JPH065323A - 給電用バスバーの接続端子構造 - Google Patents

給電用バスバーの接続端子構造

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JPH065323A
JPH065323A JP4165199A JP16519992A JPH065323A JP H065323 A JPH065323 A JP H065323A JP 4165199 A JP4165199 A JP 4165199A JP 16519992 A JP16519992 A JP 16519992A JP H065323 A JPH065323 A JP H065323A
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JP
Japan
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bus bar
terminal
side terminal
plate
power supply
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JP4165199A
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English (en)
Inventor
Teruaki Kitsuki
輝晃 木附
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】給電用バスバーへの接続ケーブルの接続を簡易
化するとともに、接続の信頼性を向上することを目的と
する。 【構成】電線21先端に取り付けられ、貫通穴22を有
する金属板からなる電線側端子23を、電子装置筐体内
に配置された給電用のバスバー24の内導体25に導通
接続するための接続端子構造において、弾性を有する金
属からなる一対の板部材27を前記電線側端子23の板
厚と略同一の間隙をもって対向配置するとともに、該板
部材27の少なくとも一方に他方の板部材27側に突出
し前記電線側端子23の貫通穴22に挿入可能な凸部2
8を設けてなるバスバー側端子26を、前記内導体25
に導通させた状態でその一端側を該バスバー24に固定
的に設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信装置等の電子装
置に採用される電源供給用のバスバーの接続端子構造に
関する。
【0002】無線通信装置等においては、図6に示すよ
うに、棚状に構成されたシェルフ(筐体)1の該当する
収容位置に、電源装置2、その他送信装置、受信装置等
3を上下方向に積み重ねるように収容する構造が採用さ
れている。
【0003】外部装置(図示せず)から電源装置2、送
信装置等3あるいは電源装置2から送信装置等3への給
電は、シェルフ1の比較的奥側に配置される給電用のバ
スバー4,4を介してなされる。
【0004】給電用のバスバー4は、一又は複数の板状
あるいは層状の金属(内導体)を内包するように樹脂モ
ールド成型等により棒状に形成し、その側部に内導体に
導通された複数の金属端子を突出配置して構成されてい
る。
【0005】外部装置、電源装置2、送信装置等3から
の接続ケーブル(電線)5を、バスバー4の該当する金
属端子に接続することにより、給電のための配線がなさ
れるものである。
【0006】電源装置2、送信装置等3間を接続ケーブ
ルで直接的に接続するものと比較して、省スペース化が
図れる等、配線効率を向上することができるものであ
る。また、このようなバスバー4は、図7に示すよう
に、電源装置2、送信装置等3内においても、該当装置
を構成するプリント板ユニット等への給電のためにも同
様に採用される。
【0007】そして、この種のバスバーを採用した電子
装置において、該バスバーの金属端子に対する接続ケー
ブルの接続作業の簡易化が要望されている。
【0008】
【従来の技術】図8は従来の給電用バスバーの接続端子
構造を示す一部斜視図、図9は同じく側面図である。
【0009】給電用のバスバー6は、棒状の樹脂部材8
の内部に一又は複数の内導体7を配置するとともに、内
導体7に導通された金属からなる板状の複数の端子9を
その側部に突出するように配置して構成されている。端
子9には貫通穴10が形成されている。
【0010】11は電源装置、送信装置等からの接続ケ
ーブルであり、接続ケーブル11の先端には貫通穴を有
する金属板からなる端子12が圧着されている。この圧
着端子12はネジ13及びナット14により、バスバー
6の該当する端子9に接続固定される。
【0011】また、図10に示すように、接続ケーブル
11に端子12を圧着せずに、接続ケーブル11先端を
バスバー6の該当する端子9に直接的に巻き付けた後、
半田付により接続固定される場合もある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一般に、バスバーは他
の信号系配線やプリント板ユニット等の実装の障害とな
らないように、筐体の比較的奥側の縁部に設けられるこ
とが多く、バスバーの端子への接続ケーブルの接続時に
おける作業環境が悪い。
【0013】従って、上述したようなネジ止め作業ある
いは半田付作業の実施は容易ではなく、ネジ締め強度不
足あるいは半田付不良等が発生することがあり、接続の
信頼性が悪いという問題があった。
【0014】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、給電用のバスバーの端子に対する接続ケーブ
ルの接続作業を簡易化するとともに、接続の信頼性を向
上することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、電線先端に取り付けられ、貫通穴を有する金属板
からなる電線側端子を、電子装置筐体内に配置された給
電用のバスバーの内導体に導通接続するための接続端子
構造において、以下のように構成する。
【0016】即ち、弾性を有する金属からなる一対の板
部材を前記電線側端子の板厚と略同一の間隙をもって対
向配置するとともに、該板部材の少なくとも一方に他方
の板部材側に突出し前記電線側端子の貫通穴に挿入可能
な凸部を設けてなるバスバー側端子を、前記内導体に導
通させた状態でその一端側を該バスバーに固定的に設け
て構成する。
【0017】前記バスバー側端子の板部材に設けられる
凸部は、その先端にいくに従って小さくなるようにテー
パ状に形成することができる。
【0018】
【作用】本発明によると、バスバー側端子の一対の板部
材を互いに離間する方向に押圧して弾性変形させた状態
で、一対の板部材間に電線側端子を挿入した後、押圧を
解除することにより、板部材の凸部が電線側端子の貫通
穴に挿入された状態で電線側端子が一対の板部材により
挟持され、電線と内導体が導通接続される。
【0019】また、板部材の凸部をテーパ状にしたもの
にあっては、一対の板部材間に電線側端子を圧入するこ
とにより、板部材が弾性変形し、板部材の凸部が電線側
端子の貫通穴に至った時点で板部材は復元し、同様に板
部材の凸部が電線側端子の貫通穴に挿入された状態で電
線側端子が一対の板部材により挟持され、電線と内導体
が導通接続される。
【0020】従って、ネジ止めや半田付により接続固定
するものと比較して、接続作業が非常に簡単であり、作
業工数を低減できるとともに、電線側端子はバスバー側
端子の一対の板部材により確実に挟持されるので接続の
信頼性を向上することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図4は本発明実施例を説明するための図
であり、図1は側面図、図2は要部を拡大した側面図、
図3は正面図、図4は平面図である。
【0022】同図において、21は無線通信装置の電源
装置、送信装置、受信装置等からの接続ケーブル(電
線)であり、接続ケーブル21の先端には貫通穴(丸
穴)22を有する円形の金属板(圧着端子)23が圧着
されている。
【0023】24は給電用のバスバーであり、バスバー
24は複数の内導体25,25を離間した状態で内包す
るように樹脂モールド成型等により棒状に形成するとと
もに、内導体25に導通された金属からなる複数の端子
26(内導体25と一体をなしている)をその側部に突
出するように配置して構成されている。
【0024】バスバー24の端子26は、一対の板状の
ソケットピン(板部材)27を接続ケーブル21の圧着
端子23の板厚と略同一の間隙をもって対向配置させて
なり、一対のソケットピン27の相対面側には凸部28
がそれぞれ一体的に形成されている。
【0025】この凸部28は接続ケーブル21の圧着端
子23の貫通穴22よりわずかに小さい円形をなし、そ
の基端部側よりも先端部側が小径となるようにテーパ状
に形成されている。
【0026】また、これらのソケットピン27は弾性を
有しており、外圧の作用により互いに離間する方向に弾
性変形し、外圧が作用しないときには復元し、凸部28
先端が互いに当接している。
【0027】然して、接続ケーブル21の圧着端子23
をバスバー24の該当する端子26の一対のソケットピ
ン27の間に挿入すると、圧着端子23の先端が凸部2
8のテーパ部を押圧し、一対のソケットピン27は互い
に離間する方向に弾性変形する。
【0028】圧着端子23をさらに挿入すると、圧着端
子23の貫通穴22がソケットピン27の凸部28に至
った時点で、凸部28は貫通穴22に入り込み、即ちソ
ケットピン27は元の状態に復元し、接続固定作業が終
了する。
【0029】このように、圧着端子23を一対のソケッ
トピン27間に挿入するだけで、接続ケーブル21の圧
着端子23がバスバー24の端子26に接続固定され、
その作業が非常に容易である。また、圧着端子23は接
続固定された状態で、一対のソケットピン27により挟
持され、それぞれの対向面は密着しているとともに、凸
部28が貫通穴22に入り込むことによりロックされる
ので、接続の信頼性が高い。
【0030】尚、接続ケーブル21の圧着端子23は、
従来のネジ止めによるものと同じものを使用することが
できる。図5は本発明他の実施例を示す側面図である。
上記実施例と比較すると、一対のソケットピンの構成を
変更したものである。尚、上記実施例と実質的に同一の
部分については同一の番号を付してその説明を省略す
る。
【0031】即ち、この実施例における一対のソケット
ピン31の一方には凸部32が設けられ、他方には凸部
32の先端が嵌合する凹部33が設けられている。接続
ケーブルの圧着端子23をバスバー24の端子26に接
続固定するに際しては、専用工具等により一対のソケッ
トピン31を互いに離間する方向に弾性変形させた後、
圧着端子23を所定位置まで挿入し、ソケットピン31
を復元させると、凸部32が圧着端子23の貫通穴22
を貫通して凸部33に嵌合する。一対のソケットピン3
1の内面はそれぞれ圧着端子23に一様に圧接した状態
で、圧着端子23が端子26に固定される。
【0032】尚、凸部32を上記実施例と同様にテーパ
状に形成して構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、給電用バスバーに対する接続ケーブルの接続作業を
容易化することができ、接続固定作業の工数を大幅に低
減することができるとともに、接続の信頼性を向上する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の側面図である。
【図2】本発明実施例の拡大側面図である。
【図3】本発明実施例の正面図である。
【図4】本発明実施例の平面図である。
【図5】本発明他の実施例の側面図である。
【図6】一般的な通信装置の背面図である。
【図7】一般的な通信装置の斜視図である。
【図8】従来技術の斜視図である。
【図9】従来技術の側面図である。
【図10】他の従来技術の斜視図である。
【符号の説明】 21 接続ケーブル(電線) 22 貫通穴 23 圧着端子(電線側端子) 24 給電用バスバー 25 内導体 26 端子(バスバー側端子) 27 ソケットピン(板部材) 28 凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線(21)先端に取り付けられ、貫通穴(2
    2)を有する金属板からなる電線側端子(23)を、電子装置
    筐体内に配置された給電用のバスバー(24)の内導体(25)
    に導通接続するための接続端子構造において、 弾性を有する金属からなる一対の板部材(27,31) を前記
    電線側端子(23)の板厚と略同一の間隙をもって対向配置
    するとともに、該板部材(27,31) の少なくとも一方に他
    方の板部材(27,31) 側に突出し前記電線側端子(23)の貫
    通穴(22)に挿入可能な凸部(28,32) を設けてなるバスバ
    ー側端子(26)を、前記内導体(25)に導通させた状態でそ
    の一端側を該バスバー(24)に固定的に設けたことを特徴
    とする接続端子構造。
  2. 【請求項2】 前記バスバー側端子(26)の一対の板部材
    (27)の双方に、前記凸部(28)を相対するように設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の接続端子構造。
  3. 【請求項3】 前記バスバー側端子(26)の一対の板部材
    (31)の一方にのみ前記凸部(32)を設け、他方に該凸部(3
    2)先端が嵌合する凹部(33)を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の接続端子構造。
  4. 【請求項4】 前記バスバー側端子(26)の板部材(27)に
    設けられる凸部(28)を、その先端にいくに従って小さく
    なるようにテーパ状に形成したことを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の接続端子構造。
JP4165199A 1992-06-24 1992-06-24 給電用バスバーの接続端子構造 Withdrawn JPH065323A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6995276B1 (en) 2002-02-07 2006-02-07 Hoya Corporation Cyclic disulfide compound, process of producing the same and optical product comprising the same
JP2009268547A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Newgin Co Ltd 遊技機の制御装置
US7709583B2 (en) 2005-05-24 2010-05-04 Tosoh Corporation Sulfur-containing cyclic olefin resin and its production method
DE102012219562A1 (de) 2011-10-28 2013-05-02 Hoya Corporation Verfahren zur Bestimmung einer Herstellungsbedingung eines Brillenglases und Verfahren zur Herstellung eines Brillenglases
KR20190101241A (ko) 2018-02-22 2019-08-30 김순자 광학재료용 모노머와 이를 포함하는 광학재료용 중합성 조성물 및 그 제조방법

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831