JP7337605B2 - ケーブル接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、帯板状の可撓性ケーブルを接続対象に電気的に接続するためのケーブル接続構造に関するものである。
従来、例えばFPC(Flexible Printed Circuits)やフラットケーブル等の可撓性ケーブルを、コネクタ等の接続対象に電気的に接続するためのケーブル接続構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載のケーブル接続構造では、可撓性ケーブルにおいて電気接続部が設けられた一端部が、コネクタにおいて被接続部が内部に配置されたハウジングの差込口に挿入される構造となっている。
さらに、上記のケーブル接続構造では、挿入された可撓性ケーブルの一端部をハウジングの内部に留めるために、可撓性ケーブルの一端部に形成された切欠き状の係合部に係止するロック片がハウジングの内部に配置されている。可撓性ケーブルに引っ張り力等の外力が加わった際には、その外力が可撓性ケーブルの係合部とハウジングのロック片とで受け止められ、可撓性ケーブルの電気接続部及びハウジングの被接続部への外力による負荷が抑えられる。これにより、電気接続部と被接続部との接続不良や可撓性ケーブルの抜け等が抑えられることとなる。
特開2013-105685号公報
ここで、可撓性ケーブルの係合部とハウジングのロック片とで外力を受け止めて負荷を抑制する上記のケーブル接続構造では、係合部を構成する可撓性ケーブル自体の強度に依る部分が大きい。他方で、可撓性ケーブルは、その可撓性を担保するべく多くの場合は柔軟な素材で構成されており、外力による負荷を十分に抑制しきれない場合がある。
従って、本発明は、上記のような問題に着目し、可撓性ケーブルの電気接続部及びハウジングの被接続部への外力による負荷を十分に抑えることができるケーブル接続構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、ケーブル接続構造は、帯板状に形成され、その長手方向の一端部に所定の被接続部と電気的に接続される電気接続部が設けられた可撓性ケーブルと、前記被接続部が配置されて前記可撓性ケーブルの前記一端部が載置される載置面を有するハウジングと、前記一端部が載置された前記載置面を覆うように前記ハウジングに被せられるカバーと、前記電気接続部が接続された前記被接続部からの前記可撓性ケーブルの延出方向について前記被接続部から離れた離隔位置で、前記可撓性ケーブルの表裏面のうち少なくとも一方の側に配置され、前記カバー及び前記ハウジングによって前記可撓性ケーブルとともに挟持されることで前記可撓性ケーブルに密着する弾性部材と、を備え、前記弾性部材が、前記延出方向と交差する前記可撓性ケーブルの幅方向について、当該可撓性ケーブルの幅寸法よりも長く所定の厚みを有する直線状の帯ブロック形状に形成され、前記幅方向に沿った一対の側面の一方から他方へと前記可撓性ケーブルに貫通された状態で前記カバー及び前記ハウジングによって挟持されることを特徴とする。
上述のケーブル接続構造によれば、弾性部材が、被接続部から離れた離隔位置でカバー及びハウジングによって挟持されるとともに可撓性ケーブルに密着する。この構成により、可撓性ケーブルに加わる外力が、可撓性ケーブルの電気接続部及びハウジングの被接続部へと及ぶ前に、可撓性ケーブル自体の強度に依ることなく弾性部材によって受け止められる。つまり、上述のケーブル接続構造によれば、可撓性ケーブルの電気接続部及びハウジングの被接続部への外力による負荷を十分に抑えることができる。
第1実施形態のケーブル接続構造を示す斜視図である。 図1に示されているケーブル接続構造の分解斜視図である。 図1及び図2に示されているケーブル接続構造においてカバー及びハウジングによってFPCとともに挟持される弾性部材を示す図である。 図3に示されている弾性部材がカバー及びハウジングによって挟持されてFPCに密着する様子を、ケーブル接続構造における図1中のV11-V11線に沿った断面で示す図である。 第2実施形態のケーブル接続構造を示す斜視図である。 図5に示されているケーブル接続構造の分解斜視図である。 図5及び図6に示されているケーブル接続構造においてカバー及びハウジングによってFPCとともに挟持される弾性部材を示す図である。 図7に示されている弾性部材がカバー及びハウジングによって挟持されてFPCに密着する様子を、ケーブル接続構造における図5中のV21-V21線に沿った断面で示す図である。
以下、ケーブル接続構造の一実施形態について説明する。まず、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のケーブル接続構造を示す斜視図であり、図2は、図1に示されているケーブル接続構造の分解斜視図である。
図1及び図2に示されているケーブル接続構造1は、帯板状の可撓性ケーブルとしてのFPC(Flexible Printed Circuits)11をコネクタ12に接続するための接続構造である。このケーブル接続構造1は、FPC11及びコネクタ12を備え、コネクタ12が、ハウジング121と、カバー122と、ピン端子123と、弾性部材124と、を備えている。
FPC11は、帯板状に形成され、その長手方向D11の一端部11aに、被接続部としてのコネクタ12のピン端子123に電気的に接続される電気接続部としてのスルーホール113が設けられた可撓性ケーブルである。FPC11は、樹脂シート111と、導体パターン112と、スルーホール113と、を備えている。樹脂シート111は、FPC11の長手方向D11に長辺が延びる長方形の帯板状に形成された樹脂製のシート材である。この樹脂シート111における、FPC11の一端部11a側の一対の角部には、FPC11をハウジング121に対して位置決めするために、ハウジング121の位置決めピン121bが嵌入する一対の位置決め孔111aが設けられている。
導体パターン112は、FPC11の長手方向D11に沿って一端部11aまで延びた直線状の金属パターンであり、複数本が幅方向D12に互いに平行に配列されている。また、複数本の導体パターン112は、FPC11の端縁近傍まで延びた長尺パターンと、長尺パターンの端部よりもFPC11の端縁から離れた位置まで延びた短尺パターンと、を有している。長尺パターン及び短尺パターンは幅方向D12に交互に配列され、この配列により、一端部11aでは、複数の導体パターン112の端部が、長手方向D11に互い違いとなるように、2列に並ぶこととなっている。スルーホール113は、コネクタ12のピン端子123が嵌入してはんだ付けされるように設けられた部位であり、FPC11の一端部11aにおいて各導体パターン112の端部に接続形成されている。一端部11aにおいて導体パターン112の端部が上記のように互い違いの2列に並ぶことから、スルーホール113も、同様に、一端部11aにおいて互い違いの2列に並ぶこととなる。
コネクタ12のハウジング121は、コネクタ12において、FPC11のスルーホール113が電気的に接続される被接続部としてのピン端子123が配置される矩形箱状の樹脂筐体である。本実施形態では、ハウジング121における図1及び図2の下方側が開口して、不図示の相手側コネクタと嵌合するようになっている。このハウジング121における図中の上面は、各々の一端が突出するように複数本のピン端子123が配置されてFPC11の一端部11aが載置される長方形状の載置面121aとなっている。
FPC11の一端部11aは、FPC11の長手方向D11が載置面121aの短辺に沿い、幅方向D12が長辺に沿うように載置される。載置面121aにおける図中右側の一対の角部には一対の位置決めピン121bが立設されており、これら一対の位置決めピン121bが位置決めのためにFPC11の一端部11aにおける一対の位置決め孔111aに嵌入する。また、載置面121aでは、FPC11の一端部11aにおける複数のスルーホール113に合せて、複数本のピン端子123において載置面121aから突出した一端が、短辺方向に互い違いとなるように、長辺方向に2列に並ぶこととなっている。また、ハウジング121における、載置面121aの一対の短辺に繋がる一対の側面121cそれぞれには、カバー122をハウジング121に係止固定するための係止爪121dが立設されている。
カバー122は、FPC11の一端部11aが載置された載置面121aを覆うようにハウジング121に被せられる矩形キャップ状の樹脂部材である。このカバー122においてハウジング121の載置面121aと対面する長方形状の天井壁122aからは、その一対の短辺に繋がった片持ち梁状の可撓アーム122bが延出している。そして、各可撓アーム122bの先端寄りに、ハウジング121の係止爪121dが嵌入して係止する係止孔122cが設けられている。
ピン端子123は、コネクタ12の端子であり、上述したように一端がハウジング121の載置面121aから突出してFPC11のスルーホール113に嵌入してはんだ付けされる。尚、ここにいう「ピン」とは、コネクタ12において、不図示の相手側コネクタの端子と嵌合する端子形状を示す文言ではなく、あくまでFPC11のスルーホール113に接続される部位の形状を示している。相手側コネクタの端子との嵌合側については、ここでは特定しないが、ピン状のオス型であってもよくソケット状のメス型であってもよい。
弾性部材124は、ゴム等の弾性樹脂で形成され、カバー122及びハウジング121によってFPC11とともに挟持されることでFPC11に密着する部材である。
図3は、図1及び図2に示されているケーブル接続構造においてカバー及びハウジングによってFPCとともに挟持される弾性部材を示す図である。また、図4は、図3に示されている弾性部材がカバー及びハウジングによって挟持されてFPCに密着する様子を、ケーブル接続構造における図1中のV11-V11線に沿った断面で示す図である。
尚、図4の断面図では、コネクタ12におけるハウジング121の内部構造について、図示の簡略化のために省略されている。実際には、このハウジング121の内部には、ピン端子123における相手側コネクタの端子との嵌合部等を含む、相手側コネクタとの嵌合構造が設けられている。
弾性部材124は、ピン端子123が接続されたスルーホール113からのFPC11の延出方向D111についてスルーホール113から離れた離隔位置11bで、FPC11の表裏面それぞれの側に配置されるように形成されている。また、弾性部材124は、FPC11の幅方向D12について、FPC11の幅寸法以上の長さに形成され、FPC11の全幅に亘って密着するものとなっている。
具体的には、弾性部材124は、FPC11の幅方向D12について、FPC11の幅寸法よりも長く所定の厚みを有する帯ブロック形状に形成されている。そして、弾性部材124には、幅方向D12に沿った一対の側面124aの一方から他方へとFPC11に貫通されるスリット124bが形成されている。弾性部材124は、このスリット124bを貫通された状態でFPC11に取り付けられる。
そして、ハウジング121及びカバー122のそれぞれにおいて弾性部材124に接する部位には、弾性部材124をFPC11に向かって突出させた状態で収容するハウジング側収容凹部121e及びカバー側収容凹部122eが設けられている。
ハウジング側収容凹部121eは、FPC11に貫通された帯ブロック形状の弾性部材124におけるハウジング121の側の略半分を収容する矩形状の凹部となっている。また、カバー側収容凹部122eは、弾性部材124におけるカバー122の側の半分を収容する矩形状の凹部となっている。ハウジング121には、このようなハウジング側収容凹部121eが、FPC11の延出方向D111について、ピン端子123が設けられた載置面121aの前方側に形成されている。
ここで、カバー122は、ハウジング121に取り付けられたときにピン端子123を収容できるようにハウジング121の載置面121aから天井壁122aが十分に離れる形状に形成されている。そして、カバー122には、FPC11の延出方向D111について、載置面121aに対面する天井壁122aからハウジング121の側へと一段下がった段差部122fが形成されている。カバー側収容凹部122eは、この段差部122fにおいてハウジング側収容凹部121eに対面する位置に形成された矩形状の凹部となっている。このカバー側収容凹部122eには、FPC11に貫通された帯ブロック形状の弾性部材124におけるカバー122の側の略半分が収容される。
カバー122がハウジング121に取り付けられると、FPC11に貫通された弾性部材124が、ハウジング側収容凹部121e及びカバー側収容凹部122eに略半分ずつ収容される。このときには、弾性部材124はカバー122がハウジング121によって厚み方向に若干押しつぶされて、FPC11の表裏面に密着する。
また、本実施形態では、ハウジング121の載置面121aと、カバー122の天井壁122aとの間にはFPC11を延出させるために間隙SP11が開いている。そして、弾性部材124が、ハウジング側収容凹部121e及びカバー側収容凹部122eに収容されたときに、この間隙SP11におけるFPC11の延出方向D111の前方側を塞ぐ形状に設けられている。
以上に説明した第1実施形態のケーブル接続構造1によれば、弾性部材124が、ピン端子123から離れた離隔位置11bでカバー122及びハウジング121によって挟持されるとともにFPC11に密着する。この構成により、FPC11に加わる外力F11が、FPC11のスルーホール113及びハウジング121のピン端子123へと及ぶ前に、FPC11自体の強度に依ることなく弾性部材124によって受け止められる。つまり、上述のケーブル接続構造1によれば、FPC11のスルーホール113及びハウジング121のピン端子123への外力F11による負荷を十分に抑えることができる。
ここで、本実施形態では、ハウジング121及びカバー122のそれぞれには、弾性部材124をFPC11に向かって突出させた状態で収容する収容凹部として、ハウジング側収容凹部121e及びカバー側収容凹部122eが設けられている。
この構成によれば、カバー122及びハウジング121による単純挟持に比べて弾性部材124がカバー122及びハウジング121に強固に保持される。このような保持により、FPC11のスルーホール113及びハウジング121のピン端子123への外力F11による負荷を一層抑えることができる。
また、本実施形態では、弾性部材124が、FPC11を相互間に挟むように、当該FPC11の表裏面それぞれの側に配置されてカバー122及びハウジング121によって挟持される。
この構成によれば、FPC11に加わる外力F11が表裏両面に密着した弾性部材124で受け止められることとなるので、FPC11のスルーホール113及びハウジング121のピン端子123への外力F11による負荷を一層抑えることができる。
また、本実施形態では、弾性部材124が、少なくとも、延出方向D111と交差するFPC11の幅方向D12について、当該FPC11の幅寸法以上の長さに形成され、当該FPC11の全幅に亘って密着する。
この構成によれば、FPC11に加わる外力F11がFPC11の全幅に亘って密着した弾性部材124で受け止められる。このような外力F11の受止めにより、FPC11のスルーホール113及びハウジング121のピン端子123への外力F11による負荷を一層抑えることができる。
また、本実施形態では、弾性部材124が、FPC11の幅方向D12について、当該FPC11の幅寸法よりも長く所定の厚みを有する帯ブロック形状に形成されている。そして、弾性部材124は、幅方向D12に沿った一対の側面124aの一方から他方へとFPC11に貫通された状態でカバー122及びハウジング121によって挟持される。
この構成によれば、一つの弾性部材124によってFPC11に加わる外力F11をFPC11の表裏両面で受け止めることができるので、外力F11による負荷を一層抑えつつも部品点数を抑えてコストを低減することができる。
また、本実施形態では、ハウジング121の載置面121aと、カバー122における天井壁122aとの間にはFPC11を延出させるために間隙SP11が開いている。弾性部材124は、この間隙SP11における延出方向D111の前方側を塞ぐ形状に設けられている。
この構成によれば、上記の間隙SP11への異物の侵入を、弾性部材124によって抑えることができる。
また、本実施形態では、ハウジング121における被接続部が複数本のピン端子123であり、FPC11における電気接続部が複数のスルーホール113となっている。
この構成によれば、過剰な負荷によるはんだの剥がれやピン端子123とスルーホール113との摩耗等に起因した接続不良を抑えて、FPC11のスルーホール113とハウジング121のピン端子123とをはんだ付けによって強固に接続することができる。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、FPC11を保持する弾性部材が、上述の第1実施形態と異なっている。以下、この第1実施形態との相違点に注目して第2実施形態を説明する。
図5は、第2実施形態のケーブル接続構造を示す斜視図であり、図6は、図5に示されているケーブル接続構造の分解斜視図である。また、図7は、図5及び図6に示されているケーブル接続構造においてカバー及びハウジングによってFPCとともに挟持される弾性部材を示す図である。また、図8は、図7に示されている弾性部材がカバー及びハウジングによって挟持されてFPCに密着する様子を、ケーブル接続構造における図5中のV21-V21線に沿った断面で示す図である。
尚、本実施形態でも、第1実施形態と同様に、図8の断面図では、ハウジング221の内部構造についての図示が省略されている。また、図5~図8では、図1~図4に示されている第1実施形態の構成要素と同等な構成要素については、図1~図4と同じ符号が付されており、以下ではそれら同等な構成要素についての重複説明を割愛する。
本実施形態のケーブル接続構造2も、FPC11をコネクタ22に接続するための接続構造であり、FPC11及びコネクタ22を備え、コネクタ22が、ハウジング221と、カバー222と、ピン端子123と、弾性部材224と、を備えている。FPC11における長手方向D11の一端部11aは、位置決め孔111aに位置決めピン121bが嵌入され、ピン端子123が導体パターン112の端部のスルーホール113に嵌入した状態でハウジング221の載置面221aに載置される。そして、ピン端子123がスルーホール113にはんだ付けされる。カバー222は、載置面221aを覆うようにハウジング221に被せられ、ハウジング221の一対の側面121cにおける係止爪121dが、カバー222の可撓アーム122bにおける係止孔122cに係止することで、ハウジング221に係止固定される。
ここで、本実施形態では、ハウジング221における載置面221aが、FPC11においてスルーホール113が設けられた一端部11aよりも広範囲に延在している。この載置面221aは、FPC11の長手方向D11に沿った長辺と幅方向D12に沿った短辺とを有する長方形状の面となっている。
また、弾性部材224は、ハウジング側弾性部材224aと、カバー側弾性部材224bと、に二分割されており、それぞれが載置面221aを囲むような長方形リング状に形成されている。弾性部材224におけるハウジング側弾性部材224a及びカバー側弾性部材224bは、FPC11を相互間に挟むようにFPC11の表裏面それぞれの側に配置される。
ハウジング221には、ハウジング側弾性部材224aをFPC11に向かって突出させた状態で収容するために、長方形リング溝状のハウジング側収容凹部221eが設けられている。また、カバー222には、カバー側弾性部材224bをFPC11に向かって突出させた状態で収容するために、ハウジング側収容凹部221eと対面する位置に、長方形リング溝状のカバー側収容凹部222eが設けられている。
カバー222における天井壁222aの内側には、ハウジング221の載置面221aに向かって突出しつつ複数のピン端子123の周囲を長方形リング状に囲むリング壁222bが設けられている。カバー側収容凹部222eは、このリング壁222bの先端縁から全周に亘って一段下がったリング状の段差形状に形成された凹部となっている。
ここで、本実施形態では、長方形リング状のハウジング側弾性部材224a及びカバー側弾性部材224bは、FPC11の延出方向D111における前方側長辺部分224a-1,224b-1でFPC11を挟む。ハウジング側弾性部材224aの前方側長辺部分224a-1には、FPC11を受け入れる凹部224a-2が形成されている。また、カバー側弾性部材224bの前方側長辺部分224b-1には、上記の凹部224a-2に勘合する凸部224b-2が形成されている。FPC11は、これらの凹部224a-2と凸部224b-2との相互間に挟まれる。
また、本実施形態でも、ハウジング221の載置面221aと、カバー222の天井壁222aとの間にはFPC11を延出させるために間隙SP21が開いている。そして、長方形リング状のハウジング側弾性部材224a及びカバー側弾性部材224bは、この間隙SP21の周囲を全周に亘って囲んで密閉するように設けられている。
以上に説明した第2実施形態のケーブル接続構造2によっても、第1実施形態と同様、弾性部材224が、ピン端子123から離れた離隔位置21bで、カバー222及びハウジング221によって挟持されるとともにFPC11に密着する。この構成により、FPC11に加わる外力F21が、FPC11のスルーホール113及びハウジング221のピン端子123へと及ぶ前に、FPC11自体の強度に依ることなく弾性部材224によって受け止められる。つまり、上述のケーブル接続構造2によれば、FPC11のスルーホール113及びハウジング221のピン端子123への外力F21による負荷を十分に抑えることができる。
また、本実施形態でも、FPC11の表裏面それぞれの側に配置されたハウジング側弾性部材224a及びカバー側弾性部材224bでFPC11を挟むことで、第1実施形態と同様、外力F11による負荷を一層抑えることができる。また、ハウジング側弾性部材224a及びカバー側弾性部材224bがFPC11の全幅に亘って密着することでも、外力F11による負荷を一層抑えることができる。また、載置面221aと天井壁222aとの間の間隙SP21における延出方向D111の前方側を塞ぐ形状にハウジング側弾性部材224a及びカバー側弾性部材224bが設けられていることで、その間隙SP21への異物の侵入を抑えることができる。また、本実施形態でも、はんだの剥がれや摩耗等に起因した接続不良を抑えて、FPC11のスルーホール113とハウジング121のピン端子123とをはんだ付けによって強固に接続することができる。
ここで、本実施形態では、弾性部材224をなすハウジング側弾性部材224a及びカバー側弾性部材224bが、FPC11におけるスルーホール113が設けられた一端部11aよりも広範囲の載置面221aを囲む長方形リング状に形成されている。そして、FPC11を相互間に挟むように、FPC11の表裏面それぞれの側にハウジング側弾性部材224a及びカバー側弾性部材224bが配置されてカバー222及びハウジング221によって挟持される。
この構成によれば、FPC11の両面に弾性部材224を密着させて外力F21による負荷を一層抑えることができる。また、ハウジング側弾性部材224a及びカバー側弾性部材224bが載置面221aを囲むような長方形リング状に形成されることから載置面221aへの水や異物の侵入を効果的に抑えることができる。
尚、以上に説明した実施形態はケーブル接続構造の代表的な形態を示したに過ぎず、ケーブル接続構造は、これに限定されるものではなく種々変形して実施することができる。
例えば、上述した第1及び第2実施形態では、可撓性ケーブルとしてのFPC11における電気接続部としてのスルーホール113が、被接続部としてのコネクタ12のピン端子123にはんだ付けされるケーブル接続構造1,2が例示されている。しかしながら、可撓性ケーブルはFPCに限るものではなく、被接続部もコネクタの端子に限るものではない。可撓性ケーブルは、例えばフラットケーブル等といったFPC以外のケーブル部材であってもよく、被接続部も、例えばコネクタ以外の任意の機器筐体の外壁面に設置された端子等であってもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態では、矩形箱状の樹脂筐体であるハウジング121,221と、矩形キャップ状の樹脂部材であるカバー122,222と、が例示されている。しかしながら、ハウジングやカバーはこれらに限るものではなく、絶縁性等の電気的な機能を満たすものであれば、その具体的な材質や形状を問うものではない。
また、上述した第1及び第2実施形態では、ハウジング121,221及びカバー122,222に、弾性部材124,224を収容するハウジング側収容凹部121e,221e及びカバー側収容凹部122e,222eが設けられた形態が例示されている。しかしながら、ケーブル接続構造はこのような形態に限るものではなく、弾性部材の収容凹部を特には設けず、例えばハウジング側の平面とカバー側の平面とで単純挟持する形態等であってもよい。ただし、ハウジング側収容凹部121e,221e及びカバー側収容凹部122e,222eを設けることで、単純挟持に比べて弾性部材124,224を強固に保持して外力F11,F21による負荷を一層抑えることができる点は上述した通りである。
また、上述した第1及び第2実施形態では、FPC11の表裏面のそれぞれの側に密着するように設けられた弾性部材124,224が例示されている。しかしながら、弾性部材は、このような形態に限るものではなく、例えば、可撓性ケーブルの表裏面の一方の側にのみ密着するように設けられたもの等であってもよい。ただし、可撓性ケーブルとしてのFPC11の表裏面のそれぞれの側に密着するように弾性部材124,224設けることで、外力F11,F21による負荷を一層抑えることができることは上述した通りである。尚、FPC11の表裏面の一方の側にのみ密着するように弾性部材が設けられるに当たり、上記の収容凹部を設ける場合には、ハウジング及びカバーのうち弾性部材に接する部材に収容凹部が設けられることとなる。
また、上述した第1及び第2実施形態では、FPC11の幅寸法以上の長さに形成され、FPC11の全幅に亘って密着するように設けられた弾性部材124,224が例示されている。しかしながら、弾性部材はこれに限るものではなく、可撓性ケーブルよりも幅狭に形成され、その幅方向について可撓性ケーブルの一部に密着するように設けられたもの等であってもよい。ただし、可撓性ケーブルとしてのFPC11の全幅に亘って密着するように弾性部材124,224を設けることで、外力F11,F21による負荷を一層抑えることができる点も上述した通りである。
また、上述した第1実施形態では、FPC11に貫通された状態でカバー122及びハウジング121に挟持される帯ブロック形状の弾性部材124が例示されている。また、上述した第2実施形態では、FPC11の一端部11aが載置される載置面221aを囲むような長方形リング状に形成されて、FPC11の表裏面それぞれの側に配置される弾性部材224が例示されている。しかしながら、弾性部材はこれらに限るものではなく、その具体的な形状等は任意に設定し得るものである。ただし、可撓性ケーブルとしてのFPC11に貫通される弾性部材124を設けることで、外力F11による負荷を一層抑えつつも部品点数を抑えてコストを低減することができる点は上述した通りである。また、リング状の弾性部材224をFPC11の両面に密着させることで、外力F21による負荷を一層抑えつつ、載置面221aへの水や異物の侵入を効果的に抑えることができる点も上述した通りである。
ここで、上述した第1実施形態では、FPC11に貫通された状態でカバー122及びハウジング121に挟持される弾性部材124が、この弾性部材124に設けられたスリット124bをFPC11に貫通される形態が例示されている。しかしながら、可撓性ケーブルによって貫通された状態となる弾性部材は、このようなスリット124bを用いた形態に限るものではない。弾性部材は、例えばインサート成型等により、可撓性ケーブルによって貫通された状態で可撓性ケーブルと一体形成されたもの等であってもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態では、載置面121a,221aと天井壁122a,222aとの間の間隙SP11,SP21における延出方向D111の前方側を塞ぐ形状に設けられた弾性部材124,224が例示されている。しかしながら、弾性部材はこのような形態に限るものではなく、外力による負荷の抑制が可能な程度に可撓性ケーブルに密着するのであれば、上記の間隙における延出方向の前方側を塞がずに部分的又は全体的に開放することとしてもよい。ただし、間隙の前方側を塞ぐことで間隙への異物の侵入を抑えることができる点は上述した通りである。
また、上述した第1及び第2実施形態では、ハウジング121,221に設けられる被接続部がピン端子123で、FPC11における電気接続部がスルーホール113となって両者がはんだ付けされるケーブル接続構造1,2が例示されている。しかしながら、ケーブル接続構造1は、このような形態に限るものではなく、例えば可撓性ケーブルとしてもFPCの端部に接続端子の端子パターンを形成し、ハウジングにFPCの端部が挿入されて端子パターンに圧接するコンタクトを配置することとしてもよい。このように、可撓性ケーブルにおける電気接続部、及びハウジングにおける被接続部については、その具体的な接続形態を問うものではなく、任意の接続形態を採用し得る。ただし、互いにはんだ付けされるピン端子123とスルーホール113とを有した接続形態を採用することで、強固に接続することができる点は上述した通りである。尚、このような接続形態を採用するにしても、ピン端子123やスルーホール113の数や配列形態等は任意に設定し得るものである。
1,2 ケーブル接続構造
11 FPC(可撓性ケーブル)
11a 一端部
11b,21b 離隔位置
12,22 コネクタ
111 樹脂シート
111a 位置決め孔
112 導体パターン
113 スルーホール(電気接続部)
121,221 ハウジング
121a,221a 載置面
121b 位置決めピン
121c,124a 側面
121d 係止爪
121e,221e ハウジング側収容凹部
122,222 カバー
122a,222a 天井壁
122b 可撓アーム
122c 係止孔
122e,222e カバー側収容凹部
122f 段差部
123 ピン端子(被接続部)
124,224 弾性部材
124b スリット
224a ハウジング側弾性部材
224a-1,224b-1 前方側長辺部分
224a-2 凹部
224b カバー側弾性部材
224b-2 凸部
D11 長手方向
D12 幅方向
D111 延出方向
SP11,SP21 間隙
F11,F21 外力

Claims (6)

  1. 帯板状に形成され、その長手方向の一端部に所定の被接続部と電気的に接続される電気接続部が設けられた可撓性ケーブルと、
    前記被接続部が配置されて前記可撓性ケーブルの前記一端部が載置される載置面を有するハウジングと、
    前記一端部が載置された前記載置面を覆うように前記ハウジングに被せられるカバーと、
    前記電気接続部が接続された前記被接続部からの前記可撓性ケーブルの延出方向について前記被接続部から離れた離隔位置で、前記可撓性ケーブルの表裏面のうち少なくとも一方の側に配置され、前記カバー及び前記ハウジングによって前記可撓性ケーブルとともに挟持されることで前記可撓性ケーブルに密着する弾性部材と、
    を備え
    前記弾性部材が、前記延出方向と交差する前記可撓性ケーブルの幅方向について、当該可撓性ケーブルの幅寸法よりも長く所定の厚みを有する直線状の帯ブロック形状に形成され、前記幅方向に沿った一対の側面の一方から他方へと前記可撓性ケーブルに貫通された状態で前記カバー及び前記ハウジングによって挟持されることを特徴とするケーブル接続構造。
  2. 前記ハウジング及び前記カバーのうち前記弾性部材に接する部材には、前記弾性部材を前記可撓性ケーブルに向かって突出させた状態で収容する収容凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル接続構造。
  3. 前記弾性部材が、前記可撓性ケーブルを相互間に挟むように、当該可撓性ケーブルの表裏面それぞれの側に配置されて前記カバー及び前記ハウジングによって挟持されることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル接続構造。
  4. 前記弾性部材が、少なくとも、前記延出方向と交差する前記可撓性ケーブルの幅方向について、当該可撓性ケーブルの幅寸法以上の長さに形成され、当該可撓性ケーブルの全幅に亘って密着することを特徴とする請求項1~3のうち何れか一項に記載のケーブル接続構造。
  5. 前記ハウジングの前記載置面と、前記カバーにおいて前記載置面と対面する天井壁との間には前記可撓性ケーブルを延出させるために間隙が開いており、
    前記弾性部材が、前記間隙における前記延出方向の前方側を塞ぐ形状に設けられていることを特徴とする請求項1~のうち何れか一項に記載のケーブル接続構造。
  6. 前記被接続部が、前記載置面から一端が突出するように設けられた少なくとも1本のピン端子であり、
    前記電気接続部が、前記ピン端子が嵌入してはんだ付けされるように設けられた少なくとも1つのスルーホールであることを特徴とする請求項1~のうち何れか一項に記載のケーブル接続構造。
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