JPH02865Y2 - - Google Patents

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JPH02865Y2
JPH02865Y2 JP1982174288U JP17428882U JPH02865Y2 JP H02865 Y2 JPH02865 Y2 JP H02865Y2 JP 1982174288 U JP1982174288 U JP 1982174288U JP 17428882 U JP17428882 U JP 17428882U JP H02865 Y2 JPH02865 Y2 JP H02865Y2
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JP
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conductive
connector
printed wiring
switch
wiring board
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JPS5979988U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小型スイツチや表示灯等、その本体
下面に端子を有する小型電気部品用のコネクタに
関するものであり、特に小型電気部品を取付固定
するパネルと、その下方に位置するプリント配線
基板との間に距離がある場合や、その距離にバラ
つきがある場合、また小型電気部品の端子が行列
状あるいは円周状に複数個配設している場合等に
小型電気部品の端子とプリント配線基板上に設け
た導電部とを導通せしめるコネクタに関するもの
である。
スイツチや表示灯等、その本体下面に端子を有
する小型電気部品の本体上方にこの本体より若干
巾が広い鍔部が形成された小型電気部品をプリン
ト配線基板にて配線を行う場合、この小型電気部
品の端子をプリント配線基板にはんだ付けして配
線を行つてしまうと、当然のこと乍ら、その小型
電気部品は機器のパネルに取付固定を行うことが
出来ない。そこで第1図に示すような専用のスイ
ツチ端子挿着用ソケツトを介在させる必要があ
る。この専用ソケツト50を使用して導通を図る
には、スイツチ60の本体下面に設けたスイツチ
端子62をこの専用ソケツト50に挿着し、該ソ
ケツト50内において、前記スイツチ端子62と
接触片63とを接触させる必要がある。このため
には該接触片63の端部をプリント配線基板61
に挿通し、はんだ付けしてあらかじめ前記ソケツ
ト50の配線と固定を図り、次にそのプリント配
線基板61を機器の筐体に固定し、それから筐体
の表面、即ちパネル64にあらかじめ設けたスイ
ツチ取付孔65の上面よりスイツチとソケツトの
方向性を一致させながら、かつ前記スイツチ端子
62とソケツト50の挿着孔との適合具合を見な
がら差込みを行つていた。このため、スイツチ端
子の数が多くなつたり、パネルとプリント配線基
板上に取付けたソケツトとの間に距離がある場
合、差込み時に、ソケツト表面の挿着孔が見えな
くなり、差込みのねらいが定まらず非常に挿入し
にくい欠点があつた。
更に最近ではスイツチや表示灯等の小型化が図
られており、叙上の従来のソケツトを使用する場
合、パネルに設けたスイツチ取付孔の中心に対
し、あらかじめプリント配線基板に取付けたソケ
ツトの中心位置を一致させ、しかもソケツトに差
込もうとするスイツチをパネルのスイツチ取付孔
の上方から完全に垂直に下降させないとスイツチ
端子とソケツトの挿着孔とが一致しないため差込
みが図れない欠点があり取付上問題があつた。
従つて、本考案の目的はプリント配線基板と、
端子を有する小型電気部品を取付固定するパネル
との間に距離がある場合、小型電気部品の端子と
その下方のプリント配線基板上に設けた導電部と
を極めて容易に接続できる小型電気部品用のコネ
クタを提供することにある。
本考案の他の目的は、小型電気部品の端子の位
置と、その下方に位置するプリント配線基板の導
電部の位置が若干ずれている場合、あるいはプリ
ント配線基板と小型電気部品を取付固定するパネ
ルとの間の距離に若干のバラつきがある場合にも
小型電気部品の組立作業が容易かつ迅速に行なえ
るとともに、的確に結線が図れる小型電気部品用
のコネクタを提供することにある。
本考案のもう1つ他の目的は、小型電気部品の
端子の配列がいかなる状態にあつても、小型電気
部品とプリント配線基板の導電部とを導通可能と
する小型電気部品用のコネクタを提供することに
ある。
本考案に係る小型電気部品用のコネクタは、小
型電気部品の端子とプリント配線基板の導電部と
の間に介装するコネクタ本体を変形可能な絶縁性
の弾性体により形成するとともに、この本体内部
にその各々が独立した複数の導通路を設け、その
導通路の両端を露出せしめて対向接点を形成した
小型電気部品用のコネクタにおいて、前記導通路
を導電ゴムにより形成するとともに、この導通路
を直線的にかつその各々の導通路を平行に位置せ
しめて配し、しかも前記対向接点を小型電気部品
の端子、プリント配線基板の導電部に接触するこ
のコネクタの両接触面上に点在せしめて顕出した
ことを特徴としている。
以下本考案を添付図面に示した良好な実施例と
ともに説明する。
尚、実施例においては本考案に係るコネクタを
押釦式の小型スイツチに使用した例を示したが、
レバースイツチあるいは端子を有する表示灯等の
ような小型電気部品の導通に適用できること言を
俟たない。
さて、第2A図、第2B図及び第3図におい
て、本考案に係る小型電気部品用のコネクタ本体
1は、可撓性を有するゴムあるいは軟質合成樹脂
等絶縁性の弾性体2より形成され、この本体1の
内部には小型スイツチ10の端子12とプリント
配線基板11とを導通せしめるため、その各々が
独立した複数本の導通路3が設けられている。即
ち導通路3は、コネクタ本体1内において、直線
的にかつその各々の導通路を平行に位置せしめて
配してあり、しかも後述の対向接点を、小型電気
部品の端子、プリント配線基板の導電部に接触す
るこのコネクタの両接触面上に点在せしめて顕出
してある。この各導通路3を形成する場合、前記
弾性体2の片面の上端部より下端部にかけて小帯
状の無数の導電ゴムを導通部材として付着させ、
上下方向に導通するようにして巻回し円柱状と
し、恰も多軸のケーブルを輪切りにした形状に形
成すればよい。
しかして、この導通路3の両端は露出して対向
接点を形成する。尚、巻回したコネクタ本体1は
端縁部で固定されている。もつとも全面を接着剤
で固着してをよく、あるいは巻回したコネクタ本
体1の外側周面を枠体により囲成してもよい。従
つて、コネクタ本体1は簡単に製作することがで
き、しかも従来のソケツトに比べて非常に安価に
出来る。
このコネクタを使用する場合にはパネル(図示
せず、ただし第1図のパネル64と同じもの)の
表面から差込んだスイツチ本体10の下端部凹所
16(第5図、第6図参照)と、その下方にあら
かじめ配設したプリント配線基板11上のパタン
即ち銅板製の導電体13の表面との間にこのコネ
クタを介装し、上方のスイツチ端子12と前記プ
リント配線基板11上の導電体13とを導通せし
めることにより、自動的に配線が完了する。この
場合、スイツチの把手20を押圧すると、前記コ
ネクタ本体1は第3図示の如く若干偏平に変形す
る。従つて、この実施例によれば配線作業が極め
て合理的に行うことでき、スイツチの底面とプリ
ント配線基板間の寸法に若干の誤差が生じてもコ
ネクタ本体及び導通路に弾力性があるため、その
誤差をコネクタの変形により充分吸収し対応する
ことが可能であるとともに、適当な接触圧力が加
わるため上下方向に対する接触の完全性を維持で
きる。更にコネクタ本体内部に、上端面から下端
面に向かう無数の導通部材を配設してあるため、
スイツチ本体の基端部より突出したスイツチ端子
がプリント配線基板上の導電体に対し若干位置が
ずれていても接触不良や配線回路を形成しないと
いうことがない。符号18はステンレス鋼や燐青
銅等から形成された弾性板であり、スイツチの鍔
部17とでスイツチ10をパネルに係止せしめる
のに寄与する。
従つて本考案によれば、プリント配線基板と、
スイツチ等の小型電気部品を取付固定するパネル
との間に距離があつてもスイツチ等の端子とプリ
ント配線基板上に設けた導電部とを極めて容易に
接続できる。
又、本考案によれば、コネクタ本体並びにこの
本体内に設けた導通路の、導通路が走つている方
向及びこの方向と直交する方向における変形が容
易に起こるため、プリント配線基板と小型電気部
品を取付け固定するパネルとの間の距離に若干の
バラつきがあつてもそのバラつきを吸収し、しか
して小型電気部品の組立作業が容易かつ迅速に行
うことができる利点がある。
更に本考案の特筆すべき効果としてコネクタの
頂面及び底面に接点を点在せしめて顕出したた
め、小型電気部品の端子が行列状あるいは円周状
等に複数個配列している場合あるいは小型電気部
品の端子の位置がプリント配線基板の導電部に対
し若干ずれている場合に接触不良や配線回路を形
成しないということがなく、的確な結線が図れる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術を使用した小型スイツチの部
分断面略図、第2A図は本考案に係るコネクタの
展開図、第2B図はその平面図、第3図はその巻
回した状態を示す図、第4図は使用状態を示す斜
視図、第5図は第4図の部分断面略図、第6図は
第4図及び第5図に使用した小型スイツチを底部
から見た略図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小型電気部品の端子とプリント配線基板の導電
    部との間に介装し、導通路の両端を露出せしめて
    対向接点を形成したコネクタにおいて、前記コネ
    クタの本体を変形可能な帯状の絶縁性の弾性体に
    より形成するとともに、前記導通路を導電ゴムに
    より形成し、この導通路を前記弾性体の片面、し
    かも帯状方向に対し縦方向に任意の間隔をおいて
    複数個独立して設け、更に円柱状に巻囲すること
    により、それぞれの導通路を絶縁性の弾性体で隔
    離したことを特徴とする小型電気部品用のコネク
    タ。
JP1982174288U 1982-11-19 1982-11-19 小型電気部品用のコネクタ Granted JPS5979988U (ja)

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JP1982174288U JPS5979988U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 小型電気部品用のコネクタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982174288U JPS5979988U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 小型電気部品用のコネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS5979988U JPS5979988U (ja) 1984-05-30
JPH02865Y2 true JPH02865Y2 (ja) 1990-01-10

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JP1982174288U Granted JPS5979988U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 小型電気部品用のコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6275623B2 (ja) * 2014-10-28 2018-02-07 矢崎総業株式会社 弾性接点部材及びコネクタ

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JPS5979988U (ja) 1984-05-30

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