JPH0616419Y2 - フラットケーブルコネクタ - Google Patents

フラットケーブルコネクタ

Info

Publication number
JPH0616419Y2
JPH0616419Y2 JP1988094916U JP9491688U JPH0616419Y2 JP H0616419 Y2 JPH0616419 Y2 JP H0616419Y2 JP 1988094916 U JP1988094916 U JP 1988094916U JP 9491688 U JP9491688 U JP 9491688U JP H0616419 Y2 JPH0616419 Y2 JP H0616419Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
connector
back lid
cable connector
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988094916U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0216586U (ja
Inventor
次雄 安保
幸文 町田
Original Assignee
菱星電装株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 菱星電装株式会社 filed Critical 菱星電装株式会社
Priority to JP1988094916U priority Critical patent/JPH0616419Y2/ja
Publication of JPH0216586U publication Critical patent/JPH0216586U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0616419Y2 publication Critical patent/JPH0616419Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、フレキシブルフラットケーブルを接続するた
めに用いられるフラットケーブルコネクタに関するもの
である。
[従来の技術] フレキシブルフラットケーブルの端末部に、接続すべき
相手側のコネクタハウジングに挿入されるコネクタ部材
を取り付けたフラットケーブルコネクタは、従来から種
々の形式のものが知られている。しかし、一般にコネク
タ部材の取付部が構造的に複雑化してコスト高になると
か、取付作業が面倒であるとか、取付強度が弱いとか、
或いは相手側コネクタの接続端子との接触が不安定であ
るとかの様々な改良すべき問題点を有している。
例えば、この種のフラットケーブルのコネクタとして、
実公昭57−30785号公報が知られている。この従
来例は第6図(a)、(b)に示すように、フラットケーブル
1の端末部の絶縁被覆2を剥離した導体露出部3を折り
返して、その間に絶縁材料から成る基台4を挟み込み、
この基台4とフラットケーブル1とをバンド状の係止部
材5で締め付けるようにされている。
この方式のものは、フラットケーブル1の導体露出部3
をそのまま接続端子として利用できるため、端子片を別
途に半田付け又は圧着しなくともよいという長所を有し
ているが、構造的には基台4に係入溝6を設け、この係
入溝6にフラットケーブル1を無理に押し曲げて、係止
部材5で締め付けるような構造になっている。
従って、フラットケーブル1の係入溝6に押し込まれる
部分に無理が生じ、またその押し込まれた部分の反発力
によって係止部材5が外れ易くなる。この係止部材5の
外れを防止するため、ねじや締め付け等によって止める
ことも記述されているが、それでは組立て作業が面倒に
なりコスト高となる。また、導体露出部3が外側から機
械的に十分に保護されておらず、繰り返しの挿脱に耐え
切れないなどの問題もある。
[考案の目的] 本考案の目的は、フラットケーブルへのコネクタ部材の
取り付けが容易で取付強度が強く、相手側コネクタとの
接続状態も良好で信頼性の高いフラットケーブルコネク
タを提供することにある。
[考案の概要] 上述の目的を達成するための本考案の要旨は、相手側コ
ネクタに挿入する絶縁材料から成る挿込部材をフラット
ケーブルの端末部に取り付けたフラットケーブルコネク
タにおいて、前記挿込部材は回動自在に枢着した基体と
裏蓋とから成り、その何れか一方に前記フラットケーブ
ルの導体を露出する窓部を設け、他方に該窓部に前記フ
ラットケーブルを押え付ける押え部を設け、前記基体と
裏蓋の何れかに、前記裏蓋を開いた状態では前記フラッ
トケーブルの端末部の挿入を許容し前記裏蓋を閉じた状
態では前記フラットケーブルを押え込む爪部を設け、前
記フラットケーブルの該爪部によって押え込まれる部分
にクッション性を有する補強シートを設けたことを特徴
とするフラットケーブルコネクタである。
[考案の実施例] 本考案を第1図〜第5図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案に係るフラットケーブルコネクタの一実
施例を示し、第2図は第1図のものを裏側から見た状態
を示している。図面において、11はフラットケーブル
であり、平行に並んだ適宜本数の導体12を絶縁被覆1
3で覆って帯状にされており、その端末部の少なくとも
片面は絶縁被覆13が剥離されて導体12が露出した状
態になっている。
このフラットケーブル11の端末部には、絶縁性を有す
る合成樹脂から成る挿込部材14が取り付けられている
が、この挿込部材14は第3図に示すように開閉自在な
基体15と裏蓋16はその何れか一方に成型された軸部
17と、他方に設けられた軸孔18との嵌合によって回
動自在に結合され、裏蓋16が開いた状態でフラットケ
ーブル11の端末部を、軸部17側から基体15と裏蓋
16との間に挿入し、裏蓋16を閉じた状態で裏蓋16
に設けた爪部19、押え部20によってフラットケーブ
ル11を押え込むようにされている。
基体15には、フラットケーブル11の絶縁被覆13が
剥離された導体12を外部に露出するための窓部21
が、導体12と平行方向に設けられ、また相手側のコネ
クタハウジングBとの結合状態を保持するための凸型の
ロック手段22と嵌合案内用の凸部23が一体に設けら
れている。また、基体15と裏蓋16との閉じた状態を
保持するため、その何れか一方にロック用爪24が、他
方に爪24を引っ掛ける引掛孔25が設けられている。
そして、第3図に示すように、フラットケーブル11に
は爪部19によって押えられる部分を保護し、かつクッ
ション性を高める等の目的で、ウレタン樹脂等で作られ
た補強シート26が接着されている。一方、相手側のコ
ネクタハウジングBには、第1図、第2図に示すよう
に、ロック手段22と係合する係止用孔27と、凸部2
3が嵌合するガイド溝28が設けられており、更にその
内部には接続端子を収納し得るようになっている。
従って、フラットケーブル11の端末部に取り付けた挿
込部材14を、第4図、第5図に示すように相手側のコ
ネクタハウジングBに強制的に嵌合したとき、ロック手
段22が係止用孔27に係合して両者の結合状態をロッ
クすると共に、内部では第5図に示すように接続端子2
9が窓部21に入り込んで導体12の露出部に適度の圧
力で接触することができる。
また、係合状態を解除するには、係止用孔27に係合し
ているロック手段22を外部から押圧してロック手段2
2と係止用孔27との結合を外せば、挿込部材14をそ
のまま引き抜くことができる。
なお、以上の実施例において、挿込部材14の爪部1
9、押え部20、窓部21、ロック手段22、凸部2
3、ロック用爪24、引掛孔25等は基体15又は裏蓋
16の何れの側に設けてもよいことは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係るフラットケーブルコネ
クタは、フラットケーブルの端末部に挿込部材を簡易に
取り付けることができるため、コストを安価にできる。
また、挿込部材の取付強度も良好で、接続すべき相手側
のコネクタハウジング内部の接続端子との接触も確実に
行えるため、フラットケーブルの端末部を挿し込むだけ
で複雑な回路を一挙に接続することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第5図は本考案に係るフラットケーブルコ
ネクタの実施例を示し、第1図はその斜視図、第2図は
裏側から見た斜視図、第3図はフラットケーブルと挿込
部材との分解斜視図、第4図は相手側のコネクタハウジ
ングに結合した状態の斜視図、第5図は結合状態の拡大
断面図であり、第6図(a)、(b)は従来のフラットケーブ
ルコネクタの斜視図である。 符号11はフラットケーブル、12は導体、14は挿込
部材、15は基体、16は裏蓋、17は軸部、18は軸
孔、19は爪部、20は押え部、21は窓部、26は補
強シート、29は接続端子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手側コネクタに挿入する絶縁材料から成
    る挿込部材をフラットケーブルの端末部に取り付けたフ
    ラットケーブルコネクタにおいて、前記挿込部材は回動
    自在に枢着した基体と裏蓋とから成り、その何れか一方
    に前記フラットケーブルの導体を露出する窓部を設け、
    他方に該窓部に前記フラットケーブルを押え付ける押え
    部を設け、前記基体と裏蓋の何れかに、前記裏蓋を開い
    た状態では前記フラットケーブルの端末部の挿入を許容
    し前記裏蓋を閉じた状態では前記フラットケーブルを押
    え込む爪部を設け、前記フラットケーブルの該爪部によ
    って押え込まれる部分にクッション性を有する補強シー
    トを設けたことを特徴とするフラットケーブルコネク
    タ。
JP1988094916U 1988-07-18 1988-07-18 フラットケーブルコネクタ Expired - Lifetime JPH0616419Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988094916U JPH0616419Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 フラットケーブルコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988094916U JPH0616419Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 フラットケーブルコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0216586U JPH0216586U (ja) 1990-02-02
JPH0616419Y2 true JPH0616419Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31319507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988094916U Expired - Lifetime JPH0616419Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 フラットケーブルコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616419Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2570351Y2 (ja) * 1992-04-13 1998-05-06 矢崎総業株式会社 基板用コネクタ
JP5631105B2 (ja) * 2010-08-16 2014-11-26 矢崎総業株式会社 ジョイントコネクタ
JP5736137B2 (ja) * 2010-08-17 2015-06-17 矢崎総業株式会社 フラットケーブル用コネクタ
JP7195974B2 (ja) * 2019-02-26 2022-12-26 京セラ株式会社 コネクタ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0411346Y2 (ja) * 1986-03-28 1992-03-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0216586U (ja) 1990-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2757139B2 (ja) シールド型コネクタ
US5415955A (en) Structure for holding a battery pack on an electronic apparatus
JP3459034B2 (ja) 圧接コネクタのカバー固定構造
US5562478A (en) Joint connector and a method of assembling a joint connector
JPH088550Y2 (ja) フラットケーブル用コネクタ
US7311546B2 (en) Connector, a mating connector and a connector device
US5445534A (en) Double lock male/female type connector
JP2533649Y2 (ja) 防水コネクタのシール構造
US5256072A (en) Connector mounting structure
US5836788A (en) Waterproof press-connecting connector
JPH07245148A (ja) 防水コネクタの防水栓
US6321446B1 (en) Method of fitting connectors and the connectors for use in the method
JPH0226350B2 (ja)
JP3028988B2 (ja) コネクタ
EP0698944B1 (en) Electrical connector with hinged cover
EP0654860A2 (en) Waterproofing assembly for connector
JPH0616419Y2 (ja) フラットケーブルコネクタ
JPH04233176A (ja) プラグコネクタ
US5017157A (en) Receptacle for cable connector with locking mechanism and electric shielding property
JPH1092503A (ja) ターミナル係止構造
JP2982100B2 (ja) シールドコネクタ
JP3763438B2 (ja) コネクタ用保護カバー
JP3259807B2 (ja) コネクタ用保護カバー
JP2749808B2 (ja) 埋込型アースターミナル器具
JP2700108B2 (ja) コネクタの端子カバー構造