JPH0719978U - フレキシブルプリント基板の接続構造 - Google Patents

フレキシブルプリント基板の接続構造

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JPH0719978U
JPH0719978U JP5121193U JP5121193U JPH0719978U JP H0719978 U JPH0719978 U JP H0719978U JP 5121193 U JP5121193 U JP 5121193U JP 5121193 U JP5121193 U JP 5121193U JP H0719978 U JPH0719978 U JP H0719978U
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JP
Japan
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fpc
base member
internal space
lock member
circuit board
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JP5121193U
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Inventor
和繁 江尻
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタのロック部材をベース部材に挿着し
ていくと自動的にFPCの接続端部が該ベース部材に向
けて所定量押し込まれるように工夫し、FPCの接続端
部をベース部材とロック部材とで挟持すれば確実に電気
的接続が図れる高信頼性のFPCの接続構造を提供す
る。 【構成】 FPC17の接続端部17a近傍の両側部に
耳部17bを突設するとともに、これら耳部17bをベ
ース部材12に向けて押し込むための一対の耳押え部1
4cをロック部材14に突設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フレキシブルプリント基板(以下、FPCと略称する)の接続端部 とFPC用コネクタとを電気的かつ機械的に接続するFPCの接続構造に関する 。
【0002】
【従来の技術】
FPC用コネクタは、FPCの接続端部に形成されているリード線を所望の配 線回路と接続するために用いられるコネクタで、電子機器のプリント配線板など に多く実装されている。
【0003】 図4は、この種のFPC用コネクタの従来例を示す平面図である。 同図において、符号1で総括的に示すコネクタは、開口2aを臨む内部空間3 を有するベース部材2と、この内部空間3に挿着されるロック部材4とを組み合 わせて構成され、ベース部材2には、内部空間3内に露出する複数の接点5と、 各接点5から導出されて外部に突出する複数本の端子6とが配設されている。一 方、符号7で総括的に示すFPCには、ベースフィルム8上に複数のリード線9 が互いに平行に形成されており、このFPC7の接続端部7aを除いて、リード 線9群はオーバーコート層10にて覆われている。
【0004】 そして、FPC7の接続端部7aをコネクタ1に取り付ける際には、まず、接 続端部7aをベース部材2の開口2a側から内部空間3内へ所定量挿入し、次い で、この接続端部7aの背面側でロック部材4を内部空間3内へ押し込み、ベー ス部材2とロック部材4とで接続端部7aを表裏両面から挟持することにより、 FPC7とコネクタ1との機械的接続が図れるとともに、この接続端部7aの表 面に露出するリード線9をベース部材2の内部空間3内に露出する接点5に圧接 させることができて電気的接続が図れるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のコネクタ1は、FPC7を取り付ける際の作業 の仕方が悪いと、ベース部材2の内部空間3内へFPC7の接続端部7aが十分 に挿入されないまま、該接続端部7aがベース部材2とロック部材4とで挟持さ れてしまうことがあるので、このように挿入量が不足しているFPC7側のリー ド線9がコネクタ1側の接点5に確実に接触されず導通不良を招来する虞があっ た。
【0006】 したがって本考案の目的は、かかる従来技術の課題を解消し、FPCの接続端 部をコネクタのベース部材とロック部材とで挟持すれば確実に電気的接続が図れ る高信頼性のFPCの接続構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、開口を臨む内部空間に複数の接点を露 出させて該接点から導出した端子を外部に突出させているベース部材と、このベ ース部材の上記開口側から上記内部空間へと挿入したFPCの接続端部を固定す るために該内部空間に挿着されるロック部材とからなるコネクタを備え、該接続 端部に形成されているリード線と上記接点とを導通せしめるFPCの接続構造に おいて、FPCの上記接続端部近傍に耳部を突設するとともに、この耳部を上記 ベース部材に向けて押し込むための耳押え部を上記ロック部材に設けることとし た。
【0008】
【作用】
上記手段によれば、FPCの接続端部がベース部材の内部空間へ十分に挿入さ れていなくとも、該内部空間へロック部材を押し込む過程でFPCの耳部が該ロ ック部材の耳押え部に押し込まれるので、ロック部材をベース部材の内部空間に 挿着すれば自動的にFPCの接続端部は該内部空間に所定量挿入されることにな り、該接続端部の挿入量不足を回避することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。ここで、図1 は本実施例に係るコネクタおよびFPCを示す斜視図、図2は図1に示すコネク タのベース部材の断面図、図3(a),(b)は本実施例の動作説明図である。
【0010】 これらの図において、符号11で総括的に示すコネクタは、開口12aを臨む 内部空間13を有するベース部材12と、この内部空間13に挿着されるロック 部材14とを組み合わせて構成され、ベース部材12には、内部空間13内に露 出する複数の接点15と、各接点15から導出されて外部に突出する複数本の端 子16とが配設してあるとともに、相対向する内壁面の対応する個所にそれぞれ ロック穴12bが刻設してある。また、ロック部材14には、ベース部材12の 内部空間13内に挿入される部分の内壁面に半円筒形の隆起部14aが突設して あり、かつ両側面にそれぞれ上記ロック穴12bに嵌入可能な係合突起14bが 突設してあるとともに、内部空間13内に挿入されない部分の両側部に一対の耳 押え部14cが突設してある。一方、符号17で総括的に示すFPCには、接続 端部17aの近傍の両側部に、ロック部材14の耳押え部14cに対応する一対 の耳部17bが突設してある。このFPC17は、ベースフィルム18上に複数 のリード線19を互いに平行に形成し、接続端部17aを除いてリード線19群 をオーバーコート層20にて覆い、かつ接続端部17aを補強する補強板21を ベースフィルム18の背面に貼着して構成されている。
【0011】 さて、上記FPC17の接続端部17aを上記コネクタ11に取り付ける際に は、まず図3(a)に示すように、ロック部材14をベース部材12から引き出 しておき、FPC17の耳部17bをロック部材14の耳押え部14cよりも開 口12aに近付けた状態で接続端部17aを内部空間13内へ挿入し、次いで同 図(b)に示すように、この接続端部17aの背面側でロック部材14を内部空 間13内へ押し込めばよい。こうしてロック部材14を内部空間13内へ押し込 んでいくと、係合突起14bがベース部材12のロック穴12bに嵌入した時点 でロック部材14がロックされるが、かかるロック部材14の押し込み過程で耳 押え部14cはFPC17の耳部17bをベース部材12に向けて所定位置まで 押し込み、また、ロック部材14の隆起部14aは背面側からFPC17の接続 端部17aを押えつける。
【0012】 したがって、ロック部材14をロック位置まで押し込んでベース部材12に挿 着すれば、該ロック部材14の耳押え部14cに耳部17bが押し込まれるFP C17は、その接続端部17aが内部空間13内へ所定量押し込まれることにな って挿入量不足が回避できるとともに、該ロック部材14の隆起部14aとベー ス部材12とで接続端部17aが表裏両面から確実に挟持されるので、この接続 端部17aの表面に露出するリード線19を内部空間13内に露出する接点15 に確実に圧接させることができる。
【0013】 このように本実施例は、ロック部材14をベース部材12に挿着する過程で、 該ロック部材14の耳押え部14cが自動的にFPC17の耳部17bをベース 部材12に向けて押し込むようになっていて、これによりFPC17の接続端部 17aの挿入量不足が回避でき、しかも該接続端部17aをロック部材14の隆 起部14aとベース部材12とで確実に挟持できるので、FPC17とコネクタ 11とを機械的かつ電気的に確実に接続することができ、高い信頼性が確保でき る。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によるFPCの接続構造は、コネクタのロック部 材をベース部材に挿着する過程で、該ロック部材に設けた耳押え部がFPCの接 続端部近傍に突設した耳部を押し込んで、ベース部材に対する該接続端部の挿入 量が不足しないようになっているので、該接続端部をベース部材とロック部材と で挟持すれば確実に機械的かつ電気的に接続することができて、信頼性が大幅に 向上するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るコネクタおよびFPCを示す斜
視図である。
【図2】図1に示すコネクタのベース部材の断面図であ
る。
【図3】本実施例の動作説明図である。
【図4】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
11 コネクタ 12 ベース部材 12a 開口 12b ロック穴 13 内部空間 14 ロック部材 14a 隆起部 14b 係合突起 14c 耳押え部 15 接点 16 端子 17 FPC 17a 接続端部 17b 耳部 19 リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を臨む内部空間に複数の接点を露出
    させて該接点から導出した端子を外部に突出させている
    ベース部材と、このベース部材の上記開口側から上記内
    部空間へと挿入したフレキシブルプリント基板の接続端
    部を固定するために該内部空間に挿着されるロック部材
    とからなるコネクタを備え、該接続端部に形成されてい
    るリード線と上記接点とを導通せしめるフレキシブルプ
    リント基板の接続構造において、フレキシブルプリント
    基板の上記接続端部近傍に耳部を突設するとともに、こ
    の耳部を上記ベース部材に向けて押し込むための耳押え
    部を上記ロック部材に設けたことを特徴とするフレキシ
    ブルプリント基板の接続構造。
JP5121193U 1993-09-21 1993-09-21 フレキシブルプリント基板の接続構造 Pending JPH0719978U (ja)

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