JP2002067790A - ランプユニット - Google Patents
ランプユニットInfo
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
を容易かつ正確に位置決め固着することができる良好な
ランプユニットを提供する。 【解決手段】 ルームランプ10の電線接続端子に圧接
接続されてルーフトリム40の車体パネル側に配索され
るFFC30のスイッチユニット20近傍には、圧着作
業時に圧接台の位置決め突起が係合することによって電
線接続端子の圧接端子に対する該FFC30の位置決め
を可能とする所要形状の屈曲部31,31が予め設けら
れる。
Description
し、特に、車体パネルを覆う内装用壁材に設けられたラ
ンプ装着窓に取り付けられるランプユニットの電線接続
端子に電線を固着する際の位置ズレ等を防止する構造に
関する。
ム又はドアトリム等の内装用壁材に、ルームランプ又は
カーテシランプ等のランプユニットを取り付ける場合に
は、該内装用壁材に開口したランプ装着窓に各ランプユ
ニットを装着していた。図5に示したルームランプ60
は、図示しないボディー天井を覆うルーフトリムに開口
したランプ装着窓(図示せず)に装着されるランプユニ
ットである。
ハウジング61と、電球63と、カバーレンズ62とか
ら成っており、前記ランプハウジング61のランプ装着
部に前記電球63装着した後、前記カバーレンズ62が
ランプハウジング61に装着される。前記ルームランプ
60には、図6に示したように、ランプハウジング61
の電線接続凹所65に配設されたバスバー69の圧接端
子66にワイヤーハーネス67の一端部が、押さえピー
ス68を用いて直接圧接接続されている。そこで、前記
電球63は、ランプハウジング61の内部に設けられた
電線接続端子としてのバスバー69を介してボディー天
井に配索されるワイヤーハーネス67に電気的に接続さ
れる。
板の外周に設けた取付ブラケット61aによって、ボデ
ィー天井に直接ボルト64で取り付けられる。ルームラ
ンプ60に一体化されたワイヤーハーネス67は、所定
の経路で車体の下方へ延びる他端部が、別のワイヤハー
ネスにコネクタ接続される。ついで、ルーフトリムをボ
ディ天井に取付固定し、組み付けを完了する。この際、
前記ルームランプ60は、カバーレンズ62の外面(図
5中、下面)がルーフトリム(図示しない)のランプ装
着窓を介して車室内に露出される。
た従来のルームランプ60では、ワイヤーハーネス67
の一端部を前記ランプハウジング61に配設された圧接
端子66に圧接接続する際、該圧接端子66に対してワ
イヤーハーネス67が相対的に位置ズレを生じ易く、圧
接作業時の圧接動作及びワイヤーハーネス67端部の保
持をかなり慎重に行う必要がある。
プ等の複数のランプユニット間をワイヤーハーネス67
によりそれぞれ配線し、ルーフハーネスとして一体化す
る場合には、各ランプユニットの電線接続端子に固着さ
れるワイヤーハーネス67の接続位置が、電線接続端子
に対して長手方向に沿って位置ズレを生じると、各ラン
プユニットをボディ天井の適正位置に取り付けることが
できなくなる可能性がある。そこで、本発明の目的は上
記課題を解消することに係り、ランプユニットの電線接
続端子に対して電線を容易かつ正確に位置決め固着する
ことができる良好なランプユニットを提供することであ
る。
体パネルを覆う内装用壁材に設けられたランプ装着窓に
取り付けられるランプユニットであって、前記ランプユ
ニットの電線接続端子に固着されて前記内装用壁材の車
体パネル側に配索される電線のランプユニット近傍に
は、固着作業台に設けた所定の位置決め突起が係合する
ことによって固着作業時に前記電線接続端子の電線接続
部に対する電線の位置決めを可能とする所要形状の屈曲
部が設けられていることを特徴とするランプユニットに
より達成される。
ット近傍における所定位置に所要形状の屈曲部を設けて
おき、固着作業時に、固着作業台に設けた所定の位置決
め突起を前記屈曲部に係合させるだけで、ランプユニッ
トにおける電線接続端子の電線接続部に対する電線の位
置決めを容易かつ正確に行うことができる。
線接続端子を有するランプ機能部分と意匠部分とから成
り、前記ランプ機能部分が、前記内装用壁材のランプ装
着窓に対して相対変位可能に弾性的に支持されると共
に、前記電線接続端子に固着された電線が、前記屈曲部
よりも外側で前記内装用壁材に対して保持固定される。
される各電線と接続されるランプ機能部分は、該内装用
壁材のランプ装着窓に対して相対変位可能に弾性的に支
持されるので、該ランプ装着窓に対して位置ズレを吸収
しながらガタツキなく取付けることができ、前記ランプ
機能部分の組付けが容易となる。この際、前記電線の屈
曲部は、前記ランプ機能部分の位置ズレに応じて伸縮可
能な余長部となり、前記内装用壁材に対して保持固定さ
れた電線に不所望な引張り力が作用するのを防止でき
る。
明の一実施形態に係るランプユニットを詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施形態に係るランプユニットの
ルーフトリムへの取り付け過程を説明する要部斜視図、
図2は図1に示したランプユニットの横断面図、図3は
図1に示したランプ機能部の分解斜視図、図4は図1に
示したランプ機能部への電線の圧接作業を説明する概略
断面図である。
ランプ10は、図示しない車体パネルを覆う内装用壁材
としてのルーフトリム40に開口したランプ装着窓41
に装着されるランプユニットである。前記ルームランプ
10は、図1乃至図3に示したように、バルブ接点28
b,29が設けられたスイッチユニット20と、両バル
ブ接点28b,29間に装着されるバルブ(電球)24
と、リフレクタ22とで構成されてルーフトリム40の
車体パネル側に取付けられるランプ機能部分Aと、カバ
ーレンズ11であって前記ルーフトリム40の室内側に
取付けられる意匠部分Bとから成るランプユニットであ
る。
属板からプレス成形等により一体形成された反射器であ
り、前記バルブ24の最適な配光を行なう機能と共に、
ランプ機能部分Aの構造支持体としての機能も有してい
る。前記リフレクタ22の両側壁の下端縁には、前記ル
ーフトリム40のランプ装着窓41に係止可能な一対の
トリム取付部25,25が折曲形成されている。
たように、両バルブ接点28b,29に接続されたスイ
ッチ回路(図示せず)が、絶縁ハウジング23内に収容
されており、該スイッチ回路の電線接続端子27,28
における電線接続部である圧接端子27a,28aが、
前記両バルブ接点28b,29と同様に外部に露出する
ようにして突設されている。
圧接刃が同一方向を向き、互いに平行となるように、前
記絶縁ハウジング23の上面に配設されており、後述す
る圧接装置55によって、予めルーフトリム40に配索
されるルーフハーネスを構成する電線であるFFC(フ
レキシブル・フラット・ケーブル)30が圧接接続され
る。又、前記スイッチユニット20には、前記バルブ2
4のON・OFF切替えが可能なスイッチ回路を断続操
作する為のスイッチレバー26が設けられている。
固定手段であるストレインリリーフカバー21が可撓ヒ
ンジ21a,21aを介して一体成形されている。そし
て、これらスイッチユニット20とリフレクタ22とが
一体に組付けられると同時に、前記FFC30が圧接接
続され、対峙する両バルブ接点28b,29間にバルブ
24を挿着することで、ランプ機能部分Aが組立てられ
る。
スイッチユニット20の圧接端子27a,28aに圧接
接続する為の圧接装置55は、前記スイッチユニット2
0を着脱自在に嵌合して位置決め保持する保持用凹部5
1を備えた圧接台50と、下降動作により前記圧接端子
27a,28a上に配置されたFFC30を圧入可能な
圧接パンチ53とを備えている。
部51を挟んで近傍の両側に、所定の位置決め突起5
2,52が突設されている。そして、前記スイッチユニ
ット20の圧接端子27a,28aに圧接接続されて前
記ルーフトリム40の車体パネル側に配索される前記F
FC30のスイッチユニット20近傍には、圧着作業時
に前記位置決め突起52,52が係合することによって
前記電線接続端子27,28の圧接端子27a,28a
に対する該FFC30の位置決めを可能とする所要形状
(本実施形態においては三角の山形形状)の屈曲部3
1,31が予め設けられる。
ット20の電線接続端子27,28にFFC30を圧接
接続する為の固着作業手順を説明する。先ず、図4
(a)に示すように、前記圧接装置55の圧接台50に
設けた保持用凹部51に、前記スイッチユニット20を
嵌合させる。そして、前記屈曲部31,31によりFF
C30に形成された各凹部31aに前記位置決め突起5
2を係合させつつ、前記スイッチユニット20の圧接端
子27a,28a上に該FFC30を配置する。
前記位置決め突起52が係合することにより、該FFC
30がスイッチユニット20に対して所定の位置に位置
決めされるので、誤った位置合わせによる接続位置の位
置ズレや、圧接動作に伴う振動ズレ等が確実に防止され
る。この状態で、前記圧接パンチ53を下降動作させ、
図4(b)に示すように、前記スイッチユニット20の
圧接端子27a,28aにFFC30を押し付ける。こ
れによりFFC30の導体は、各圧接端子27a,28
aに圧接されて電気的に接続される。
れば、予めFFC30のスイッチユニット20近傍にお
ける所定位置に屈曲部31を設けておき、圧着作業時
に、圧着作業台50に設けた所定の位置決め突起52を
前記屈曲部31の凹部31aに係合させるだけで、ルー
ムランプ10における電線接続端子27,28の各圧接
端子27a,28aに対するFFC30の位置決めを容
易かつ正確に行うことができる。これにより、スイッチ
ユニット20に対するFFC30の圧接接続時の位置ズ
レ等を確実に防止することができる。
実施形態のルームランプ10をルーフトリム40に予め
取り付けてルーフモジュールを形成する際には、先ず、
前記FFC30の所定位置に接続されたスイッチユニッ
ト20及びリフレクタ22から成るランプ機能部分A
が、前記ルーフトリム40に開口されたランプ装着窓4
1に装着される。
付部25が、それぞれ対向するランプ装着窓41の開口
縁に弾性的に係合することで、ランプ機能部分Aはルー
フトリム40にガタつくことなく直接取り付けられるの
で、前記ランプ機能部分Aの組付けが容易となる。ここ
で、前記ランプ機能部分Aは、各トリム取付部25の弾
性付勢力に抗して、ランプ装着窓41内ではルーフトリ
ム40に対して相対変位可能である。
端子27,28に圧接接続されて前記ルーフトリム40
の車体パネル側に配索される前記FFC30は、図1及
び図2に示したように、粘着テープ12等の固定手段に
よって前記屈曲部31よりも外側で前記ルーフトリム4
0に対して保持固定される。
を構成するカバーレンズ11は、図2に示すように、予
めランプ装着窓41に取り付けられた前記ランプ機能部
分Aをルーフトリム40の室内側から被冠するようにし
て取り付けられる。即ち、カバーレンズ11は、周壁に
突設された係止用突起11aを、ルーフトリム40の係
合孔に係合させることにより、該ルーフトリム40のラ
ンプ装着窓41を覆うように装着される。
14には、スイッチノブ13がスライド自在に予め嵌装
されており、該カバーレンズ11をランプ装着窓41に
装着する際は、前記スイッチノブ13が前記スイッチレ
バー26の先端に係合させられるので、スイッチレバー
26は該スイッチノブ13を介して操作される。
れば、予めルーフトリム40の車体パネル側に配索され
るFFC30と接続されるランプ機能部分Aは、図2に
示したように、前記トリム取付部25,25によって、
該ルーフトリム40のランプ装着窓41に対して相対変
位可能に弾性的に支持されるので、該ランプ装着窓41
に対して位置ズレを吸収しながらガタツキなく取付ける
ことができ、前記ランプ機能部分Aの組付けが容易とな
る。
プ装着窓41を覆うように室内側から固定される。この
際、前記ルーフトリム40の成形精度が良くないと、前
記ランプ機能部分Aがランプ装着窓41に対して位置ズ
レを起こすことがあるが、前記FFC30の屈曲部31
は、前記ランプ機能部分Aの位置ズレに応じて伸縮可能
な余長部となって該位置ズレを吸収できる。
ルーフトリム40に対して保持固定されているにも関わ
らず、前記FFC30はランプ機能部分Aの位置ズレに
伴って長手方向に引張られることはなく、各圧接端子2
7a,28aに圧接接続された端子接続部に不所望な引
張り力が作用して接続不良を招く虞もない。
プ機能部分、電線接続端子、電線接続部及び電線の屈曲
部等の構成は、上記実施形態の構成に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうる
ことは云うまでもない。例えば、上記実施形態において
は、内装用壁材であるルーフトリム40にランプユニッ
トであるルームランプ10を取り付ける場合について説
明したが、ルーフトリムに取り付けるマップランプや、
ドアパネル等の車体パネルを覆う内装用壁材としてのド
アトリム等に、カーテシランプ等のランプユニットを取
り付ける場合にも応用できる。
も、上記実施形態のFFCに限らず、FPC(フレキシ
ブルプリント配線基板)及びリボン電線等のフラット回
路体や、ワイヤーハーネス等を用いることができる。更
に、ランプユニットのランプ機能部分に設けられる電線
接続部も、上記実施形態の圧接端子構造に限らず、ピア
ッシング端子構造や溶接構造等の種々の固着手段を採り
うることは云うまでもない。
よれば、予め電線のランプユニット近傍における所定位
置に所要形状の屈曲部を設けておき、固着作業時に、固
着作業台に設けた所定の位置決め突起を前記屈曲部に係
合させるだけで、ランプユニットにおける電線接続端子
の電線接続部に対する電線の位置決めを容易かつ正確に
行うことができる。従って、固着作業時の誤った位置合
わせによる電線接続位置の位置ズレや、圧接動作に伴う
振動ズレ等が確実に防止され、ランプユニットの組付け
性及び品質が向上する。
ーフトリムへの取り付け過程を説明する要部斜視図であ
る。
る。
る。
を説明する概略断面図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体パネルを覆う内装用壁材に設けられ
たランプ装着窓に取り付けられるランプユニットであっ
て、 前記ランプユニットの電線接続端子に固着されて前記内
装用壁材の車体パネル側に配索される電線のランプユニ
ット近傍には、固着作業台に設けた所定の位置決め突起
が係合することによって固着作業時に前記電線接続端子
の電線接続部に対する電線の位置決めを可能とする所要
形状の屈曲部が設けられていることを特徴とするランプ
ユニット。 - 【請求項2】 前記ランプユニットが、電線接続端子を
有するランプ機能部分と意匠部分とから成り、 前記ランプ機能部分が、前記内装用壁材のランプ装着窓
に対して相対変位可能に弾性的に支持されると共に、前
記電線接続端子に固着された電線が、前記屈曲部よりも
外側で前記内装用壁材に対して保持固定されることを特
徴とする請求項1に記載のランプユニット。
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