JPH0224226Y2 - - Google Patents

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JPH0224226Y2
JPH0224226Y2 JP18249984U JP18249984U JPH0224226Y2 JP H0224226 Y2 JPH0224226 Y2 JP H0224226Y2 JP 18249984 U JP18249984 U JP 18249984U JP 18249984 U JP18249984 U JP 18249984U JP H0224226 Y2 JPH0224226 Y2 JP H0224226Y2
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socket
printed board
mounting hole
instrument case
pin
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JP18249984U
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、計器ケースの後面等外面にプリン
ト板を配設し、この計器ケースやプリント板の適
宜箇所に形成した係合穴に一定方向へ回動させて
固定するようにしたソケツトの改良構造に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来、計器照明あるいは警報照明に用いるラン
プを装着することのできるソケツトを計器装置に
配設する構造は、実公昭56−17979号公報、実公
昭59−22705号公報等に開示され、第5図、第6
図に示すような構造が一般的である。
すなわち、計器ケース1の後面あるいは側面等
の外面には、計器装置Aの電気配線用硬質平板状
プリント板2が配設され、このプリント板2には
計器照明あるいは警報照明として用いられるウエ
ツジベース型のランプ装着用ソケツト3の端子
(図示しない)と電気的に接続される一対の導電
部4が形成され、この導電部4から導電路5が引
き廻し形成され、この導電路5と車載バツテリ側
から引き廻し配線した電気コードとがカプラ等の
電気接続部材(図示しない)を介して結線されて
いる。
また、前記計器ケース1には、前記ソケツト3
を挿入する穴6が適所に形成され、この穴6と対
応してプリント板2にソケツト3を装着固定する
取付穴7が穿設され、この取付穴7と連続して取
付穴7の周縁に切欠部8が形成され、前記取付穴
7を囲うようこの取付穴7の周縁に前記導電部4
が形成されている。
前記ソケツト3は、内部にウエツジベースラン
プ9を差し込み固定して前記プリント板2の取付
穴7に挿入される筒部3aと、筒部3aに連続し
て設けられると共にプリント板2へ当接されるフ
ランジ部3bと、フランジ部3bに連続して設け
られると共に握り部分となる取手部3cと、筒部
3aの外周部から突出して取付穴7の切欠部8に
挿入し得ると共にソケツト3の時計方向への回動
によりフランジ部3bとの間でプリント板2を挾
持する係止用突起3dと、係止用突起3dに連続
して設けられると共にソケツト3の時計方向への
回動時に切欠部8の縁部8aへ当接して前記回動
を阻止する当接部3eとを一体的に有するよう樹
脂にて形成されている。そして、ソケツト3内に
はウエツジベースランプ9のリード細線(図示し
ない)と電気的に接続する一対の端子(図示しな
い)が配設され、この端子には一体に前記フラン
ジ部3b側に延びて、ソケツト3をプリント板2
に固定した時プリント板2の導電部4と電気的に
連結する接触片(図示しない)が形成されてい
る。
従つて計器ケース1にプリント板2を配設し、
ウエツジベースランプ9を支承したソケツト3の
係止用突起3dをプリント板2の切欠部8に合わ
せて筒部3aを取付穴7に差し込み、次いでソケ
ツト3の当接部3eが切欠部8の縁部8aと当た
るまで取手部3cを時計方向へ回動させることに
より、ソケツト3のフランジ部3bと係止用突起
3dとの間でプリント板2を挾持し、ソケツト3
を計器装置A側すなわちプリント板2に配設し、
同時にウエツジベースランプ9のリード細線に接
続している接触片がプリント板2の導電部4と接
触して電気的接続が完了する。
〈考案が解決しようとする課題〉 このようなソケツト取り付け構造では、例えば
自動車の計器装置に適用する場合、走行中に加わ
る振動によつてソケツト3がプリント板2から緩
む方向、すなわち反時計方向に回動し、プリント
板2に形成された導電部4とソケツト3内の端子
に設けた接触片との接触が甘くなることに起因し
て導通不良を生じ、やがて計器装置Aから脱落し
てしまう虞れがあるという問題を有していた。
又、ソケツト3が不完全な状態で取り付けられて
いても見た目にはわからずそのままにしておき、
前述のような問題点の発生を容易にしてしまうと
いう問題も有していた。
〈考案の目的〉 この考案は、前記従来例の問題点に着目して考
えられたものであり、計器装置に振動が加えられ
たことによつて、計器装置に取り付けられたソケ
ツトが緩む方向に回動することを阻止して導通不
良を未然に防ぐことのできる緩み防止ソケツトを
提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するためこの考案は、計器ケー
スの外面に配設するプリント板と、前記プリント
板に穿設する取付穴と、この取付穴に対応して前
記計器ケースに穿設する穴と、前記取付穴又は前
記取付穴および前記穴の内周縁に形成する切欠部
と、前記プリント板に電気的接続を図るべく端子
を配設するソケツトと、このソケツトに形成され
前記取付穴に挿入する筒部と、この筒部に連続し
て突設されると共に前記プリント板へ当接される
フランジ部と、このフランジ部から隔てられて前
記筒部の外周面から突出した前記切欠部に挿入す
る係止用突起と、前記ソケツトを一方向へ回動し
たとき前記切欠部の縁部へ当接して前記回動を阻
止する当接部とを有し、前記フランジ部と前記係
止用突起との間で前記プリント板又は前記プリン
ト板および前記計器ケースを挾着することにより
前記ソケツトを前記取付穴に装着するようにした
ものにおいて、前記取付穴の周囲で前記計器ケー
ス又は前記プリント板に設けられ少なくとも一部
が前記プリント板上方へ突出するピンと、前記ソ
ケツトの回動に伴つて前記ピンに当接しながら前
記プリント板に対して水平方向へ弾性変形可能に
して前記ソケツトの前記プリント板上方側から側
方に突出すると共に前記ソケツトの回動完了後に
は弾性復帰して前記ソケツトの他方向への回動を
阻止するよう前記ピンに当接もしくは対峙する係
止部とを設けるものである。
〈実施例〉 第1図、第2図は、この考案の一実施例を示す
ものであり、前記従来例と同一もしくは相当箇所
には同じ符号をつけてその詳細な説明は省く。
計器ケース1の後面のソケツト3が挿入される
穴6の周囲には、この穴6を中心として対称状態
に一対のピン10が立設され、プリント板2には
このピン10が挿通できる貫通孔11が穿設さ
れ、この貫通孔11を通して前記ピン10の上部
側がプリント板2の上方へ突出している。
又、ソケツト3のフランジ部3bの周囲には、
ソケツト3のプリント板2への装着が完了した
後、反時計方向へ回動した時前記計器ケース1の
ピン10と当接して前記回動を阻止することがで
きる弾性を有した一対の片持ち腕型形状の係止部
3fが側方に突出して一体形成されている。
従つて、計器装置Aにソケツト3を装着する場
合には、まず、ソケツト3の係止用突起3dをプ
リント板2の切欠部8に合わせ、筒部3aを取付
穴7に差し込む(第2図a参照)。次に、ソケツ
ト3の取手部3cをつまんで時計方向に回動させ
る。この時ソケツト3の係止部3fは、プリント
板2に対して水平方向に弾性変形可能に形成され
ていることからピン10により内側に撓みながら
移動する(第2図b参照)。そして、ソケツト3
の当接部3e(第7図参照)が切欠部8の縁部8
aと当たるソケツト3のフランジ部3bと係止用
突起3dとの間にプリント板2が挾持され、かつ
係止部3fがピン10からはずれて外側へ弾性復
帰し、係止部3fの端面とピン10とは当接もし
くは対峙状態となつてソケツト3の装着が完了す
る(第2図c参照)。
この状態において、計器装置Aが外部振動を受
け、ソケツト3が反時計方向へ回動しようとして
も、ソケツト3の係止部3fの端面がピン10と
当接して回動を阻止することとなり、ソケツト3
がプリント板2からはずれることを防ぐ。また、
係止部3fがピン10をこえることにより作業者
は取付作業が完了したことを認識できる。
一方、前記ソケツト3をプリント板2から取り
はずす場合には、ソケツト3の取手部3cをつま
み、係止部3fが内側に撓んでその端面とピン1
0との当接を解除することのできる前記外部振動
に比べて大きな力により反時計方向へ回動させる
か、もしくは指で係止部3fを内側に撓ませつつ
ソケツト3の取手部3cをつまんで反時計方向へ
回動させることにより、係止用突起3dを切欠部
8に合わせてソケツト3をプリント板2から取り
はずすことができる。
第3図は、この考案のソケツトを計器ケースに
装着する他の実施例であり、プリント板2は、可
撓性材料により形成されている以外前記実施例と
変わらない。又、計器ケース1にはプリント板2
の取付穴7および切欠部8と略同形状の穴6が穿
設されている。
このような構成においても、前記実施例同様の
手順(第2図参照)によりソケツト3のフランジ
部3bと係止用突起3dとの間に計器ケース1お
よびプリント板2を挾持してソケツト3を装着す
ることができ、又、係止部3fとピン10との当
接により外部振動を受けてソケツト3が緩むこと
を阻止できる。
第4図は、この考案のソケツトを改良した更に
他の実施例であり、ソケツト3の係止部3fは、
ソケツト3の装着が完了した後反時計方向へ回動
しようとした時、ピン10と当接して前記回動を
阻止することのできる両端支持された弾性を有す
る突出形状に形成されている以外前記各実施例と
変わらない。
このような構成において、ソケツト3をプリン
ト板2(第1図、第3図参照)に差し込み(第4
図a参照)、ソケツト3の取手部3cを時計方向
に回動させることによつて係止部3fはピン10
によりプリント板2に対して水平方向内側に撓み
ながら移動し(第4図b参照)、前記回動が完了
すると係止部3fの撓みが解除されピン10と係
止部3fとは当接もしくは対峙状態となり(第4
図c参照)、この状態において、計器装置Aが外
部振動を受け、ソケツト3が反時計方向へ回動し
ようとしてもソケツト3の係止部3fの周面がピ
ン10と当接して回動を阻止することとなり、ソ
ケツト3がはずれることを防ぐ。なお、ピン10
は、計器ケース1又はプリント板2に一体形成あ
るいは当接保持することができる。
また、前記各実施例においては計器ケース1に
突設されたピン10およびソケツト3の係止部3
fをそれぞれ一対ずつ設けたが、ピン10を1個
又は係止部3fを1個としても良く、更に相方1
個ずつとしてもかまわない。
また、係止部3fは別部材としてソケツト3に
取り付ける構成としてもかまわない。
更に、前記各実施例は組み合わせ使用も可能で
あり、適宜各部分の形状を組み合わせることがで
きる。
〈考案の効果〉 この考案は、計器ケース又はこの計器ケースの
外面に配設するプリント板に、少なくとも一部が
前記プリント板上方へ突出するピンを設け、ソケ
ツトの前記プリント板上方側には側方に突出する
と共に前記プリント板に対して水平方向へ弾性変
形可能な係止部を設け、このソケツトを取付穴に
挿入して一方向へ回動する時、前記係止部を前記
ピンに当接しながら撓ませ、回動完了後には前記
係止部が弾性復帰して前記ソケツトの他方向への
回動を阻止するよう前記ピンに当接もしくは対峙
する構成であり、例えば自動車の計器装置に装着
されるソケツトに振動が加えられてもソケツトの
緩み方向への回動が阻止されるため緩みにくくな
り、電気的な接触不良更にはソケツトの脱落とい
うような問題点を解決し、更にソケツトが完全に
取り付けられたことを判別できる等、極めて実用
的な緩み防止ソケツトを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の一実施例を適用し
たソケツトの取り付け構造を示す斜視図、平面
図、第3図はこの考案の他の実施例を適用したソ
ケツトの取り付け構造を示す斜視図、第4図はこ
の考案の他の実施例を適用したソケツトの取りつ
け構造を示す平面図、第5図、第6図は従来例の
ソケツトの取り付け構造を示す斜視図、要部断面
図である。 1……計器ケース、2……プリント板、3……
ソケツト、3a……筒部、3b……フランジ部、
3d……係止用突起、3e……当接部、3f……
係止部、6……穴、7……取付穴、8……切欠
部、8a……縁部、10……ピン、11……貫通
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器ケースの外面に配設するプリント板と、前
    記プリント板に穿設する取付穴と、この取付穴に
    対応して前記計器ケースに穿設する穴と、前記取
    付穴又は前記取付穴および前記穴の内周縁に形成
    する切欠部と、前記プリント板に電気的接続を、
    図るべく端子を配設するソケツトと、このソケツ
    トに形成され前記取付穴に挿入する筒部と、この
    筒部に連続して突設されると共に前記プリント板
    へ当接されるフランジ部と、このフランジ部から
    隔てられて前記筒部の外周面から突出した前記切
    欠部に挿入する係止用突起と、前記ソケツトを一
    方向へ回動したとき前記切欠部の縁部へ当接して
    前記回動を阻止する当接部とを有し、前記フラン
    ジ部と前記係止用突起との間で前記プリント板又
    は前記プリント板および前記計器ケースを挾着す
    ることにより前記ソケツトを前記取付穴に装着す
    るようにしたものにおいて、前記取付穴の周囲で
    前記計器ケース又は前記プリント板に設けられ少
    なくとも一部が前記プリント板上方へ突出するピ
    ンと、前記ソケツトの回動に伴つて前記ピンに当
    接しながら前記プリント板に対して水平方向へ弾
    性変形可能にして前記ソケツトの前記プリント板
    上方側から側方に突出すると共に前記ソケツトの
    回動完了後には弾性復帰して前記ソケツトの他方
    向への回動を阻止するよう前記ピンに当接もしく
    は対峙する係止部とを設けることを特徴とする緩
    み防止ソケツト。
JP18249984U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0224226Y2 (ja)

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JPS6196488U JPS6196488U (ja) 1986-06-20
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JP2575637Y2 (ja) * 1992-02-21 1998-07-02 矢崎総業株式会社 計器のバルブアッセンブリ固定構造

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JPS6196488U (ja) 1986-06-20

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