JP3246714B2 - 自動車ドアの回路接続構造 - Google Patents

自動車ドアの回路接続構造

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JP3246714B2 JP12869996A JP12869996A JP3246714B2 JP 3246714 B2 JP3246714 B2 JP 3246714B2 JP 12869996 A JP12869996 A JP 12869996A JP 12869996 A JP12869996 A JP 12869996A JP 3246714 B2 JP3246714 B2 JP 3246714B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアトリ
ム側の回路と補機類とを簡単且つ確実に接続させること
のできる自動車ドアの回路接続構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアには例えばウィンド開閉機
構やドアミラー駆動機構、ドアロック機構といった種々
の部品が搭載され、それらの電気的接続のために何本も
の電線やコネクタから成るワイヤハーネスが配索され
る。ワイヤハーネスの配索は、ドアパネルに設けた作業
窓を通して行われるが、この作業は盲作業が多く、大変
面倒なものである。さらに上記各機構や各機構への電気
的接続のための部品も多く、組付や接続作業も大変であ
る。
【0003】これらの問題を解決するために種々の提案
がなされている。図11に示す自動車ドアの回路接続構
造は本出願人により先に提案されたものであり、フラッ
トワイヤハーネス85や各種補機(スピーカ86やパワ
ーウィンドモータ等)を配設したパネルユニット87を
ドアパネル88に表面実装することで、面倒な各種補機
の取付やハーネスの組付を簡易化している。該パネルユ
ニット87は、ドアトリム89側のアームレスト90に
配設した各種スイッチ91類とコネクタ92,93で接
続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造においてはドアパネル88側の実装作業性は格段に向
上したが、ドアトリム89側の実装作業性については未
だ改良の余地があった。本発明は、上記した点に鑑み、
ドアトリム側の回路の実装作業性を向上させ、且つ電気
接続用の構成部品等の削減等を達成し得る自動車ドアの
回路接続構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドアパネル内に配置される補機類を制御
する制御基板と該補機類とを接続する回路体該ドアパ
ネルに表面実装され、該回路体とコネクタ接続可能で、
且つドアトリム内に配置される補機類を接続するフラッ
ト回路体該ドアトリムに表面実装され、該記制御基板
上に、該ドアトリムのフラット回路体を接続可能なコネ
クタ部が設けられた自動車ドアの回路接続構造におい
て、前記フラット回路体が、フレキシブル回路板と、該
フレキシブル回路板の水平な端末部を固定するスイッチ
ホルダとを含み、該スイッチホルダが、該端末部の係合
孔に挿入される位置決めピンと、該位置決めピンを突出
させる上部開口とを有し、前記ドアトリムの側部開口内
に、該スイッチホルダに対する挿入ガイドが設けられ、
該ドアトリムの上部開口に挿着されるスイッチユニット
に、該位置決めピンに対する係合孔を有する位置決め用
の支柱部と、該端末部の接点部に対する押しピン部とが
設けられたことを特徴とする。 前記スイッチホルダが、
前記スイッチユニットを挿通可能な開口を有する蓋部
と、該蓋部を回動自在に支持した基板部とで構成され、
該蓋部と該基板部とがロック部を有し、該蓋部と該基板
部との間で前記端末部が挟持されることも有効である。
また、前記スイッチホルダが、前記挿入ガイドに対する
可動用の弾性部を有することも有効である。 また、前記
接点部が、前記端末部の絶縁フィルムの空室内で上下に
対向した各接点で構成されたことも有効であるまた、
前記フレキシブル回路板に、舌片状に切欠され、且つ露
出導体部を有する接続部が形成され、前記ドアトリム
に、該接続部を収容して、前記コネクタ部に対する接続
用のコネクタ部を成すハウジングが設けられたことも有
効である。 また、前記ドアトリムにランプホルダが突設
され、前記フラット回路体のフレキシブル回路板に、該
ランプホルダ内の位置決め突起に対する係合孔と、バル
ブに対する挿通孔及び該挿通孔の周囲の露出導体部とを
有するランプ接続部が形成され、該ランプホルダの側部
開口から該ランプ接続部が挿入され、該位置決め突 起で
位置決めされ、該バルブに接続されることも有効であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係
る自動車ドアの回路接続構造の一実施例を示す全体図で
ある。図で、1は金属製のドアパネル、2は、ドアパネ
ル1に実装されるパネルユニット、3は合成樹脂製のド
アトリム、4は、ドアトリム3に実装されるフラット回
路体を示す。
【0007】ドアパネル1にはドアミラー駆動用の接続
コネクタ5が設けられている。ドアパネル1に実装され
るパネルユニット2は、ドアパネル1よりも一回り小さ
い合成樹脂製のベースパネル6と、ベースパネル6に組
み付けられたユニット主体部7と、ドアロックユニット
(補機)8とで概ね構成される。
【0008】該ユニット主体部7は、絶縁基板9と、該
絶縁基板9に配索されて、図示しないエンジン側との電
気接続用コネクタ部10を有するフレキシブルプリント
回路板11と、該フレキシブルプリント回路板11に接
続した通信制御基板12と、同じく前記ドアパネル1側
のコネクタ部5に対する接続用のコネクタ部13と、絶
縁基板9に組み付けられたスピーカ(補機)14等で構
成される。該通信制御基板12にはドアトリム3側との
接続用の集約コネクタ部15が設けられている。該フレ
キシブルプリント回路板11とコネクタ部13,15と
通信制御基板12とでドアパネル側のフラット回路体を
構成する。このユニット主体部7については本出願人が
先に提案済である。
【0009】該ドアトリム3の裏側面にフラット回路体
4がパネルユニット2に対向して実装される。該フラッ
ト回路体4は、横T字状のフレキシブルプリント回路板
17と、該フレキシブル回路板17の先端に装着された
スイッチホルダ18とで構成される。フラット回路体4
の構造については後で詳述する。
【0010】該スイッチホルダ18は、ドアトリム3の
表側(車室側)に突出したアームレスト19の内部に挿
着される。アームレスト19の上部にはメインスイッチ
ユニット(補機)20が装着され、該フラット回路体4
と接続する。該メインスイッチユニット20は、標準部
品に対する各スイッチ(キートップ)21を有してい
る。ドアトリム3の中央寄りには、オプション部品に対
するオプションスイッチユニット(補機)22も装着さ
れる。該オプションスイッチユニット22もフラット回
路体4に接続する。また、ドアトリム3の後部寄りにカ
ーテシランプ(補機)23が装着される。
【0011】図2はフラット回路体4のスイッチホルダ
18を示す分解斜視図である。フレキシブルプリント回
路板17の上側端末部17aは直角に折曲されてスイッ
チホルダ18に挟着固定される。該フレキシブルプリン
ト回路板17は、合成樹脂製の絶縁フィルム24と、該
絶縁フィルム24内に配索された複数本の並列なプリン
ト回路25とで構成される。該端末部17aにおいて絶
縁フィルム24の四隅に係合孔26が貫設されると共
に、各回路25に続く接点部27が複数配設されてい
る。
【0012】該接点部27は、図3に示す如く、上フィ
ルム24aに形成された上側接点27aと、下フィルム
24bに形成され、上側接点27aとの間に空室28を
存して対向する下側接点27bとで構成される。該空室
28は、上フィルム24aと下フィルム24bとの間に
挟まれたスペーサフィルム24cに形成される。各接点
27a,27bがフィルム24に覆われているから、防
水性、防湿性が高く、湿気等のよる電気的接触不良が起
こらない。キートップ21の押圧操作で上側接点27a
が下側接点27bに接触する。
【0013】図2において、前記スイッチホルダ18は
合成樹脂で形成され、矩形状の基板部29と、該基板部
29に対して回動自在な枠状の蓋部30とで成る。該蓋
部30は例えば一体の薄肉ヒンジ等で基板部29に連結
している。該基板部29の両側には枠壁31が突設さ
れ、各枠壁31の外壁面に、ドアトリム3側に対する弾
性係止アーム32と湾曲形状の弾性片33とがそれぞれ
突設されている。すなわち各枠壁31の手前側に弾性係
止アーム32が、先端側に弾性片33が設けられてい
る。該弾性係止アーム32は係止突起32aと係止解除
操作部32bとを有している。また、該枠壁31に、蓋
部30のロック突起34に対する係合孔35が形成され
ている。
【0014】また、該基板部29には、前記フレキシブ
ルプリント回路板17の係止孔26に対する円錐状の傾
斜ガイド面36aを有する位置決めピン36が突設され
ている。該蓋部30には開口37が設けられ、該開口3
7内にフレキシブルプリント回路板17の接点部27及
び該位置決めピン36が位置可能である。なお該傾斜ガ
イド面36aは位置決めピン36の上端から下端まで連
続していてもよい。
【0015】フレキシブルプリント回路板17の端末部
17aはその係合孔26を位置決めピン36に係合させ
て基板部29上に位置決め載置される。次いで蓋部30
を閉めることでロック突起34が係合孔35に係合し、
蓋部30が端末17aを挟持した状態でロックされる。
位置決めピン36は開口37内に突出して位置する。位
置決めピン36により接点部27が精度良く位置決めさ
れる。
【0016】図4はドアトリム3へのフラット回路体4
の組付状態を示すものである。ドアトリム3には開口3
8が形成され、該開口38内に、フラット回路体4のス
イッチホルダ18に対する一対の挿入ガイド39がドア
トリム厚さ方向に設けられている。該挿入ガイド39は
L字状を呈し、開口38内の上壁38aに突設されてい
る。該挿入ガイド39に、スイッチホルダ18の弾性係
止アーム32の係止突起32aに対する図示しない係合
孔が形成されている。スイッチホルダ18は一対の挿入
ガイド39の間で弾性係止アーム32と弾性片33とに
より横方向可動に支持される。これにより、図5の如く
スイッチホルダ18に対するメインスイッチユニット2
0の位置合わせが確実に行われる。
【0017】図5で、スイッチホルダ18はドアトリム
3側の挿入ガイド39内に挿着されている。17は、ス
イッチホルダ18内に挟持されたフレキシブルプリント
回路板、36は位置決めピンである。挿入ガイド39の
開口39a側には傾斜ガイド面39bが形成され、スイ
ッチホルダ18の挿入性を高めている。ドアトリム3
(アームレスト19)には、スイッチホルダ18の上部
開口37上に一回り大きな開口40が形成されている。
該開口40内にメインスイッチユニット20が挿着され
る。
【0018】該メインスイッチユニット20は、合成樹
脂製の基板部41と、該基板部41に配置された昇降可
能な複数のキートップ21と、該キートップ21に連結
し、基板部41の下側に貫通して位置した押しピン部4
2とで構成される。各キートップ21により例えばウィ
ンド開閉やシートメモリ等が行われる。該基板部41に
は、ドアトリム3側の開口端縁40aに係合可能な可撓
ロック爪43と、スイッチホルダ18の位置決めピン3
6に対向する筒状の支柱部44とが垂下形成されてい
る。該支柱部44は中心に、該位置決めピン36を挿入
可能な係合孔45を有している。該押しピン部42の先
端には円板42aが設けられ、該円板42aは前記フレ
キシブルプリント回路板17の接点部27(図3)を押
圧可能である。
【0019】メインスイッチユニット20をドアトリム
3(アームレスト19)の開口40に挿入することによ
り、スイッチホルダ18の位置決めピン36が支柱部4
4の係合孔45に係合し、メインスイッチユニット20
とスイッチホルダ18との位置合わせが行われる。これ
により、押しピン部42の円板42aと接点部27とが
位置合わせされる。すなわち接点部がスイッチホルダ1
8で位置決めピン36により既に位置決めされているか
ら、同じ位置決めピン36を証として押しピン部42と
接点部27とが正確に位置合わせされる。
【0020】また、この際、スイッチホルダ18の弾性
片33及び弾性アーム32が撓んで、両者18,20の
位置ずれを吸収するから、メインスイッチユニット20
の組付が容易に行われる。メインスイッチユニット20
の可撓ロック爪43はドアトリム3の開口縁40aに係
合し、メインスイッチユニット20が固定される。支柱
部44の先端44aが回路基板17に当接し、ないしは
位置決めピン36の先端が支柱部44の係合孔45の底
面に当接して、該支柱部44により高さ管理がなされ
て、押しピン部42の円板42と接点部27との間隔が
正確に規定され、正確なスイッチのオンオフ操作が可能
となる。
【0021】図4においてフラット回路体4のフレキシ
ブルプリント回路板17の中間部には、各回路25に続
く舌片状の接続部46が形成されている。該接続部46
は図4内の拡大図及び図6に示す如く、フレキシブルプ
リント回路板17をコの字状に切欠してドアトリム3側
に折り曲げたもので、回路25に続く露出導体部25a
を有している。
【0022】該接続部46は、図6の如くドアトリム3
に組み付けた絶縁樹脂製のハウジング47(ホルダ又は
補強板でも可)の凹部48内に挿入され、ハウジング4
7と共にコネクタ部49を構成する。該ハウジング47
は例えば図示しないクリップ挿通孔を有して、ドアトリ
ム3に押込クリップ等で固定される。該ハウジング47
には上下各一対の位置決めピン50が突設され、フレキ
シブルプリント回路板17に、各位置決めピン50に対
する係合孔51(図4)が貫設されている。該位置決め
ピン50は上下一対でも構わない。
【0023】該係合孔51に位置決めピン50が挿入さ
れることで、ハウジング47内で露出導体部25aが確
実に位置決めされる。該コネクタ部49にパネルユニッ
ト2の通信制御基板12の集約コネクタ部15が接続さ
れる。パネルユニット2は予めドアパネル1に実装さ
れ、両コネクタ部15,49の接続はドアパネル1にド
アトリム3を装着すると同時に行われる。
【0024】また、図4において該フレキシブルプリン
ト回路板17の下端部には、前記オプションスイッチユ
ニット22に対する接続部52が形成され、ドアトリム
3に、該接続部52に対するオプションスイッチホルダ
53が組み付けられている。該接続部52とオプション
スイッチホルダ53の構造は例えば前記メインスイッチ
ホルダ18におけるものと同様である。
【0025】また、該フレキシブルプリント回路板17
の側端部には、カーテシランプ23に対するランプ接続
部54が形成されている。該ランプ接続部54はドアト
リム3側のランプホルダ55内に挿着される。
【0026】図7〜図8はカーテシランプ23の組付及
び接続状態を示すものである。ランプホルダ55はドア
トリム3の裏面側に突出形成され、側方にハーネス挿入
開口56を有している。ドアトリム3の表面側において
ランプホルダ55内に、ハーネス挿入開口56と連通す
るバルブ収容凹部57(図8)が形成されている。該ラ
ンプホルダ55の底壁58にはバルブ装着孔59とハー
ネス位置決め突起60とが形成されている。フレキシブ
ルプリント回路板17には、バルブ挿通孔62と、位置
決め突起60に対する係合孔61とが形成されている。
該バルブ挿通孔62の周囲には、バルブ63の電極部6
4に対する接続用の露出導体部65が形成されている。
また、該ランプホルダ55の側壁には、反射鏡66のロ
ック爪67に対する係合孔68が形成され、ドアトリム
3に、レンズ69のロック爪70に対する係合孔71が
形成されている。
【0027】フレキシブルプリント回路板17の接続部
54はハーネス挿入口56からランプホルダ55内に挿
入され、位置決め突起60に係合孔61が係合する。次
いでバルブ63のロック部72(図8)が回路板17の
挿通孔62を経てランプホルダ55に回動固定される。
回路板17はバルブ63の鍔部73とランプホルダ55
の底壁58との間で挟持され、バルブ63の電極64が
回路板17の露出導体部65に密着接続される。反射鏡
66及びレンズ69が装着され、カーテシランプ23の
接続が完了する。バルブ63を車室内側から交換できる
からメンテナンス性が良好である。
【0028】図9〜図10は前記スイッチホルダの他の
実施例を示すものである。このスイッチホルダ75は構
造を簡素化させたものであり、図9の如く基板部76の
周囲に枠状部77が一体に形成され、該枠状部77の一
辺にスリット状のハーネス挿入孔78が形成されてい
る。該枠状部77の四隅には、前記ドアトリム3側のガ
イド部39(図4)に対する半ローラ形状のスライド係
合部79が突出形成されている。該スライド係合部79
には、ガイド部39に対する固定用孔80が形成されて
いる。基板部76には前例同様にフレキシブルプリント
回路板17′の端末部17a′に対する位置決めピン8
1が突設されている。
【0029】該基板部76にフレキシブルプリント回路
板17′の端末部17a′を接着して固定させてもよ
い。該スイッチホルダ75は図10の如くフレキシブル
プリント回路板17′の端末部17a′を固定した状態
でドアトリム3内に挿着される。フレキシブルプリント
回路板17′はドアトリム3の裏側面に沿って配索され
る。
【0030】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1記載の発明によ
れば、フラット回路体の表面実装でドアトリム側に簡単
に回路を構成することができ、スイッチユニットやカー
テシランプといった補機とドアパネル側の回路体とを該
フラット回路体により接続させることができる。また、
ドアパネル側とドアトリム側とに分けて各回路体を組み
付けて各補機に接続させることで、例えばドアパネル側
にのみ回路を集中させるよりも組付作業性が向上する。
また、スイッチホルダを挿入ガイドに挿入し、該スイッ
チホルダにスイッチユニットを挿着することで、フラッ
ト回路体とスイッチユニットとを簡単に接合させること
ができる。また、位置決めピンにより、フラット回路体
の端末部とスイッチユニットとが同時に位置決めされる
から、フラット回路体とスイッチユニットとの接点位置
が確実に位置合わせされ、スイッチ操作すなわち接点の
オンオフが確実に行われる。また、支柱部によりスイッ
チホルダに対するスイッチユニットの高さ管理が行わ
れ、スイッチ動作の精度が向上する。また、フラット回
路体とスイッチユニットとを分割できるから、メンテナ
ンス性が良い。また、請求項2記載の発明によれば、フ
ラット回路体の端末部をスイッチホルダにワンタッチで
確実に固定できる。また、蓋部を開けてフレキシブル回
路板を離脱可能であるから、メンテナンスが容易であ
る。また、請求項3記載の発明によれば、スイッチユニ
ットの組付に際し、スイッチホルダが可動であり、スイ
ッチユニットとの位置ずれを吸収するから、組付を簡単
且つ確実に行うことができる。また、請求項4記載の発
によれば、スイッチユニット側に接点を必要としない
から、部品点数が削減される。また、フレキシブル回路
板側の接点が絶縁フィルムに覆われているから、防水性
が良く、接点部の寿命や電気的接続の信頼性が向上す
る。また、請求項5記載の発明によれば、フラット回路
体をドアトリムに表面実装すると同時にコネクタ部が形
成されるから、従来のようなコネクタ部の組立工数がか
からない。また、コネクタ部は既存の端子金具を必要と
しないから、部品点数が削減される。また、請求項6記
載の発明によれば、バルブとフラット回路体とが直接接
続され、部品点数の削減と接続作業の容易化が図られ
る。また、バルブを室内側から組み付けることができる
から、メンテナンス性が向上する。以上の如くに本発明
によればドアトリム側の回路と補機類とを簡単に接続さ
せることができ、しかも部品点数の削減により低コスト
化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車ドアの回路接続構造の一実施例
を示す分解斜視図である。
【図2】スイッチホルダにフレキシブルプリント回路板
を組み付ける状態を示す分解斜視図である。
【図3】スイッチの接点部を示す縦断面図である。
【図4】フラット回路体をドアトリムに実装する状態を
示す分解斜視図である。
【図5】スイッチユニットをスイッチホルダに係合させ
る状態を示す縦断面図である。
【図6】ドアパネル側のコネクタ部に対するフラット回
路体の接続部を示す縦断面図(図4のA−A断面図)で
ある。
【図7】カーテシランプにフラット回路体を接続する状
態を示す分解斜視図である。
【図8】カーテシランプの接続状態を示す縦断面図であ
る。
【図9】スイッチホルダの他の実施例と回路体を示す分
解斜視図である。
【図10】同じくスイッチホルダの装着状態を示す斜視
図である。
【図11】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアパネル 3 ドアトリム 4,16 フラット回路体 15,49 コネクタ部 17 フレキシブルプリント回路板 17a 端末部 18 スイッチホルダ 20 メインスイッチユニット 21 キートップ 24 絶縁フィルム 25a,65 露出導体部 26,35,61 係合孔 27 接点部 27a,27b 接点 28 空室 29 基板部 30 蓋部 32 弾性係止アーム 33 弾性片 34 ロック突起 36 位置決めピン 37,56 開口 39 挿入ガイド 44 支柱部 46 接続部 47 ハウジング 54 ランプ接続部 55 ランプホルダ 60 位置決め突起 62 挿通孔 63 バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−254376(JP,A) 特開 平5−91628(JP,A) 実開 平6−81845(JP,U) 西独国特許出願公開2342379(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 620 B60R 16/02 621 B60J 5/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアパネル内に配置される補機類を制御
    する制御基板と該補機類とを接続する回路体該ドアパ
    ネルに表面実装され、該回路体とコネクタ接続可能で、
    且つドアトリム内に配置される補機類を接続するフラッ
    ト回路体該ドアトリムに表面実装され、該記制御基板
    上に、該ドアトリムのフラット回路体を接続可能なコネ
    クタ部が設けられた自動車ドアの回路接続構造におい
    て、 前記フラット回路体が、フレキシブル回路板と、該フレ
    キシブル回路板の水平な端末部を固定するスイッチホル
    ダとを含み、該スイッチホルダが、該端末部の係合孔に
    挿入される位置決めピンと、該位置決めピンを突出させ
    る上部開口とを有し、前記ドアトリムの側部開口内に、
    該スイッチホルダに対する挿入ガイドが設けられ、該ド
    アトリムの上部開口に挿着されるスイッチユニットに、
    該位置決めピンに対する係合孔を有する位置決め用の支
    柱部と、該端末部の接点部に対する押しピン部とが設け
    られた ことを特徴とする自動車ドアの回路接続構造。
  2. 【請求項2】 前記スイッチホルダが、前記スイッチユ
    ニットを挿通可能な開口を有する蓋部と、該蓋部を回動
    自在に支持した基板部とで構成され、該蓋部と該基板部
    とがロック部を有し、該蓋部と該基板部との間で前記端
    末部が挟持されることを特徴とする請求項1記載の自動
    車ドアの回路接続構造。
  3. 【請求項3】 前記スイッチホルダが、前記挿入ガイド
    に対する可動用の弾性部を有することを特徴とする請求
    項1又は2記載の自動車ドアの回路接続構造。
  4. 【請求項4】 前記接点部が、前記端末部の絶縁フィル
    ムの空室内で上下に対向した各接点で構成されたことを
    特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の自動車ドアの
    回路接続構造。
  5. 【請求項5】 前記フレキシブル回路板に、舌片状に切
    欠され、且つ露出導体部を有する接続部が形成され、前
    記ドアトリムに、該接続部を収容して、前記コネクタ部
    に対する接続用のコネクタ部を成すハウジングが設けら
    れたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の自
    動車ドアの回路接続構造。
  6. 【請求項6】 前記ドアトリムにランプホルダが突設さ
    れ、前記フラット回路体のフレキシブル回路板に、該ラ
    ンプホルダ内の位置決め突起に対する係合孔 と、バルブ
    に対する挿通孔及び該挿通孔の周囲の露出導体部とを有
    するランプ接続部が形成され、該ランプホルダの側部開
    口から該ランプ接続部が挿入され、該位置決め突起で位
    置決めされ、該バルブに接続されることを特徴とする請
    求項1〜5の何れかに記載の自動車ドアの回路接続構
    造。
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