JPS6035770Y2 - リテ−ナの取付構造 - Google Patents

リテ−ナの取付構造

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Publication number
JPS6035770Y2
JPS6035770Y2 JP1978065082U JP6508278U JPS6035770Y2 JP S6035770 Y2 JPS6035770 Y2 JP S6035770Y2 JP 1978065082 U JP1978065082 U JP 1978065082U JP 6508278 U JP6508278 U JP 6508278U JP S6035770 Y2 JPS6035770 Y2 JP S6035770Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retainer
grommet
attached
screw
mounting structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978065082U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54167272U (ja
Inventor
藤敏 原
Original Assignee
関東自動車工業株式会社
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Publication date
Application filed by 関東自動車工業株式会社 filed Critical 関東自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリテーナの取付構造に関するものである。
自動車の車体構成部分には各種のリテーナが取付けられ
ている。
このリテーナの取付けには被取付部材にビスによって締
付は固定する手段が一般的である。
そして、ビスの先端で他物に傷を与えないように配慮し
ている。
従来のリテーナ取付構造は第1図に示すように、リテー
ナ1の被取付部材2が中空であり、その中空部3にハー
ネス8を通すような場合にリテーナ1を取付けるための
ビス7の先端にハーネス8が接触すると損傷するので、
被取付部材2に開口穴4を設け、これに保合座部6とビ
ス孔を有するプラスチック製のグロメット5を取付け、
リテーナ1を締付固定するビス7をグロメット5のビス
孔にねじ込んで、グロメット5によってビス7のねじ部
分をカバーしていた。
この場合、ビス7のねじ部分は保護されて他物と接触し
ても損傷を与えることはないが、次のような不具合があ
った。
すなわち、リテーナ1を取付けて後に塗装工程の乾燥炉
を通過したり高温度の気温の場合にグロメット5がプラ
スチックであるため軟化して締付けられているビス7の
トルクが初期のトルクに対して例えば75%以上トルク
ダウンが発生する。
その結果、製造工程では乾燥炉の通過後に増結めをしな
ければならず、作業工数を徒らに増加し、また現用車両
においてはリテーナの締付ゆるみによって共振音の発生
要因となっていた。
本考案は上記のような従来の不具合を解消したもので、
その特長は、グロメットとビスとは別個の位置にし、リ
テーナの締付けは強固に得ると共に、しかもビスの先端
部をカバーして損傷防止を図ったことである。
以下本考案の実施例を第2図乃至第4図によって説明す
る。
第2図及び第3図において1はリテーナ、2は該リテー
ナの被取付部材である。
そして、リテーナ1の締付けはタッピングスクリュービ
ス7であり、グロメット9は第4図でも明らかなように
口型状のカバ一部11と、その基端部には座部10及び
矢先形の係止部12とを一体形成した特別の形状及び構
造のものである。
そこで、被取付部材2には開口穴4が開設してあり、こ
れに前記グロメット9の座部10と係止部12によって
グロメット9を装着する。
該グロメット9の装着により、カバ一部11は被取付部
材2の内側面(リテーナ1の取付面とは反対側の面)と
並行に位置する。
而してリテーナ1を被取付部材2の外側面に添接し、前
記グロメット9のカバ一部11が位置する個所にビス7
をねじ込み、リテーナ1と被取付部材2とを直接ビス7
によってタッピング締付けを行うものである。
締付けたビス7の先端は被取付部材2の内側面に貫通し
て突出するが、突出したビスのねじ部のほとんどはグロ
メット9の゛カバ一部11で包囲され他物との接触損傷
を防止している。
以上のように本考案によるリテーナの取付構造では、被
取付部材に係着したグロメットの口型のカバ一部にてリ
テーナを被取付部材に締付固定したタッピングスクリュ
ービスの先端を包囲した構造であるから、熱的影響によ
ってグロメットが軟化してビスからグロメットが外れて
しまう従来の不具合を解決している。
また、被取付部材に係着したグロメットの係着構造は、
前記カバ一部の一端に座部と矢先形の係止部とを一体に
形威し、被取付部材に設けた開口部縁に座部を係合し、
矢先形の係止部を開口部の端辺に圧接係入した構造であ
るから、振動を受けて共振することがなく、かつ熱的影
響によっても被取付部材から脱落することがなく、定位
置に保持され、タッピングスクリュービスの先端のカバ
ー機能を確保している効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の取付構造を示す断面図、第2図は本考案
の取付構造を示す斜視図、第3図は第2図■−■線断面
図、第4図は本考案の取付構造に用いられるビスとグロ
メットの斜視図である。 1・・・・・・リテーナ、2・・・・・・被取付部材、
4・・・・・・開口穴、7・・・・・・ビス、9・・・
・・・グロメット、10・・・・・・座部、11・・・
・・・カバ一部、12・・・・・・係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リテーナを固定する被取付部材に開口部を設け、口型の
    カバ一部と、このカバ一部の一端に座部並びに矢先形の
    係止部とを一体に形成したグロメットの前記係止部を前
    記開口部に係入して座部を開口部に係止し、リテーナを
    被取付部材にタッピングスクリュービスによって締付固
    着すると共に、該タッピングスクリュービスの先端を前
    記グロメットのカバ一部で包囲して成るリテーナの取付
    構造。
JP1978065082U 1978-05-17 1978-05-17 リテ−ナの取付構造 Expired JPS6035770Y2 (ja)

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JPS54167272U JPS54167272U (ja) 1979-11-24
JPS6035770Y2 true JPS6035770Y2 (ja) 1985-10-24

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ID=28969805

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6098520U (ja) * 1983-12-05 1985-07-05 関東自動車工業株式会社 フユ−エルチユ−ブプロテクタ装置

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Publication number Publication date
JPS54167272U (ja) 1979-11-24

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