JP3435101B2 - ワイヤーハーネス - Google Patents

ワイヤーハーネス

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JP3435101B2
JP3435101B2 JP23186499A JP23186499A JP3435101B2 JP 3435101 B2 JP3435101 B2 JP 3435101B2 JP 23186499 A JP23186499 A JP 23186499A JP 23186499 A JP23186499 A JP 23186499A JP 3435101 B2 JP3435101 B2 JP 3435101B2
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はワイヤーハーネス
に関し、さらに詳しくは、一側が負荷側に接続され、他
側が電気接続箱の分岐回路に接続されるとともに、任意
のスプライス回路を形成することのできるワイヤーハー
ネスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としては、図16〜
図18に示す実開平6−80318号公報に開示された
技術が提案されている。
【0003】図16において符号Jは、電気接続箱を示
している。この電気接続箱Jは、絶縁性を有する合成樹
脂でなるカバー本体1と、負荷システム毎に仕分けられ
た、複数の電線wでなるサブワイヤーハーネスSW1、
SW2、SW3と、サブワイヤーハーネスSW1が接続
された裏カバー2と、サブワイヤーハーネスSW2が接
続された裏カバー3と、サブワイヤーハーネスSW3が
接続された裏カバー4と、で大略構成されている。各裏
カバー2、3、4は、カバー本体1に突き合わされて固
定されるようになっている。
【0004】図16に示すように、カバー本体1の外面
には、裏カバー2、3、4に対応する位置に、例えばリ
レーキャビティ5、フューズキャビティ6、雌コネクタ
キャビティ7、およびフュージブルリンクキャビティ8
が適宜形成されている。
【0005】図17は、電気接続箱Jを裏面側から見た
ときの要部分解斜視図である。同図に示すように、カバ
ー本体1と裏カバー2およびカバー本体1と裏カバー3
の間には、L字形状に折り曲げたブスバー10、11が
それぞれ介在されている。これらブスバー10、11
は、電気接続箱JにおけるサブハーネスSW1、SW2
の内部回路を構成している。
【0006】なお、カバー本体1の天井壁1aの内面に
は、ブスバー挟持溝12、13を有する支持壁14、1
5が立設されるとともに、これら支持壁14、15の端
部および中間部に各種の中継端子16に対応する複数の
端子収容室17が突設されている。また、図18は、上
記した電気接続箱Jの要部にサブハーネスSW1、SW
2を接続した状態を示す等価回路図である。なお、図1
8において、符号18、19は負荷側と接続されるコネ
クタを示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来技術では、図18に示すように、サブハーネスSW1
は、複数本の電線Wの両側が例えばコネクタ等により一
纏めにされて一側が負荷側に接続され、他側が電気接続
箱の分岐回路に接続された、いわる完結状態であるた
め、このサブハーネスSW1の取り回しの際に電線端末
がぶらぶらしたり、端末部分の端子等を損傷することは
ない。
【0008】しかしながら、サブハーネスSW2のよう
に、他のサブハーネスの電線と一纏めにして最終的に分
岐回路に接続される、いわゆる未完結の電線9が存在す
る場合は、このサブハーネスSW2の取り回しの際に電
線9の端末がぶらぶらしたり、端末部分の端子等を損傷
してしまうという問題がある。
【0009】また、図16に示したように、サブハーネ
スSW1、SW2、SW3がそれぞれ接続された裏カバ
ー2、3、4をカバー本体1に組み付ける構成であるた
め、回路構成が複雑化した場合には、裏カバーの数が増
えるとカバー本体1の平面積(投影面積)が増大して電
気接続箱Jが大型になるという問題点があった。特に、
車載用の電気接続箱で設置スペースに制限があるため、
電気接続箱の大型化は問題となる。
【0010】さらに、この電気接続箱Jでは、カバー本
体1と裏カバー2、3、4との間に介在されるブスバー
10、11が実質的に回路構成を行うものであるため、
カバー本体1に設置されるリレーキャビティ5、フュー
ズキャビティ6、雌コネクタキャビティ7、およびフュ
ージブルリンクキャビティ8などの配置変更や、回路変
更に伴う接続部の追加などを行う場合、ブスバーのパタ
ーンが変更されたり複雑化する。このため、車載用の電
気接続箱では、車種や規格の異なる場合に、それぞれ特
有のパターンを有するブスバーを準備する必要があっ
た。なお、この従来技術は、ブスバー10、11を回路
構成要素として備える電気接続箱Jであるが、電線布線
での回路構成を行う場合もある。この場合、電線接続箱
の種類毎に異なる配線接続作業が必要であった。
【0011】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、未完結の電線を無くし、接続される電気接続箱の構
成の簡略化・小型化を可能にするとともに、省スペース
な分岐配線部を形成することができ、かつ車種や規格の
異なるシステム間でも使用できる汎用性の高いワイヤー
ハーネスを得るにはどのような手段を講じればよいかと
いう点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数本の電線からなる電線集合体を備え、一側が負荷側
に接続され、他側が電源側の分岐回路に接続される複数
のサブハーネスからなるワイヤーハーネスであって、
記サブハーネスの電線集合体の複数本の電線のうち所定
の電線の他側が独立に配置・収容された前記モジュール
部材を積層して形成される積層体と、この積層体に組み
付けられて前記モジュール部材に配置・収容された任意
の電線同士を接続する接続部材とを有し、前記モジュー
ル部材が、プレート本体と、このプレート本体の一面側
に設けられて前記サブハーネスの所定の電線がそれぞれ
収容され、さらに区画配置されて前記サブハーネスの所
定の電線の端末又は中間部が接続される電線接続金具と
を有し、前記接続部材が、所望のモジュール部材間に渡
る長さを有し、かつ導電性を有する接続バーでなり、前
記電線接続金具が、前記接続バーに接触可能な係当接続
部を備え、前記プレート本体は、前記係当接続部が配置
される位置に対応して前記接続部材を挿通させる複数の
スルーホールが形成されて、他のサブハーネスの電線集
合体の所定の電線又は分岐回路の少なくとも一方との接
続により任意の回路を形成可能な回路形成接続手段の前
記モジュール部材に、前記サブハーネスの複数本の電線
のうち他のサブハーネスの電線集合体の所定の電線と共
に前記分岐回路に接続される所定の電線の他側が連結さ
れていることを特徴とする
【0013】このワイヤーハーネスでは、サブハーネス
の所定の電線の他側がモジュール部材に連結されるの
で、所定の電線の他側を一纏めにすることができ、いわ
ゆる完結状態とすることができる。この結果、電線がぶ
らぶらしたり、電線端末の端子等の損傷が防止される。
【0014】また、このワイヤーハーネスでは、サブハ
ーネスの所定の電線の他側に回路形成接続手段を接続
し、他のサブハーネスの所定の電線又は分岐回路と接続
することにより、電気接続箱の回路構成の一部を形成す
ることができる。この結果、電気接続箱の構成を簡略化
することができ、例えば車種や規格が異なる電力供給シ
ステム間で同一の部品を用いることが可能になり、ワイ
ヤーハーネスを標準化および汎用化することが可能にな
る。
【0015】
【0016】また、このワイヤーハーネスによれば、積
層体を構成するモジュール部材間の電線どうしを接続部
材で接続することにより、分岐回路や所定の回路を任意
に形成することができる。
【0017】
【0018】また、電線接続金具には電線の端末を接続
してもよいし、電線の中間部を接続してもよい。この発
明では、請求項2記載の発明の作用に加えて、電線接続
金具に電線の中間部を接続すれば、電線を途中で切断す
ることなく、電気接続箱と回路形成接続手段とを離した
位置に配置することが可能となり、電気接続箱と回路形
成接続手段をそれぞれ最適な位置に分けて配置すること
ができる。このため、車両での組み付け作業の容易な位
置に回路形成接続手段を容易に配置させることができ、
作業性を向上することができる。
【0019】
【0020】さらに、このワイヤーハーネスによれば、
接続バーでなる接続部材を、モジュール部材を構成する
プレート本体の任意のスルーホールに挿通し、所定の電
線が接続された任意の電線接続金具における係当接続部
に接続部材を、電気的に接続することができる。この結
果、電線の選択および電線接続金具の位置の決定ならび
に接続部材で短絡する電線どうしを設定することによ
り、任意の回路構成や配線分岐を簡単かつ確実に行うこ
とができる。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載のワ
イヤーハーネスであって、前記電線接続金具は、前記電
線を圧入することにより該電線の被覆部を切り込んで導
線部に接触する、対をなす圧入刃を備えることを特徴と
する。
【0022】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加えて、電線を対をなす圧入刃間に圧入す
ることで、圧入刃が電線の被覆部を容易に切り込んで導
線部と電線接続金具とを接続する。このため、この発明
では、電線接続金具が配置されたモジュールへ電線を容
易に組み付けることができ、作業性を向上できる。
【0023】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載のワイヤーハーネスであって、前記回路形成
接続手段は、前記積層体を収容するハウジングを備え、
前記ハウジングに前記分岐接続部が形成されていること
を特徴とする。
【0024】請求項3記載の発明では、請求項1又は請
求項2に記載された発明の作用に加えて、モジュールが
積層されてなる積層体をハウジングで保持する作用を有
する。また、この発明では、ハウジングに分岐接続部が
形成されているため、この分岐接続部と負荷システムと
を接続することが可能なる。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれか一項に記載のワイヤーハーネスであっ
て、前記回路形成接続手段は、前記電気接続箱と一体的
に設けられていることを特徴とする。
【0026】請求項4記載の発明では、請求項1ないし
請求項3に記載の発明の作用に加えて、回路形成接続手
段を電気接続箱と一体的に設けることで、回路形成接続
手段に特有のカバーを省略することができる。また、電
気接続箱内の構成回路の一部を、回路形成接続手段で分
担して形成することができるため、電気接続箱の構成を
簡単にすることができる。特に、この発明では、電気接
続箱の近傍に複数の負荷システムが配置されている場合
に利便性がある。
【0027】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4のいずれか一項に記載のワイヤーハーネスであっ
て、前記回路形成接続手段は、前記電気接続箱と別体で
あることを特徴とする。
【0028】請求項5記載の発明では、請求項1から請
求項4に記載の発明の作用に加えて、電気接続箱と回路
形成接続手段とを別体とすることにより、電気接続箱を
小型化することができ、電気接続箱の設置スペースを削
減することができる。また、電気接続箱の分岐配線を長
くして回路形成接続手段を電気接続箱から離すことによ
り、電気接続箱内の回路構成の一部を分担する回路形成
接続手段を負荷システムの近傍に配置したり、回路形成
接続手段を直接負荷システムに接続することが可能とな
る。
【0029】請求項6記載の発明は、請求項1ないし請
求項5のいずれか一項に記載のワイヤーハーネスであっ
て、前記回路形成接続手段は、前記電気接続箱内の分岐
回路の一部を形成可能であることを特徴とする。
【0030】請求項6記載の発明では、請求項1から請
求項5に記載の発明の作用に加えて、回路形成接続手段
が電気接続箱内の分岐回路の一部を形成することによ
り、電気接続箱と回路形成接続手段とを連結する分岐配
線の本数を削減することが可能となり、配線作業を迅速
かつ確実に行うことが可能となり、配線作業コストを低
減することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るワイヤーハー
ネスの詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0032】(実施形態1)図1は、本実施形態のワイ
ヤーハーネス50と電気接続箱40の分岐回路との接続
を示す等価回路を示す。同図において、ワイヤーハーネ
ス50は、サブハーネスSW1、SW2、SW3、SW
4からなり、各サブハーネスSW1、SW2、SW3、
SW4は、複数本の電線wからなる電線集合体Wと、電
線集合体Wの一側に接続されて負荷と接続されるコネク
タC1、C2、C3、C4、C5と、各サブハーネスS
W1、SW2、SW3、SW4の他側に接続された回路
形成接続手段Aとで構成されている。サブハーネスSW
1、SW2、SW3、SW4の他側は、回路形成接続手
段Aのモジュール部材(モジュールプレート51、モジ
ュールプレート52、モジュールプレート53)Mがそ
れぞれ接続されている。
【0033】サブハーネスSW1の複数本の電線の他側
は、全てがモジュールプレート51に接続されている。
サブハーネスSW2は、他のサブハーネスSW4の電線
と共に、モジュールプレート52に接続されている。サ
ブハーネスSW3は複数の電線の一部がモジュールプレ
ート53に接続され、残りの電線がコネクタc5と接続
されている。
【0034】そして、本実施形態の回路形成接続手段A
は、他のサブハーネス(サブハーネスSW4)の所定の
電線W又は電気接続箱40内の分岐回路との接続により
任意の回路が形成することができる。
【0035】電気接続箱40は、図2および図3に示す
ように、ハウジング本体41と、このハウジング本体4
1の側部に延在された分岐プレート部42とを備えてい
る。ハウジング本体41の上面には、例えばリレーキャ
ビティ、フューズキャビティ、雌コネクタキャビティ、
およびフュージブルリンクキャビティなどの各種キャビ
ティ43が適宜形成されている。また、分岐プレート部
42は、ハウジング本体41と対向する側縁部とこの側
縁部に隣接する側縁部の2つの側縁部に、所定高さの側
壁45、46が立設されている。さらに、分岐プレート
部42の上面には、ハウジング本体41の内部回路(図
示省略する)から分岐された複数の分岐配線44が配置
・敷設されて分岐回路が形成されている。この分岐プレ
ート部42上に、回路形成接続手段Aが接続される。
【0036】回路形成接続手段Aは、モジュール部材
(モジュールプレート51、52、53)Mが積層され
て形成される積層体63と、この積層体63に組み付け
られてモジュール部材Mに配置・収容された電線同士を
接続する接続部材54とを有している。また、積層体6
3及び接続部材54は、分割ハウジング55内に収納さ
れた状態で積層され、分割ハウジング55を分岐プレー
ト部42に固定することで、分岐プレート部42との間
でモジュール部材M、接続部材54が電気接続箱40に
保持される。
【0037】モジュールプレート51、52、53は、
上記した分岐プレート部42の上面に収まる面積を有す
る矩形状のプレート本体20と、このプレート本体20
の一上面に複数の隔壁56で区画された電線収容溝57
と、この電線収容溝57内に配置されて電線の端末又は
中間部が接続される電線接続金具59とを有している。
【0038】そして、図3に示すように、列方向(同図
中、矢印aで示す方向)に並ぶ隔壁56どうしの間に
は、電線wを配置する位置を僅かに避けた位置に、上記
した接続バー54を挿通するためのスルーホール58が
それぞれ開設されている。
【0039】このような構造のモジュールプレート5
1、52、53のそれぞれには、図5および図6に示す
ような、複数の電線接続金具59が載置される。これら
電線接続金具59は、回路形成接続手段Aで形成する回
路構成および分岐配線の位置選択などの予め設定された
レイアウトに従って、各モジュールプレート51、5
2、53上に配置されるようになっている。
【0040】なお、回路形成接続手段Aでは、電線接続
金具59の位置や、接続バー54の挿通する位置などに
よって、任意の回路を適宜形成することができる。この
ため、本実施形態1のワイヤーハーネス50では、各種
の分岐部や電力回路などを自由に作成でき、汎用性を高
くすることができる。
【0041】ここで、電線接続金具59の構造を図4を
用いて説明する。
【0042】電線接続金具59は、モジュールプレート
51、52、53における幅方向の隔壁56どうしの間
の電線収容溝57に配置される電線保持部59Aと、電
線保持部59Aの端部からやや側方に位置する角筒状の
バー接触部59Bと、からなる。電線保持部59Aは、
2対の対向する折曲げ片59a、59a、59b、59
bと、2対の圧入刃59c、59c、59d、59dが
立設されている。折曲げ片59a、59bは、折り曲げ
ることにより電線wを保持し、圧入刃59c、59d
は、電線wを圧入することにより電線wの被覆部60を
切り込んで導線部61に接触して接続をとるようになっ
ている。
【0043】また、角筒状のバー接触部59Bは、モジ
ュールプレート51、52、53のそれぞれに複数形成
されたスルーホール58に筒穴が連通するように配置さ
れる。そして、バー接触部59Bの筒穴内には、接続バ
ー54と圧接するための接触バネ片62が設けられてい
る。なお、この電線接続金具59は、隔壁56どうしの
間に圧入するように設定されており、圧入することでモ
ジュールプレート側に保持されるようになっている。
【0044】このような電線接続金具59をモジュール
プレート51、52、53の適宜位置に配置し、これら
モジュールプレート51、52、53を積層し、接続バ
ー54を挿通することにより、所定の回路を構成するこ
とが可能となる。
【0045】次に、これらモジュールプレート51、5
2、53を、電気接続箱40の分岐プレート42へ積層
状態で保持させる分割ハウジング55の構成を簡単に説
明する。
【0046】分割コネクタハウジング55は、分岐プレ
ート部42上に載置されたモジュールプレート51、5
2、53の積層体63を上から覆い分岐プレート42と
係合するようになっている。このようにモジュールプレ
ートの積層体63を分割コネクタハウジング55で覆う
ことにより、電線接続金具59や接続バー54の露出を
防止する。また、分割コネクタハウジング55には、各
モジュールプレート51、52、53に配置された電線
wを導出するための、スリット55Aが上下方向(積層
方向)に複数平行に形成されている。また、分割コネク
タハウジング55の上面には、図2および図11に示す
ように、それぞれコネクタを構成するフード部64、6
5、66が形成されている。なお、これらフード部6
4、65、66内には、接続バー54がコネクタピンと
して立設されるように固定されている。
【0047】以下、図6〜図11を用いて、本実施形態
1のワイヤーハーネス50の組み付け方法および電気接
続箱40への接続方法を説明する。なお、ここでは、3
枚以上のモジュールプレートを積層する場合について述
べ、モジュールプレートをすべて符号51として説明す
る。
【0048】まず、図6に示すように、それぞれのモジ
ュールプレート51の所定の位置に電線接続金具59を
圧入・配置させて、電線接続金具59をモジュールプレ
ート51側へ固定する。このとき、モジュールプレート
51に形成されたスルーホール58と、電線接続金具5
9のバー接触部59Bの筒穴とが連通するように配置す
る。
【0049】次に、図7に示すように、それぞれのモジ
ュールプレート51に配置された電線接続金具59のそ
れぞれに電線wを接続する。電線wを電線接続金具59
に接続するには、電線wを上記した圧入刃59c、59
cの間および圧入刃59d、59dの間に圧入すること
により、電線wの被覆部60が切り込まれて導線部61
が圧入刃59c、59dに接触して接続される。また、
電線wを圧入刃間に圧入した後は、折曲げ片59a、5
9bをそれぞれ電線wを包囲するように折り曲げること
で、電線wを電線接続金具59に固定することができ
る。なお、本実施形態1では、モジュールプレート51
を分岐プレート42の上に配置する構成であるため、電
線接続金具59には、電線wの端部を接続している。こ
のようにそれぞれのモジュールプレート51に接続され
た電線群は、サブハーネスを構成する。
【0050】その後、図8に示すように、これら複数の
モジュールプレート51を所定の順序で積み上げて積層
体63を形成し、図9に示すように、積層体63を分岐
プレート42の上に載置する。さらに、図10に示すよ
うに、積層体63の最上層のモジュールプレート51の
所定のスルーホール58に接続バー54を挿通する。こ
の接続バー54は、下端部が電気接続箱40の分岐プレ
ート42に至るまで挿通させる。このように接続バー5
4の下端部が分岐プレート42に至るように挿通する理
由は、接続バー54の下端部が分岐プレート42に当接
することにより、それ以上下方へ移動するのを防止する
ことと、必要に応じて分岐プレート42上に配置された
分岐配線44との接続を図ることを可能にするためであ
る。
【0051】最後に、図11に示すように、分岐プレー
ト42の上に載置された積層体63を覆うように分割コ
ネクタハウジング55を被せ、この分割コネクタハウジ
ング55の下端部と分岐プレート42を図示しない係合
手段で係合する。このように分割コネクタハウジング5
5を積層体63に被せても、分割コネクタハウジング5
5のスリット55Aにそれぞれの列の電線wが収容され
るため、分割コネクタハウジング55から電線wを導出
する妨げにはならない。また、このように積層体63に
分割コネクタハウジング55を被せることにより、接続
バー54の上端部が、分割コネクタハウジング55の上
面に形成した各フード部64、65、66内に起立する
ように接続バー54の長さが設定されている。このよう
に接続バー54の上端部がフード部64、65、66内
に起立することにより接続バー54の上端部がコネクタ
ピンとして機能し、分割コネクタが構成される。なお、
この分割コネクタは、例えば車両の負荷システムと適宜
接続することができる。
【0052】このようにして、ワイヤーハーネス50の
組み付けと電気接続箱40へのワイヤーハーネス50の
取付けを完了することができる。
【0053】本実施形態1では、サブハーネスSW1、
SW2、SW3、SW4の電線の他側にモジュールプレ
ート51、52、53が接続されて一纏めにされ、完結
状態となるので、サブハーネスSW1、SW2、SW
3、SW4の取り回しの際に、電線がぶらぶらしたり、
電線端末の端子等の破損を防止することができる。
【0054】また、本実施形態1では、ワイヤーハーネ
ス50に備えられた、回路形成接続手段Aが電気接続箱
40と一体的に設けられているため、電気接続箱40の
分岐プレート42を回路形成接続手段Aのカバーとして
用いることができる。また、電気接続箱40内の構成回
路の一部を、回路形成接続手段Aで分担して形成するこ
とができるため、電気接続箱40の構成を簡単にするこ
とができる。特に、本実施形態1では、電気接続箱の近
傍に複数の負荷システムが配置されている場合に利便性
がある。
【0055】また、本実施形態1では、ワイヤーハーネ
ス50を構成する電線集合体のうち所定の電線(単数ま
たは複数)wが、回路形成接続手段Aを構成するモジュ
ールプレート51の電線接続金具59が接続され、これ
ら電線wに対して接続バー54を接続することができ
る。また、回路形成接続手段Aにおいて、接続バー54
により複数の電線w間をを短絡することができる。この
ため、分岐部としての分割コネクタ(64、65、66
を含む)の形成以外に、回路形成接続手段A内で所定の
回路を直接形成することが可能となる。この結果、電気
接続箱40の回路構成の一部を回路形成接続手段Aで形
成することが可能になり、電気接続箱40内の回路構成
を簡略化することができる。したがって、例えば車種や
規格が異なる電力供給システム間で、電線w、回路形成
接続手段A、電気接続箱40などを同一規格とすること
が可能になり、ワイヤーハーネス50を標準化および汎
用化することが可能になる。
【0056】さらに、本実施形態1では、回路形成接続
手段Aが、電線集合体のうちそれぞれ所定の電線wどう
しが独立に配置されたモジュールプレート51(52、
53)を、積層してなる積層体63と、任意の前記モジ
ュールプレート51に配置された所定の電線wに接続さ
れる接続バー54に接続される分割コネクタハウジング
55のフード部64、65、66と、を備えるため、分
割コネクタハウジング55から負荷側へ適切な電力を供
給することが可能となる。
【0057】また、本実施形態1では、接続バー54
を、モジュールプレート51(52、53)の任意のス
ルーホール58に挿通することで、所定の電線wが接続
された任意の電線接続金具59におけるバー接触部59
Bに接続バー54を容易に接続することができる。この
ため、電線wの選択および電線接続金具59の位置の決
定ならびに接続バー54で短絡する電線wどうしを設定
することにより、任意の回路構成や配線分岐を簡単かつ
確実に行うことができる。
【0058】さらに、本実施形態1では、電線wを対を
なす圧入刃59c、59c、59d、59d間に圧入す
ることで、これら圧入刃59c、59c、59d、59
dが電線wの被覆部60を容易に切り込んで導線部61
と電線接続金具59とを確実に接続するすることができ
る。このため、本実施形態1では、電線接続金具59が
配置されたモジュールプレート51(52、53)へ電
線wを容易に組み付けることができ、作業性を向上でき
る。
【0059】また、本実施形態1では、回路形成接続手
段Aが、積層体63を収容する分割コネクタハウジング
55を備え、この分割コネクタハウジング55に分割コ
ネクタが形成されているため、モジュールプレート51
(52、53)が積層されてなる積層体63を分割コネ
クタハウジング55で保持することができる。なお、こ
の分割コネクタハウジング55では、電線wが確実にモ
ジュールプレート51(52、53)で保持されている
ため、電線wにぶらつきが発生するのを防止することが
できる。
【0060】(実施形態2)図12は、本発明に係るワ
イヤーハーネスの実施形態2を示す分解斜視図である。
本実施形態2においては、上記した実施形態1と同一部
分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0061】本実施形態2は、同図に示すように、所定
複数の電線wを中間部を、モジュールプレート51A、
53に配置した電線接続金具(図示省略する)に接続さ
れている。すなわち、本実施形態2では、回路形成接続
手段Aを電気接続箱40から離した位置に設けることが
可能である。中間部がモジュールプレート51A、53
で保持された電線wの他端部は、それぞれのモジュール
プレート51A、53から導出されたものをコネクタ6
9、70に接続している。
【0062】なお、本実施形態2で用いる電気接続箱4
0は、上記した実施形態1のような分岐プレート42は
形成されておらず、小型のハウジング本体41でなる。
このハウジング本体41の上面には、上記した実施形態
1と同様のキャビティ43が形成されている。上記した
コネクタ69、70は、これらキャビティ43の所定の
いずれかに接続されるようになっている。
【0063】また、本実施形態2の回路形成接続手段A
における、最下層のモジュールプレート51Aには、実
施形態1のモジュールプレート51のようなスルーホー
ル58が形成されておらず、接続バー54の下端を受け
止めるようになっている。そして、このモジュールプレ
ート51Aには、分割コネクタハウジング55の下部と
係合する係合手段(図示省略する)が設けられている。
【0064】以上、実施形態2の構成について説明した
が、本実施形態2における他の構成は上記した実施形態
1と同様である。このような本実施形態2では、上記し
た実施形態1と同様の作用・効果を有する。特に、本実
施形態2では、回路形成接続手段Aを電気接続箱40と
別体として離した位置に設けることが可能であるため、
電気接続箱40を小型化することができ、電気接続箱4
0の設置スペースを削減することができる。また、本実
施形態2では、回路形成接続手段Aを負荷側の近傍に配
置することができるため、負荷側に接続される電線にぶ
らつきが発生するのを抑制することができる。
【0065】以上、実施形態1および実施形態2につい
て説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、構成の要旨に付随する各種の設計変更が可能であ
る。
【0066】図13および図14は、回路形成接続手段
Aの変形例1を示している。この変形例1では、最下層
の底プレート71の両側部に被係合部71Aが形成さ
れ、上面には接続バー79の下端部を受け止める凹部7
1Bが形成されている。また、分割コネクタハウジング
72は、底プレート71、モジュールプレート73、7
4、75の積層体の2つの側面と上面とを覆うように側
面コ字形状に形成されている。また、この分割コネクタ
ハウジング72の側壁76、76の内面下部には、底プ
レート71の被係合部71Aに係合する係合部77が形
成されている。さらに、分割コネクタハウジング72の
上面には、分割コネクタのフード部78が形成されてい
る。このフード部78の内底には、接続バー79の中間
部が固定されている。この接続バー79の上端部はフー
ド部78内で起立し、下部は分割コネクタハウジング7
2内で下方に向けて垂下している。接続バー79の中間
部には、分割コネクタハウジング72に固定し易くする
ための、抜け止めリブ79Aが形成されている。また、
モジュールプレート73、74、75には、電線wを収
容する電線収容溝81が形成され、この電線収容溝81
の長さ方向に沿って、溝側方に位置するスルーホール8
1が形成されている。なお、図13中82は、負荷側に
接続される電線群のコネクタを示しており、このコネク
タ82はフード部78に嵌合されて回路形成接続手段A
側と接続をとることができる。なお、図14において符
号83は、電線接続金具を示している。
【0067】この変形例1では、接続バー79に抜け止
めリブ79Aが形成されているため、分割コネクタハウ
ジング72に接続バー79を良好に支持させることがで
きる。
【0068】次に、接続バーの変形例2について図15
を用いて説明する。
【0069】同図に示すように、変形例2の接続バー8
4は、モジュールプレートに挿通される挿通部84A
と、分割コネクタのフード部内に起立されるコネクタ端
子部84Bとからなり、挿通部84Aとコネクタ端子部
84Bとが90度折曲げられた形状である。この折曲げ
部分に側方に延在された部分84C、84Dが形成され
ており、これらの部分84C、84Dが図示しない分割
コネクタハウジングに対して抜け止め機能を果たすよう
になっている。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、サブハーネスの所定の電線の端
末がモジュール部材に連結されるので、所定の電線が一
纏めにされ、いわゆる完結状態とすることができるの
で、電線がぶらぶらしたり、電線端末の端子等の損傷を
防止することができる。
【0071】回路形成接続手段が複数の電線に接続する
ことで複数の電線間を短絡することができ、分岐配線の
接続以外に所定の回路を直接形成できるという効果があ
る。これに伴い、電気接続箱の回路構成の一部を回路形
成接続手段で形成することが可能になり、電気接続箱の
構成を簡略化できるという効果がある。このため、例え
ば車種や規格が異なる電力供給システム間で同一の部品
を用いることが可能になり、ワイヤーハーネスを標準化
および汎用化することができ、ワイヤーハーネスの低コ
スト化を達成することができる。
【0072】また、請求項1記載の発明によれば、積
体を構成するモジュール部材間の電線どうしを接続部材
で接続することにより、分岐回路や所定の回路を自由に
形成できるという効果がある。また、接続部材と分岐接
続部とが接続されることにより、分岐接続部から例えば
負荷システムへ適切な電力を供給することできる。
【0073】さらに、電線接続金具に電線の中間部を接
続すれば、電線を途中で切断することなく、電気接続箱
と回路形成接続手段とを離した位置に配置することが可
能となり、電気接続箱と回路形成接続手段をそれぞれ最
適な位置に分けて配置することができる。このため、車
両での組み付け作業の容易な位置に回路形成接続手段を
容易に配置させることができ、作業性を向上する効果が
ある。
【0074】また、電線の選択および電線接続金具の位
置の決定ならびに接続部材で短絡する電線どうしを設定
することにより、任意の回路構成や配線分岐を簡単かつ
確実に行うことができる。
【0075】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、電線接続金具が配置されたモ
ジュールへ電線を容易に組み付けることができ、作業性
を向上できる。
【0076】請求項3記載の発明によれば、請求項1と
請求項2に記載された発明の効果に加えて、ハウジング
に分岐接続部が形成されているため、この分岐接続部と
負荷システムとを接続することで利便性を有する。
【0077】請求項4記載の発明によれば、請求項1か
ら請求項3に記載の発明の効果に加えて、電気接続箱内
の構成回路の一部を、回路形成接続手段で分担して形成
することができるため、電気接続箱の構成を簡単にする
ことができ、電気接続箱の近傍に複数の負荷システムが
配置されている場合に利便性がある。
【0078】請求項5記載の発明によれば、請求項1か
ら請求項4に記載の発明の効果に加えて、電気接続箱と
回路形成接続手段とを別体とすることにより、電気接続
箱を小型化することができ、電気接続箱の設置スペース
を削減することができる。また、電気接続箱内の回路構
成の一部を分担する回路形成接続手段を負荷システムの
近傍に配置したり、回路形成接続手段を直接負荷システ
ムに接続することが可能となり、電線のぶらつきを抑制
することができる。
【0079】請求項6記載の発明によれば、請求項1か
ら請求項5に記載の発明の効果に加えて、回路形成接続
手段が電気接続箱内の分岐回路の一部を形成することに
より、電気接続箱と回路形成接続手段とを連結する分岐
配線の本数を削減することが可能となり、配線作業を迅
速かつ確実に行うことが可能となり、配線作業コストを
低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のワイヤーハーネスと電気接続箱と
を組み付けた状態の等価回路図である。
【図2】本発明に係るワイヤーハーネスの実施形態1を
示す分解斜視図である。
【図3】実施形態1における電気接続箱の斜視図であ
る。
【図4】実施形態1におけるモジュールプレートの斜視
図である。
【図5】実施形態1における電線接続金具の載置位置を
説明する要部斜視図である。
【図6】実施形態1におけるワイヤーハーネスの組み付
け工程を示す斜視図である。
【図7】実施形態1におけるワイヤーハーネスの組み付
け工程を示す斜視図である。
【図8】実施形態1におけるワイヤーハーネスの組み付
け工程を示す斜視図である。
【図9】実施形態1におけるワイヤーハーネスの組み付
け工程を示す斜視図である。
【図10】実施形態1におけるワイヤーハーネスの組み
付け工程を示す斜視図である。
【図11】実施形態1におけるワイヤーハーネスの組み
付け工程を示す斜視図である。
【図12】本発明に係るワイヤーハーネスの実施形態2
を示す分解斜視図である。
【図13】本発明に係るワイヤーハーネスの変形例1を
示す分解斜視図である。
【図14】変形例1の要部断面図である。
【図15】本発明に係るワイヤーハーネスに用いる接続
バーの変形例2を示す斜視図である。
【図16】従来の電気接続箱を示す分解斜視図である。
【図17】従来の電気接続箱を示す分解斜視図である。
【図18】従来の電気接続箱とそれに接続されたサブハ
ーネスの等価回路図である。
【符号の説明】
40 電気接続箱 50 ワイヤーハーネス 51、52、53 モジュールプレート 54 接続部材(接続バー) 59 電線接続金具 A 回路形成接続手段 w 電線 M モジュール部材 SW1、SW2、SW3、SW4 サブハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−80318(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/00 301 H01B 7/00 306 H01B 13/00 513 H01R 9/03 H02G 3/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の電線からなる電線集合体を備
    え、一側が負荷側に接続され、他側が電源側の分岐回路
    に接続される複数のサブハーネスからなるワイヤーハー
    ネスであって、前記サブハーネスの電線集合体の複数本の電線のうち所
    定の電線の他側が独立に配置・収容された前記モジュー
    ル部材を積層して形成される積層体と、この積層体に組
    み付けられて前記モジュール部材に配置・収容された任
    意の電線同士を接続する接続部材とを有し、前記モジュ
    ール部材が、プレート本体と、このプレート本体の一面
    側に設けられて前記サブハーネスの所定の電線がそれぞ
    れ収容され、さらに区画配置されて前記サブハーネスの
    所定の電線の端末又は中間部が接続される電線接続金具
    とを有し、前記接続部材が、所望のモジュール部材間に
    渡る長さを有し、かつ導電性を有する接続バーでなり、 前記電線接続金具が、前記接続バーに接触可能な係当接
    続部を備え、前記プレート本体は、前記係当接続部が配
    置される位置に対応して前記接続部材を挿通させる複数
    のスルーホールが形成されて、他のサブハーネスの電線
    集合体の所定の電線又は分岐回路の少なくとも一方との
    接続により任意の回路を形成可能な回路形成接続手段の
    前記モジュール部材に、前記サブハーネスの複数本の電
    線のうち他のサブハーネスの電線集合体の所定の電線と
    共に前記分岐回路に接続される所定の電線の他側が連結
    されていることを特徴とするワイヤーハーネス
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワイヤーハーネスであっ
    て、 前記電線接続金具は、前記電線を圧入することにより該
    電線の被覆部を切り込んで導線部に接触する、対をなす
    圧入刃を備える ことを特徴とするワイヤーハーネス。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のワイヤー
    ハーネスであって、 前記回路形成接続手段は、前記積層体を収容するハウジ
    ングを備え、前記ハウジングに前記分岐接続部が形成さ
    れている ことを特徴とするワイヤーハーネス。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか一項
    に記載のワイヤーハーネスであって、 前記回路形成接続手段は、前記電気接続箱と一体的に設
    けられている ことを特徴とするワイヤーハーネス。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか一項
    に記載のワイヤーハーネスであって、 前記回路形成接続手段は、前記電気接続箱と別体である
    ことを特徴とするワイヤーハーネス。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか一項
    に記載のワイヤーハーネスであって、 前記回路形成接続手段は、前記電気接続箱内の分岐回路
    の一部を形成可能である ことを特徴とするワイヤーハー
    ネス。
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