JPS5929124Y2 - ネジ止め装置 - Google Patents

ネジ止め装置

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Publication number
JPS5929124Y2
JPS5929124Y2 JP5167279U JP5167279U JPS5929124Y2 JP S5929124 Y2 JPS5929124 Y2 JP S5929124Y2 JP 5167279 U JP5167279 U JP 5167279U JP 5167279 U JP5167279 U JP 5167279U JP S5929124 Y2 JPS5929124 Y2 JP S5929124Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
hole
screwed
nut
circular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5167279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55151911U (ja
Inventor
源次郎 小川
秀寿 菊地
Original Assignee
ソニー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP5167279U priority Critical patent/JPS5929124Y2/ja
Publication of JPS55151911U publication Critical patent/JPS55151911U/ja
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Publication of JPS5929124Y2 publication Critical patent/JPS5929124Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂基体に穿設された貫通孔にセルフタッ
ピングネジを捩じ込むようにしたネジ止め装置に関する
ものである。
周知の如く、電子機器にはモールドシャーシ等の合成樹
脂基体が多用され、これには上述の如きネジ止め装置に
よってキャビネットやプリント基板等がネジ止めされて
いる。
しかしながら貫通孔の穿設位置には、貫通孔を長くする
ために単にボスが設けられているだけであるから、セル
フタッピングネジの締付け(ネジ止め)や緩めを繰り返
すと、貫通孔がいわゆるバカ穴になりネジ止めが不可能
になるといった欠陥がある。
この場合、径の太いセルフタッピングネジを使用するの
であるが、上述の如き欠陥の根本的な解決にはならない
しかもネジ止めるする部品がキャビネット等の大形部品
であったり、各種回路部品等が多数取付けられた組立て
部品(複合部品)であれば、単にネジ止めが不可能にな
ったという理由でこれらの部品を交換せねばならず、損
害が非常に大きかった。
本考案は上述の如き欠陥を是正すべく考案されたもので
あって、セルフタッピングネジを捩じ込む貫通孔がバカ
穴になった時に、ビス及びナツトを用いて極めて簡単に
締付けることが出来るネジ止め装置を提供するものであ
る。
次に本考案の一実施例を第1図〜第4図に付き説明する
本考案でいう合成樹脂基体の一例であるモールドシャー
シ1は、ハイインパクトスチロール等の合成樹脂によっ
て形成され、これにはセルフタッピング用の貫通孔2,
3等が一体成形されている。
一方、各貫通孔2,3の下側面、言い換えればセルフタ
ッピングネジ(以下において単にネジと記載する)4,
5を捩じ込む面とは反対面に、ボス6.7が形成されて
いる。
そして各ボス6.1には、各貫通孔2,3に連通して保
合四部8,9が形成されている。
なお各保合四部8,9の形状は、非円形ナツトの非円形
状外周面とはゾ等しい非円形状内周面を有し、非円形ナ
ツトを着脱自在に係合し得るようなもの、例えば第2図
に示す如き平面六角形であってもよい。
そして貫通孔2にはキャビネット10に形成された挿通
孔12を挿通してネジ4がセルフタッピングしながら捩
じ込まれ、また貫通孔3にはプリント基板11に形成さ
れた挿通孔13を挿通してネジ5がセルフタッピングし
ながら捩じ込まれ、モールドシャーシ1、キャビネット
10、プリント基板11が一体にネジ止めされる。
なおプリント基板11の他端は例えば弾性を有する係止
部14に係止され、プリント基板11ががたつかないよ
うになされている。
上述の如く構成されたネジ止め装置において、例えばア
フターサービスを行う為にプリント基板11を外したい
場合には、先ずキャビネツ)10とモールドシャーシ1
とを外し、次いでプリント基板11を外すようにする。
この為ネジ4,5を頻繁に外したり捩じ込んだりするの
で、貫通孔23がいわゆるバカ穴になり、ネジ4,5に
よるネジ止めが出来なくなる事がある。
このような場合、第3図及び第4図に示す如く各係合凹
部8,9にナツト20を係合させ、挿通孔12,13及
び貫通孔2,3にビス21を挿通させて、キャビヌット
10、モールドシャーシ1゜プリント基板11を一体に
ネジ止めすることが出来る。
上述のネジ止め作業を行う際、ナツト20は各係合凹部
8,9によって回転防止されるのでスパナ−やプライヤ
ーによってナツトを押える必要がなく、ネジ止め作業を
簡単に行うことが出来る。
なお上述した実施例において、各ボス6.7にそれぞれ
係合凹部8,9を形成したが、第5図に示す如き例えば
中継用金属端子15等の小形軽量の部品を固定する場合
には、ボスを形成しなくてもよい。
この場合でも、貫通孔16と係合凹部17とを形成する
ことにより、前記同様ビス21とナツト20とを用いて
モールドシャーシ1に中継用金属端子15を固定するこ
とが出来る。
更に上述した実施例において、各係合凹部8゜9を6角
形に形成したが、この形状については第6図に示す如き
平面4角形の係合凹部18であってよく、また第7図に
示す如く平面楕円形の係合凹部19であってもよく、更
に第8図に示す如き平面り形の係合凹部22であっても
よい。
何れにしても係合凹部の形状は、これに係合されるナツ
トの回転を防止できる非円形状のものでよい。
本考案は上述の如く、合成樹脂基体に穿設されたセルフ
タッピングネジの貫通孔に連通して、上記セルフタッピ
ングネジを挿入する面とは反対面に通常のビスに螺合す
る非円形ナツトの非円形状外周面とはゾ等しい非円形状
内周面を有する係合凹部を設けたものである。
このように構成されたネジ止め装置によれば、上記セル
フタッピングネジの繰返しの脱着によって、上記貫通孔
がバカ穴になった時には、上記貫通孔にビスを挿通し上
記係合凹部にナツトを係合させてこれらを締付けて、簡
単に補修することが出来る。
しかもこの際、非円形ナツトをその非円形状外周面とは
ゾ等しい非円形状内周面を有する係合凹部内に係合させ
る為、ビス止め作業の開始の時にナツトをわざわざ係合
凹部内に圧入する必要はなく、そのナツトが係合凹部内
から抜は落ちないように指等で軽く押えておくだけで良
いから、ビス止め作業が極めて容易になり、作業性が向
上する。
またビスの捩じ込みの際に、そのビスに螺合されるナツ
トが傾斜してこじれたりする心配が全くなく、ビスを確
実に締付けることが出来る。
さらに係合凹部自体がバカ穴になることがない為、係合
凹部によるナツトの回り止め効果をはゾ半永久的に保持
することが出来る。
従ってこのネジ止め装置を適用した電子機器等において
、特にサービス性が著しく向上するといった利点がある
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すものであって
、第1図はモールドシャーシにキャビネットやプリント
基板をネジ止めした状態を示す断面図、第2図は非円形
ナツトを係合するための係合凹部の底面図、第3図はビ
ス止め状態を示す要部の断面図、第4図は同上の底面図
、第5図はモールドシャーシに回路部品をネジ止めした
状態の要部の断面図、第6図〜第8図は係合凹部の変形
例を示す底面図である。 なお図面に用いられる符号において、1・・・・・・合
成樹脂基体、2,3・・・・−・貫通孔、4,5・・・
・・・セルフタッピングネジ、8,9・・・・・係合凹
部、17゜18.19・・・・・・係合凹部、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂基体に穿設された貫通孔にセルフタッピングネ
    ジを捩じ込むようにしたネジ止め装置において、上記合
    成樹脂基体の上記ネジを挿入する面とは反対面に上記貫
    通孔に連通して通常のビスに螺合する非円形ナツトの非
    円形状外周面とはゾ等しい非円形状内周面を有する係合
    凹部を設け、上記貫通孔がバカ穴になった時に上記非円
    形ナツトを上記係合凹部内に係合させると共に上記通常
    のビスを上記貫通孔に挿通して上記非円形ナツトに螺合
    させるように構成したことを特徴とするネジ止め装置。
JP5167279U 1979-04-18 1979-04-18 ネジ止め装置 Expired JPS5929124Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167279U JPS5929124Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 ネジ止め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167279U JPS5929124Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 ネジ止め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55151911U JPS55151911U (ja) 1980-11-01
JPS5929124Y2 true JPS5929124Y2 (ja) 1984-08-22

Family

ID=28941451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5167279U Expired JPS5929124Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 ネジ止め装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5929124Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0339166Y2 (ja) * 1986-01-14 1991-08-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55151911U (ja) 1980-11-01

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