JPH067983Y2 - ブザーの取付構造 - Google Patents

ブザーの取付構造

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JPH067983Y2
JPH067983Y2 JP8808989U JP8808989U JPH067983Y2 JP H067983 Y2 JPH067983 Y2 JP H067983Y2 JP 8808989 U JP8808989 U JP 8808989U JP 8808989 U JP8808989 U JP 8808989U JP H067983 Y2 JPH067983 Y2 JP H067983Y2
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JP
Japan
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buzzer
wiring
mounting
knob
mounting structure
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JP8808989U
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英彦 矢代
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、ブザーの取付構造、殊に電気配線が施され
た配線パネルにブザーを取り付けるブザーの取付構造に
関する。
〈従来の技術〉 従来のブザーの取付構造としては、例えば、第5図に示
されるようなものがある。
このブザーの取付構造は、電気配線が施された配線パネ
ル、具体的にはプリント基板1をパネルケース2に載置
し、このプリント基板1の上にブザー3を取り付けたも
のである。
より具体的には、下端部の取付脚4を介してビス5にて
ブザー3をプリント基板1に固定すると共に、ブザー3
の下端部から出ている接続端子6をプリント基板1のプ
リント配線7にビス5にて接続させている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、このような従来のブザーの取付構造では、ブザ
ー3の固定及び接続端子5の接続がいずれもビス止めで
あるため、ビス5の締め付け不良等に起因して接続端子
5のプリント配線7への接触圧が不十分となるおそれが
ある。また、ブザー3がプリント基板1、つまりパネル
ケース2から外部に向けて突出しているので他部品との
干渉により破損や音質の変化を招き易い等の短所があ
る。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために、この考案に係るブザーの取
付構造は、そのブザーが、ブザー本体と、該ブザー本体
に形成された音放出用の開口と、該開口を跨ぐように形
成された回動つまみと、前記ブザー本体と前記回動つま
みの間に形成されると共に前記回動つまみに所定の回動
トルクが加わった際に折れて前記回動つまみをブザー本
体と別体にする折部と、前記音を放出するための電気を
供給すべくブザー本体の表面に形成された第1の電気配
線と、前記配線パネルの下面に係合して前記ブザー本体
を挟持する挟持爪と、を有し、前記配線パネルは、ブザ
ーを取付ける取付け孔と、該取付け孔の周囲に形成され
ると共に前記取付け孔にブザーを回動させて取付けた際
に前記第1の電気配線と電気的に接続する第2の電気配
線と、前記挟持部が挟持する被挟持部と、を有するもの
である。
〈作用〉 このようなブザーの取付構造によれば、回動つまみをブ
ザー音放出用の開口を跨ぐようにして形成することによ
り、回動つまみのブザー本体に対する接続面積が少なく
なるようにしているので、回動つまみが折れるのに必要
な回動トルクの設定がより行い易くなっており、その分
さらに電気接点の接触圧の安定化が図れる。また、取付
け後は、回動つまみが開口からなくなるので、他の部品
と干渉して破損したり或いは音質が変化したりするおそ
れがない。更に、回動つまみでブザーを回動させるだけ
で該ブザーを配線パネルに取り付けられるので、取付け
作業が非常に簡単である。加えて、回動つまみが折れる
ことで決まる一定の回動トルクにより与えられる常に安
定した挟持力で取付け孔の周囲の被挟持部を挟持できる
ので、ブザー本体の第1の電気配線が常に一定の接触圧
で配線パネルの第2の電気配線に接続することになり、
常に安定した接触圧を容易に得られる。
〈実施例〉 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
尚、以下の説明では、上述した従来例と共通する部分に
は同一符号を付すにとどめ重複する説明は省略するもの
とする。
このブザーの取付構造で用いるブザー10は円筒状のブ
ザー本体10aを有し、このブザー本体10aの上端部
に挟持用フランジ11を備えており、この挟持用フラン
ジ11には下方へ向けて一対のL字状の挟持爪12、1
2及び「第1の電気配線」としての一対の電気接点1
3、13が各々突設されている。挟持用フランジ11に
は、さらに、その中央部にブザー音放出用の開口14が
形成されており、またその上面に開口14を跨ぐように
して回動つまみ15が設けられている。この回動つまみ
15は、第3図に示すように、その基端部が細くされて
折部16とされており、後述する「配線パネル」として
のプリント基板20への取付けに際して所定以上の回動
力が与えられると折部16で折れるようになっている。
L字状の挟持爪12は、挟持面12fを備えており、こ
の挟持面12fと挟持用フランジ11の下面11fとの
間隔は奥の方つまり矢示X方向にいくにしたがって徐々
に狭くなるようになっている。
尚、この例ではL字状の挟持爪12、12を挟持用フラ
ンジ11から突設させるようにしているが、これに限ら
れず、例えばブザー本体10aから突設させるようにし
てもよい。また、電気接点13、13は挟持爪12、1
2の挟持面12f、12fに設けるようにすることも勿
論可能である。
このブザーの取付構造で用いる「配線パネル」としての
プリント基板20には、ブザー10を半埋め込み状態
で、つまりブザー本体10aがプリント基板20の裏側
に挿入される状態で取り付けるための取付け孔21が形
成されている。この取付け孔21には、ブザー10の挟
持爪12、12に対応させて拡張部22、22が形成さ
れている。
そして、ブザー10をプリント基板20に取り付けるに
ついて、挟持爪12、12の部分を拡張部22、22に
対応させるようにしてブザー本体10aを取付け孔21
に挿入し、それからブザー10を回動つまみ15にて矢
示Y方向の如く回動させる。すると、挟持用フランジ1
1の下面11fと挟持爪12、12の挟持面12f、1
2fとの間で拡張部22、22の部分の「被挟持部」と
しての周縁部を挟持する状態になる。この状態でさらに
回動つまみ15を回動させると、前述のように挟持面1
2fと挟持用フランジ11の下面11fとの間隔が奥の
方にいくにしたがって徐々に狭くなるようになっている
ので、その回動トルク(締め付け力)が徐々に大きくな
り、この回動トルクが所定の値に達すると回動つまみ1
5が折部16で折れる。つまり、回動つまみ15が折れ
るまで回動させることにより常に一定の挟持力が得られ
るようになっている。そして、挟持用フランジ11の下
面に突設されている電気接点13、13がこの挟持力に
よる一定の接触圧で「第2の電気配線」としてのプリン
ト配線7、7に接続するようになる。
このようなブザーの取付構造によると、回動つまみ15
で回動させるだけでブザー10をプリント基板20に取
り付けられるので取付け作業が非常に簡単である。ま
た、回動つまみ15が折れることで決められる所定の回
動トルクにより与えられる挟持力で挟持するようになっ
ているので、挟持用フランジ11の下面に突設されてい
る一対の電気接点13、13は常に一定の接触圧でプリ
ント配線7、7に接続することになり、常に安定した接
触圧を容易に得られる。しかも、回動つまみ15をブザ
ー音放出用の開口14を跨ぐようにして形成することに
より回動つまみ15の挟持用フランジ11に対する接続
面積が少なくなるようにしているので、回動つまみ15
が折れるのに必要な回動トルクの設定がより行い易くな
っており、その分さらに電気接点13、13の接触圧の
安定化が図れる。さらに、プリント基板20から外へ突
出する部分は挟持用フランジ11の部分だけでありその
殆どがプリント基板11の裏側つまりパネルケース2の
内側となるので、他部品との干渉という問題を避けられ
る。
〈考案の効果〉 この考案に係るブザーの取付構造は、以上説明してきた
如き内容のものなので、以下の如き効果を奏することが
できる。
(a)回動つまみをブザー音放出用の開口を跨ぐようにし
て形成することにより、回動つまみのブザー本体に対す
る接続面積が少なくなるようにしているので、回動つま
みが折れるのに必要な回動トルクの設定がより行い易
い。
(b)取付け後には、回動つまみが開口からなくなるの
で、他の部品と干渉して音質が変化するおそれがない。
(c)回動つまみで回動させるだけでブザーをプリント基
板に取り付けられるので取付け作業が非常に簡単であ
る。
(d)回動つまみが折れることで決まる一定の回動トルク
により与えられる常に安定した挟持力で取付け孔の周囲
の被挟持部を挟持できるので、ブザー本体の第1の電気
配線が常に一定の接触圧で配線パネルの第2の電気配線
に接続することになり、常に安定した接触圧を容易に得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るブザーの取付構造を示す分解
概略斜視図、 第2図は、ブザーの概略側面図、 第3図は、第2図中の矢示III−III線に沿う部分概略断
面図、 第4図は、ブザーをプリント基板に取り付けた状態を示
す概略斜視図、そして 第5図は、従来のブザーの取付構造を示す概略斜視図で
ある。 10……ブザー 10a……ブザー本体 11……挟持用フランジ 11f……挟持用フランジの下面 12……挟持爪 12f……挟持面 13……電気接点 14……開口 15……回動つまみ 20……プリント基板(配線パネル) 21……取付け孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線パネルにブザーを取付けるブザーの取
    付け構造において、 前記ブザーは、ブザー本体と、該ブザー本体に形成され
    た音放出用の開口と、該開口を跨ぐように形成された回
    動つまみと、前記ブザー本体と前記回動つまみの間に形
    成されると共に前記回動つまみに所定の回動トルクが加
    わった際に折れて前記回動つまみをブザー本体と別体に
    する折部と、前記音を放出するための電気を供給すべく
    ブザー本体の表面に形成された第1の電気配線と、前記
    配線パネルの下面に係合して前記ブザー本体を挟持する
    挟持爪と、を有し、 前記配線パネルは、ブザーを取付ける取付け孔と、該取
    付け孔の周囲に形成されると共に前記取付け孔にブザー
    を回動させて取付けた際に前記第1の電気配線と電気的
    に接続する第2の電気配線と、前記挟持部が挟持する被
    挟持部と、を有することを特徴とするブザーの取付構
    造。
JP8808989U 1989-07-28 1989-07-28 ブザーの取付構造 Expired - Lifetime JPH067983Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8808989U JPH067983Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 ブザーの取付構造

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JPH0328040U JPH0328040U (ja) 1991-03-20
JPH067983Y2 true JPH067983Y2 (ja) 1994-03-02

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