JP2883932B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2883932B2
JP2883932B2 JP8313080A JP31308096A JP2883932B2 JP 2883932 B2 JP2883932 B2 JP 2883932B2 JP 8313080 A JP8313080 A JP 8313080A JP 31308096 A JP31308096 A JP 31308096A JP 2883932 B2 JP2883932 B2 JP 2883932B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/60Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
    • H01R24/62Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices
    • H01R24/64Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices for high frequency, e.g. RJ 45
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/73Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
    • H01R13/74Means for mounting coupling parts in openings of a panel

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気コネクタに
関するもので、特に電気通信に使用される電気コネクタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、様々な電気通信用コネクタが
知られている。これらのコネクタは、それぞれは異なる
状況において使用されており、その使用状況に応じて異
なる形状的制限を有している。公知の標準は電話機およ
びファクシミリ機等の装置を電話回線へ接続するため
に、電気通信において広く使用されているRJ45型コ
ネクタである。この標準のコネクタのソケットは、8つ
のワイヤコンタクトを保持するハウジングを有してお
り、それぞれのコンタクトはスロット内に保持されてい
る。この標準のコネクタ用のプラグは、8つの対応する
ブレードコンタクトを有しており、それぞれのコンタク
トは、スロット内に保持されている。プラグがソケット
内に挿入されると、各ブレードコンタクトは、ワイヤコ
ンタクトの一つと電気接続し、通信回路を閉成する。
【0003】RJ45型等のコネクタおよび他の電気通
信用コネクタは、それぞれのコネクタ配線および形状基
準に一致していなければならない。ソケットを異なる動
作状態において使用可能にするために、コネクタの型に
おいて様々な種類が知られている。例えば、ダブルソケ
ットおよびトレーリングソケットは、ソケットを取り付
け可能にするために、適当なハウジングを必要とする。
一般に、フェースプレートまたは同様のものに取り付け
られる、すべての今日の電気通信用ソケットは、フェー
スプレートに対して垂直方向に挿入されるプラグを収容
するように構成されている。他の角度で挿入することに
より、プラグに取り付けられているワイヤが、美観、信
頼性および安全性のために、より都合良くプラグを挿入
可能となる。フェースプレートに対して垂直に挿入され
るプラグは、ケーブルがフェースプレート面に起立する
ために、プラグに取り付けられているケーブルを突き出
して障害を起こさせる。この型のコネクタは公知のもの
である。
【0004】以下にいくつかの従来例に関して、図面を
参照して説明する。
【0005】図1において、従来例によるRJ45ソケ
ットの概略図が示されている。ソケットは、開口部12
を規定している壁14を有するハウジング10を有して
いる。開口部12の前面18は、プラグのソケットへの
挿入方向に対して垂直となっている。従来、このような
ソケットは、前面18をフェースプレートの面に対して
平行にした状態でフェースプレートに取り付けられてい
た。壁または事務所用家具のパットレスに取り付けられ
るように形成されていた。
【0006】図2において、図1のソケットの断面図が
示されている。この断面図において、ハウジング10内
のスロット20に取り付けられているワイヤコンタクト
16が示されている。それぞれのワイヤコンタクト16
は、電気接続部24および非電気接続部26を有する弾
性ワイヤである。ソケットを組み立てるために、ワイヤ
コンタクト16は、ハウジング10の後側から挿入さ
れ、それぞれのワイヤコンタクト16は、スロット20
内に進入する。まず、非電気接続部26および電気接続
部24は、互いに対してほぼ直角となっている。ワイヤ
コンタクト16が、ソケットの後側から取り付けられる
と、電気接続部24の上側端部は、スロット20の上壁
22に当接し、二つの部分は弾性部25で折り曲げられ
る。取り付けられると、電気接続部24は、上記のよう
に組み付けられた状態で、非電気接続部26の底壁13
および弾性部25に対する作用により、上向きに付勢さ
れる。
【0007】プラグが、開口部12を貫通して挿入され
ると、プラグのブレードコンタクトは、ワイヤコンタク
ト16に当接して電気接続される。プラグが、ソケット
内に完全に押し込まれると、ブレードコンタクトは、ワ
イヤコンタクト16に対して作用して、弾性部25の付
勢作用に抗して、ワイヤコンタクトを上壁22から押し
出す。この付勢作用により、ブレードコンタクトとワイ
ヤコンタクトの電気接続部24との間に、最良の接続が
確実に行なわれる。図示したワイヤコンタクト16は、
通例の配線の発明に従って、R2,T1,R1およびT
2で示されている。それぞれのワイヤコンタクトは、ソ
ケットの後側に取り付けられるIDCブロック、一般に
は、半田付けされるプリント回路基板により、配線に接
続される。このような従来例による接続の概略図が、図
3に示されている。
【0008】図示したように、それぞれのワイヤコンタ
クト16は、半田付け点30で、プリント回路基板28
の導線36に半田付けすることにより接続される。プリ
ント回路基板28は、取付部32と同一平面上に示され
ている。しかしながら、実際問題として、プリント回路
基板および取付部は互いに対して直角となっている。ワ
イヤコンタクト16は、上述したように、通例の発明の
R2,T2,R1および、T1により示されている。そ
れぞれの導線36は、半田付け点34でIDCブロック
に接続されている。それから、ケーブルのワイヤはID
Cブロックに接続されて、ケーブルからIDCブロッ
ク、半田付け点34、導線36、半田付け点30そして
ワイヤコンタクト16へ回路が完成される。ワイヤコン
タクトは、ワイヤコンタクトがソッケトの後側に挿入さ
れると、ワイヤを支持する取付部32に取り付けられ
る。非電気接続部26が、取付部32に内蔵される。取
付部は、図4の断面図において、より明瞭に示されてい
る。
【0009】ワイヤコンタクト16は、非電気接続部2
6が取付部32の中心を貫通するように、取付部32に
取り付けられる。それから、それぞれのワイヤコンタク
ト16は、半田付け点30で、プリント回路基板28の
導線に半田付けされる。また、IDCブロック38は、
半田付け点34で、プリント回路基板28に半田付けさ
れる。ケーブルの配線40は、矢印で示す方向に、ID
Cブロック38に挿入される。図2および図3をともに
考慮すると、コンタクトワイヤ16を支える取付部32
(図2には図示せず)が、ハウジング10の後側で、ハ
ウジングの前面18に対して垂直の方向に挿入されるこ
とは明らかである。完全にハウジングに押し込まれる
と、電気接続部24は、スロット20間に配置され、そ
の上側端部で上壁22に当接する。それから、プリント
回路基板28は、ハウジングの後側と同一平面上とな
り、クリップでハウジングの後側に取り付けられる。こ
れは、図4の概略断面図において、より明瞭に示されて
いる。
【0010】取付部32、プリント回路基板28および
IDCブロック38が、ハウジング10に取り付けられ
ると、ワイヤ40は、挿入工具を使用して、矢印で示す
方向に挿入することにより、IDCブロック38はブロ
ックに取り付けられる。ハウジングは、ワイヤ40を取
り付ける前に、フェースプレート11に取り付けられる
可能性がある。これにより、ソケットを組み込む人は、
フェースプレート11に対して、ワイヤ40をIDCブ
ロック38内に押し込むことが可能である。明らかなよ
うに、IDCブロック38と取付部32を平行にして、
そしてプリント回路基板28を垂直にすることにより、
半田付け点30,34上の力は、取付部32がハウジン
グ10内に挿入される場合、または、ワイヤ40がID
Cブロック38内に挿入される場合に、最小限に保持さ
れる。この力は、取付部32およびIDCブロック38
が、プリント回路基板28に対して衝合しているために
最小限となり、その力は、半田付け点30,34よりも
むしろ、取付部およびIDCブロックを通って伝達され
る。
【0011】図5および図6において、第二の従来例に
よるコネクタが示されている。このコネクタは、図2に
示すコネクタと同様のものである。しかしながら、この
コネクタは、垂直以外の角度で前面18に挿入されるプ
ラグを収容する。これには、プラグに取り付けられたワ
イヤが、コネクタから下向きに垂れかかり、ソケットが
取り付けられる面から突き出るよりも、むしろソケット
が取り付けられる面に沿って配置される利点が設けられ
ている。上述したように、ソケットは、取付部32によ
り支持されているワイヤコンタクト16を出入りさせる
開口部12を有する、ハウジング10を有している。上
側端部で、ワイヤコンタクトは、スロット20の上壁2
2に対して付勢される。ワイヤコンタクト16は、電気
接続部24と、弾性部25と、取付部32内の非電気接
続部26を有している。取付部32およびワイヤコンタ
クト16は、図3に概略をしたのと同様のものである。
取付部が、コネクタ内に案内される方法は、図6の概略
断面図からより明瞭にわかる。
【0012】図6について説明すれば、ソケットは、図
4の従来例によるソケットと同じ一体構造を有してい
る。ハウジング10は、前面18に開口部12を規定す
る壁18を有している。フェースプレート11は、前面
18に取り付けられている。ハウジング内で、ワイヤコ
ンタクト16は、取付部32に取り付けられている。上
述したように、取付部32およびIDCブロック38
は、半田付け部30,34、でプリント回路基板28に
取り付けられている。さらに内壁15が、取付部32を
支持するために設けられており、ワイヤコンタクトの付
勢作用により上壁22に対して押し上げ可能となってい
る。次に、ワイヤコンタクト16の付勢作用に対して、
取付部32を押し上げるために必要とされる力は、取付
部32に対して衝合するプリント回路基板28により、
もはや付与されないため、取付部32がハウジング10
内に挿入されると、半田付け点30は撓まされる。従っ
て、半田付け点30は、挿入時に付与される力のために
破損しやすい。さらに、取付部32とプリント回路基板
28間の角度を、ある許容誤差内で慎重に決定しなけれ
ばならないため、この装置は、製造するのにより困難と
なる。図6において明らかなように、角度は、ワイヤコ
ンタクトがプリント回路基板28に半田付けされるテー
ル端部で、ワイヤコンタクト16を折り曲げることによ
り取り決められる。さらに、ワイヤコンタクト16は、
取付部32内で上下方向に互い違いに配列されている。
ワイヤコンタクト16の上側は、ワイヤコンタクトの下
側よりもわずかに長く、取付部の下側よりも上側におい
て、取付部32とプリント回路基板28との間に、より
大きな間隙が設けられている。半田付け点30の間隙の
ために、取付部32およびプリント回路基板28はとも
に固定されず、ワイヤコンタクト自体は、取付部32を
プリント回路基板28に取り付けている。この配置によ
り、取付部32は、プリント回路基板28に対して湾曲
可能となっている。この配置により、プラグは前面18
に対して所定の角度をなして、ソケット内に挿入可能で
あるが、半田付けおよび形状は、好ましくなく複雑であ
り破損しやすい。
【0013】図7および図8において、第三の従来例に
よるコネクタが示されている。また、このコネクタは、
アメリカ特許第5,295,869号において開示され
ている。第一および第二の従来例によるコネクタと同様
に、ソケットは、取付部32により支持されているワイ
ヤコンタクト16を出入りさせる開口部12を持つ、ハ
ウジング10を有している。他の構造は、第一および第
二の実施例のものと同一の参照符号が付されている。こ
の従来例によるコネクタにおいて、取付部は、図6のコ
ネクタのように、コネクタの前面18に対して所定の角
度をなして挿入される。取付部32は、プリント回路基
板28に対して直角であり、図4と同じように、IDC
ブロック38に対して直角である。このように、このコ
ネクタは、前面18に対して所定の角度をなしてプラグ
を収容するコネクタであるが、この取付部32とプリン
ト回路基板28間に角度を設けることにより損なわれる
ことはない。しかしながら、まず、このコネクタにおい
て、前面18に対して所定の角度をなして挿入すること
により、配線をIDCブロック38に取り付けなければ
ならないという問題が生じる。これは、図4および図6
において、直角に挿入するよりもより厄介であり、挿入
力のために、IDCブロック38をプリント回路基板2
8から切り離すことにより、ソケットの故障を生じさせ
る可能性がある。挿入工具は、角度をなして操作するに
は厄介であり、部材にプリント回路基板28に対して平
行な力の成分を付与する可能性がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】公知の傾斜コネクタに
関する課題は、ソケットのワイヤコンタクトが取り付け
られる取付部が、ケーブルをソケットのワイヤコンタク
トに接続して回路を完成させる、連関されるコネクタに
接続するのが難しいことである。一つの公知の実施例に
おいて、ソケットコンタクト取付部は、連関されるコネ
クタに対して所定の角度で設けられており、その結果、
構造は弱くなり、製造するのにより複雑となっている。
【0015】本発明の目的は、傾斜モジュールに関する
課題を克服することにある。本発明は、電気通信ソケッ
トのコンタクト取付部および連関されるコネクタが、従
来の方法で接続されるが、ソケットによりフェースプレ
ートに対して垂直以外の角度でプラグを収容可能である
コネクタを提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】特に、コネクタの正面
で、第一の軸線に対して平行方向に挿入可能な電気プラ
グを収容するとともに、開口部を規定する壁を有してい
るハウジングと、第二の軸線に対して平行であり、挿入
されるプラグと電気接続しない非電気接続部と、弾性部
と、挿入されるプラグと接続するために電気接続部を有
している細長いコンタクトで構成されている電気コネク
タであって、電気接続部は、非電気接続部に対して所定
の角度で配置されている、弾性部により、非電気接続部
から離間する方向に付勢され、電気接続部の上側端部
は、保持器に対して付勢され、電気接続部は、互いに対
して所定の角度をなす第一および第二の部分を有してい
ることを特徴とする電気コネクタが提供されている。
【0017】本発明による電気コネクタにより、絶縁変
位コネクタ等の連関されるコネクタは、従来の方法で取
付部に接続可能である。例えば取付部が開口部の後側に
挿入されると、ワイヤが同方向にIDCブロックに挿入
されるために、IDCブロックは、取付部の後側に半田
付けされる。それから、プラグが、取付挿入方向に対し
て所定の角度をなして、第二の方向の開口部の前面に挿
入される。このように、取付部内のコンタクトは、取付
部とIDCブロック間に角度を設けなければならないと
いう問題も生じることなく、IDCブロック等の連関さ
れるコネクタと容易に接続される。プラグは、ソケット
が接続される方法に関していかなる損害もなく、上述し
て利点が設けられている角度で、ソケット内に挿入され
る。
【0018】本発明の他の目的、特徴、利点は、添付の
図面を参照して説明する以下の詳細な説明より明白とな
るであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】図9、図10および図11におい
て、本発明による実施例が示されている。三つの従来例
のソケットと同様に、ソケットは、開口部12を規定し
ている壁14を有する、ハウジング10を有している。
開口部12内に、プラグが、ソケットの前面18に対し
て所定の角度をなして挿入され、ワイヤコンタクト16
と導電性接続される。ワイヤコンタクト16は、電気接
続部24と、弾性部25と、取付部32内に保持されて
いる非電気接続部26を有している。それぞれのワイヤ
コンタクトは、ハウジングのスロット内に挿入され、弾
性部により、スロット20の上壁22に対して付勢され
る。次に、図10に最も良く示すように、取付部32
は、前面18に対して垂直の方向に挿入されるが、プラ
グは前面18に対して所定の角度をなして挿入可能であ
る。これは、上側のコンタクト部27と下側のコンタク
ト29との間に角度が設けられているために、可能とな
っている。これらの第一および第二部分間のこの角度に
より、挿入されるプラグのブレードコンタクトは、ワイ
ヤコンタクト16と、確実に良好に導電性接続される。
この角度が、設けられていない場合には、ソケット内に
挿入されるプラグのブレードコンタクトは、ワイヤコン
タクト16と適当に接続されない。良好に接続するため
に、ワイヤコンタクト16は、電気接続部24が、ブレ
ードコンタクトの平坦面とほぼ平行であり、ブレードコ
ンタクトの平坦面と接続するように配置されなければな
らない。上側のコンタクト部27および下側のコンタク
ト部29間に付加的な角度を設けない場合には、ワイヤ
コンタクトは、平坦面よりもむしろブレードコンタクト
の角と接合するだけである。これでは、効果的な接続は
行なわれない。
【0020】この角度を設けることによる利点は、図
4、図6、図8および図10を比較することにより、最
も明らかである。まず、図4において、取付部およびプ
ラグは、従来のように、前面18に対して垂直に挿入さ
れる。ワイヤコンタクト16は、上壁22により後ろに
折り曲げられ、弾性部25により壁に対して付勢され
る。ワイヤコンタクト16は、それぞれのワイヤコンタ
クトのそれぞれのブレードコンタクトに対する付勢作用
により、挿入されるブレードコンタクトと導電性接続さ
れる。電気接続部24の取付部32に保持されている非
電気接続部に対する角度は、付勢作用が良好に接続する
のに十分に大きくなる角度である。
【0021】次に、図6において、開口部16、取付部
32およびワイヤコンタクト16は、すべて前面18に
対して所定の角度をなして設けられている。従って、電
気接続部24と取付部32間の角度は、図4と同じであ
る。しかしながら、取付部32とプリント回路基板28
間の角度は、上述したように好ましくない。
【0022】図8において、開口部12、取付部32お
よびワイヤコンタクト16はまた、すべて前面18に対
して所定の角度をなして設けられている。しかしなが
ら、取付部32およびプリント回路基板28は、互いに
対して直角であり、図6に示すように、取付部およびプ
リント回路基板を、互いに対して所定の角度をなして設
けなければならないという課題が軽減される。しかしな
がら、その結果、プリント回路基板28は、前面18に
対して所定の角度をなしており、IDCブロック38も
また、前面18に対して垂直以外の角度をなしている。
これもまた、上述したように好ましいものではない。
【0023】次に、図10に示す本発明による実施例に
おいて、取付部32と下側の電気接続部29間の角度
は、従来例とは異なっている。これは、プラグが、取付
部の挿入方向に対して所定の角度をなして挿入可能とな
っており、ワイヤコンタクトが、良好な接続が行なわれ
るために、プラグのブレードコンタクトに対して十分な
角度で位置していなければならないからである。弾性部
25の十分な弾性作用を維持して、この角度位置を達成
するために、上側のコンタクト部27および下側のコン
タクト部29には、互いに対して所定の角度が設けられ
ている。この実施例において、これは、折り曲げ部31
の鋭角として示されている。この折り曲げ部により、電
気接続部24の一部分は、上壁22と弾性部25間で確
実に直線状となる。直線部を起立させることにより、ワ
イヤコンタクト16とブレードコンタクトとの良好な導
電性接続が、確実に行なわれる。上述したように、これ
により、取付部32は、プリント回路基板28に対して
垂直に適当に取り付け可能となる。
【0024】図12Aおよび図12Bにおいて、上側の
コンタクト部27と下側のコンタクト部29間の付加的
な角度により、満足な電気接続が可能となる方法が示さ
れている。まず、図12Bにおいて、図10のコネクタ
に角度が設けられていない場合に、ブレードコンタクト
が、接続する方法が示されている。ワイヤコンタクト1
6は、ブレードコンタクト42の平坦面44よりもむし
ろ、角と当接する。次に、図12Aにおいて、二つの部
分27および29間の付加的な角度により、ワイヤコン
タクトは、ブレードコンタクト42の平坦部に正確に当
接可能となっている。
【0025】図13において、本発明による第二の実施
例が示されている。この実施例は、ワイヤコンタクト1
6の電気接続部24が、特定の位置で折り曲げられてい
るよりむしろ、カーブしている点で、第一の実施例とは
異なっている。ワイヤコンタクトは、互いに対して所定
の角度をなしている上側のコンタクト部27と下側のコ
ンタクト部29を有している。これにより、ワイヤコン
タクトは、挿入されるプラグコンタクトと正しく導電性
接続可能となっている。この実施例におけるワイヤコン
タクトの作用は、図12に示すものと同様のものであ
る。また、図示した以外のカーブの形状が、適している
可能性があり、これは本発明の範囲内のものである。
【0026】本発明は、RJ45型ソケットに関して説
明されているが、本発明は、他のコネクタに同様に適用
可能であることは明らかである。特に、ワイヤコンタク
トは、適当な弾性コンタクトであり、特定の地点で折り
曲げられているよりもむしろカーブしていることであ
る。
【0027】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、コネク
タの正面で、第一の軸線に対して平行方向に挿入可能な
電気プラグを収容するために、開口部を規定する壁を有
するハウジングと、第二の軸線に対して平行であり、挿
入されるプラグと電気接続しない非電気接続部と、弾性
部と、挿入されるプラグと接続するための電気接続部と
を有している細長いコンタクトで構成されている電気コ
ネクタにおいて、前記電気接続部は、前記非電気接続部
に対して所定の角度をなしており、前記弾性部により、
前記非電気接続部から離間する方向に付勢され、前記電
気接続部の上側端部は、保持器に対して付勢され、前記
電気接続部は、相互に所定の角度をなす第一および第二
のコンタクト部を設けた構成となっているので、取付部
およびプラグは、従来のように、前面に対して垂直に挿
入され、ワイヤコンタクトは、上壁により後ろに折り曲
げられ、弾性部により壁に対して付勢され、第一及び第
二のコンタクト部間に設定される所定の角度によって、
それぞれのワイヤコンタクトのそれぞれのブレードコン
タクトに対する付勢作用により、挿入されるブレードコ
ンタクトとワイヤコンタクトは良好に導電性接続され
る。電気接続部の取付部に保持されている非電気接続部
に対する角度は、付勢作用が良好に接続するのに十分に
大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例によるソケットの簡略化した斜視図であ
る。
【図2】図1の従来例によるソケットの切断斜視図であ
る。
【図3】プリント回路基板に取り付けられた図1および
図2のコネクタのワイヤコンタクトの概略図である。
【図4】図1から図3の従来例によるソケット装置の概
略断面図である。
【図5】第二の従来例によるソケットの切断斜視図であ
る。
【図6】図5の従来例によるソケットの概略断面図であ
る。
【図7】第三の従来例によるソケットの斜視図である。
【図8】図7の従来例によるソケットの概略断面図であ
る。
【図9】本発明によるソケットの切断斜視図である。
【図10】図9のソケットの概略断面図である。
【図11】プリント回路基板に取り付けられた本発明に
よるワイヤコンタクトの概略図である。
【図12a】本発明によるワイヤコンタクトおよびブレ
ードコンタクトを示す概略図である。
【図12b】本発明以外のワイヤコンタクトおよびブレ
ードコンタクトを示す概略図である。
【図13】本発明による第二実施例の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ハウジング 12 開口部 14 壁 16 ワイヤコンタクト 22 上壁 24 電気接続部 25 弾性部 26 非電気接続部 28 プリント回路基板 32 取付部

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタの正面で、第一の軸線に対して
    平行方向に挿入可能な電気プラグを収容するために、開
    口部12を規定する壁14を有するハウジング10と、
    第二の軸線に対して平行であり、挿入されるプラグと電
    気接続しない非電気接続部26と、弾性部25と、挿入
    されるプラグと接続するための電気接続部24とを有し
    ている細長いコンタクト16で構成されている電気コネ
    クタであって、前記電気接続部24は、前記非電気接続
    部26に対して所定の角度をなしており、前記弾性部2
    5により、前記非電気接続部26から離間する方向に付
    勢され、前記電気接続部24の上側端部は、保持器22
    に対して付勢され、前記電気接続部24は、互いに対し
    て所定の角度をなす第一および第二のコンタクト部2
    7,29を有していることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コンタクト16は、ワイヤコンタク
    トであることを特徴とする請求項1に記載の電気コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記非電気接続部26は、取付部32内
    に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の電
    気コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記非電気接続部26は、プリント回路
    基板28の端部に取り付けられることを特徴とする請求
    項1に記載の電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記非電気接続部26は、前記プリント
    回路基板28に対して直角に半田付けされることを特徴
    とする請求項4に記載の電気コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記プリント回路基板28は、取り付け
    られる絶縁変位コネクタを有しており、前記絶縁変位コ
    ネクタおよび前記取付部32は平行であり、前記プリン
    ト回路基板28は、前記取付部32に対して垂直である
    ことを特徴とする請求項4に記載の電気コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記電気接続部24は、前記第一および
    第二の部分27,29間の折り曲げ部31で折り曲げら
    れることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記電気接続部24は、カーブしている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記保持器は、ハウジング10の上壁2
    2であることを特徴とする請求項1に記載の電気コネク
    タ。
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