JP3258745B2 - コネクタ及びコネクタ取付具 - Google Patents

コネクタ及びコネクタ取付具

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JP3258745B2
JP3258745B2 JP03258993A JP3258993A JP3258745B2 JP 3258745 B2 JP3258745 B2 JP 3258745B2 JP 03258993 A JP03258993 A JP 03258993A JP 3258993 A JP3258993 A JP 3258993A JP 3258745 B2 JP3258745 B2 JP 3258745B2
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典幸 小山
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エフシーアイジャパン株式会社
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二枚のプリント基板同士
を接続するのに使用されるコネクタとそのコネクタを基
板に取付けるためのコネクタ取付具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】二枚のプリント基板同士を接続するコネ
クタは従来からあった。その一例として図3に示すもの
があった。これは樹脂製の絶縁ボデイ(ハウジング)A
内にプラグ(コンタクト)Bが多数本装着され、同ハウ
ジングAの長手方向両端部がリジッドタイプの取付け金
具Cでプリント基板の表面に取付けられてなる(表面
実装されてなる)プラグコネクタDと、他方のプリント
基板Eに取付けられているレセプタクルコネクタFとを
嵌合することにより、両プリント基板E、Gの電気回路
同士が電気的に接続されるようにしたものである。
【0003】図3のプラグコネクタDは前記の取付け金
具Cをプリント基板Gの上面のパターンHの上にのせて
半田付けすると共に、コンタクトBのターミナルIをプ
リント基板Gの上面の回路パターンJの上に半田付けし
てあるため、ハウジングAが横方向(図3の左右方向)
に全く動かない。このため、同プラグコネクタDとレセ
プタクルコネクタFとを嵌合する場合に、両コネクタ
D、Fに少しでも位置ずれがあると嵌合しにくなると
いう問題があった。
【0004】この問題を解決するため従来はフローティ
ングタイプのコネクタが開発されている。このタイプの
コネクタとして従来は図4に示すものがあった。このコ
ネクタはハウジングKが固定側ハウジングLと可動側ハ
ウジングMとに分離され、この固定側ハウジングLと可
動側ハウジングMに図4の紙面の表裏面側に移動可能な
屈曲部Pが形成されたコンタクトBが挿入され、可動側
ハウジングMと一体のフックNをプリント基板Gの差込
み孔Oへ差込んで、同可動側ハウジングMを屈曲部Pと
同様に図4の紙面の表裏面側に移動可能とし、固定側ハ
ウジングから下方に突出しているコンタクトBのター
ミナルIを同プリント基板Gの通孔Qへ差込んで半田付
けするものである。
【0005】図4のコネクタでは可動側ハウジングMが
図4の紙面の表裏面側に横ぶれ可能である(フローティ
ングタイプである)ため、プリント基板に半田付けした
コネクタ(プラグコネクタ)の可動側ハウジングMの嵌
合孔Rに、他方のプリント基板に取付けられているコネ
クタ(レセプタクルコネクタ)のピンを嵌入する場合、
両コネクタに多少の位置ずれがあっても嵌合できるとい
う利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4のフロー
ティングタイプのコネクタではフックNをプリント基板
Gの差込み孔Oへ差込むものであるため、同基板Gに同
差込み孔Oを開けなければならないという面倒がある。
また、プリント基板Gの差込み孔Oへ差込むフックでは
コネクタを基板の表面にのせること(表面実装)が困難
であるという問題がある。
【0007】図4のコネクタを表面実装可能にするため
には、図4のフックNを図3に示すコネクタの取付け金
具Cに変えることが考えられるが、そのようにすると同
取付け金具C自体がリジットタイプであり、しかも同取
付け金具Cが基板Gに半田付けされて一切動かなくなる
ため、図4のようにハウジングKが固定側ハウジングL
と可動側ハウジングMとに分離されていても、可動側ハ
ウジングMが殆ど横ぶれ不可能になり、フローティング
タイプの機能を十分に果たし得なくなる。このため、同
取付け金具Cを図4のコネクタに応用することはできな
かった。
【0008】また、図4のコネクタはハウジングKが固
定側ハウジングLと可動側ハウジングMとに2分割され
ているので、構造が複雑であり、製造しにくく、コスト
高になるという問題もあった。
【0009】従って、これまでは基板に表面実装可能で
あり、しかもハウジングが固定側ハウジングLと可動側
ハウジングMとに分離されずに一体であるフローティン
グタイプのコネクタは存在しないのが実情である。
【0010】本発明の目的は基板に表面実装可能であ
り、ハウジングが一体型であってもコンタクトの配列方
向に横振れ可能なフローティングタイプとなってプラグ
コネクタとレセプタクルコネクタとが嵌合し易く、しか
も構造が簡潔で、製造し易く、安価なコネクタを提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタは図1
に示すように樹脂製のハウジング1に多数のコンタクト
2が配列されて装着され、同ハウジング1の両端側に基
板3へ固定するコネクタ取付具4が装着されてなるコネ
クタにおいて、同コネクタ取付具4が前記ハウジング1
へ圧入固定する圧入部5と、コンタクト2の配列方向に
横振れ可能なるように屈曲された屈曲部6と、基板3の
パターン7に固定する取付部8を備えてなるものであ
る。
【0012】本発明のコネクタ取付具は図1に示すよう
に、多数のコンタクト2が装着されてなるコネクタの樹
脂製のハウジング1へ圧入固定される圧入部5と、同圧
入部5の後方へ延びてから同圧入部5側に戻るように屈
曲されてコンタクト2の配列方向に横振れ可能とした屈
曲部6と、基板3のパターン7の表面に搭載可能なる様
に屈曲部6の下方に形成された取付部8を備えたもので
ある。
【0013】
【作用】本発明のコネクタの取付具及びコネクタ取付具
には横振れ可能な屈曲部6が形成されているので、ハウ
ジング1が同屈曲部6からコンタクト2の配列方向に横
振れ可能となり、図1の様に他の基板11に固定されて
いるレセプタクルコネクタ12と嵌合し易くなる。ま
た、屈曲部6の下方に形成された取付部8が形成されて
いるので、コネクタを基板3のパターン7の表面に搭載
可能となり、基板の表面に自動実装可能となる。
【0014】
【実施例1】本発明のコネクタの一実施例を図1、2に
示すプラグコネクタを例にして説明する。同図の1は樹
脂製のハウジング、2は同ハウジング1に装着されたコ
ンタクト、4は同ハウジング1の両端側に装着されたコ
ネクタ取付具である。
【0015】前記のコネクタ取付具4は金属板を打ち抜
くとか、細長金属板を折曲げる等して形成されており、
上部にハウジング1へ圧入固定する圧入部5が形成さ
れ、その下部に圧入部5の後方へ延びてから同圧入部5
側に戻るようにコ字状に屈曲されてコンタクト2の配列
方向に横振れ可能とした屈曲部6が形成され、更に、同
屈曲部6の先端側にフック部14が形成され、同フック
部14の下方にL字状に曲げられた連結部15が連設さ
れ、同連結部15の下部に基板3のパターン7の上に搭
載されて半田付け等の手段で固定される取付部8が連接
されてなる。
【0016】前記圧入部5の上縁及び下縁には図2
(b)のようにハウジング1へ食込んで係止する食込み
突子16が形成されており、同圧入部5の後方にはそれ
をハウジング1へ圧入する際に保持する板状の補助部1
7(図1)が形成され、同補助部17の中央部に横長の
溝18(図1)が形成されている。
【0017】そして、この実施例では前記したコネクタ
取付具4がハウジング1に装着されている。この場合、
コネクタ取付具4を図2(b)のようにハウジング1の
背面21から正面22に向けて形成されている取付具差
込み孔23内に、同背面21側から差込んで図2(b)
のようにコネクタ取付具4の圧入部5をハウジング1に
圧入すると共に圧入部5の食込み突子16をハウジング
1に食込ませ、更に、図2(c)のようにコネクタ取付
具4のフック部14をハウジング1のフック差込み穴1
3内に差込んである。この場合、フック部14とフック
差込み穴13の内壁面19との間にフック部14の板圧
方向に隙間を設けて、フック部14がフック差込み穴1
3内で横方向(コンタクトの配列方向)に横振れできる
ようにしてある。
【0018】
【使用例】本発明のコネクタを使用するには、図1に示
す様にコネクタ取付具4の取付部8を基板3の上面に形
成されているパターン7の上にのせて半田付けし、コン
タクト2のターミナル25を基板3の上面に形成されて
いるパターン26の上にのせて半田付けする。そして、
このコネクタ30(図1)と他の基板11に取付けられ
ているレセプタクルコネクタ12とを嵌合する。この場
合、コネクタ30とレセプタクルコネクタ12とが多少
位置ずれしていても、コネクタ30がコネクタ取付具4
の屈曲部6から横振れ可能であるため、両コネクタ1
2、30を強引に嵌合することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明のコネクタ及びコネクタ取付具は
次の様な効果がある。 .横振れ可能な屈曲部6が形成されているので、ハウ
ジング1が同屈曲部6からコンタクト2の配列方向に横
振れ可能となり、他の基板11に固定されているレセプ
タクルコネクタ12と嵌合し易くなる。 .屈曲部6の下方に取付部8が形成されているので、
コネクタを基板3の表面のパターン7の上に搭載可能と
なり、基板表面への自動実装が可能となる。 .ハウジングが一体型であってもフローティングタイ
プとなるので、構造が簡潔で、製造し易く、安価なコネ
クタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のコネクタの一実施例を示す斜
視図、(b)は(a)のコネクタのコネクタ取付具の装
着部分の詳細斜視図、(c)は(a)のコネクタ取付具
の詳細図。
【図2】(a)は本発明のコネクタのコネクタ取付具装
着部の背面概略図、(b)は同コネクタ取付具装着部分
の縦断側面図、(c)は同コネクタ取付具装着部分の側
面図、(d)は同コネクタ取付具装着部分の一部縦断側
面図である。
【図3】(a)は従来のリジッドタイプのコネクタの斜
視図、(b)は同コネクタの横断面図、(c)は同コネ
クタの縦断面。
【図4】(a)は従来のフローティングタイプのコネク
タの斜視図、(b)は(a)のコネクタの縦断側面図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 コンタクト 3 基板 4 コネクタ取付具 5 圧入部 6 屈曲部 7 パターン 8 取付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/22 H01R 12/04 H01R 13/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のハウジング1に多数のコンタク
    ト2が配列されて装着され、同ハウジング1の両端側に
    基板3の表面へ固定するコネクタ取付具4が装着されて
    なるコネクタにおいて、同コネクタ取付具4が前記ハウ
    ジング1へ圧入固定する圧入部5と、コンタクト2の配
    列方向に横振れ可能なるように屈曲された屈曲部6と、
    基板3のパターン7の表面にのせて固定する取付部8を
    備えてなることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 多数のコンタクト2が装着されてなるコ
    ネクタの樹脂製のハウジング1へ圧入固定される圧入部
    5と、同圧入部5の後方へ延びてから同圧入部5側に戻
    るように屈曲されてコンタクト2の配列方向に横振れ可
    能とした屈曲部6と、基板3のパターン7の表面に搭載
    可能なる様に屈曲部6の下方に形成された取付部8を備
    えたことを特徴とするコネクタ取付具。
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