JP2001110484A - フラット回路体の接続装置とその接続方法 - Google Patents

フラット回路体の接続装置とその接続方法

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JP2001110484A
JP2001110484A JP28959199A JP28959199A JP2001110484A JP 2001110484 A JP2001110484 A JP 2001110484A JP 28959199 A JP28959199 A JP 28959199A JP 28959199 A JP28959199 A JP 28959199A JP 2001110484 A JP2001110484 A JP 2001110484A
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Hiroshi Watabe
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    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺のフラット回路体から電源電流を取り出
すとき、別の導体又は導電体をそれぞれに接続し、その
端部をコネクタ本体に接続している。コネクタ本体に至
る導体又は導電体は、互いに接触する可能性も高くな
り、接触ないしは接続箇所がそれだけ多くなり、電気接
続の信頼性を低下してしまう等のおそれがあった。 【解決手段】 フラット回路体8,9をコネクタ本体1
5に差し込む。このとき、二つのフラット回路体8,9
の間にある金属端子19は、フラット回路体9の差込み
により作動する第二押圧部材26(押圧手段)との間で
挟持され、爪22は第二フラット回路体9の導体又は導
電体12に食い込んで接続するように構成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や産業機械
装置等に使用されるフラット回路体装置の接続装置とそ
の接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車には、ナビゲーションシス
テム装置やエアバッグシステム等に代表されるように、
車両の高機能化技術による各種の電装装置が多用されて
搭載される傾向にあり、その需要もますます増大しつつ
ある。これに伴い、車体に配索されるワイヤーハーネス
も使用される本数が増大するため、作業性、室内空間の
有効利用性等の観点から、図6に示すように、導体又は
導電体2を絶縁性樹脂により集束して埋設して形成され
る長尺で扁平形状のいわゆるフラット回路体1なるもの
が実施されている。係るフラット回路体1は、例えば、
インストルメントパネルの構成部材に配索され、途中に
電源(自動車の場合にはバッテリ)電流を取り出すため
の露出窓4が何カ所かに設けられ、適宜箇所から電流を
電装装置(補機類)に供給できるようにされる。しか
し、上記したように車両の高機能化に対しては、配索さ
れる導体又は導電体の本数が増加するので、これに対応
して、フラット回路体1は、接着剤または締着手段3に
より積層(この場合は2層)されて使用されることで対
処される。
【0003】従来装置にあっては、図6示すように、フ
ラット回路体1の端部を切断し、ここから電源電流が取
り出される場合、端部側の露出窓4に臨む導体又は導電
体2から別の導体又は導電体5を電気接続し、導体又は
導電体5の端部に取り付けた金属端子(図示しない)
が、コネクタ本体ハウジング6の一方側に差し込まれて
接続されていた。また、コネクタ本体ハウジング6の他
方側には、ワイパーモータ、走行計器類、あるいはオー
ディオ装置等の各種電装装置用のハーネス端部の金属端
子(図示しない)が接続されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置にあって
は、各層の導体又は導電体2はそれぞれ導体又は導電体
5を用いて接続されるため、コネクタ本体ハウジング6
に至る間で、導体又は導電体5が互いに接触する可能性
が高くなり、また、コネクタ本体ハウジング6内では、
導体又は導電体5側の金属端子と、電装装置側のハーネ
スの金属端子とによる接触箇所が2箇所となり、接触箇
所がそれだけ多くなって、接続の信頼性を低下してしま
う等のおそれがあった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みて工夫され
たもので、フラット回路体の扁平な面を互いに対面させ
た状態で、接続を簡易に行えるフラット回路体の接続装
置をを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
なされた請求項1記載の発明に係るフラット回路体の接
続装置は、絶縁性素材により導体又は導電体を埋設した
複数個の扁平状のフラット回路体を互いに層状をなすよ
うにコネクタ本体に差し込み、該コネクタ本体内で対面
する前記各フラット回路体に該導体又は導電体を露呈さ
せる露出窓を設け、該露出窓から露呈する一方の前記フ
ラット回路体の導体又は導電体と、これに対面する他方
の前記フラット回路体の前記導体又は導電体との間に金
属端子を介装して接続し、接続時、前記露出窓に臨む導
体又は導電体に対して該金属端子の接続状態を保持する
押圧手段を、前記コネクタ本体に設けたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ラット回路体の接続装置に係り、前記金属端子は、コネ
クタ本体に対して傾動変位可能に設けられたことを特徴
とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載のフ
ラット回路体の接続装置に係り、前記押圧手段は、該金
属端子の一端側に回動自在に設けた第一押圧部材と、前
記金属端子の他端側に回動自在に設けた第二押圧部材と
を有し、一方の前記フラット回路体に対して他方の前記
フラット回路体を移動させて第一押圧部材が回動するこ
とにより、該金属端子の該一端側を前記一方のフラット
回路体の露出窓に臨む導体又は導電体に接続され、第二
押圧部材が回動することにより、前記他方のフラット回
路体の露出窓に臨む導体又は導電体を、金属端子の該他
端側との間に挟持して接続させるように構成されたこと
を特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載のフ
ラット回路体の接続装置に係り、前記金属端子の各端部
に、前記露出窓から露呈する導体又は導電体に食い込む
ことができる爪を形成したことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載のフ
ラット回路体の接続装置に係り、前記コネクタ本体に、
前記一方のフラット回路体の端部を収容して当接可能な
らしめる段差部を設け、該段差部と前記金属端子の一方
の前記爪との間で前記一方のフラット回路体の導体又は
導電体を挟持し、前記第二押圧部材に偏心カム形状部を
形成し、該第二押圧部材の回動により、該偏心カム形状
部を介して前記他方のフラット回路体を前記金属端子の
他方の前記爪に押圧するようにしたことを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、絶縁性素材により
導体又は導電体を埋設した扁平状のフラット回路体を、
複数個差し込んで収容できるように形成されたコネクタ
本体に設け、かつ、各フラット回路体の間に設けた金属
端子を介して各フラット回路体の露出窓に臨む導体又は
導電体を接続する方法であって、一方のフラット回路体
を他方のフラット回路体に対して位置決め固定する方向
に移動させたとき、前記金属端子をして互いに対面する
各フラット回路体の前記露出窓に臨む前記導体又は導電
体を電気接続させるように構成したことを特徴とするフ
ラット回路体の接続方法。
【0012】請求項1記載の発明に係るフラット回路体
の接続装置によれば、コネクタ本体に設けられた金属端
子は、互いに対面して配索されたフラット回路体の間に
存在し、各フラット回路体の露出窓に臨む導体又は導電
体が接続される。
【0013】請求項2記載の発明に係るフラット回路体
の接続装置によれば、金属端子は、コネクタ本体に対し
て傾動することで、フラット回路体のコネクタ本体への
差し込みが容易となる。
【0014】請求項3記載の発明に係るフラット回路体
の接続装置によれば、押圧手段の第一、第二両押圧部材
の回動により、露出窓に露呈する導体又は導電体を金属
端子を介して接続される。
【0015】請求項4記載の発明に係るフラット回路体
の接続装置によれば、金属端子に形成した爪は、フラッ
ト回路体の導体又は導電体に食い込む。
【0016】請求項5記載の発明に係るフラット回路体
の接続装置によれば、一方のフラット回路体を段差部に
収容したので、各フラット回路体の間隔が短くなる。
【0017】請求項6記載の発明に係るフラット回路体
の接続方法によれば、コネクタ本体にフラット回路体を
差し込んで挿入し、一方のフラット回路体を他方のフラ
ット回路体に対して移動させるだけで、フラット回路体
型の配索部材を容易に導体又は導電体接続する。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。図1はフラット回路体の接
続装置における概略外観斜視図、図2は図1の矢視A−
A線における切断断面に沿って視た外観拡大斜視図であ
る。先ず、符号8および9は第一フラット回路体および
第二フラット回路体を示す。これらは、フィルムのよう
な絶縁性樹脂材により扁平型断面をなす導体又は導電体
11,12を複数本(本実施形態では、各5本)集束し
て埋設した扁平状の回路体で、適宜の柔軟性を有してお
り、取りつけ部位の形状に沿ってに沿って変形させて配
索することができる。フラット回路体8,9には、その
長手方向に沿う適宜の部位に導体又は導電体11,12
を外部に露呈させる露出窓13,14が設けられ、適宜
バッテリ電流を分岐することができる。
【0018】次に、コネクタ本体15について説明す
る。コネクタ本体15はベルトを止めるバックルの原理
を利用したものであるが、まず、そのハウジング16
は、合成樹脂体で成形され、各フラット回路体8,9の
周囲を取り巻くようにトンネル形状をなす。内部には第
一フラット回路体8の左端部を当接して保持しうる段差
部17が設けられる。ハウジング16の天井16’には
四辺形状の突起18が形成され、図3に示す金属性の端
子19を穿設して形成した略四辺形状の孔20を係止さ
せることにより、端子19が傾動ないしはシーソ運動が
できる。端子19の両端には楔形の刃、すなわち爪2
1,22が形成され、ハウジング16に各フラット回路
体8,9を対面するように収容されたとき、各導体又は
導電体11,12に対応する位置に設けられた各端子1
9の爪21,22が、対応する導体又は導電体11,1
2に食い込み、電気接続を実現できる。
【0019】また、ハウジング16の内部には軸23を
中心に回動する第一押圧部材24と、軸25を中心に回
動する第二押圧部材26とらなる押圧手段27が形成さ
れる。第一押圧部材24は端子19を下から反時計方向
(矢印B方向)に回動することで、爪21を第一フラッ
ト回路体8側に食い込ませることができる。第二押圧部
材26はフラット回路体9の下面を押圧するための偏心
カム形状、すなわち扇型の回路体押さえを有し、時計方
向に回転するにつれて軸25からカム面にいたる寸法が
長くなるように設定され、押圧力が増すように形成され
る。第二フラット回路体9が右方(図2の矢印D)に移
動するとき、同フラット回路体9と第二押圧部材26と
の間の摩擦力により、第二押圧部材26が矢印C方向に
回動し、第二フラット回路体9は上方に持ち上げられ、
爪22に導体又は導電体12が食い込むこととなるもの
である。
【0020】図2のように第一、第二両フラット回路体
8,9をコネクタ本体15のハウジング16内で、端子
19を介して電気接続するには、次のようにして行われ
る。すなわち、図4のようにまず第一フラット回路体8
をハウジング16の段差部17に当接するまで挿入す
る。このとき、軸23を中心にして下から第一押圧部材
24を反時計方向に回動させて、爪21を露出窓13の
導体又は導電体11に食い込ませる。この状態で、図5
のように第一フラット回路体8に対面させ、左方から第
二フラット回路体9をハウジング16に挿入する。この
とき、端子19及び第一押圧部材24が第二フラット回
路体9の上側に、また、第二押圧部材26が第二フラッ
ト回路体9の下側に配置されるように挿入される。この
とき、第二フラット回路体9の露出窓14が、対応する
爪22に対向する位置まで差し込まれる。これによっ
て、コネクタ本体15に各フラット回路体8,9が組み
込まれて端子19により電気接続される。
【0021】上記したフラット回路体の接続装置の作用
について説明する。図2および図5のように、爪21を
第一フラット回路体8の導体又は導電体11に第一押圧
部材24を介して食い込ませる。このとき、端子19は
若干右肩上がりに傾動する。次いで、第二フラット回路
体9を挿入するが、第一押圧部材24の軸23の周面は
第二フラット回路体9の上面に摩擦的に接触するため、
フラット回路体9の左方変位とともに第一押圧部材24
は若干反時計方向に回動されようとしつづけ、爪21は
導体又は導電体11に食い込んだ状態を維持しつづけ
る。一方、第二押圧部材26はフラット回路体9下面と
の摩擦接触により、第二フラット回路体9の右方変位に
伴い時計方向に回動しようとする。すると、第二フラッ
ト回路体9は、第二押圧部材26と爪22との間に挟持
され、さらに第二押圧部材26が第二フラット回路体9
の右方変位により矢印C方向へ回動し続け、金属端子1
9の上面はコネクタ本体15の天井16’に当接する。
こ状態で、第二フラット回路体9の導体又は導電体12
に爪22が食い込んだままとなる。すなわち、端子19
は、四辺形状の孔20が突起18に当接することで、右
方への変位を拘束される。このとき、端子19の上面は
第二押圧部材26による上方への押圧力により上記天井
16’に当接する。そして、第二押圧部材26が第二フ
ラット回路体9の下面に当接して該回路体9を上方へ押
圧する部位は、端子19の爪22の左方に存する露出窓
14に対応する部分である。このとき、該露出窓14は
第二押圧部材により若干上方に湾曲する変形をする。こ
うして導体又は導電体12が爪22と第二押圧部材26
との間で食い込んだままの状態で均衡を保持する。ま
た、このとき、第一フラット回路体8もその上面がコネ
クタ本体15の天井16”に当接した状態でその導体又
は導電体11に爪21が食い込むこととなる。こうし
て、食い込み結合の度合いが高められた状態を保持しつ
つ、両フラット回路体8,9の間の導体又は導電体1
1,12の接続が、端子19を介して確実に実現でき
る。このようにして、フラット回路体8,9同士の電気
接続が、端子19及び押圧手段27により達成される。
【0022】本実施の形態は、上記のような構成を有す
るため、第一フラット回路体8に予め端子19の爪21
を食い込ませたコネクタ本体15の端子19及び第一押
圧部材24と第二押圧部材26との間に、第二フラット
回路体9を左方向から差し込むことで、容易に電気接続
を達成でき、他の導体又は導電体を使用することなく接
続の信頼性の高いフラット回路体の接続装置を得ること
ができる。また、本実施形態の方法によれば、後から第
二フラット回路体9をコネクタ本体15に差し込むだけ
で容易にフラット回路体の途中から別のフラット回路体
へ他の導体又は導電体を使用することなく接続てき、そ
れだけ接続作業が便利となる効果を有する。
【0023】以上、本実施の形態を具体的に詳述してき
たが、具体的な構成はこの形態に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。例えば、端子19をフラット回
路体8、9に接続させるための押圧手段27は、第一押
圧部材24と第二押圧部材26とで構成したが、この代
わりにばね力を利用したばね手段を使用することもでき
る。すなわち、端子19の各爪21,22が該ばね手段
のばね力により各フラット回路体8,9の導体又は導電
体に常時圧着、圧接ないしは食い込むように付勢するよ
うな構成とすることもできる。また、各フラット回路体
は一層構造のものを使用したが、この代わりに二層また
は三層のように多積層のフラット回路体の場合にも適用
できる。また、フラット回路体は樹脂埋設構造の態様で
あったが、フィルム体で被覆された態様のものでもよ
い。また、露出窓13,14は片面に形成した場合であ
ったが、各フラット回路体8,9の上下面を貫通して形
成したものでもよい。さらに、第一フラット回路体8は
その端部をコネクタ本体15の段差部17に当接させる
構造であったが、第二フラット回路体9のようにコネク
タ本体15を左右方向に貫通して配索される態様のもの
にも適宜適用できるのはいうまでもない。なお、導体又
は導電体11,12は円形断面のものを用いてもよいこ
とはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、導体又は導電体等の別部品を中間
に介在させることなく、一方のフラット回路体に対して
他方のフラット回路体を移動させるだけで、直接かつ容
易に電気接続を実現でき、接続における信頼性を向上で
きる効果を奏する。
【0025】請求項2に記載された本発明によれば、金
属端子は、コネクタ本体に対して傾動変位可能に設けら
れたため、フラット回路体をコネクタ本体へ容易に差し
込んで挿入でき、それだけ作業性を向上できる効果を奏
する。
【0026】請求項3に記載された本発明によれば、押
圧手段の第一、第二両押圧部材により金属端子をフラッ
ト回路体に押圧せしめて接続されるので、接続信頼性を
増すことができる効果を奏する。
【0027】請求項4に記載された本発明によれば、金
属端子の各端部に、露出窓から露呈する導体又は導電体
に食い込むことができる爪を形成したため、接続信頼性
を一層向上できる効果を奏する。
【0028】請求項5に記載された本発明によれば、第
二押圧部材に形成した偏心カム形状部により、他方のフ
ラット回路体を金属端子の他方の爪に押圧させるため、
それだけ導体又は導電体的接続の信頼性を向上できる効
果を奏する。
【0029】請求項6に記載された発明によれば、絶縁
性素材により導体又は導電体を埋設した扁平状のフラッ
ト回路体を、コネクタ本体に複数個差し込んで収容し、
フラット回路体をコネクタ本体に対して位置決め固定す
る方向に相対変位させるだけで、各フラット回路体を接
続できるため、容易にフラット回路体同士を電気接続で
きる作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態に係るフラット回路
体の接続装置における概略外観斜視図である。
【図2】図1の矢視A−A線における切断断面に沿って
視た外観拡大斜視図である。
【図3】端子の単品における外観拡大斜視図である。
【図4】コネクタ本体15に第一フラット回路体8を取
り付けた状態を断面図で示した作用説明図。
【図5】図4と同様にコネクタ本体に第二フラット回路
体9を取り付けた状態を断面図で示した作用説明図であ
る。
【図6】従来装置における外観斜視図である。
【符号の説明】
8,9 フラット回路体 11,12 導体又は導電体 13,14 露出窓 15 コネクタ本体 19 金属端子 21、22 爪 24 第一押圧部材 26 第二押圧部材 27 押圧手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性素材により導体又は導電体を埋設
    した複数個の扁平状のフラット回路体を互いに層状をな
    すようにコネクタ本体に差し込み、該コネクタ本体内で
    対面する前記各フラット回路体に該導体又は導電体を露
    呈させる露出窓を設け、該露出窓から露呈する一方の前
    記フラット回路体の導体又は導電体と、これに対面する
    他方の前記フラット回路体の前記導体又は導電体との間
    に金属端子を介装して接続し、接続時、前記露出窓に臨
    む導体又は導電体に対して該金属端子の接続状態を保持
    する押圧手段を、前記コネクタ本体に設けたことを特徴
    とするフラット回路体の接続装置。
  2. 【請求項2】 前記金属端子は、コネクタ本体に対して
    傾動変位可能に設けられたことを特徴とする請求項1記
    載のフラット回路体の接続装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段は、該金属端子の一端側に
    回動自在に設けた第一押圧部材と、前記金属端子の他端
    側に回動自在に設けた第二押圧部材とを有し、一方の前
    記フラット回路体に対して他方の前記フラット回路体を
    移動させて第一押圧部材が回動することにより、該金属
    端子の該一端側を前記一方のフラット回路体の露出窓に
    臨む導体又は導電体に接続され、第二押圧部材が回動す
    ることにより、前記他方のフラット回路体の露出窓に臨
    む導体又は導電体を、金属端子の該他端側との間に挟持
    して接続させるように構成されたことを特徴とする請求
    項2記載のフラット回路体の接続装置。
  4. 【請求項4】 前記金属端子の各端部に、前記露出窓か
    ら露呈する導体又は導電体に食い込むことができる爪を
    形成したことを特徴とする請求項3記載のフラット回路
    体の接続装置。
  5. 【請求項5】 前記コネクタ本体に、前記一方のフラッ
    ト回路体の端部を収容して当接可能ならしめる段差部を
    設け、該段差部と前記金属端子の一方の前記爪との間で
    前記一方のフラット回路体の導体又は導電体を挟持し、
    前記第二押圧部材に偏心カム形状部を形成し、該第二押
    圧部材の回動により、該偏心カム形状部を介して前記他
    方のフラット回路体を前記金属端子の他方の前記爪に押
    圧するようにしたことを特徴とする請求項4記載のフラ
    ット回路体の接続装置。
  6. 【請求項6】 絶縁性素材により導体又は導電体を埋設
    した扁平状のフラット回路体を、複数個差し込んで収容
    できるように形成されたコネクタ本体に設け、かつ、各
    フラット回路体の間に設けた金属端子を介して各フラッ
    ト回路体の露出窓に臨む導体又は導電体を接続する方法
    であって、一方のフラット回路体を他方のフラット回路
    体に対して位置決め固定する方向に移動させたとき、前
    記金属端子をして互いに対面する各フラット回路体の前
    記露出窓に臨む前記導体又は導電体を電気接続させるよ
    うに構成したことを特徴とするフラット回路体の接続方
    法。
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