けたときに栓刃および受け刃が変形し、引掛シーリングボディの破壊やランプソケットの落下につながる危険性があった。
したがって、この発明の目的は、ランプソケットに異常な力が下方に加わるのを防止することができる照明器具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の照明器具は、外面に雄ねじを有して天井面に取付けられるランプソケットと、このランプソケットに挿通する挿通孔を有するフランジと、前記雄ねじに螺合される雌ねじを有して前記フランジを支持するホルダーナットと、前記ホルダーナットにより前記フランジが前記天井面を押圧するのを阻止する規制手段とを備え、
前記規制手段は、前記ランプソケットに設けられたフランジ当接部と、前記フランジに設けられて前記ホルダーナットの締付けにより前記フランジ当接部に係止するソケット当接部とを有し、
前記ランプソケットは、引掛シーリングボディの受け刃に接続される栓刃を有するとともにロック解除釦を側面に有しかつ前記フランジの回転を規制する回転規制部を有し、前記フランジは前記回転規制部に係止する係止部を有するものである。
【0006】
請求項2の照明器具は、外面に雄ねじを有して天井面に取付けられるランプソケットと、このランプソケットに挿通する挿通孔を有するフランジと、前記雄ねじに螺合される雌ねじを有して前記フランジを支持するホルダーナットと、前記ホルダーナットにより前記フランジが前記天井面を押圧するのを阻止する規制手段とを備え、
前記規制手段は前記ランプソケットに設けた上フランジ係載部およびその下側の下フランジ係止部を有し、前記フランジは前記上フランジ係載部に係載される上フランジと、前記ホルダーナットに支持されて前記ホルダーナットの締付けにより前記下フランジ係止部に係止する下フランジを有するものである。
【0007】
請求項の照明器具は、外面に雄ねじを有して天井面に取付けられるランプソケットと、このランプソケットに挿通する挿通孔を有するフランジと、前記雄ねじに螺合される雌ねじを有して前記フランジを支持するホルダーナットと、前記ホルダーナットにより前記フランジが前記天井面を押圧するのを阻止する規制手段とを備え、
前記規制手段は前記ランプソケットに設けた上フランジ係載部およびその下側の下フランジ係止部を有し、前記フランジは前記上フランジ係載部に係載される上フランジと、前記ホルダーナットに支持されて前記ホルダーナットの締付けにより前記下フランジ係止部に係止する下フランジを有し、
前記ランプソケットは引掛シーリングボディの受け刃に接続される栓刃を有するとともにロック解除釦を側面に有しかつ前記フランジの回転を規制する回転規制部を有し、前記フランジは前記回転規制部に係止する係止部を有するものである。
【0008】
【作用】
請求項1の照明器具によれば、天井面に取付けられたランプソケットにフランジの挿通孔を通し、必要に応じてランプソケットにセード等の配光制御部材を通し、さらにランプソケットに雄ねじにホルダーナットの雌ねじを螺合する。この場合、ホルダーナットの雌ねじを雄ねじに螺合することにより、フランジが天井面を押圧するのを阻止する規制手段を有するため、従来のようにホルダーナットの締付けの反発力がランプソケットに加わらないので、ランプソケットに異常な力が下方に加わるのを防止することができる。したがって、ランプソケットの取付けの緩みや落下を防止することができ安全性を確保できる。また引掛シーリングボディにランプソケットを接続するものでは引掛シーリングボディの破損を防止できるとともに、フランジが天井面に押付けられないので、天井面にフランジの跡形が生じることもない。
規制手段が、前記ランプソケットに設けられたフランジ当接部と、前記フランジに設けられて前記ホルダーナットの締付けにより前記フランジ当接部に係止するソケット当接部とを有するため、従来例のようにフランジを天井面に当てた場合に、フランジのたわみ等で締付け力が吸収され締付け力が徐々に強くなるので、ホルダーナットの締付け完了の状態が分かりにくいのに対して、ホルダーナットを締付けたとき、ホルダーナットのソケット当接部がフランジ当接面に当たると急にホルダーナットの締付けが堅くなるので、締付け完了の状態がわかりやすい。
前記ランプソケットは引掛シーリングボディの受け刃に接続される栓刃を有するとともにロック解除釦を側面に有しかつ前記フランジの回転を規制する回転規制部を有し、前記フランジは前記回転規制部に係止する係止部を有するため、ホルダーナットの回動に伴って回転規制部が係止部に係止することによりランプソケットに対してフランジが共回りしないので、フランジの回動によってフランジの一部でロック解除釦を押すおそれがなく、したがってランプソケットが外れて落下する等の危険性を防止することができる。また引掛シーリングボディに取付ける際にフランジを位置決めし易くなる。
【0009】
請求項2の照明器具によれば、ホルダーナットの雌ねじを雄ねじに螺合することにより、フランジが天井面を押圧するのを阻止する規制手段を有するため、従来のようにホルダーナットの締付けの反発力がランプソケットに加わらないので、ランプソケットに異常な力が下方に加わるのを防止することができる。したがって、ランプソケットの取付けの緩みや落下を防止することができ安全性を確保できる。また引掛シーリングボディにランプソケットを接続するものでは引掛シーリングボディの破損を防止できるとともに、フランジが天井面に押付けられないので、天井面にフランジの跡形が生じることもない。
前記規制手段が前記ランプソケットに設けた上フランジ係載部およびその下側の下フランジ係止部を有し、前記フランジは前記上フランジ係載部に係載される上フランジと、前記ホルダーナットに支持されて前記ホルダーナットの締付けにより前記下フランジ係止部に係止する下フランジを有するため、たとえセード等の配光制御部材を取付けた場合でも下フランジをランプソケットの突出部で押さえ付けるため、配光制御部材が確実に固定される。
【0010】
請求項3の照明器具によれば、ホルダーナットの雌ねじを雄ねじに螺合することにより、フランジが天井面を押圧するのを阻止する規制手段を有するため、従来のようにホルダーナットの締付けの反発力がランプソケットに加わらないので、ランプソケットに異常な力が下方に加わるのを防止することができる。したがって、ランプソケットの取付けの緩みや落下を防止することができ安全性を確保できる。また引掛シーリングボディにランプソケットを接続するものでは引掛シーリングボディの破損を防止できるとともに、フランジが天井面に押付けられないので、天井面にフランジの跡形が生じることもない。
前記規制手段が前記ランプソケットに設けた上フランジ係載部およびその下側の下フランジ係止部を有し、前記フランジは前記上フランジ係載部に係載される上フランジと、前記ホルダーナットに支持されて前記ホルダーナットの締付けにより前記下フランジ係止部に係止する下フランジを有するため、たとえセード等の配光制御部材を取付けた場合でも下フランジをランプソケットの突出部で押さえ付けるため、配光制御部材が確実に固定される。
前記ランプソケットは引掛シーリングボディの受け刃に接続される栓刃を有するとともにロック解除釦を側面に有しかつ前記フランジの回転を規制する回転規制部を有し、前記フランジは前記回転規制部に係止する係止部を有するため、ホルダーナットの回動に伴って回転規制部が係止部に係止することによりランプソケットに対してフランジが共回りしないので、フランジの回動によってフランジの一部でロック解除釦を押すおそれがなく、したがってランプソケットが外れて落下する等の危険性を防止することができる。また引掛シーリングボディに取付ける際にフランジを位置決めし易くなる。
【0012】
【実施例】
この発明の第1の実施例を図1ないし図5により説明する。すなわち、この照明器具は、ランプソケット1と、フランジ2と、ホルダーナット3とを有する。ランプソケット1は、外面に雄ねじ4を有して天井面5に取付けられる。実施例のランプソケット1は略円柱形であり後端部に栓刃6を有し、天井面5に取付けられた引掛シーリングのうちの埋込ローゼット8の受け刃(図示せず)に接続されている。この埋込ローゼット8は引掛片7を有する。またランプソケット1の後端部の一直径方向に一対の突出部9を突設し、突出部9の後端面に栓刃10を突設するとともに突出部9の一方にロック突起(図示せず)を設け、突出部9の一側部にロック突起を後退操作するロック解除釦11を設けている。したがって、ロック解除釦11を押した状態で栓刃6を栓刃挿入口に挿入し、ランプソケット1を回動してロック解除釦11を離すとロック突起が栓刃挿入口に嵌合し、栓刃10が栓刃挿入口の方向に回転するのが規制され、ランプソケット1が不用意に外れるのを防止する。また突出部9の下部を規制手段20のフランジ当接部19としている。またランプソケット1は白熱電球等の雄ねじのある口金をねじ込ませるねじ込みソケットを実施例としている。25は口金をねじ込ませる雌ねじ部、26は口金に接触する接片、27は栓刃取付ねじである。
【0013】
フランジ2は、ランプソケット1に挿通する挿通孔12を有する。実施例のフランジ2は埋込ローゼット8を遊嵌可能な大きさの大径部13とランプソケット1を挿通可能な小径部14を同軸方向に連続した筒状体であり、大径部13の縁部には一対向方向に引掛爪7を挿通する切欠部15を有し、小径部14は内筒部16を端部で一体に連結している。またホルダーナット3の締付けによりフランジ当接部19に係止するソケット当接部17,18を内筒部16に形成している。ソケット当接部17,18は互いに高さの異なる埋込ローゼット8と図5に示す角型の引掛シーリングボディ8′とに適用できるようにするため、互いにランプソケット1の軸方向に高さを所定寸法異ならせている。すなわち、ランプソケット1にこのフランジ2を挿通した場合、この実施例は埋込ローゼット8であり引掛シーリングボディ8′よりも高さが低いので、図2の一点鎖線のようにソケット当接部17をフランジ当接部19に当接するようにフランジ2の向きを決める。この場合のソケット当接部17の高さは、ソケット当接部17がフランジ当接部19に当接した状態で大径部13の端部が天井面5に当接しない寸法に設定されている。同様に、ソケット当接部18の高さは、図5に示すように引掛シーリング8′にランプソケット1を接続した場合に、フランジ2をランプソケット1の突出部9が2点鎖線のように位置するように向きを決定し、フランジ2のソケット当接部18がフランジ当接部19に当接した状態で大径部13の端部が天井面5に当接しない寸法に設定されている。
【0014】
フランジ2がランプソケット1に挿通された後、配光制御部材であるセード21がランプソケット1に挿通される。
ホルダーナット3は、雄ねじ4に螺合される雌ねじ29を有してフランジ2を支持する。実施例ではセード21を介してフランジ2を支持しており、上端部に切欠30を形成してセード21との摩擦力を弱めてセード21の共回りを少なくしている。
【0015】
31は白熱ランプである。
規制手段20は、フランジ2が天井面5を押圧するのを阻止するものであり、前記したようにランプソケット1に設けられたフランジ当接部19と、フランジ2に設けられてホルダーナット3の締付けによりフランジ当接部19に係止するソケット当接部17,18とを有する。
【0016】
第1の実施例によれば、天井面5に取付けられたランプソケット1にフランジ2の挿通孔12を通し、必要に応じてランプソケット1にセード21等の配光制御部材を通し、さらにランプソケット1の雄ねじ4にホルダーナット3の雌ねじ29を螺合する。これにより、フランジ2により埋込ローゼット8を被覆するとともに、セード21が固定される。
【0017】
この場合、ホルダーナット3の雌ねじ29を雄ねじ4に螺合することにより、フランジ2が天井面5を押圧するのを阻止する規制手段20を有するため、従来のようにホルダーナット3の締付けの反発力がランプソケット1に加わらないので、ランプソケット1に異常な力が下方に加わるのを防止することができる。したがって、ランプソケット1の取付けの緩みや落下を防止することができ安全性を確保できる。また埋込ローゼット8や引掛シーリングボディ8′にランプソケット1を接続するものでは引掛シーリングボディ8′等の破損を防止できるとともに、フランジ2が天井面5に押付けられないので、天井面5にフランジの跡形が生じることもない。
【0018】
また規制手段20が、ランプソケット1に設けられたフランジ当接部19と、フランジ2に設けられてホルダーナット3の締付けによりフランジ当接部19に係止するソケット当接部17,18とを有するため、従来例のようにフランジを天井面に当てた場合に、フランジのたわみ等で締付け力が吸収され締付け力が徐々に強くなるので、ホルダーナットの締付け完了の状態が分かりにくいのに対して、ホルダーナット3を締付けたとき、ホルダーナット3のソケット当接部17,18がフランジ当接面19に当たると急にホルダーナット3の締付けが堅くなるので、締付け完了の状態がわかりやすい。
【0019】
この発明の第2の実施例を図6および図7により説明する。すなわち、この照明器具は、第1の実施例において、角型の引掛シーリングボディ8′に適用したものであり、ランプソケット1は引掛シーリングボディ8′の受け刃に接続される栓刃10を有するとともに、ロック解除釦11を側面に有し、かつフランジ2の回転を規制する回転規制部9′を有する。実施例の回転規制部9′はランプソケット1の突出部9で兼用している。フランジ2はロック解除釦11に対向する対向部を有するとともに回転規制部9′に係止する係止部32を有する。実施例の対向部はソケット当接部17であり、また係止部32はソケット当接部18に当接するフランジ当接部19の両側を挟持するようにソケット当接部17,18の傾斜連設部33のソケット当接部18側端部に形成している。35はフランジ2の切欠15のノックアウト板である。その他の構成は、第1の実施例と同様である。
【0020】
この第2の実施例によれば、ホルダーナット3の回動に伴って回転規制部9が係止部32に係止することによりランプソケット1に対してフランジ2が共回りしないので、ロック解除釦11に対向する対向部であるソケット当接部17がロック解除釦11を押すことがなく、したがってロック解除釦11が押されないのでランプソケット1が外れて落下する等の危険性を防止することができる。
【0021】
すなわち、第1の実施例では、フランジ2が天井面5に当接しないため、ホルダーナット3を回動するのに伴ってフランジ2が回動し、ロック解除釦11の対向部となるソケット当接部17がロック解除釦11を押した状態でフランジ2のソケット当接部18がランプソケット1のフランジ当接部19に押圧固定されることがある。その結果、ランプソケット1の無理外しが可能となり、ランプソケット1や引掛シーリングボディ8′の破損のおそれが生じた。
【0022】
またこの実施例は、引掛シーリングボディ8′に取付ける際にフランジ2を位置決めし易くなる。その他は、第1の実施例と同様の作用効果がある。
この発明の第3の実施例を図8ないし図10により説明する。すなわち、この照明器具は、規制手段20がランプソケット1に設けた上フランジ係載部36およびその下側の下フランジ係止部37を有し、フランジ2は上フランジ係載部36に係載される上フランジ38と、ホルダーナット3に支持されてホルダーナット3の締付けにより下フランジ係止部37に係止する下フランジ39を有する。実施例の上フランジ係載部36はランプソケット1の突出部9の端部に設けた突起であり、下フランジ係止部37は突出部9の下面で兼用されている。また上フランジ38は、中央のソケット挿入孔38aの内周面より一直径方向に相対向するように突出して上フランジ係載部36に係載する舌片状の一対の係合部40を有するとともに、係合部40と直角な方向に相対向する一対の係合部40′を有する。係合部40は上フランジ38を係載してランプソケット1を角型の引掛シーリングボディ8′に接続したとき、上フランジ38の上端部が天井面5に当接するかこれに接近するように寸法が設定されている。同様に係合部40′は埋込ローゼット8にランプソケット1を接続したときに上フランジ38の上端部が天井面5に当接するかこれに接近する寸法に設定されている。41は配光制御部材であるグローブであり、挿通孔41′が下フランジ39の下側でランプソケット1に通され、ホルダーナット3により締付けられ、これにより下フランジ39を下フランジ係載部37に押圧している。42は栓刃挿入口、43は栓刃挿入溝である。その他は、第1の実施例と共通するので第1の実施例と同一箇所に同一符号を付している。
【0023】
この実施例によれば、グローブ41等の配光制御部材を取付けた場合でも下フランジ39をランプソケット1の突出部9の下面である下フランジ係止部37により押さえ付けているため、配光制御部材が確実に固定される。その他、第1の実施例と同様な作用効果がある。
なお、第2の実施例の回転規制部9′に係止する係止部32を第3の実施例の上フランジ38に設けて上フランジ38の回転を規制しロック解除釦(図示せず)の不用意な解除動作を防止するようにしてもよい。
【0024】
また前記各実施例はランプソケット1が埋込ローゼットを含む引掛シーリングボディに接続されたが、ソケット台等により直接天井面に取付けられたものでもよい。
【0025】
【発明の効果】
請求項1の照明器具によれば、天井面に取付けられたランプソケットにフランジの挿通孔を通し、必要に応じてランプソケットにセード等の配光制御部材を通し、さらにランプソケットに雄ねじにホルダーナットの雌ねじを螺合する。この場合、ホルダーナットの雌ねじを雄ねじに螺合することにより、フランジが天井面を押圧するのを阻止する規制手段を有するため、従来のようにホルダーナットの締付けの反発力がランプソケットに加わらないので、ランプソケットに異常な力が下方に加わるのを防止することができる。したがって、ランプソケットの取付けの緩みや落下を防止することができ安全性を確保できる。また引掛シーリングボディにランプソケットを接続するものでは引掛シーリングボディの破損を防止できるとともに、フランジが天井面に押付けられないので、天井面にフランジの跡形が生じることもない。
規制手段が、前記ランプソケットに設けられたフランジ当接部と、前記フランジに設けられて前記ホルダーナットの締付けにより前記フランジ当接部に係止するソケット当接部とを有するため、従来例のようにフランジを天井面に当てた場合に、フランジのたわみ等で締付け力が吸収され締付け力が徐々に強くなるので、ホルダーナットの締付け完了の状態が分かりにくいのに対して、ホルダーナットを締付けたとき、ホルダーナットのソケット当接部がフランジ当接面に当たると急にホルダーナットの締付けが堅くなるので、締付け完了の状態がわかりやすい。
前記ランプソケットは引掛シーリングボディの受け刃に接続される栓刃を有するとともにロック解除釦を側面に有しかつ前記フランジの回転を規制する回転規制部を有し、前記フランジは前記回転規制部に係止する係止部を有するため、ホルダーナットの回動に伴って回転規制部が係止部に係止することによりランプソケットに対してフランジが共回りしないので、フランジの回動によってフランジの一部でロック解除釦を押すおそれがなく、したがってランプソケットが外れて落下する等の危険性を防止することができる。また引掛シーリングボディに取付ける際にフランジを位置決めし易くなる。
【0026】
請求項2の照明器具によれば、ホルダーナットの雌ねじを雄ねじに螺合することにより、フランジが天井面を押圧するのを阻止する規制手段を有するため、従来のようにホルダーナットの締付けの反発力がランプソケットに加わらないので、ランプソケットに異常な力が下方に加わるのを防止することができる。したがって、ランプソケットの取付けの緩みや落下を防止することができ安全性を確保できる。また引掛シーリングボディにランプソケットを接続するものでは引掛シーリングボディの破損を防止できるとともに、フランジが天井面に押付けられないので、天井面にフランジの跡形が生じることもない。
前記規制手段が前記ランプソケットに設けた上フランジ係載部およびその下側の下フランジ係止部を有し、前記フランジは前記上フランジ係載部に係載される上フランジと、前記ホルダーナットに支持されて前記ホルダーナットの締付けにより前記下フランジ係止部に係止する下フランジを有するため、たとえセード等の配光制御部材を取付けた場合でも下フランジをランプソケットの突出部で押さえ付けるため、配光制御部材が確実に固定される。
【0027】
請求項3の照明器具によれば、ホルダーナットの雌ねじを雄ねじに螺合することにより、フランジが天井面を押圧するのを阻止する規制手段を有するため、従来のようにホルダーナットの締付けの反発力がランプソケットに加わらないので、ランプソケットに異常な力が下方に加わるのを防止することができる。したがって、ランプソケットの取付けの緩みや落下を防止することができ安全性を確保できる。また引掛シーリングボディにランプソケットを接続するものでは引掛シーリングボディの破損を防止できるとともに、フランジが天井面に押付けられないので、天井面にフランジの跡形が生じることもない。
前記規制手段が前記ランプソケットに設けた上フランジ係載部およびその下側の下フランジ係止部を有し、前記フランジは前記上フランジ係載部に係載される上フランジと、前記ホルダーナットに支持されて前記ホルダーナットの締付けにより前記下フランジ係止部に係止する下フランジを有するため、たとえセード等の配光制御部材を取付けた場合でも下フランジをランプソケットの突出部で押さえ付けるため、配光制御部材が確実に固定される。
前記ランプソケットは引掛シーリングボディの受け刃に接続される栓刃を有するとともにロック解除釦を側面に有しかつ前記フランジの回転を規制する回転規制部を有し、前記フランジは前記回転規制部に係止する係止部を有するため、ホルダーナットの回動に伴って回転規制部が係止部に係止することによりランプソケットに対してフランジが共回りしないので、フランジの回動によってフランジの一部でロック解除釦を押すおそれがなく、したがってランプソケットが外れて落下する等の危険性を防止することができる。また引掛シーリングボディに取付ける際にフランジを位置決めし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の要部断面図である。
【図2】フランジの底面図である。
【図3】ランプソケットを示すもので、(a)は半断面正面図、(b)はその半断面側面図、(c)は底面図である。
【図4】全体の分解斜視図である。
【図5】角型の引掛シーリングボディに接続した状態の要部断面図である。
【図6】第2の実施例の要部断面図である。
【図7】フランジを示すもので、(a)は底面図、(b)はそのA−A線断面図、(c)は図(a)のB−B線断面図である。
【図8】第3の実施例の分解斜視図である。
【図9】上フランジを取付けた状態の部分断面図である。
【図10】上フランジの底面図である。
【図11】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ランプソケット
2 フランジ
3 ホルダーナット
4 雄ねじ
5 天井面
8′ 引掛シーリングボディ
9′ 回転規制部
10 栓刃
11 ロック解除釦
12 挿通孔
17,18 ソケット当接部
19 フランジ当接部
20 規制手段
29 雌ねじ
32 係止部
36 上フランジ係載部
37 下フランジ係止部
38 上フランジ
39 下フランジ

Claims (3)

  1. 外面に雄ねじを有して天井面に取付けられるランプソケットと、このランプソケットに挿通する挿通孔を有するフランジと、前記雄ねじに螺合される雌ねじを有して前記フランジを支持するホルダーナットと、前記ホルダーナットにより前記フランジが前記天井面を押圧するのを阻止する規制手段とを備え、
    前記規制手段は、前記ランプソケットに設けられたフランジ当接部と、前記フランジに設けられて前記ホルダーナットの締付けにより前記フランジ当接部に係止するソケット当接部とを有し、
    前記ランプソケットは、引掛シーリングボディの受け刃に接続される栓刃を有するとともにロック解除釦を側面に有しかつ前記フランジの回転を規制する回転規制部を有し、前記フランジは前記回転規制部に係止する係止部を有する照明器具。
  2. 外面に雄ねじを有して天井面に取付けられるランプソケットと、このランプソケットに挿通する挿通孔を有するフランジと、前記雄ねじに螺合される雌ねじを有して前記フランジを支持するホルダーナットと、前記ホルダーナットにより前記フランジが前記天井面を押圧するのを阻止する規制手段とを備え、
    前記規制手段は前記ランプソケットに設けた上フランジ係載部およびその下側の下フランジ係止部を有し、前記フランジは前記上フランジ係載部に係載される上フランジと、前記ホルダーナットに支持されて前記ホルダーナットの締付けにより前記下フランジ係止部に係止する下フランジを有する照明器具。
  3. 外面に雄ねじを有して天井面に取付けられるランプソケットと、このランプソケットに挿通する挿通孔を有するフランジと、前記雄ねじに螺合される雌ねじを有して前記フランジを支持するホルダーナットと、前記ホルダーナットにより前記フランジが前記天井面を押圧するのを阻止する規制手段とを備え、
    前記規制手段は前記ランプソケットに設けた上フランジ係載部およびその下側の下フランジ係止部を有し、前記フランジは前記上フランジ係載部に係載される上フランジと、前記ホルダーナットに支持されて前記ホルダーナットの締付けにより前記下フランジ係止部に係止する下フランジを有し、
    前記ランプソケットは引掛シーリングボディの受け刃に接続される栓刃を有するとともにロック解除釦を側面に有しかつ前記フランジの回転を規制する回転規制部を有し、前記フランジは前記回転規制部に係止する係止部を有する照明器具。
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