JP2003157917A - 端子盤 - Google Patents

端子盤

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JP2003157917A
JP2003157917A JP2001356894A JP2001356894A JP2003157917A JP 2003157917 A JP2003157917 A JP 2003157917A JP 2001356894 A JP2001356894 A JP 2001356894A JP 2001356894 A JP2001356894 A JP 2001356894A JP 2003157917 A JP2003157917 A JP 2003157917A
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JP
Japan
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nut
terminal board
stud bolt
nuts
stud
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JP2001356894A
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Takashi Shimizu
敬 清水
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NIPPON FTB KK
Original Assignee
NIPPON FTB KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の寸法(特に、スタッドボルトの長さ寸
法)を変更することなく構成することができ、導通状態
の確認作業が容易で、更に、配線作業をも容易に行うこ
とができるという端子盤を提供する。 【解決手段】 スタッドボルト5に螺合させた複数のナ
ット6を締め付けることによってコード等を接続できる
ように構成した端子盤1において、スタッドボルト5の
頂部5dに、ネジ山5cが形成されない小径部が設けら
れるとともに、複数のナット6のうち、少なくとも一つ
が、緩み止め機能を有する特殊ナットであることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道用信号機等の
配電ボックス内に配設される端子盤に関し、特に、導通
状態の確認作業や、配線作業を容易に行うことができる
端子盤に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、鉄道用信号機等の配電ボック
スに配設される端子盤としては、図3に示すような形
状、構造のものが広く使用されている。この端子盤21
は、図示されているように、樹脂製の本体22、平板状
の端子導体24、スタッドボルト25、ナット26、ワ
ッシャー27、スプリングワッシャー28等によって構
成されている。 【0003】スタッドボルト25の長さ寸法は36mm
で、下方部25a(5.5mm)が本体22内に埋設さ
れ、上方部25b(30.5mm)が本体22上に突出
するようになっている。 【0004】スタッドボルト25の上方部25bの周面
にはネジ山25cが形成されており、平板状の端子導体
24、ワッシャー27を装着した後、前記ネジ山25c
に螺合する第1のナット26aを締め付けることによ
り、平板状の端子導体24が本体22上に固定されるよ
うになっている。 【0005】配線すべきコードをこの端子盤21に接続
する場合、それらのコードは、基本的には平板状の端子
導体24に取り付けられるが、先端に環状の接続導体3
0が取り付けられたコードは、図3に示されているよう
に、スタッドボルト25に取り付けられる。また、隣り
合う二つの平板状端子導体24,24間において電気的
な接続を得ることが必要な場合には、図3に示すような
ジョイント29がスタッドボルト25に取り付けられる
ことがある。 【0006】先端に環状の接続導体30が取り付けられ
たコードや、ジョイント29を取り付ける場合、まず、
平板状の端子導体24を締め付ける第1のナット26a
の上にワッシャー27を配置し、その上に環状接続導体
30或いはジョイント29を取り付け、その上に再びワ
ッシャー27を配置して、第2のナット26bを締め付
ける。この場合、第2のナット26bの緩みを防止する
ため、第2のナット26bの上にスプリングワッシャー
28を配置し、その上から第3のナット26cを強く締
め付けておく必要がある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところで、コードの配
線作業が行われたときには、通常、その導通状態を確認
する作業が行われる。図3に示したような端子盤21に
おける導通状態の確認作業は、電流・電圧計等の計測機
器に接続されたワニ口クリップを、スタッドボルト25
の頂部25dに取り付けることによって行われることが
多いが、一つのスタッドボルト25に環状接続導体30
やジョイント29が多数取り付けられている場合には、
図3に示されているように、スタッドボルト25の頂部
25dが第3のナット26c上において突出する量が、
ごくわずかとなってしまうことがある。 【0008】このような場合、ワニ口クリップを取り付
けることが困難であったり、また、取り付けることがで
きたとしても、容易に外れてしまうという問題がある。 【0009】この問題は、スタッドボルト25の長さ寸
法を単に大きくすることによって解決することもできる
が、配電ボックスの容積に余裕がないような場合には、
スタッドボルト25の寸法を大きくすると、他の端子盤
等との関係で配電ボックス内に収まらなくなってしまっ
たり、コードの接続作業等が著しく困難なものとなって
しまうことがある。 【0010】本発明は、従来の端子盤21における上記
のような問題を解決すべくなされたものであって、従来
の寸法(特に、スタッドボルトの長さ寸法)を変更する
ことなく構成することができ、導通状態の確認作業が容
易で、更に、配線作業をも容易に行うことができるとい
う端子盤を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、スタッドボル
トに螺合させた複数のナットを締め付けることによって
コード等を接続できるように構成した端子盤において、
前記スタッドボルトの頂部に、ネジ山が形成されない小
径部が設けられるとともに、前記複数のナットのうち、
少なくとも一つが、緩み止め機能を有する特殊ナットで
あることを特徴としている。 【0012】尚、前記小径部は、スタットボルトの上か
ら、ナット一つの厚み寸法に相当する範囲(5〜6m
m)に形成されることが好ましい。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好適な実施形態について説明する。図1は、本発明
に係る端子盤1の第1の実施形態を示す断面斜視図であ
る。この端子盤1は、図示されているように、樹脂製の
本体2、平板状の端子導体4、スタッドボルト5、ナッ
ト6、ワッシャー7等によって構成されている。 【0014】スタッドボルト5の長さ寸法は、従来の端
子盤21(図3参照)と同様に36mmで、下方部5a
(5.5mm)が本体2内に埋設され、上方部5b(3
0.5mm)が本体2上に突出するようになっている。 【0015】スタッドボルト5の上方部5bの周面には
ネジ山5cが形成されており、平板状の端子導体4、ワ
ッシャー7を装着した後、前記ネジ山5cに螺合する第
1のナット6aを締め付けることにより、平板状の端子
導体4が本体2上に固定されるようになっている。 【0016】環状の接続導体30が取り付けられたコー
ドや、ジョイント29をこの端子盤1に接続する場合に
は、図示されているように、平板状の端子導体4を締め
付ける第1のナット6aの上にワッシャー7を配置し、
その上に環状接続導体30或いはジョイント29を取り
付け、その上に再びワッシャー7を配置して、第2のナ
ット6bを締め付ける。 【0017】尚、本実施形態においては、第2のナット
6bとして、緩み止め機能を有する特殊なものが使用さ
れている。より詳細には、第2のナット6bは、図2に
示すように、ネジ孔31が真円ではなく、周囲三方向か
ら押圧されることによって歪められた形となっている。 【0018】従って、従来の端子盤21において使用さ
れていたような、緩み止めのための第3のナット26c
や、スプリングワッシャー28(図3参照)を、第2の
ナット6b上に被せる必要はない。このため、従来の端
子盤21と比べ、構成部品点数を少なくすることができ
るほか、一つのスタッドボルト5に環状接続導体30や
ジョイント29を多数取り付けた場合であっても、第2
のナット6b上におけるスタッドボルト5の頂部5dの
突出量を十分に確保することができ、その結果、導通状
態の確認作業において、ワニ口クリップをスタッドボル
ト5の頂部5dに簡単に取り付けることができる。 【0019】尚、本実施形態の端子盤1におけるスタッ
ドボルト5の頂部5dには、図示されているように、ネ
ジ山5cが形成されておらず、この部分は他の部分より
も径が小さくなるように寸法設定されているため(小径
部)、ワニ口クリップの取り付け作業を、より簡単に行
えるようになっている。 【0020】また、スタッドボルト5の頂部5dにネジ
山5cが形成されておらず、その部分の径が他の部分よ
りも小さくなっているため、配線作業時において、ナッ
ト6(6a,6b)の取り付けが容易であり、作業の効
率化を図ることができるという効果を期待することがで
きる。 【0021】従来の端子盤21(図3参照)のように、
スタッドボルト25の頂部25dにまでネジ山25cが
形成されている場合には、ナット26のネジ孔をスタッ
ドボルト25の頂部25dに合わせ、ナット26を回し
て螺合させない限り、スタッドボルト25上にナット2
6を保持させることができず、その状態となるまで、作
業者はナット26から手を離すことができないが、本実
施形態のように構成されている場合、ナット6のネジ孔
31に頂部5dを挿通させれば、螺合させなくても、と
りあえずスタッドボルト5上にナット6を保持させるこ
とができ、作業者は、ナット6から手を離すことができ
る。 【0022】従って、作業者はまず、必要な数のナット
6を手に持ち、すべてのスタッドボルト5にナット6を
一つずつ掛けていき、その後、レンチ等によって順番に
ナット6を締め付けていく、といった作業工程が可能と
なり、作業の効率化を図ることができる。 【0023】尚、本実施形態においては、前述したよう
に第2のナット6bとして、ネジ孔31が周囲三方向か
ら押圧されて歪められることによって緩み止め機能を発
揮する特殊ナットが使用されているが、必ずしもこの形
に限定されるものではなく、緩み止め機能を発揮できる
ものであれば、どのような形のものであっても、第2の
ナット6bとして好適に使用することができる。 【0024】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る端
子盤は、従来の端子盤において使用されていたような、
緩み止めのための第3のナットを、第2のナットの上に
被せる必要がなく、このため、従来の端子盤と比べ、構
成部品点数を少なくすることができる。 【0025】また、一つのスタッドボルトに環状接続導
体等を多数取り付けた場合であっても、第2のナット上
におけるスタッドボルト頂部の突出量を十分に確保する
ことができ、その結果、導通状態の確認作業において、
ワニ口クリップをスタッドボルトの頂部に簡単に取り付
けることができるほか、配線作業時におけるナットの取
り付けが容易であり、作業の効率化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の第1の実施形態に係る端子盤1の断
面斜視図。 【図2】 図1に示した端子盤1に用いられる第2のナ
ット6bの平面図。 【図3】 従来の端子盤21の断面斜視図。 【符号の説明】 1,21:端子盤、 2,22:本体、 4,24:平板状端子導体、 5,25:スタッドボルト、 5a,25a:下方部、 5b,25b:上方部、 5c,25c:ネジ山、 5d,25d:頂部、 6,26:ナット、 6a,26a:第1のナット、 6b,26b:第2のナット、 26c:第3のナット、 7,27:ワッシャー、 28:スプリングワッシャー、 29:ジョイント、 30:環状の接続導体、 31:ネジ孔、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】スタッドボルトに螺合させた複数のナット
    を締め付けることによってコード等を接続できるように
    構成した端子盤において、 前記スタッドボルトの頂部に、ネジ山が形成されない小
    径部が設けられ、 前記複数のナットのうち、少なくとも一つが、緩み止め
    機能を有する特殊ナットであることを特徴とする端子
    盤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538442A (ja) * 2005-02-23 2008-10-23 マークコート アーゲー 電気接続システムにおける接続システム
JP2010078076A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Daido Signal Co Ltd 誤操作防止機能付き接線機構
JP5093414B1 (ja) * 2012-04-19 2012-12-12 株式会社安川電機 端子接続金具、端子台および電気機器

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