JP3072312B2 - 端子台 - Google Patents

端子台

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JP3072312B2
JP3072312B2 JP6029668A JP2966894A JP3072312B2 JP 3072312 B2 JP3072312 B2 JP 3072312B2 JP 6029668 A JP6029668 A JP 6029668A JP 2966894 A JP2966894 A JP 2966894A JP 3072312 B2 JP3072312 B2 JP 3072312B2
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,回路の分岐用などとし
て使用され,電線が接続される端子台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】このような端子台は,例えば,通信機器
装置における電源用の電線が圧接されるものである。ま
た,従来,工事現場などにおいて端子台に電線を結線す
る際には,専用工具などにより電線の外側の絶縁被覆を
剥いて導体部分を露出させ,この導体部分を端子台の電
線接続用の端子(通常は複数の端子)に1本づつネジ止
めなどにより接続する手順が採られている。またこの種
の端子台は回路の分岐用として使用されることから,端
子台を基板に取り付けた状態において回路検査をする場
合がある。そしてこの場合には,上記同様に導体部分を
露出させた検査用の電線をネジ止めなどで接続する作業
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の端子台では,端子に電線を接続する際に,上記のよ
うに絶縁被覆の剥離やネジ止めなどの複数の作業が必要
となる。このため,電線接続の際の作業が面倒で煩雑に
なるという問題があった。また同様に,端子台を基板に
取り付けた状態における回路検査の際の作業も面倒で繁
雑となる。
【0004】本発明の目的は,上記の欠点を除去して,
電線接続作業や回路検査作業を容易に行うことができ
る,端子台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の端子台は、ハウ
ジングと、所定方向に延びた圧接端子部、前記ハウジン
グの正面側に延びる検査端子部、及び基板に接続するた
めの接続端子部を有し前記ハウジングに固着された端子
と、電線を保持する電線保持部及びこれに前記所定方向
に交差する方向に対向した穴部を有し前記所定方向に移
動可能に前記ハウジングに取り付けられ、断面コ字状の
金属板で形成されたプレートと、前記プレートを移動さ
せて前記電線を前記圧接端子部の前記所定方向での端部
に圧接させる押圧部材とを含み、前記押圧部材は、前記
断面コ字状の金属板の内部に配置されるとともに、前記
ハウジングに前記所定方向で係止されたナットと、前記
所定方向に延び前記プレートに回動自在に取り付けられ
且つ前記ナットに螺合されたネジとから構成され、前記
ネジは、前記電線保持部よりも、前記所定方向に前記圧
接端子部から離間して設けられているとともに、前記ネ
ジの先端部は、前記ネジの回動に伴い前記圧接端子部の
前記端部に対して前記所定方向に前記プレートと共に進
退可能に設けられ、前記ハウジングは、前記電線保持部
から穴部を貫通して、この穴部から突出するように挿入
された電線の有無を確認する確認窓を、前記プレートの
外側に備えていることを特徴とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】本発明の端子台では,押圧部材により電線は端
子の圧接端子部へと押し込まれ,これにより端子と電線
との圧接結線がなされ,圧接結線作業が簡単且つ確実に
行える。また,端子に上記のような検査端子部を別途設
けることで,端子台を基板に取り付けた状態における回
路検査作業が,市販のファストン端子などを用いて検査
用の電線をこの検査端子部に接続することにより簡単に
行うことができる。
【0009】また,本発明の端子台では,端子圧接部の
上に位置し電線が所定の位置まで挿入したことを確認窓
から確認することができる。
【0010】さらに,本発明の端子台では,前記ネジを
回動させて前記ナットと螺合させることで,前記プレー
トを前記圧接端子部側に押圧して移動させるものであ
る。
【0011】
【実施例】以下,本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の実施例の端子台を示す斜視
図である。また図2と図3は,図1の端子台に電線を接
続する手順を示す図である。これらの図面を参照して,
実施例の端子台1は,合成樹脂により一体成型するなど
して作られた絶縁性のハウジング10,金属板をプレス
成型するなどして作られた導電性のプレート20,金属
板をプレス成型するなどして作られた導電性の端子3
0,並びにネジ40とナット50を有しているものであ
る。
【0012】ハウジング10は,電線60を接続するた
めに,プレート20と端子30とから構成される接続部
材が複数組取付けられている。これらの接続部材は,隔
壁12により分離されている。ハウジング10の図1に
おいて奥側には,後述するように挿入された電線60の
端部の有無を目視して,電線60が正しく挿着されたか
を確認するための,確認窓11が形成されている。ま
た,このハウジング10を含めた端子台1は,図2及び
図3のように,基板70上に所定の底壁90を介して載
置される。なお,図2及び図3において,符号91は端
子台1を基板70へ取り付けるための装着片である。
【0013】プレート20は,断面コの字状のもので,
中央に形成された孔にはネジ40が取り付けられてい
る。なお,ネジ40の下側は,ハウジング10に設けら
れた貫通孔14の下端に係止されたナット50に螺合し
ている。ここで,ネジ40は,進行の際ナット50と協
働して,プレート20を進行方向に押圧する押圧部材と
して働く。
【0014】プレート20の図1において手前側には,
電線保持部21が形成されている。図示した例では電線
保持部21は電線60の外径よりやや大きい内径の孔と
したが,その他,例えば,角孔でも良い。ここで,図示
した実施例では,プレート20の図1において奥側に電
線保持部21から挿入された電線60の端部が挿通され
る角孔23を設けている。このような角孔23は,上記
の電線保持部21と協同して電線60を略均一に下側に
押圧・移動させるためのものであるが,形状は丸孔等何
でも良い。また,図示した実施例では,この奥側の角孔
の上部のプレート20の一部はハウジング10側に切り
起こしてプレート20のハウジング10からの抜け止め
となしてあるが,このような切り起こしはなくても良
い。
【0015】端子30は,ハウジング10の内底面側に
形成された凹部に圧入されて,ハウジング10に固定さ
れる。端子30には,上記挿入された電線60側に開口
したU字状の圧接端子部31,端子台が取り付けられる
基板70と略平行に延出した検査端子部32,並びに基
板70の端子孔に装着されて基板上の所定の回路に接続
される接続端子部33が形成されている。
【0016】この実施例における電線の圧接手順を次に
説明する。まず図2のように電線60を,絶縁被覆をつ
けたままで,プレート20の電線保持部21を貫通させ
て,ハウジング10の後壁13の内面に当たるまで挿入
する。この時,ハウジング10の確認窓11から,電線
60の挿入の有無を上記の通り目視して確認する。
【0017】次いで,ドライバーなどによりネジ40を
所定の方向,例えば時計回りに回動させる。これより,
図3のように,ネジ40の先端部により押圧された電線
60が端子30の圧接端子部31の間に押し込まれる。
このように圧接端子部31の間に電線60が押し込まれ
た状態では,圧接端子部31の内縁によって電線60の
外側の絶縁被覆が切断されて,圧接端子部31は電線6
0の内部の導体と接触して,圧接結線がなされる。また
この状態では,電線60がネジ40先端部により押さえ
られているため,外れることがない。このようにして電
線60の圧接結線作業が簡単且つ確実に行える。
【0018】また電線60を抜き去る場合には,ネジ4
0を上記と反対方向,例えば反時計方向にドライバーな
どにより回転させる。これにより,ネジ40の先端部に
よる電線60の押圧が解除されるとともに,プレート2
0の電線保持部21により電線60が上に押し上げられ
る。そして所定の高さ,例えば図2の位置まで電線60
が来た状態で,電線60を上記の挿入方向と逆に引け
ば,プレート20から外すことができる。
【0019】図4は実施例の端子台を基板70上に取り
付けた状態において,この端子台を用いて基板上の回路
検査を行う場合を説明したものである。この場合には,
例えば図示したような市販のファストン端子を取付けた
検査用の電線80を用い,このファストン端子を端子3
0の検査端子部32に接続することで,回路検査の際の
検査用の電線80の接続作業を簡単に行うことができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように,本発明によれば,プレー
トの電線保持部に保持した電線を端子の圧接端子部に押
し込んで圧接接続するようにしたので,電線の接続作業
が簡単となり,また短時間で行うことができる。また,
端子に設けた接続端子部により端子台を基板に取り付け
た状態としながら,端子に設けた検査端子部に検査用の
電線を接続するようにしたので,端子台を基板に取り付
けた状態における回路検査の作業が簡単になるという効
果がある。さらに,本発明によれば,圧接端子部のプレ
ートをコの字状の金属板で構成するとともに,プレート
を駆動するネジに螺合するナットをこのコの字状の金属
板の内部に配置したので,電線を1本づつ接続できると
ともに小型化された端子台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の端子台の構成を示した一部断
面斜視図である。
【図2】図1の端子台に圧接結線される電線を挿入した
状態を示した断面図である。
【図3】図2において圧接結線が完了した状態を示した
断面図である。
【図4】図1の端子台を基板に取り付けた状態において
回路検査を行う場合を説明した斜視図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 確認窓 12 隔壁 20 プレート 21 電線保持部 30 端子 31 圧接端子部 32 検査端子部 40 ネジ 50 ナット 60 電線 70 基板 80 検査用の電線 90 底壁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、所定方向に延びた圧接端
    子部、前記ハウジングの正面側に延びる検査端子部、及
    び基板に接続するための接続端子部を有し前記ハウジン
    グに固着された端子と、電線を保持する電線保持部及び
    これに前記所定方向に交差する方向に対向した穴部を有
    し前記所定方向に移動可能に前記ハウジングに取り付け
    られ、断面コ字状の金属板で形成されたプレートと、前
    記プレートを移動させて前記電線を前記圧接端子部の前
    記所定方向での端部に圧接させる押圧部材とを含み、 前記押圧部材は、前記断面コ字状の金属板の内部に配置
    されるとともに、前記ハウジングに前記所定方向で係止
    されたナットと、前記所定方向に延び前記プレートに回
    動自在に取り付けられ且つ前記ナットに螺合されたネジ
    とから構成され、前記ネジは、前記電線保持部よりも、
    前記所定方向に前記圧接端子部から離間して設けられて
    いるとともに、前記ネジの先端部は前記ネジの回動に伴
    い前記圧接端子部の前記端部に対して前記所定方向に前
    記プレートと共に進退可能に設けられ、 前記ハウジングは、前記電線保持部から穴部を貫通し
    て、この穴部から突出するように挿入された電線の有無
    を確認する確認窓を、前記プレートの外側に備えている
    ことを特徴とする端子台。
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