JP3082069B2 - 電気コネクタをプリント回路基板に保持する保持機構 - Google Patents
電気コネクタをプリント回路基板に保持する保持機構Info
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
- H01R12/707—Soldering or welding
-
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/722—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits
- H01R12/725—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits containing contact members presenting a contact carrying strip, e.g. edge-like strip
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コネクタに係り、
より詳細には、電気コネクタをプリント回路基板のよう
な基板に表面実装するための保持機構に関する。
より詳細には、電気コネクタをプリント回路基板のよう
な基板に表面実装するための保持機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリント回路基板上の各電気回路配線に
端子が電気的に接続されるようにプリント回路基板に取
り付けることのできる電気コネクタが良く知られてい
る。端子は、電気コネクタから突出する半田テイルを有
し、これがプリント回路基板の穴に挿入されるか、或い
はプリント回路基板にほぼ平行な取付面を有し、これが
プリント回路基板上の回路配線に電気的係合するように
表面実装される。いずれにせよ、端子は、半田テイルと
プリント回路基板のメッキされたスルーホールとの間、
又は表面取付された取付面とプリント回路基板表面の回
路配線との間の半田接続によりプリント回路基板の回路
配線に接続されるのが最も一般的である。
端子が電気的に接続されるようにプリント回路基板に取
り付けることのできる電気コネクタが良く知られてい
る。端子は、電気コネクタから突出する半田テイルを有
し、これがプリント回路基板の穴に挿入されるか、或い
はプリント回路基板にほぼ平行な取付面を有し、これが
プリント回路基板上の回路配線に電気的係合するように
表面実装される。いずれにせよ、端子は、半田テイルと
プリント回路基板のメッキされたスルーホールとの間、
又は表面取付された取付面とプリント回路基板表面の回
路配線との間の半田接続によりプリント回路基板の回路
配線に接続されるのが最も一般的である。
【０００３】プリント回路基板に取り付けられる電気コ
ネクタに伴う１つの問題は、端子と基板の回路との間の
電気的接続部がしばしばストレスを受けて電気的接続が
弱くなったり破壊されたりすることである。これは、プ
リント回路基板に取り付けられる通常の形式の電気コネ
クタであって、１列以上の端子を設けるために電気コネ
クタが細長い構成にされた場合に特に言えることであ
る。
ネクタに伴う１つの問題は、端子と基板の回路との間の
電気的接続部がしばしばストレスを受けて電気的接続が
弱くなったり破壊されたりすることである。これは、プ
リント回路基板に取り付けられる通常の形式の電気コネ
クタであって、１列以上の端子を設けるために電気コネ
クタが細長い構成にされた場合に特に言えることであ
る。
【０００４】表面実装型の電気コネクタは、ほとんどの
場合に、電気コネクタをプリント回路基板の表面に固定
するために保持手段を有している。この保持手段は、電
気コネクタをプリント回路基板に永久的に固定するか又
は一時的に保持するものである。この保持手段は、絶縁
ハウジングと一体的な取付ペグによって形成されるか、
又は個別の保持具又はクリップによって形成される。代
表的な構成は、分岐形状の取付ペグ又はクリップに、プ
リント回路基板の反対面に係合するための外方に突出す
るフック又はとげを設け、この取付ペグ又はクリップを
プリント回路基板のスルーホールに弾力で挿入してプリ
ント回路基板の反対面にスナップ係合させ、電気コネク
タをプリント回路基板の片面に保持するというものであ
る。更に、スクリュー、ボルト又は他のクランプ器具の
形態の係合手段も設けられている。
場合に、電気コネクタをプリント回路基板の表面に固定
するために保持手段を有している。この保持手段は、電
気コネクタをプリント回路基板に永久的に固定するか又
は一時的に保持するものである。この保持手段は、絶縁
ハウジングと一体的な取付ペグによって形成されるか、
又は個別の保持具又はクリップによって形成される。代
表的な構成は、分岐形状の取付ペグ又はクリップに、プ
リント回路基板の反対面に係合するための外方に突出す
るフック又はとげを設け、この取付ペグ又はクリップを
プリント回路基板のスルーホールに弾力で挿入してプリ
ント回路基板の反対面にスナップ係合させ、電気コネク
タをプリント回路基板の片面に保持するというものであ
る。更に、スクリュー、ボルト又は他のクランプ器具の
形態の係合手段も設けられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子回
路が益々小型化され、電気コネクタ及び端子のサイズが
減少するのに伴い、これらのクランプ器具は、しばしば
実用性に乏しく、コスト効率もスペース効率も悪いもの
となって来ている。従って、種々の形式のクリップ又は
ブラケットが使用され、それら自体が実質的な半田付け
領域によってプリント回路基板の表面に固定されてい
る。このようなクリップ又はブラケットのほとんどは、
電気コネクタの外側に取り付けられ、細長い電気コネク
タを横切る方向に電気コネクタとプリント回路基板との
間の支持体を形成する。しかしながら、コンパクトな電
子的環境では、ブラケットやクリップを電気コネクタに
組み立てるのが困難であると共に、電気コネクタの長手
方向において電気コネクタとプリント回路基板との間に
充分な支持を与えることができない。本発明は、１つ以
上の保持部材が外側から電気コネクタに容易に取り付け
られ、細長い電気コネクタの特に長手方向に電気コネク
タとプリント回路基板とを支持するような保持機構を提
供することにより上記問題を解消することに向けられ
る。
路が益々小型化され、電気コネクタ及び端子のサイズが
減少するのに伴い、これらのクランプ器具は、しばしば
実用性に乏しく、コスト効率もスペース効率も悪いもの
となって来ている。従って、種々の形式のクリップ又は
ブラケットが使用され、それら自体が実質的な半田付け
領域によってプリント回路基板の表面に固定されてい
る。このようなクリップ又はブラケットのほとんどは、
電気コネクタの外側に取り付けられ、細長い電気コネク
タを横切る方向に電気コネクタとプリント回路基板との
間の支持体を形成する。しかしながら、コンパクトな電
子的環境では、ブラケットやクリップを電気コネクタに
組み立てるのが困難であると共に、電気コネクタの長手
方向において電気コネクタとプリント回路基板との間に
充分な支持を与えることができない。本発明は、１つ以
上の保持部材が外側から電気コネクタに容易に取り付け
られ、細長い電気コネクタの特に長手方向に電気コネク
タとプリント回路基板とを支持するような保持機構を提
供することにより上記問題を解消することに向けられ
る。
【０００６】そこで、本発明の目的は、プリント回路基
板のような基板に取り付けできる電気コネクタのための
新規で且つ改良された保持機構を提供することである。
板のような基板に取り付けできる電気コネクタのための
新規で且つ改良された保持機構を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の１つの実施形態
によれば、プリント回路基板等の基板に表面実装する電
気コネクタの保持機構であって、絶縁ハウジングに形成
した端子収容キャビティに複数の端子を収容して嵌合部
分を形成するとともに、前記絶縁ハウジングを保持クリ
ップにより基板に表面実装する保持手段を設ける電気コ
ネクタにおいて、前記絶縁ハウジング２４は、長手方向
に配置された複数の端子収容キャビティ３０ａを有して
おり、各端子収容キャビティ３０ａには複数の端子３４
が取り付けられて嵌合部分３０を形成するとともに前記
端子がプリント回路基板上の適当な回路配線と電気的接
続を確立し、前記絶縁ハウジング２４は、前記基板の表
面付近で前記基板にほぼ平行に、少なくとも１つの前記
絶縁ハウジング２４の前記嵌合部分３０の配列方向に対
してほぼ直交するように後方に突出する取付耳状部３
６，６８を含み、一対の脚部４６，７８の基端部間を連
結する連結部分４４，７６を有し、前記脚部は、前記絶
縁ハウジングの前記取付耳状部３６，６８の両側に沿っ
て垂下するように構成される保持手段を持ち、前記脚部
の取付端部４８，８０は、前記基板の表面に対向して固
定取付される取付面を有しており、前記保持手段は、前
記連結部分と前記絶縁ハウジングの前記取付耳状３６，
６８に介在して、相補的に相互係合する係合手段を備え
ていることを特徴とする保持機構が提供される。
によれば、プリント回路基板等の基板に表面実装する電
気コネクタの保持機構であって、絶縁ハウジングに形成
した端子収容キャビティに複数の端子を収容して嵌合部
分を形成するとともに、前記絶縁ハウジングを保持クリ
ップにより基板に表面実装する保持手段を設ける電気コ
ネクタにおいて、前記絶縁ハウジング２４は、長手方向
に配置された複数の端子収容キャビティ３０ａを有して
おり、各端子収容キャビティ３０ａには複数の端子３４
が取り付けられて嵌合部分３０を形成するとともに前記
端子がプリント回路基板上の適当な回路配線と電気的接
続を確立し、前記絶縁ハウジング２４は、前記基板の表
面付近で前記基板にほぼ平行に、少なくとも１つの前記
絶縁ハウジング２４の前記嵌合部分３０の配列方向に対
してほぼ直交するように後方に突出する取付耳状部３
６，６８を含み、一対の脚部４６，７８の基端部間を連
結する連結部分４４，７６を有し、前記脚部は、前記絶
縁ハウジングの前記取付耳状部３６，６８の両側に沿っ
て垂下するように構成される保持手段を持ち、前記脚部
の取付端部４８，８０は、前記基板の表面に対向して固
定取付される取付面を有しており、前記保持手段は、前
記連結部分と前記絶縁ハウジングの前記取付耳状３６，
６８に介在して、相補的に相互係合する係合手段を備え
ていることを特徴とする保持機構が提供される。
【０００８】ここに開示する保持クリップは、シートメ
タル材料から型抜き成形された一体部品である。保持ク
リップの足部分は、プリント回路基板の回路手段に表面
取り付けするためにほぼ平らである。
タル材料から型抜き成形された一体部品である。保持ク
リップの足部分は、プリント回路基板の回路手段に表面
取り付けするためにほぼ平らである。
【０００９】本発明の１つの実施形態において、絶縁ハ
ウジングの取付耳状部は、この取付耳状部を絶縁ハウジ
ングの本体部分に接合するガセットを備えている。この
ガセットは、保持クリップの連結部分を受け入れるため
の溝を含む。以下に説明するように、連結部分は、ガセ
ットを取り巻いて溝へと突出するスロットを含んでい
る。
ウジングの取付耳状部は、この取付耳状部を絶縁ハウジ
ングの本体部分に接合するガセットを備えている。この
ガセットは、保持クリップの連結部分を受け入れるため
の溝を含む。以下に説明するように、連結部分は、ガセ
ットを取り巻いて溝へと突出するスロットを含んでい
る。
【００１０】本発明の別の実施形態においては、プリン
ト回路基板６０のような基板に取り付けることのできる
電気コネクタ２２，６６の保持機構２０，６４におい
て、端子収容キャビティを有する絶縁ハウジング２４を
備え、上記端子収容キャビティには複数の端子３４が取
り付けられ、上記絶縁ハウジングは上記プリント回路基
板の表面５８に取り付けられて、上記端子がプリント回
路基板上の適当な回路配線と電気的接続を確立し、更
に、上記絶縁ハウジングは、上記プリント回路基板の表
面付近で上記プリント回路基板にほぼ平行に突出する少
なくとも１つの後方に突出する取付耳状部３６，６８を
含み、上記絶縁ハウジング２４の取付耳状部に取り付け
られた略Ｕ字型の保持クリップ４２，７４を備え、この
保持クリップは、一対の脚部４６，７８の近方端を連結
部分４４，７６がまたぐように形成され、上記脚部は、
上記絶縁ハウジングの上記取付耳状部の両側に沿って垂
下するように構成され、上記脚部の取付端部４８，８０
は、上記プリント回路基板に取り付けられ、そして上記
保持クリップの連結部分と上記絶縁ハウジングの取付耳
状部との間にあって上記保持クリップを保持するための
相補的に相互係合する係合手段を備え、前記保持クリッ
プ７４の連結部分７６は、独立した取付ポスト７０を挿
入することのできる穴８４を含むことを特徴とする保持
機構が提供される。また、プリント回路基板６０のよう
な基板に取り付けることのできる電気コネクタ２２，６
６の保持機構２０，６４において、端子収容キャビティ
を有する絶縁ハウジング２４を備え、上記端子収容キャ
ビティには複数の端子３４が取り付けられ、上記絶縁ハ
ウジングは上記プリント回路基板の表面５８に取り付け
られて、上記端子がプリント回路基板上の適当な回路配
線と電気的接続を確立し、更に、上記絶縁ハウジング
は、上記プリント回路基板の表面付近で上記プリント回
路基板にほぼ平行に突出する少なくとも１つの後方に突
出する取付耳状部３６，６８を含み、上記絶縁ハウジン
グの取付耳状部に取り付けられた略Ｕ字型の保持クリッ
プ４２，７４を備え、該保持クリップは、一対の脚部４
６，７８の近方端を連結部分４４，７６がまたぐように
形成され、上記脚部は、上記絶縁ハウジングの上記取付
耳状部の両側に沿って垂下するように構成され、上記脚
部の取付端部４８，８０は、上記プリント回路基板に取
り付けられ、そして上記保持クリップの連結部分と上記
絶縁ハウジングの取付耳状部との間にあって上記保持ク
リップを保持するための相補的に相互係合する係合手段
を備え、前記保持クリップ７４の連結部分７６は、前記
保持クリップの横移動を防止するために前記スロット７
２の内部に配置されたチャンネル９０に受け入れられる
ずれたタブ８６を備えたことを特徴とする保持機構をも
提供することが出来る。
ト回路基板６０のような基板に取り付けることのできる
電気コネクタ２２，６６の保持機構２０，６４におい
て、端子収容キャビティを有する絶縁ハウジング２４を
備え、上記端子収容キャビティには複数の端子３４が取
り付けられ、上記絶縁ハウジングは上記プリント回路基
板の表面５８に取り付けられて、上記端子がプリント回
路基板上の適当な回路配線と電気的接続を確立し、更
に、上記絶縁ハウジングは、上記プリント回路基板の表
面付近で上記プリント回路基板にほぼ平行に突出する少
なくとも１つの後方に突出する取付耳状部３６，６８を
含み、上記絶縁ハウジング２４の取付耳状部に取り付け
られた略Ｕ字型の保持クリップ４２，７４を備え、この
保持クリップは、一対の脚部４６，７８の近方端を連結
部分４４，７６がまたぐように形成され、上記脚部は、
上記絶縁ハウジングの上記取付耳状部の両側に沿って垂
下するように構成され、上記脚部の取付端部４８，８０
は、上記プリント回路基板に取り付けられ、そして上記
保持クリップの連結部分と上記絶縁ハウジングの取付耳
状部との間にあって上記保持クリップを保持するための
相補的に相互係合する係合手段を備え、前記保持クリッ
プ７４の連結部分７６は、独立した取付ポスト７０を挿
入することのできる穴８４を含むことを特徴とする保持
機構が提供される。また、プリント回路基板６０のよう
な基板に取り付けることのできる電気コネクタ２２，６
６の保持機構２０，６４において、端子収容キャビティ
を有する絶縁ハウジング２４を備え、上記端子収容キャ
ビティには複数の端子３４が取り付けられ、上記絶縁ハ
ウジングは上記プリント回路基板の表面５８に取り付け
られて、上記端子がプリント回路基板上の適当な回路配
線と電気的接続を確立し、更に、上記絶縁ハウジング
は、上記プリント回路基板の表面付近で上記プリント回
路基板にほぼ平行に突出する少なくとも１つの後方に突
出する取付耳状部３６，６８を含み、上記絶縁ハウジン
グの取付耳状部に取り付けられた略Ｕ字型の保持クリッ
プ４２，７４を備え、該保持クリップは、一対の脚部４
６，７８の近方端を連結部分４４，７６がまたぐように
形成され、上記脚部は、上記絶縁ハウジングの上記取付
耳状部の両側に沿って垂下するように構成され、上記脚
部の取付端部４８，８０は、上記プリント回路基板に取
り付けられ、そして上記保持クリップの連結部分と上記
絶縁ハウジングの取付耳状部との間にあって上記保持ク
リップを保持するための相補的に相互係合する係合手段
を備え、前記保持クリップ７４の連結部分７６は、前記
保持クリップの横移動を防止するために前記スロット７
２の内部に配置されたチャンネル９０に受け入れられる
ずれたタブ８６を備えたことを特徴とする保持機構をも
提供することが出来る。
【００１１】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実
施形態を詳細に説明する。添付図面の図１乃至図６は、
本発明の保持機構の１つの実施形態を示し、そして図７
乃至図１４は、保持機構の第２の実施形態を示す。図１
乃至図６の実施形態を最初に説明し、その後に、図７乃
至図１４の実施形態を説明する。
施形態を詳細に説明する。添付図面の図１乃至図６は、
本発明の保持機構の１つの実施形態を示し、そして図７
乃至図１４は、保持機構の第２の実施形態を示す。図１
乃至図６の実施形態を最初に説明し、その後に、図７乃
至図１４の実施形態を説明する。
【００１２】図１乃至図３を参照すれば、電気コネクタ
２２のための本発明による保持機構２０は、プリント回
路基板６０（図６）のような基板に取り付けられる。電
気コネクタ２２は、細長いもので、細長い絶縁ハウジン
グ２４を備え、この絶縁ハウジングは、細長いフランジ
即ち本体部分２６を有し、そしてこの本体部分２６は、
その前方に突出する一対の端ガイド部分２８間に延びて
いる。複数の嵌合部分３０も本体部分２６の前方に突出
している。これらの嵌合部分は、端ガイド部分２８のチ
ャンネル３２に挿入するための嵌合端を有する相補的な
電気コネクタ（図示せず）に嵌合される。
２２のための本発明による保持機構２０は、プリント回
路基板６０（図６）のような基板に取り付けられる。電
気コネクタ２２は、細長いもので、細長い絶縁ハウジン
グ２４を備え、この絶縁ハウジングは、細長いフランジ
即ち本体部分２６を有し、そしてこの本体部分２６は、
その前方に突出する一対の端ガイド部分２８間に延びて
いる。複数の嵌合部分３０も本体部分２６の前方に突出
している。これらの嵌合部分は、端ガイド部分２８のチ
ャンネル３２に挿入するための嵌合端を有する相補的な
電気コネクタ（図示せず）に嵌合される。
【００１３】本体部分２６を貫通して複数の端子３４が
取り付けられる。各端子は、端子収容キャビティ３０ａ
内の嵌合部分３０の１つの片側又は他側に接点端３４ａ
を含むと共に、本体部分２６の後方に突出してプリント
回路基板上に表面取付され、プリント回路基板上の適当
な回路手段と電気的接続を確立するためのテイル端３４
ｂを含んでいる。
取り付けられる。各端子は、端子収容キャビティ３０ａ
内の嵌合部分３０の１つの片側又は他側に接点端３４ａ
を含むと共に、本体部分２６の後方に突出してプリント
回路基板上に表面取付され、プリント回路基板上の適当
な回路手段と電気的接続を確立するためのテイル端３４
ｂを含んでいる。
【００１４】複数の取付部分即ち取付耳状部３６は、本
体部分２６の後方に突出し、そして三角形のガセット３
８によって本体部分に接合される。取付耳状部３６は、
ほぼ平坦で、プリント回路基板の取付面の付近において
プリント回路基板にほぼ平行に延びる。取付ペグ４０
（図３）は、各取付耳状部３６から下方に突出してプリ
ント回路基板６０の適当な取付穴に挿入され、電気コネ
クタ２２を半田付けの前にプリント回路基板に正確に位
置設定しそして保持する。フランジ即ち本体部分２６、
端ガイド部分２８、取付耳状部３６、ガセット３８及び
取付ペグ４０を含む全絶縁ハウジング２４は、プラスチ
ック等の絶縁材料で一体成形される。
体部分２６の後方に突出し、そして三角形のガセット３
８によって本体部分に接合される。取付耳状部３６は、
ほぼ平坦で、プリント回路基板の取付面の付近において
プリント回路基板にほぼ平行に延びる。取付ペグ４０
（図３）は、各取付耳状部３６から下方に突出してプリ
ント回路基板６０の適当な取付穴に挿入され、電気コネ
クタ２２を半田付けの前にプリント回路基板に正確に位
置設定しそして保持する。フランジ即ち本体部分２６、
端ガイド部分２８、取付耳状部３６、ガセット３８及び
取付ペグ４０を含む全絶縁ハウジング２４は、プラスチ
ック等の絶縁材料で一体成形される。
【００１５】本発明によれば、電気コネクタ２２をプリ
ント回路基板の取付面に保持するために各取付耳状部３
６を取り巻き、保持手段として機能する保持クリップ４
２が設けられる。より詳細には、図１乃至図３と共に図
４を参照すれば、各保持クリップ４２は、一対の脚部４
６の基端部間を連結する連結部分４４が形成された略Ｕ
字型のものである。図１及び図６に最も良く示されたよ
うに、脚部４６は、各取付耳状部３６の両側に沿って垂
下するように構成される。ほぼ平坦な取付面を有する取
付端部４８が脚部４６から外方に突出し、プリント回路
基板の取付パッドに表面取り付けされる。連結部分４４
の前縁５２にはスロット５０が形成され、このスロット
は、以下に述べるように、取付耳状部３６のガセット３
８のプラスチック材料に食い込むための内方に向いたと
げ５４を有している。各保持クリップ４２は、型抜き成
形されたシートメタル材料の一体部品である。
ント回路基板の取付面に保持するために各取付耳状部３
６を取り巻き、保持手段として機能する保持クリップ４
２が設けられる。より詳細には、図１乃至図３と共に図
４を参照すれば、各保持クリップ４２は、一対の脚部４
６の基端部間を連結する連結部分４４が形成された略Ｕ
字型のものである。図１及び図６に最も良く示されたよ
うに、脚部４６は、各取付耳状部３６の両側に沿って垂
下するように構成される。ほぼ平坦な取付面を有する取
付端部４８が脚部４６から外方に突出し、プリント回路
基板の取付パッドに表面取り付けされる。連結部分４４
の前縁５２にはスロット５０が形成され、このスロット
は、以下に述べるように、取付耳状部３６のガセット３
８のプラスチック材料に食い込むための内方に向いたと
げ５４を有している。各保持クリップ４２は、型抜き成
形されたシートメタル材料の一体部品である。
【００１６】図５は、本体部分２６の後方に突出して略
三角形のガセット３８により本体部分に接合される取付
耳状部３６の１つ（図２の電気コネクタの右端の取付耳
状部）を示している。この取付耳状部３６の上面のすぐ
上においてガセット３８に溝５６が形成される。この溝
は、保持クリップ４２（図４）を矢印Ａ（図５）の方向
に受け入れるサイズ及び形状にされる。本質的に、保持
クリップの連結部分４４のスロット５０は、とげ５４が
溝５６内のガセットのプラスチック材料に食い込むとき
に、溝５６内のガセット３８を取り巻く。この溝におい
て、ガセットは、連結部分における保持クリップのシー
トメタル材料の厚みよりも若干巾が広い。
三角形のガセット３８により本体部分に接合される取付
耳状部３６の１つ（図２の電気コネクタの右端の取付耳
状部）を示している。この取付耳状部３６の上面のすぐ
上においてガセット３８に溝５６が形成される。この溝
は、保持クリップ４２（図４）を矢印Ａ（図５）の方向
に受け入れるサイズ及び形状にされる。本質的に、保持
クリップの連結部分４４のスロット５０は、とげ５４が
溝５６内のガセットのプラスチック材料に食い込むとき
に、溝５６内のガセット３８を取り巻く。この溝におい
て、ガセットは、連結部分における保持クリップのシー
トメタル材料の厚みよりも若干巾が広い。
【００１７】図６は、各保持クリップ４２の連結部分４
４をその取付耳状部３６の上部にいかにのせるかを示し
ており、この場合に、保持クリップの脚部４６は取付耳
状部３６の両側に垂下し、そして保持クリップの足部分
はプリント回路基板６０の表面５８に係合される。取付
端部は、プリント回路基板の上面の取付パッドに半田付
けされる。取付ペグ４０は、プリント回路基板６０の適
当な取付穴を貫通して突出する。このような構成では、
取付耳状部３６が保持クリップ４２の下に固定され、一
方、ガセットが保持クリップに固定される。
４をその取付耳状部３６の上部にいかにのせるかを示し
ており、この場合に、保持クリップの脚部４６は取付耳
状部３６の両側に垂下し、そして保持クリップの足部分
はプリント回路基板６０の表面５８に係合される。取付
端部は、プリント回路基板の上面の取付パッドに半田付
けされる。取付ペグ４０は、プリント回路基板６０の適
当な取付穴を貫通して突出する。このような構成では、
取付耳状部３６が保持クリップ４２の下に固定され、一
方、ガセットが保持クリップに固定される。
【００１８】すなわち、本発明の第１の実施態様による
構成は、プリント回路基板等の基板に表面実装する電気
コネクタの保持機構であって、絶縁ハウジングに形成し
た端子収容キャビティに複数の端子を収容して嵌合部分
を形成するとともに、前記絶縁ハウジングを保持クリッ
プにより基板に表面実装する保持手段を設ける電気コネ
クタにおいて、前記絶縁ハウジング２４は、長手方向に
配置された複数の端子収容キャビティを有しており、各
端子収容キャビティには複数の端子３４が取り付けられ
て嵌合部分３０を形成するとともに前記端子がプリント
回路基板上の適当な回路配線と電気的接続を確立し、前
記絶縁ハウジングは、前記基板の表面付近で前記基板に
ほぼ平行に、少なくとも１つの前記絶縁ハウジングの前
記嵌合部分の配列方向に対してほぼ直交するように後方
に突出する取付耳状部３６，６８を含み、一対の脚部４
６，７８の基端部間を連結する連結部分４４，７６を有
し、前記脚部は、前記絶縁ハウジングの前記取付耳状部
３６，６８の両側に沿って垂下するように構成される保
持手段を持ち、前記脚部の取付端部４８，８０は、前記
基板の表面に対向して固定取付される取付面を有してお
り、前記保持手段は、前記連結部分と前記絶縁ハウジン
グの前記取付耳状部３６，６８に介在して、相補的に相
互係合する係合手段を備えている。
構成は、プリント回路基板等の基板に表面実装する電気
コネクタの保持機構であって、絶縁ハウジングに形成し
た端子収容キャビティに複数の端子を収容して嵌合部分
を形成するとともに、前記絶縁ハウジングを保持クリッ
プにより基板に表面実装する保持手段を設ける電気コネ
クタにおいて、前記絶縁ハウジング２４は、長手方向に
配置された複数の端子収容キャビティを有しており、各
端子収容キャビティには複数の端子３４が取り付けられ
て嵌合部分３０を形成するとともに前記端子がプリント
回路基板上の適当な回路配線と電気的接続を確立し、前
記絶縁ハウジングは、前記基板の表面付近で前記基板に
ほぼ平行に、少なくとも１つの前記絶縁ハウジングの前
記嵌合部分の配列方向に対してほぼ直交するように後方
に突出する取付耳状部３６，６８を含み、一対の脚部４
６，７８の基端部間を連結する連結部分４４，７６を有
し、前記脚部は、前記絶縁ハウジングの前記取付耳状部
３６，６８の両側に沿って垂下するように構成される保
持手段を持ち、前記脚部の取付端部４８，８０は、前記
基板の表面に対向して固定取付される取付面を有してお
り、前記保持手段は、前記連結部分と前記絶縁ハウジン
グの前記取付耳状部３６，６８に介在して、相補的に相
互係合する係合手段を備えている。
【００１９】図７乃至図９を参照すれば、本発明の第２
の実施形態による保持機構６４は、図１乃至図３の保持
機構２０の電気コネクタ２２と実質的に同一の細長い電
気コネクタ６６を備えている。これら２つの保持機構の
相違は、取付耳状部及び保持クリップにある。それ故、
図７乃至図９及び図１２において、上記電気コネクタ２
２に関連して既に述べた部品に対応する電気コネクタ６
６の同様の部品を指示するのに同じ参照番号を使用す
る。特に、電気コネクタ６６は、細長い絶縁ハウジング
２４を備え、この絶縁ハウジングは、フランジ即ち本体
部分２６、チャンネル３２を含む端ガイド部分２８、嵌
合部分３０、及び接点端３４ａとテイル端３４ｂを含む
端子３４を有している。
の実施形態による保持機構６４は、図１乃至図３の保持
機構２０の電気コネクタ２２と実質的に同一の細長い電
気コネクタ６６を備えている。これら２つの保持機構の
相違は、取付耳状部及び保持クリップにある。それ故、
図７乃至図９及び図１２において、上記電気コネクタ２
２に関連して既に述べた部品に対応する電気コネクタ６
６の同様の部品を指示するのに同じ参照番号を使用す
る。特に、電気コネクタ６６は、細長い絶縁ハウジング
２４を備え、この絶縁ハウジングは、フランジ即ち本体
部分２６、チャンネル３２を含む端ガイド部分２８、嵌
合部分３０、及び接点端３４ａとテイル端３４ｂを含む
端子３４を有している。
【００２０】図７乃至図１４の保持機構６４は、本体部
分２６の後方に突出する複数の取付部分即ち取付耳状部
６８を備えている。金属のような個別の取付ポスト７０
が取付耳状部を経て下方に延びている。各々の取付耳状
部は、保持クリップ７４（図１０及び図１１）を受け入
れるために電気コネクタの後部から実質的に延びている
スロット７２（図７，図１２及び図１４）を備えてい
る。巾の小さいくぼみ７３がスロット７２の内端に配置
され、本体部分２６の一部分へと延びている。スロット
７２の下面にはチャンネル９０が配置されている。図７
乃至図９には、２つの保持クリップが絶縁ハウジングの
両端に示されているだけであるが、中央の取付耳状部６
８に第３の保持クリップを取り付けることもできる。
分２６の後方に突出する複数の取付部分即ち取付耳状部
６８を備えている。金属のような個別の取付ポスト７０
が取付耳状部を経て下方に延びている。各々の取付耳状
部は、保持クリップ７４（図１０及び図１１）を受け入
れるために電気コネクタの後部から実質的に延びている
スロット７２（図７，図１２及び図１４）を備えてい
る。巾の小さいくぼみ７３がスロット７２の内端に配置
され、本体部分２６の一部分へと延びている。スロット
７２の下面にはチャンネル９０が配置されている。図７
乃至図９には、２つの保持クリップが絶縁ハウジングの
両端に示されているだけであるが、中央の取付耳状部６
８に第３の保持クリップを取り付けることもできる。
【００２１】図７乃至図９と共に図１０乃至図１２を参
照すれば、各保持クリップ７４は、図１乃至図６の実施
形態の保持クリップ４２と同様に、略Ｕ字型であって、
各取付耳状部６８の両側に沿って垂下するよう構成され
た一対の脚部７８の基端部間を連結する連結部分７６が
形成されている。又、保持クリップ４２と同様に、保持
クリップ７４は、プリント回路基板の取付パッドに表面
接続するためのほぼ平坦な取付端部８０を備えている。
保持クリップ７４の相違点は、連結部分７６が（１）前
方に突出する舌状部８２と、（２）中央に配置された穴
８４と、（３）開口８８から曲げることにより連結部分
７６からずらされ、図１１に最も良く示されたように連
結部分の平面からずらされているタブ８６とを備えたこ
とである。とげ８９は、舌状部８２の縁から型抜きされ
る。
照すれば、各保持クリップ７４は、図１乃至図６の実施
形態の保持クリップ４２と同様に、略Ｕ字型であって、
各取付耳状部６８の両側に沿って垂下するよう構成され
た一対の脚部７８の基端部間を連結する連結部分７６が
形成されている。又、保持クリップ４２と同様に、保持
クリップ７４は、プリント回路基板の取付パッドに表面
接続するためのほぼ平坦な取付端部８０を備えている。
保持クリップ７４の相違点は、連結部分７６が（１）前
方に突出する舌状部８２と、（２）中央に配置された穴
８４と、（３）開口８８から曲げることにより連結部分
７６からずらされ、図１１に最も良く示されたように連
結部分の平面からずらされているタブ８６とを備えたこ
とである。とげ８９は、舌状部８２の縁から型抜きされ
る。
【００２２】図１０乃至図１４を参照すれば、保持クリ
ップ７４の連結部分７６が取付耳状部６８のスロット７
２に挿入されることが明らかであろう。舌状部８２、特
にそのとげ８９は、くぼみ７３のプラスチック材料に食
い込み、保持クリップを取付耳状部６８に保持し、一
方、ずれたタブ８６は、チャンネル９０（図１２）へと
下方に垂下する。チャンネルの巾は、ずれたタブの巾よ
りも若干大きく、保持クリップの横方向（電気コネクタ
の長手方向）移動を防止する。取付ポスト７０は、保持
クリップの連結部分の穴８４を経て下方に挿入される。
保持クリップが図１２に示すように配置されると、保持
クリップの足がプリント回路基板の取付パッドに半田付
けされる。或いは、もし所望であれば、舌状部８２及び
とげ８９を除去することもできる。保持クリップを取付
耳状部内に保持するために、穴８４は、取付ポスト７０
の直径とほぼ同じサイズにされる。従って、取付ポスト
を挿入すると、保持クリップが絶縁ハウジングに固定さ
れる。
ップ７４の連結部分７６が取付耳状部６８のスロット７
２に挿入されることが明らかであろう。舌状部８２、特
にそのとげ８９は、くぼみ７３のプラスチック材料に食
い込み、保持クリップを取付耳状部６８に保持し、一
方、ずれたタブ８６は、チャンネル９０（図１２）へと
下方に垂下する。チャンネルの巾は、ずれたタブの巾よ
りも若干大きく、保持クリップの横方向（電気コネクタ
の長手方向）移動を防止する。取付ポスト７０は、保持
クリップの連結部分の穴８４を経て下方に挿入される。
保持クリップが図１２に示すように配置されると、保持
クリップの足がプリント回路基板の取付パッドに半田付
けされる。或いは、もし所望であれば、舌状部８２及び
とげ８９を除去することもできる。保持クリップを取付
耳状部内に保持するために、穴８４は、取付ポスト７０
の直径とほぼ同じサイズにされる。従って、取付ポスト
を挿入すると、保持クリップが絶縁ハウジングに固定さ
れる。
【００２３】脚部４６の更に別の構成が図４に仮想線で
示されている。足部分を形成するように脚部の端を曲げ
るのではなくて、脚部は、４６' で示すようにまっすぐ
に延び、このような脚部の端４６" が穴へと延びる。或
いは又、脚部は、穴を通して延びてから脚部４６に対し
てある角度で曲げるか又は変形し（脚部４６と同様の形
状に）、そしてもし所望であれば、その後に半田付けさ
れる。
示されている。足部分を形成するように脚部の端を曲げ
るのではなくて、脚部は、４６' で示すようにまっすぐ
に延び、このような脚部の端４６" が穴へと延びる。或
いは又、脚部は、穴を通して延びてから脚部４６に対し
てある角度で曲げるか又は変形し（脚部４６と同様の形
状に）、そしてもし所望であれば、その後に半田付けさ
れる。
【００２４】すなわち、本発明の第２の実施態様によれ
ば、プリント回路基板６０のような基板に取り付けるこ
とのできる電気コネクタ２２，６６の保持機構２０，６
４において、端子収容キャビティを有する絶縁ハウジン
グ２４を備え、上記端子収容キャビティには複数の端子
３４が取り付けられ、上記絶縁ハウジングは上記プリン
ト回路基板の表面５８に取り付けられて、上記端子がプ
リント回路基板上の適当な回路配線と電気的接続を確立
し、更に、上記絶縁ハウジングは、上記プリント回路基
板の表面付近で上記プリント回路基板にほぼ平行に突出
する少なくとも１つの後方に突出する取付耳状部３６，
６８を含み、上記絶縁ハウジングの取付耳状部に取り付
けられた略Ｕ字型の保持クリップ４２，７４を備え、こ
の保持クリップは、一対の脚部４６，７８の近方端を連
結部分４４，７６がまたぐように形成され、上記脚部
は、上記絶縁ハウジングの上記取付耳状部の両側に沿っ
て垂下するように構成され、上記脚部の取付端部４８，
８０は、上記プリント回路基板に取り付けられ、そして
上記保持クリップの連結部分と上記絶縁ハウジングの取
付耳状部との間にあって上記保持クリップを保持するた
めの相補的に相互係合する係合手段を備え、前記保持ク
リップ７４の連結部分７６は、独立した取付ポスト７０
を挿入することのできる穴８４を含む構成を得ることが
出来る。
ば、プリント回路基板６０のような基板に取り付けるこ
とのできる電気コネクタ２２，６６の保持機構２０，６
４において、端子収容キャビティを有する絶縁ハウジン
グ２４を備え、上記端子収容キャビティには複数の端子
３４が取り付けられ、上記絶縁ハウジングは上記プリン
ト回路基板の表面５８に取り付けられて、上記端子がプ
リント回路基板上の適当な回路配線と電気的接続を確立
し、更に、上記絶縁ハウジングは、上記プリント回路基
板の表面付近で上記プリント回路基板にほぼ平行に突出
する少なくとも１つの後方に突出する取付耳状部３６，
６８を含み、上記絶縁ハウジングの取付耳状部に取り付
けられた略Ｕ字型の保持クリップ４２，７４を備え、こ
の保持クリップは、一対の脚部４６，７８の近方端を連
結部分４４，７６がまたぐように形成され、上記脚部
は、上記絶縁ハウジングの上記取付耳状部の両側に沿っ
て垂下するように構成され、上記脚部の取付端部４８，
８０は、上記プリント回路基板に取り付けられ、そして
上記保持クリップの連結部分と上記絶縁ハウジングの取
付耳状部との間にあって上記保持クリップを保持するた
めの相補的に相互係合する係合手段を備え、前記保持ク
リップ７４の連結部分７６は、独立した取付ポスト７０
を挿入することのできる穴８４を含む構成を得ることが
出来る。
【００２５】また、本発明によれば、プリント回路基板
６０のような基板に取り付けることのできる電気コネク
タ２２，６６の保持機構２０，６４において、端子収容
キャビティを有する絶縁ハウジング２４を備え、上記端
子収容キャビティには複数の端子３４が取り付けられ、
上記絶縁ハウジングは上記プリント回路基板の表面５８
に取り付けられて、上記端子がプリント回路基板上の適
当な回路配線と電気的接続を確立し、更に、上記絶縁ハ
ウジングは、上記プリント回路基板の表面付近で上記プ
リント回路基板にほぼ平行に突出する少なくとも１つの
後方に突出する取付耳状部３６，６８を含み、上記絶縁
ハウジングの取付耳状部に取り付けられた略Ｕ字型の保
持クリップ４２，７４を備え、該保持クリップは、一対
の脚部４６，７８の近方端を連結部分４４，７６がまた
ぐように形成され、上記脚部は、上記絶縁ハウジングの
上記取付耳状部の両側に沿って垂下するように構成さ
れ、上記脚部の取付端部４８，８０は、上記プリント回
路基板に取り付けられ、そして上記保持クリップの連結
部分と上記絶縁ハウジングの取付耳状部との間にあって
上記保持クリップを保持するための相補的に相互係合す
る係合手段を備え、前記保持クリップ７４の連結部分７
６は、前記保持クリップの横移動を防止するために前記
スロット７２の内部に配置されたチャンネル９０に受け
入れられるずれたタブ８６を備えた構成が得られる。
６０のような基板に取り付けることのできる電気コネク
タ２２，６６の保持機構２０，６４において、端子収容
キャビティを有する絶縁ハウジング２４を備え、上記端
子収容キャビティには複数の端子３４が取り付けられ、
上記絶縁ハウジングは上記プリント回路基板の表面５８
に取り付けられて、上記端子がプリント回路基板上の適
当な回路配線と電気的接続を確立し、更に、上記絶縁ハ
ウジングは、上記プリント回路基板の表面付近で上記プ
リント回路基板にほぼ平行に突出する少なくとも１つの
後方に突出する取付耳状部３６，６８を含み、上記絶縁
ハウジングの取付耳状部に取り付けられた略Ｕ字型の保
持クリップ４２，７４を備え、該保持クリップは、一対
の脚部４６，７８の近方端を連結部分４４，７６がまた
ぐように形成され、上記脚部は、上記絶縁ハウジングの
上記取付耳状部の両側に沿って垂下するように構成さ
れ、上記脚部の取付端部４８，８０は、上記プリント回
路基板に取り付けられ、そして上記保持クリップの連結
部分と上記絶縁ハウジングの取付耳状部との間にあって
上記保持クリップを保持するための相補的に相互係合す
る係合手段を備え、前記保持クリップ７４の連結部分７
６は、前記保持クリップの横移動を防止するために前記
スロット７２の内部に配置されたチャンネル９０に受け
入れられるずれたタブ８６を備えた構成が得られる。
【００２６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、１つ以上の保持部材が外側から電気コネクタに
容易に取り付けられ、細長い電気コネクタの特に長手方
向に電気コネクタとプリント回路基板とを支持するよう
な保持機構が提供され、そしてプリント回路基板のよう
な基板に取り付けできる電気コネクタのための新規で且
つ改良された保持機構が提供された。
により、１つ以上の保持部材が外側から電気コネクタに
容易に取り付けられ、細長い電気コネクタの特に長手方
向に電気コネクタとプリント回路基板とを支持するよう
な保持機構が提供され、そしてプリント回路基板のよう
な基板に取り付けできる電気コネクタのための新規で且
つ改良された保持機構が提供された。
【図１】本発明の１つの実施形態による保持機構を組み
込んだ細長い電気コネクタの斜視図である。
込んだ細長い電気コネクタの斜視図である。
【図２】図１の電気コネクタの上面図である。
【図３】図１の電気コネクタの底面図である。
【図４】保持クリップの１つを示す底面斜視図である。
【図５】図１の５−５線に沿った縦断面図で、図示明瞭
化のため保持クリップを取り外して示した図である。
化のため保持クリップを取り外して示した図である。
【図６】図５の６−６線の方向に見た部分正面図で、保
持クリップを絶縁ハウジングに挿入した状態を示す図で
ある。
持クリップを絶縁ハウジングに挿入した状態を示す図で
ある。
【図７】本発明の第２の実施形態による保持機構を組み
込んだ細長い電気コネクタの斜視図である。
込んだ細長い電気コネクタの斜視図である。
【図８】図７の電気コネクタの上面図である。
【図９】図７の電気コネクタの底面図である。
【図１０】図７の電気コネクタの保持クリップの１つを
示す上面図である。
示す上面図である。
【図１１】図１０の右側に向かって見た保持クリップの
側面図である。
側面図である。
【図１２】図７の１２−１２線に沿った縦断面図であ
る。
る。
【図１３】第２の実施形態の保持クリップの底面斜視図
である。
である。
【図１４】図１２の１４−１４線に沿った部分横断面図
であって、図示明瞭化のために保持クリップ及び取付ポ
ストを取り外した図である。
であって、図示明瞭化のために保持クリップ及び取付ポ
ストを取り外した図である。
２０ 保持機構 ２２ 電気コネクタ ２４ 絶縁ハウジング ２６ フランジ即ち本体部分 ２８ 端ガイド部分 ３２ チャンネル ３４ 端子 ３４ａ 接点端 ３４ｂ テイル端 ３６ 取付耳状部 ３８ ガセット ４０ 取付ペグ ４２ 保持クリップ ４４ 連結部分 ４６ 脚部 ４８ 取付端部 ５０ スロット ５４ とげ ５６ 溝 ６０ プリント回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド アール スキミッドガル アメリカ合衆国 イリノイ州 ウッド デール ノース セントラル 163 (56)参考文献 特開 平４−349374（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−215835（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−251813（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−333621（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−282920（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−333621（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−349374（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−325825（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−215835（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−68352（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−130388（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−77867（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−66193（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 12/04 H01R 12/22
Claims (10)
- 【請求項１】 プリント回路基板等の基板に表面実装す
る電気コネクタの保持機構であって、絶縁ハウジングに
形成した端子収容キャビティに複数の端子を収容して嵌
合部分を形成するとともに、前記絶縁ハウジングを保持
クリップにより基板に表面実装する保持手段を設ける電
気コネクタにおいて、 前記絶縁ハウジング２４は、長手方向に配置された複数
の端子収容キャビティ３０ａを有しており、各端子収容
キャビティ３０ａには複数の端子３４が取り付けられて
嵌合部分３０を形成するとともに前記端子がプリント回
路基板上の適当な回路配線と電気的接続を確立し、 前記絶縁ハウジング２４は、前記基板の表面付近で前記
基板にほぼ平行に、少なくとも１つの前記絶縁ハウジン
グ２４の前記嵌合部分３０の配列方向に対してほぼ直交
するように後方に突出する取付耳状部３６，６８を含
み、 一対の脚部４６，７８の基端部間を連結する連結部分４
４，７６を有し、前記脚部は、前記絶縁ハウジングの前
記取付耳状部３６，６８の両側に沿って垂下するように
構成される保持手段を持ち、前記脚部の取付端部４８，
８０は、前記基板の表面に対向して固定取付される取付
面を有しており、 前記保持手段は、前記連結部分と前記絶縁ハウジングの
前記取付耳状３６，６８に介在して、相補的に相互係合
する係合手段を備えていることを特徴とする電気コネク
タをプリント回路基板に保持する保持機構。 - 【請求項２】 前記保持手段の前記取付端部４８，８０
は、前記プリント回路基板の表面に表面接続するための
実質的に平坦な表面取付面を備えた請求項１記載の電気
コネクタをプリント回路基板に保持する保持機構。 - 【請求項３】 前記係合手段は、保持クリップ４２、７
４によって構成され、該保持クリップ４２、７４は、型
抜き成形されたシートメタル材料の一体的部品よりなる
請求項２に記載の電気コネクタをプリント回路基板に保
持する保持機構。 - 【請求項４】 前記絶縁ハウジングの取付耳状部は、こ
の取付耳状部を絶縁ハウジングの細長い本体部分に接合
するガセット３８を備え、前記保持クリップ４２、７４
の連結部分は、このガセットに係合して前記保持クリッ
プ４２、７４を絶縁ハウジングに保持する請求項１に記
載の電気コネクタをプリント回路基板に保持する保持機
構。 - 【請求項５】 前記相補的な相互係合する係合手段は、
前記保持クリップ４２の連結部分を受け入れる溝５６を
前記ガセットに含む請求項４に記載の電気コネクタをプ
リント回路基板に保持する保持機構。 - 【請求項６】 前記保持クリップ４２の連結部分は、前
記ガセットを取り巻いて前記溝へと突出するスロット５
０を含む請求項５に記載の電気コネクタをプリント回路
基板に保持する保持機構。 - 【請求項７】 前記絶縁ハウジングの取付耳状部は、前
記保持クリップ７４の少なくとも連結部分７６を受け入
れるための前記プリント回路基板にほぼ平行なスロット
７２を含む請求項１に記載の電気コネクタをプリント回
路基板に保持する保持機構。 - 【請求項８】 前記保持クリップ７４の連結部分７６
は、前記絶縁ハウジングのくぼみ７３に圧入するための
舌状部８２を含む請求項７に記載の電気コネクタをプリ
ント回路基板に保持する保持機構。 - 【請求項９】 プリント回路基板６０のような基板に取
り付けることのできる電気コネクタ２２，６６の保持機
構２０，６４において、 端子収容キャビティを有する絶縁ハウジング２４を備
え、上記端子収容キャビティには複数の端子３４が取り
付けられ、上記絶縁ハウジングは上記プリント回路基板
の表面５８に取り付けられて、上記端子がプリント回路
基板上の適当な回路配線と電気的接続を確立し、更に、
上記絶縁ハウジングは、上記プリント回路基板の表面付
近で上記プリント回路基板にほぼ平行に突出する少なく
とも１つの後方に突出する取付耳状部３６，６８を含
み、 上記絶縁ハウジング２４の取付耳状部に取り付けられた
略Ｕ字型の保持クリップ４２，７４を備え、この保持ク
リップは、一対の脚部４６，７８の近方端を連結部分４
４，７６がまたぐように形成され、上記脚部は、上記絶
縁ハウジングの上記取付耳状部の両側に沿って垂下する
ように構成され、上記脚部の取付端部４８，８０は、上
記プリント回路基板に取り付けられ、そして上記保持ク
リップの連結部分と上記絶縁ハウジングの取付耳状部と
の間にあって上記保持クリップを保持するための相補的
に相互係合する保係合手段を備え、前記保持クリップ７
４の連結部分７６は、独立した取付ポスト７０を挿入す
ることのできる穴８４を含むことを特徴とする電気コネ
クタをプリント回路基板に保持する保持機構。 - 【請求項１０】 プリント回路基板６０のような基板に
取り付けることのできる電気コネクタ２２，６６の保持
機構２０，６４において、 端子収容キャビティを有する絶縁ハウジング２４を備
え、上記端子収容キャビティには複数の端子３４が取り
付けられ、上記絶縁ハウジングは上記プリント回路基板
の表面５８に取り付けられて、上記端子がプリント回路
基板上の適当な回路配線と電気的接続を確立し、更に、
上記絶縁ハウジングは、上記プリント回路基板の表面付
近で上記プリント回路基板にほぼ平行に突出する少なく
とも１つの後方に突出する取付耳状部３６，６８を含
み、 上記絶縁ハウジングの取付耳状部に取り付けられた略Ｕ
字型の保持クリップ４２，７４を備え、該保持クリップ
は、一対の脚部４６，７８の近方端を連結部分４４，７
６がまたぐように形成され、上記脚部は、上記絶縁ハウ
ジングの上記取付耳状部の両側に沿って垂下するように
構成され、上記脚部の取付端部４８，８０は、上記プリ
ント回路基板に取り付けられ、そして上記保持クリップ
の連結部分と上記絶縁ハウジングの取付耳状部との間に
あって上記保持クリップを保持するための相補的に相互
係合する係合手段を備え、前記保持クリップ７４の連結
部分７６は、前記保持クリップの横移動を防止するため
に前記スロット７２の内部に配置されたチャンネル９０
に受け入れられるずれたタブ８６を備えたことを特徴と
する電気コネクタをプリント回路基板に保持する保持機
構。
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