JPH033966Y2 - - Google Patents

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JPH033966Y2
JPH033966Y2 JP1984029300U JP2930084U JPH033966Y2 JP H033966 Y2 JPH033966 Y2 JP H033966Y2 JP 1984029300 U JP1984029300 U JP 1984029300U JP 2930084 U JP2930084 U JP 2930084U JP H033966 Y2 JPH033966 Y2 JP H033966Y2
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JP
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shaft
pressing member
base body
pressing
bearing
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JP1984029300U
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JPS60142466U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電線接続機構の考案に係り、各種導線
をワンタツチ的に接続することのできる接続ケー
スなどの組立製作を容易にすると共に安定した接
続状態を形成し得るようしたものである。
各種受信機器その他の電気機器に関して導線を
ケース部体などに接続し、該ケース部体などによ
つて電源側や電気機器側に接続することは古くか
ら一般的に行われているが、その接続手法として
は押え板などを用いるとしても結局は止ネジの如
きで押圧緊締するものであり、斯うしたネジによ
る緊締接続は相当の工数を必要とし、煩雑であつ
て、場合によつてはネジのような小部品を紛失す
ることとなる。このため一部にワンタツチ的に接
続することに関しても従来からそれなりに工夫さ
れているようであつて、本出願人においても実願
昭56−109318号(実開昭58−15980)や実願昭57
−82295号(実開昭58−184776)のような提案を
なした。即ち剥皮された導線端部を端子や金具上
に位置させて押圧部材で押圧し導線端部との接続
を図り、又これを解放するものであつて、ビスな
どの小さい部材およびドライバーなどの緊締工具
を必要としないで瞬間的に接続、解放をなし得
る。ところがこのようにワンタツチ的に導線接続
を図るようにしたものにおいては電線押圧部材を
ベース部体に対して起倒可能に枢着することが必
要であり、この押圧部材の枢着取付けのための構
造は相当に工数を必要とすることになる。つまり
この枢着取付けのためにはベース部体と押圧部材
との間に突出した軸部と該軸部を受入れる軸受部
とを形成して係合させることとなるが、押圧部材
の両側において上記したような関係を形成するこ
とには工数が嵩むのが普通で、本出願人による前
記先願のものにおいてはベース部体の軸受部一側
に軸部受入れのための切込みを形成して簡易に嵌
合させるようにしている。然しこの場合において
は成程その嵌着操作が容易であるが、特別に切込
み加工された枢着金具部材を準備することが必要
で、又該金具部材を基体に対して安定状態に取付
けるための工作も必要であり、構造が複雑化し、
その製作組立にそれなりの工数を必要とする気配
がある。
本考案は上記したような実情に鑑み検討を重ね
て考案されたものであつて、以下の如くである。
ベース部体に設けた接続金具に対して該ベース部
体の片面に軸支された押圧部材の押圧部で電線を
押圧し接続せしめるようにしたものにおいて、 前記ベース部体に上記押圧部材の軸部を受入れ
るように開放された部分切欠部をもつた軸受部を
対設し、該軸受部の部分切欠部に対しベース部体
の他面から挿通孔を設け、 該ベース部体の他面にカバー部体を装着し、該
カバー部体には上記挿通孔に挿入される突座を設
け、該突座に前記した軸受部の部分切欠部を閉塞
する軸材接合部を形成したことを特徴とする電線
接続機構を提案するものである。
即ち本考案によるものの具体的な実施態様を添
附図面に示すものについて説明すると、第1図に
示すようにベース部体Aの片面には、押圧部材B
の両側に対設された軸部21を受入れるようにさ
れた軸受部1が一端側両側に対設されているが、
これら軸受部1の手前側には前記軸部21を受入
れるように開放された部分切欠部11が形成され
ていて前記押圧部材Bの軸部21の軸受部1に対
する挿脱を容易ならしめるようにしてある。又こ
のような押圧部材Bにおいては前記軸部21より
手前側方向に所要の距離を採つた位置に押圧部2
2を形成し、該押圧部22より遊端側が押圧操作
部23され、このような押圧部22に対しては上
記ベース部体Aに第5図に示すような断面構造の
接続金具4が取付けられている。更にこのような
ベース部体Aには上記軸受部における部分切欠部
11に対し他面から挿通孔12を設け、又このよ
うなベース部体Aの他面に対してはカバー部体C
を添着するように成つていて該カバー部体Cには
上記したベース部体Aの部分切欠部11を閉塞す
ると共に軸部21が抜け出さないように軸材接合
部34の形成された突座31を設け、該突座31
を上記した挿通孔12に挿着するようにしたもの
である。
なおこの図示のものにおいてはベース部体Aに
おける前記軸受部1,1間に導線挿入口13が形
成され、又上記接続金具4より導線挿入口13側
にもう1つの被覆線接続金具5が取付けられてい
て被覆導線6を第5図に示すように部分的に剥皮
し、しかも押圧部材Bを第2図に示すように90゜
前後引き起して基端側傾斜面24aを導線6挿入
の案内をなす状態として該被覆導線6の挿入をな
し、押圧部材Bの第5図に示す実線状態のような
完全倒状によつて基端部24が剥皮された被覆線
6b、押圧部22が芯線6a部分を押圧して接続
を図る。又前記接続金具4は第6,7図に示すよ
うに両側に対設してあり、第5図に示すように被
覆線6bを芯線6aと同心状に設けた同軸ケーブ
ルである被覆導線6の際には第7図に示すように
その一方を利用するが、第6図の下部に併せて示
すようにリボンフイーダ7又はメガネフイーダ7
aが用いられる場合には双方の接続金具4,4に
対して押圧部22の押圧接続が行われる。更に接
続金具4,4はベース部体Aとカバー部体Cとの
間に内装された回路基板8に接続されているが、
又ベース部体Aの他端側には前記回路基板8と電
気接続されたプラグ9設けられていてテレビ受信
用プラグなどとして利用し得る。前記した回路基
板8を安定に取付けるために上記したカバー部体
Cに係合孔33を有する接合座32が第1図に示
すように配設され、これらの接合座32とベース
部体Aの底面との間に回路基板8を介在せしめ、
ベース部体Aに突設されたピン部29を回路基板
8の穿孔に挿入すると共に上記係合孔33に挿着
することとにより回路基板8は的確に位置決めし
て取付けられる。なお上記した第4図に仮想線を
以つて示すように前記回路基板8に分波回路を形
成して受信器との接続用導線18を設けプラグ9
とそれれ接続することによりテレビ受信用分波器
として利用されることは明らかであり、このよう
な接続用導線18の取付けに当つてカバー部体C
の一端側に第1図に示すように形成された係合孔
33aにベース部体Aのピンを挿入することによ
つて該接続用導線18を適正な方向にセツトして
取付け、しかもその関係が濫りに変動しないよう
になつている。
押圧部材Bの両側には切込部25を形成して弾
性部26を配設し、それら弾性部26の先端にロ
ツク突部27を突設し、一方前記したプラグ9を
有する台座部19からはロツク部17を突設し、
しかもこれらのロツク突部27とロツク部17に
は相互に係接するクサビ状斜面17a,27aを
形成し、上記のように押圧部材Bが倒状された際
にクサビ状斜面27aが17aに押されることと
なつて弾性部26を外側に押し出し、押圧部材B
の完全倒伏状態においてロツク突部27がロツク
部17と係合し的確な接続押圧関係を形成するよ
うに成つている。又このような接続押圧関係を解
除するために上記したような弾性部26の外側に
挾圧部28が設けられていて該挾圧部28,28
を両側から挾圧することによつて前記したような
ロツク突部27とロツク部17との係止を解消す
るように成つている。
上記したような本考案によるときは、押圧部材
の軸部を受入れるように部分切欠された軸受部を
ベース部体に対設したものであるから該軸受部に
対して押圧部材の軸部をカバー部体を装着しない
状態挿脱する操作が頗る容易であり、然してこの
ような軸部を中心として押圧部材を起倒し導線の
接続拘束と解放をなし得るものであるからワンタ
ツチ的な導線接続目的を円滑に達成できるもので
あり、しかも上述のように容易に挿脱操作するこ
とのできる押圧部材の軸部に対してはカバー部体
の軸受部に向けて挿入されたカバー部体の突座が
臨ましめられ、その軸材接合部により前述のよう
な軸受部における部分切欠部分からの軸材抜け出
しを阻止するようにしたので上記のような押圧部
材の軸支は頗る安定したものとなり、その起倒操
作時に脱離するようなこともなく、軸部を有効に
掴持した押圧部材の起倒が得られるのでその作動
が円滑且つ的確であり、押圧部材の軸部をベース
部体の軸受部とカバー部体の突座で軸支したので
特別な金具などを必要とせず、ネジなども不要で
必要部材数が少なく、組立操作が著しく簡易であ
るなどの作用効果を有しており、実用上その効果
の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すもので、第1図
は本考案による接続機構の分解状態を示す斜面
図、第2図はその組立状態で押圧部材を開放した
場合の斜面図、第3図はその閉鎖状態の斜面図、
第4図はテレビ受信用分波器としての使用状態を
示す斜面図、第5図は本案品の部分切欠側面図、
第6図は本案品におけるベース部体についてのリ
ボンフイーダ又はメガネフイーダ取付状態を示す
平面図、第7図はその同軸ケーブル取付状態の平
面図である。 然してこれらの図面において、Aはベース部
体、Bは押圧部材、Cはカバー部体、1は軸受
部、4,5は接続金具、6は被覆導線、7はリボ
ンフイーダ、7aはメガネフイーダ、8は回路基
板、9はプラグ、11は部分切欠部、12は挿通
孔、13は導線挿入口、17はロツク部、17a
は斜面、21は軸部、22は押圧部、23は押圧
操作部、27はロツク突部、27aはクサブ状斜
面、28は挾圧部、31は突座、33,33aは
係合孔、34は軸材接合部をそれぞれ示すもので
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベース部体に設けた接続金具に対し該ベース部
    体の片面に軸支された押圧部材の押圧部で電線を
    押圧し接続せしめるようにしたものにおいて、 前記ベース部体に上記押圧部材の軸部を受入れ
    るように開放された部分切欠部をもつた軸受部を
    対設し、該軸受部の部分切欠部に対しベース部体
    の他面から挿通孔を設け、 該ベース部体の他面にカバー部体を装着し、該
    カバー部体には上記挿通孔に挿入される突座を設
    け、該突座に前記した軸受部の部分切欠部を閉塞
    する軸材接合部を形成したことを特徴とする電線
    接続機構。
JP1984029300U 1984-03-02 1984-03-02 電線接続機構 Granted JPS60142466U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984029300U JPS60142466U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 電線接続機構

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JP1984029300U JPS60142466U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 電線接続機構

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Publication Number Publication Date
JPS60142466U JPS60142466U (ja) 1985-09-20
JPH033966Y2 true JPH033966Y2 (ja) 1991-01-31

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ID=30527981

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JPS60142466U (ja) 1985-09-20

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