JP4632980B2 - 中継コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、中継コネクタに関するものである。
従来、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等と称される可撓(とう)性を備える平板状ケーブル同士を相互に接続するための中継コネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図16は従来の中継コネクタの要部を示す分解組立図である。
図に示されるように、中継コネクタは、合成樹脂等の絶縁性材料から成るハウジング301と、金属等の導電性材料から成り、ハウジング301に保持される複数の端子302とを有する。該端子302は、その固定部304がハウジング301の取付孔(あな)に圧入されることによって固定される。また、前記端子302は、中央部から左右方向に延在する片持ち梁状の接触部303を備え、両方の接触部303の下側に平板状ケーブル306が各々挿入されるようになっている。
さらに、前記接触部303の根本付近には、上方に向けて延在する受圧部307が接続されている。そして、両方の受圧部307の間には、ロックレバー310の下端に接続された押圧軸部311が挿入されている。前記ロックレバー310は、ハウジング301に回動可能に取付けられており、押圧軸部311を中心に90度回転する。なお、前記押圧軸部311は断面が略長方形であり、該長方形の長軸は図に示される状態では上下方向に延在している。
図に示される状態は、ロックレバー310が起立した状態であり、平板状ケーブル306を左右両方向から、接触部303の下側に挿入することができる状態である。そして、両方の平板状ケーブル306を挿入した後、前記ロックレバー310を反時計回り方向に90度回動させると、長方形断面の押圧軸部311が左右の受圧部307の間隔を押広げる。これにより、接触部303の先端が下方に移動し、平板状ケーブル306を上から挟付けてロックするとともに、平板状ケーブル306の導電線と接触して、左右の平板状ケーブル306を電気的に接続する。
特開平9−185977号公報
しかしながら、前記従来の中継コネクタは、ほぼ左右対称の形状を備える端子302を単一のハウジング301に取付け、左右から平板状ケーブル306を挿入するようになっているので、ハウジング301の形状が複雑になってしまう。そのため、ハウジング301を成形するための金型の構造が複雑になり、製造コストが高く、量産性が低くなってしまう。また、単一のロックレバー310によって左右の接触部303を同時に作動させるので、左右両方の平板状ケーブル306を同時に適切な姿勢で挿入する必要があるところ、両方の平板状ケーブル306を同時に適切な姿勢で挿入するのは容易でなく、作業性が低くなってしまう。さらに、一方の平板状ケーブル306にコネクタを接続した状態で搬送して、他方の平板状ケーブル306が準備されている場所にまで移動させることができないので、平板状ケーブル306を接続する作業の自由度が低くなり、作業性が低くなってしまう。
本発明は、前記従来の中継コネクタの問題点を解決して、一対のハウジングと、一対のアクチュエータと、各ハウジングに共通に装填(てん)される端子とを有し、各アクチュエータを独立して作動させることができるようにして、各部材の構造が簡素で、各部材の製造が容易であり、部材同士の組立が容易で量産性が高く、平板状ケーブルを個々に接続することができ、接続作業の作業性が高い中継コネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明の中継コネクタにおいては、平板状ケーブルを挿入する挿入口を備える一対のハウジングと、各ハウジングに共通に装填され、前記平板状ケーブルの導電線と電気的に接続するコンタクト片を備える端子と、平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブルを前記コンタクト片に押付ける第2位置との間を姿勢変化可能に各ハウジングに取付けられる一対のアクチュエータとを有し、各ハウジングは、各挿入口が互いに反対方向を向くように、互いに接続され、前記コンタクト片は、前記端子の両側に各々配設され、互いに連結されている。
本発明の他の中継コネクタにおいては、さらに、各ハウジングは同一の構造を備え、各アクチュエータは同一の構造を備える。
本発明の更に他の中継コネクタにおいては、さらに、前記端子は、その長手方向と直交する直線に関して線対称の形状を備える。
本発明の更に他の中継コネクタにおいては、さらに、各ハウジングは、前記端子によって互いに接続される。
本発明の更に他の中継コネクタにおいては、さらに、各ハウジングは、接続部材によって互いに接続される。
本発明の更に他の中継コネクタにおいては、さらに、各ハウジングは、前記挿入口と反対側に形成された突出する接続部材及び該接続部材を収容する収容凹部を備え、前記接続部材及び収容凹部は、ハウジング内に配列された複数の端子の配列方向に関する端子の外側に配設される。
本発明の更に他の中継コネクタにおいては、さらに、各ハウジングは、前記挿入口と反対側に形成された係合部を備え、前記接続部材は、前記係合部と係合する連結係合部を備え、前記接続部材及び係合部は、ハウジング内に配列された複数の端子の配列方向に関する端子の外側に配設される。
本発明の更に他の中継コネクタにおいては、さらに、各アクチュエータは、互いに独立に姿勢変化可能であり、前記第2位置において前記平板状ケーブルの挿入方向とほぼ平行となる本体部を備える。
本発明の更に他の中継コネクタにおいては、さらに、各アクチュエータは、偏心して前記本体部に形成された操作部を備える。
本発明の更に他の中継コネクタにおいては、さらに、前記端子の中央部の上方を覆うカバー部材を有し、該カバー部材は前記接続部材に係止される。
本発明によれば、中継コネクタは、一対のハウジングと、一対のアクチュエータと、各ハウジングに共通に装填される端子とを有する。そして、各アクチュエータを独立して作動させることができる。これにより、各部材の構造が簡素で、各部材の製造が容易であり、部材同士の組立が容易で量産性が高く、平板状ケーブルを個々に接続することができ、接続作業の作業性を高くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの分解組立図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの斜視図でありアクチュエータが開位置にある状態を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図2のA−A矢視断面を示す図である。
図において、10は本実施の形態における中継コネクタとしてのコネクタであり、フレキシブル回路基板、フレキシブルフラットケーブル等と称される後述の平板状ケーブル51同士を電気的に接続するために使用される。該平板状ケーブル51は、例えば、FPC、FFC等と称される平板状可撓性ケーブルであるが、導電線を備える平板状のケーブルであれば、いかなる種類のものであってもよい。なお、本実施の形態において、コネクタ10の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ10が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ10の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記コネクタ10は、一対のハウジング31と、一対のアクチュエータ11と、共通の端子41とを有する。前記ハウジング31は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、コネクタ本体として機能する。そして、左右両方のハウジング31は、同一の構造を備えるものであり、背中合せに互いに接続される。また、前記アクチュエータ11は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、ケーブル固定用可動部材として機能する。そして、各アクチュエータ11は、両方のハウジング31の各々に姿勢変化可能に取付けられる。すなわち、各アクチュエータ11は、姿勢変化して、第1位置としての開位置及び第2位置としての閉位置になるように各ハウジング31に配設される。また、前記端子41は、金属等の導電性材料によって一体的に形成され、好ましくは、金属板を打抜くことによって形成され、複数である。各端子41は、両方のハウジング31に共通であり、両方のハウジング31によって保持される。すなわち、各端子41は、左右対称の形状を備え、左右の部分が両方のハウジング31内に各々配設される。
そして、各ハウジング31は、方形の薄い箱状の形状を有し、下部32、上部35、並びに、前記下部32及び上部35の間に形成された前方から平板状ケーブル51の端部を挿入するための開口部である挿入口33を有し、該挿入口33には前記端子41が装填される端子受入溝34が複数形成されている。該端子受入溝34は、例えば、ピッチ約0.5〔mm〕で13本程度形成され、各端子受入溝34には端子41が1つずつ装填されるようになっている。なお、前記端子受入溝34のピッチ及び数は適宜変更することができる。さらに、必ずしもすべての端子受入溝34に端子41が装填される必要はなく、平板状ケーブル51が備える導電線の配列に対応させて、端子41を適宜省略することができる。
また、端子受入溝34は、天井面及び床面を構成する上部35及び下部32により、上部段差部35a及び下部段差部32aを有しながら、ほぼ直線状の貫通孔となっている。端子41の本体部42も突起42aが突出したほぼ矩形状に形成され、その先に形成された下腕ビーム43及び上腕ビーム44は、その上下幅寸法が本体部42の上下幅寸法と同じ、又は、該上下幅寸法より少し小さく形成されている。そして、本体部42は、その上下寸法の幅内で左右対称かつ直線状に連結部48で連結されている。該端子41は、段差部35a及び32aまでは突起42aが天井面に掛かることなく挿通され、段差部35a及び32aから先で突起42aが係止され、端子41がハウジング31に固定される。
このように、端子受入溝43をほぼ直線状の貫通孔として形成することでハウジング31の形状を簡単なものとすることができ、例えば、成形金型の抜き方向が少なくなるなど、成形金型が複雑になることなく構成することができる。さらに、端子受入溝34及び端子41を前述のように形成することにより、ハウジング31への端子取付作業やハウジング31の連結作業が直線状の一方のみで行えるために、組立作業が容易になる。
また、各ハウジング31の下部32の両側であって側壁と隣接する部位には、補助金具としてのストッパ21が装填される補助金具受入溝36が形成されている。そして、両側の補助金具受入溝36にはストッパ21が1つずつ装填されるようになっている。該ストッパ21は、ハウジング31に取付けられたアクチュエータ11がハウジング31から離脱することを防止する。なお、前記ストッパ21は、上側端縁から下方に凹入する耳部収容凹部22を備え、該耳部収容凹部22に、挿入口33から挿入された平板状ケーブル51が備える耳部52を収容することによって、前記平板状ケーブル51の位置決め及び抜防止が行われる。また、前記補助金具受入溝36の上方の側壁には、内方に向けて突出する係合突部36aが形成されている。該係合突起36aは、閉位置になったアクチュエータ11の側方突部16と係合して、アクチュエータ11の開位置方向への姿勢変化を防止する。
さらに、各ハウジング31は、背面における一方の側壁に隣接する部位から後方に向けて延出する接続部材としての接続腕37を有し、背面における他方の側壁に隣接する部位に相手方のハウジング31の接続腕37が挿入される収容凹部としての接続腕収容凹部38を有する。なお、前記接続腕37の自由端には上方に向けて突出する係合突部37aが形成され、前記接続腕収容凹部38内に形成された係合凹部38aと係合するようになっている。これにより、図2に示されるように、両側のハウジング31を背中合せに接続された状態において、各々の接続腕37が相手方の接続腕収容凹部38内に収容され、係合突部37aが係合凹部に係合するので、両側のハウジング31が互いに離脱してしまうことが防止される。
そして、前記アクチュエータ11は、略方形の厚板状の部材であり、オペレータが手指等によって操作する本体部15及び該本体部15の両側壁から突出する側方突部16を有する。また、前記アクチュエータ11は、本体部15の下面に、アクチュエータ11が閉位置になったときに、前記挿入口33から挿入された平板状ケーブル51を下方、すなわち、前記端子受入溝34内に装填された端子41のコンタクト片としての下腕ビーム43の方向に向けて押圧する押圧部14を有する。なお、該押圧部14は、図2に示されるように、アクチュエータ11が開位置となったときには、平板状ケーブル51の挿入を可能にする。なお、前記押圧部14の端部には、前記端子41の上腕ビーム44を収容するための収容孔12が複数形成されている。さらに、該収容孔12内には、図3に示されるように、前記上腕ビーム44の軸受部44aと係合する軸部17が形成されている。前記アクチュエータ11は、ハウジング31の上部35の前方側端縁に沿うようにして取付けられ、閉位置になったときは下部32における上部35よりも前方に突出する部分の上方を覆い、図2に示されるように、開位置になったときは前記下部32における上部35よりも前方に突出する部分を開放する。
また、前記端子41は、図3に示されるように、長手方向と直交する直線に関して線対称、すなわち、左右対称であり、左右両方に本体部42を各々備える。そして、両方の本体部42は、各々、両方のハウジング31内に収容されるとともに、連結部48によって互いに連結され、一体となっている。なお、本体部42は、その上端部及び下端部が端子受入溝34の天井面及び床面を構成する面によって、上下方向から挟まれて固定されている。また、前記本体部42の上端部から上方に突出する突起42aが端子受入溝34の天井面に食込むことによって、前記本体部42とハウジング31との結合状態がより強化されている。
そして、前記本体部42からはハウジング31の前方に向けて上腕ビーム44及び下腕ビーム43が延在する。前記上腕ビーム44及び下腕ビーム43は、その後端部が本体部42によって連結されて、前方に向けて開口した概略U字状の形状となり、端子受入溝34内に収容される。そして、上腕ビーム44と下腕ビーム43との間に平板状ケーブル51が挿入される。
ここで、下腕ビーム43は、平板状ケーブル51の導電線と電気的に接続するコンタクト片として機能するものであり、その先端近傍には上方に突出するコンタクト部43aが形成されている。なお、前記下腕ビーム43は、ばね性を備え、図3に示されるように、平板状ケーブル51が挿入されない状態においては、先端近傍の下端部が端子受入溝34の床面から離れる程度にわずかに斜め上方を向いている。
また、上腕ビーム44の先端近傍には、アクチュエータ11の収容孔12内に進入し、軸部17の上方への移動を規制する軸受部44aが形成され、該軸受部44aの下面が軸部17に当接している。なお、前記軸受部44aの断面形状は不定形である。
そして、図2及び3に示されるように、アクチュエータ11が開位置にあるときは、ハウジング31の下部32における上部35よりも前方に突出する部分の上方が開放されているので、平板状ケーブル51の端部を挿入口33からスムーズに挿入することができる。この場合、上腕ビーム44と下腕ビーム43との間隔も十分に広いので、平板状ケーブル51は、コンタクト部43aから接触圧を受けずに、又は、わずかの接触圧しか受けずに挿入されるので、実質的にZIF(Zero Insertion Force)構造が実現されている。
次に、前記平板状ケーブル51をコネクタ10に接続する動作について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの斜視図でありアクチュエータが閉位置にある状態を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図4のB−B矢視断面を示す図である。
ここで、平板状ケーブル51は、電気的絶縁性を示す絶縁層上に導電性を備える箔(はく)状の導電線が複数本、例えば、13本、所定のピッチ、例えば、約0.5〔mm〕で並列に配設されている。なお、前記導電線の上は他の絶縁層によって覆われている。そして、平板状ケーブル51におけるコネクタ10の挿入口33に挿入される端部では、前記導電線の上面が所定の長さ範囲に亘(わた)って露出している。図4及び5に示される例においては、平板状ケーブル51の下側の面に前記導電線が露出しているものとする。また、前記端部の導電線が露出する面と反対側の面には補助板53が貼(てん)付されている。該補助板53は、ポリイミド等の比較的硬度の高い材料から成り、長さ方向の所定範囲に亘り、かつ、幅方向の全範囲に亘り貼付されている。さらに、平板状ケーブル51の両側には、外方へ突出する耳部52が形成されている。
コネクタ10に平板状ケーブル51を接続する場合、まず、該平板状ケーブル51の長さ方向の端部をハウジング31の挿入口33に挿入する。この場合、図2及び3に示されるように、アクチュエータ11はあらかじめ開位置にされている。そして、オペレータは、平板状ケーブル51の長さ方向の端部をハウジング31の挿入口33に向けて移動させる。これにより、平板状ケーブル51の長さ方向の端部を挿入口33に挿入させることができる。なお、平板状ケーブル51は、補助板53が上を向き、導電線の露出した面が下を向くようにして移動させられる。
そして、平板状ケーブル51の先端は、端子受入溝34内に収容された端子41の上腕ビーム44と下腕ビーム43との間に挿入される。このとき、平板状ケーブル51の両側の耳部52は、ハウジング31の両側の補助金具受入溝36に装填されたストッパ21の耳部収容凹部22に上方から挿入され、収容される。これにより、平板状ケーブル51の長さ方向の位置決めが行われ、平板状ケーブル51の挿入が完了した状態となる。
続いて、オペレータがアクチュエータ11を手指等によって操作し、図2及び3に示されるような開位置にあるアクチュエータ11を図4及び5に示されるような閉位置にある状態とする。この場合、図3において左側のアクチュエータ11は反時計回り方向に姿勢変化させ、図3において右側のアクチュエータ11は時計回り方向に姿勢変化させることによって閉位置にすることができる。
これにより、押圧部14が回転し、図5に示されるように、下方を向いて平板状ケーブル51の挿入方向とほぼ平行な状態になり、平板状ケーブル51の補助板53の上面に当接して下方に向いた力を付与し、平板状ケーブル51を下腕ビーム43に押付ける。そのため、平板状ケーブル51の下側の表面において露出している導電線がコンタクト部43aに当接して電気的接続部が形成され、前記導電線と端子41とが電気的に接続される。なお、下腕ビーム43は、ばね性を有し、平板状ケーブル51が押付けられることによって弾性的に変形するので、信号線とコンタクト部43aとの接続が良好に維持される。
また、アクチュエータ11が閉位置になり、本体部15によって平板状ケーブル51の端部全体が覆われるので、平板状ケーブル51の端部全体の上方向への移動が規制される。そのため、平板状ケーブル51の耳部52がストッパ21の耳部収容凹部22から離脱することがない。したがって、平板状ケーブル51に挿入方向と反対方向の力が付与されても、耳部52が耳部収容凹部22と係合しているので、平板状ケーブル51が挿入口33から抜出てしまうことがない。
このようにして、コネクタ10の両方の挿入口33から平板状ケーブル51が挿入されて接続されると、各平板状ケーブル51の導電線と端子41とが電気的に接続されるので、両方の平板状ケーブル51の導電線が互いに電気的に接続される。
本実施の形態におけるコネクタ10では、両方のアクチュエータ11を各々独立して作動させる、すなわち、開位置から閉位置へ姿勢変化させることができる。そのため、一方の平板状ケーブル51を前述のようにしてコネクタ10に接続した後に、他方の平板状ケーブル51を同様にしてコネクタ10に接続することができる。これにより、オペレータは、落ち着いて確実に平板状ケーブル51を1本ずつコネクタ10に接続することができ、接続作業の容易性、確実性及び迅速性が向上する。また、一方の平板状ケーブル51と他方の平板状ケーブル51を異なる時間帯に、異なる場所でコネクタ10に接続することができるので、接続作業の自由度が高くなる。
次に、前記コネクタ10を組立てる動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの組立工程を示す第1の図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの組立工程を示す第2の図である。
まず、図6(a)に示されるように、一方のハウジング31の端子受入溝34にその背面側から端子41を挿入する。この場合、該端子41を1本ずつ順次対応する端子受入溝34に向けて相対的に移動させ、一方の本体部42、上腕ビーム44及び下腕ビーム43を端子受入溝34内に挿入する。そして、本体部42の上端部及び下端部が端子受入溝34の天井面及び床面を構成する面によって上下方向から挟まれて固定され、突起42aが端子受入溝34の天井面に食込むことによって前記本体部42とハウジング31とが確実に結合される。これにより、1本の端子41の端子受入溝34への装填が終了する。そして、同様の動作をすべての端子41について繰返し行うことによって、すべての端子41の一方のハウジング31への取付が終了する。
続いて、図6(b)に示されるように、一方のハウジング31に取付けられた端子41に他方のハウジング31を取付ける。この場合、すべての端子41の他方の本体部42、上腕ビーム44及び下腕ビーム43が、他方のハウジング31の背面側から、対応するすべての端子受入溝34内に、同時に挿入される。そして、すべての端子41の他方の本体部42の上端部及び下端部が端子受入溝34の天井面及び床面を構成する面によって上下方向から挟まれて固定され、突起42aが端子受入溝34の天井面に食込むことによって、前記本体部42と他方のハウジング31とが確実に結合される。
また、端子41の他方の本体部42、上腕ビーム44及び下腕ビーム43が他方のハウジング31の端子受入溝34内に挿入されるのとともに、両方のハウジング31の接続腕37が相手方のハウジング31の接続腕収容凹部38内に挿入される。そして、端子41の他方のハウジング31の端子受入溝34への装填が終了するのとともに、接続腕37の係合突部37aが前記接続腕収容凹部38内の係合凹部38bと係合する。これにより、すべての端子41の他方のハウジング31への取付、及び、両方のハウジング31同士の接続が終了する。
続いて、図6(c)に示されるように、一対のアクチュエータ11を両方のハウジング31に各々装着する。この場合、アクチュエータ11をハウジング31の前方から上部35の前方側端縁に向けて移動させ、端子41の上腕ビーム44をアクチュエータ11の収容孔12内に進入させ、アクチュエータ11の軸部17を前記上腕ビーム44の軸受部44aの下方にまで移動させる。これにより、アクチュエータ11のハウジング31への装着が終了する。この場合、アクチュエータ11を1つずつ順次装着することができる。また、装着されたアクチュエータ11は閉位置にある。
続いて、図7(a)に示されるように、ストッパ21をハウジング31の補助金具受入溝36に装填する。この場合、ストッパ21をハウジング31の前方から補助金具受入溝36に圧入する。すると、ストッパ21の上面がアクチュエータ11の両側端の下面に当接し、アクチュエータ11に上方に向いた力を付与する。そのため、アクチュエータ11の軸部17が上腕ビーム44の軸受部44a内に進入して係合する。これにより、装着されたアクチュエータ11がハウジング31から離脱することが防止される。
そして、すべてのストッパ21の装填が終了すると、図7(b)に示されるように、コネクタ10の組立が完了する。
このように、本実施の形態においては、コネクタ10は、平板状ケーブル51を挿入する挿入口33を備える一対のハウジング31と、各ハウジング31に共通に装填され、平板状ケーブル51の導電線と電気的に接続する下腕ビーム43を備える端子41と、平板状ケーブル51を挿入可能な開位置と挿入された平板状ケーブル51を下腕ビーム43に押付ける閉位置との間を姿勢変化可能に各ハウジング31に取付けられる一対のアクチュエータ11を有する。
そのため、ハウジング31及びアクチュエータ11の構造を簡素化することができ、容易に製造することができるともに、容易に組立てることができる。また、左右の挿入口33から挿入された平板状ケーブル51の導電線は、共通の端子41を介して互いに電気的に接続される。平板状ケーブル51を個々に接続することができ、接続作業の作業性を高くすることができる。
また、各ハウジング31は同一の構造を備え、各アクチュエータ11は同一の構造を備え、端子41は左右対称の形状を備える。そのため、ハウジング31、アクチュエータ11及び端子41は、各々、一種類のものを製造するだけでよいので、容易に製造することができ、製造コストを低くすることができる。
さらに、各ハウジング31は、各挿入口33が互いに反対方向を向くように、互いに接続されているので、2本の平板状ケーブル51を突合せるように接続することができる。
さらに、各ハウジング31は、端子41によって互いに接続され、また、接続腕37によって互いに接続されるので、左右両方のハウジング31が確実に接続される。
さらに、下腕ビーム43は、端子41の左右両側に各々配設され、互いに連結されているので、左右から挿入口33に挿入された平板状ケーブル51の導電線同士を、1つの端子41で確実に接続させることができる。
さらに、各アクチュエータ11は、互いに独立に姿勢変化可能なので、平板状ケーブル51を1本ずつコネクタ10に接続することができ、接続作業の容易性、確実性及び迅速性が向上し、また、接続作業の自由度が高くなる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図8は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの分解組立図、図9は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの斜視図でありアクチュエータが開位置にある状態を示す図、図10は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図9のC−C矢視断面を示す図である。
図において、60は本実施の形態における中継コネクタとしてのコネクタであり、平板状ケーブル51同士を電気的に接続するために使用される。なお、本実施の形態において、コネクタ60の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ60が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ60の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記コネクタ60は、一対のハウジング81と、一対のアクチュエータ61と、共通の端子91とを有する。前記ハウジング81は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、コネクタ本体として機能する。そして、左右両方のハウジング81は、同一の構造を備えるものであり、背中合せに互いに接続される。また、前記アクチュエータ61は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、ケーブル固定用可動部材と機能する。そして、各アクチュエータ61は、両方のハウジング81の各々に姿勢変化可能に取付けられる。すなわち、各アクチュエータ61は、姿勢変化して、第1位置としての開位置及び第2位置としての閉位置になるように各ハウジング81に配設される。また、前記端子91は、金属等の導電性材料によって一体的に形成され、好ましくは、金属板を打抜くことによって形成され、複数である。各端子91は、両方のハウジング81に共通であり、両方のハウジング81によって保持される。すなわち、各端子91は、左右対称の形状を備え、左右の部分が両方のハウジング81内に各々配設される。
そして、各ハウジング81は、方形の薄い箱状の形状を有し、下部82、上部85、並びに、前記下部82及び上部85の間に形成された前方から平板状ケーブル51の端部を挿入するための開口部である挿入口83を有し、該挿入口83には前記端子91が装填される端子受入溝84が複数形成されている。該端子受入溝84は、例えば、ピッチ約0.5〔mm〕で10本程度形成され、各端子受入溝84には端子91が1つずつ装填されるようになっている。なお、前記端子受入溝84のピッチ及び数は適宜変更することができる。さらに、必ずしもすべての端子受入溝84に端子91が装填される必要はなく、平板状ケーブル51が備える導電線の配列に対応させて、端子91を適宜省略することができる。
また、各ハウジング81の背面寄りの部位であって両側の側壁の内側には、下部82の両側から上方に延在する補助壁86が形成され、該補助壁86と側壁との間にスリット状の係合部としての補助金具受入溝86aが形成されている。そして、両側の補助金具受入溝86aには補助金具としてのストッパ71が1つずつ装填されるようになっている。該ストッパ71は、長さ方向の両端に連結係合部72を備え、長さ方向の中央部にカバー係合部73を備える。そして、前記ストッパ71は、ハウジング81に取付けられたアクチュエータ61がハウジング81から離脱することを防止するとともに、接続されたハウジング81に取付けられたカバー部材75が離脱することを防止し、更に、両方のハウジング81を接続する接続部材としても機能する。すなわち、前記ストッパ71は、そのカバー係合部73がカバー部材75の備える突部76の上面に当接して係合することによって、カバー部材75の離脱を防止する。また、前記ストッパ71は、両端の連結係合部72が両方のハウジング81の補助壁86の端部に係合することによって、両方のハウジング81が互いに離脱してしまうことを防止する。
そして、前記アクチュエータ61は、略方形の厚板状の部材である本体部65、及び、該本体部65から膨出し、オペレータの手指等が引掛かり易い操作部66を有する。なお、該操作部66は、幅方向に関する中心位置からずれた部位に、すなわち、偏心して形成されている。これにより、両方のアクチュエータ61が閉位置にあるとき、互いの操作部66の位置がずれているので、オペレータの手指等による操作性が高くなる。また、アクチュエータ61は、操作部66と反対側の端部に、前記端子91の上腕ビーム94の作動レバー94bを収容するための収容孔62が複数形成されている。さらに、該収容孔62内には、図10に示されるように、前記上腕ビーム94の作動レバー94bと係合する軸部67が形成されている。前記アクチュエータ61は、ハウジング81の上部85の後方側端縁に沿うようにして取付けられ、閉位置になったときは下部82における上部85よりも後方に突出する部分の上方を覆い、図10に示されるように、開位置になったときは前記下部82における上部85よりも前方に突出する部分を開放する。
また、前記端子81は、図10に示されるように、左右対称であり、左右両方に本体部92を各々備える。そして、両方の本体部92は、各々、両方のハウジング81内に収容されるとともに、連結部98によって互いに連結され、一体となっている。
そして、前記本体部92からはハウジング81の前方に向けて下腕ビーム93が延在する。また、該下腕ビーム93に連結ビーム95を介して接続され、下腕ビーム93とほぼ平行に延在する上腕ビーム94が、下腕ビーム93の上方に配設されている。前記上腕ビーム94、下腕ビーム93及び連結ビーム95は、概略H字状の形状となり、端子受入溝84内に収容される。そして、上腕ビーム94と下腕ビーム93との間に、前方から平板状ケーブル51が挿入される。
ここで、下腕ビーム93は、最先端から前方に向けて突出する先端突起93c、先端近傍であって先端突起93cより後方に位置し、上方に突出するケーブル支持部93a、及び、後端に位置し、本体部92に接続された軸受部93bを備える。そして、下腕ビーム93のほぼ直線状の下端部が端子受入溝84の床面に当接し、先端突起93cが端子受入溝84の前端壁に形成された凹部に嵌(かん)入し、更に、本体部92の段部から前方に突出する突起92aが端子受入溝84の段部の面に食込むことによって、端子91がハウジング81に固定される。
このように、段差82a及び凹部82bが挿入口83と逆方向に向いて形成され、さらに、端子受入溝84がほぼ直線状に形成される形状では、ハウジング81の形状を簡単なものとすることができ、例えば、成形金型の抜き方向が少なくなるなど、成形金型が複雑になることなく構成できる。
また、端子91も本体部92が左右対称に、かつ、直線状に連結部98で連結され、その先に形成された上腕ビーム94及び下腕ビーム93が、一対のハウジング81の組付け方向に設けられていることから、ハウジング81の取付作業が容易となる。さらに、両ハウジング81の段差部82aにより、両本体部92が挟まれるように取付けられ、また、両端突起93cも両ハウジング81の凹部82bにより、挟まれるように取付けられることから、端子91をハウジング81へ固定するのに強力な係止手段が必要ではなく、この点でも組立作業が容易となる。
また、上腕ビーム94は、平板状ケーブル51の導電線と電気的に接続するコンタクト片として機能するものであり、その先端近傍には下方に突出するコンタクト部94aが形成されている。さらに、前記上腕ビーム94は、連結ビーム95との接続部より後方に延在し、アクチュエータ61の収容孔62内に進入して軸部67の上方への移動を規制する作動レバー94bを備える。前記軸部67は、楕(だ)円形又は長方形の断面形状を備え、軸受部93bと作動レバー94bとの間に位置し、回転することによってカムとして機能し、作動レバー94bを上方に押上げるようになっている。そして、作動レバー94bが上方に押上げられると、主として、上腕ビーム94と連結ビーム95との接続部の近傍部分が弾性的に変形し、上腕ビーム94全体が前記上腕ビーム94と連結ビーム95との接続部の近傍部分を中心として回動し、上腕ビーム94の先端が下方に移動してコンタクト部94aの平板状ケーブル51の導電線に押付けられる。
なお、図9及び10に示されるように、アクチュエータ61が開位置にあるときは、軸部67が水平に近い角度になっているので、作動レバー94bは上方に押上げられておらず、上腕ビーム94の先端が下方に移動していない。そのため、上腕ビーム94の先端と下腕ビーム93の先端との間隔が十分に広いので、挿入口83から挿入された平板状ケーブル51の端部は、コンタクト部94a及びケーブル支持部93aから接触圧を受けずに、又は、わずかの接触圧しか受けずに挿入されるので、実質的にZIF構造が実現されている。
また、カバー部材75は、図9及び10に示されるように、連結部98の上方を広い範囲に亘って覆うようになっている。これにより、オペレータの手指等が端子91に触れたり、該端子91に塵埃(じんあい)が付着したりすることを防止することができる。
次に、前記平板状ケーブル51をコネクタ60に接続する動作について説明する。
図11は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの斜視図でありアクチュエータが閉位置にある状態を示す図、図12は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図11のD−D矢視断面を示す図である。
ここで、コネクタ60に平板状ケーブル51を接続する場合、まず、該平板状ケーブル51の長さ方向の端部をハウジング81の挿入口83に挿入する。この場合、図9及び10に示されるように、アクチュエータ61はあらかじめ開位置にされている。そして、オペレータは、平板状ケーブル51の長さ方向の端部をハウジング81の挿入口83に向けて移動させる。なお、本実施の形態において、平板状ケーブル51は、補助板53が下を向き、導電線の露出した面が上を向くようにして移動させられる。
そして、平板状ケーブル51の先端は、端子受入溝84内に収容された端子91の上腕ビーム94と下腕ビーム93との間に挿入される。このとき、平板状ケーブル51の両側の耳部52は、挿入口83内に進入することができず、その前端がハウジング81の前面に当接する。これにより、平板状ケーブル51の長さ方向の位置決めが行われ、平板状ケーブル51の挿入が完了した状態となる。
続いて、オペレータがアクチュエータ61を手指等によって操作し、図9及び10に示されるような開位置にあるアクチュエータ61を図11及び12に示されるような閉位置にある状態とする。この場合、図10において左側のアクチュエータ61は時計回り方向に姿勢変化させ、図10において右側のアクチュエータ61は反時計回り方向に姿勢変化させることによって閉位置にすることができる。
これにより、軸部67が回転し、図12に示されるように、垂直に近い角度になって軸受部93bと作動レバー94bとの間隔を押広げ、該作動レバー94bを上方に押上げるので、上腕ビーム94の先端が下方に移動してコンタクト部94aが平板状ケーブル51に押付けられる。そのため、平板状ケーブル51の上側の表面において露出している導電線がコンタクト部94aに当接して電気的接続部が形成され、前記導電線と端子91とが電気的に接続される。なお、上腕ビーム94は、ばね性を有し、平板状ケーブル51に押付けられることによって弾性的に変形するので、信号線とコンタクト部94aとの接続が良好に維持される。また、下腕ビーム93のケーブル支持部93aがコンタクト部94aと対向する位置にあるので、平板状ケーブル51がケーブル支持部93aによって確実に支持され、信号線とコンタクト部94aとの接続が確実に維持される。
このようにして、コネクタ60の両方の挿入口83から平板状ケーブル51が挿入されて接続されると、各平板状ケーブル51の導電線と端子91とが電気的に接続されるので、両方の平板状ケーブル51の導電線が互いに電気的に接続される。
本実施の形態におけるコネクタ60では、両方のアクチュエータ61を各々独立して作動させる、すなわち、開位置から閉位置へ姿勢変化させることができる。そのため、一方の平板状ケーブル51を前述のようにしてコネクタ60に接続した後に、他方の平板状ケーブル51を同様にしてコネクタ60に接続することができる。これにより、オペレータは、落ち着いて確実に平板状ケーブル51を1本ずつコネクタ60に接続することができ、接続作業の容易性、確実性及び迅速性が向上する。また、一方の平板状ケーブル51と他方の平板状ケーブル51を異なる時間帯に、異なる場所でコネクタ60に接続することができるので、接続作業の自由度が高くなる。
なお、平板状ケーブル51を導電線の露出した面が上を向くようにして挿入口83に挿入した場合について説明したが、導電線の露出した面が下を向くようにして挿入口83に挿入することもできる。この場合、下腕ビーム93のケーブル支持部93aがコンタクト部94aと対向する位置にあるので、導電線はケーブル支持部93aに押付けられて当接し、端子91と電気的に接続される。この場合には、下腕ビーム93がコンタクト片として機能する。すなわち、本実施の形態においては、平板状ケーブル51を上下逆向きにしてもコネクタ60に接続することができるので、接続作業の自由度が高くなる。
さらに、アクチュエータ61の操作部66が偏心して形成されているので、図11に示されるように、両方のアクチュエータ61が閉位置にあるときでも、オペレータは、前記操作部66に容易に手指等を引掛けることができる。そのため、コネクタ60の操作性が向上する。
次に、前記コネクタ60を組立てる動作について説明する。
図13は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの組立工程を示す第1の図、図14は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの組立工程を示す第2の図、図15は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの組立工程を示す第3の図である。
まず、図13(a)に示されるように、一方のハウジング81の端子受入溝84にその背面側から端子91を挿入する。この場合、該端子91を1本ずつ順次対応する端子受入溝84に向けて相対的に移動させ、一方の本体部92、上腕ビーム94、下腕ビーム93及び連結ビーム95を端子受入溝84内に挿入する。そして、下腕ビーム93のほぼ直線状の下端部が端子受入溝84の床面に当接し、先端突起93cが端子受入溝84の前端壁に形成された凹部に嵌入し、更に、本体部92の段部から前方に突出する突起92aが端子受入溝84の段部の面に食込むことによって、端子91がハウジング81に固定される。これにより、1本の端子91の端子受入溝84への装填が終了する。そして、同様の動作をすべての端子91について繰返し行うことによって、すべての端子91の一方のハウジング81への取付が終了する。
続いて、図13(b)に示されるように、一方のハウジング81に取付けられた端子91に他方のハウジング81を取付ける。この場合、すべての端子91の他方の本体部92、上腕ビーム94、下腕ビーム93及び連結ビーム95が、他方のハウジング81の背面側から、対応するすべての端子受入溝84内に同時に挿入される。そして、すべての端子91の他方の下腕ビーム93のほぼ直線状の下端部が端子受入溝84の床面に当接し、先端突起93cが端子受入溝84の前端壁に形成された凹部82bに嵌入し、更に、本体部92の段部から前方に突出する突起92aが端子受入溝84の段部の面に食込むことによって、端子91が他方のハウジング81に固定される。これにより、すべての端子91の他方のハウジング81への取付が終了し、両方のハウジング81同士が接続される。
続いて、図13(c)に示されるように、一対のアクチュエータ61を両方のハウジング81に各々装着する。この場合、アクチュエータ61をハウジング81の背面側から上部85の後方側端縁に向けて移動させ、端子91の作動レバー94bをアクチュエータ61の収容孔62内に進入させ、アクチュエータ61の軸部67を軸受部93bと作動レバー94bとの間にまで移動させる。これにより、アクチュエータ61のハウジング81への装着が終了する。この場合、アクチュエータ61を1つずつ順次装着することができる。また、装着されたアクチュエータ61は開位置にある。
続いて、図14(a)に示されるように、カバー部材75を、連結部98の上方を覆うように、両方のハウジング81の接続部分に上方から取付ける。そして、図14(b)に示されるように、ストッパ71をハウジング81の補助金具受入溝86aに装填する。この場合、ストッパ71を両方のハウジング81の補助金具受入溝86aに圧入する。
前記ストッパ71を補助金具受入溝86aに装填する動作は、図15により詳細に示されている。なお、図15においては、説明のためにアクチュエータ61の描画が省略されている。この場合、カバー部材75は、突部76が両方のハウジング81の補助壁86同士の間に嵌(はま)り込むように取付けられている。そして、ストッパ71を上方から補助金具受入溝86aに圧入すると、カバー係合部73が両方のハウジング81の補助壁86同士の間に進入し、カバー部材75の突部76に上方から係合する。これにより、突部76がストッパ71に係止され、カバー部材75の離脱が防止される。また、ストッパ71の両端の連結係合部72は、両方のハウジング81の補助壁86の端部に係合する。これにより、接続された両方のハウジング81が互いに離脱してしまうことが防止される。さらに、前記連結係合部72は、アクチュエータ61の両側端の後方への移動を規制する。そのため、アクチュエータ61が後方へ移動して軸部67が軸受部93bと作動レバー94bとの間から離脱してしまうことがない。したがって、装着されたアクチュエータ61がハウジング81から離脱することが防止される。
そして、すべてのストッパ71の装填が終了すると、図14(c)に示されるように、コネクタ60の組立が完了する。
このように、本実施の形態において、コネクタ60は、平板状ケーブル51を挿入する挿入口83を備える一対のハウジング81と、各ハウジング81に共通に装填され、平板状ケーブル51の導電線と電気的に接続する上腕ビーム94又は下腕ビーム93を備える端子91と、平板状ケーブル51を挿入可能な開位置と挿入された平板状ケーブル51を上腕ビーム94又は下腕ビーム93に押付ける閉位置との間を姿勢変化可能に各ハウジング81に取付けられる一対のアクチュエータ61とを有する。
それに加えて、本実施の形態においては、各アクチュエータ61が、偏心して本体部65に形成された操作部66を備える。また、コネクタ60は、端子91の中央部の上方を覆うカバー部材75を有し、該カバー部材75はストッパ71に係止される。
これにより、前記第1の実施の形態と同様の効果に加え、両方のアクチュエータ61が閉位置にあるときの操作性が高くなるという効果、及び、オペレータの手指等が端子91に触れたり、該端子91に塵埃が付着したりすることを防止することができるという効果を奏する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの分解組立図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの斜視図でありアクチュエータが開位置にある状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図2のA−A矢視断面を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの斜視図でありアクチュエータが閉位置にある状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図4のB−B矢視断面を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの組立工程を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの組立工程を示す第2の図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの分解組立図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの斜視図でありアクチュエータが開位置にある状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図9のC−C矢視断面を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの斜視図でありアクチュエータが閉位置にある状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図11のD−D矢視断面を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの組立工程を示す第1の図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの組立工程を示す第2の図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの組立工程を示す第3の図である。 従来の中継コネクタの要部を示す分解組立図である。
符号の説明
10、60 コネクタ
11、61 アクチェータ
12、62 収容孔
14 押圧部
15、42、65、92 本体部
16 側方突部
17、67 軸部
21、71 ストッパ
22 耳部収容凹部
31、81、301 ハウジング
32、82 下部
33、83 挿入口
33a、35a 段差部
34、84 端子受入溝
35、85 上部
36、86a 補助金具受入溝
36a、37a 係合突部
37 接続腕
38 接続腕収容凹部
38a 係合凹部
41、91、302 端子
42a、92a 突起
43、93 下腕ビーム
43a、94a コンタクト部
44、94 上腕ビーム
44a、93b 軸受部
48、98 連結部
51、306 平板状ケーブル
52 耳部
53 補助板
66 操作部
72 連結係合部
73 カバー係合部
75 カバー部材
76 突部
82a 段部
82b 凹部
86 補助壁
93a ケーブル支持部
93c 先端突起
94b 作動レバー
95 連結ビーム
303 接触部
304 固定部
307 受圧部
310 ロックレバー
311 押圧軸部

Claims (10)

  1. (a)平板状ケーブル(51)を挿入する挿入口(33、83)を備える一対のハウジング(31、81)と、
    (b)各ハウジング(31、81)に共通に装填され、前記平板状ケーブル(51)の導電線と電気的に接続するコンタクト片(43、93、94)を備える端子(41、91)と、
    (c)平板状ケーブル(51)を挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブル(51)を前記コンタクト片(43、93、94)に押付ける第2位置との間を姿勢変化可能に各ハウジング(31、81)に取付けられる一対のアクチュエータ(11、61)とを有し、
    (d)各ハウジング(31、81)は、各挿入口(33、83)が互いに反対方向を向くように、互いに接続され、
    (e)前記コンタクト片(43、93、94)は、前記端子(41、91)の両側に各々配設され、互いに連結されていることを特徴とする中継コネクタ(10、60)。
  2. 各ハウジング(31、81)は同一の構造を備え、各アクチュエータ(11、61)は同一の構造を備える請求項1に記載の中継コネクタ(10、60)。
  3. 前記端子(41、91)は、その長手方向と直交する直線に関して線対称の形状を備える請求項1に記載の中継コネクタ(10、60)。
  4. 各ハウジング(31、81)は、前記端子(41、91)によって互いに接続される請求項1に記載の中継コネクタ(10、60)。
  5. 各ハウジング(31、81)は、接続部材(37、71)によって互いに接続される請求項1に記載の中継コネクタ(10、60)。
  6. (a)各ハウジング(31)は、前記挿入口(33)と反対側に形成された突出する接続部材(37)及び該接続部材(37)を収容する収容凹部(38)を備え、
    (b)前記接続部材(37)及び収容凹部(38)は、ハウジング(31)内に配列された複数の端子(41)の配列方向に関する端子(41)の外側に配設される請求項5に記載の中継コネクタ(10)。
  7. (a)各ハウジング(81)は、前記挿入口(83)と反対側に形成された係合部(86a)を備え、
    (b)前記接続部材(71)は、前記係合部(86a)と係合する連結係合部(72)を備え、
    (c)前記接続部材(71)及び係合部(86a)は、ハウジング(81)内に配列された複数の端子(91)の配列方向に関する端子(91)の外側に配設される請求項5に記載の中継コネクタ(60)。
  8. 各アクチュエータ(11、61)は、互いに独立に姿勢変化可能であり、前記第2位置において前記平板状ケーブル(51)の挿入方向とほぼ平行となる本体部(15、65)を備える請求項1に記載の中継コネクタ(10、60)。
  9. 各アクチュエータ(61)は、偏心して前記本体部(65)に形成された操作部(66)を備える請求項8に記載の中継コネクタ(60)。
  10. 前記端子(91)の中央部の上方を覆うカバー部材(75)を有し、該カバー部材(75)は前記接続部材(71)に係止される請求項5に記載の中継コネクタ(60)。
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