JP2587079Y2 - バッテリー用端子 - Google Patents

バッテリー用端子

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JP2587079Y2
JP2587079Y2 JP1991078535U JP7853591U JP2587079Y2 JP 2587079 Y2 JP2587079 Y2 JP 2587079Y2 JP 1991078535 U JP1991078535 U JP 1991078535U JP 7853591 U JP7853591 U JP 7853591U JP 2587079 Y2 JP2587079 Y2 JP 2587079Y2
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JP
Japan
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battery terminal
fastening
battery
nut
elastic piece
Prior art date
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JP1991078535U
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JPH0531133U (ja
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勝也 鈴木
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バッテリーポストに連
結されるバッテリー用端子に関する。
【0002】
【従来の技術】図5には、従来のバッテリー用端子1が
示されている。同図において、バッテリー用端子1は、
ループ状に形成されてバッテリーポスト3が挿入される
接触部5と、この接触部5の一端に形成された締結部7
と、他端に形成された締結部9と、締結部7と締結部9
に形成された貫通孔23、25と、締結部9側に形成さ
れて電線19が電気的に接続される電線接続部21とか
らなり、貫通孔23、25にはボルト11が挿通され、
ワッシャー15を介してナット13が螺合するようにな
っている。また、接触部5は、上部側の開口に較べて下
部側の開口が若干大きく形成されている。また、接触部
5は弾性を有しており、ボルト11とナット13により
締め付けていない状態では、図6(a)隙間27が開い
ている。
【0003】上記バッテリー用端子1をバッテリーポス
ト3に固定するには、接触部5内にバッテリーポスト3
を挿入し、ボルト11を貫通穴23、35を挿通させた
後に、ワッシャー15を挿通させ、ナット13と螺合さ
せる。そしてナット13を締め付けることにより、締結
部7と締結9とが接近して接触部5の径が縮小し、バッ
テリー用端子1がバッテリーポスト3に固定される。
【0004】また、図7には実開平2−115271号
公報で提案された折返し片33を有するバッテリー用端
子31が示されている。同図において、バッテリー用端
子31は、上記バッテリー用端子1と同様に接触部35
及び締結部37、39と、電線接続部21、貫通穴45
とから形成されている。
【0005】このバッテリー用端子31では、折返し片
33の弾性力に抗してナット13を締め付けて締結部3
7、39とを締結することにより、ボルト11が振動等
によりゆるまないようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバッテリー用端子1は、この端子1のバッテリーポ
スト3への取り付け、取り外しにより端子1が塑性変形
してナット13の締め付けを解除した後にも、図6
(b)に示す如く締結部7、9同士が離れない状態とな
る。このため、バッテリー用端子1のバッテリーポスト
3からの取り外しが面倒であるという問題がある。
【0007】また、このバッテリー用端子31の場合で
も、接触部35の弾性力がなくなって、塑性変形し、上
記バッテリー用端子1と同様に、ナット13の締め付け
を解除した場合に締結部37、39間に隙間生じないと
いう問題がある。
【0008】そこで、本考案は、塑性変形することのな
いバッテリー用端子を提供することが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案では、バッテリー用端子と一体的に設けられて、
前記ボルトが貫通する貫通孔を有し、前記締結部が最終
的に締め付けられた状態で締結部間に面接触で挟持され
る弾性片を締結部間に形成したことを特徴としている。
【0010】
【作用】本考案によれば、両締結部間に一体的に設けた
弾性片の弾性力によりナットの締め付けを解除した後に
は、両締結部間に隙間が開く。また、弾性片に貫通孔が
設けられてボルトが貫通しているので、弾性片は締結部
間をボルトナットで締め付けた際に正規な撓み方で撓
み、異なる方向へ変形することがない。さらに、ボルト
ナットを締め付けすぎても、弾性片は最終的に面接触で
締結部間に挟持されるので、正規な撓み方で撓み、弾性
が失われることがなく、本来の機能を失うことがない。
【0011】
【実施例】次に本考案に係るバッテリー用端子の実施例
について説明する。なお、図5及び図7に示すバッテリ
ー用端子1、31と同構成部分については図面に同符号
を付して重複した説明を省略する。
【0012】本実施例のバッテリー用端子47の自由端
側の締結部7には、相手締結部9側に屈曲されると共
に、ボルト11が挿通される貫通孔49aが形成され、
最終的に面接触で締結部7、9間に挟持される弾性片4
9が、バッテリー用端子47と一体的に形成されてい
る。
【0013】上記バッテリー用端子49を、バッテリー
ポスト3に連結する場合には、ボルト11を貫通穴23
内に挿通させ、その先端にワッシャー15を挿通させた
後にナット13を螺合し、両締結部7、9間の隙間27
が生じた状態で、バッテリーポスト3を接触部5に挿入
する。そして、ナット13を弾性片49の弾性力に抗し
て締め付けると、両締結部7、9が接近して、接触部5
が、バッテリーポスト3に密着状態で保持される。
【0014】本実施例にれば、例えば接触部5の弾性力
が無くなって、バッテリー端子47が塑性変形した場合
でも、弾性片49の弾性力によりナット13の締め付け
を解除した後には、両締結部7、9間を開けることが出
来る。従って、バッテリー端子47のバッテリーポスト
3への取り付け、取り外しを繰り返し行っても、容易に
この作業を行うことが出来る。
【0015】また、弾性片49により常にナット13と
ボルト11の頭部とが離間する方向に弾性力が付与され
ているので、ナット13のゆるみ、ボルト11のゆるみ
を防止することが出来る。
【0016】次に他の実施例について図3及び図4を用
いて説明する。これらの他の実施例は、弾性片49の他
の形状の例である。図3に示すバッテリー用端子は、円
弧状の屈曲部51で自由端の締結部7に連結された弾性
片53が形成されている。この弾性片53も、上記弾性
片49と同様に、ボルト11が貫通する貫通孔53aが
形成され、ボルト11、ナット13で最終的に締め付け
た状態で、面接触で締結部7、9間で挟持される。
【0017】図4に示すバッテリー用端子は、屈曲部か
ら下方に向けて円弧状に形成された両持梁の弾性片55
が形成されている。この弾性片55も、上記弾性片49
と同様に、ボルト11が貫通する貫通孔55aが形成さ
れ、ボルト11、ナット13で最終的に締め付けた状態
で、面接触で締結部7、9間で挟持される。
【0018】なお、上記各実施例では、自由端側の締結
部7側に一体的に弾性片53を形成したが、これに限ら
ず他方の締結部9に弾性片53を一体的に形成しても良
い。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係るバッ
テリー用端子によれば、両締結部間に一体的に弾性片を
形成したので、接触部が塑性変形しても、常に両締結部
間を開けることが出来、両締結部が塑性変形により接着
した状態となることがなく、取り付け、取り外し作業が
容易となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るバッテリー用端子を示す斜視図で
ある。
【図2】バッテリー用端子とボルトとナットの関係を示
す断面図である。
【図3】他の実施例のバッテリー用端子を示す断面図で
ある。
【図4】他の実施例のバッテリー用端子を示す断面図で
ある。
【図5】従来のバッテリー用端子を示す斜視図である。
【図6】ナットを締め付けていない状態を示す断面図で
ある。
【図7】ナットを締め付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
3 バッテリーポスト 5 接触部 7、9 締結部 11 ボルト 13 ナット 31、47 バッテリー用端子 49、53、55 弾性片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状に形成されてバッテリーポスト
    が挿入される接触部と、前記接触部の両端部を貫通した
    ボルトにナットを螺合して締め付けることにより接触部
    が前記バッテリーポストに圧着される締結部とを備えた
    バッテリー用端子において、バッテリー用端子と一体的
    に設けられて、前記ボルトが貫通する貫通孔を有し、前
    記締結部が最終的に締め付けられた状態で締結部間に面
    接触で挟持される弾性片を締結部間に形成したことを特
    徴とするバッテリー用端子。
JP1991078535U 1991-09-27 1991-09-27 バッテリー用端子 Expired - Lifetime JP2587079Y2 (ja)

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JP1991078535U JP2587079Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 バッテリー用端子

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JPH0531133U JPH0531133U (ja) 1993-04-23
JP2587079Y2 true JP2587079Y2 (ja) 1998-12-14

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JPS5731790U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19

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