JP2012043562A - ジョイント端子及びこのジョイント端子を備えたジョイントコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブルケーブル同士の接続損失を抑制したジョイント端子及びこのジョイント端子を備えたジョイントコネクタを提供する。
【解決手段】ジョイント端子71は、端子本体72と、この端子本体72の中間部の中間連結部74と、この中間連結部74の両側に設けられて2つのフレキシブルケーブル81a、81bの端末部分を挟持し接続する一対の挟持接触部73とで形成され、一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向両側部にジョイント端子71が収容されるジョイントコネクタ1のジョイント端子挿入部63の内壁に係止される突起77が形成され、他方の挟持接触部73bの挟持方向の幅方向寸法Bを一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向寸法Aより大きく設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブルケーブルのケーブル端末同士を電気的に接続するジョイント端子及びこのジョイント端子を備えたジョイントコネクタに関する。
従来から、フレキシブルケーブル(フレキシブルプリント配線板)同士を電気的に接続するコネクタとして、例えば、特開2006−260803号公報(特許文献1)に記載されたコネクタが提案されている。このようなコネクタは、コネクタ内に設けられた電気接続子により、フレキシブルケーブル同士のジョイントを可能にするものである。
図11及び図12は、特許文献1に記載されたコネクタの構成を示す図である。図11に示すように、コネクタ100は、フレキシブルケーブル101a、101bが挿入される挿入口102a、102bが設けられたコネクタハウジング103と、コネクタハウジング103の内部に設けられ、フレキシブルケーブル101aと101bとを電気的に接続する電気接続子104から略構成されている。
図12(a)に示すように、電気接続子104は、プレート104aと、プレート104aの一部を切り起して折り曲げた形状を有する一対の接続突起104bが形成されている。一対の接続突起104bのうち、一方の接続突起104bにフレキシブルケーブル101aが圧接し、他方の接続突起104bにフレキシブルケーブル101bが圧接することにより、フレキシブルケーブル101aと101bとをジョイントして電気的に接続する。
また、図12(a)に示す電気接続子104の他に、図12(b)に示すように、電気接続子104のプレート105aの一部を下方から上方へ膨出させた半球状を有する一対の接続突起105bに、フレキシブルケーブル101a、101bを圧接することにより、フレキシブルケーブル101aと101bとをジョイントして電気的に接続することができる。
しかしながら、上述した従来のコネクタ100では、フレキシブルケーブル101a、101bは電気接続子104のみで保持されている。このため、外部からの振動や衝撃等により、フレキシブルケーブル101a、101bがコネクタ100から外れるおそれがあり、コネクタ100にフレキシブルケーブル101a、101bを保持する力が弱いという問題があった。
そこで、本出願人は、フレキシブルケーブルの保持力を向上したコネクタとして、図13から図16に示すジョイントコネクタを提案している。このようなジョイントコネクタ200は、接続される2つのフレキシブルケーブル281の端末がそれぞれ支持される端末支持コネクタ211と、一対の端末支持コネクタ211が両側からそれぞれ嵌合されてフレキシブルケーブル281のケーブル端末同士を接続する中継コネクタ221とから略構成されている。
図13(端末支持コネクタを示す斜視図)に示すように、端末支持コネクタ211は、内部にフレキシブルケーブル281の端末を保持するコネクタハウジング231と、後述する中継コネクタ221の第1ロック突起264及び第2ロック突起265の間に係合するロック部234とを備えている。
図14(中継コネクタを示す斜視図)に示すように、中継コネクタ221は、コネクタハウジング231に嵌合するコネクタ本体261と、コネクタ本体261内部でフレキシブルケーブル281のケーブル端末同士を接続するジョイント端子271(図15参照)とから略構成されている。
また、コネクタ本体261は、第1ロック突起264及び第2ロック突起265が設けられている。この第1ロック突起264及び第2ロック突起265は、端末支持コネクタ211と中継コネクタ221を嵌合した際、第1ロック突起264と第2ロック突起265の間(ロック突起間266)にロック部234が挿入されることにより、端末支持コネクタ211と中継コネクタ221がロック(係止)される。
図15(ジョイント端子を示す斜視図及び平面図)に示すように、ジョイント端子271はフォーク形状を有しており、コネクタ本体261のジョイント端子挿入部263(図14参照)に収容される端子本体272と、端子本体272の両側に一対で設けられフレキシブルケーブル281を挟んで保持する挟持接触部273とを備えている。
端子本体272は、ジョイント端子271が収容されるコネクタ本体261のジョイント端子挿入部263の内壁に係止する突起277(一方の突起277a及び他方の突起277b)を有している。
挟持接触部273は、中継コネクタ221の上面側に接触又は近接する挟持接触部273aと、中継コネクタ221の下面側に対して所定角度傾斜した挟持接触部273bを有している(図16参照)。
そして、図16(ジョイントコネクタの中継コネクタの断面図)(a)及び図16(b)に示すように、ジョイント端子271をコネクタ本体261に収容する際、ジョイント端子挿入部263から矢印X方向へジョイント端子271を圧入する。ジョイント端子271を圧入すると、ジョイント端子271の突起277(一方の突起277a及び他方の突起277b)がコネクタ本体261の内壁に係止する。
そして、端末支持コネクタ211(図13参照)を中継コネクタ221の両側からそれぞれ嵌合すると、フレキシブルケーブル281は、ジョイント端子271の挟持接触部273aと挟持接触部273bとで挟み込まれ、2つのフレキシブルケーブル281同士を電気的に接続する。
特開2006−260803号公報
しかしながら、上述したジョイント端子271及びジョイントコネクタ200では、図16(a)に示すように、ジョイント端子挿入部263にジョイント端子271を矢印X方向に圧入すると、突起277aがジョイント端子挿入部263の樹脂を削ってしまう。
ジョイント端子271は端子本体272の中間部で線対称に形成されているため、図16(a)及び図16(b)に示すように、ジョイント端子271の圧入方向の後の挟持接触部273(矢印X方向側の下流側の挟持接触部273)の挟持接触部273a及び挟持接触部273bとジョイント端子挿入部263との間に隙間270が形成される。
これにより、中継コネクタ221に端末支持コネクタ211を嵌合した際、フレキシブルケーブル281とジョイント端子271が接触しても、ジョイントコネクタ200に振動等が加わるとジョイント端子271がコネクタ本体261に固定されずに外れ、又は、ジョイント端子271が変形するおそれがあり、フレキシブルケーブル281同士の導通不良が発生し、接続損失が増加するというおそれがある。
そこで、本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、フレキシブルケーブル同士の接続損失を抑制したジョイント端子及びこのジョイント端子を備えたジョイントコネクタを提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載した本発明のジョイント端子は、2つのフレキシブルケーブルの端末同士を電気的に接続するジョイント端子であって、端子本体と、この端子本体の中間部の中間連結部と、この中間連結部の両側に設けられて前記2つのフレキシブルケーブルの端末部分を挟持し接続する一対の挟持接触部とで形成され、一方の挟持接触部の挟持方向の幅方向両側部にジョイント端子が収容されるジョイントコネクタのジョイント端子挿入部の内壁に係止される突起が形成され、他方の挟持接触部の挟持方向の幅方向寸法を前記一方の挟持接触部の挟持方向の幅方向寸法より大きく設定されていることを特徴とする。
請求項2に記載した本発明のジョイント端子は、請求項1に記載のジョイント端子であって、前記挟持接触部は、中間連結部から突出する固定側接触片と、この固定側接触片に対向し中間連結部から突出する弾性側接触片とで形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載した本発明のジョイントコネクタコネクタは、接続される2つのフレキシブルケーブルの端末がそれぞれ支持される端末支持コネクタと、これらの端末支持コネクタが両側からそれぞれ嵌合されて前記フレキシブルケーブルのケーブル端末同士を接続する中継コネクタとで形成され、前記中継コネクタは、両側に前記端末支持コネクタが嵌合される嵌合部が設けられたコネクタ本体と、このコネクタ本体に収容されて2つのフレキシブルケーブルの端末同士を電気的に接続するジョイント端子とで形成され、前記コネクタ本体には前記ジョイント端子が一側から挿入されるジョイント端子挿入部が設けられ、前記ジョイント端子は、端子本体と、この端子本体の中間部の中間連結部と、この中間連結部の両側に設けられて前記2つのフレキシブルケーブルの端末部分を挟持し接続する一対の挟持接触部とで形成され、一方の挟持接触部の挟持方向に沿う幅方向両側部に前記ジョイント端子挿入部の内壁が係止される突起が形成され、前記ジョイント端子挿入部を一方の挟持接触部が挿入可能な径寸法に形成された一側挿入部と、他方の挟持接触部が挿入可能な径寸法で形成された他側挿入部とで形成し、前記ジョイント端子の前記一方の挟持接触部の幅寸法より前記他方の挟持接触部の幅寸法を大きく設定し、前記一側挿入部より他側挿入部の径寸法を大きく設定したことを特徴とする。
請求項4に記載した本発明のジョイントコネクタコネクタは請求項3に記載のジョイントコネクタであって、前記他方の挟持接触部の幅寸法は、前記突起間の寸法より大きく設定されていることを特徴とする。
請求項1に記載した本発明のジョイント端子によれば、ジョイント端子が収容されるジョイントコネクタのジョイント端子挿入部の内壁に係止される突起が形成されているため、ジョイントコネクタにジョイント端子を固定することができる。
また、本発明のジョイント端子は、他方の挟持接触部の挟持方向の幅方向寸法を一方の挟持接触部の挟持方向の幅方向寸法より大きく設定している。このため、ジョイント端子挿入部に挿入した際に幅方向の寸法の短い一方の挟持接触部によってジョイント端子挿入部の内壁が削られても、幅方向寸法の大きい他方の挟持接触部が挿入されるので、挟持接触部とジョイント端子挿入部との間に隙間が発生することがなく、ジョイント端子が変形することによるフレキシブルケーブル同士の導通不良の発生を防止することができる。
従って、フレキシブルケーブル同士の接続損失を抑制したジョイント端子を提供することができる。
請求項2に記載した本発明のジョイント端子によれば、中間連結部から突出する固定側接触片と、固定側接触片に対向し中間連結部から突出する弾性側接触片とにより、フレキシブルケーブルのケーブル端末同士を接続する。このため、ジョイント端子とフレキシブルケーブルのケーブル端末同士が外れることがなく、接続損失を防止してフレキシブルケーブルを保持することができる。
請求項3に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、ジョイント端子の一方の挟持接触部の幅寸法より他方の挟持接触部の幅寸法を大きく設定し、一側挿入部より他側挿入部の径寸法を大きく設定している。このため、ジョイント端子挿入部に挿入した際に幅寸法の短い一方の挟持接触部によってジョイント端子挿入部の内壁が削られても、幅寸法の大きい他方の挟持接触部が挿入されるので、挟持接触部とジョイント端子挿入部との間に隙間が発生することがなく、ジョイント端子が変形することによるフレキシブルケーブル同士の導通不良の発生を防止することができる。
従って、フレキシブルケーブル同士の接続損失を抑制したジョイント端子を備えたジョイントコネクタを提供することができる。
請求項4に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、他方の挟持接触部の幅寸法は、突起間の寸法より大きく設定されているため、ジョイント端子挿入部にジョイント端子を挿入した場合に、挟持接触部とジョイント端子挿入部との間に隙間が発生することがない。従って、フレキシブルケーブル同士の接続損失を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るジョイント端子を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るジョイント端子の中間連結部を詳細に示した図である。 本発明の実施形態に係るジョイントコネクタの中継コネクタを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るジョイントコネクタの中継コネクタの断面図である。 本発明の実施形態に係るジョイントコネクタの中継コネクタの断面を詳細に示した図である。 本発明の実施形態に係る中継コネクタとジョイント端子の断面図である。 本発明の実施形態に係る中継コネクタとジョイント端子の断面を詳細に示した図である。 本発明の実施形態に係るジョイントコネクタの嵌合後を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るジョイントコネクタの嵌合後を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るジョイントコネクタの嵌合後を示す断面図である。 従来におけるコネクタを示す図である。 従来におけるコネクタの接続子を示す図である。 本出願人が提案しているジョイントコネクタの端末支持コネクタの斜視図である。 本出願人が提案しているジョイントコネクタの中継コネクタの斜視図である。 本出願人が提案しているジョイントコネクタのジョイント端子を示す図である。 本出願人が提案しているジョイントコネクタの中継コネクタとジョイント端子の断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るジョイント端子及びこのジョイント端子を備えたジョイントコネクタについて図面を参照して説明する。本発明の実施形態に係るジョイント端子は、図1から図10に示すように、2つのフレキシブルケーブル(車両や車両に搭載される電気機器等の配線に用いられるフレキシブルプリント配線板、フレキシブルフラットケーブル)の端末同士を電気的に接続する。
また、このジョイント端末を備えたジョイントコネクタは、図1から図10に示すように、接続される2つのフレキシブルケーブル81a、81bの端末がそれぞれ支持される端末支持コネクタ11a、11bと、端末支持コネクタ11a、11bが両側からそれぞれ嵌合されてフレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末同士を接続する中継コネクタ21とから略構成されている(後述する図10参照)。
はじめに、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係るジョイント端子について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るジョイント端子を示す平面図である。図2は、本発明の実施形態に係るジョイント端子の中間連結部を詳細に示した図である。
図1及び図2に示すように、ジョイント端子71は、コネクタ本体61のジョイント端子挿入部63(後述する図3参照)に収容される端子本体72と、2つのフレキシブルケール81a、81bの端末部分(後述する図8参照)を挟持し接続する一対の挟持接触部73(一方の挟持接触部73a、他方の挟持接触部73b)と、端子本体72の中間部で両側に一対の挟持接触部73a、73bが設けられた中間連結部74とから略構成されている。
端子本体72は、フォーク形状の挟持接触部73と連結しており、一方の挟持接触部73a、他方の挟持接触部73bは、中間連結部74から突出する固定側接触片75と、この固定側接触片75に対向し中間連結部74から突出する弾性側接触片76とで形成されている。一対の挟持接触部73a、73bは、端子本体72の中間部で非線対称に形成されている。
挟持接触部73の挟持方向の幅方向寸法は、一方の挟持接触部73aと他方の挟持接触部73bとで異なるように設定されている。つまり、他方の挟持接触部73bの挟持方向の幅方向寸法Bを一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向寸法Aより大きく設定されている。
固定側接触片75は、ジョイント端子71がコネクタ本体61(後述する図3参照)に収容されると、コネクタ本体61の上面側に接触又は近接する。また、弾性側接触片76は、コネクタ本体61の下面側に対して所定角度傾斜している。そして、固定側接触片75と弾性側接触片76との間は、端子本体72から挟持接触部73の先端側に向かって狭くなっている(後述する図10参照)。
弾性側接触片76は、弾性を備えた部材(所定の厚さのフレキシブルケーブル81a、81bを挟むことができる程度の弾性を備えた部材;合成樹脂等の材料)で構成され、フレキシブルケーブル81a、81bに対する追従性を有している。
中間連結部74は、図2に示すように、一方の挟持接触部73aの挟持方向に沿う幅方向両側部にジョイント端子71が収容されるコネクタ本体61のジョイント端子挿入部63(後述する図3参照)の内壁に係止する突起77(一方の突起77a、他方の突起77b)と、ジョイント端子71がコネクタ本体61(後述する図3参照)に収容されるとコネクタ本体61の内壁に接触する端子押さえ部78を有している。
突起77は、コネクタ本体61のジョイント端子挿入部63(後述する図3参照)の内壁に係止することにより、ジョイント端子71をコネクタ本体61の内部に固定する。一方の挟持接触部73aの両側部に設けられた一方の突起77aと他方の突起77bとの間の寸法Eは、コネクタ本体61にジョイント端子71を収容すると、ジョイント端子71をコネクタ本体61の内部に保持できる量だけ樹脂にめり込むように設定されている(後述する図6及び図7参照)。
つまり、図2に示すように、他方の挟持接触部73bの挟持方向の幅方向寸法Bは、一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向寸法Aよりも大きく、かつ、図2に示すように、一方の突起77aと他方の突起77bとの間の寸法Eよりも大きく設定されている。また、一方の挟持接触部の挟持方向の幅方向寸法Aは、一方の突起77aと他方の突起77bとの間の寸法Eよりも小さく設定されている。
このように、ジョイント端子71が収容されるジョイントコネクタ1(後述する図8参照)のジョイント端子挿入部63の内壁に係止される突起77a、77bが形成されているため、ジョイントコネクタ1にジョイント端子71を固定することができる。
また、他方の挟持接触部73bの挟持方向の幅方向寸法Bを一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向寸法Aより大きく設定している。ジョイント端子71をジョイント端子挿入部63に圧入した際、幅方向の寸法の短い一方の挟持接触部73aによってジョイント端子挿入部63の内壁が削られても、幅方向寸法の大きい他方の挟持接触部73bが挿入されるので、挟持接触部73a、73bとジョイント端子挿入部63との間に隙間70(後述する図9参照)が発生することがない。このため、ジョイントコネクタ1に振動が加わることによるジョイント端子71の変形がなく、フレキシブルケーブル81a、81b同士の導通不良の発生を防止することができる。
従って、フレキシブルケーブル81a、81bとジョイント端子71の接触荷重を一定に保つことができ、フレキシブルケーブル81a、81b同士の接続損失を抑制したジョイント端子71を提供することができる。
また、ジョイント端子71は、中間連結部74から突出する固定側接触片75と、固定側接触片75に対向し中間連結部74から突出する弾性側接触片76とにより、フレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末同士を接続するため、接続損失を防止してフレキシブルケーブル81a、81bを保持することができる。
次に、図3から図5を参照して、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタの中継コネクタの構成について説明する。図3は、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタの中継コネクタの斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係る中継コネクタのA−A断面図である。図5は、本発明の実施形態に係る中継コネクタのA−A断面図の一部拡大図である。
中継コネクタ21は、図3から図5に示すように、合成樹脂等の材料で筒状に形成されており、コネクタハウジング31(後述する図8参照)に嵌合するコネクタ本体61を有している。
コネクタ本体61は、コネクタ本体61の両側に設けられてコネクタハウジング31が嵌合するスライダ支持部嵌合部62と(図4参照)、スライダ支持部嵌合部62に連通してジョイント端子71が複数収容されるジョイント端子挿入部63と、コネクタハウジング31のロック部34が係合する第1ロック突起64と、第2ロック突起65とを備えている。
スライダ支持部嵌合部(嵌合部)62は、端末支持コネクタ11a、11bがコネクタ本体61と嵌合した状態で端末支持コネクタ11a、11bのスライダ支持部33と嵌合する。具体的には、スライダ支持部嵌合部62は、端末支持コネクタ11a、11bのケーブル挿通孔32の設けられたゴムパッキン85を介して端末支持コネクタ11a、11bのスライダ支持部33と嵌合する(後述する図10参照)。
このように、中継コネクタ21のコネクタ本体61には、コネクタハウジング31が嵌合するスライダ支持部嵌合部62(図4参照)が両側に形成されているので、コネクタハウジング31がフレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末を支持した状態で中継コネクタ21と嵌合することができる。このため、フレキシブルケーブル81a、81bを中継コネクタ21に挿入し易くなる。従って、嵌合作業を容易とし、フレキシブルケーブル81a、81bの保持力を向上することができる。
ジョイント端子挿入部63は、スライダ支持部嵌合部62に連通して設けられている。ジョイント端子挿入部63は、ジョイント端子71を収容する際、端子本体72の略中央でジョイント端子71を収容する。
また、ジョイント端子挿入部63は、図5に示すように、2種類の径寸法からなる形状を有しており、一方の挟持接触部73aが挿入可能な径寸法Cに形成された一側挿入部67と、他方の挟持接触部73bが挿入可能な径寸法Dに形成された他側挿入部68とが形成されている。
一側挿入部67と他側挿入部68は、図5に示すように、径寸法C及び径寸法Dが異なるように設定されている。つまり、一側挿入部67の径寸法Cより他側挿入部68の径寸法Dを大きく設定している。
また、一側挿入部67の径寸法Cは、一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向寸法Aと略同一寸法に設定され、他側挿入部68の径寸法Dは、他方の挟持接触部73bの挟持方向の幅方向寸法Bと略同一寸法に設定されている。つまり、一側挿入部67と他側挿入部68は、一方の挟持接触部73a又は他方の挟持接触部73bの形状に対応した径寸法に設定されている(後述する図7参照)。
このように、ジョイント端子71の一方の挟持接触部73aの幅方向寸法Aより他方の挟持接触部73bの幅方向寸法Bを大きく設定し、一側挿入部67より他側挿入部68の径寸法を大きく設定しため、ジョイント端子挿入部63に挿入した際に幅方向の寸法の短い一方の挟持接触部73aによってジョイント端子挿入部63の内壁が削られても、幅方向寸法の大きい他方の挟持接触部73bが挿入されるので、挟持接触部73a、73bとジョイント端子挿入部63との間に隙間70(後述する図9参照)が発生することがない。これにより、ジョイント端子71が変形することによるフレキシブルケーブル81a、81b同士の導通不良の発生を防止することができる。
一側挿入部67と他側挿入部68の境目60(径寸法が変わる境目)は、ジョイント端子71がコネクタ本体61に収容された後、ジョイント端子71の位置(正規収容位置)によって設定されている。つまり、境目60は、ジョイント端子71がコネクタ本体61に収容された後、他方の挟持接触部73bと境目60が接触しないように設定されている(後述する図7参照)。
第1ロック突起64及び第2ロック突起65は、図3に示すように、コネクタハウジング31のロック部34側に突設して設けられている(後述する図10参照)。そして、端末支持コネクタ11a、11bと中継コネクタ21を嵌合した際、ロック部34は、第1ロック突起64を乗り越えて、第1ロック突起64と第2ロック突起65の間に設けられたロック突起間66にコネクタハウジング31(後述する図8参照)のロック部34が挿入されることにより、端末支持コネクタ11a、11bと中継コネクタ21がロック(係止)される。
また、ロック部34は第2ロック突起65を乗り越えることが不可能になっており、ロック部34は、ロック突起間66で係止する。また、ロック部34は第2ロック突起65を乗り越えることが不可能なため、端末支持コネクタ11a、11bと中継コネクタ21を嵌合する際、中継コネクタ21が正規嵌合位置よりも端末支持コネクタ11a、11b側(一側端末支持コネクタ11aは、他側端末支持コネクタ11b側、他側端末支持コネクタ11bは、一側端末支持コネクタ11a側)に挿入されることを防止することができる(後述する図8参照)。
第1ロック突起64は、ロック部34が乗り越えてロック突起間66に係止することが可能なように、フレキシブルケーブル81a、81b側に撓み変形するように所定の弾性を備えた部材(ロック部34が第1ロック突起64を乗り越えてロック突起間66に係止することができる程度の弾性を備えた部材;合成樹脂等の材料)で構成してもよい。
このように、中継コネクタ21の第1ロック突起64及び第2ロック突起65が端末支持コネクタ11a、11bに設けられたロック部34に係合する。このため、嵌合した端末支持コネクタ11a、11bと中継コネクタ21が容易に外れることを防止し、フレキシブルケーブル81a、81bの保持力を向上することができる。
また、中継コネクタ21は、端末支持コネクタ11a、11bの案内部36(後述する図8参照)と嵌合するレール部69が形成されている。このレール部69は、端末支持コネクタ11a、11b内に中継コネクタ21を嵌合する際、レール部69にスライドすることにより端末支持コネクタ11a、11bの内部へガイドされて端末支持コネクタ11a、11bと正規嵌合位置で保持される。
次に、図6及び図7を参照して、本発明の実施形態に係るジョイント端子をコネクタ本体に収容する場合について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る中継コネクタとジョイント端子を示す断面図である。図7は、本発明の実施形態に係る中継コネクタとジョイント端子を示す断面図の一部拡大図である。
図6に示すように、ジョイント端子71をコネクタ本体61に収容する際、ジョイント端子挿入部63の他側挿入部68から矢印Y方向へジョイント端子71を圧入する。ジョイント端子71を圧入すると、図6及び図7に示すように、ジョイント端子71の突起77a、77bがコネクタ本体61の内壁(樹脂)にめり込む。
図7に示すように、ジョイント端子71を圧入すると、ジョイント端子71の突起77a、77bがコネクタ本体61の内壁(樹脂)にめり込むため、コネクタ本体61の内壁(樹脂)に突起77a、77bがめり込むことにより内壁(樹脂)が削れる削部79a、79bが形成される。
また、図6及び図7に示すように、他方の挟持接触部73bから一側挿入部67と他側挿入部68の境目60(径寸法が変わる境目)の距離Lは、他方の挟持接触部73bが境目60に接触しない距離を設定する(0<L)。
さらに、図7に示すように、一側挿入部67の径寸法Cは、一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向寸法Aと略同一寸法に設定され(C=A)、他側挿入部68の径寸法Dは、他方の挟持接触部73bの挟持方向の幅方向寸法Bと略同一寸法に設定されている(D=B)。そして、他側挿入部68の径寸法Dと他方の挟持接触部73bの挟持方向の幅方向寸法Bは、一側挿入部67の径寸法Cと一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向寸法Aより大きく設定している。
また、コネクタ本体61の内壁(樹脂)に突起77a、77bがめり込むことにより内壁(樹脂)が削れて一方の削部79aと他方の削部79bが形成される。一方の削部79aと他方の削部79bとの間の寸法は、一方の突起77aと他方の突起77bとの間の寸法Eよりも小さく形成される。つまり、一方の突起77a及び他方の突起77bがコネクタ本体61の内壁(樹脂)に突起77a、77bがめり込むことにより内壁(樹脂)を削り、削られた内壁が一方の突起77a及び他方の突起77bの挿入方向後側に一方の削部79a及び他方の削部79bとして形成される。そして、一方の削部79a及び他方の削部79bは、一方の突起77a及び他方の突起77bより寸法Gの分だけ小さく形成される。
このように、ジョイント端子71を圧入する際、一方の突起77a及び他方の突起77bがコネクタ本体61の内壁(樹脂)にめり込むことにより内壁を削るが、一方の削部79a及び他方の削部79bにより、挟持接触部73a、73bとジョイント端子挿入部63との間に隙間70(図9参照)が発生することがない。従って、ジョイントコネクタ1に振動が加わることによるジョイント端子71の変形がなく、フレキシブルケーブル81a、81b同士の導通不良の発生を防止することができる。
次に、図8から図10を参照して、本発明の実施形態に係る端末支持コネクタに中継コネクタを嵌合する場合について説明する。図8は、発明の実施形態に係るジョイントコネクタの嵌合後を示す斜視図である。図9は、従来におけるジョイントコネクタの嵌合後を示す断面図である。図10は、発明の実施形態に係るジョイントコネクタの嵌合後を示す断面図である。
図8及び図10に示すように、一側端末支持コネクタ11aと他側端末支持コネクタ11bは、内部にフレキシブルケーブル81a、81bの端末を保持するコネクタハウジング31と、フレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末を支持するスライダ41(後述する図10参照)と、スライダ41との間でフレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末を挟み込むスライダカバー51(後述する図10参照)とから略構成されている。
コネクタハウジング31は、合成樹脂等の材料で筒状に形成されており、コネクタハウジング31と一体に形成されたケーブル挿通孔32と、コネクタハウジング31と一体に形成されスライダ41及びスライダカバー51を支持するスライダ支持部33と、中継コネクタ21の第1ロック突起64及び第2ロック突起65が係合するロック部34とを備えている(図10参照)。
図10に示すように、挟持接触部73(挟持接触部73a及び挟持接触部73b)には、フレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末を支持したスライダ41が保持されるため、フレキシブルケーブル81a、81bの導体部の位置ずれが生じにくく、接続損失を防止することができる。
また、スライダ41及びスライダカバー51を樹脂で構成し、その樹脂厚を変更することにより、端子本体72とフレキシブルケーブル81a、81bの接触荷重の調整をすることができる。つまり、挟持接触部73の間(挟持接触部73aと挟持接触部73bとの間)が所定の変位量を有する弾性を備えた部材等で構成した場合、スライダ41及びスライダカバー51の樹脂厚を変更することにより、挟持接触部73の間(挟持接触部73aと挟持接触部73bとの間)の変位量に幅を持たせて、接触荷重の検討段階で端子本体72の変位量を調整することができる。
そして、スライダ41の樹脂厚を変更することにより、フレキシブルケーブル81a、81bの厚みのバリエーションが豊富となり、端子の変位量の幅が大きくなり、接触荷重の微少な調整をすることができる。
ケーブル挿通孔32は、スライダ支持部33に連通してフレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末に装着されたシール材82(絶縁性、防水性を有するエポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂等)が挿入されるシール材挿入部35が設けられている(図10参照)。フレキシブルケーブル81a、81bとシール材82は一体成形又はアッセンブリなどにより密着して形成されている。
スライダ支持部33は、スライダカバー51を支持すると、スライダの先端側と共にフレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末がスライダ支持部33より突出する。また、スライダ支持部33は、パッキン85が設けられている。このパッキン85は、端末支持コネクタ11a、11bを中継コネクタ21に嵌合した際、中継コネクタ21のスライダ支持部嵌合部62の内壁とスライダ支持部33の外周との間に位置する。
このように、ケーブル挿通孔32にはシール材82が挿入されるシール材挿入部35が設けられているため、ケーブル挿通孔32にフレキシブルケーブル81a、81bを挿入した際、シール材82がコネクタハウジング31の内壁面に密着する。このため、ケーブル挿通孔32からコネクタハウジング31内へ水が浸入するのを防止することができる。
また、スライダ支持部33にはパッキン85が設けられているため、端末支持コネクタ11a、11bを中継コネクタ21に嵌合した際、パッキン85が中継コネクタ21(スライダ支持部嵌合部62)の内壁とスライダ支持部33の外周に密着する。このため、ケーブル挿通孔32からコネクタハウジング31内へ水が浸入するのを防止することができる。
ロック部34は、端末支持コネクタ11a、11bを中継コネクタ21に嵌合した際、後述する中継コネクタ21の第1ロック突起64及び第2ロック突起65の間(ロック突起間66)と係合する。ロック部34は、第1ロック突起64を乗り越えてロック突起間66に係止することが可能なように、中継コネクタ21側に撓み変形するように所定の弾性を備えた部材(第1ロック突起64を乗り越えてロック突起間66に係止することができる程度の弾性を備えた部材;合成樹脂等の材料)で構成してもよい。
また、端末支持コネクタ11a、11bは、中継コネクタ21のレール部69が嵌合する案内部36が形成されている。この案内部36は、端末支持コネクタ11a、11b内に中継コネクタ21を嵌合する際、レール部69とスライドすることにより内部へ中継コネクタ21をガイドして中継コネクタ21を正規嵌合位置で保持する(図8参照)。
次に、図9及び図10を参照して、本発明の実施形態に係る端末支持コネクタに中継コネクタを嵌合する場合について説明する。
図9及び図10に示すように、はじめに、ジョイント端子71をコネクタ本体61に収容する。ジョイント端子271をコネクタ本体61に収容する際、ジョイント端子挿入部63(挟持接触部73b側)からジョイント端子71を圧入する。ジョイント端子71を圧入すると、ジョイント端子71の突起77(一方の突起77a及び他方の突起77b)がコネクタ本体61の内壁に係止する。
そして、端末支持コネクタ11a、11bを中継コネクタ21の両側からそれぞれ挿入すると、フレキシブルケーブル81a、81bは、ジョイント端子71の挟持接触部73aと挟持接触部73bとで挟み込まれ、2つのフレキシブルケーブル81a、81b同士を電気的に接続する。
しかしながら、図9に示すジョイント端子71及びジョイントコネクタ1では、ジョイント端子71は端子本体272の中間部で線対称に形成されているため、ジョイント端子挿入部63(挟持接触部73b側)にジョイント端子71を圧入すると、突起77aがジョイント端子挿入部63の樹脂を削ってしまう。そのため、挟持接触部73a、73bとジョイント端子挿入部63との間に隙間70(図9参照)が発生する。
一方、本発明の実施形態に係るジョイント端子71によれば、他方の挟持接触部73bの挟持方向の幅方向寸法Bを一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向寸法Aより大きく設定しているため(図1参照)、挟持接触部73a、73bとジョイント端子挿入部63との間に隙間70(図9参照)が発生することがない、従って、ジョイントコネクタ1に振動が加わることによるジョイント端子71の変形がなく、フレキシブルケーブル81a、81b同士の導通不良の発生を防止することができる。
また、中間連結部74から突出する固定側接触片75と、固定側接触片75に対向し中間連結部74から突出する弾性側接触片76とにより、フレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末同士を接続するため、接続損失を防止してフレキシブルケーブル81a、81bを保持することができる。
従って、フレキシブルケーブル81a、81bとジョイント端子71の接触荷重を一定に保つことができ、フレキシブルケーブル81a、81b同士の接続損失を抑制したジョイント端子71を提供することができる。
また、ジョイント端子71が収容されるジョイントコネクタ1のジョイント端子挿入部63の内壁に係止される突起77a、77b(図1参照)が形成されているため、ジョイントコネクタ1にジョイント端子71を確実に固定することができる。
そして、図10に示すように、端末支持コネクタ11a、11bのコネクタハウジング31の内部には、フレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末を支持するスライダ41を位置決め保持する。
スライダ41は、フレキシブルケーブル81a、81bを位置決めした状態でスライダカバー51との間でフレキシブルケーブル81a、81bを挟み込み、スライダカバー51がコネクタハウジング31のスライダ支持部33で支持される。
コネクタハウジング31のスライダ支持部33でスライダカバー51を支持すると、スライダの先端側と共にフレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末がスライダ支持部33より突出する。
そして、フレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末がスライダ支持部33より突出した状態で、端末支持コネクタ11a、11bを中継コネクタ21の両側からそれぞれ嵌合する。
中継コネクタ21は、コネクタハウジング31に支持されたフレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末同士を接続するジョイント端子71が設けられている。そのため、端末支持コネクタ11a、11bを中継コネクタ21の両側からそれぞれ嵌合すると、スライダ支持部33より突出した端末支持コネクタ11a、11bは、ジョイント端子71の一側挿入部67と他側挿入部68とで挟み込まれ、端末支持コネクタ11a、11b同士を電気的に接続する。
端末支持コネクタ11a、11bと中継コネクタ21とが、正規嵌合位置で嵌合すると、端末支持コネクタ11a、11bのロック部が第1ロック突起64を乗り越えて、第1ロック突起64と第2ロック突起65の間に設けられたロック突起間66に係止する。
このように、ジョイントコネクタ1は、スライダ41によりフレキシブルケーブル81a、81bの端末が支持された端末支持コネクタ11a、11bを中継コネクタ21の両側からそれぞれ嵌合することにより、フレキシブルケーブル81a、81bの端末同士を接続する。このため、外部からの振動や衝撃により、フレキシブルケーブルが端末支持コネクタから外れることがない。
また、中継コネクタ21の両側から端末支持コネクタ11a、11bを嵌合するため、フレキシブルケーブル81a、81bがジョイントコネクタ1の外部から露出することがない。このため、ジョイントコネクタ1が外部から衝撃されることにより、フレキシブルケーブル81a、81bが破損することを防止できる。
さらに、中継コネクタ21のジョイント端子71によりフレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末同士を接続するため、接続損失を防止してフレキシブルケーブル81a、81bを保持することができる。
従って、フレキシブルケーブル81a、81bの保持力を向上したジョイントコネクタ1を提供することができる。
このようにして、本発明の実施形態に係るジョイント端子71は、端子本体72と、この端子本体72の中間部の中間連結部74と、この中間連結部74の両側に設けられて2つのフレキシブルケーブル81a、81bの端末部分を挟持し接続する一対の挟持接触部73a、73bとで形成され、一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向両側部にジョイント端子71が収容されるジョイントコネクタ1のジョイント端子挿入部63の内壁に係止される突起77a、77bが形成され、他方の挟持接触部73bの挟持方向の幅方向寸法Bを一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向寸法Aより大きく設定されている。
また、本発明の実施形態に係るジョイント端子71は、挟持接触部73は、中間連結部74から突出する固定側接触片75と、この固定側接触片75に対向し中間連結部74から突出する弾性側接触片76とで形成されている。
このようにして、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタ1は、接続される2つのフレキシブルケーブル81a、81bの端末がそれぞれ支持される端末支持コネクタ11a、11bと、これらの端末支持コネクタ11a、11bが両側からそれぞれ嵌合されてフレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末同士を接続する中継コネクタ21とで形成され、中継コネクタ21は、両側に端末支持コネクタ11a、11bが嵌合される嵌合部スライダ支持部嵌合部62が設けられたコネクタ本体61と、このコネクタ本体61に収容されて2つのフレキシブルケーブル81a、81bの端末同士を電気的に接続するジョイント端子71とで形成され、コネクタ本体61にはジョイント端子71が一側から挿入されるジョイント端子挿入部63が設けられ、ジョイント端子71は、端子本体72と、この端子本体72の中間部の中間連結部74と、この中間連結部74の両側に設けられて2つのフレキシブルケーブル81a、81bの端末部分を挟持し接続する一対の挟持接触部73とで形成され、一方の挟持接触部73aの挟持方向に沿う幅方向両側部にジョイント端子挿入部63の内壁が係止される突起77a、77bが形成され、ジョイント端子挿入部63を一方の挟持接触部73aが挿入可能な径寸法に形成された一側挿入部67と、他方の挟持接触部73bが挿入可能な径寸法で形成された他側挿入部68とで形成し、ジョイント端子71の一方の挟持接触部73aの幅方向寸法Aより他方の挟持接触部73bの幅方向寸法Bを大きく設定し、一側挿入部67より他側挿入部68の径寸法を大きく設定した。
また、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタ1は、他方の挟持接触部73bの幅方向寸法Bは、突起77a、77bとの間の寸法Eより大きく設定されている。
そして、本発明の実施形態に係るジョイント端子71によれば、ジョイント端子71が収容されるジョイントコネクタ1のジョイント端子挿入部63の内壁に係止される突起77a、77bが形成されているため、ジョイントコネクタ1にジョイント端子71を固定することができる。
また、他方の挟持接触部73bの挟持方向の幅方向寸法Bを一方の挟持接触部73aの挟持方向の幅方向寸法Aより大きく設定している。このため、ジョイント端子挿入部63に挿入した際に幅方向の寸法の短い一方の挟持接触部73aによってジョイント端子挿入部63の内壁が削られても、幅方向寸法の大きい他方の挟持接触部73bが挿入されるので、挟持接触部73a、73bとジョイント端子挿入部63との間に隙間70が発生することがなく、ジョイントコネクタ1に振動が加わることによるジョイント端子71の変形がなく、フレキシブルケーブル81a、81b同士の導通不良の発生を防止することができる。
従って、フレキシブルケーブル81a、81bとジョイント端子71の接触荷重を一定に保つことができ、フレキシブルケーブル81a、81b同士の接続損失を抑制したジョイント端子71を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係るジョイント端子71によれば、中間連結部74から突出する固定側接触片75と、固定側接触片75に対向し中間連結部74から突出する弾性側接触片76とにより、フレキシブルケーブル81a、81bのケーブル端末同士を接続するため、接続損失を防止してフレキシブルケーブル81a、81bを保持することができる。
そして、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタ1によれば、ジョイント端子71の一方の挟持接触部73aの幅方向寸法Aより他方の挟持接触部73bの幅方向寸法Bを大きく設定し、一側挿入部67より他側挿入部68の径寸法を大きく設定した。このため、ジョイント端子挿入部63に挿入した際に幅方向の寸法の短い一方の挟持接触部73aによってジョイント端子挿入部63の内壁が削られても、幅方向寸法の大きい他方の挟持接触部73bが挿入されるので、挟持接触部73a、73bとジョイント端子挿入部63との間に隙間70が発生することがなく、ジョイント端子71が変形することによるフレキシブルケーブル81a、81b同士の導通不良の発生を防止することができる。
従って、フレキシブルケーブル81a、81bとジョイント端子71の接触荷重を一定に保つことができ、フレキシブルケーブル81a、81b同士の接続損失を抑制したジョイント端子を備えたジョイントコネクタ1を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタ1によれば、他方の挟持接触部73bの幅方向寸法Bは、突起間77a、77bのとの間の寸法Eより大きく設定されているため、ジョイント端子挿入部63にジョイント端子71を挿入した場合に、挟持接触部73a、73bとジョイント端子挿入部63との間に隙間70が発生することがない。従って、フレキシブルケーブル81a、81b同士の接続損失を抑制することができる。
以上、本発明のジョイントコネクタを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
本発明は、フレキシブルケーブル同士の接続損失を抑制したジョイント端子及びこのジョイント端子を提供する上で極めて有用である。
1 ジョイントコネクタ
11 端末支持コネクタ
21 中継コネクタ
31 コネクタハウジング
32 ケーブル挿通孔
33 スライダ支持部
34 ロック部
35 シール材挿入部
41 スライダ
42 ケーブル端末支持面
43 スライダ側位置決めボス
44 係止突起
51 スライダカバー
52 ケーブル端末押え面
53 カバー側位置決めボス
54 係止枠
60 境目
61 コネクタ本体
62 スライダ支持部嵌合部
63 ジョイント端子挿入部
64 第1ロック突起
65 第2ロック突起
66 ロック突起間
67 一側挿入部
68 他側挿入部
71 ジョイント端子
72 端子本体
73 挟持接触部
74 中間連結部
75 固定側接触片
76 弾性側接触片
77 突起
78 端子押え部
79 削部
81 フレキシブルケーブル
82 シール材
83 ボス挿入孔
85 パッキン

Claims (4)

  1. 2つのフレキシブルケーブルの端末同士を電気的に接続するジョイント端子であって、
    端子本体と、この端子本体の中間部の中間連結部と、この中間連結部の両側に設けられて前記2つのフレキシブルケーブルの端末部分を挟持し接続する一対の挟持接触部とで形成され、
    一方の挟持接触部の挟持方向の幅方向両側部にジョイント端子が収容されるジョイントコネクタのジョイント端子挿入部の内壁に係止される突起が形成され、
    他方の挟持接触部の挟持方向の幅方向寸法を前記一方の挟持接触部の挟持方向の幅方向寸法より大きく設定されていることを特徴とするジョイント端子。
  2. 請求項1に記載のジョイント端子であって、
    前記挟持接触部は、中間連結部から突出する固定側接触片と、この固定側接触片に対向し中間連結部から突出する弾性側接触片とで形成されていることを特徴とするジョイント端子。
  3. 接続される2つのフレキシブルケーブルの端末がそれぞれ支持される端末支持コネクタと、これらの端末支持コネクタが両側からそれぞれ嵌合されて前記フレキシブルケーブルのケーブル端末同士を接続する中継コネクタとで形成され、
    前記中継コネクタは、両側に前記端末支持コネクタが嵌合される嵌合部が設けられたコネクタ本体と、このコネクタ本体に収容されて2つのフレキシブルケーブルの端末同士を電気的に接続するジョイント端子とで形成され、
    前記コネクタ本体には前記ジョイント端子が一側から挿入されるジョイント端子挿入部が設けられ、
    前記ジョイント端子は、端子本体と、この端子本体の中間部の中間連結部と、この中間連結部の両側に設けられて前記2つのフレキシブルケーブルの端末部分を挟持し接続する一対の挟持接触部とで形成され、一方の挟持接触部の挟持方向に沿う幅方向両側部に前記ジョイント端子挿入部の内壁が係止される突起が形成され、
    前記ジョイント端子挿入部を一方の挟持接触部が挿入可能な径寸法に形成された一側挿入部と、他方の挟持接触部が挿入可能な径寸法で形成された他側挿入部とで形成し、
    前記ジョイント端子の前記一方の挟持接触部の幅寸法より前記他方の挟持接触部の幅寸法を大きく設定し、
    前記一側挿入部より他側挿入部の径寸法を大きく設定したことを特徴とするジョイントコネクタ。
  4. 請求項3に記載のジョイントコネクタであって、
    前記他方の挟持接触部の幅寸法は、前記突起間の寸法より大きく設定されていることを特徴とするジョイントコネクタ。
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