JPH07245132A - リード端子の取付構造 - Google Patents

リード端子の取付構造

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JPH07245132A
JPH07245132A JP6055014A JP5501494A JPH07245132A JP H07245132 A JPH07245132 A JP H07245132A JP 6055014 A JP6055014 A JP 6055014A JP 5501494 A JP5501494 A JP 5501494A JP H07245132 A JPH07245132 A JP H07245132A
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利昭 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード端子取付けコストの低減を図ると共
に、端子台取付足の半田付け信頼性の低下を防止するこ
とにある。 【構成】 ボルト穴13が設けられた端子台1を、端子
台1に形成された取付足15をプリント基板2に半田付
けし、ボルト穴3を有するリード端子4を、両ボルト穴
3,13に貫通させたボルトにナットを締め付けて、端
子台1に取り付けるリード端子の取付構造において、ボ
ルトまたはナットの少なくとも一方を角型のものとし、
プリント基板2は、端子台1のボルト穴13が対向する
位置に、角型のものとしたボルト(角型ボルト)5また
はナット(角型ナット)7が嵌合し、かつ、嵌合した角
型ボルト5または角型ナット7の回動を阻止可能な嵌合
孔22を備え、ボルト締めの際に、端子台1の裏側部分
11により、嵌合孔22に嵌合した角型ボルト5または
角型ナット7の端子台方向への抜けが防止されるように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に固定し
た端子台に、ノイズフィルタの入出力端子などに接続さ
れたリード端子を、ボルトとナットを用いて取り付ける
リード端子の取付構造(以下、「取付構造」という)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電源装置のプリント基板上に搭
載されたノイズフィルタの入力端子を電源ラインに接続
する場合、ノイズフィルタの入力端子と、電源ラインに
接続したリード線とを、プリント基板の導体パターンに
それぞれ半田付けすることにより、導体パターンを介し
て両者を接続することも考えられる。ところが、電源装
置に40A位の大電流が流入するようなときには、導体
パターンが焼損することがあり、一般的には、ノイズフ
ィルタの入力端子に接続されたリード端子と、電源ライ
ンに接続されたリード端子とを、プリント基板に固定し
た端子台上で、ボルトとナットにより締め付けて互いに
接続するという取付構造を採っている。
【0003】この種の取付構造として、例えば、特開平
5−307981号公報に記載されたものがある。この
従来の取付構造は、ボルト穴が設けられた端子台を、そ
の端子台に形成された取付足を半田付けすることにより
プリント基板に固定し、ボルト穴を有するリード端子
を、プリント基板側から両ボルト穴を貫通したボルトに
ナットを締め付けることにより、端子台に取付けするよ
うになっている。この場合、端子台のボルト穴に対向す
るプリント基板上に、ボルトの頭部よりも大径の孔が設
けられており、ボルトを両ボルト穴に貫通させるときに
は、ボルトの頭部が孔を貫通して端子台の裏面に直接に
当接する構造になっている。
【0004】この従来の取付構造によれば、最初に、プ
リント基板上に端子台を固定した後、プリント基板側か
らボルトを端子台のボルト穴に貫通させる。次いで、ボ
ルト穴が貫通するようにリード端子をボルトに取り付け
た後、例えば、左手の指の腹でリード端子を端子台に押
し付けながら、右手でボルトの軸にナットをはめ込む。
ナットがはめ込まれた後は、右手でプリント基板を立
て、左手で、ボルトの十字溝にドライバーをはめ込み、
次いで、プリント基板を左手親指とボックスドライバー
により支えた後、右手でボックスドライバーをナットに
はめ込み、ボックスドライバーとドライバーでプリント
基板を支えるようにしてボルト締めすることにより、リ
ード端子を端子台に取り付けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の取付構造では、ボックスドライバーとドライバー
でプリント基板を支えつつ、ドライバーがボルトの十字
溝から外れないように注意してボルト締めを行わなけれ
ばならないので、煩雑であると共に、時間がかかり、コ
ストアップの要因となっている。また、ボルトの頭部が
プリント基板の孔にはまり込んだ状態になっているの
で、ボルトの頭部が見えにくく、一旦ドライバーが十字
溝から外れると、十字溝にドライバーを再度はめ込む作
業が、さらにコストアップの要因となっている。
【0006】一方、リード端子の取付けを容易にできる
ものとして、端子台にネジ孔を形成したものや、端子台
の裏面にナットを溶接したものが知られている。これら
は、リード端子のボルト穴を介して、端子台の上方向か
らボルトを締めることができ、ボックスドライバーを使
用しないでボルト締めすることができる。しかし、リー
ド端子に大電流を流すためには、6mmという大径のボ
ルトを使用しなければならず、このため、ボルト締めの
際に、ボルト締めのトルクの一部が、端子台の取付足に
余計な応力として働き、この結果、半田付け部分にクラ
ックが生じ、半田付けの信頼性が低下するという他の問
題が生じる。また、後者の場合には、ナットを溶接する
ために、コストがさらに上昇してしまうという問題も生
じる。
【0007】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、端子台にリード端子を取り付ける際のコス
トの低減を図ると共に、端子台取付足の半田付け信頼性
の低下を防止することができる取付構造を提供すること
をその目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の取付構造は、ボルト穴が設けられた端子台
を、端子台に形成された取付足をプリント基板に半田付
けすることにより、プリント基板に固定し、ボルト穴を
有するリード端子を、両ボルト穴に貫通させたボルトに
ナットを締め付けることにより、固定した端子台に取り
付けるリード端子の取付構造において、ボルトまたはナ
ットの少なくとも一方を角型のものとし、プリント基板
は、端子台のボルト穴が対向する位置に、角型のものと
したボルト(角型ボルト)またはナット(角型ナット)
が嵌合し、かつ、嵌合した角型ボルトまたは角型ナット
の回動を阻止可能な嵌合孔を備え、リード端子をボルト
締めの際に、端子台の裏側部分により、嵌合孔に嵌合し
た角型ボルトまたは角型ナットの端子台方向への抜けが
防止されるように構成されていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の取付構造は、請求項1記載
の取付構造において、嵌合孔は、嵌合した角型ボルトの
頭部または角型ナットの周面形状に対し相補的な形状に
形成されていることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の取付構造は、請求項2に記
載の取付構造において、嵌合孔は、相補的な形状を、嵌
合孔の周方向に少しずつ位相をずらして重ね合わせた形
状に形成されていることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の取付構造は、請求項1から
3のいずれか1項に記載の取付構造において、端子台に
は、リード端子の回動を制限するストッパーが備えられ
ていることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の取付構造によれば、最初に、端
子台の取付足を半田付けすることにより、プリント基板
に固定した後、角型ナットを用いる場合には、その角型
ナットをプリント基板の嵌合孔に嵌合させる。次いで、
リード端子のボルト穴を貫通させたボルトを、端子台の
ボルト穴に貫通させる。この状態では、端子台のボルト
穴に対向した位置に角型ナットがあるので、ボルトは角
型ナットに容易に螺合する。次いで、例えば、左手の親
指でプリント基板を支えつつ左手の人差し指の腹で各型
ナットを押し付けながら、右手に持ったドライバーでボ
ルト締めすると、以後、各型ナットを押し付ける必要が
なく、各型ナットは、嵌合孔に回動を阻止されつつ端子
台側に移動し、ついには端子台の裏面に当接し、ボルト
締めが終了する。このように、角型ナットを嵌合孔に嵌
合させた後には、ボルト締め作業をボックスドライバー
を使用することなく容易に行うことができる。また、各
型ナットが嵌合穴に嵌合するため、締め付けトルクのう
ち各型ナットの回転に基づく応力は、プリント基板に吸
収され、この結果、端子台の取付足に加わる応力は軽減
する。また、角型ボルトを用いる場合には、プリント基
板の嵌合孔にその角型ボルトを挿入し、角型ボルトの頭
部を嵌合孔に嵌合させた後に、端子台のボルト穴を突き
抜けた角型ボルトにリード端子を取り付ける。その後
に、ボックスドライバーでナットを締め付けると、角型
ボルトの頭部が嵌合孔に回動を阻止されているので、前
述したのと同じようにして容易にリード端子を端子台に
取り付けることができる。
【0013】請求項2記載の取付構造によれば、嵌合孔
を、嵌合孔に嵌合した角型ボルトの頭部または角型ナッ
トの周面形状に対し相補的な形状に形成すれば、嵌合し
た角型ボルトの頭部または角型ナットの周面が、嵌合孔
に密着するので、角型ボルトまたは角型ナットの回動を
完全に防止してボルト締めすることができる。
【0014】請求項3記載の取付構造によれば、相補的
な形状を、嵌合孔の周方向に少しずつ位相をずらして重
ね合わせた形状に、嵌合孔を形成すれば、嵌合可能な位
置の数が多くなり、この結果、角型ボルトの頭部または
角型ナットの嵌合孔への嵌合が容易になる。
【0015】請求項4記載の取付構造によれば、端子台
に、リード端子の回動を制限するストッパーを備えれ
ば、ボルトの締め付けの際に、リード端子が、ストッパ
ーに当たり、回動を阻止されるので、ボルト締めが容易
になる。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
に係る取付構造について説明する。
【0017】図1は、本実施例に係る取付構造における
各構成要素を示す斜視図である。また、図2は、図1に
おける各構成要素を取り付けた状態の一部断面斜視図で
ある。
【0018】図1に示すように、この取付構造において
は、端子台1と、端子台1を固定するプリント基板2
と、ボルト穴3を有するリード端子4と、リード端子4
を取り付けるためのボルト5、バネ座金6およびナット
7とを構成要素としている。
【0019】端子台1は、複数(本実施例においては2
つの例を示す)のリード端子4,4と端子台1自身を互
いに接続するものである。端子台1は、ほぼ十字形状に
打ち抜いた平鉄板を折曲げ加工したもので、同図に示す
ように、リード端子4を取り付けるための上壁11と、
上壁11から前後左右(同図において手前が前方向とす
る)にほぼ直角に折り曲げた4つの側壁12,12・・
とを備え、全体形状が卓状になっている。
【0020】上壁11は、ボルト5の貫通が可能で、か
つ、ナット7の外径よりも小さいボルト穴13を中央部
に備えており、また、ボルト5を締める際にリード端子
4の回動を防止する回り止め(ストッパー)14,1
4,・・を4隅にそれぞれ備えている。この回り止め1
4,14・・は、図3に示すように、上壁11の一部を
U字状に切り欠いた後、舌状の部分を端子台1の上側に
折曲げて形成されている。
【0021】また、上壁11は、その裏面(端子台1の
裏側部分)が、後述する嵌合孔22に嵌合したナット7
の端子台1方向への抜けを防止するようになっている。
すなわち、上壁11は、ナット7を嵌合孔22に嵌合さ
せた後にボルト5を締め付け、ナット7の周面の少なく
とも一部が嵌合孔22に嵌合している状態(ナット7の
厚みによっては、ナット7の下面が、プリント基板2の
裏面と面一であったり、裏面から多少突出したり、およ
び嵌合孔22に多少入り込んだりした状態も含むが、望
ましくは、ナット7の厚みの中間部分が嵌合孔22に嵌
合する状態)で、プリント基板2の表面から突き抜けた
ナット7の上面が上壁11の裏面に当たり、端子台1方
向へのナット7の抜けが防止されるようになっている。
なお、ナット7を、座金を介してボルト締めするように
してもよく、この場合には、座金の厚みを考慮した高さ
に側壁12が形成される。
【0022】側壁12,12・・のうち、前後の側壁1
2,12の両端下側には、端子台1をプリント基板2に
半田付けにより固定するための取付足15が2つずつ形
成されている。
【0023】プリント基板2は、端子台1の4つの取付
足15,15・・の挿入が可能な位置に、4つの孔2
1,21・・を備えている。また、プリント基板2の裏
面側の、各孔21,21・・の周囲には、各取付足1
5,15・・の半田付けが可能なように、導体パターン
が形成されている(図示せず)。さらに、端子台1がプ
リント基板2に固定されたときに、端子台1のボルト穴
13の真下になる位置(対向する位置)には、嵌合孔2
2が形成されている。この嵌合孔22は、ナット7の回
動を阻止可能なように、ナット7の周面形状に対し相補
的形状、つまり、ナット7の外形とほぼ近似した六角形
に形成されている。
【0024】リード端子4は、本実施例においては、圧
着端子であり、圧着スリーブ4aと一体に形成された平
板状の端子面の中央には、ボルト5の貫通が可能なよう
に、前述したボルト穴3が形成されている。また、同図
に示す両リード端子4,4の各圧着スリーブ4a,4a
に圧着されたケーブル8,8は、例えば、図示しないノ
イズフィルタと電源ラインにそれぞれ接続されている。
【0025】次に、本取付構造における、リード端子4
の取付けについて説明する。
【0026】最初に、側壁12の下面がプリント基板2
の表面に当たるまで、プリント基板2の4つの孔21,
21・・に端子台1の各取付足15,15・・を挿入す
る。そして、この状態で、プリント基板2の導体パター
ンに各取付足15,15・・を半田付けする。この場
合、熱容量の大きい半田ごてを用いれば、取付足15が
薄くて幅狭に形成されているため、取付足15に加わっ
た熱が側壁12,12・・へ伝導するのが遅く、この結
果、取付足15を幅広に形成した場合に比較して素早く
半田付けを行うことができると共に、自動半田付けも可
能になる。
【0027】次いで、ナット7を嵌合孔22に嵌合させ
た後、バネ座金6と、両リード端子4,4の各ボルト穴
3とを挿通させたボルト5をボルト穴13に貫通させ
る。この場合、嵌合孔22がボルト穴13の真下にある
ので、容易にボルト締めを行うことができる。また、ボ
ルト締めの際、ナット7が、嵌合孔22の壁面に沿って
上方(端子台1側)に移動し、ボルト締めが完了したと
きには、図2に示すように、ナット7の上面が端子台1
の上壁11の裏面に当接すると共に、ナット7の厚み幅
の略中間部分が嵌合孔22の壁面と接した状態になる。
このため、ボルト5を適度な長さのものにすることによ
り、プリント基板2の裏面側にボルト5の軸をあまり突
出させることなく、プリント基板の裏面側のスペースを
有効に利用することができる。
【0028】また、ボルト締めの際、ナット7の周面
が、嵌合孔22の壁面と密着するので、締め付けトルク
のうちナット7が回転することによる応力を嵌合孔22
の壁面で吸収することができ、取付足15の半田付け部
分に加わる応力が軽減される結果、半田付けの信頼性の
低下を防止することができる。
【0029】以上のように、本実施例によれば、嵌合孔
22が、ナット7の外形に近似しているので、ナット7
の周面が嵌合孔22の壁面に密着する。このため、例え
ば、左手の指の腹でナット7を押しつけるだけでナット
7を固定することができ、あとは、ナット7から指を離
してもよく、プリント基板2を左手で支持するだけで、
右手に持ったドライバーでボルト5を締め付けられる。
このため、ドライバーがボルトの十字溝から外れないよ
うに注意しながらボルトを締め付ける場合に比較して、
容易かつ迅速に行うことができ、ボルト締めのコストの
低減を図ることができる。
【0030】さらに、嵌合孔22の壁面にナット7の周
面が密着しているので、プリント基板2が動いたり、ド
ライバーががたついたりしても、これに起因して、ボル
ト締めしている力が、端子台1の取付足15に余計な応
力として働くことがなく、この結果、半田付けの信頼性
が低下することがない。
【0031】また、端子台1の上壁11の裏面にナット
7が当接するので、ナット7の端子台1方向への抜けを
阻止することができると共に、プリント基板2を締め付
けることがないので、プリント基板7の変形や破損を招
くことがない。なお、ナット7の抜けの防止は、実施例
に限定されず、例えば、端子台1の側壁12の一部をU
字状に切り欠いた後、舌状の部分を内側に折曲げること
によりナット7の抜けを阻止するようにしてもよい。
【0032】さらに、回り止め14を設けてあるので、
ボルト締めの際に、リード端子4の回動が阻止されるの
で、ボルト締めが容易になる。また、回り止め14は、
その舌状部分の上壁11の外周方向側を折り曲げている
ので、リード端子4が回動すると、舌状部分にかみ合
い、この結果、それ以上の回動を完全に防止することが
できる。
【0033】なお、実施例の取付構造において、嵌合孔
22をナット7の外形に近似した形状にしたが、これに
限定されず、ナット7に近似した形状を、嵌合孔22の
周方向に少しずつ位相をずらして重ね合わせた形状、例
えば、図4に示すように、ナット7の外形である正六角
形と、その正六角形の中心を軸として30°回転させた
正六角形を2つ重ね合わせた形状に形成してもよい。こ
の場合においては、ナット7の嵌合可能な位置の数が2
倍になり、ナット7の嵌合を容易にすることができ、コ
ストの低減をさらに図ることができる。
【0034】また、リード端子4のボルト穴3は実施例
に示した形状に限定されず、先割れ型でもよいのは、い
うまでもない。
【0035】さらに、本実施例においては、嵌合孔22
にナット7を嵌合させる例について説明したが、これに
限定されず、六角ボルトの頭部を嵌合孔22に嵌合さ
せ、端子台1から突き出た六角ボルトに、六角ナット、
四角ナットおよびちょうナットなどを締め付けるように
してもよい。
【0036】なお、本実施例においては、取付足15,
15・・をプリント基板2の裏面側で半田付けした例に
ついて説明したが、これに限らず、プリント基板の表面
側、または両面側に導体パターンを設けて半田付けする
ようにしてもよい。さらに、プリント基板2の表面側
の、側壁12,12・・が当接する箇所に導体パターン
を設け、この導体パターンに側壁12,12・・を半田
付けするようにしてもよい。以上の場合においては、端
子台1の取付足15,15・・の半田付けを補強するこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の取付構造によれ
ば、プリント基板が、固定された端子台のボルト穴が対
向する位置に、角型ボルトおよび角型ナットのいずれか
一方が嵌合し、かつ、嵌合した角型ボルトまたは角型ナ
ットの回動を阻止可能な形状の嵌合孔を備え、端子台の
裏側部分が、嵌合孔に嵌合した角型ボルトまたは角型ナ
ットの端子台方向への抜けを防止するので、ボルト締め
が容易になり、ボルト締めコストの低減を図ることがで
きる。加えて、端子台の取付足にかかる応力が軽減され
ることで、取付足の半田付けの信頼性の低下を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る取付構造の構成要素を示
した図である。
【図2】本発明の実施例に係る取付構造において取付け
を完了したときの図である。
【図3】実施例の回り止めの拡大図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るプリント基板の嵌合
孔を示す図である。
【符号の説明】
1 端子台 2 プリント基板 3 ボルト穴 4 リード端子 5 ボルト 7 ナット 11 上壁 12 側壁 13 ボルト穴 15 取付足 22 嵌合孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト穴が設けられた端子台を、当該端
    子台に形成された取付足をプリント基板に半田付けする
    ことにより、当該プリント基板に固定し、ボルト穴を有
    するリード端子を、前記両ボルト穴に貫通させたボルト
    にナットを締め付けることにより、前記固定した端子台
    に取り付けるリード端子の取付構造において、 前記ボルトまたはナットの少なくとも一方を角型のもの
    とし、 前記プリント基板は、前記端子台のボルト穴が対向する
    位置に、前記で角型のものとしたボルト(角型ボルト)
    またはナット(角型ナット)が嵌合し、かつ、当該嵌合
    した角型ボルトまたは角型ナットの回動を阻止可能な嵌
    合孔を備え、 前記リード端子をボルト締めの際に、前記端子台の裏側
    部分により、前記嵌合孔に嵌合した前記角型ボルトまた
    は角型ナットの当該端子台方向への抜けが防止されるよ
    うに構成されていることを特徴とするリード端子の取付
    構造。
  2. 【請求項2】 前記嵌合孔は、前記嵌合した角型ボルト
    の頭部または角型ナットの周面形状に対し相補的な形状
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載のリー
    ド端子の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記嵌合孔は、前記相補的な形状を、当
    該嵌合孔の周方向に少しずつ位相をずらして重ね合わせ
    た形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記
    載のリード端子の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記端子台には、前記リード端子の回動
    を制限するストッパーが備えられていることを特徴とす
    る請求項1から3のいずれか1項に記載のリード端子の
    取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000032696A (ja) * 1998-07-07 2000-01-28 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd モータ用ブラケット
EP0994254A2 (en) * 1998-10-12 2000-04-19 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Fitting member having three contacting portions
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