JPH0531133U - バツテリー用端子 - Google Patents

バツテリー用端子

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JPH0531133U
JPH0531133U JP7853591U JP7853591U JPH0531133U JP H0531133 U JPH0531133 U JP H0531133U JP 7853591 U JP7853591 U JP 7853591U JP 7853591 U JP7853591 U JP 7853591U JP H0531133 U JPH0531133 U JP H0531133U
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JP
Japan
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battery terminal
battery
fastening
contact portion
nut
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JP7853591U
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勝也 鈴木
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子が塑性変形することのないバッテリー用
端子を提供することが目的である。 【構成】 ループ状に形成されてバッテリーポスト3が
挿入される接触部5と、接触部5の両締結部7、9を貫
通したボルト11にナット13を螺合して締め付けるこ
とにより接触部5が前記バッテリーポスト3に圧着され
る締結部17とを備えたバッテリー用端子47におい
て、両締結部7、9間にバッテリー用端子47と一体的
に弾性片49を形成したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バッテリーポストに連結されるバッテリー用端子に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5には、従来のバッテリー用端子1が示されている。同図において、バッテ リー用端子1は、ループ状に形成されてバッテリーポスト3が挿入される接触部 5と、この接触部5の一端に形成された締結部7と、他端に形成された締結部9 と、締結部7と締結部9に形成された貫通孔23、25と、締結部9側に形成さ れて電線19が電気的に接続される電線接続部21とからなり、貫通孔23、2 5にはボルト11が挿通され、ワッシャー15を介してナット13が螺合するよ うになっている。また、接触部5は、上部側の開口に較べて下部側の開口が若干 大きく形成されている。また、接触部5は弾性を有しており、ボルト11とナッ ト13により締め付けていない状態では、図6(a)隙間27が開いている。
【0003】 上記バッテリー用端子1をバッテリーポスト3に固定するには、接触部5内に バッテリーポスト3を挿入し、ボルト11を貫通穴23、35を挿通させた後に 、ワッシャー15を挿通させ、ナット13と螺合させる。そしてナット13を締 め付けることにより、締結部7と締結9とが接近して接触部5の径が縮小し、バ ッテリー用端子1がバッテリーポスト3に固定される。
【0004】 また、図7には実開平2−115271号公報で提案された折返し片33を有 するバッテリー用端子31が示されている。同図において、バッテリー用端子3 1は、上記バッテリー用端子1と同様に接触部35及び締結部37、39と、電 線接続部21、貫通穴45とから形成されている。
【0005】 このバッテリー用端子31では、折返し片33の弾性力に抗してナット13を 締め付けて締結部37、39とを締結することにより、ボルト11が振動等によ りゆるまないようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のバッテリー用端子1は、この端子1のバッテリーポ スト3への取り付け、取り外しにより端子1が塑性変形してナット13の締め付 けを解除した後にも、図6(b)に示す如く締結部7、9同士が離れない状態と なる。このため、バッテリー用端子1のバッテリーポスト3からの取り外しが面 倒であるという問題がある。
【0007】 また、このバッテリー用端子31の場合でも、接触部35の弾性力がなくなっ て、塑性変形し、上記バッテリー用端子1と同様に、ナット13の締め付けを解 除した場合に締結部37、39間に隙間生じないという問題がある。
【0008】 そこで、本考案は、塑性変形することのないバッテリー用端子を提供すること が目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、締結部間に端子と一体的に弾性片を形成 したことを特徴としている。
【0010】
【作用】
本考案によれば、両締結部間に一体的に設けた弾性片の弾性力により、ナット の締め付けを解除した後には、両締結部間に隙間が開く。
【0011】
【実施例】
次に本考案に係るバッテリー用端子の実施例について説明する。なお、図5及 び図7に示すバッテリー用端子1、31と同構成部分については図面に同符号を 付して重複した説明を省略する。
【0012】 本実施例のバッテリー用端子47の自由端側の締結部7には、相手締結部9側 に屈曲された弾性片49が、バッテリー用端子47と一体的に形成されている。 この弾性片49は、通常、図2に示す如く、自由端側の締結部7が相手締結部9 から離間しており、ボルト11とナット13により両締結部7、9間が締結され ると、締結部7、9が撓んで接近する。この弾性片49は、ボルト11とナット 13とにより両締結部7、9間の締結状態が解除されると、一方の締結部7を他 方の締結部9から離間させる方向に弾性力を生じるようになっている。
【0013】 上記バッテリー用端子49を、バッテリーポスト3に連結する場合には、ボル ト11を貫通穴23内に挿通させ、その先端にワッシャー15を挿通させた後に ナット13を螺合し、両締結部7、9間の隙間27が生じた状態で、バッテリー ポスト3を接触部5に挿入する。そして、ナット13を弾性片49の弾性力に抗 して締め付けると、両締結部7、9が接近して、接触部5が、バッテリーポスト 3に密着状態で保持される。
【0014】 本実施例にれば、例えば接触部5の弾性力が無くなって、バッテリー端子47 が塑性変形した場合でも、弾性片49の弾性力によりナット13の締め付けを解 除した後には、両締結部7、9間を開けることが出来る。従って、バッテリー端 子47のバッテリーポスト3への取り付け、取り外しを繰り返し行っても、容易 にこの作業を行うことが出来る。
【0015】 また、弾性片49により常にナット13とボルト11の頭部とが離間する方向 に弾性力が付与されているので、ナット13のゆるみ、ボルト11のゆるみを防 止することが出来る。
【0016】 次に他の実施例について図3及び図4を用いて説明する。こられらの他の実施 例は、弾性片49の他の形状の例である。図3に示すバッテリー用端子は、円弧 状の屈曲部51で自由端の締結部7に連結された弾性片53が形成されている。 この構成により、上記実施例より弾性力を強くすることが出来る。
【0017】 図4に示すバッテリー用端子は、屈曲部から下方に向けて円弧状に形成された 両持梁の弾性片55が形成されている。この構成により、上記実施例より弾性力 を強くすることが出来る。
【0018】 なお、上記各実施例では、自由端側の締結部7側に一体的に弾性片53を形成 したが、これに限らず他方の締結部9に弾性片53を一体的に形成しても良い。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るバッテリー用端子によれば、両締結部間に一 体的に弾性片を形成したので、接触部が弾性変形しても、常に両締結部間を開け ることが出来、両締結部が塑性変形により接着した状態となることがなく、取り 付け、取り外し作業が容易になるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るバッテリー用端子を示す斜視図で
ある。
【図2】バッテリー用端子とボルトとナットの関係を示
す断面図である。
【図3】他の実施例のバッテリー用端子を示す断面図で
ある。
【図4】他の実施例のバッテリー用端子を示す断面図で
ある。
【図5】従来のバッテリー用端子を示す斜視図である。
【図6】ナットを締め付けていない状態を示す断面図で
ある。
【図7】ナットを締め付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
3 バッテリーポスト 5 接触部 7、9 締結部 11 ボルト 13 ナット 31、47 バッテリー用端子 49、53、55 弾性片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状に形成されてバッテリーポスト
    が挿入される接触部と、前記接触部の両端部を貫通した
    ボルトにナットを螺合して締め付けることにより接触部
    が前記バッテリーポストに圧着される締結部とを備えた
    バッテリー用端子において、前記締結部間にバッテリー
    用端子と一体的に弾性片を形成したことを特徴とするバ
    ッテリー用端子。
JP1991078535U 1991-09-27 1991-09-27 バッテリー用端子 Expired - Lifetime JP2587079Y2 (ja)

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JP2587079Y2 JP2587079Y2 (ja) 1998-12-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230131518A (ko) * 2022-03-07 2023-09-14 조경제 콘센트용 스위치의 단자 접속구조

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55136165U (ja) * 1979-03-20 1980-09-27
JPS5731790U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19

Patent Citations (2)

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JP2587079Y2 (ja) 1998-12-14

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