JP2557613Y2 - Fpc用コネクタ - Google Patents
Fpc用コネクタInfo
- Publication number
- JP2557613Y2 JP2557613Y2 JP1993045431U JP4543193U JP2557613Y2 JP 2557613 Y2 JP2557613 Y2 JP 2557613Y2 JP 1993045431 U JP1993045431 U JP 1993045431U JP 4543193 U JP4543193 U JP 4543193U JP 2557613 Y2 JP2557613 Y2 JP 2557613Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fpc
- connector
- hook
- contact
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコネクタに関し、更に詳
しくは電子機器の内部に収納されたプリント基板等に表
面実装されるFPC(Flexible Printed Circuit)接続用
のコネクタに関するものである。
しくは電子機器の内部に収納されたプリント基板等に表
面実装されるFPC(Flexible Printed Circuit)接続用
のコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとしては、例え
ば図11に示したものが知られている。即ち、インシュ
レータ1に形成された開口10内に複数のコンタクト2
の一端が所定のピッチで横一列に配置されている。コン
タクト2は上下一対となってFPC5を挟持した状態で
コンタクト2とFPC5の接点部とを接続するものとし
て構成されている。
ば図11に示したものが知られている。即ち、インシュ
レータ1に形成された開口10内に複数のコンタクト2
の一端が所定のピッチで横一列に配置されている。コン
タクト2は上下一対となってFPC5を挟持した状態で
コンタクト2とFPC5の接点部とを接続するものとし
て構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来技術におけるFPC用のコネクタにあって
は、FPC5をコネクタの開口10内に挿嵌するだけで
あり、FPC5が確実に挿嵌されたか否かを認識するこ
とが曖昧となっていた。このため、従来のFPC用コネ
クタにあっては、FPC5が斜めの状態で開口10内に
挿嵌される場合があり、この場合には、接触不良を生
じ、コネクタの信頼性を損うものとなっていた。
たような従来技術におけるFPC用のコネクタにあって
は、FPC5をコネクタの開口10内に挿嵌するだけで
あり、FPC5が確実に挿嵌されたか否かを認識するこ
とが曖昧となっていた。このため、従来のFPC用コネ
クタにあっては、FPC5が斜めの状態で開口10内に
挿嵌される場合があり、この場合には、接触不良を生
じ、コネクタの信頼性を損うものとなっていた。
【0004】それ故に本考案の課題は、FPCをコネク
タに適正に接続させることができ、FPCとの接続の信
頼性を向上させたコネクタを提供することにある。
タに適正に接続させることができ、FPCとの接続の信
頼性を向上させたコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、一方の
接続対象物であるFPCの導体部と接触するコンタク
ト、前記コンタクトを保持し他方の接続対象物であるプ
リント基板に載置されるインシュレータ、及び前記イン
シュレータに保持され前記プリント基板と半田付固定さ
れるホールドダウンを含むFPC用コネクタにおいて、
前記ホールドダウンは前記FPCを接続状態にロック固
定するフックを有し、前記フックは、前記FPCの幅方
向の端部に設けた係止凸起部に引っ掛かって前記ロック
固定を得た第1の位置と、前記係止凸起部にて押されて
前記FPCの幅方向で移動した第2の位置とで変位する
ものであり、前記インシュレータは前記プリント基板と
は反対側の面の前記フックに対応した位置に切欠き部を
有し、前記切欠き部を通して前記FPCの挿入状態を目
視確認できるようにしたことを特徴とするFPC用コネ
クタを得ることができる。
接続対象物であるFPCの導体部と接触するコンタク
ト、前記コンタクトを保持し他方の接続対象物であるプ
リント基板に載置されるインシュレータ、及び前記イン
シュレータに保持され前記プリント基板と半田付固定さ
れるホールドダウンを含むFPC用コネクタにおいて、
前記ホールドダウンは前記FPCを接続状態にロック固
定するフックを有し、前記フックは、前記FPCの幅方
向の端部に設けた係止凸起部に引っ掛かって前記ロック
固定を得た第1の位置と、前記係止凸起部にて押されて
前記FPCの幅方向で移動した第2の位置とで変位する
ものであり、前記インシュレータは前記プリント基板と
は反対側の面の前記フックに対応した位置に切欠き部を
有し、前記切欠き部を通して前記FPCの挿入状態を目
視確認できるようにしたことを特徴とするFPC用コネ
クタを得ることができる。
【0006】
【0007】
【0008】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1〜図4に示した実施例のコネクタは、インシ
ュレータ1、このインシュレータ1のスリット状の開口
10に夫々圧着状態で装填される複数本のコンタクト
2、及びインシュレータ1のFPC接続側の両側に夫々
設けられたコネクタ固定用のホールドダウン3を備えて
いる。ホールドダウン3はフック3aを一体的に有して
いる。なお、図3において21はFPCの接続端子と導
通接触するコンタクトの接触部であり、22はプリント
基板6上のパターンとの半田付け部である。
する。図1〜図4に示した実施例のコネクタは、インシ
ュレータ1、このインシュレータ1のスリット状の開口
10に夫々圧着状態で装填される複数本のコンタクト
2、及びインシュレータ1のFPC接続側の両側に夫々
設けられたコネクタ固定用のホールドダウン3を備えて
いる。ホールドダウン3はフック3aを一体的に有して
いる。なお、図3において21はFPCの接続端子と導
通接触するコンタクトの接触部であり、22はプリント
基板6上のパターンとの半田付け部である。
【0009】インシュレータ1は、前面にFPCの挿嵌
用の開口10が形成されている。この開口はインシュレ
ータの背面側から圧入された各コンタクト2を所定のピ
ッチで保持するためにスリット状となっている。
用の開口10が形成されている。この開口はインシュレ
ータの背面側から圧入された各コンタクト2を所定のピ
ッチで保持するためにスリット状となっている。
【0010】インシュレータ1の前面側の両側には、切
欠き部4が形成されている。この切欠き部4の外側に
は、コネクタの接続部側から挿入されたホールドダウン
3が圧入固定されている。ホールドダウン3は、プリン
ト基板6に半田付けされる半田付け部3cと、後述する
FPCの係止凸起部に係合する舌片状のフック3aから
構成されている。そして、該フック3aが上記切欠き部
4に収容されるようになっている。フック3aの先端
は、FPCの係止凸起部に係合するように、内側に向け
て突出するように折曲げ形成されており、かつ、基部を
中心に全体的に弾性を付与されている。図5(a),
(b),(c)は上記フック3aを一体的に有するホー
ルドダウン3を示す平面図、側面図および正面図であ
り、図6はこのようなホールドダウン3を得るに際して
の基材のプレス打抜き状態を示したものである。
欠き部4が形成されている。この切欠き部4の外側に
は、コネクタの接続部側から挿入されたホールドダウン
3が圧入固定されている。ホールドダウン3は、プリン
ト基板6に半田付けされる半田付け部3cと、後述する
FPCの係止凸起部に係合する舌片状のフック3aから
構成されている。そして、該フック3aが上記切欠き部
4に収容されるようになっている。フック3aの先端
は、FPCの係止凸起部に係合するように、内側に向け
て突出するように折曲げ形成されており、かつ、基部を
中心に全体的に弾性を付与されている。図5(a),
(b),(c)は上記フック3aを一体的に有するホー
ルドダウン3を示す平面図、側面図および正面図であ
り、図6はこのようなホールドダウン3を得るに際して
の基材のプレス打抜き状態を示したものである。
【0011】図7はコネクタの天地が逆になるようにし
てプリント基板6へ取付ける場合のコンタクト2の半田
付け部22の形成位置を示したものである。
てプリント基板6へ取付ける場合のコンタクト2の半田
付け部22の形成位置を示したものである。
【0012】図8は、上記実施例のコネクタに接続され
るFPC5の接続部周りを示した平面図であり、先端部
の両側には側方に向けて突出する係止凸起部5aが形成
されている。なお、図8において5bはFPC5の接点
部である。
るFPC5の接続部周りを示した平面図であり、先端部
の両側には側方に向けて突出する係止凸起部5aが形成
されている。なお、図8において5bはFPC5の接点
部である。
【0013】次に、FPC5との接続について説明す
る。FPC5先端部をコネクタの前面側に形成された開
口部10に挿嵌する。この時、FPC5の両端の係止凸
起部5aがフック3aを押し分けて進入し、図9に示す
ように、先端がインシュレータの開口奥壁に突き当た
り、FPC5の各接点部5bが対応する各コンタクト2
の接触部21に導通接触して接続が完了する。
る。FPC5先端部をコネクタの前面側に形成された開
口部10に挿嵌する。この時、FPC5の両端の係止凸
起部5aがフック3aを押し分けて進入し、図9に示す
ように、先端がインシュレータの開口奥壁に突き当た
り、FPC5の各接点部5bが対応する各コンタクト2
の接触部21に導通接触して接続が完了する。
【0014】これに対して、FPC5がコネクタへ斜め
に進入するなどして、挿嵌が不十分(不正確)な場合に
は、図10に示すように、係止凸起部5aがフック3a
を押し広げた状態となっており、目視することによって
FPC5の不完全嵌合であることを認識することができ
る。
に進入するなどして、挿嵌が不十分(不正確)な場合に
は、図10に示すように、係止凸起部5aがフック3a
を押し広げた状態となっており、目視することによって
FPC5の不完全嵌合であることを認識することができ
る。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
FPCの接点部と導通接触するコンタクトを保持するイ
ンシュレータの両端に設けられたホールドダウンにフッ
クを一体的に設け、このフックによってFPCをロック
固定するようにしているので、接続の信頼性が向上す
る。しかも、本考案によれば、ホールドダウンとフック
が一体に形成されているので、部品点数が増えることが
なく、また、これによって組立作業も簡便化し、コネク
タの製作コストの低廉化を図ることができる。
FPCの接点部と導通接触するコンタクトを保持するイ
ンシュレータの両端に設けられたホールドダウンにフッ
クを一体的に設け、このフックによってFPCをロック
固定するようにしているので、接続の信頼性が向上す
る。しかも、本考案によれば、ホールドダウンとフック
が一体に形成されているので、部品点数が増えることが
なく、また、これによって組立作業も簡便化し、コネク
タの製作コストの低廉化を図ることができる。
【図1】本考案の一実施例におけるコネクタの外観斜視
図。
図。
【図2】図1のコネクタの説明図であって、(a)は平
面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
【図3】図2(a)におけるA―A線断面図。
【図4】図2(a)におけるB―B線断面図。
【図5】本考案の実施例に用いるフック一体型のホール
ドダウンを示した説明図であって、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は正面図。
ドダウンを示した説明図であって、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は正面図。
【図6】本考案の実施例に用いるフック一体型のホール
ドダウンのプレス打抜き状態を示した説明図。
ドダウンのプレス打抜き状態を示した説明図。
【図7】本考案の他の実施例におけるコネクタを示した
側面断面図。
側面断面図。
【図8】本考案のコネクタに嵌合接続されるFPCの先
端部周りを示した平面図。
端部周りを示した平面図。
【図9】本考案のコネクタとFPCとの適正嵌合状態を
示した説明図で、図2(b)におけるC−C線断面図。
示した説明図で、図2(b)におけるC−C線断面図。
【図10】本考案のコネクタとFPCとの不適正嵌合状
態を示した説明図で、図2(b)におけるC−C線断面
図。
態を示した説明図で、図2(b)におけるC−C線断面
図。
【図11】従来のFPC接続用コネクタを示した側面断
面図。
面図。
1 インシュレータ 2 コンタクト 3 ホールドダウン 3a フック 3c 半田付け部 4 切欠き部 5 FPC 5a 係止凸起部
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の接続対象物であるFPCの導体部
と接触するコンタクト、前記コンタクトを保持し他方の
接続対象物であるプリント基板に載置されるインシュレ
ータ、及び前記インシュレータに保持され前記プリント
基板と半田付固定されるホールドダウンを含むFPC用
コネクタにおいて、前記ホールドダウンは前記FPCを
接続状態にロック固定するフックを有し、前記フック
は、前記FPCの幅方向の端部に設けた係止凸起部に引
っ掛かって前記ロック固定を得た第1の位置と、前記係
止凸起部にて押されて前記FPCの幅方向で移動した第
2の位置とで変位するものであり、前記インシュレータ
は前記プリント基板とは反対側の面の前記フックに対応
した位置に切欠き部を有し、前記切欠き部を通して前記
FPCの挿入状態を目視確認できるようにしたことを特
徴とするFPC用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045431U JP2557613Y2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | Fpc用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045431U JP2557613Y2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | Fpc用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716385U JPH0716385U (ja) | 1995-03-17 |
JP2557613Y2 true JP2557613Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=12719118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993045431U Expired - Fee Related JP2557613Y2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | Fpc用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557613Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6358475U (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-19 | ||
JPH01172283U (ja) * | 1988-05-26 | 1989-12-06 | ||
JPH0449471U (ja) * | 1990-09-03 | 1992-04-27 | ||
JP2879469B2 (ja) * | 1990-09-20 | 1999-04-05 | 東海通信工業株式会社 | フラットケーブル用コネクタ |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP1993045431U patent/JP2557613Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716385U (ja) | 1995-03-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970722 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |