JPH0411346Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0411346Y2
JPH0411346Y2 JP1986045763U JP4576386U JPH0411346Y2 JP H0411346 Y2 JPH0411346 Y2 JP H0411346Y2 JP 1986045763 U JP1986045763 U JP 1986045763U JP 4576386 U JP4576386 U JP 4576386U JP H0411346 Y2 JPH0411346 Y2 JP H0411346Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
flexible cable
flat
flat flexible
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986045763U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62158778U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986045763U priority Critical patent/JPH0411346Y2/ja
Priority to EP87302704A priority patent/EP0239422A1/en
Publication of JPS62158778U publication Critical patent/JPS62158778U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0411346Y2 publication Critical patent/JPH0411346Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/65Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal
    • H01R12/67Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal insulation penetrating terminals
    • H01R12/675Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal insulation penetrating terminals with contacts having at least a slotted plate for penetration of cable insulation, e.g. insulation displacement contacts for round conductor flat cables

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、フレキシブルフラツトケーブル
(FFC)、フレキシブルプリンチイツドサーキツ
ト(FPC)等の平型柔軟ケーブルを接続するた
めの平型柔軟ケーブル用コネクタに関するもので
ある。
[考案の概要] 本考案は、前面に挿入口を有する端子装着空間
が内部に形成されたコネクタハウジングと、平型
柔軟ケーブルに形成した平型導体のピツチに対応
するピツチでそれぞれ平行に前記端子装着空間内
に装着された複数の端子と、前記平型柔軟ケーブ
ルと共に前記挿入口より前記端子装置空間内に挿
入され、前記平型導体を対応した前記端子に接触
させるための挿入保持体とを備えたものであつ
て、前記コネクタハウジングの側面に前記前面側
に位置して前記端子装置空間内に開口して設けら
れたロツク溝部を有し、前記端子が、前記挿入口
に向かつて開口する二股状に分岐されて互いに上
下方向へ弾性変形可能な上下一対の端子片と、こ
の各端子片の内側の対応し合う位置において互い
に対向し合う面が前記平型柔軟ケーブルの挿入方
向に略対応して平坦状で、かつ爪端が刃物状に鋭
く形成された接触爪とを有して成るとともに、前
記挿入保持体が、前記挿入口を通つて前記端子の
上下の端子片間に挿入可能な突入部と、この突入
部の後ろ側に一体に形成されているとともに前記
突入部が前記端子装置空間内に挿入された所定の
位置で後面が前記ロツク溝部内の後面に面当接係
合されて抜け止めされるロツク突部を設けた基部
とより成り、前記平型柔軟ケーブルを、前記挿入
保持体の前記突入部の上面と前面と下面に沿わせ
てU字状に折り曲げて前記端子の上下端子片間の
隙間寸法よりも大きな厚み寸法にした状態で、前
記上下の端子片間に前記挿入保持体と共に前記ロ
ツク溝部内の後面にロツク突部が当接係合される
まで圧入させ、この圧入時に前記平型柔軟ケーブ
ルの各平型導体上の絶縁被覆が前記接触爪の爪端
ではぎ取られて前記各平型導体と前記端子との導
通が取られるように構成したものである。
[従来の技術] フレキシブルフラツトケーブル(FFC)、フレ
キシブルプリンチイツドサーキツト(FPC)等
の平型柔軟ケーブルは、多方面で利用されてい
る。また、これに伴い、この平型柔軟ケーブルと
端子を接続するコネクタ技術も種々のものが提案
され、実施されている。
この従来より用いられている平型柔軟ケーブル
と端子を接続する手段の一つとして、圧接接続方
法がある。この方法は、端子に鋭い突起を形成
し、この突起を平型柔軟ケーブルの各導体と対応
する箇所に突き刺し、このケーブルを貫通して突
き出した突起を折り曲げて物理的な接続を図ると
ともに、突起と導体の電気接続を図るようにした
ものである。これは例えば特公昭57−7475号公報
や、特公昭60−51789号公報等で見ることができ
る。
また、突起を折り曲げないまでも、端子の突起
を絶縁被覆ケーブルの導体に突き刺して接触状態
を作り、この状態を接触子の弾性により維持する
ようにしたものも例えば実公昭58−52623号公報
等で見ることができる。
この他の技術としては、差込み式のものがあ
る。これは、端子装着空間を有するコネクタハウ
ジングと、このコネクタハウジング内に配された
端子と、平型柔軟ケーブルを挿入保持するための
保持体より成り、予め平型柔軟ケーブルの端末の
絶縁被覆をはぎ取つて導体を露出させた後に、こ
の露出された導体部分をまつすぐのまま端子部分
に差し込み、次いで挿入保持体をコネクタハウジ
ング内に挿入してロツクすることにより、挿入保
持体と端子間に弾発的に導体を挟持させて電気的
接続を図るようにしたものである。これは、例え
ば特開昭60−1018886号公報等で見ることができ
る。
また、さらに他の技術としては、フラツトケー
ブルのコネクタに関する技術が特公昭52−11036
号公報に記載されるとともに、ケーブル保持体を
ロツクする技術が実開昭59−14283号公報等に記
載されている。さらに、実開昭60−38279号公報
等には、コンタクトに突起を設けることが記載さ
れている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した各従来の構造では、コ
ネクタハウジング内に、平型柔軟ケーブルを挿入
保持体と共に単にまつすぐ差し込み、この差し込
みで生じる圧接力や、絶縁被覆部を突き刺した端
子部の突起との係合だけで保持させていた。した
がつて、その係合部分に必要以上の外力が加わる
と、端子部や絶縁被覆部が破損し易いばかりでな
く、不測の外力に対して抜け易く、信頼性に乏し
い等の不具合があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は不測の外力がかかつてもその外
力が電気接続部分に直接付与されることがないよ
うにして、電気接続部分の保護を図るとともに、
ケーブルが不用意に抜け出すことのない構造にし
て、信頼性等を向上させることのできる平型柔軟
ケーブル用コネクタを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案は、実施例に対
応する添付図面中の符号を用いてこれを説明する
と、前面1aに開口された挿入口38を有する端
子装着空間2を内部に形成してなるコネクタハウ
ジング1と、平型柔軟ケーブル5に形成した平型
導体6のピツチに対応するピツチでそれぞれ平行
に前記端子装着空間2内に装着された複数の端子
3と、前記平型柔軟ケーブル5と共に前記挿入口
38より前記端子装置空間2内に挿入され、前記
平型導体6を対応した前記端子3に接触させるた
めの挿入保持体4とを備えた平型柔軟ケーブル用
コネクタにおいて、前記コネクタハウジング1の
側面1bに前記前面1a側に位置して前記端子装
置空間2内に開口して設けられたロツク溝部33
を有し、前記端子3が、前記挿入口38に向かつ
て開口する二股状に分岐されて互いに上下方向へ
弾性変形可能な上下一対の端子片12,13と、
この各端子片12,13の内側の対応し合う位置
において互いに対向し合う面12a,13aが前
記平型柔軟ケーブル5の挿入方向に略対応して平
坦状で、かつ爪端16が刃物状に鋭く形成された
接触爪15とを有して成るとともに、前記挿入保
持体4が、前記挿入口38を通つて前記端子3の
上下の端子片12,13間に挿入可能な突入部3
1と、この突入部31の後ろ側に一体に形成され
ているとともに前記突入部31が前記端子装置空
間2内に挿入された所定の位置で後面34aが前
記ロツク溝部33内の後面33aに面当接係合さ
れて抜け止めされるロツク突部34を設けた基部
32とより成り、前記平型柔軟ケーブル5を、前
記挿入保持体4の前記突入部31の上面35と前
面36と下面37に沿わせてU字状に折り曲げて
前記端子3の上下端子片12,13間の隙間寸法
よりも大きな厚み寸法にた状態で、前記上下の端
子片12,13間に前記挿入保持体4と共に前記
ロツク溝部33内の後面33aにロツク突部34
が当接係合されるまで圧入させ、この圧入時に前
記平型柔軟ケーブル5の各平型導体6上の絶縁被
覆7が前記接触爪15の爪端16ではぎ取られて
前記各平型導体6と前記端子3との導通が取られ
るように構成したものである。
[作用] この構成によれば、平型柔軟ケーブル5を挿入
保持体4の突入部31の上面35と前面36と下
面37に沿わせてU字状に折り曲げ、端子3の上
下端子片12,13間の隙間寸法よりも大きな厚
み(総厚)にした状態で、コネクタハウジング1
のロツク溝部33内の後面33aにロツク突部3
4が当接係合されるまで、上下の端子片12,1
3と間に挿入保持体4と共にコネクタハウジング
1のロツク溝部33内の後面33aにロツク突部
34が当接係合されるまで圧入させると、この圧
入時に平型柔軟ケーブル5の各平型導体6上の絶
縁被覆7が接触爪15の爪端16ではぎ取られて
各平型導体6と端子3との導通が取られる。
したがつて、特殊工具を要することなく、単に
押し込むだけで、簡単に取り付けることができ
る。しかも、平型柔軟ケーブル5の平型導体6に
対し、一対の端子片12,13の各接触爪15の
対向し合う面12a,13aがそれぞれ一定の接
触圧で、面接触することになるので、より確実な
接触が得られる。
また、平型柔軟ケーブル5と共に挿入された挿
入保持体4は、適正な位置まで挿入されると、ロ
ツク突起34がロツク溝部33内に係合されて抜
け止めされる。そして、このとき挿入保持体4の
突入部31側は上下の各接触爪15で挟まれ、基
部32側はロツク突部34の後面34aがロツク
溝33の後面33aと面当接係合された状態にあ
つて回動が規制されるので、不測の外力によつて
コネクタハウジング1内で挿入保持体4が回動
し、抜け止め係合が外れて不用意に抜け出すこと
が防止される。同時に、コネクタハウジング1内
で挿入保持体4が回動することがないので、上下
端子片12,13と平型導体6との間に不測の外
力が加わることもなく、安定した電気接続が得ら
れる。この結果、信頼性が向上する。
[実施例] 以下、本考案の実施例について図面を用いて詳
細に説明する。
第1図乃至第8図は、本考案に係る平型柔軟ケ
ーブル用コネクタの一実施例を示すものである。
第1図乃至第8図において、符号1は端子装着
空間2が形成されたコネクタハウジング、3は上
記端子装着空間2内に装着される端子、4は挿入
保持体である。5は複数の平型導体6を所定ピツ
チで平行に配し、その上下に絶縁被覆7,8が形
成されている平型柔軟ケーブルであつて、一般に
フレキシブルフラツトケーブル(FFC)あるい
はフレキシブルプリンテイツドサーキツト
(FPC)と称されているものである。また、上記
端子3は、第3図に示すように平型柔軟ケーブル
5の複数の平型導体6の形成ピツチに対応したピ
ツチで複数、端子装着空間2にそれぞれが平行な
状態で装着されている。
そして、1つ1つの端子3の形状について述べ
ると、この端子3は、略中央の段部9を中にして
一側端子部10と他側端子部11とが一体に形成
されている。このうち、一側端子部10は平型柔
軟ケーブル5の導体6と接続する部分で、二股状
の上下一対の端子片12,13で成り、これらの
自由端14の内側の対向した位置には各々接触爪
15が形成されている。
上記各接触爪15は、対向し合う面(底面)1
2a,13a(第4図および第5図参照)が平型
柔軟ケーブル5の挿入方向に略対応して平坦状に
形成されており、また爪端16の形状は平型柔軟
ケーブル5の導体6の上下の絶縁被覆7をはぎ取
ることができるように鋭い形状を成している。す
なわち、第4図および第5図に示すように、接触
爪15の爪端16は、底面12a,13aと前面
18および底面12a,13と後面19とが略直
角に交わるように形成されている。これにより、
上記底面12a,13aと前面18との境界、お
よび上記底面12a,13aと後面19との境界
に鋭いエツジ20,21が形成される。
さらに、上記端子3の他側端子部11も、二股
状の上下一対の端子片22,23より成り、これ
らの自由端24の内側には各々接触爪25が形成
されている。
この端子3は、上述したようにコネクタハウジ
ング1の端子装着空間2内にセツトされるもので
あるが、この際コネクタハウジング1のセツト段
部26の位置に端子3の段部9を位置決めしてセ
ツトする。この時、一側端子部10および他側端
子部11を構成する各々の端子片12,13,2
2,23の上面27とコネクタハウジング1の内
壁28との間には、これら一対の端子片12,1
3,22,23が弾性変形を伴つてやや開くこと
ができるように間隙9が形成されている。
次に、挿入保持体4について詳述すると、これ
は、端子3の一側端子部10おける一対の端子片
12,13間の挿入空間30内に突入できる程度
の厚さを有する板状の突入部31と、その後方に
一体的に連なる基部32より成り、基部32の上
面1bには、コネクタハウジング1に形成された
ロツク溝部33に係合できるロツク突部34が前
面1a側に位置して形成されている。
上記において、突入部31は、上面35,前面
36,下面37より成り、平型柔軟ケーブル5を
これらの面と一対の接触爪15の間に位置させ
て、この突入部31を挿入空間30に突入させた
時に、一対の端子片12,13がやや外方へ開く
程度に、上記突入部31の厚さが設定されている
ものである。
次に、この実施例の動作を第4図乃至第8図を
参照して説明する。
先ず、第6図に示すように、平型柔軟ケーブル
5をコネクタハウジング1の前面の挿入口38の
前に平たい状態で位置決めする。
次いで、第7図に示すように、任意の工具39
を用いて挿入保持体4を端子装着空間2内へ、す
なわち挿入保持体4の突入部31を一対の接触爪
15間に向けて矢示Aのようにまつすぐに挿入す
る。そして、突入部31の前面36が一対の接触
爪15に接するに至るまでの間は、平型柔軟ケー
ブル5は挿入口38の縁部に当接した時に強制的
に曲げられる。次いで、突入部31の前面36が
一対の接触爪15に接してからは、すなわち突入
部31の前面36上に位置する平型柔軟ケーブル
5が一対の接触爪15の爪端16に接してから
は、突入部31の引き続いての押し込みにより、
一対の端子片12,13がやや外方に開かれるも
のの、その復元力によつて接触爪15が平型柔軟
ケーブルに喰い入り、平型柔軟ケーブルの導体対
応箇所の上下各々の絶縁被覆7が第4図に示すよ
うに、爪端16の底面17,前面18,エツジ2
0によつて順次はぎ取られる。
したがつて、本実施例の平型柔軟ケーブルの為
のコネクタの場合は、接続を図る前に、平型柔軟
ケーブルの端末の導体を露出させる加工を施す必
要がない。このため、上記端末導体を露出させる
処理が施されていない平型柔軟ケーブル5を接続
する場合に、その接続作業効率を大幅に向上させ
ることができる。
また、本実施例の平型柔軟ケーブルの為のコネ
クタは、端末の導体を露出させる加工が施されて
いるものに対しても、極めて有効な作用効果を呈
する。すなわち、端末の導体が露出させている平
型柔軟ケーブル5を接続する場合には、上記露出
導体の表面を上記爪端16によつて擦ることにな
る。このため、電気的な接続を行う際の抵抗とな
るごみや汚れ等が上記露出導体の表面に付着して
いる場合においても、これを良好に除去すること
ができる。これにより、上記端末導体6と上記一
対の接触爪15との間に絶縁不良を引き起こす恐
れのある異物が介在してしまうのを防止すること
ができ、電気的な接続を良好に行うことができ
る。
第8図は、挿入保持体4をそのロツク突部34
がコネクタハウジング1のロツク溝部33に係合
する位置まで押し込んだところを示しており、ロ
ツク突部34の後面34aはロツク溝部33の後
面33aと面接触されて回動並びに抜け止めされ
ている状態を示している。この時点では、平型柔
軟ケーブル5は、突入部31の上面35,前面3
6,下面37に沿つてU字状に曲げられ、且つ端
子3の一対の接触爪15の面12a,13aが、
絶縁被覆をはぎ取られた導体6に対して一定の接
触圧でしつかりと上下二点位置で面接触している
ものである。このため、電気的な接触精度は良好
に確保されるとともに、不測の外力によつて挿入
保持体4の全体が上下に回動し、ロツク突部34
とロツク溝部33との間の係合が外れて抜け出す
ことが防止される。
第2図は、この接触後の状態を示した斜視図で
あり、端子3の他側11には、この例のように図
示せぬ回路基盤に接続させる導体42が接続され
る。また、必要に応じて平型柔軟ケーブル5を外
すには、挿入保持体4のロツクを外して、以上の
逆操作をすれば良いものである。
なお、挿入保持体4の形状は、本実施例の構造
では、突入部31を基部32の下部から前面へ突
出させた構造を開示したが、第9図に示す一変形
例の如く、基部32の略中央から前面へ突出さ
せ、基部32の底部44と、突入部31の下面3
7が段差を有するようにしても差し支えないもの
である。また、この変形例においては、平型柔軟
ケーブル5は突入部31の上面35,前面36,
下面37に沿つてU字状に曲げられて保持された
後に、さらに段を成す底部44へコネクタハウジ
ング1の内壁の間を通つて外部へ導出される。
第10図は、上記平型柔軟ケーブル用コネクタ
の使用例を示したもので、この使用では端子3の
他側端子部11に接続させる導体45の他端を端
子46と成し、この端子46に他方の平型柔軟ケ
ーブル47を接続した場合の利用例を示したもの
である。また、第11図は別の接続利用例を示し
たものである。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案に係る平型柔軟ケ
ーブル用コネクタによれば、平型柔軟ケーブル5
を挿入保持体4の突入部31の上面35と前面3
6と下面37に沿わせてU字状に折り曲げ、端子
3の上下端子片12,13間の隙間寸法よりも大
きな厚み(総厚)にした状態で、上下の端子片1
2,13と間に挿入保持体4と共にコネクタハウ
ジング1のロツク溝部33内の後面33aにロツ
ク突部34が当接係合されるまで圧入させると、
この圧入時に平型柔軟ケーブル5の各平型導体6
上の絶縁被覆7が接触爪15の爪端16ではぎ取
られて各平型導体6と端子3との導通が取られ
る。
したがつて、特殊工具を要することなく、単に
押し込むだけで、簡単に取り付けることができ
る。しかも、平型柔軟ケーブル5の平型導体6に
対し、一対の端子片12,13の各接触爪15の
対向し合う面12a,13aがそれぞれ一定の接
触圧で、面接触することになるので、より確実な
接触が得られる。
また、平型柔軟ケーブル5と共に挿入された挿
入保持体4は、適正な位置まで挿入されると、ロ
ツク突部34がロツク溝部33内に係合されて抜
け止めされる。そして、このとき挿入保持体4の
突入部31側は上下の各接触爪15で挟まれ、基
部32側はロツク突部34の後面34aがロツク
溝33の後面33aと面当接係合された状態にあ
つて回動が規制されるので、不測の外力によつて
コネクタハウジング1内で挿入保持体4が回動
し、抜け止め係合が外れて不用意に抜け出すこと
が防止される。同時に、コネクタハウジング1内
で挿入保持体4が回動することがないので、上下
端子片12,13と平型導体6との間に不測の外
力が加わることもなく、安定した電気接続が得ら
れる。この結果、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る平型柔軟ケー
ブル用コネクタを一部断面して示す要部分解斜視
図、第2図は第1図に示した同上平型柔軟ケーブ
ル用コネクタを一部断面して組立後の状態で示す
斜視図、第3図は平型柔軟ケーブルをコネクタハ
ウジングの前面に配置させた状態で同上平型柔軟
ケーブル側における導体の形成ピツチと同上コネ
クタハウジング側における端子の配列ピツチとの
対応関係を示す模式図、第4図は同上平型柔軟ケ
ーブルの挿入途中の状態で同上平型柔軟ケーブル
用コネクタにおける接触爪の爪端の部分拡大側面
図、第5図は第4図に示した同上接触爪における
爪端を正面側より見た図、第6図,第7図,第8
図はそれぞれ同上平型柔軟ケーブル用コネクタの
差し込み動作説明図、第9図は本考案に係る平型
柔軟ケーブル用コネクタの一変形例を示す断面
図、第10図および第11図はそれぞれ同上平型
柔軟ケーブル用コネクタを使用状態で一部断面し
て示す斜視図である。 1……コネクタハウジング、1a……ウジング
前面、2……端子装着空間、3……端子、4……
挿入保持体、5……平型柔軟ケーブル、6……導
体、7,8……絶縁被覆、12,13……一対の
端子片、15……接触爪、16……爪端、30…
…挿入空間、31……突入部、33……ロツク溝
部、33a……ロツク溝の後面、34……ロツク
突部、34a……ロツク突部の後面、35……突
入部上面、36……突入部前面、37……突入部
下面、38……挿入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面1aに開口された挿入口38を有する端子
    装着空間2を内部に形成してなるコネクタハウジ
    ング1と、 平型柔軟ケーブル5に形成した平型導体6のピ
    ツチに対応するピツチでそれぞれ平行に前記端子
    装着空間2内に装着された複数の端子3と、 前記平型柔軟ケーブル5と共に前記挿入口38
    より前記端子装置空間2内に挿入され、前記平型
    導体6を対応した前記端子3に接触させるための
    挿入保持体4とを備えた平型柔軟ケーブル用コネ
    クタにおいて、 前記コネクタハウジング1の側面1bに前記前
    面1a側に位置して前記端子装置空間2内に開口
    して設けられたロツク溝部33を有し、 前記端子3が、前記挿入口38に向かつて開口
    する二股状に分岐されて互いに上下方向へ弾性変
    形可能な上下一対の端子片12,13と、この各
    端子片12,13の内側の対応し合う位置におい
    て互いに対向し合う面12a,13aが前記平型
    柔軟ケーブル5の挿入方向に略対応して平坦状
    で、かつ爪端16が刃物状に鋭く形成された接触
    爪15とを有して成るとともに、 前記挿入保持体4が、前記挿入口38を通つて
    前記端子3の上下の端子片12,13間に挿入可
    能な突入部31と、この突入部31の後ろ側に一
    体に形成されているとともに前記突入部31が前
    記端子装置空間2内に挿入された所定の位置で後
    面34aが前記ロツク溝部33内の後面33aに
    面当接係合されて抜け止めされるロツク突部34
    を設けた基部32とより成り、 前記平型柔軟ケーブル5を、前記挿入保持体4
    の前記突入部31の上面35と前面36と下面3
    7に沿わせてU字状に折り曲げて前記端子3の上
    下端子片12,13間の隙間寸法よりも大きな厚
    み寸法にた状態で、前記上下の端子片12,13
    間に前記挿入保持体4と共に前記ロツク溝部33
    内の後面33aにロツク突部34が当接係合され
    るまで圧入させ、この圧入時に前記平型柔軟ケー
    ブル5の各平型導体6上の絶縁被覆7が前記接触
    爪15の爪端16ではぎ取られて前記各平型導体
    6と前記端子3との導通が取られるように構成し
    たことを特徴とする平型柔軟ケーブル用コネク
    タ。
JP1986045763U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH0411346Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986045763U JPH0411346Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28
EP87302704A EP0239422A1 (en) 1986-03-28 1987-03-30 Electrical connector for flexible flat cable

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986045763U JPH0411346Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62158778U JPS62158778U (ja) 1987-10-08
JPH0411346Y2 true JPH0411346Y2 (ja) 1992-03-19

Family

ID=12728329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986045763U Expired JPH0411346Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0239422A1 (ja)
JP (1) JPH0411346Y2 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616419Y2 (ja) * 1988-07-18 1994-04-27 菱星電装株式会社 フラットケーブルコネクタ
GB2272583B (en) * 1992-11-12 1996-07-24 Thomas & Betts Corp Connector
DE4238534A1 (de) * 1992-11-14 1994-05-19 Minnesota Mining & Mfg Einteiliges Kontaktelement
MY131437A (en) * 1993-01-29 2007-08-30 Minnesota Mining & Mfg Flexible circuit connector
JPH0718384U (ja) * 1993-09-07 1995-03-31 ケル株式会社 コネクタ
DE4436829C2 (de) * 1994-10-14 1996-08-29 Siemens Ag Kontaktierungseinrichtung
JP3775703B2 (ja) * 1996-08-28 2006-05-17 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 フレキシブル回路板用コネクタ
DE19715128C1 (de) * 1997-04-11 1998-09-03 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zum Kontaktieren einer auf einer Grundplatte angeordneten und von dieser abstehenden Kontaktzunge mit einer flexiblen Flachleitung
DE19733983A1 (de) * 1997-08-06 1999-02-11 Bosch Gmbh Robert Elektrischer Verbinder
US6441315B1 (en) * 1998-11-10 2002-08-27 Formfactor, Inc. Contact structures with blades having a wiping motion
DE19953646B4 (de) 1999-11-08 2005-12-22 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Steckverbindung für folienisolierte Leiter
DE10005053C2 (de) * 2000-02-04 2002-03-14 Yazaki Europe Ltd Verbindungsanordnung für Flachbandkabel oder flexible, gedruckte Schaltungen
GB2360397A (en) * 2000-03-15 2001-09-19 Yazaki Europe Ltd Connector with flexible circuit contacts
US6394833B1 (en) * 2001-04-25 2002-05-28 Miraco, Inc. Flat flexible cable connector
DE102004014352A1 (de) * 2004-03-24 2005-10-13 Hirschmann Automotive Gmbh Multifunktionskontakt und Steckverbinder hierzu
JP4632980B2 (ja) * 2006-03-16 2011-02-16 モレックス インコーポレイテド 中継コネクタ
JP5279346B2 (ja) * 2008-05-30 2013-09-04 第一電子工業株式会社 コネクタ
JP2012043562A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Yazaki Corp ジョイント端子及びこのジョイント端子を備えたジョイントコネクタ
ITVI20110095A1 (it) * 2011-04-13 2012-10-14 Fecondo Diego De Connettore elettrico ad ingombro contenuto
DE102012210921A1 (de) * 2012-06-27 2014-01-23 Robert Bosch Gmbh Kontaktelement zum Verbinden mit einer Leiterplatte, Kontaktsystem und Verfahren
DE102012218341A1 (de) * 2012-10-09 2014-04-10 Robert Bosch Gmbh Kontaktsystem mit einem schälend ausgebildeten Kontaktelement
JP2016046005A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 イリソ電子工業株式会社 コネクタ
DE102015216620A1 (de) * 2015-08-31 2017-03-02 Elringklinger Ag Verbindungsvorrichtung und Verfahren zum Herstellen einer elektrischen Verbindung zwischen zwei Bauteilen
JP2022156061A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 コンタクトおよびコネクタ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211036A (en) * 1975-07-17 1977-01-27 Mitsubishi Electric Corp Electrophotographic light sensitive plate
JPS5852623U (ja) * 1981-10-06 1983-04-09 富士電気化学株式会社 デジタル磁気ヘツド
JPS5914283B2 (ja) * 1980-05-24 1984-04-04 株式会社神戸製鋼所 間接押出プレス

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH389056A (fr) * 1961-06-05 1965-03-15 Burndy Corp Organe de connexion pour câble électrique
DE1640464A1 (de) * 1966-06-03 1971-02-25 Int Standard Electric Corp Bandkabelverbinder
US3414867A (en) * 1967-04-13 1968-12-03 Electro Connective Systems Inc Termination of cable
CH512833A (de) * 1969-09-03 1971-09-15 Keller Walter Vielfachsteckverbindung an einem Flachkabel mit mehreren Flachleitern
US3696319A (en) * 1970-08-20 1972-10-03 Berg Electronics Inc Flat conductor cable connector
JPS5914283U (ja) * 1982-07-19 1984-01-28 星電器製造株式会社 コネクタ
JPS60138279U (ja) * 1984-02-24 1985-09-12 株式会社フジクラ フレキシブルプリント回路板用コネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211036A (en) * 1975-07-17 1977-01-27 Mitsubishi Electric Corp Electrophotographic light sensitive plate
JPS5914283B2 (ja) * 1980-05-24 1984-04-04 株式会社神戸製鋼所 間接押出プレス
JPS5852623U (ja) * 1981-10-06 1983-04-09 富士電気化学株式会社 デジタル磁気ヘツド

Also Published As

Publication number Publication date
EP0239422A1 (en) 1987-09-30
JPS62158778U (ja) 1987-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0411346Y2 (ja)
US5194017A (en) Connector for a flexible circuit
US5181854A (en) Press-contact type electric connector for a flat, flexible cable
US7458148B2 (en) Joint connector and method assembling the same
EP0632549B1 (en) Electrical connector assembly
JP2002175845A (ja) 電気コネクタ
US4921439A (en) Center wire trap terminal and connector
EP0194266A1 (en) ELECTRICAL CONNECTOR.
US6695642B2 (en) Electrical connector assembly for flexible flat cable
JP3153765B2 (ja) 平型回路体とコネクタの接続構造
JP2868405B2 (ja) 雌型端子
JP3016045B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP3273024B2 (ja) 圧接形電気コネクタ及びその組立体
JP2515847Y2 (ja) 多極平型電線
EP0802581A2 (en) Cable branch connector for electrically connecting multicore trunk cables and multicore branch cables with each other
JPH0682783U (ja) フラットケーブル用コネクタ
JP2581080Y2 (ja) エッジコネクター
JPH11214088A (ja) 表面実装コネクタ装置および表面実装コネクタ装置の実装方法
JP2600802Y2 (ja) テープ電線用コネクタの電気接続子
JP2002124356A (ja) 電線圧接方法及び圧接コネクタ
USRE27540E (en) Panel connector with flag-type terminals
JPS6240534Y2 (ja)
JPS6325672Y2 (ja)
JPS5941588Y2 (ja) 双子形タブリセプタクル
JPS5854789Y2 (ja) タブリセプタクル