JP3354399B2 - フラット導体の配線構造 - Google Patents

フラット導体の配線構造

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wire harness
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flat
wiring structure
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裕 松田
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の内部配線
等に使用されるフラット電気配線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の内部配線として、銅条、
裸線、被覆線等を複数本平行に並べて構成したフラット
な回路導体をラミネートフィルムにより絶縁保護してな
るフラット導体が使用されている。またラミネートフィ
ルムを省略するためにエナメル線を複数本平行に並べて
固定してなるフラット導体も提案されている。
【0003】また、近年、インテグレーションパネル等
のパネル自体に直接フラット導体を配索してしまい、自
動車の製造ラインにおける組付工程において、パネルを
車またはインストルパネルの如く車両用部品に対して組
付けることによりフラット導体も同時に車または車両用
部品に配線できるように構成し、これによってフラット
導体の組付け作業性を向上させるようにすることが提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、インテグレーシ
ョンパネル等のパネルにフラット導体を配索する際に
は、パネルにフラット導体を固定するための固定部材を
取付け、該固定部材によって、パネルにフラット導体を
固定していた。
【0005】しかしながら、固定部材を使用する構成で
あると、パネルにフラット導体を固定するための作業が
面倒であり、また部品点数の増加を招き高価になる等の
問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決したフラット導体並びにワイヤーハーネスの配線構造
を提供するもので、その構成は、フラット導体並びにワ
イヤーハーネスを配索したパネルを車に組付けることに
よりフラット導体並びにワイヤーハーネスを車に配線す
るように構成したフラット導体並びにワイヤーハーネス
の配線構造において、パネルと一体に形成されたフラッ
ト導体固定部に前記フラット導体を固定しワイヤーハ
ーネス収納部に前記ワイヤーハーネスを収納してなるこ
とを特徴とするものである。
【0007】パネルと一体にフラット導体固定部並びに
ワイヤーハーネス収納部を形成しておき、該フラット導
体固定部にフラット導体を、並びにワイヤーハーネス収
納部にワイヤーハーネスを収納する構成であると、フラ
ット導体並びにワイヤーハーネスをパネルに簡単に固定
することができる。また別部品である固定部材や収納部
材を必要としないので、部品点数の増加を招くこともな
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明に係るフラット導体並びに
ワイヤーハーネスの配線構造の一実施の形態を示すもの
である。1はプラスチック等で形成されたインテグレー
ションパネルであり、このインテグレーションパネル1
は、断面コ字型のワイヤーハーネス収納部2とその下面
に形成された溝型のフラット導体固定部3とを備えてい
る。
【0009】使用に際しては、ワイヤーハーネス収納部
2にワイヤーハーネス5を収納し、またフラット導体固
定部3にフラット導体6を収納するものである。
【0010】フラット導体固定部3は、フラット導体6
全体を収納できるような大きさになっている。このよう
に、フラット導体固定部3にフラット導体6全体を収納
すると、フラット導体固定部3でフラット導体6の保護
および絶縁を確保することができるという利点がある。
この利点はフラット導体6として、エナメル線を複数本
平行に並べて固定してなるフラット導体を使用した場合
に顕著である。
【0011】上記構成のフラット導体固定部3は、イン
テグレーションパネル1と一体に形成するものである
が、予め溝型に形成せず、図2に示す如く直線状に形成
した後折り曲げて形成してもよい。また図3(イ)
(ロ)に示す如く、長い直線状にフラット導体固定部3
を形成し、これを丸めてフラット導体6およびワイヤー
ハーネス5を固定するようにしてもよい。さらにフラッ
ト導体固定部3は、図4に示すように2層に構成しても
よい。この場合2層のフラット導体固定部3は、予め溝
型に形成せず直線状に形成した後折り曲げて形成するよ
うにしてもよい。さらにフラット導体固定部3は3層以
上に構成してもよいことは勿論である。
【0012】図5は、ワイヤーハーネス収納部2とフラ
ット導体固定部3を一体に形成したインテグレーション
パネル1のワイヤーハーネス収納部2に、ワイヤーハー
ネス5を収納し、またフラット導体固定部3にフラット
導体6を収納する場合の説明図である。インテグレーシ
ョンパネル1の底板部1Aには機器7、8が固定されて
おり、またインテグレーションパネル1の側板部1Bに
は、ワイヤーハーネスの分岐部5Aを導出するための凹
溝9が設けてある。なお図5において、5Bはコネクタ
を示す。
【0013】図6は、上記構成のインテグレーションパ
ネル1のワイヤーハーネス収納部2にワイヤーハーネス
5を収納し、またフラット導体固定部3にフラット導体
6を収納した状態の断面説明図である。フラット導体固
定部3に固定されたフラット導体6は、その両端部がイ
ンテグレーションパネル1の底板部1Aを貫通してその
上面に導出され機器7、8に接続されている。またワイ
ヤーハーネス収納部2に収納されたワイヤーハーネス5
は、両端部および分岐部5Aがインテグレーションパネ
ル1から導出されている。なお図示してないが、ワイヤ
ーハーネス5は、インテグレーションパネル1から脱落
しないように、固定しておくものである。
【0014】上記のように、インテグレーションパネル
1にワイヤーハーネス5やフラット導体6を配索する作
業は工場内で行い、自動車の製造ラインにおける組付工
程において、インテグレーションパネル1を車に組付け
るものである。これにより、インテグレーションパネル
1の組付けと同時にワイヤーハーネス5やフラット導体
6の配線も行うことができるものである。
【0015】なお、上記実施の形態においては、インテ
グレーションパネルに本発明を適用した場合について説
明したが、本発明はインテグレーションパネルに限られ
ず、フラット導体を配索するパネルに適用できるもので
ある。また、フラット導体固定部の形状も特に限定する
ものではなく、図7に示すようにフラット導体6全体を
覆う形状ではなくフラット導体6の一部のみを覆う形状
のフラット導体固定部3であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るフラット導
体の配線構造は、フラット導体並びにワイヤーハーネス
を配索したパネルを車に組付けることにより、フラット
導体並びにワイヤーハーネスを車に配線するように構成
したフラット導体並びにワイヤーハーネスの配線構造に
おいて、前記フラット導体は、パネルと一体に形成され
たフラット導体固定部に固定され、ワイヤーハーネス収
納部に前記ワイヤーハーネスはに収納されていることを
特徴とするものであるため、フラット導体並びにワイヤ
ーハーネスをパネルに簡単に固定することができると共
に別部品である固定部材を必要としないので、部品点数
の増加を招くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラット導体の配線構造の実施の
形態を示す斜視図。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す斜視図。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す斜視図であり
(イ)は展開図、(ロ)は使用状態図。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す斜視図。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す斜視図。
【図6】図5の組み立て状態の断面説明図。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 インテグレーションパネル 2 ワイヤーハーネス収納部 3 フラット導体固定部 5 ワイヤーハーネス 6 フラット導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/04 B60R 16/02 H01B 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラット導体並びにワイヤーハーネス
    配索したパネルを車に組付けることによりフラット導体
    並びにワイヤーハーネスを車に配線するように構成した
    フラット導体並びにワイヤーハーネスの配線構造におい
    て、パネルと一体に形成されたフラット導体固定部に
    記フラット導体を固定しワイヤーハーネス収納部に前
    記ワイヤーハーネスを収納してなることを特徴とするフ
    ラット導体並びにワイヤーハーネスの配線構造。
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