JP2890933B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JP2890933B2
JP2890933B2 JP3324304A JP32430491A JP2890933B2 JP 2890933 B2 JP2890933 B2 JP 2890933B2 JP 3324304 A JP3324304 A JP 3324304A JP 32430491 A JP32430491 A JP 32430491A JP 2890933 B2 JP2890933 B2 JP 2890933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
connector
leg
metal case
insulating housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3324304A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05159819A (ja
Inventor
隆明 大井
巌 福谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3324304A priority Critical patent/JP2890933B2/ja
Publication of JPH05159819A publication Critical patent/JPH05159819A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2890933B2 publication Critical patent/JP2890933B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板等に取り付け
られて使用されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来より、回路基板の取付け孔に
圧入するための脚片を備えた種々のコネクタが知られて
いる(実公平2−4470、実公平2−18527号公
報参照)。これらのコネクタは、回路基板に半田付けさ
れる前に、前記脚片を利用して回路基板に仮固定され
る。ところが、従来のコネクタには以下に挙げる問題点
がある。
【0003】(1)一般的にコネクタは小型であるた
め、脚片のばねストロークが十分とれず、良好なばね力
が得られない。 (2)グランド端子として機能する金属製ケースを備え
たコネクタの場合、脚片を回路基板側へのグランド端子
としても利用したいが、脚片をグランド端子として利用
するには、金属製ケースと導電させるために別に金属製
ねじ等を使用する必要がある。
【0004】(3)回路基板やコネクタの寸法許容差の
関係で、回路基板の板厚が薄かったり、脚片が長かった
りすると、脚片に設けた戻り防止用突起と回路基板裏面
に隙間が生じ、回路基板とコネクタとの間にがたつきが
発生する心配がある。そこで、本発明の課題は、ばねス
トロークが十分にとれ、回路基板との間にがたつきが発
生せず、しかもグランド端子としても機能することがで
きる脚片を備えたコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明に係るコネクタは、絶縁性ハウジングと、前
記絶縁性ハウジングに取り付けられた信号用端子と、前
記絶縁性ハウジングに取り付けられた金属製ケースから
なり、前記金属製ケースの両端部にそれぞれ回路基板の
取付け孔に圧入するための一対の脚片を一体的に形成
し、この脚片がばね性を有する湾曲部と、上側肩部斜
面が前記取付け孔の縁部に係合する戻り防止用突起とを
備えていることを特徴とする。
【0006】
【作用】以上の構成により、金属製ケースに一体的に設
けられた脚片の先端部が、ばね性を有する湾曲部のばね
力に抗して回路基板等に設けた取付け孔に圧入され、回
路基板の裏側に突き出される。その後、湾曲部の復元力
により、戻り防止用突起の上側肩部斜面が回路基板裏側
の取付け孔の縁部に圧接、係合し、コネクタが回路基板
に十分な強さで取り付けられる。従って、コネクタは取
り付けられてから半田付けされるまでの間、がたつくこ
となく回路基板に仮固定される。
【0007】また、金属製ケースに脚片を一体的に設け
たため、金属製ねじ等を使用しなくても、脚片が回路基
板側へのグランド端子として機能する。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るコネクタの一実施例を添
付図面を参照して説明する。図1はコネクタの一部斜視
図である。コネクタ1は金属製ケース3と、信号用端子
8と、樹脂製ハウジング9とで構成されている。金属製
ケース3は略矩形状筒部4aと鍔部4bからなり、この
筒部4a内において、シールドケーブル等の信号線と信
号用端子8が雄雌結合する。金属製ケース3はシールド
ケーブル等のグランド線に電気的に接続され、グランド
端子として機能する。
【0009】金属製ケース3の両端部には、それぞれ一
対の脚片6が一体的に設けられている。この脚片6はば
ね性を有する湾曲部6aと戻り防止用突起6bとを備え
ている。湾曲部6aは良好なばね力を有し、十分なばね
ストロークがある。さらに、金属製ケース3は、脚片6
の両側にコネクタ1が転倒するのを防止するための転倒
防止用片11を有している。各信号用端子8は樹脂製ハ
ウジング9によって電気的に絶縁された状態で支持され
ており、この樹脂製ハウジング9から水平方向に導出さ
れ、略L字状に曲げ加工が施されて先端部が下向きの垂
直方向に引き回されている。
【0010】次に、以上の構成からなるコネクタ1の使
用例を図2及び図3を参照して説明する。図2及び図3
はそれぞれコネクタ1を回路基板20に仮固定した状態
を示す側面図及び一部背面図である。信号用端子8の先
端部がそれぞれ回路基板20に設けた信号用貫通孔23
に挿通され、かつ、一対の脚片6が回路基板20に設け
たコネクタ取付け用貫通孔21に圧入される。この貫通
孔21は回路基板20のグランド電極に電気的に接続し
ている。脚片6の先端部は湾曲部6aのばね力に抗して
貫通孔21に圧入され、回路基板20の裏側に突き出さ
れる。その後、湾曲部6aの復元力によって戻り防止用
突起6bの上側肩部斜面が回路基板20裏面の貫通孔2
1の縁部に圧接し、係合する。こうしてコネクタ1は回
路基板20に十分な強さで取り付けられる。
【0011】さらに、信号用端子8が貫通孔23に挿通
された状態で、かつ、脚片6が貫通孔21に圧入された
状態で、コネクタ1は回路基板20に半田付けされ、固
定される。従って、コネクタ1は取り付けられてから半
田付けされるまでの間、がたつくことなく回路基板20
に仮固定される。また、脚片6は金属製ケース3に一体
的に設けたため、別に金属製ねじ等を使用しなくても回
路基板20側へのグランド端子として機能する。
【0012】なお、本発明に係るコネクタは前記実施例
に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
形することができる。特に、脚片の形状は任意であっ
て、コネクタの回路基板への仮固定強度が十分確保でき
るような形状であればよい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、回路基板の取り付け孔に圧入するための一対の
脚片を金属製ケースに一体的に設け、この脚片がばね
性を有する湾曲部と、上側肩部斜面が前記取付け孔の縁
に係合する戻り防止用突起とを備える構造にしたの
で、湾曲部のばね力により、戻り防止用突起の上側肩部
斜面が回路基板に設けた取付け孔の縁部に十分な強さで
圧接、係合する。従って、コネクタは取り付けられてか
ら半田付けされるまでの間、がたつくことなく回路基板
に仮固定できる。しかも、脚片は金属製ねじ等を使用し
なくてもグランド端子として機能する。
【0014】この結果、ばねストロークが十分にとれ、
回路基板との間にがたつきが発生せず、しかもグランド
端子としても機能することができる脚片を備えたコネク
タを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの一実施例を示す一部斜
視図。
【図2】図1に示したコネクタの使用例を示す側面図。
【図3】図1に示したコネクタの使用例を示す一部背面
図。
【符号の説明】
1…コネクタ 3…金属製ケース 6…脚片 6a…湾曲部 6b…戻り防止用突起 8…信号用端子 9…樹脂製ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 9/09 H01R 13/46 304 H01R 23/68 H01R 13/73

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ハウジングと、前記絶縁性ハウジ
    ングに取り付けられた信号用端子と、前記絶縁性ハウジ
    ングに取り付けられた金属製ケースからなり、前記金属
    製ケースの両端部にそれぞれ回路基板の取付け孔に圧入
    するための一対の脚片を一体的に形成し、この脚片が
    ばね性を有する湾曲部と、上側肩部斜面が前記取付け孔
    の縁部に係合する戻り防止用突起とを備えていることを
    特徴とするコネクタ。
JP3324304A 1991-12-09 1991-12-09 コネクタ Expired - Fee Related JP2890933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3324304A JP2890933B2 (ja) 1991-12-09 1991-12-09 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3324304A JP2890933B2 (ja) 1991-12-09 1991-12-09 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05159819A JPH05159819A (ja) 1993-06-25
JP2890933B2 true JP2890933B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=18164314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3324304A Expired - Fee Related JP2890933B2 (ja) 1991-12-09 1991-12-09 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2890933B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4805683B2 (ja) * 2006-01-23 2011-11-02 株式会社東海理化電機製作所 固定部材、及び、固定構造
JP4859501B2 (ja) * 2006-03-27 2012-01-25 矢崎総業株式会社 コネクタ接合構造及びコネクタ接合方法
JP4736099B2 (ja) * 2007-10-09 2011-07-27 Necアクセステクニカ株式会社 コネクタ、プリント基板組立体及びコネクタの固定方法
EP2091106B1 (en) 2008-01-17 2013-10-02 Denso Corporation Retaining member, electric component and electric device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05159819A (ja) 1993-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0339901Y2 (ja)
US7473143B2 (en) Low profile electrical connector
US5709569A (en) Panel mount bracket for electrical connector
US6908339B2 (en) Connector having a simple structure assuring a stable mounting operation
US7217159B2 (en) Electrical connector with retaining device
JP2835591B2 (ja) プリント回路板に表面取り付けする電気コネクタ
US6475033B1 (en) Electrical connector
JPH0613116A (ja) 電気コネクタの保持装置
JP2001126827A (ja) ラッチと据え付けアームとを有する電気的シールドを備えた電気コネクタ
US6354876B1 (en) Electronic card connector having improved grounding plate
JP2890933B2 (ja) コネクタ
JP3278052B2 (ja) シールドコネクタ
JP2967480B2 (ja) 電気コネクタ
JP3167093B2 (ja) 電磁型発音体
CN210985007U (zh) 一种电连接器
JP2926209B2 (ja) コネクタ
JP3258745B2 (ja) コネクタ及びコネクタ取付具
JP3123391B2 (ja) コネクタおよびその組付け方法
JP2596663Y2 (ja) 固定金具
JP2553438Y2 (ja) メモリカードコネクタ
JPH0525187Y2 (ja)
JP2981829B2 (ja) 可撓導通部材用コネクタ
JP3023448B2 (ja) プレスフィット型基板用同軸コネクタ
JPH11185898A (ja) ライトアングルコネクタ
JPS5936945Y2 (ja) プリント板間接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees