JP2715361B2 - 端 子 - Google Patents

端 子

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JP2715361B2
JP2715361B2 JP4334951A JP33495192A JP2715361B2 JP 2715361 B2 JP2715361 B2 JP 2715361B2 JP 4334951 A JP4334951 A JP 4334951A JP 33495192 A JP33495192 A JP 33495192A JP 2715361 B2 JP2715361 B2 JP 2715361B2
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nut
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hole
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昌司 北田
勝也 鈴木
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、雄型端子に嵌着され
る螺子締め型の端子に係わり、特に適当な締付力を維持
して該雄型端子に緊締可能な端子に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のバッテリに突設される
雄型端子と電気的に接続される端子としては、図4に示
されるものがある(実公平3−17404号公報参
照)。図4に示されるように、バッテリ101に突設さ
れる円錐台状の雄型端子103(バッテリポスト)に
は、雄型端子103と略同形状の挿入孔105が穿設さ
れた端子107が嵌着される。
【0003】挿入孔105の一端には開口113が開設
されており、開口113の両側から、それぞれ顎部11
1が弯出されている。顎部111には、挿入孔105の
穿設方向と直角方向にボルト孔115が穿設されてい
る。また端子107には電線109が接続されている。
雄型端子103と電気的接続を図るために、端子107
の挿入孔105を雄型端子103に嵌通させる。さらに
ボルト孔115にボルト417を挿入して、ナット42
3を螺合させ、顎部111を挟圧して適当幅縮小させる
ことにより、端子107を雄型端子103に緊締させ
る。
【0004】図5(a)は、端子107を雄型端子10
3に緊締させた状態を示しており、図5(b)は、A−
A線断面図を示している。図5(a)、(b)に示され
るように、ナット423をボルト417に螺合していく
と、ナット423の底部が顎部111を押圧する。これ
により開口113が縮小するので、端子107が雄型端
子103に緊締される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】端子107を雄型端子
103に緊締する場合は、上述のように顎部111を押
圧して、開口113が適当幅縮小するようにナット42
3を螺合させれば良い。しかし概して、端子107に加
えられる締付力は過大に成りがちである。このとき端子
107の材質によっては、上記過大な締付力により顎部
111が弾性限界を越えて押圧され端子107に永久変
形が発生し、端子107の嵌脱が困難になる。
【0006】特に、操作者が端子の嵌脱に、不慣れであ
る場合は、弾性限界内での締付けが達成されず、過大な
締付力が端子107に加えられることが多い。そこでこ
の発明は、上記事情に鑑みて成されたもので、適正な締
付力にて雄型端子に緊締可能な端子を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる端子
は、螺子部先端に該螺子部の径より小なる径を有するピ
ンが突設されたボルトと、前記ピンが嵌通するピン孔が
穿設される袋部が一端に形成されたナットとを有し、前
記ナットを前記ボルトに螺合させたときに、前記ピンが
前記ピン孔から露出したことを目視して前記ナットの適
正締付位置を把握するとともに、前記袋部が前記螺子部
先端に当接したことを感知して前記適正締付位置の限界
を把握するものである。
【0008】
【作用】この発明に係わる前記手段によれば、ナットを
ボルトに螺合していくとナット底部が顎部に当接する。
さらに螺合していくと、顎部が押圧されて開口が挟圧さ
れ、端子が適当締付力にて雄型端子に緊締される。この
ときナットの袋部に穿設されたピン孔からピンが若干露
出する。作業者は、露出したピンを目視することによ
り、ナットの適正締付位置を把握する。
【0009】上記適正締付位置からさらにナットを螺合
していくと、袋部がボルトの螺子部に当接する。このと
きピンはピン孔から完全露出している。作業者は、相当
長さ露出したピンを目視するとともに、袋部が螺子部に
当接したことを感知して、ナットの適正締付位置の限界
を把握する。露出するピン長は、雄型端子長により設定
される。例えば、円錐台状の雄型端子に適用する場合
は、該雄型端子の上底部端と下底部とで端子が締付され
る場合を想定して設定する。すなわち端子が雄型端子の
下底部で締付された場合に、ピンが若干露出するように
し、端子が雄型端子の上底部で締付された場合に、ピン
が完全露出するように、ピン長を設定する。これによ
り、特に、締付位置により径が異なる場合においても、
全ての締付位置において、適正な締付力にて端子をを雄
型端子に緊締することができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。なお先の図4及び図5に示した部分と同一部分
には同一符号を付して詳細な説明を省略する。図1は端
子の概略構成図を示している。図1に示されるように、
バッテリ101に突設される雄型端子103(バッテリ
ポスト)には、挿入孔105が穿設された端子107が
嵌着される。
【0011】挿入孔105の一端には開口113が開設
されており、開口113の両側からそれぞれ顎部111
が弯出されている。顎部111には、ボルト孔115が
穿設されている。また端子107には、電線109が接
続されている。雄型端子103と電気的接続を図るため
に、端子107の挿入孔105を雄型端子103に嵌通
させる。
【0012】さらに顎部111を挟圧して適当幅縮小さ
せて、端子107を雄型端子103に緊締させる。顎部
111を挟圧するには、頭部に矩形状の回り止めを有す
るボルト117をボルト孔115に挿入し、ボルト11
7にナット123を螺合させることにより成される。
【0013】ボルト117を構成する螺子部119の先
端には、螺子部119の径よりも小さい径を有するピン
121が突設されている。また螺子部119に螺合する
ナット123の一端には袋部125が形成されており、
袋部125には螺合時にピン121が嵌通するピン孔1
27が穿設されている。図2(a)は、ナット123を
ボルト117に螺合させて端子107を緊締させた状態
を示しており、図2(b)は、A−A線断面図を示して
いる。
【0014】図2(a)、(b)に示されるように、袋
部125の内側がボルト117の螺子部119先端に当
接するまで螺合する。このときナット123と、弯出す
る顎部111の段部に係合するボルト117の頭部とに
より顎部111が押圧される。これにより開口113が
挟圧されるので、端子107が雄型端子103に緊締さ
れる。
【0015】ナット123の幅厚は、袋部125の内側
が螺子部119の先端に当接したときに、端子107に
最大締付力が加わるように設定する。また螺子部119
の螺刻長さは、上記最大締付力が加わるまで、ナット1
23を螺合できるように設定する。以下、図3を参照し
て、上記緊締過程を説明する。図3は緊締状態に至る各
過程を示している。
【0016】まず図3(a)に示されるように、ナット
123がボルト117に緩く螺合される。このときピン
孔127に嵌通されるピン121は、未だ露出しないの
で目視できない。つぎに図3(b)に示されるように、
図3(a)に示した状態から、さらにナット123を螺
合していくと、ナット123の底部129が顎部111
に当接し、顎部111が押圧される。このときピン12
1は、ピン孔127から若干露出し、目視可能状態にな
る。
【0017】図3(b)に示した状態は、ナット123
の適正締付位置を示すものであり、ナット123の袋部
125内側と螺子部119とで画成される隙間Sが確保
される。また図3(c)に示されるように、図3(b)
に示した状態から、さらにナット123を螺合していく
と、顎部111がさらに押圧されるとともに、袋部12
5内側が螺子部119先端に当接して隙間Sが塞がる。
このときピン121は、ピン孔127から完全露出す
る。
【0018】図3(c)に示した状態は、ナット123
の適正締付位置の限界を示すものである。すなわちナッ
ト123の適正締付位置は、図3(b)に示されるよう
に、ピン121が若干露出した状態から、図3(c)に
示されるように、ピン121が完全露出した状態までで
ある。
【0019】作業者は、ピン121の露出を目視してナ
ット123の適正締付位置を把握するとともに、袋部1
25内側が螺子部119先端に当接したことを感知して
適正締付位置の限界を把握することができる。上記構成
のボルト117とナット123とによれば、端子107
を緊締させる際に、ナット123の適正締付位置を、ピ
ン121の露出状態を目視することにより容易に把握す
ることができる。
【0020】さらに適正締付位置の限界を、ナット12
5が螺子部119先端に当接されることにより把握する
ことができるので、顎部111に過大な締付力が加えら
れることがない。従って、顎部111の永久変形を阻止
することができる。以上説明した実施例では、露出する
ピン長を目視して、ナットの適正締付位置を把握するよ
うにしている。しかしこの他にも、例えばピンに適正締
付位置範囲に相当するメモリを刻んだり、着色したりし
てナットの適正締付位置を把握するようにしても良い。
【0021】また以上説明した実施例は、端子が円錐台
状の雄型端子に緊締される場合ついて説明した。しかし
これに限られず、例えば、円柱状の端子にも適用可能で
あることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上説明した発明によれば、ボルトに螺
合するナットの適正締付位置を容易に把握することがで
きるとともに、適正締付位置の限界も把握することがで
きる。これにより適正な締付力を維持して端子を緊締さ
せることができ、さらに過大な締付力を端子に加えるこ
とがないため、端子の変形を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図。
【図2】図1に示した端子117を雄型端子103に緊
締させた状態を示す図。
【図3】図1に示した端子117の緊締過程を説明する
説明図。
【図4】従来の端子を示す構成図。
【図5】図5に示した端子417を雄型端子103に緊
締させた状態を示す図。
【符号の説明】
101 バッテリ 103 雄型端子 105 挿入孔 107 端子 109 電線 111 顎部 113 開口 115 ボルト孔 117 ボルト 119 螺子部 121 ピン 123 ナット 125 袋部 127 ピン孔 129 ナット底部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄型端子に嵌着される挿入孔が穿設され
    るとともに、該挿入孔の一端に開口を設け、該開口の両
    側から夫々弯出する顎部に、前記挿入孔の穿設方向と略
    直角方向にボルト孔を穿設し、該ボルト孔に挿入される
    ボルトにナットを螺合させて前記雄型端子に緊締させる
    端子において、 螺子部先端に該螺子部の径より小なる径を有するピンが
    突設されたボルトと、 前記ピンが嵌通するピン孔が穿設される袋部が一端に形
    成されたナットとを有し、 前記ナットを前記ボルトに螺合させたときに、前記ピン
    が前記ピン孔から露出したことを目視して前記ナットの
    適正締付位置を把握するとともに、前記袋部が前記螺子
    部先端に当接したことを感知して前記適正締付位置の限
    界を把握することを特徴とする端子。
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EP2011223B1 (en) 2006-04-12 2018-06-13 Novo Nordisk A/S Absolute position determination of movably mounted member in medication delivery device
EP2396059B1 (en) 2009-02-13 2014-01-08 Novo Nordisk A/S Medical device and cartridge

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