JPH10247541A - 圧入端子 - Google Patents

圧入端子

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JPH10247541A
JPH10247541A JP5038197A JP5038197A JPH10247541A JP H10247541 A JPH10247541 A JP H10247541A JP 5038197 A JP5038197 A JP 5038197A JP 5038197 A JP5038197 A JP 5038197A JP H10247541 A JPH10247541 A JP H10247541A
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JP
Japan
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press
fitting
terminal
fit
retaining projection
Prior art date
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Pending
Application number
JP5038197A
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English (en)
Inventor
Takashi Sawada
尚 澤田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持力が高く、かつ、圧入作業性に優れた圧
入端子を提供する。 【解決手段】 圧入端子20の圧入部21の両側部23
には、抜け止め突起24が備えられ、圧入部21の幅方
向中間部分にはスリット30が穿孔されている。圧入端
子20をハウジング10の連通孔13内に圧入すると、
抜け止め突起24の前面側のテーパ面26と連通孔13
の開口縁部との摺接により、側方から圧入部21を挟む
方向に力を受けて側部23がスリット30側に撓み、抜
け止め突起24の突出量が小さい状態となって圧入され
る。一端圧入されると、側部23の復元力により抜け止
め突起24が連通孔13の内壁に食い込み、抜け止め突
起24の突出量が大きい状態となって大きな保持力を発
揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧入端子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧入端子として特開平8
−321342号公報に開示されているものが知られて
いる。この圧入端子1は、図5に示すように、平板状の
圧入部2の両側面2Aに抜け止め突起3を備え、ハウジ
ング4に設けられ孔5に圧入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の圧入端子1においては、ハウジング4への保持力を
大きくするために突起3を大きくすると、ハウジング4
に圧入する際の抵抗も大きくなり、圧入作業が困難にな
るという問題があった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、保持力が高く、かつ、圧入作業性に優れた圧入端子
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
<請求項1の発明>請求項1の発明は、平板状の圧入部
の側部に抜け止め突起を備え、被圧入部材内に圧入され
る圧入端子であって、圧入部のうち抜け止め突起と並ぶ
位置に、圧入部の側部の撓み変形を許容する許容空間を
形成すると共に、抜け止め突起のうち圧入方向の前面を
斜め後方に傾斜させたところに特徴を有する。
【0006】このような構成とすれば、抜け止め突起が
被圧入部材に無理入れされる際には、抜け止め突起の傾
斜させた前面と被圧入部材とが摺接することで圧入部の
側部が許容空間側に撓んで抜け止め突起の突出量が小さ
くなった状態となり、圧入作業を容易に行える。一方、
一旦圧入されると側部の復元力により抜け止め突起が被
圧入部材の内壁に食い込んで突出量が大きくなった状態
となり、しかも、抜け止め突起の後面は傾斜させてない
ので抜き方向に引っ張られても側部が撓まず、突出量が
大きなままとなり、大きな保持力を発揮する。
【0007】<請求項2の発明>請求項2の発明は、上
記請求項1記載の圧入端子において、圧入部の両側部に
抜け止め突起が備えられると共に、圧入部の幅方向中央
に導通部を確保した状態でその導通部の両側に許容空間
がスリット状に形成されたところに特徴を有する。
【0008】このような構成とすれば、許容空間が2箇
所となるので、その許容空間を側部の端面寄り設定して
撓み易さを確保でき、同時に電気的導通のために必要と
される断面積が導通部によって確保される。従って、電
気容量を確保しながら圧入操作性に優れる端子とするこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を雄型コネクタの圧
入端子に適用した2つの実施形態について、添付図に基
づいて説明する。 <第1実施形態>第1実施形態は、図1及び図2に示さ
れている。図1において、符号10はコネクタハウジン
グ(以下、単に「ハウジング10」という)であって、
図示しない相手側コネクタハウジングと嵌合するフード
部11を備え、そのフード部11の奥面11Aとハウジ
ング10の後端面12とに連通する複数の連通孔13内
に本発明にかかる圧入端子20が装着されている。
【0010】圧入端子20は、導電性の金属板材を屈曲
させたL字状をなし、その一辺が本発明にかかる圧入部
21に相当し、他辺は先端が先細となっていて例えば図
示しないプリント基板の貫通孔に通されて半田付けされ
る取付部22となっている。圧入部21は、前記した連
通孔13と概ね同じ断面形状をなすと共にその両側部2
3のうち正規圧入状態で前記連通孔13内に収まる部分
(図2参照)に、圧入方向に沿って間隔を空けた一対の
抜け止め突起24が左右対称に計4つ設けられている。
各抜け止め突起24は、側部23の端面25から側方に
突出し、圧入方向前面側が後方に向かって側方に迫り上
がるテーパ面26をなし、後面側が圧入方向と直交する
垂直面27となっている。そして、抜け止め突起24の
先端は鋭角状に尖って前記した連通孔13の内側面に食
い込み、圧入端子20が連通孔13内に抜け止めされ
る。
【0011】圧入部21の幅方向の中央部には、本発明
の許容空間に相当するスリット30が穿孔されている。
スリット30は、前方側の抜け止め突起24よりも前方
側の位置から後方側の抜け止め突起24よりも後方側の
位置に亘って延びる長孔状をなし、側部23のうち抜け
止め突起24を備えた部分がスリット30側に撓み変形
できる。
【0012】圧入部21の基端寄りには、位置決め突起
28が両側方に張り出している。位置決め突起28の前
面側は、圧入方向と直交する突き当て面29となってお
り、その突き当て面29が連通孔13の開口縁部に突き
当てられて圧入端子20が正規圧入位置が位置決めされ
る。
【0013】次に、本実施形態の作用について説明す
る。圧入端子20の圧入部21をハウジング10の後端
面12側から連通孔13内に挿入すると、まず最初に前
方側の抜け止め突起24が連通孔13の開口縁部に当た
る。抜け止め突起24の前面側はテーパ面26となって
いるので、圧入端子20をそのまま押し込むとそのテー
パ面26と開口縁部とが摺接し、圧入部21が両側方か
ら挟まれるように力を受ける。これにより両側部23の
前寄り部分がスリット30側に撓み、結果的に抜け止め
突起24の突出量が小さくなった状態で圧入部21が連
通孔13内に押し込まれる。続いて、後側の抜け止め突
起24が開口縁部に当たり、前側の抜け止め突起24の
場合と同様に、両側部23の後寄り部分が連通孔13内
側に撓み、後方側に抜け止め突起24の突出量が小さく
なった状態で圧入部21が更に押し込まれる。最後に位
置決め突起28の突き当て面29が開口縁部に突き当た
る。突き当て面29は圧入方向に垂直となっているの
で、位置決め突起28が連通孔13内に無理入れされる
ことなく、圧入端子20が正規圧入位置に位置決めされ
て圧入作業が完了する。上記したように圧入作業時に
は、抜け止め突起24の突出量が小さい状態で圧入部2
1が連通孔13内に圧入されるので、その圧入抵抗は最
初から突起を小さく形成した圧入端子とほぼ同じとな
り、圧入作業性が良い。
【0014】さて、一旦圧入端子20が連通孔13内に
圧入されると、側部23の復元力により抜け止め突起2
4の尖った先端が連通孔13の内壁に食い込む(図2参
照)。この状態で圧入方向の反対側に圧入端子20を引
っ張る力を受けても、抜け止め突起24の後面側は圧入
方向に直交する垂直面27となっているので、その引っ
張り力によって側部23を撓ませる力は生じ得ず、抜け
止め突起24の突出量が小さくなることはない。従っ
て、突出量が大きな状態のままで抜け方向の力を受ける
ことができ、高い保持力で圧入端子20がハウジング1
0内に保持される。尚、正規圧入状態で圧入部21の先
端側は、ハウジング10のフード部奥面11Aから前方
に突出し、図示しない相手側コネクタハウジング内の端
子と接続可能となっている。このように本実施形態によ
れば、圧入作業性に優れ、かつ、ハウジングへの保持力
も高い圧入端子を提供できる。
【0015】<第2実施形態>本発明の第2実施形態は
図3に示されている。この第2実施形態は、本発明の請
求項2の発明を具体化したものである。上記第1実施形
態と同一の構成については重複する説明は省略し、異な
る部分のみを図3に基づいて説明すると、本実施形態の
圧入端子20は、圧入部21の幅方向の中央部31が導
通性を確保するための所定の幅に設定されると共に、そ
の中央部31を挟むようにその両側に一対のスリット3
2が形成されている。そして、そのスリット32より側
方の側部23がスリット32内に撓み変形できる構成と
なっている。
【0016】このような構成とすれば、圧入部21にお
いて導通のために必要とされる断面積が中央部31によ
って確保されるので、電気容量を確保しながら圧入操作
性に優れる端子とすることができる。尚、この構成は特
に幅が広い圧入端子で、上記した中央部31を幅広く設
定できるものにおいて有効である。
【0017】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【0018】(1)前記第1及び第2実施形態では、許
容空間(スリット)は、その内周面が閉じられた孔とな
っていたが、例えば、図4に示すように、スリットを側
方に開放させた構成としてもよい。具体的には、圧入部
21の両側部23に設けられた一対の抜け止め突起24
に対応させた一対のスリット35を位置決め突起28の
前まで延ばし、スリット35のうち抜け止め突起24の
後面27と位置決め突起の前面29との間を側方に開放
させた構成としてもよい。このような構成とすれば、側
部23が撓み変形し易くなり、圧入作業が一層容易にな
る。
【0019】(2)前記第1及び第2実施形態では、コ
ネクタハウジングに圧入される圧入端子に本発明を適用
したものを例示したが、例えば、バルブソケット等に圧
入される端子等にも本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のコネクタを示す斜視図
【図2】圧入端子を圧入されたハウジングの平断面図
【図3】第2実施形態の圧入端子を圧入されたハウジン
グの平断面図
【図4】変形例の圧入端子を圧入されたハウジングの平
断面図
【図5】従来の圧入端子を示す斜視図
【符号の説明】
10…ハウジング(被圧入部材) 13…連通孔 20…圧入端子 21…圧入部 23…側部 24…抜け止め突起 26…テーパ面 30…スリット 31…中央部(導通部) 32…スリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の圧入部の側部に抜け止め突起を
    備え、被圧入部材内に圧入される圧入端子であって、 前記圧入部のうち前記抜け止め突起と並ぶ位置に、前記
    圧入部の側部の撓み変形を許容する許容空間を形成する
    と共に、前記抜け止め突起のうち圧入方向の前面を斜め
    後方に傾斜させたことを特徴とする圧入端子。
  2. 【請求項2】 前記圧入部の両側部に抜け止め突起が備
    えられると共に、前記圧入部の幅方向中央に導通部を確
    保した状態でその導通部の両側に前記許容空間がスリッ
    ト状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の圧入
    端子。
JP5038197A 1997-03-05 1997-03-05 圧入端子 Pending JPH10247541A (ja)

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JP5038197A JPH10247541A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 圧入端子

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2073319A1 (en) 2007-12-18 2009-06-24 NGK Spark Plug Co., Ltd. Connector and circuit-board-mounting case having this connector
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