JP2581080Y2 - エッジコネクター - Google Patents

エッジコネクター

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JP2581080Y2
JP2581080Y2 JP6693193U JP6693193U JP2581080Y2 JP 2581080 Y2 JP2581080 Y2 JP 2581080Y2 JP 6693193 U JP6693193 U JP 6693193U JP 6693193 U JP6693193 U JP 6693193U JP 2581080 Y2 JP2581080 Y2 JP 2581080Y2
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JP
Japan
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pedestal
connection
elastic
housing space
conductive plate
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JP6693193U
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JPH0736383U (ja
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肅培 楊
國隆 王
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肅培 楊
國隆 王
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は一直線上に接続片が配列
されたエッジコネクターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直線状のコネクターの一例は図8
に示すようにコネクターの台座10に上下に配列された
溝孔101が穿設され、予め多数の接続片をこの溝孔1
01に植え込んで固定し、接続片上部の接触部は回路基
板の差込み溝となり、回路基板をこの溝に挿入して装着
される形状となっている。
【0003】この種のエッジコネクターは各接続片は一
体形成で作られ、延伸する接続部20は台座10の下側
に突出して外部導線とハンダ付け等の方法で導線30を
接続するのが一般的である。
【0004】他の例として図9に示すものは、接続片は
上端の曲折部403で曲折された接触部40と圧着板4
01、402で構成されている。この接続片に予め導線
30を圧着板401、402で接続しておき、この状態
で接続片を曲折部403側を台座10の下側から挿入孔
に挿入することにより、接触部40の弾性により台座1
0に固定されると共に、接触部40と導線30とが同時
に接続されるように構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述の図8の
場合のエッジコネクターは使用する際には1本宛のハン
ダ付け作業が必要であり、過程が複雑であると共に、密
集した接続片の場合には隣接の接続片との間に短絡事故
が発生し易いという問題があると共に、導線を取り外す
場合にもハンダ付けをし直す必要がある。
【0006】又、図9の場合のエッジコネクターは導線
を圧着してから挿入するので、導体部分が露出していな
く、有利な点はあるが、圧着するための専用工具が必要
であり、更に後に導線の交換を行うことは不可能であ
る。
【0007】本考案は上述の問題を解決して、導線を容
易に接続出来、更に必要に応じて簡単に導線の交換が出
来るエッジコネクターを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、接続片が一直線に配列されたコネクターで、一定
間隔に接続片が配列されている台座1と、接続片の嵌め
孔11に下側から挿入されている弾性導電板2と、同じ
く嵌め孔11に弾性導電板2と反対の側面に下側から挿
入されている弾性挟み板3とよりなる。
【0009】台座1の接続片の嵌め孔11は上下方向に
貫通して上側の上部収容空間111はそれぞれ一体とし
て構成され、下側の下部収容空間112は中間に一直線
方向の隔壁116を設けた左右別体とし、隔壁116の
側面の下部には弾性挟み板3の下端部を固定する弧状凹
面115と、同じく上部の両側には弾性挟み板3の上端
部を固定する弧状凹面114と、隔壁116と反対側の
下部収容空間112の側面の下部には弾性導電板2の下
端部の斜片221が当接する斜溝113と、台座1の側
面と前記下部収容空間112の側面との間に貫通してい
る溝孔12を具備している。
【0010】弾性導電板2は側面形状が下部収容空間1
12に挿入される平面の接続部22と、上部収容空間1
11に挿入される曲折状の接触部21と、この接触部2
1と接続部22を連設する曲折部210とで形成され、
接続部22の下端には台座1の斜溝113に当接する斜
片221が外側に曲折され、かつ斜片221の片方と接
続部22の平面部の下側の側辺部とは幅狭部220を形
成して台座1の溝孔12の位置を回避するように構成さ
れ、接触部21は平面部と湾曲部で構成され、平面部の
先端から中間に切れ目が設けられた二分割形状の湾曲部
となり、かつこの先端が大きく湾曲して外部導体接触部
分となり、この接触部分の更に先端が平面部側に湾曲し
て平面部に接触し、更にこの先端が平面部と反対側に湾
曲した形状で湾曲部を形成し、平面部には湾曲部と反対
側に曲折された係止爪211が具備されている。
【0011】弾性挟み板3は一端は台座1の下側の弧状
凹面115に当接する湾曲部32を構成し更にこの先端
は外側に湾曲して弾性導電板2の接続部22を押圧する
押圧部33を形成し、他端は台座1の上側の弧状凹面1
14に当接する湾曲部31を形成して弾性導電板2を台
座1の下部収容空間112の外側の内壁に押圧するよう
に構成されたものである。
【0012】
【作用】上述のように、弾性導電板2と弾性挟み板3は
台座1の下面の嵌め孔11から挿入するだけで良く、
又、導線4を接続する場合も露出した芯線42を接続部
22と押圧部33の間に差し込むだけで接続が完了す
る。
【0013】又、導線4を取り外す場合は台座1の溝孔
12に板状の棒を挿入して押圧部33を押し付けること
により、押圧が解除されるので、簡単に引き抜くことが
出来る。
【0014】
【実施例】図1は本考案のエッジコネクターの分解斜視
図、図2は台座の部分断面図、図3は弾性導電板の斜視
図、図4は弾性挟み板の斜視図、図5は組み立て状態の
断面図、図6は導線を接続した状態の断面図である。
【0015】本考案のエッジコネクターは接続片が一直
線に配列されたコネクターで、一定間隔に接続片が配列
されている台座1と、接続片の嵌め孔11に下側から挿
入されている弾性導電板2と、同じく嵌め孔11に弾性
導電板2と反対の側面に下側から挿入されている弾性挟
み板3とよりなる。
【0016】台座1の接続片の嵌め孔11は台座1の長
手方向に一列に配列され、上下方向に貫通している。こ
の嵌め孔11は上側の上部収容空間111と下側の下部
収容空間112とに別れている。上部収容空間111は
弾性導電板2が挿入される側の中心線に沿って弾性導電
板2の係止爪211が挿入される溝111aと、両側面
側に弾性導電板2の左右に両端部が挿入される溝111
bがそれぞれ開設されている。なお、上部収容空間11
1相互間は下部収容空間112の上端まで中間部で連設
されて、この部分にこのコネクターに接続すべき基板が
挿入されるように構成されている。
【0017】下部収容空間112は上部収容空間111
の下端まで一直線方向の隔壁116を設けた左右別体と
し、隔壁116の側面の下部には弾性挟み板3の下端部
を固定する弧状凹面115と、同じく上部の両側には弾
性挟み板3の上端部を固定する弧状凹面114とが設け
てある。隔壁116と反対側の下部収容空間112の側
面の下部には弾性導電板2の下端部の斜片221が当接
する斜溝113と、台座1の側面と前記下部収容空間1
12の側面との間に貫通している溝孔12が設けてあ
る。
【0018】弾性導電板2は側面形状が下部収容空間1
12に挿入される平面の接続部22と、上部収容空間1
11に挿入される曲折状の接触部21と、この接触部2
1と接続部22を連設する曲折部210とよりなる。
【0019】接続部22の下端には台座1の斜溝113
に当接する斜片221が外側に曲折され、かつ斜片22
1の片方と接続部22の平面部の下側の側辺部とは幅狭
部220を形成して台座1の溝孔12の位置を回避する
ように構成されている。
【0020】接触部21は平面部と湾曲部で構成され、
平面部の先端は大きく湾曲して外部導体接触部分とな
り、この接触部分の更に先端が平面部側に湾曲して平面
部に接触し、更にこの先端が平面部と反対側に湾曲した
形状で湾曲部を形成している。この平面部の先端の湾曲
部から接触部分先端の湾曲部迄の間は中心線に沿って溝
が開設されて左右2本で構成され、仮に挿入物に対して
傾斜しても接触面積が極端に減少することを防止してい
る。又、平面部には湾曲部と反対側に曲折された係止爪
211が形成されて上部収容空間111の溝111aと
係合するように構成されている。
【0021】弾性挟み板3は一端は台座1の下側の弧状
凹面115に当接する湾曲部32を形成し、更にこの先
端は外側に湾曲して弾性導電板2の接続部22を押圧す
る押圧部33を形成し、他端は台座1の上側の弧状凹面
114に当接する湾曲部31を形成して弾性導電板2を
台座1の下部収容空間112の外側の内壁に押圧するよ
うに構成されたものである。
【0022】次に、このコネクターの組み立て方法につ
いて説明する。先ず、弾性導電板2を台座1の下側から
それぞれの嵌め孔11の下部収容空間112に1個宛接
続部22が外側になる方向に斜溝113のある側にし
て、係止爪211が上部収容空間111の溝111aに
係合するまで挿入する。
【0023】次に、挟み板3を下部収容空間112の溝
孔12が穿設されている側に湾曲部31から挿入し、上
側の弧状凹面114と下側の弧状凹面115との間に挿
入する。この状態で本考案のエッジコネクターの組み立
ては完了する。
【0024】次に、エッジコネクターを基板に固定した
後の配線方法について説明する。この方法は図6に示す
ように、先端の絶縁被覆41を剥離して芯線42を露出
した導線4をエッジコネクターの下側から芯線42を弾
性導電板2の接続部22と弾性挟み板3の押圧部33の
間に押し込むだけで良い。この状態では、芯線42は押
圧部33で接続部22に押圧されて完全に接続されてい
る。
【0025】又、導線の交換等で接続を解除する場合に
は、台座1の溝孔12から適当な板状の棒を挿入して弾
性挟み板3の押圧部33を押し付けると押圧部33は後
退して、芯線42が接続部22への押圧が解除されるの
で、簡単に芯線42を抜き取ることが出来る。
【0026】
【考案の効果】上述のように、既に部品として組み立て
完了しているエッジコネクターを基板に装着後、導線4
を接続する場合、芯線42を露出して接続部22と押圧
部33の間に挿入するだけで、簡単に接続が完了する。
【0027】又、導線4を抜き取る場合には、台座1の
溝孔12に板状の棒を挿入して押圧部33を押し付ける
だけで芯線42はフリーの状態となるので、簡単に引き
抜くことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエッジコネクターの分解斜視図であ
る。
【図2】台座の部分断面図である。
【図3】弾性導電板の斜視図である。
【図4】弾性挟み板の斜視図である。
【図5】組み立て状態の断面図である。
【図6】導線を接続した状態の断面図である。
【図7】本考案のエッジコネクターの斜視図である。
【図8】従来のエッジコネクターの一例の組み立て状態
の説明図である。
【図9】従来のエッジコネクターの別の形式の組み立て
状態の説明図である。
【符号の説明】 1 台座 11 嵌め孔 111 上部収容空間 112 下部収容空間 113 斜溝 114 弧状凹面 115 弧状凹面 116 隔壁 12 溝孔 2 弾性導電板 21 接触部 211 係止爪 22 接続部 221 斜片 3 弾性挟み板 33 押圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 23/00 - 23/68

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続片が一直線に配列されたコネクター
    において、一定間隔に接続片が配列されている台座と、
    前記接続片の嵌め孔に下側から挿入されている弾性導電
    板と、同じく前記嵌め孔に前記弾性導電板と反対の側面
    に下側から挿入されている弾性挟み板とよりなり、前記
    台座の接続片の嵌め孔は上下方向に貫通して上側の上部
    収容空間はそれぞれ一体として構成され、下側の下部収
    容空間は中間に前記一直線方向の隔壁を設けた左右別体
    とし、前記隔壁の側面の下部には前記弾性挟み板の下端
    部を固定する弧状凹面と、同じく上部の両側には前記弾
    性挟み板の上端部を固定する弧状凹面と、前記隔壁と反
    対側の下部収容空間の側面の下部には前記弾性導電板の
    下端部の斜片が当接する斜溝と、前記台座の側面と前記
    下部収容空間の側面との間に貫通している溝孔を具備
    し、前記弾性導電板の側面形状が前記下部収容空間に挿
    入される平面の接続部と、前記上部収容空間に挿入され
    る曲折状の接触部と、この接触部と前記接続部を連設す
    る曲折部とで形成され、前記接続部の下端には前記台座
    の斜溝に当接する斜片が外側に曲折され、かつ斜片の片
    方と前記接続部の平面部の下側の側辺部とは幅狭部を形
    成して前記台座の溝孔の位置を回避するように構成さ
    れ、前記接触部は平面部と湾曲部で構成され、平面部の
    先端から中間に切れ目が設けられた二分割形状の湾曲部
    となり、かつこの先端が大きく湾曲して外部導体接触部
    分となり、この接触部分の更に先端が前記平面部側に湾
    曲して平面部に接触し、更にこの先端が平面部と反対側
    に湾曲した形状で前記湾曲部を形成し、前記平面部には
    前記湾曲部と反対側に曲折された係止爪が具備されてお
    り、前記弾性挟み板は一端は前記台座の下側の弧状凹面
    に当接する湾曲部を構成し更にこの先端は外側に湾曲し
    て前記弾性導電板の接続部を押圧する押圧部を形成し、
    他端は前記台座の上側の弧状凹面に当接する湾曲部を形
    成して前記弾性導電板を前記台座の下部収容空間の外側
    の内壁に押圧するように構成されたことを特徴とするエ
    ッジコネクター。
JP6693193U 1993-12-15 1993-12-15 エッジコネクター Expired - Lifetime JP2581080Y2 (ja)

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JP6693193U JP2581080Y2 (ja) 1993-12-15 1993-12-15 エッジコネクター

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JPH0736383U JPH0736383U (ja) 1995-07-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4320421B2 (ja) * 2002-05-20 2009-08-26 フジコン株式会社 端子盤用接続金物を備えた端子盤
DE102021126821A1 (de) * 2021-10-15 2023-04-20 Weidmüller Interface GmbH & Co. KG Metallisches Kontaktbauteil einer elektrischen Steckverbindung und elektrische Anschlussklemme

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JPH0736383U (ja) 1995-07-04

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