JPH08306413A - 電気コネクタをプリント回路板に保持する保持機構 - Google Patents
電気コネクタをプリント回路板に保持する保持機構Info
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- JPH08306413A JPH08306413A JP8131311A JP13131196A JPH08306413A JP H08306413 A JPH08306413 A JP H08306413A JP 8131311 A JP8131311 A JP 8131311A JP 13131196 A JP13131196 A JP 13131196A JP H08306413 A JPH08306413 A JP H08306413A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
- H01R12/707—Soldering or welding
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/722—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits
- H01R12/725—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits containing contact members presenting a contact carrying strip, e.g. edge-like strip
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント回路板のような基板に取り付けでき
る電気コネクタのための新規で且つ改良された保持機構
を提供する。 【構成】 プリント回路板６０のような基板に取り付け
できる電気コネクタ２２，６６の保持機構２０，６４が
提供される。絶縁ハウジング２４は電気端子３４を有
し、ハウジングは回路板の表面５８に取り付けられ、端
子が回路板上の適当な回路と電気的接続を確立する。ハ
ウジングは、回路板の表面付近で回路板に一般的に平行
に突出する少なくとも１つの取付部分３６，６８を含
む。一般的にＵ字型の保持クリップ４２，７４は、一対
の脚部４６，７８の近方端をまたぐ連結部分４４，７６
を含む。脚部は、ハウジングの取付部分の両側に沿って
垂下するように構成され、脚部の遠方端の足部分４８，
８０は、プリント回路板の表面に表面取り付けされる。
相補的に相互係合する保持手段３８，５０，５６，７
２，８２，８６，９０は、保持クリップ４２，７４の連
結部分４４，７６とハウジングの取付部分４６，７８と
の間に設けられて、クリップを保持する。
る電気コネクタのための新規で且つ改良された保持機構
を提供する。 【構成】 プリント回路板６０のような基板に取り付け
できる電気コネクタ２２，６６の保持機構２０，６４が
提供される。絶縁ハウジング２４は電気端子３４を有
し、ハウジングは回路板の表面５８に取り付けられ、端
子が回路板上の適当な回路と電気的接続を確立する。ハ
ウジングは、回路板の表面付近で回路板に一般的に平行
に突出する少なくとも１つの取付部分３６，６８を含
む。一般的にＵ字型の保持クリップ４２，７４は、一対
の脚部４６，７８の近方端をまたぐ連結部分４４，７６
を含む。脚部は、ハウジングの取付部分の両側に沿って
垂下するように構成され、脚部の遠方端の足部分４８，
８０は、プリント回路板の表面に表面取り付けされる。
相補的に相互係合する保持手段３８，５０，５６，７
２，８２，８６，９０は、保持クリップ４２，７４の連
結部分４４，７６とハウジングの取付部分４６，７８と
の間に設けられて、クリップを保持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般に電気コネクタに係
り、より詳細には、電気コネクタをプリント回路板のよ
うな基板に保持するための保持機構に関する。
り、より詳細には、電気コネクタをプリント回路板のよ
うな基板に保持するための保持機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリント回路板上の各電気回路トレース
に接点端子が電気的に接続されるようにプリント回路板
に取り付けることのできる電気コネクタが良く知られて
いる。端子は、コネクタから突出する半田テイルを有
し、これが回路板の穴に挿入されるか、或いは回路板に
一般的に平行な脚部を有し、これが回路板上の回路トレ
ースに電気的係合するように表面取付される。いずれに
せよ、端子は、半田テイルと回路板のメッキされたスル
ーホールとの間、又は表面取付された脚部と回路板表面
の回路トレースとの間の半田接続により回路板の回路ト
レースに接続されるのが最も一般的である。
に接点端子が電気的に接続されるようにプリント回路板
に取り付けることのできる電気コネクタが良く知られて
いる。端子は、コネクタから突出する半田テイルを有
し、これが回路板の穴に挿入されるか、或いは回路板に
一般的に平行な脚部を有し、これが回路板上の回路トレ
ースに電気的係合するように表面取付される。いずれに
せよ、端子は、半田テイルと回路板のメッキされたスル
ーホールとの間、又は表面取付された脚部と回路板表面
の回路トレースとの間の半田接続により回路板の回路ト
レースに接続されるのが最も一般的である。
【０００３】プリント回路板に取り付けられる電気コネ
クタに伴う１つの問題は、接点端子と基板の回路との間
の電気的接続部がしばしばストレスを受けて電気的接続
が弱くなったり破壊されたりすることである。これは、
プリント回路板に取り付けられる通常の形式の電気コネ
クタであって、１列以上の接点端子を設けるためにコネ
クタが細長い構成にされた場合に特に言えることであ
る。
クタに伴う１つの問題は、接点端子と基板の回路との間
の電気的接続部がしばしばストレスを受けて電気的接続
が弱くなったり破壊されたりすることである。これは、
プリント回路板に取り付けられる通常の形式の電気コネ
クタであって、１列以上の接点端子を設けるためにコネ
クタが細長い構成にされた場合に特に言えることであ
る。
【０００４】表面取付式の電気コネクタは、ほとんどの
場合に、コネクタをプリント回路板の表面に固定するた
めに保持手段を有している。この保持手段は、コネクタ
を回路板に永久的に固定するか又は一時的に保持するも
のである。この保持手段は、コネクタハウジングと一体
的な取付ペグによって形成されるか、又は個別の保持具
又はクリップによって形成される。典型的な構成は、分
岐形状の取付ペグ又はクリップに、プリント回路板の反
対面に係合するための外方に突出するフック又はとげを
設け、このペグ又はクリップを回路板のスルーホールに
弾力で挿入して回路板の反対面にスナップ係合させ、コ
ネクタを回路板の片面に保持するというものである。更
に、スクリュー、ボルト又は他のクランプ器具の形態の
保持手段も設けられている。
場合に、コネクタをプリント回路板の表面に固定するた
めに保持手段を有している。この保持手段は、コネクタ
を回路板に永久的に固定するか又は一時的に保持するも
のである。この保持手段は、コネクタハウジングと一体
的な取付ペグによって形成されるか、又は個別の保持具
又はクリップによって形成される。典型的な構成は、分
岐形状の取付ペグ又はクリップに、プリント回路板の反
対面に係合するための外方に突出するフック又はとげを
設け、このペグ又はクリップを回路板のスルーホールに
弾力で挿入して回路板の反対面にスナップ係合させ、コ
ネクタを回路板の片面に保持するというものである。更
に、スクリュー、ボルト又は他のクランプ器具の形態の
保持手段も設けられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子回
路が益々小型化され、コネクタ及び端子のサイズが減少
するのに伴い、これらのクランプ器具は、しばしば実用
性に乏しく、コスト効率もスペース効率も悪いものとな
って来ている。従って、種々の形式のクリップ又はブラ
ケットが使用され、それら自体が実質的な半田付け領域
によってプリント回路板の表面に固定されている。この
ようなクリップ又はブラケットのほとんどは、電気コネ
クタの外側に取り付けられ、細長いコネクタを横切る方
向にコネクタとプリント回路板との間の支持体を形成す
る。しかしながら、コンパクトな電子的環境では、外部
ブラケットや取付クリップをコネクタに組み立てるのが
困難であると共に、コネクタの長手方向においてコネク
タとプリント回路板との間に充分な支持を与えることが
できない。本発明は、１つ以上の保持部材が外側からコ
ネクタに容易に取り付けられ、細長いコネクタの特に長
手方向にコネクタとプリント回路板とを支持するような
保持機構を提供することにより上記問題を解消すること
に向けられる。
路が益々小型化され、コネクタ及び端子のサイズが減少
するのに伴い、これらのクランプ器具は、しばしば実用
性に乏しく、コスト効率もスペース効率も悪いものとな
って来ている。従って、種々の形式のクリップ又はブラ
ケットが使用され、それら自体が実質的な半田付け領域
によってプリント回路板の表面に固定されている。この
ようなクリップ又はブラケットのほとんどは、電気コネ
クタの外側に取り付けられ、細長いコネクタを横切る方
向にコネクタとプリント回路板との間の支持体を形成す
る。しかしながら、コンパクトな電子的環境では、外部
ブラケットや取付クリップをコネクタに組み立てるのが
困難であると共に、コネクタの長手方向においてコネク
タとプリント回路板との間に充分な支持を与えることが
できない。本発明は、１つ以上の保持部材が外側からコ
ネクタに容易に取り付けられ、細長いコネクタの特に長
手方向にコネクタとプリント回路板とを支持するような
保持機構を提供することにより上記問題を解消すること
に向けられる。
【０００６】そこで、本発明の目的は、プリント回路板
のような基板に取り付けできる電気コネクタのための新
規で且つ改良された保持機構を提供することである。
のような基板に取り付けできる電気コネクタのための新
規で且つ改良された保持機構を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の１つの実施形態
によれば、絶縁コネクタハウジングに電気端子が取り付
けられる。このハウジングは、プリント回路板の表面に
取り付けられ、端子が回路板上の適当な回路との電気的
接続を確立する。ハウジングは、回路板の表面付近にお
いて回路板に一般的に平行に突出する少なくとも１つの
取付部分を備えている。一般的にＵ字型の保持クリップ
は、一対の脚部の近方端をまたぐ連結部分を有してい
る。これらの脚部は、ハウジングの取付部分の両側に沿
って一般的に垂下するように構成され、脚部の遠方端に
ある足部分がプリント回路板の表面に表面取付される。
保持クリップの連結部分とハウジングの取付部分との間
には相補的に相互係合する保持手段が設けられ、クリッ
プを保持する。
によれば、絶縁コネクタハウジングに電気端子が取り付
けられる。このハウジングは、プリント回路板の表面に
取り付けられ、端子が回路板上の適当な回路との電気的
接続を確立する。ハウジングは、回路板の表面付近にお
いて回路板に一般的に平行に突出する少なくとも１つの
取付部分を備えている。一般的にＵ字型の保持クリップ
は、一対の脚部の近方端をまたぐ連結部分を有してい
る。これらの脚部は、ハウジングの取付部分の両側に沿
って一般的に垂下するように構成され、脚部の遠方端に
ある足部分がプリント回路板の表面に表面取付される。
保持クリップの連結部分とハウジングの取付部分との間
には相補的に相互係合する保持手段が設けられ、クリッ
プを保持する。
【０００８】ここに開示する保持クリップは、シートメ
タル材料から型抜き成形された一体部品である。クリッ
プの足部分は、回路板の回路手段に表面取り付けするた
めに一般的に平らである。
タル材料から型抜き成形された一体部品である。クリッ
プの足部分は、回路板の回路手段に表面取り付けするた
めに一般的に平らである。
【０００９】本発明の１つの実施形態において、ハウジ
ングの取付部分は、この取付部分をハウジングの本体部
分に接合するガセットを備えている。このガセットは、
保持クリップの連結部を受け入れるための溝を含む。以
下に説明するように、連結部は、ガセットを取り巻いて
溝へと突出する欠切領域を含んでいる。
ングの取付部分は、この取付部分をハウジングの本体部
分に接合するガセットを備えている。このガセットは、
保持クリップの連結部を受け入れるための溝を含む。以
下に説明するように、連結部は、ガセットを取り巻いて
溝へと突出する欠切領域を含んでいる。
【００１０】本発明の別の実施形態においては、ハウジ
ングの取付部分は、保持クリップの少なくとも連結部を
受け入れるための回路板に一般に平行なクリップ受入ス
ロットを備えている。連結部は、スロットに隣接したく
ぼみに圧入される舌状部と、独立した取付ポストを挿入
することのできる穴と、クリップの横移動を防止するた
めにスロットの内部のチャンネルに受け入れることので
きるずれたタブとを備えている。
ングの取付部分は、保持クリップの少なくとも連結部を
受け入れるための回路板に一般に平行なクリップ受入ス
ロットを備えている。連結部は、スロットに隣接したく
ぼみに圧入される舌状部と、独立した取付ポストを挿入
することのできる穴と、クリップの横移動を防止するた
めにスロットの内部のチャンネルに受け入れることので
きるずれたタブとを備えている。
【００１１】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実
施形態を詳細に説明する。添付図面の図１ないし図６
は、本発明の保持機構の１つの実施形態を示し、そして
図７ないし図１４は、保持機構の第２の実施形態を示
す。図１ないし図６の実施形態を最初に説明し、その後
に、図７ないし図１４の実施形態を説明する。
施形態を詳細に説明する。添付図面の図１ないし図６
は、本発明の保持機構の１つの実施形態を示し、そして
図７ないし図１４は、保持機構の第２の実施形態を示
す。図１ないし図６の実施形態を最初に説明し、その後
に、図７ないし図１４の実施形態を説明する。
【００１２】図１ないし図３を参照すれば、電気コネク
タ２２のための本発明による保持機構２０は、プリント
回路板６０（図６）のような基板に取り付けられる。電
気コネクタ２２は、細長いもので、細長いハウジング２
４を備え、このハウジングは、細長いフランジ即ち本体
部分２６を有し、そしてこの本体部分２６は、その前方
に突出する一対の端ガイド部分２８間に延びている。複
数の嵌合部分３０も本体部分２６の前方に突出してい
る。これらの嵌合部分は、ガイド部分２８のチャンネル
３２に挿入するための嵌合端を有する相補的なコネクタ
（図示せず）に嵌合される。
タ２２のための本発明による保持機構２０は、プリント
回路板６０（図６）のような基板に取り付けられる。電
気コネクタ２２は、細長いもので、細長いハウジング２
４を備え、このハウジングは、細長いフランジ即ち本体
部分２６を有し、そしてこの本体部分２６は、その前方
に突出する一対の端ガイド部分２８間に延びている。複
数の嵌合部分３０も本体部分２６の前方に突出してい
る。これらの嵌合部分は、ガイド部分２８のチャンネル
３２に挿入するための嵌合端を有する相補的なコネクタ
（図示せず）に嵌合される。
【００１３】本体部分２６を貫通して複数の端子３４が
取り付けられる。各端子は、空洞３０ａ内の嵌合部分３
０の１つの片側又は他側に接点端３４ａを含むと共に、
本体部分２６の後方に突出してプリント回路板上に表面
取付され、回路板上の適当な回路手段と電気的接続を確
立するためのテイル端３４ｂを含んでいる。
取り付けられる。各端子は、空洞３０ａ内の嵌合部分３
０の１つの片側又は他側に接点端３４ａを含むと共に、
本体部分２６の後方に突出してプリント回路板上に表面
取付され、回路板上の適当な回路手段と電気的接続を確
立するためのテイル端３４ｂを含んでいる。
【００１４】複数の取付部分即ち耳状部３６は、本体部
分２６の後方に突出し、そして三角形のガセット３８に
よって本体部分に接合される。取付耳状部３６は、一般
的に平らで、プリント回路板の取付面の付近においてプ
リント回路板に一般的に平行に延びる。取付ペグ４０
（図３）は、各取付耳状部３６から下方に突出してプリ
ント回路板６０の適当な取付穴に挿入され、コネクタ２
２を半田付けの前に回路板に正確に位置設定しそして保
持する。フランジ即ち本体部分２６、受入部分２８、取
付耳状部３６、ガセット３８及び取付ペグ４０を含む全
コネクタハウジング２４は、プラスチック等の絶縁材料
で一体成形される。
分２６の後方に突出し、そして三角形のガセット３８に
よって本体部分に接合される。取付耳状部３６は、一般
的に平らで、プリント回路板の取付面の付近においてプ
リント回路板に一般的に平行に延びる。取付ペグ４０
（図３）は、各取付耳状部３６から下方に突出してプリ
ント回路板６０の適当な取付穴に挿入され、コネクタ２
２を半田付けの前に回路板に正確に位置設定しそして保
持する。フランジ即ち本体部分２６、受入部分２８、取
付耳状部３６、ガセット３８及び取付ペグ４０を含む全
コネクタハウジング２４は、プラスチック等の絶縁材料
で一体成形される。
【００１５】本発明によれば、コネクタ２２をプリント
回路板の取付面に保持するために各取付耳状部３６を取
り巻く保持クリップ４２が設けられる。より詳細には、
図１ないし図３と共に図４を参照すれば、各保持クリッ
プ４２は、一対の脚部４６の近方端を連結部分４４がま
たぐように形成された一般的にＵ字型のものである。図
１及び図６に最も良く示されたように、脚部は、各取付
耳状部３６の両側に沿って垂下するように構成される。
一般的に平らな足部分４８が脚部４６から外方に突出
し、プリント回路板の取付パッドに表面取り付けされ
る。連結部４４の前縁５２にはスロット５０が形成さ
れ、このスロットは、以下に述べるように、取付耳状部
３６のガセット３８のプラスチック材料に食い込むため
の内方に向いたとげ５４を有している。各保持クリップ
４２は、型抜き成形されたシートメタル材料の一体部品
である。
回路板の取付面に保持するために各取付耳状部３６を取
り巻く保持クリップ４２が設けられる。より詳細には、
図１ないし図３と共に図４を参照すれば、各保持クリッ
プ４２は、一対の脚部４６の近方端を連結部分４４がま
たぐように形成された一般的にＵ字型のものである。図
１及び図６に最も良く示されたように、脚部は、各取付
耳状部３６の両側に沿って垂下するように構成される。
一般的に平らな足部分４８が脚部４６から外方に突出
し、プリント回路板の取付パッドに表面取り付けされ
る。連結部４４の前縁５２にはスロット５０が形成さ
れ、このスロットは、以下に述べるように、取付耳状部
３６のガセット３８のプラスチック材料に食い込むため
の内方に向いたとげ５４を有している。各保持クリップ
４２は、型抜き成形されたシートメタル材料の一体部品
である。
【００１６】図５は、本体部分２６の後方に突出して一
般的に三角形のガセット３８により本体部分に接合され
る取付耳状部３６の１つ（図２のコネクタの右端の取付
耳状部）を示している。この取付耳状部３６の上面のす
ぐ上においてガセットに溝５６が形成される。この溝
は、取付クリップ４２（図４）を矢印Ａ（図５）の方向
に受け入れるサイズ及び形状にされる。本質的に、取付
クリップの連結部分４４のスロット５０は、とげ５４が
溝５６内のガセットのプラスチック材料に食い込むとき
に、溝５６内のガセット３８を取り巻く。この溝におい
て、ガセットは、連結部分におけるクリップのシートメ
タル材料の厚みよりも若干巾が広い。
般的に三角形のガセット３８により本体部分に接合され
る取付耳状部３６の１つ（図２のコネクタの右端の取付
耳状部）を示している。この取付耳状部３６の上面のす
ぐ上においてガセットに溝５６が形成される。この溝
は、取付クリップ４２（図４）を矢印Ａ（図５）の方向
に受け入れるサイズ及び形状にされる。本質的に、取付
クリップの連結部分４４のスロット５０は、とげ５４が
溝５６内のガセットのプラスチック材料に食い込むとき
に、溝５６内のガセット３８を取り巻く。この溝におい
て、ガセットは、連結部分におけるクリップのシートメ
タル材料の厚みよりも若干巾が広い。
【００１７】図６は、各保持クリップ４２の連結部４４
をその取付耳状部３６の上部にいかにのせるかを示して
おり、この場合に、クリップの脚部４６は取付耳状部３
６の両側に垂下し、そしてクリップの足部分４８はプリ
ント回路板６０の上面５８に係合される。足部分は、回
路板の上面の取付パッドに半田付けされる。取付ペグ４
０は、回路板の適当な取付穴を貫通して突出する。この
ような構成では、取付耳状部３６がクリップ４２の下に
固定され、一方、ガセットがクリップに固定される。
をその取付耳状部３６の上部にいかにのせるかを示して
おり、この場合に、クリップの脚部４６は取付耳状部３
６の両側に垂下し、そしてクリップの足部分４８はプリ
ント回路板６０の上面５８に係合される。足部分は、回
路板の上面の取付パッドに半田付けされる。取付ペグ４
０は、回路板の適当な取付穴を貫通して突出する。この
ような構成では、取付耳状部３６がクリップ４２の下に
固定され、一方、ガセットがクリップに固定される。
【００１８】図７ないし図９を参照すれば、本発明の第
２の実施形態による保持機構６４は、図１ないし図３の
保持機構２０のコネクタ２２と実質的に同一の細長い電
気コネクタ６６を備えている。これら２つの保持機構の
相違は、取付耳状部及び保持クリップにある。それ故、
図７ないし図９及び図１２において、上記コネクタ２２
に関連して既に述べた部品に対応するコネクタ６６の同
様の部品を指示するのに同じ参照番号を使用する。特
に、コネクタ６６は、細長い絶縁ハウジング２４を備
え、このハウジングは、フランジ即ち本体部分２６、チ
ャンネル３２を含むガイド部分２８、嵌合部分３０、及
び接点端３４ａとテイル３４ｂを含む端子３４を有して
いる。
２の実施形態による保持機構６４は、図１ないし図３の
保持機構２０のコネクタ２２と実質的に同一の細長い電
気コネクタ６６を備えている。これら２つの保持機構の
相違は、取付耳状部及び保持クリップにある。それ故、
図７ないし図９及び図１２において、上記コネクタ２２
に関連して既に述べた部品に対応するコネクタ６６の同
様の部品を指示するのに同じ参照番号を使用する。特
に、コネクタ６６は、細長い絶縁ハウジング２４を備
え、このハウジングは、フランジ即ち本体部分２６、チ
ャンネル３２を含むガイド部分２８、嵌合部分３０、及
び接点端３４ａとテイル３４ｂを含む端子３４を有して
いる。
【００１９】図７ないし図１４の保持機構６４は、本体
部分２４の後方に突出する複数の取付部分即ち耳状部６
８を備えている。金属のような個別の取付ポスト７０が
取付耳状部を経て下方に延びている。各々の取付耳状部
は、保持クリップ７４（図１０及び図１１）を受け入れ
るためにコネクタの後部から実質的に延びているスロッ
ト７２（図７，図１２及び図１４）を備えている。巾の
小さいくぼみ７３がスロット７２の内端に配置され、本
体２６の一部分へと延びている。スロット７２の下面に
はチャンネル９０が配置されている。図７ないし図９に
は、２つの保持クリップがコネクタハウジングの両端に
示されているだけであるが、中央の耳状部６８に第３の
クリップを取り付けることもできる。
部分２４の後方に突出する複数の取付部分即ち耳状部６
８を備えている。金属のような個別の取付ポスト７０が
取付耳状部を経て下方に延びている。各々の取付耳状部
は、保持クリップ７４（図１０及び図１１）を受け入れ
るためにコネクタの後部から実質的に延びているスロッ
ト７２（図７，図１２及び図１４）を備えている。巾の
小さいくぼみ７３がスロット７２の内端に配置され、本
体２６の一部分へと延びている。スロット７２の下面に
はチャンネル９０が配置されている。図７ないし図９に
は、２つの保持クリップがコネクタハウジングの両端に
示されているだけであるが、中央の耳状部６８に第３の
クリップを取り付けることもできる。
【００２０】図７ないし図９と共に図１０ないし図１２
を参照すれば、各保持クリップ７４は、図１ないし図６
の実施形態の取付クリップ４２と同様に、一般にＵ字型
であって、各取付耳状部６８の両側に沿って垂下するよ
う構成された一対の脚部７８の近方端を連結部７６がま
たぐように形成されている。又、クリップ４２と同様
に、保持クリップ７４は、プリント回路板の取付パッド
に表面接続するための一般的に平らな足部分８０を備え
ている。取付クリップ７４の相違点は、連結部分７６が
（１）前方に突出する舌状部８２と、（２）中央に配置
された穴８４と、（３）開口８８から曲げることにより
連結部分７６からずらされたタブ８６であって、図１１
に最も良く示されたように連結部分の平面からずらされ
ているタブ８６とを備えたことである。とげ８９は、舌
状部８２の縁から型抜きされる。
を参照すれば、各保持クリップ７４は、図１ないし図６
の実施形態の取付クリップ４２と同様に、一般にＵ字型
であって、各取付耳状部６８の両側に沿って垂下するよ
う構成された一対の脚部７８の近方端を連結部７６がま
たぐように形成されている。又、クリップ４２と同様
に、保持クリップ７４は、プリント回路板の取付パッド
に表面接続するための一般的に平らな足部分８０を備え
ている。取付クリップ７４の相違点は、連結部分７６が
（１）前方に突出する舌状部８２と、（２）中央に配置
された穴８４と、（３）開口８８から曲げることにより
連結部分７６からずらされたタブ８６であって、図１１
に最も良く示されたように連結部分の平面からずらされ
ているタブ８６とを備えたことである。とげ８９は、舌
状部８２の縁から型抜きされる。
【００２１】図１０ないし図１４を参照すれば、保持ク
リップ７４の連結部分７６が取付耳状部６８のスロット
７２に挿入されることが明らかであろう。舌状部８２、
特にそのとげ８９は、くぼみ７３のプラスチック材料に
食い込み、クリップを耳状部６８に保持し、一方、ずれ
たタブ８６は、チャンネル９０（図１２）へと下方に垂
下する。チャンネルの巾は、ずれたタブの巾よりも若干
大きく、クリップの横方向（コネクタの長手方向）移動
を防止する。取付ポスト７０は、クリップの連結部分の
穴８４を経て下方に挿入される。保持クリップが図１２
に示すように配置されると、クリップの足８０がプリン
ト回路板の取付パッドに半田付けされる。或いは、もし
所望であれば、舌状部８２及びとげ８９を除去すること
もできる。クリップを取付耳状部内に保持するために、
穴８４は、取付ポスト７０の直径とほぼ同じサイズにさ
れる。従って、ポストを挿入すると、クリップがハウジ
ングに固定される。
リップ７４の連結部分７６が取付耳状部６８のスロット
７２に挿入されることが明らかであろう。舌状部８２、
特にそのとげ８９は、くぼみ７３のプラスチック材料に
食い込み、クリップを耳状部６８に保持し、一方、ずれ
たタブ８６は、チャンネル９０（図１２）へと下方に垂
下する。チャンネルの巾は、ずれたタブの巾よりも若干
大きく、クリップの横方向（コネクタの長手方向）移動
を防止する。取付ポスト７０は、クリップの連結部分の
穴８４を経て下方に挿入される。保持クリップが図１２
に示すように配置されると、クリップの足８０がプリン
ト回路板の取付パッドに半田付けされる。或いは、もし
所望であれば、舌状部８２及びとげ８９を除去すること
もできる。クリップを取付耳状部内に保持するために、
穴８４は、取付ポスト７０の直径とほぼ同じサイズにさ
れる。従って、ポストを挿入すると、クリップがハウジ
ングに固定される。
【００２２】脚部４６の更に別の構成が図４に仮想線で
示されている。足部分４８を形成するように脚部の端を
曲げるのではなくて、脚部は、４６' で示すようにまっ
すぐに延び、このような脚部の端４６" が穴へと延び
る。或いは又、脚部は、穴を通して延びてから脚部４６
に対してある角度で曲げるか又は変形し（足部分４８と
同様の形状に）、そしてもし所望であれば、その後に半
田付けされる。
示されている。足部分４８を形成するように脚部の端を
曲げるのではなくて、脚部は、４６' で示すようにまっ
すぐに延び、このような脚部の端４６" が穴へと延び
る。或いは又、脚部は、穴を通して延びてから脚部４６
に対してある角度で曲げるか又は変形し（足部分４８と
同様の形状に）、そしてもし所望であれば、その後に半
田付けされる。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、１つ以上の保持部材が外側からコネクタに容易
に取り付けられ、細長いコネクタの特に長手方向にコネ
クタとプリント回路板とを支持するような保持機構が提
供され、そしてプリント回路板のような基板に取り付け
できる電気コネクタのための新規で且つ改良された保持
機構が提供された。
により、１つ以上の保持部材が外側からコネクタに容易
に取り付けられ、細長いコネクタの特に長手方向にコネ
クタとプリント回路板とを支持するような保持機構が提
供され、そしてプリント回路板のような基板に取り付け
できる電気コネクタのための新規で且つ改良された保持
機構が提供された。
【図１】本発明の１つの実施形態による保持機構を組み
込んだ細長い電気コネクタの斜視図である。
込んだ細長い電気コネクタの斜視図である。
【図２】図１のコネクタの上面図である。
【図３】図１のコネクタの底面図である。
【図４】保持クリップの１つを示す底面斜視図である。
【図５】一般的に図１の５−５線に沿った縦断面図で、
図示明瞭化のため保持クリップを取り外して示した図で
ある。
図示明瞭化のため保持クリップを取り外して示した図で
ある。
【図６】図５の６−６線の方向に見た部分正面図で、保
持クリップをハウジングに挿入した状態を示す図であ
る。
持クリップをハウジングに挿入した状態を示す図であ
る。
【図７】本発明の第２の実施形態による保持機構を組み
込んだ細長い電気コネクタの斜視図である。
込んだ細長い電気コネクタの斜視図である。
【図８】図７のコネクタの上面図である。
【図９】図７のコネクタの底面図である。
【図１０】図７のコネクタの保持クリップの１つを示す
上面図である。
上面図である。
【図１１】図１０の右側に向かって見た保持クリップの
側面図である。
側面図である。
【図１２】一般的に図７の１２−１２線に沿った縦断面
図である。
図である。
【図１３】第２の実施形態の保持クリップの底面斜視図
である。
である。
【図１４】一般的に図１２の１４−１４線に沿った部分
横断面図であって、図示明瞭化のために保持クリップ及
び取付ポストを取り外した図である。
横断面図であって、図示明瞭化のために保持クリップ及
び取付ポストを取り外した図である。
２０ 保持機構 ２２ 電気コネクタ ２４ 絶縁ハウジング ２６ フランジ即ち本体部分 ２８ 一対の端ガイド部分 ３２ チャンネル ３４ 端子 ３４ａ 接点端 ３４ｂ テイル端 ３６ 取付耳状部 ３８ ガセット ４０ 取付ペグ ４２ 保持クリップ ４４ 連結部分 ４６ 脚部 ４８ 足部分 ５０ スロット ５４ とげ ５６ 溝 ６０ プリント回路板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド アール スキミッドガル アメリカ合衆国 イリノイ州 ウッド デ ール ノース セントラル 163
Claims (10)
- 【請求項１】 プリント回路板６０のような基板に取り
付けることのできる電気コネクタ２２，６６の保持機構
２０，６４において、端子受入空洞を有する絶縁ハウジ
ング２４を備え、上記空洞には複数の端子３４が取り付
けられ、上記ハウジングは上記回路板の表面５８に取り
付けられて、上記端子が回路板上の適当な回路トレース
と電気的接続を確立し、更に、上記ハウジングは、上記
回路板の表面付近で上記回路板に一般的に平行に突出す
る少なくとも１つの後方に突出する取付部分３６，６８
を含み、更に、上記ハウジングの取付部分に取り付けら
れた一般的にＵ字型の保持クリップ４２，７４を備え、
この保持クリップは、一対の脚部４６，７８の近方端を
連結部分４４，７６がまたぐように形成され、上記脚部
は、一般的に上記ハウジングの上記取付部分の両側に沿
って垂下するように構成され、上記脚部の端部４８，８
０は、上記プリント回路板に取り付けられ、そして更
に、上記保持クリップの連結部分と上記ハウジングの取
付部分との間にあって上記クリップを保持するための相
補的に相互係合する保持手段３８，５０，５６，７２，
８２，８６，９０を備えたことを特徴とする保持機構。 - 【請求項２】 上記保持クリップの上記端部は、上記プ
リント回路板の表面に表面接続するための実質的に平ら
な表面取付足部分を備えた請求項１に記載の保持機構。 - 【請求項３】 上記保持クリップは、型抜き成形された
シートメタル材料の一体的部品よりなる請求項２に記載
の保持機構。 - 【請求項４】 上記ハウジングの取付部品は、この取付
部品をハウジングの細長い本体部分に接合するガセット
３８を備え、そして上記保持クリップの連結部分は、こ
のガセットに係合して上記クリップをハウジングに保持
する請求項１に記載の保持機構。 - 【請求項５】 上記相補的な相互係合保持手段は、上記
保持クリップの連結部分を受け入れる溝５６を上記ガセ
ットに含む請求項４に記載の保持機構。 - 【請求項６】 上記保持クリップの連結部分は、上記ガ
セットを取り巻いて上記溝へと突出する欠切領域５０を
含む請求項５に記載の保持機構。 - 【請求項７】 上記ハウジングの取付部分は、上記保持
クリップ７４の少なくとも連結部分７６を受け入れるた
めの上記回路板に一般的に平行なクリップ受入スロット
７２を含む請求項１に記載の保持機構。 - 【請求項８】 上記保持クリップ７４の連結部分７６
は、上記ハウジングのくぼみ７２に圧入するための舌状
部８２を含む請求項７に記載の保持機構。 - 【請求項９】 上記保持クリップ７４の連結部分７６
は、独立した取付ポスト７０を挿入することのできる穴
８４を含む請求項７に記載の保持機構。 - 【請求項１０】 上記保持クリップ７４の連結部分７６
は、上記クリップの横移動を防止するために上記スロッ
ト７２の内部に配置されたチャンネル９０に受け入れら
れるずれたタブ８６を備えた請求項７に記載の保持機
構。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/430,983 US5622519A (en) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | Retention system for electrical connectors on printed circuit boards |
| US08/430,983 | 1995-04-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08306413A true JPH08306413A (ja) | 1996-11-22 |
| JP3082069B2 JP3082069B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=23709931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08131311A Expired - Fee Related JP3082069B2 (ja) | 1995-04-28 | 1996-04-26 | 電気コネクタをプリント回路基板に保持する保持機構 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5622519A (ja) |
| JP (1) | JP3082069B2 (ja) |
| GB (1) | GB2300313B (ja) |
| MY (1) | MY112833A (ja) |
| SG (1) | SG38965A1 (ja) |
| TW (1) | TW308746B (ja) |
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