JPS6013189Y2 - 分岐用電気コネクタ - Google Patents

分岐用電気コネクタ

Info

Publication number
JPS6013189Y2
JPS6013189Y2 JP2664381U JP2664381U JPS6013189Y2 JP S6013189 Y2 JPS6013189 Y2 JP S6013189Y2 JP 2664381 U JP2664381 U JP 2664381U JP 2664381 U JP2664381 U JP 2664381U JP S6013189 Y2 JPS6013189 Y2 JP S6013189Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
connection
branch
press
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2664381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57140088U (ja
Inventor
秀夫 三輪
Original Assignee
ヒロセ電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヒロセ電機株式会社 filed Critical ヒロセ電機株式会社
Priority to JP2664381U priority Critical patent/JPS6013189Y2/ja
Publication of JPS57140088U publication Critical patent/JPS57140088U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6013189Y2 publication Critical patent/JPS6013189Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、分岐用電気コネクタに関するものであり、特
に電話用回路の分岐等に使用するのに適した分岐用電気
コネクタに関するものである。
最近、家庭あるいは小規模企業等で一本の外線に対して
電話機を2台、3台と複数個設置するようになってきて
いる。
従来、電話機用回路の分岐として、例えば、添付図面の
第1図に示す回路があり、このような回路構成において
は、電話機1.1′及び1′は、主ケーブル4.4A、
4B。
4Cから分岐函2,2′及び2″、分岐ケーブル5.5
′及び5′を介してそれぞれ分岐されており、参照番号
3は、電話機の回路分岐等を制御する主装置を示してい
る。
このような回路に使用する分岐函、例えば、分岐函2と
しては、従来、第2図に示したような分岐端子函が使用
されている。
このような分岐端子函は、ベース板6のほぼ中央に雪合
7,7′を4個所に設け、その上に中継金具10をリベ
ット11により雪合7,7′に固定している。
この中継金具10には、リー・ド線端末又は圧着ラグ端
子8を固定するビス9,9′が設けられている。
このようにして、中継端子台が4個所並列に設けられて
いる。
そして、ケーブル穴14を有するカバー13によりベー
ス板6はカバーされるような構成になっている。
このような分岐端子函を用いて、主ケーブル4,4Aか
ら電話機1への分岐を行なう場合の作業順序は次のよう
である。
(1)主ケーブル4,4Aの端末処理を行ない、各対応
するリード線を押え金具8′及びビス9′を用いて中継
金具10の一端にそれぞれ結線する。
(2)次に、分岐ケーブル5の端末処理を行ない、各リ
ード線を圧着ラグ端子8に圧着工具により圧着結線する
(3) 圧着された圧着ラグ端子8をビス9にて中継
金具10の他端にそれぞれ固定接続する。
(4) !後に、ベース板6に対してカバー13をか
ぶせて、開孔15及びネジ受け16′へ固定ネジ16を
ねじ込むことによって固定する。
このような従来の分岐端子函は、次のような欠点がある
(1)ケーブルの各端末処理において各リード線は絶縁
被覆を剥離しなければならないため、ケーブルの端末処
理工数が多くなる。
(2)各リード線は、圧着ラグ端子8又は押え金具8′
にて中継金具10に接続する必要があり、また、ビス9
,9′にて固定する必要があるので部品点数が多く、結
線工数も多くなる。
(3) 主ケーブルのリード線を押え金具8′にて結
線する場合は、電話工事の現場で行なうこととなるが、
その際に押え金具8′のビス9′をゆるめるが、そのゆ
るめるときにビスがゆるみ過ぎたりするとビスそのもの
を失してしまう恐れがある。
また、リード線を押え金具の中に2本毎に入れていきビ
スにて固定するという作業も比較的困難なものである。
(4)結線部がビスによって固定されているため、振動
や衝撃によりゆるむ恐れがあり信頼性に欠いている。
(5) 回路分岐を変更する場合は、ビス9,9′を
ドライバーにてゆるめ、リード線1本1本を変更し、再
びビスを締付けて固定するという作業を繰り返さねばな
らず、工数がかかりめんどうである。
本考案の目的は、前述したような多くの問題点を有して
いる従来の分岐端子函に代りうるものとして、結線工数
や部品点数を減少させ且つ信頼性を向上した分岐用電気
コネクタを提供することである。
本考案によれば、ベース板と、該ベース板上に設けられ
主ケーブルのリード線を結線しうる結線部及び分岐用ケ
ーブルのリード線を結線しうるコネクタ部とを備え、前
記コネクタ部は、プラグの形とされ、前記結線部は、前
記プラグを受は入れる受入れ部と、主ケーブルのリード
線を圧接結線する結線凹部とを有しており、前記結線部
には、主ケーブルのリード線を圧接結線しうる圧接部を
一端に有し接触部を他端に有した圧接端子が、その圧接
部を前記結線凹部に位置させ、その接触部を前記受入れ
部に位置させるようにして複数個配設されており、前記
結線部には、更に、前記各圧接端子の圧接部に対して各
結線すべきリード線を所定位置に保持するための保持部
材が前記結線凹部の外側に隣接して設けられており、且
つ、前記結線凹部に嵌合して前記保持部材によって保持
されたリード線を一括して各圧接部へ押し込んで圧接結
線をなすための圧接押込み具が設けられており、前記コ
ネクタ部は、その接触子が前記圧接端子の前記接触部と
接触するようにして前記結線部の前記受入れ部に結合さ
れうるようにした分岐用電気コネクタが供給される。
次に、添付図面の第3図から第6図に基づいて本考案の
実施例について本考案をより詳細に説明する。
第3図は、本考案の分岐用電気コネクタの一実施例を、
第2図の分岐端子函の代りに用いて電話機用回路の分岐
を行なった場合を一部破断乎面図にて例示している。
第4図は第3図の中央縦断面図であり、第5図は第3図
の分岐用電気コネクタの結線前の分解部品配列斜視図で
あり、カバーは省略されている。
この実施例の分岐用電気コネクタは、ベース板40及び
これと結合して上部を覆うカバー50からなる絶縁ハウ
ジングを備えており、ベース板40には、主として、主
ケーブルのリード線を圧接結線しうる圧接結線部である
レセプタクル30が設けられている。
この分岐用電気コネクタは、更に、分岐ケーブルのリー
ド線を結線しうるコネクタ部であって、レセプタクル3
0に結合しうるプラグ20を備えている。
プラグ20には、第5図に最もよく示されるように、角
状穴21が複数個あけられていて、分岐ケーブル5のリ
ード線5′が圧着接続された雌接触子60が挿入されう
る。
ベース板40上に位置するレセプタクル30は、プラグ
20を受は入れる受入れ部31と、主ケーブル4,4A
のリード線4′を圧接結線するための結線凹部32と、
圧接端子70を配列保持する絶縁体35とを備えている
圧接端子70の構成は、第6図に拡大斜視図にて示すよ
うに、平板より加工され、一端にリード線を圧接結線す
るための2つの圧接スリット73を有した圧接部71、
他端にこの実施例では錐形の接触部72を有した形状と
されている。
接触部72は、圧接部71に対してほぼ90°に折り曲
げられている。
更に、圧接端子70には、絶縁体35に圧入したときに
圧接端子の抜は止めを行なうための爪部74が両側部に
設けられているとよい。
これらの圧接端子70は、第5図に最もよく示されるよ
うに、その圧接部71を結線凹部32に位置し、その接
触部72を受入れ部31に位置するようにして、絶縁体
35に配設されるようになっている。
この際、各圧接端子70の圧接部71は、−線に並べら
れており、結線凹部32の外側に隣接して保持部材であ
る分岐壁38が設けられていて、この分岐壁38には、
各圧接端子の圧接部に対して各結線すべきリード線を所
定位置に保持するための分岐溝37が形成されている。
結線凹部32の反対側には、リード線止め壁38′が形
成されている。
レセプタクル30には、結線凹部32に対して挿入され
うる圧接押込み具80が設けられており、この圧接押込
み具80は、下方部に結線凹部32に挿入される挿入凸
部81が形成されており、その挿入凸部81には、圧接
端子70の圧接部71を受は入れる圧接挿入溝84(第
4図参照)が形成されている。
また、圧接押込み具80の上方部には、これを補強する
ための押え金具85を受は入れる押え金具受入れ溝82
及び凸部83が形成されている。
この押え金具85は、その断面がほぼコ字状となってい
て、凸部86を有し、圧接押込み具80の上方部の押え
金具受入れ溝82及び凸部83へぴったりとはまり込み
うるようになっている。
このように組み合せられた圧接押込み具80及び押え金
具85は、それらの両側に設けられた貫通孔80A及び
87ヘタツピンネジ89を挿通して、絶縁体35の両側
に設けられた止めネジ孔39へねじ込むことによって、
絶縁体35に対して固定されうるようになっている。
第4図に最もよく示されるように、ベース板40は、基
板取付穴42に挿入される木ネジ100にて取付は基板
102に固着されうるようになっている。
参照番号43は、後述するケーブル止め金具103の固
定部104が入る固定穴を示している。
カバー50は、結線され結合されたプラグ20とレセプ
タクル30を保護するためのもので、ビス105にてベ
ース板40に固定されるようになっている。
このように構成された分岐用電気コネクタを組立てて電
話機用回路の分岐を行なうには次のような手順にて作業
すればよい。
(1)先ず、ベース板40を木ネジ100により取付基
板102へ固着する。
(2)主ケーブル4,4Aの端末処理をし、リード線4
′をレセプタクル30の結線凹部32に隣接した分岐壁
38の分岐溝37へ通し圧接端子70の圧接部71の各
圧接スリット73上に臨ませておく。
(3)次に、圧接押込み具80を結線凹部32の上部よ
り挿入する。
(4)さらに、押え金具85を圧接押込み具80の上部
より挿入し、タッピンネジ89を押え金具85の貫通孔
87及び圧接押込み具80の貫通孔80Aに通してレセ
プタクル30の絶縁体35の止めネジ孔39にねじ込ん
でいく。
(5)このようにタッピンネジ89を締付&jていくこ
とにより、圧接スリット73の上に臨ませたリード線4
′は、その圧接スリット73内へ挿入されていき、圧接
結線がなされる。
(6)プラグ20の側は、先ず分岐ケーブル5の端末処
理を行ないリード線5′を雌接触子60に圧着結線する
(7)圧着結線された雌接触子60をプラグ20の各端
子穴21へ挿入し、雌接触子60の舌部61 (第5図
参照)を端子穴21の舌部引掛は角穴22に引掛けて固
定する。
(8) このように雌接触子60を組み込み結線され
たプラグ20を、レセプタクル30の受入れ部31へ挿
入し、プラグ20とレセプタクル30とを結合させる。
この際、プラグ20の両側部の凸部24が受入れ部31
の両側の結合溝33に嵌合して確実な結合保持がなされ
、雌接触子60と圧接端子70の接触部72との接触が
確実になされ保持される。
(9)分岐ケーブル5の端末部にケーブル止め金具10
3をカシメ付けして、その止め金具103の固定部10
4をベース板40の固定穴43に挿入する。
叫 最後に、カバー50をベース板40の上からかぶせ
てビス105によりカバー50をベース板40に固着す
ると共に止め金具103も固定させる。
以上の手順により主ケーブル4,4Aから電話機1への
分岐がなされる。
本考案の前述したような構成の分岐用電気コネクタは、
従来の分岐函と比べて次のような利点がある。
(1)分岐部がコネクタ化しているので分岐の変更が簡
単であり、工数削減となる。
(2)主ケーブルの結線も特別な工具を用いないで圧接
が可能であり、且つ、圧接部はタッピングネジにより固
定しているので使用中の振動や衝撃等にも耐えることが
でき、信頼性が高いものとなる。
(3) コネクタ化したことにより、部品点数が削減
され、また、ケーブルの端末処理圧接結線となるため工
数が削減されるので、コスト低減が可能となる。
(4)分岐ケーブル側は、工場生産が可能であり、それ
だけ現場作業の工数を削減することができる。
(5)押え金具の断面はコ字状となっていて、タッピン
ネジで圧接作業する際に、押え金具がたわむことがなく
、各リード線の圧接部への押し込みが均一になされ、安
定した圧接が可能となる。
(6)主ケーブルを電話工事として現場で接続する場合
において、リード線の被覆むきが不要であり、特別な工
具が不要でしかも簡単に接続することが可能となる。
(7)接続をやりなおす必要が生じても、簡単に取り外
し再接続が可能であるので、接続回路のチェックも簡単
である。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図は電話機用の分岐回路の一例を示す概
略図、第2図は第1図の分岐回路に使用する従来の分岐
端子函の一例を示す斜視図、第3図は本考案の分岐用電
気コネクタの一実施例を示す一部破断乎面図、第4図は
第3図の中央縦断面図、第5図は第3図の分岐用電気コ
ネクタの結線前の分解部品配列斜視図、第6図は第3図
のコネクタに使用する圧接端子の1つを示す拡大斜視図
である。 1・・・・・・電話機、4,4A・・・・・・主ケーブ
ル、5・・・・・・分岐ケーブル、20・・・・・・プ
ラグ、30・・・・・・レセプタクル、31・・・・・
・受入れ部、32・・・・・・結線凹部、35・・・・
・・絶縁体、37・・・・・・分岐溝、38・・・・・
・分岐壁、40・・・・・・ベース板、50・・・・・
・カバー 60・・・・・・雌接触子、70・・・・・
・圧接端子、71・・・・・・圧接部、72・・・・・
・接触部、73・・・・・・圧接スリット、80・・・
・・・圧接押込み具、85・・・・・・押え金具、89
・・・・・・タッピンネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース板と、該ベース板上に設けられ主ケーブルのリー
    ド線を結線しうる結線部及び分岐用ケーブルのリード線
    を結線しうるコネクタ部とを備え、前記コネクタ部は、
    プラグの形とされ、前記結線部は、前記プラグを受は入
    れる受入れ部と、主ケーブルのリード線を圧接結線する
    結線凹部とを有しており、前記結線部には、主ケーブル
    のリード線を圧接結線しうる圧接部を一端に有し接触部
    を他端に有した圧接端子が、その圧接部を前記結線凹部
    に位置させ、その接触部を前記受入れ部に位置させるよ
    うにして複数個配設されており、前記結線部には、更に
    、前記各圧接端子の圧接部に対して各結線すべきリード
    線を所定位置に保持するための保持部材が前記結線凹部
    の外側に隣接して設けられており、且つ、前記結線凹部
    に嵌合して前記保持部材によって保持されたリード線を
    一括して各圧接部へ押し込んで圧接結線をなすための圧
    接押込み具が設けらており、前記コネクタ部は、その接
    触子が前記圧接端子の前記接触部と接触するようにして
    前記結線部の前記受入れ部に結合されうることを特徴と
    する分岐用電気コネクタ。
JP2664381U 1981-02-26 1981-02-26 分岐用電気コネクタ Expired JPS6013189Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2664381U JPS6013189Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 分岐用電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2664381U JPS6013189Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 分岐用電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57140088U JPS57140088U (ja) 1982-09-02
JPS6013189Y2 true JPS6013189Y2 (ja) 1985-04-26

Family

ID=29824360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2664381U Expired JPS6013189Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 分岐用電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6013189Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07112324B2 (ja) * 1987-03-26 1995-11-29 松下電工株式会社 電話線ジヨイントボツクス

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57140088U (ja) 1982-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2589838Y2 (ja) 圧接接続用コネクタ
JPS6013189Y2 (ja) 分岐用電気コネクタ
US5752849A (en) Tool-less phone jack-to-cable connector
US6247961B1 (en) Distribution wiring harness assembly
US4915647A (en) Wire trap speaker terminal
JP3308809B2 (ja) ケーブル分岐コネクタ
JPS604380Y2 (ja) 電線と端子金具の圧着構造
US20020193018A1 (en) Distribution wiring harness assembly
JP2589520Y2 (ja) 圧接コネクタ
JPH0545027Y2 (ja)
JPH0216541Y2 (ja)
JP3252340B2 (ja) 火災報知設備機器の電線保持構造
JP3372756B2 (ja) 端子装置
JP3067054B2 (ja) フラットワイヤハーネスの結合装置
JP2001351701A (ja) 端子台構造
JPS6125177Y2 (ja)
JPH0545030Y2 (ja)
JPH025484Y2 (ja)
JP2001185247A (ja) 圧接ジョイントコネクタ
JPS5929332Y2 (ja) 分岐用コネクタ
JPH0545028Y2 (ja)
JPH0339898Y2 (ja)
JPS6316141Y2 (ja)
JPH0542627Y2 (ja)
JPH0545026Y2 (ja)