JP2001112147A - フラット回路体装置 - Google Patents

フラット回路体装置

Info

Publication number
JP2001112147A
JP2001112147A JP28160199A JP28160199A JP2001112147A JP 2001112147 A JP2001112147 A JP 2001112147A JP 28160199 A JP28160199 A JP 28160199A JP 28160199 A JP28160199 A JP 28160199A JP 2001112147 A JP2001112147 A JP 2001112147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
flat circuit
circuit body
conductor
flat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28160199A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Watabe
弘志 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP28160199A priority Critical patent/JP2001112147A/ja
Priority to US09/676,561 priority patent/US6394816B1/en
Publication of JP2001112147A publication Critical patent/JP2001112147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラット回路体を積層構造にした場合、各層
の導電体から電源電流を取り出すとき、別の導電体をそ
れぞれに接続し、その端部をコネクタに接続しているた
め、接触ないしは接続箇所がそれだけ多くなり、電気接
続の信頼性を低下してしまう等のおそれがあった。 【解決手段】 フラット回路体8,9を少なくとも二層
以上の層に積層し、該二層以上の前記フラット回路体
8,9の端部に階段状の段差を形成し、該段差近傍の前
記各フラット回路体8,9に露出窓13,14を設けて
導電体11,12を外部に露呈させ、コネクタ17の嵌
合により、該コネクタ17の金属端子20,21が該露
出窓20,21内に露呈する導電体11,12に電気接
続するように構成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や産業機械
装置等に使用されるフラット回路体装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車には、ナビゲーションシス
テム装置やエアバッグシステム等に代表されるように、
車両の高機能化技術による各種の電装装置が採用されて
搭載される傾向にあり、その需要もますます増大しつつ
ある。これに伴い、車体に配索されるワイヤーハーネス
も本数が増大するため、作業性、室内空間の有効利用性
等の観点から、図8に示すように、導電体たる電線2を
絶縁性樹脂により収束して埋設して形成される長尺で扁
平形状のいわゆるフラット回路体1なるものが実施され
ている。係るフラット回路体1は、途中に電源(自動車
の場合にはバッテリ)電流を取り出すための露出窓3が
何カ所かに設けら、適宜箇所から電流を供給できるよう
にして、例えば、インストルメントパネルの構成部材に
配索される。しかし、上記したように車両の高機能化に
より、配索される導電体が増加するので、これに対応し
て、フラット回路体1は、接着剤または締着手段3によ
り積層(この場合は2層)されて使用されることが行わ
れる。
【0003】従来装置にあっては、図8に示すように、
フラット回路体1の端部を切断し、ここから電源電流が
取り出される場合、端部側の露出窓4に臨む導電体2か
ら別の導電体5を電気接続し、導電体5の端部に取り付
けた金属端子(図示しない)が、コネクタハウジングの
6一方側に差し込まれて接続されていた。また、コネク
タハウジング6の他方側には、ワイパーモータ、走行計
器類、あるいはオーディオ装置等の各種電装装置用のハ
ーネス端部の金属端子(図示しない)が接続されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置にあって
は、各層の電線2はそれぞれ導電体5を用いて接続され
るため、コネクタハウジング6に至る間で、導電体5が
互いに接触する可能性が高くなり、また、コネクタハウ
ジング6内では、導電体5側の金属端子と、電装装置側
のハーネスの金属端子とによる接触箇所が2箇所とな
り、接触箇所がそれだけ多くなり、接続の信頼性を低下
してしまう等のおそれがあった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みて工夫され
たもので、多層に積層されたフラット回路から電源電流
を接続信頼性を確保しつつ供給できるフラット回路体装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
なされた請求項1記載の発明に係るフラット回路体装置
は、導電体を並列に布線され絶縁性素材により埋設して
なる扁平状のフラット回路体に、コネクタを略垂直方向
に嵌合して結合するものにおいて、前記フラット回路体
を少なくとも二層以上の層に積層し、該二層以上の前記
フラット回路体の端部に階段状の段差を形成し、該段差
近傍の前記各フラット回路体に露出窓を設けて前記導電
体を外部に露呈させ、前記コネクタの嵌合により、該コ
ネクタの金属端子が該露出窓内に露呈する導電体に電気
接続するように構成したことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ラット回路体装置に係り、前記コネクタは、コネクタハ
ウジング内に複数個の金属端子が収容され、該金属端子
の端部を前記段差に応じて長さを異なるようにしたこと
を特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載のフ
ラット回路体装置に係り、前記コネクタハウジングは、
前記フラット回路体の段差に対向する端面を、前記段差
に応じた階段状に形成したことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載のフ
ラット回路体装置に係り、前記コネクタハウジングの前
記金属端子は、その端部を弾性変形可能に形成され、コ
ネクタ嵌合時、該金属端子を前記露出窓内に露呈する導
電体に該金属端子のばね力に抗して弾接するように構成
したことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項3記載のフ
ラット回路体装置に係り、前記コネクタハウジングの前
記金属端子の端部を、前記露出窓内に露呈する導電体に
溶着して接続したことを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれか一に記載のフラット回路体装置に係り、前記コ
ネクタは、そのコネクタハウジングを前記各フラット回
路体ごとに応じたコネクタハウジングに分割され、前記
段差に対応する各コネクタハウジングを互いに合体し、
前記フラット回路体に嵌合して結合するように構成した
ことを特徴とする。
【0012】請求項1記載の発明に係るフラット回路体
装置によれば、フラット回路体を少なくとも二層以上の
層に積層し、該二層以上の前記フラット回路体の端部に
階段状の段差を形成し、該段差近傍の前記各フラット回
路体に露出窓を設けて前記導電体を外部に露呈させ、前
記コネクタの嵌合により、該コネクタの金属端子が該露
出窓内に露呈する導電体に電気接続するように構成した
ため、電気接続点を少なくして多層回路の下の層からも
直接的に導電体接続される。
【0013】請求項2記載の発明によれば、コネクタ
は、そのハウジング内に複数個の金属端子が収容され、
該金属端子の端部を前記段差に応じて長さを異なるよう
にしたため、多層のフラット回路体の端末を階段状にし
た部位に、容易に取り付けられる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、コネクタハ
ウジングは、前記フラット回路体の段差に対向する端面
を、前記段差に応じた階段状に形成したため、多層のフ
ラット回路体に安定してコネクタを嵌合できる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、コネクタ嵌
合時、金属端子を露出窓内に露呈する導電体に該金属端
子のばね力に抗して弾接するため、確実に電気接続でき
る。
【0016】請求項5記載の発明によれば、コネクタハ
ウジングの金属端子の端部を、露出窓内に露呈する導電
体に溶着して接続したため、確実な電気接続が得る。
【0017】請求項6記載の発明によれば、コネクタ
は、フラット回路体の積層数に応じて、所定のコネクタ
ハウジングを互いに合体して、フラット回路体に嵌合す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。図1はフラット回路体装置
を示す組立分解図、図2は図1のA−A線におけるフラ
ット回路体装置の矢視拡大縦断面図、図3は図2に示し
たコネクタ17の要部拡大断面図である。先ず、フラッ
ト回路体についてであるが、符号8、9は、絶縁性樹脂
材により回路体である板状の導電体11,12を複数本
(本実施形態では、各5本)埋設した扁平状の回路体で
ある。フラット回路体8,9は、長尺で扁平形状に形成
されて接着剤や適宜の結合手段により2層に合体され
る。各フラット回路体には、その長手方向に沿う適宜の
部位に導電体11,12を外部に露呈させる露出窓1
3,14が設けられ、バッテリ電流を取り出せるように
している。この露出窓13,14はフラット回路体1
1,12の長手方向に沿った複数箇所に設けられる。フ
ラット回路体11,12は切断され、その各切断部位を
階段状をなすようにして接着剤により上下二層に合体さ
れる(以下、「二層回路体15」という)。二層回路体
15は、自動車の車体構造の形状に応じて曲げ変形を与
え、屈曲して配索できるものである。16はコネクタ1
7の係合爪18に係合する係合孔を示す。
【0019】次に、コネクタ17について説明する。コ
ネクタ17のハウジング19は、自体公知の合成樹脂体
で成形され、二層回路体15の階段状部の形状になじむ
ように、階段状に形成される。ハウジング19内部に
は、板金加工された金属製の足の短い端子20と長い端
子21とが収容される。各端子20,21は、ハウジン
グ19の下から挿入される。このとき、ランス22,2
3は強制的に反時計方向に弾性変形され(図3)、上端
開口縁24,25とランス22,23との間で保持され
る。端子20,21の足26,27の一部分は、ハウジ
ング19から外部に臨むように湾曲して延びる。足26
は、上層のフラット回路体8の導電体11に、足27は
下層のフラット回路体9の導電体12にそれぞれ電気接
続可能となるように形成される。足26,27が湾曲す
るのは、コネクタ17を二層回路体15に嵌合させると
き、導電体11,12に弾性変形して弾接ないしは圧接
させるためである。
【0020】ハウジング19の左壁28は、コネクタ嵌
合時に、下のフラット回路体9の切断端面を覆うように
形成され、中間壁29は主として上のフラット回路体8
の切断端面に、さらに右壁30は上のフラット回路体8
の露出窓13近傍にそれぞれ当接するように形成される
(図2)。31、32は相手側である電装装置33(図
5)の金属端子34,35が挿入される端子挿入口を示
す。こうして、ハウジング19内には、導電体11,1
2の位置に対応させて端子20,21が設けられる。
【0021】こうして、フラット回路体装置は、特に図
2によく示されるように、上記構成になるコネクタ17
を二層回路体15の露出窓13,14に対して略垂直方
向に嵌合することで構成される。すなわち、コネクタ1
7の係合爪18を図1の一点鎖線のように相手側の係合
孔16に嵌合し、コネクタ17を二層回路体15に対し
て位置決め固定する。これにより、各端子20,21の
足26,27は、たわみながら弾性変形し、足の端部は
露出窓13,14に露呈する導電体11,12に圧接ま
たは弾接して電気接続を達成し、フラット回路体装置が
構成される。なお、コネクタを嵌合したとき、露出窓1
3,14はコネクタハウジング19により外部から遮蔽
される。
【0022】次に、上記フラット回路体装置を自動車の
インストルメントパネルに搭載する場合の構成を説明す
る。図5において、36はインストルメントパネルで、
その下方にコネクタ17を二層回路体15に嵌合して一
体化したフラット回路体装置が、片持ち梁のようにして
取り付けられる。二層回路体15の階段状の段差をなす
端末部は、インストルメントパネル36に設けた取付孔
37に対向する位置と略一致させるように設定される。
取付孔37から例えばワイパモータ等の補機である電装
装置33を挿入する。これにより、コネクタハウジング
38が、ボルト、ネジ等の締結具を介して取付られる。
このとき、端子34,35がコネクタ17側の雌型の端
子20,21に挿入されて圧接し、電気的に導通され
る。なお、39は電装装置33をインストルメントパネ
ル36に取り付けるためのビスを示す。
【0023】本実施の形態に係るコネクタ17によれ
ば、コネクタ17のハウジング19に足の長さが異なる
端子20,21を、ランス22,23を弾性変形させて
挿入するだけで、容易にフラット回路体装置用のコネク
タ17が得られる効果を有する。また、本実施の形態に
係るフラット回路体装置によれば、上記従来装置のよう
に導電体5等の別部品を介在することなく、端子20,
21の足26,27を直接に導電体11,12に圧接す
ることで、上層のフラット回路体8のみならず下層のフ
ラット回路体9にも容易で確実に接続でき、ひいては接
続信頼性の向上を図ったフラット回路体装置を得ること
ができる効果を有する。
【0024】また、本実施の形態に係るフラット回路体
装置を車両に搭載する場合には、図5に示すように、二
層回路体15をインストルメントパネル36に対して、
片持ち梁的に支持して取付ているため、取付孔37から
挿入される電装装置33は、そのハウジング38をコネ
クタ17のハウジング19に嵌合して取り付けるとき、
二層回路体15が若干片持ち梁的にたわむため、完全に
嵌合するまでコネクタハウジング38を押し込んでも二
層回路体15そのものが損傷または破損することを防止
でき、また、二層回路体15の取付部位40またはこれ
に対応するインストルメントパネル36の剥離または損
傷を未然に防止できる効果を有する。さらに、電装装置
の取り付けも単に該装置を取付孔37に挿入するだけ
で、容易に二層回路体15に取りつけられるので、作業
性を向上できる。なお、車体構成部材として、インスト
ルメントパネルの代わりに、ドアトリムやドア内板等で
もよく、また、それらの材質は問わない。
【0025】上記では、フラット回路体を二層回路体1
5として説明したが、図6に示す変形例のように、三層
構造の回路体(以下、三層回路体41という)にしても
よい。この場合、最上層のフラット回路体42の露出窓
43の導電体44に、実質的に上記した構成17に使用
したと同じような端子を収容した別体コネクタ45を追
加的に嵌合することで、フラット回路体装置を得ること
ができるものである。すなわち、最初、別体コネクタ4
5に設けた結合爪46を、コネクタ17に形成される図
示しない所定の結合孔に嵌合して合体する。その後、図
6の一点鎖線に示すように、合体コネクタの係合爪18
を係合孔16に、また結合爪47を結合孔49にそれぞ
れ嵌合する。かくして、合体構造のコネクタ17,45
を三層回路体41に略垂直方向から所定位置で嵌合させ
る。
【0026】係る変形例によれば、三層目については、
別体コネクタ45を追加的に合体させて三層回路体41
に取付ることができる。すなわち、積層数が異なる回路
体ごとに、これに応じたコネクタを準備しておく必要が
なくなり、コスト低減上有利となる効果がある。なおま
た、コネクタ17そのものを、分割した構造にすること
もできる。
【0027】また、図7に示す別の変形例のように、幅
寸法の異なるフラット回路体58,59,60を積層し
た態様の多層フラット回路体50に形成し、階段状の端
部の露出窓51,52,53の導電体54,55,56
に接続させるように形成したコネクタ57であってもよ
いことはもちろんである。
【0028】以上、本実施の形態を具体的に詳述してき
たが、具体的な構成はこの形態に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。例えば、フラット回路体は二層
または三層に積層した場合について説明したが、四層以
上の多層フラット回路体であってもよい。また、フラッ
ト回路体は樹脂埋設構造の態様であったが、フィルム体
で被覆された態様のものでもよい。また、露出窓13,
14は各フラット回路体8,9の上下面を貫通して形成
したが、片面にのみ露出窓を形成してもよい。また、コ
ネクタ17については、露出した導電体11,12に足
26,27を圧接させる構成にしたが、予め熱溶着など
により導電体に接続しておき、後からハウジング19を
挿入せしめてコネクタ17を構成してもよい。さらに、
導電体11,12は円形断面のものを用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明に係るフラット回路体装置によれば、導電体
を並列に布線され絶縁性素材により埋設してなる扁平状
のフラット回路体に、コネクタを略垂直方向に嵌合して
結合するものにおいて、前記フラット回路体を少なくと
も二層以上の層に積層し、該二層以上の前記フラット回
路体の端部に階段状の段差を形成し、該段差近傍の前記
各フラット回路体に露出窓を設けて前記導電体を外部に
露呈させ、前記コネクタの嵌合により、該コネクタの金
属端子が該露出窓内に露呈する導電体に電気接続するよ
うに構成したため、多層のフラット回路体の二層目以降
のフラット回路体から、電気等の別部品を介在させるこ
となく、直接に電気接続を実現できるので、接続におけ
る信頼性を向上できる効果を奏する。
【0030】請求項2に記載された本発明によれば、コ
ネクタハウジング内に複数個の金属端子が収容され、該
金属端子の端部を前記段差に応じて長さを異なるように
構成しているため、多層のフラット回路体の端末を階段
状にした部位に容易に取り付けられ、作業性を高めるこ
とができる効果を奏する。
【0031】請求項3に記載された本発明によれば、コ
ネクタハウジングは、前記フラット回路体の段差に対向
する端面を、前記段差に応じた階段状に形成したため、
多層のフラット回路体に安定してコネクタを嵌合できる
効果を奏する。
【0032】請求項4に記載された本発明によれば、コ
ネクタハウジングの前記金属端子は、その端部を弾性変
形可能に形成され、コネクタ嵌合時、該金属端子を前記
露出窓内に露呈する導電体に該金属端子のばね力に抗し
て弾接するように構成したため、確実な接続信頼性を得
ることができる効果を奏する。
【0033】請求項5に記載された本発明によれば、コ
ネクタハウジングの金属端子の端部を、露出窓内に露呈
する導電体に溶着して接続したため、確実な接続信頼性
が得られる効果を奏する。
【0034】請求項6に記載された発明によれば、コネ
クタは、そのコネクタハウジングを各フラット回路体ご
とに応じたコネクタハウジングに分割され、積層フラッ
ト回路体の段差に対応する各コネクタハウジングを互い
に合体してフラット回路体に嵌合するように構成したた
め、フラット回路体の積層数に応じて、所定のコネクタ
ハウジングを互いに合体して、フラット回路体に嵌合で
き、種類の異なるコネクタを事前に準備しておく必要が
なく、それだけコスト低減上有利となる優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態に係るフラット回路
体装置を示す組立分解図である。
【図2】図1のA−A線におけるフラット回路体装置の
組立状態での矢視拡大縦断面図である。
【図3】図2に示したコネクタ17の要部拡大断面図で
ある。
【図4】コネクタ17に収容される端子の側面図であ
る。
【図5】フラット回路体装置をインストルメントパネル
に取り付けた状態を示す断面図である。
【図6】前記実施の形態に係る変形例における外観組立
分解図である。
【図7】前記実施の形態に係る別の変形例における概略
外観図である。
【図8】従来装置における外観図である。
【符号の説明】
11,12,44,54,55,56 導電体 8,9,42,58,59,60 フラット回
路体 13,14,43,51,52,53 露出窓 17,45,57 コネクタ 19 コネクタハ
ウジング 20,21 金属端子 26,27 端部(足) 33 電装装置 34 端子 36 車体構成部
材(インストルメントパネル)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電体を並列に布線され絶縁性素材によ
    り埋設してなる扁平状のフラット回路体に、コネクタを
    略垂直方向に嵌合して結合するものにおいて、前記フラ
    ット回路体を少なくとも二層以上の層に積層し、該二層
    以上の前記フラット回路体の端部に階段状の段差を形成
    し、該段差近傍の前記各フラット回路体に露出窓を設け
    て前記導電体を外部に露呈させ、前記コネクタの嵌合に
    より、該コネクタの金属端子が該露出窓内に露呈する導
    電体に電気接続するように構成したことを特徴とするフ
    ラット回路体装置。
  2. 【請求項2】 前記コネクタは、そのコネクタハウジン
    グ内に複数個の金属端子が収容され、該金属端子の端部
    を前記段差に応じて長さを異なるように形成したことを
    特徴とする請求項1記載のフラット回路体装置。
  3. 【請求項3】 前記コネクタハウジングは、前記フラッ
    ト回路体の段差に対向する端面を、前記段差に応じた階
    段状に形成したことを特徴とする請求項2記載のフラッ
    ト回路体装置。
  4. 【請求項4】 前記コネクタハウジングの前記金属端子
    は、その端部を弾性変形可能に形成され、コネクタ嵌合
    時、該金属端子を前記露出窓内に露呈する導電体に該金
    属端子のばね力に抗して弾接するように構成したことを
    特徴とする請求項3記載のフラット回路体装置。
  5. 【請求項5】 前記コネクタハウジングの前記金属端子
    の端部を、前記露出窓内に露呈する導電体に溶着して接
    続したことを特徴とする請求項3記載のフラット回路体
    装置。
  6. 【請求項6】 前記コネクタは、そのコネクタハウジン
    グを前記各フラット回路体ごとに応じたコネクタハウジ
    ングに分割され、前記段差に対応する各コネクタハウジ
    ングを互いに合体して前記フラット回路体に嵌合して結
    合するように構成したことを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか一に記載のフラット回路体装置。
JP28160199A 1999-10-01 1999-10-01 フラット回路体装置 Pending JP2001112147A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28160199A JP2001112147A (ja) 1999-10-01 1999-10-01 フラット回路体装置
US09/676,561 US6394816B1 (en) 1999-10-01 2000-10-02 Connecting device for flat circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28160199A JP2001112147A (ja) 1999-10-01 1999-10-01 フラット回路体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001112147A true JP2001112147A (ja) 2001-04-20

Family

ID=17641429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28160199A Pending JP2001112147A (ja) 1999-10-01 1999-10-01 フラット回路体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001112147A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011016498A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Alps Electric Co Ltd ステアリングモジュール
NL2010759A (en) * 2012-05-14 2013-11-18 Mapper Lithography Ip Bv Modulation device and power supply arrangement.

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011016498A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Alps Electric Co Ltd ステアリングモジュール
NL2010759A (en) * 2012-05-14 2013-11-18 Mapper Lithography Ip Bv Modulation device and power supply arrangement.
WO2013171117A1 (en) * 2012-05-14 2013-11-21 Mapper Lithography Ip B.V. Modulation device and power supply arrangement
CN104428868A (zh) * 2012-05-14 2015-03-18 迈普尔平版印刷Ip有限公司 调制装置和电源配置
JP2015516689A (ja) * 2012-05-14 2015-06-11 マッパー・リソグラフィー・アイピー・ビー.ブイ. 変調デバイスおよび電力供給装置
US9455122B2 (en) 2012-05-14 2016-09-27 Mapper Lithography Ip B.V. Modulation device and power supply arrangement

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4815984A (en) Wire harness assembly
JP2962160B2 (ja) 電気接続箱
JP2000092661A (ja) 電気接続箱
JP4254600B2 (ja) 電気接続箱
JP4387055B2 (ja) 防水コネクタ及びその製造方法
JP2020058182A (ja) ワイヤハーネス
US7901219B2 (en) Connecting structure for accessory device and cable, waterproofing structure for accessory device, and mounting structure for accessory device
CN110979207A (zh) 线束
JP4900689B2 (ja) インストルメントパネル裏面側の電線配策構造
JP2002218635A (ja) ランプユニットの電線接続構造
US6394816B1 (en) Connecting device for flat circuit
JP4424042B2 (ja) 車載用リレーおよび電気接続箱
JP2001112147A (ja) フラット回路体装置
JP3354399B2 (ja) フラット導体の配線構造
JPH11301379A (ja) アース線の接続構造
US6286203B1 (en) Method of installing wire harness
JP3235505B2 (ja) 内装部材の結線構造
JP3097531B2 (ja) 自動車用電気接続箱
JP2598639B2 (ja) ダツシユボード内の配線構造
JP2726880B2 (ja) ルーフワイヤーハーネス
JPS62116334A (ja) 車輌用ワイヤハ−ネス装置
US20240178625A1 (en) Electronic component unit and wire harnesses
JP3935038B2 (ja) 補機の取付構造
JP2868775B2 (ja) ドア用ワイヤーハーネスの組付方法及びドア用ワイヤーハーネス装置
JP2001110485A (ja) フラット回路体の接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041124