JP3067054B2 - フラットワイヤハーネスの結合装置 - Google Patents

フラットワイヤハーネスの結合装置

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JP3067054B2
JP3067054B2 JP4064704A JP6470492A JP3067054B2 JP 3067054 B2 JP3067054 B2 JP 3067054B2 JP 4064704 A JP4064704 A JP 4064704A JP 6470492 A JP6470492 A JP 6470492A JP 3067054 B2 JP3067054 B2 JP 3067054B2
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啓三 西谷
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Yazaki Corp
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の電気配線に用い
られるフラットワイヤハーネスを、車体などの構造体に
組付けるためのフラットワイヤハーネスの結合装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】出願人は、従来のワイヤハーネスに代え
て、その薄型軽量化、車体への組付け性向上および生産
の自動化を図るため、図6および図7に示すようなフラ
ットワイヤハーネス(特願平2−115827号)を提
案した。
【0003】図6において、車両内の配設経路に沿って
形成した長尺の絶縁板1の上に、中継回路板として所定
間隔で複数の中継回路板2、21 、22 …が固定されて
いる。各中継回路板は、図7において符号2で代表して
示すように、回路基板3の上に並設した複数のスリット
3aに内部回路導体としてジャンクションバー4を圧入
固定して成る。ジャンクションバー4は、両端または片
端にタブ4aが形成され、一側縁にスロット4cを有す
る圧接端子部4bが突設されている。5、5′は、前記
タブ4aに装着されるコネクタを示し、コネクタハウジ
ング5a内の端子収容室5bに雌−雌中継端子6を挿着
して構成される。
【0004】各中継回路板間の電気的接続は、既知の自
動布線機10により、被覆電線7の一端をたとえば中継
回路板21 の符号4b1 で示される圧接端子部のスロッ
ト4c1 に圧接した後、隣接した中継回路板22 に向け
て配索し、そこの圧接端子部4b2 のスロット4c2
圧入し、ここで切断するか、切断せずに隣の中継回路板
3 に向けて配索する。以下、順次この配索を繰り返す
ことにより、前記コネクタ5、5′と導通する回路を形
成している。
【0005】このようなフラットワイヤハーネスを車体
に組付けるには、車体に配備した相手側コネクタとフラ
ットワイヤハーネス側のコネクタ5との位置を合致させ
る必要があり、そのため、図8に示すように、車体C側
に形成したノックピン8と、フラットワイヤハーネスと
してのリジッド回路体H側に設けたピン受け孔9との嵌
合により位置決めを行ってコネクタ相互を接続している
(特開平3−203122号公報)。
【0006】しかしながら、組付けの際には、フラット
ワイヤハーネス側のコネクタを車体側のコネクタに押し
つける操作を行うため、端子数の多いコネクタに対して
は大きい結合力を必要とするだけでなく、フラットワイ
ヤハーネスにねじれが発生し易く、ノックピンが所定の
ピン受け孔に嵌合し難くなって調整に手間取り、とくに
多数のコネクタを装着したフラットワイヤハーネスの場
合、組付け作業が困難となり、生産性が著しく低下する
問題点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、車体などの構造体に対す
る組み付け工程の作業性がよく、生産性を格段に向上さ
せることができるフラットワイヤハーネスの結合装置を
提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、長尺の絶縁板に、内部に複数の回路導体
を有し、少なくとも一端に該回路導体と導通するコネク
タを備えてなる複数の中継回路体を所定の間隔で設け、
該中継回路体相互間を電線にて配索して所望の回路導体
と該コネクタとを導通する回路を形成して成るフラット
ワイヤハーネスを、構造体に取り付ける結合装置であっ
て、前記フラットワイヤハーネスを構成する中継回路体
の一端に、端子開口部を前記構造体の反対方向に向けて
着設した結合用コネクタと、前記構造体に設けた接続用
コネクタとからなり、該結合用コネクタには、前記中継
回路体内の回路導体と導通するコネクタ端子を配設し、
該接続用コネクタには、コネクタ受部の両側に、案内斜
面を有する側壁を対向して形成すると共に、コネクタ受
部の一端に、前記構造体方向に向けて開口するコネクタ
接続部を設け、該コネクタ接続部内に、複数の構造体側
端子を配設し、該コネクタ受部に該結合用コネクタを導
入して前記構造体から離れる方向にスライドすることに
より、該結合用コネクタと該接続用コネクタとを結合す
るようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】フラットワイヤハーネス側に設けた結合用コネ
クタの端子開口部を、構造体の反対方向に向けて構造体
側の接続用コネクタと結合するようにしており、また、
接続用コネクタの側壁には、案内斜面を設けているた
め、接続用コネクタのコネクタ受部に結合用コネクタを
導入してフラットワイヤハーネス全体を構造体から引き
離す方向の操作を行うことによって、コネクタ相互を容
易に結合させることができると共に、フラットワイヤハ
ーネスに無用のねじれが発生せず、位置ずれの修正も簡
単となり、また、ノックピンなどの位置決め部材も不要
となり、フラットワイヤハーネスの組付け作業の生産性
が向上する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明によるフラットワイヤハーネ
スの結合装置の実施例を示す斜視図であり、フラットワ
イヤハーネスFに装着した結合用コネクタAと、フラッ
トワイヤハーネスFを結合する相手側の車体などの構造
体Sに設けた接続用コネクタBを表している。図2は、
結合用コネクタAを下方から見た斜視図である。
【0011】図1および図2において、フラットワイヤ
ハーネスFを構成する各中継回路体11の下ケース12
の一端に、コネクタハウジング14に設けた端子開口部
14aを構造体Sの反対方向に向けた結合用コネクタA
を設けている。コネクタハウジング14の一端には、相
手側の接続用コネクタBと係止して固定するための係合
用凹部14bを設け、また、構造体Sにフラットワイヤ
ハーネスFを取り付ける際に、結合用コネクタAが、直
接、構造体Sに接触するのを防止するため、ゴムなどの
弾性材で形成したストッパ15を固着している。
【0012】結合用コネクタAは、コネクタハウジング
14内に、複数の端子収容室14cを設けており、図3
に示すように、コネクタ端子16を収容して中継回路体
11の下ケース12に配設した回路導体としての圧接端
子17と被覆電線7を接続するようにしている。
【0013】コネクタ端子16は、基板部16aの一端
に相手端子に対する電気接触部16bを設け、一方、基
板部16aを折曲して起立した電線圧接部16cの端部
に電線圧入用のスロット16dを設けており、電気接触
部16bをコネクタハウジング14の端子収容室14c
に既知の手段により収容係止するようにしている。
【0014】圧接端子17は、黄銅などの導電性金属板
をプレス加工により形成した内部電線圧接部17aと、
外部電線圧接部17bとからなり、内部電線圧接部17
aおよび外部電線圧接部17bには、それぞれ互いに逆
方向に開口端を有する電線圧入用のスロット17c、1
7dを設けている。
【0015】そして、下ケース12の底壁12aに設け
た端子挿通穴12bに、圧接端子17の外部電線圧接部
17bを挿通して固定し、コネクタ端子16の内部電線
圧接部16cのスロット16dと、圧接端子17のスロ
ット17cに、被覆電線7を圧入することにより、圧接
端子17とコネクタ16との電気的接続を行っている。
【0016】コネクタ16と圧接端子17との回路を構
成した下ケース12に、上ケース13を被せ、ビス止め
などにより固定して中継回路体11を形成するようにし
ている。一方、接続用コネクタBは、図4に示すよう
に、接続用ケース18と下カバー19からなり、接続用
ケース18のコネクタ受部18aの両側に、案内斜面1
8b1 を有する側壁18bを対向して形成し、コネクタ
受部18aの一端には、側壁18b相互間に内側に向け
て開口する雌型のコネクタ接続部18cを設けている。
また、コネクタ受部18aには、係止用のロック爪21
を設けて結合用コネクタAの係合凹部14cと係合させ
て係止するようにしている。
【0017】コネクタ接続部18c内には、構造体に搭
載する電装品に導通する複数の構造体側端子20を配設
している。構造体側端子20の一方の端部は、図示して
いないが、接続用ケース18と下カバー19の接合部に
設けた導体案内溝22を通じて構造体側の電装品に導通
するようにしている。
【0018】結合用コネクタAと接続用コネクタBの結
合は、図5の矢印に示すように、構造体Sに取り付けた
接続用コネクタBのコネクタ受部18aに該結合用コネ
クタを導入し、フラットワイヤハーネス全体を構造体S
から離れる方向にスライドすることにより、接続用コネ
クタBのコネクタ接続部18cに結合用コネクタAの端
子開口部14aを嵌合させ、コネクタ端子16と構造体
側端子20とを接続し、係止用のロック爪21と結合用
コネクタAの係合凹部14bとを係合させて係止するよ
うにしている。このとき、側壁18bの案内斜面18b
1 の作用により、結合用コネクタAが適正位置に導入さ
れるため、位置ずれの修正が容易となると共に、フラッ
トワイヤハーネスF全体を構造体Sから離れる方向に引
っ張る簡単な操作によってコネクタ相互を容易に結合す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、接続用コネクタのコネ
クタ受部に結合用コネクタを導入してフラットワイヤハ
ーネス全体を構造体から引き離す方向の操作を行うこと
により、結合用コネクタをスライドさせてコネクタ相互
を結合するようにしているため、フラットワイヤハーネ
スに無用のねじれが発生せず、位置ずれの修正が簡単と
なると共に、コネクタ接続に要する嵌合力も低減され、
フラットワイヤハーネスの組付け作業の生産性が格段に
向上する。また、従来用いられていたノックピンなどの
位置決め用の部材をフラットワイヤハーネスに装着する
ことが不要となり、フラットワイヤハーネスの保管、搬
送等の取扱が容易となるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すフラットワイヤハーネス
の結合装置を構成する結合用コネクタを装着したフラッ
トワイヤハーネスおよび構造体に設けた接続用コネクタ
の斜視図である。
【図2】図1の結合用コネクタを下方から見た斜視図で
ある。
【図3】図1の中継回路体内に配設した圧接端子と結合
用コネクタのコネクタ端子との接続状態を示す説明図で
ある。
【図4】図1の接続用コネクタの斜視図である。
【図5】図4の接続用コネクタに図2の結合用コネクタ
を結合する工程の説明図である。
【図6】従来のフラットワイヤハーネスの説明図であ
る。
【図7】図6の中継回路板の説明図である。
【図8】従来のフラットワイヤハーネスを構造体に組付
ける工程の説明図である。
【符号の説明】
A 結合用コネクタ B 接続用コネクタ F フラットワイヤハーネス S 構造体 1 絶縁板 14 コネクタハウジング 14a 端子開口部 16 コネクタ端子 18a コネクタ受部 18b 側壁 18b1 案内斜面 18c コネクタ接続部 20 構造体側端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−225121(JP,A) 特開 平5−258809(JP,A) 特開 平3−203122(JP,A) 特開 平4−14706(JP,A) 実開 昭62−88375(JP,U) 実開 昭62−91522(JP,U) 実開 昭57−199977(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/22 - 3/28 H02G 3/08 - 3/20 H01R 9/03

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の絶縁板に、内部に複数の回路導体
    を有し、少なくとも一端に該回路導体と導通するコネク
    タを備えてなる複数の中継回路体を所定の間隔で設け、
    該中継回路体相互間を電線にて配索して所望の回路導体
    と該コネクタとを導通する回路を形成して成るフラット
    ワイヤハーネスを、構造体に取り付ける結合装置であっ
    て、 前記フラットワイヤハーネスを構成する中継回路体の一
    端に、端子開口部を前記構造体の反対方向に向けて着設
    した結合用コネクタと、前記構造体に設けた接続用コネ
    クタとからなり、該結合用コネクタには、前記中継回路
    体内の回路導体と導通するコネクタ端子を配設し、該接
    続用コネクタには、コネクタ受部の両側に、案内斜面を
    有する側壁を対向して形成すると共に、コネクタ受部の
    一端に、前記構造体方向に向けて開口するコネクタ接続
    部を設け、該コネクタ接続部内に、複数の構造体側端子
    を配設し、該コネクタ受部に該結合用コネクタを導入し
    て前記構造体から離れる方向にスライドすることによ
    り、該結合用コネクタと該接続用コネクタとを結合する
    ようにしたことを特徴とするフラットワイヤハーネスの
    結合装置。
JP4064704A 1992-03-23 1992-03-23 フラットワイヤハーネスの結合装置 Expired - Lifetime JP3067054B2 (ja)

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JPH05276636A JPH05276636A (ja) 1993-10-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3961360B2 (ja) * 2002-07-19 2007-08-22 矢崎総業株式会社 フラットワイヤハーネスの配策方法および配策構造
JP5566831B2 (ja) * 2010-09-27 2014-08-06 古河電気工業株式会社 接続具付きフレキシブルフラットケーブル及び回転コネクタ装置

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