JPH0736383U - エッジコネクター - Google Patents
エッジコネクターInfo
- Publication number
- JPH0736383U JPH0736383U JP6693193U JP6693193U JPH0736383U JP H0736383 U JPH0736383 U JP H0736383U JP 6693193 U JP6693193 U JP 6693193U JP 6693193 U JP6693193 U JP 6693193U JP H0736383 U JPH0736383 U JP H0736383U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedestal
- elastic
- curved
- conductive plate
- accommodation space
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 導線を容易に接続出来、又、必要に応じて簡
単に導線を引き抜いて交換可能なエッジコネクターを提
供することを目的とする。 【構成】 接続片が一列に配列されるような嵌め孔11
を持った台座1とこの嵌め孔に下側から挿入される弾性
導電板2と弾性挟み板3とを設け、弾性挟み板の先端の
押圧部33で弾性導電板の接続部22を押圧する状態で
それぞれ挿入されており、この接続部と押圧部との間に
導線の芯線を挿入することにより接続を完了し、台座の
側面に穿設されている溝孔12に板状の棒を挿入して押
圧部を押し返すことにより、芯線を容易に引き抜くこと
が可能なるように構成したものである。
単に導線を引き抜いて交換可能なエッジコネクターを提
供することを目的とする。 【構成】 接続片が一列に配列されるような嵌め孔11
を持った台座1とこの嵌め孔に下側から挿入される弾性
導電板2と弾性挟み板3とを設け、弾性挟み板の先端の
押圧部33で弾性導電板の接続部22を押圧する状態で
それぞれ挿入されており、この接続部と押圧部との間に
導線の芯線を挿入することにより接続を完了し、台座の
側面に穿設されている溝孔12に板状の棒を挿入して押
圧部を押し返すことにより、芯線を容易に引き抜くこと
が可能なるように構成したものである。
Description
【0001】
本考案は一直線上に接続片が配列されたエッジコネクターに関する。
【0002】
従来の直線状のコネクターの一例は図8に示すようにコネクターの台座10に 上下に配列された溝孔101が穿設され、予め多数の接続片をこの溝孔101に 植え込んで固定し、接続片上部の接触部は回路基板の差込み溝となり、回路基板 をこの溝に挿入して装着される形状となっている。
【0003】 この種のエッジコネクターは各接続片は一体形成で作られ、延伸する接続部2 0は台座10の下側に突出して外部導線とハンダ付け等の方法で導線30を接続 するのが一般的である。
【0004】 他の例として図9に示すものは、接続片は上端の曲折部403で曲折された接 触部40と圧着板401、402で構成されている。この接続片に予め導線30 を圧着板401、402で接続しておき、この状態で接続片を曲折部403側を 台座10の下側から挿入孔に挿入することにより、接触部40の弾性により台座 10に固定されると共に、接触部40と導線30とが同時に接続されるように構 成されている。
【0005】
しかし、上述の図8の場合のエッジコネクターは使用する際には1本宛のハン ダ付け作業が必要であり、過程が複雑であると共に、密集した接続片の場合には 隣接の接続片との間に短絡事故が発生し易いという問題があると共に、導線を取 り外す場合にもハンダ付けをし直す必要がある。
【0006】 又、図9の場合のエッジコネクターは導線を圧着してから挿入するので、導体 部分が露出していなく、有利な点はあるが、圧着するための専用工具が必要であ り、更に後に導線の交換を行うことは不可能である。
【0007】 本考案は上述の問題を解決して、導線を容易に接続出来、更に必要に応じて簡 単に導線の交換が出来るエッジコネクターを提供することを課題とする。
【0008】
上述の課題を解決するために、接続片が一直線に配列されたコネクターで、一 定間隔に接続片が配列されている台座1と、接続片の嵌め孔11に下側から挿入 されている弾性導電板2と、同じく嵌め孔11に弾性導電板2と反対の側面に下 側から挿入されている弾性挟み板3とよりなる。
【0009】 台座1の接続片の嵌め孔11は上下方向に貫通して上側の上部収容空間111 はそれぞれ一体として構成され、下側の下部収容空間112は中間に一直線方向 の隔壁116を設けた左右別体とし、隔壁116の側面の下部には弾性挟み板3 の下端部を固定する弧状凹面115と、同じく上部の両側には弾性挟み板3の上 端部を固定する弧状凹面114と、隔壁116と反対側の下部収容空間112の 側面の下部には弾性導電板2の下端部の斜片221が当接する斜溝113と、台 座1の側面と前記下部収容空間112の側面との間に貫通している溝孔12を具 備している。
【0010】 弾性導電板2は側面形状が下部収容空間112に挿入される平面の接続部22 と、上部収容空間111に挿入される曲折状の接触部21と、この接触部21と 接続部22を連設する曲折部210とで形成され、接続部22の下端には台座1 の斜溝113に当接する斜片221が外側に曲折され、かつ斜片221の片方と 接続部22の平面部の下側の側辺部とは幅狭部220を形成して台座1の溝孔1 2の位置を回避するように構成され、接触部21は平面部と湾曲部で構成され、 平面部の先端から中間に切れ目が設けられた二分割形状の湾曲部となり、かつこ の先端が大きく湾曲して外部導体接触部分となり、この接触部分の更に先端が平 面部側に湾曲して平面部に接触し、更にこの先端が平面部と反対側に湾曲した形 状で湾曲部を形成し、平面部には湾曲部と反対側に曲折された係止爪211が具 備されている。
【0011】 弾性挟み板3は一端は台座1の下側の弧状凹面115に当接する湾曲部32を 構成し更にこの先端は外側に湾曲して弾性導電板2の接続部22を押圧する押圧 部33を形成し、他端は台座1の上側の弧状凹面114に当接する湾曲部31を 形成して弾性導電板2を台座1の下部収容空間112の外側の内壁に押圧するよ うに構成されたものである。
【0012】
上述のように、弾性導電板2と弾性挟み板3は台座1の下面の嵌め孔11から 挿入するだけで良く、又、導線4を接続する場合も露出した芯線42を接続部2 2と押圧部33の間に差し込むだけで接続が完了する。
【0013】 又、導線4を取り外す場合は台座1の溝孔12に板状の棒を挿入して押圧部3 3を押し付けることにより、押圧が解除されるので、簡単に引き抜くことが出来 る。
【0014】
図1は本考案のエッジコネクターの分解斜視図、図2は台座の部分断面図、図 3は弾性導電板の斜視図、図4は弾性挟み板の斜視図、図5は組み立て状態の断 面図、図6は導線を接続した状態の断面図である。
【0015】 本考案のエッジコネクターは接続片が一直線に配列されたコネクターで、一定 間隔に接続片が配列されている台座1と、接続片の嵌め孔11に下側から挿入さ れている弾性導電板2と、同じく嵌め孔11に弾性導電板2と反対の側面に下側 から挿入されている弾性挟み板3とよりなる。
【0016】 台座1の接続片の嵌め孔11は台座1の長手方向に一列に配列され、上下方向 に貫通している。この嵌め孔11は上側の上部収容空間111と下側の下部収容 空間112とに別れている。 上部収容空間111は弾性導電板2が挿入される側の中心線に沿って弾性導電 板2の係止爪211が挿入される溝111aと、両側面側に弾性導電板2の左右 に両端部が挿入される溝111bがそれぞれ開設されている。 なお、上部収容空間111相互間は下部収容空間112の上端まで中間部で連 設されて、この部分にこのコネクターに接続すべき基板が挿入されるように構成 されている。
【0017】 下部収容空間112は上部収容空間111の下端まで一直線方向の隔壁116 を設けた左右別体とし、隔壁116の側面の下部には弾性挟み板3の下端部を固 定する弧状凹面115と、同じく上部の両側には弾性挟み板3の上端部を固定す る弧状凹面114とが設けてある。 隔壁116と反対側の下部収容空間112の側面の下部には弾性導電板2の下 端部の斜片221が当接する斜溝113と、台座1の側面と前記下部収容空間1 12の側面との間に貫通している溝孔12が設けてある。
【0018】 弾性導電板2は側面形状が下部収容空間112に挿入される平面の接続部22 と、上部収容空間111に挿入される曲折状の接触部21と、この接触部21と 接続部22を連設する曲折部210とよりなる。
【0019】 接続部22の下端には台座1の斜溝113に当接する斜片221が外側に曲折 され、かつ斜片221の片方と接続部22の平面部の下側の側辺部とは幅狭部2 20を形成して台座1の溝孔12の位置を回避するように構成されている。
【0020】 接触部21は平面部と湾曲部で構成され、平面部の先端は大きく湾曲して外部 導体接触部分となり、この接触部分の更に先端が平面部側に湾曲して平面部に接 触し、更にこの先端が平面部と反対側に湾曲した形状で湾曲部を形成している。 この平面部の先端の湾曲部から接触部分先端の湾曲部迄の間は中心線に沿って 溝が開設されて左右2本で構成され、仮に挿入物に対して傾斜しても接触面積が 極端に減少することを防止している。 又、平面部には湾曲部と反対側に曲折された係止爪211が形成されて上部収 容空間111の溝111aと係合するように構成されている。
【0021】 弾性挟み板3は一端は台座1の下側の弧状凹面115に当接する湾曲部32を 形成し、更にこの先端は外側に湾曲して弾性導電板2の接続部22を押圧する押 圧部33を形成し、他端は台座1の上側の弧状凹面114に当接する湾曲部31 を形成して弾性導電板2を台座1の下部収容空間112の外側の内壁に押圧する ように構成されたものである。
【0022】 次に、このコネクターの組み立て方法について説明する。先ず、弾性導電板2 を台座1の下側からそれぞれの嵌め孔11の下部収容空間112に1個宛接続部 22が外側になる方向に斜溝113のある側にして、係止爪211が上部収容空 間111の溝111aに係合するまで挿入する。
【0023】 次に、挟み板3を下部収容空間112の溝孔12が穿設されている側に湾曲部 31から挿入し、上側の弧状凹面114と下側の弧状凹面115との間に挿入す る。この状態で本考案のエッジコネクターの組み立ては完了する。
【0024】 次に、エッジコネクターを基板に固定した後の配線方法について説明する。こ の方法は図6に示すように、先端の絶縁被覆41を剥離して芯線42を露出した 導線4をエッジコネクターの下側から芯線42を弾性導電板2の接続部22と弾 性挟み板3の押圧部33の間に押し込むだけで良い。 この状態では、芯線42は押圧部33で接続部22に押圧されて完全に接続さ れている。
【0025】 又、導線の交換等で接続を解除する場合には、台座1の溝孔12から適当な板 状の棒を挿入して弾性挟み板3の押圧部33を押し付けると押圧部33は後退し て、芯線42が接続部22への押圧が解除されるので、簡単に芯線42を抜き取 ることが出来る。
【0026】
上述のように、既に部品として組み立て完了しているエッジコネクターを基板 に装着後、導線4を接続する場合、芯線42を露出して接続部22と押圧部33 の間に挿入するだけで、簡単に接続が完了する。
【0027】 又、導線4を抜き取る場合には、台座1の溝孔12に板状の棒を挿入して押圧 部33を押し付けるだけで芯線42はフリーの状態となるので、簡単に引き抜く ことが出来る。
【図1】本考案のエッジコネクターの分解斜視図であ
る。
る。
【図2】台座の部分断面図である。
【図3】弾性導電板の斜視図である。
【図4】弾性挟み板の斜視図である。
【図5】組み立て状態の断面図である。
【図6】導線を接続した状態の断面図である。
【図7】本考案のエッジコネクターの斜視図である。
【図8】従来のエッジコネクターの一例の組み立て状態
の説明図である。
の説明図である。
【図9】従来のエッジコネクターの別の形式の組み立て
状態の説明図である。
状態の説明図である。
1 台座 11 嵌め孔 111 上部収容空間 112 下部収容空間 113 斜溝 114 弧状凹面 115 弧状凹面 116 隔壁 12 溝孔 2 弾性導電板 21 接触部 211 係止爪 22 接続部 221 斜片 3 弾性挟み板 33 押圧部
Claims (1)
- 【請求項1】 接続片が一直線に配列されたコネクター
において、一定間隔に接続片が配列されている台座と、
前記接続片の嵌め孔に下側から挿入されている弾性導電
板と、同じく前記嵌め孔に前記弾性導電板と反対の側面
に下側から挿入されている弾性挟み板とよりなり、前記
台座の接続片の嵌め孔は上下方向に貫通して上側の上部
収容空間はそれぞれ一体として構成され、下側の下部収
容空間は中間に前記一直線方向の隔壁を設けた左右別体
とし、前記隔壁の側面の下部には前記弾性挟み板の下端
部を固定する弧状凹面と、同じく上部の両側には前記弾
性挟み板の上端部を固定する弧状凹面と、前記隔壁と反
対側の下部収容空間の側面の下部には前記弾性導電板の
下端部の斜片が当接する斜溝と、前記台座の側面と前記
下部収容空間の側面との間に貫通している溝孔を具備
し、前記弾性導電板の側面形状が前記下部収容空間に挿
入される平面の接続部と、前記上部収容空間に挿入され
る曲折状の接触部と、この接触部と前記接続部を連設す
る曲折部とで形成され、前記接続部の下端には前記台座
の斜溝に当接する斜片が外側に曲折され、かつ斜片の片
方と前記接続部の平面部の下側の側辺部とは幅狭部を形
成して前記台座の溝孔の位置を回避するように構成さ
れ、前記接触部は平面部と湾曲部で構成され、平面部の
先端から中間に切れ目が設けられた二分割形状の湾曲部
となり、かつこの先端が大きく湾曲して外部導体接触部
分となり、この接触部分の更に先端が前記平面部側に湾
曲して平面部に接触し、更にこの先端が平面部と反対側
に湾曲した形状で前記湾曲部を形成し、前記平面部には
前記湾曲部と反対側に曲折された係止爪が具備されてお
り、前記弾性挟み板は一端は前記台座の下側の弧状凹面
に当接する湾曲部を構成し更にこの先端は外側に湾曲し
て前記弾性導電板の接続部を押圧する押圧部を形成し、
他端は前記台座の上側の弧状凹面に当接する湾曲部を形
成して前記弾性導電板を前記台座の下部収容空間の外側
の内壁に押圧するように構成されたことを特徴とするエ
ッジコネクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6693193U JP2581080Y2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | エッジコネクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6693193U JP2581080Y2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | エッジコネクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736383U true JPH0736383U (ja) | 1995-07-04 |
JP2581080Y2 JP2581080Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=13330238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6693193U Expired - Lifetime JP2581080Y2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | エッジコネクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581080Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004047431A (ja) * | 2002-05-20 | 2004-02-12 | Fujikon Kk | 端子盤、リード線接続装置及び端子盤用接続金物 |
WO2023062198A1 (de) * | 2021-10-15 | 2023-04-20 | Weidmüller Interface GmbH & Co. KG | Metallisches kontaktbauteil einer elektrischen steckverbindung und elektrische anschlussklemme |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP6693193U patent/JP2581080Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004047431A (ja) * | 2002-05-20 | 2004-02-12 | Fujikon Kk | 端子盤、リード線接続装置及び端子盤用接続金物 |
WO2023062198A1 (de) * | 2021-10-15 | 2023-04-20 | Weidmüller Interface GmbH & Co. KG | Metallisches kontaktbauteil einer elektrischen steckverbindung und elektrische anschlussklemme |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2581080Y2 (ja) | 1998-09-17 |
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