JP3007103U - 共聴機器 - Google Patents
共聴機器Info
- Publication number
- JP3007103U JP3007103U JP1994008914U JP891494U JP3007103U JP 3007103 U JP3007103 U JP 3007103U JP 1994008914 U JP1994008914 U JP 1994008914U JP 891494 U JP891494 U JP 891494U JP 3007103 U JP3007103 U JP 3007103U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- listening device
- rotating member
- screw
- case
- listening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接続すべき他の機器の形状いかんに関わらず
接続作業時に共回りを起こさない共聴機器を提供するこ
と。 【構成】 共聴回路要素が組み込まれたケース(1)の
外壁に回転可能に支持され、内部にF型フィメールコネ
クタの外周ネジに螺合するネジが切られた回転部材
(3)と、前記ネジの中心位置に中心導体が設けられて
なるメールコネクタとをそなえた共聴機器において、前
記ケースにおける前記回転部材の取付面もしくはその隣
合う面に組み付けられるとともに、前記共聴機器が結合
される他の機器に固定される共回り防止部材(2)をそ
なえたことを特徴とする共聴機器。共回り防止部材は、
基端が前記ケースにおける前記回転部材の取付面もしく
はその隣合う面に固定され、先端が前記共聴機器が結合
される他の機器(101)に設けられた凹部(103)
に挿入し得るように形成されたもの(6)でもよい。
接続作業時に共回りを起こさない共聴機器を提供するこ
と。 【構成】 共聴回路要素が組み込まれたケース(1)の
外壁に回転可能に支持され、内部にF型フィメールコネ
クタの外周ネジに螺合するネジが切られた回転部材
(3)と、前記ネジの中心位置に中心導体が設けられて
なるメールコネクタとをそなえた共聴機器において、前
記ケースにおける前記回転部材の取付面もしくはその隣
合う面に組み付けられるとともに、前記共聴機器が結合
される他の機器に固定される共回り防止部材(2)をそ
なえたことを特徴とする共聴機器。共回り防止部材は、
基端が前記ケースにおける前記回転部材の取付面もしく
はその隣合う面に固定され、先端が前記共聴機器が結合
される他の機器(101)に設けられた凹部(103)
に挿入し得るように形成されたもの(6)でもよい。
Description
【0001】
本考案は、単一の入力を複数の受像機に分配して共同聴取するための共聴機器 に係り、とくにある機器を他の機器に接続するための操作を円滑に行うための機 器に関する。
【0002】
実公平4−53054公報には、他の機器に接続する操作が簡単に行える共聴 機器が示されている。この共聴機器は、F型オスコネクタのネジ部を操作により 回転し得るように構成して、メスコネクタを挿入した上でオスコネクタのネジ部 に設けられた回転部材を回転させることにより、接続作業を行うものである。
【0003】 この回転操作の際、共聴機器自体に回転作用が働いて共回りを起こす結果、ネ ジ部の締め込みが円滑にできなくなることを防止するために、共聴機器のケース 外壁には、接続対象である他の機器に係止するための突起が一体的に設けられて いる。これにより、この突起が係止するような形状を持った他の機器には、共回 りを起こすことなく共聴機器を接続することができる。
【0004】
これに対して突起が係止ない形状を持つ他の機器については、突起の形状、配 置などを変える必要があり、他の機器に合わせて幾つもの専用のケースを用意す る必要がある。
【0005】 本考案は上述の点を考慮してなされたもので、接続すべき他の機器の形状いか んに関わらず接続作業時に共回りを起こさない共聴機器を提供することを目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的達成のため、本考案では、 請求項1記載の、共聴回路要素が組み込まれたケースの外壁に回転可能に支持 され、内部にF型フィメールコネクタの外周ネジに螺合するネジが切られた回転 部材と、前記ネジの中心位置に中心導体が設けられてなるメールコネクタとをそ なえた共聴機器において、前記ケースにおける前記回転部材の取付面もしくはそ の隣合う面に組み付けられるとともに、前記共聴機器が結合される他の機器に固 定される共回り防止部材をそなえたことを特徴とする共聴機器、 請求項2記載の、請求項1記載の共聴機器における前記共回り防止部材は、一 端側が前記共聴機器にネジ止めされかつ前記回転部材を操作するための空間を形 成する切り込みが設けられ、他端側が前記他の機器に当接するように板状に構成 された共聴機器、および 共聴回路要素が組み込まれたケースの外壁に回転可能に支持され、内部にF型 フィメールコネクタの外周ネジに螺合するネジが切られた回転部材と、前記ネジ の中心位置に中心導体が設けられてなるメールコネクタとをそなえた共聴機器に おいて、基端が前記ケースにおける前記回転部材の取付面もしくはその隣合う面 に固定され、先端が前記共聴機器が結合される他の機器に設けられた凹部に挿入 し得るように形成された共回り防止部材をそなえたことを特徴とする共聴機器、 を提供するものである。
【0007】
請求項1記載の構成により、共聴機器を他の機器に接続する際に、回転操作に より共聴機器のF型メールコネクタにおける回転部材を回転させ、回転部材のネ ジを他の機器のフィメールコネクタに設けられた外周ネジに螺合させる。この際 、共回り防止部材が他の機器に係止しており、共聴機器が回転部材の回転操作に 伴って一緒に回ることはない。共聴機器を他の機器から取り外す場合も、同様に 共回り防止部材が他の機器に係止して共聴機器の共回りを防止する。
【0008】 請求項2記載の構成により、共回り防止部材の切り込みから回転部材を操作し てもよい。
【0009】 請求項3記載の構成により、共聴機器の外壁面に基端が固定された共回り部材 の先端が他の機器の凹部に挿入されて共聴機器と他の機器との相互固定がなされ 、回転部材を回転させても共聴機器が共回りを起こすことはない。
【0010】
請求項1記載の構成により、共回り防止部材が共聴機器を、その接続すべき他 の機器に係止させるから、F型メールコネクタの回転部材を回転させて回転部材 のネジを他の機器のフィメールコネクタに設けられた外周ネジに螺合させる際、 共聴機器が共回りすることなく静止状態を保ち、高い作業性が得られる。
【0011】 請求項2記載の構成により、回転部材を共回り部材の設けられている側からも 操作できるから、さらに作業性が良好になる。
【0012】 請求項3記載の構成により、共回り防止部材が共聴機器を、その接続すべき他 の機器と相互固定するから、F型メールコネクタの回転部材を回転させて回転部 材のネジを他の機器のフィメールコネクタの設けられた外周ネジに螺合させる際 、共聴機器が共回りすることなく静止状態を保ち、高い作業性が得られる。
【0013】
図1は、本考案の一実施例を示したものである。同図において、1は共聴機器 のケースであり、全体的にほぼ直方体状であり、その正面外壁に2つのF型フィ メールコネクタを有し、背面外壁に想像線で示した他の機器に接続するためのF 型メールコネクタを有する。そして、このF型メールコネクタは、回転部材3に に固定されている。回転部材は、フランジ状部分の外周に操作用の連続した凹凸 が形成されており、内周にはフィメールコネクタ(図示せず)の外周ネジと螺合 するネジが切られていて、回転部材3の回転操作に応じて回転されることにより 、F型コネクタ同士のネジの締め込みが行われる。
【0014】 また、ケース1の上面背後寄りには、共回り防止部材2がネジ止めされている 。この共回り防止部材2は、図示のように、段差部を持つように折り曲げられて おり、段差の一方側のネジ穴位置4、4’で共聴機器の上面にネジ止めされ、段 差の他方側の脚部5、5’で他の機器101の上面に当接する。そして、共回り 防止部材2のネジ穴位置近傍から段差部にかけての中央部に、回転部材3を操作 するための空間を形成するように切り込みが設けられている。これにより、回転 部材3は、共回り防止部材2の下方からは勿論、上方からも操作することができ る。
【0015】 図2は、図1の実施例における共聴機器のケース1と他の機器101との接続 状態を示したものである。ただし、上下関係は反転して示されている。この図2 に示すように、共聴機器のケース1に設けられたF型メールコネクタは、他の機 器101のフィメールコネクタ102に結合され、回転部材3の内周に切られた ネジが他の機器のフィメールコネクタ102の外周に設けられたネジに螺合する 。
【0016】 このネジの締め込みの際、一端が共聴機器のケース1に固定されるとともに他 端が他の機器101に当接した共回り防止部材2により、共聴機器のケース1と 他の機器101とが相互に固定されており、これによりネジの締め込みが円滑に 行われる。
【0017】 図3は、本考案の他の実施例を示したものである。この実施例では、共回り防 止部材が棒状部材6として構成されている。この棒状部材6は、基端がケース1 に固定されており、先端が他の機器の壁面に設けられた凹部103に挿入される ようになっている。したがって、ケース1の背面にあるメールコネクタを他の機 器のフィメールコネクタ102に接続する際に、棒状部材6を凹部103に挿入 しておき、次いで回転部材3を回転操作してネジの締め込みを行えば、共聴機器 のケース1が共回りを起こすことを防止できる。
【図1】本考案の一実施例の外観を示す斜視図。
【図2】図1の実施例における共聴機器と他の機器との
接続状態を示す断面図。
接続状態を示す断面図。
【図3】本考案の他の実施例の共聴機器と他の機器との
接続を行う直前の状態を示す斜視図。
接続を行う直前の状態を示す斜視図。
1 ケース 2 共回り防止部材 3 回転部材 4、4’ ネジ止め 5、5’ 脚部 6 棒状部材 101 他の機器 102 フィメールコネクタ 103 凹部
Claims (3)
- 【請求項1】共聴回路要素が組み込まれたケースの外壁
に回転可能に支持され、内部にF型フィメールコネクタ
の外周ネジに螺合するネジが切られた回転部材と、前記
ネジの中心位置に中心導体が設けられてなるメールコネ
クタとをそなえた共聴機器において、 前記ケースにおける前記回転部材の取付面もしくはその
隣合う面に組み付けられるとともに、前記共聴機器が結
合される他の機器に固定される共回り防止部材をそなえ
たことを特徴とする共聴機器。 - 【請求項2】請求項1記載の共聴機器において、 前記共回り防止部材は、一端側が前記共聴機器にネジ止
めされかつ前記回転部材を操作するための空間を形成す
る切り込みが設けられ、他端側が前記他の機器に当接す
るように板状に構成された共聴機器。 - 【請求項3】共聴回路要素が組み込まれたケースの外壁
に回転可能に支持され、内部にF型フィメールコネクタ
の外周ネジに螺合するネジが切られた回転部材と、前記
ネジの中心位置に中心導体が設けられてなるメールコネ
クタとをそなえた共聴機器において、 基端が前記ケースにおける前記回転部材の取付面もしく
はその隣合う面に固定され、先端が前記共聴機器が結合
される他の機器に設けられた凹部に挿入し得るように形
成された共回り防止部材をそなえたことを特徴とする共
聴機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994008914U JP3007103U (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 共聴機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994008914U JP3007103U (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 共聴機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3007103U true JP3007103U (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=43142955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994008914U Expired - Lifetime JP3007103U (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 共聴機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007103U (ja) |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP1994008914U patent/JP3007103U/ja not_active Expired - Lifetime
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