JP2004236416A - 分岐接続箱 - Google Patents

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靖久 田中
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Abstract

【課題】プリント基板やバスバー等の導電材側に端子を用いることなくコネクタ端子と直接接続する。
【解決手段】ケースに設けたコネクタ収容部19の底壁の下方に導電材13をケース内部に固定し、コネクタ収容部19の底壁に端子穴11cを設けると共に導電材13に圧接穴17を設け、上記コネクタ収容部19に嵌合するコネクタ20には、電線wの各端末と圧着接続したプレスフィット端子15をコネクタ20に挿入係止しており、コネクタ収容部19に嵌合したコネクタ20より突出するプレスフィット端子15のケース固定部15bは上記端子穴11cに圧入されると共に先端側の導電材接触部15cは導電材13の圧接穴17内に圧入して、プレスフィット端子15と導電材13とが電気接続される。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、自動車のワイヤハーネスに接続される分岐接続箱に関し、特に、分岐接続箱内に収容するプリント基板やバスバー等の導電材と端子材とを分岐接続箱内において端子を用いることなく接続するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気接続箱のコネクタ収容部にワイヤハーネスの端末に接続したコネクタを嵌合して、電気接続箱内のプリント基板やバスバー等の導電材とワイヤハーネスとを電気接続するために、電気接続箱内とコネクタ内の両方に端子を設けて、この端子同士を雌雄嵌合している。
【0003】
例えば、図10に示すように、本出願人が特開2000−59954号において提供する電気接続箱1では、コネクタ収容部2aを設けたアッパーケース2とロアケース3内にバスバー4と絶縁板5を積層し、バスバー4の所要箇所を起立させて雄端子4aとし、該雄端子4aをコネクタ収容部2a内に突出させて、コネクタ収容部2aにコネクタ(図示せず)を嵌合することにより、電気接続箱1側の雄端子4aとコネクタ側の雌端子とを雌雄嵌合している。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−59954号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記電気接続箱1であると、雄端子4aはバスバー4を回路形状に打ち抜いて形成する際には、他のバスバー部分と同一平面上に形成されるので、設計が容易でなく、かつ、歩留まりが悪くコスト高になるという問題がある。
また、導電材に端子を取り付ける構造とすると、コスト高になると共に、部品点数が増加するという問題がある。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、プリント基板やバスバー等の導電材側に端子を用いることなくコネクタ端子と直接接続することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、第1に、ケースに設けたコネクタ収容部の底壁の下方にプリント基板あるいはバスバーからなる導電材を配置し、上記コネクタ収容部の底壁に端子穴を貫通させて設けると共に上記導電材に圧接穴を設け、該端子穴と圧接穴とは上下同一位置に設けておく一方、
上記コネクタ収容部に嵌合するコネクタには、電線の各端末にプレスフィット端子を接続して上記コネクタに挿入係止しており、
上記プレスフィット端子は、電線端末に接続される電線接続部と、該電線接続部に連続してコネクタの先端より突出するケース固定部と、該ケース固定部より更に突出する導電材接触部とを連続した形状とし、
上記コネクタ収容部に嵌合した上記コネクタより突出する上記プレスフィット端子のケース固定部は上記端子穴に圧入されると共に先端側の上記導電材接触部は上記導電材の圧接穴内に圧入して、上記プレスフィット端子と上記導電材と電気接続される構成としていることを特徴とする分岐接続箱を提供している。
【0008】
上記構成とすると、各電線端末に接続されるプレスフィット端子をコネクタに挿入係止し、該コネクタを分岐接続箱のコネクタ収容部に嵌合すると、コネクタの先端より突出するプレスフィット端子の導電材接触部が導電材の圧接穴内に圧入されて、プレスフィット端子と導電材とが電気接続され、従来のように導電材側の端子を必要としないので、部品点数と作業工数を低減して、低コストにすることができる。
具体的には、上記プレスフィット端子は各電線端末に圧着あるいは圧接接続していることが好ましい。
また、導電材に穿設した圧接穴に上方よりプレスフィット端子を圧入固定できるため、導電材の中間部の任意の位置にプレスフィット端子を垂直に接続でき、回路密度を高くした場合に十分に対応でき外形の肥大化を抑制できる。
【0009】
上記プレスフィット端子の導電材接触部は、先端より所要寸法離れた位置に幅方向両側を外方に突出させて菱形形状とした圧接部を備える一方、上記ケース固定部は幅方向の両側に抜け止め突起を備えている。
【0010】
上記プレスフィット端子の左右両側に拡幅して菱形形状に設けた圧接部は、プレスフィット端子の幅方向の中央部を叩たき出しより設けて他の部位よりも剛性を低下させ、所要の可撓性を持たせている。なお、幅方向の中央部に切れ目を設けて左右を分離させ、この分離させた部分を“く”の字状に拡幅さてもよい。
上記形状としたプレスフィット端子の圧接部は、ケースの端子穴に無理なく縮径させて挿通させた後に、導電材の圧接穴に圧入して、圧接部を導電材と電気接触させることができる。
また、プレスフィット端子の中央部は幅方向の両側に抜け止め突起を突設してケース固定部としているので、プレスフィット端子を接続した電線に引っ張りが生じても、外力がアッパーケースに負荷され、先端側の圧接部と導電材との接触部には伝わらない。よって、プレスフィット端子と導電材との電気接続信頼性を高めることができる。
【0011】
上記プリント基板では上記圧接穴の内周面全面から上記プリント基板の絶縁基板の裏面あるいは/および表面側の導電材と接合する位置にかけてメッキを施して導電部を設け、該導電部を介して上記プレスフィット端子とプリント基板の導電材とを電気接続している。
上記メッキは銅メッキに錫メッキあるいは半田メッキを上塗りしている。
上記構成とすると、プリント基板の絶縁基板の表面あるいは裏面のいずれか一方あるいは両方に導電材からなる回路を設けた場合に、プレスフィット端子と電気接続できる。
【0012】
また、本発明は、第2に、ケースに設けたコネクタ収容部の底壁の下方にプリント基板あるいはバスバーからなる導電材を配置し、上記コネクタ収容部の底壁に端子穴を貫通させて設けると共に上記導電材に貫通穴を設け、該端子穴と貫通穴とは上下同一位置に設けておく一方、
上記コネクタ収容部に嵌合するコネクタには、電線の各端末に端子材を接続して上記コネクタに挿入係止しており、
上記端子材は、電線端末に接続される電線接続部と、該電線接続部に連続してコネクタの先端より突出するケース固定部と、該ケース固定部より更に突出する導電材接触部とを連続した形状とし、
上記コネクタ収容部に嵌合した上記コネクタより突出する上記端子材のケース固定部は上記端子穴に圧入されると共に先端側の上記導電材接触部は上記導電材の貫通穴内に挿入されて半田付けで上記導電材と電気接続される構成としていることを特徴とする分岐接続箱を提供している。
【0013】
上記構成とした場合も、各電線端末に接続する端子材をコネクタに挿入係止し、該コネクタを分岐接続箱のコネクタ収容部に嵌合すると、コネクタの先端より突出する端子材の導電材接触部が導電材の貫通穴内に挿入され、半田付けで端子材と導電材とが電気接続されて、従来のように導電材側の端子を必要としないので、部品点数を低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4は第1実施形態を示し、分岐接続箱10は図1に示すようにアッパーケース11に複数のコネクタ収容部19を並列に設けた構成で、下部にロアケース12を組つけている。
上記アッパーケース11の下端面の全面にはプリント基板13からなる導電材を配置し、該プリント基板13の周縁をアッパーケース11の側壁11aの下端面にネジ止めあるいは樹脂カシメ等で固定している。
【0015】
図2に示すように、プレスフィット端子15は、導電性金属板からなる細長い平板状で、細幅とした先端側の電線接続部15aと、該電線接続部15aに連続する太幅としたケース固定部15bと、該ケース固定部15bに連続する根元側の導電材接触部15cとから構成している。即ち、コネクタ収容部19に嵌合するコネクタ20に係止した状態で上部側に電線接続部15a、中間部にケース固定部15b、下部側に導電材接触部15cを設けている。
【0016】
上記電線接続部15aの上端部には絶縁被覆用圧着バレル15gが幅方向の両側より突出され、該絶縁被覆用圧着バレル15gの下方には芯線圧着用バレル15hが幅方向の両側より突出されている。
【0017】
上記ケース固定部15bは細幅の電線接続部15aの下端より段状に幅広としている。また、該ケース固定部15bの長さ方向の中間部の幅方向の両側に抜け止め突起15dを突設している。該抜き止め突起15dは下向き三角形状とし、上端面を水平として下端に傾斜させ、樹脂成形品からなるアッパーケース11に食い込むことができる形状としている。
【0018】
ケース固定部15bの下部に連続する導電材接触部15cの幅は、上部側の電線接続部15aと略同一として段状に細幅とし、かつ、先端はテーパ状に縮径している。この導電材接触部15cの長さ方向の中間部には、幅方向中央15eを叩き出して左右両側部を外方へ“く”の字状に屈曲させ、全体として菱形形状の圧接部15fを設けている。この圧接部15fの最大幅を上記ケース固定部15bの幅と同等以下としている。
【0019】
図3に示すように、電線wの絶縁被覆w−1を上記プレスフィット端子15の絶縁被覆圧着用バレル15gによりかしめ圧着すると共に、電線wの端末に露出させた芯線w−2を芯線圧着用バレル15hによりかしめ圧着している。この電線wを圧着したプレスフィット端子15を分岐接続箱10のコネクタ収容部19に嵌合するコネクタ20に挿入係止している。
【0020】
プリント基板13は、絶縁基板13aの表裏両面に導電路16を導電材を貼着、接着して設け、あるいは印刷して設け、かつ、圧接穴17を所定ピッチをあけて穿設している。図4に示すように、これら圧接穴17の内周面全面からプリント基板の表裏両面にかけて銅メッキを施すと共に該銅メッキの表面に錫メッキまたは半田メッキを施して導電部18を設け、導電部18の上下両端部18aを表裏両面の導電路16と接合している。
【0021】
図5に示すように、上記コネクタ収容部19を設けたアッパーケース11には、コネクタ収容部19の底壁となる位置で且つプリント基板13の上方に固定用仕切壁11bを設けている。該固定用仕切壁11bには端子穴11cを所定ピッチをあけて設けている。これら端子穴11cは下方のプリント基板13の圧接穴17と同一垂直線上に設けている。該端子穴11cの幅寸法はプレスフィット端子15のケース固定部15bの幅寸法と同等としている。よって、ケース固定部15bは端子穴11cに圧入され、該ケース固定部15bより突設した抜け止め突起15dを端子穴11cの内周面に食い込むこととなる。一方、プリント基板13の圧接穴17は、プレスフィット端子15の圧接部15fの幅寸法Bより若干小さくし、圧接部15fを圧縮して圧入し、該圧接部15fの最大突出部を圧接穴17の内周面の導電材18に圧接接続させるようにしている。
【0022】
図6に示すように、分岐接続箱1のコネクタ収容部19にプレスフィット端子15を係止したコネクタ20を嵌合すると、プレスフィット端子15の中間のケース固定部15bがアッパーケース11の端子穴11cに圧入される前に、下部の導電材接触部15cの下端がプリント基板13の圧接穴17に挿入される。このように、導電材接触部15cが圧接穴17に挿入された後、ケース固定部15bが端子穴11cに圧入され、その抜け止め突起15dが端子穴11cの内周面に食い込み、プレスフィット端子15はアッパーケース11に強固に固定される。このケース固定部15bがアッパーケース11に固定される圧入時に、下部の導電材接触部15cの圧接部15fもプリント基板13の圧接穴17に圧入され、その内周面の導電部18に圧接部15fが圧接接触される。
【0023】
上記のようにプレスフィット端子15を組みつけることにより、プレスフィット端子15は中間のケース固定部15bでアッパーケース11に固定され、下部の導電材接触部15cがプリント基板13の圧接穴17の内部で導電部18と圧接接続される。該導電部18はプリント基板13の表裏両面の導電路16と接続されているため、プレスフィット端子15はプリント基板13の導電路16と電気接続される。
【0024】
上記構成とすると、各電線wの端末に圧着により接続するプレスフィット端子15をコネクタ20に挿入係止し、該コネクタ20を分岐接続箱10のコネクタ収容部19に嵌合すると、コネクタ20の先端より突出するプレスフィット端子15の導電材接触部15cがプリント基板13の圧接穴17の内部で導電部18と圧接接続されて、プレスフィット端子15と導電路16とが電気接続され、従来のように導電材側の端子を必要としないので、部品点数と作業工数を低減して、低コストにすることができる。
【0025】
また、プレスフィット端子15の中央部は幅方向の両側に抜け止め突起15dを突設してケース固定部15bとし、該ケース固定部15bをアッパーケース11の端子穴11cに圧入して、抜け止め突起15dにより強固に固定しているので、プレスフィット端子15を接続した電線wに引っ張りが生じても、外力がアッパーケース11に負荷され、プリント基板13と圧接する導電材接触部15cには伝わらない。よって、プレスフィット端子15とプリント基板13の導電路16との電気接続信頼性を高めることができる。
【0026】
また、プリント基板13の端部ではなく、任意の中間位置に圧接穴17を設け、プレスフィット端子15を上方より圧入固定できるため、回路密度を高めることができると共に、分岐接続箱10の肥大化を抑制できる。
【0027】
なお、プレスフィット端子と電線端末との接続は圧接接続としてもよい。
【0028】
図7は上記第1実施形態の変形例を示し、該変形例はプレスフィット端子15と接続する導電材は、プリント基板に変えてバスバー30としている点で上記第1実施形態と相違させている。バスバー30もアッパーケース11の下端に固定しており、所要位置に圧接穴30aを穿設している。
プレスフィット端子15、アッパーケース11、コネクタ20の構成は第1実施形態と同様で、プレスフィット端子15の導電材接触部15cはバスバー30の圧接穴30aに圧接させて、プレスフィット端子15とバスバー30とを電気接続している。また、プレスフィット端子15のケース固定部15bをアッパーケース11の固定用仕切壁11bに穿設した端子穴11cに固定している。
【0029】
該変形例においても第1実施形態と同様に、プレスフィット端子15の導電材接触部15cをバスバー30の圧接穴30aに圧接してプレスフィット端子15とバスバー30とを電気接続しているので、バスバー30を起立させて端子を設ける必要がない。よって、バスバー30の設計が容易となり、かつ、歩留まりをよくしてコストの低減を図ることができる。
他の構成は上記第1実施形態と同様のため説明を省略する。
【0030】
図8及び図9は第2実施形態を示す。
第2実施形態では、端子15’の導電材接触部15c’を幅方向両側を外方に突出させていない。端子15’の他の構成は、上記第1実施形態のプレスフィット端子15と同様とし、端子15’を各電線端末に圧着している。
また、端子15’と電気接続するプリント基板13’の貫通穴40には、導電部18を設けていない。また、貫通穴40は上記第1実施形態及び第2実施形態の圧接穴17よりも小径とし、端子15’の導電材接触部15c’よりも若干大きくしている。
上記端子15’をプリント基板13’の貫通穴40に挿入したのち、端子15’をプリント基板13’の下面側から半田Hでプリント基板13’に接続している。
【0031】
上記構成としても、プリント基板13’に端子を設けることなく端子15’とプリント基板13’とを電気接続することができる。
なお、本実施形態の端子と電気接続する導電材はプリント基板に代えて、上記第1実施形態の変形例と同様バスバーとしてもよい。
また、端子と電線端末との接続は圧接接続としてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、各電線端末に接続されるプレスフィット端子をコネクタに挿入係止し、該コネクタを分岐接続箱のコネクタ収容部に嵌合すると、コネクタの先端より突出するプレスフィット端子の導電材接触部が導電材の圧接穴内に圧入されて、プレスフィット端子と導電材とが電気接続され、従来のように導電材側の端子を必要としないので、部品点数と作業工数を低減して、低コストにすることができる。
また、導電材に穿設した圧接穴に上方よりプレスフィット端子を圧入固定できるため、導電材の中間部の任意の位置にプレスフィット端子を垂直に接続でき、回路密度を高くした場合に十分に対応でき外形の肥大化を抑制できる。
【0033】
また、半田付けで端子材と導電材とを電気接続する場合、各電線端末に接続する端子材をコネクタに挿入係止し、該コネクタを分岐接続箱のコネクタ収容部に嵌合すると、コネクタの先端より突出する端子材の導電材接触部が導電材の貫通穴内に挿入され、半田付けで端子材と導電材とが電気接続されて、従来のように導電材側の端子を必要としないので、部品点数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の分岐接続箱の概略斜視図である。
【図2】プレスフィット端子の正面図である。
【図3】プレスフィット端子に電線を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】(A)はプリント基板の圧接穴の拡大断面図、(B)は圧接穴にプレスフィット端子が圧入された状態を示す拡大断面図である。
【図5】分岐接続箱のコネクタ収容部にコネクタを収容する方法を示す図面である。
【図6】分岐接続箱のコネクタ収容部にコネクタを収容した状態を示す図面である。
【図7】第1実施形態の変形例を示す図面である。
【図8】第2実施形態の端子の斜視図である。
【図9】貫通穴に端子が挿入された状態を示す拡大断面図である。
【図10】従来例を示す図面である。
【符号の説明】
10 分岐接続箱
11 アッパーケース
11b 固定用仕切壁
11c 端子穴
12 ロアケース
13 プリント基板
15 プレスフィット端子
15a 電線接続部
15b ケース固定部
15c 導電材接触部
15d 抜け止め突起
15f 圧接部
15g 絶縁被覆圧着用バレル
15h 芯線圧着用バレル
16 導電路
17 圧接穴
18 導電材
19 コネクタ収容部
30 バスバー
H 半田

Claims (4)

  1. ケースに設けたコネクタ収容部の底壁の下方にプリント基板あるいはバスバーからなる導電材を配置し、上記コネクタ収容部の底壁に端子穴を貫通させて設けると共に上記導電材に圧接穴を設け、該端子穴と圧接穴とは上下同一位置に設けておく一方、
    上記コネクタ収容部に嵌合するコネクタには、電線の各端末にプレスフィット端子を接続して上記コネクタに挿入係止しており、
    上記プレスフィット端子は、電線端末に接続される電線接続部と、該電線接続部に連続してコネクタの先端より突出するケース固定部と、該ケース固定部より更に突出する導電材接触部とを連続した形状とし、
    上記コネクタ収容部に嵌合した上記コネクタより突出する上記プレスフィット端子のケース固定部は上記端子穴に圧入されると共に先端側の上記導電材接触部は上記導電材の圧接穴内に圧入して、上記プレスフィット端子と上記導電材と電気接続される構成としていることを特徴とする分岐接続箱。
  2. 上記プレスフィット端子の導電材接触部は、先端より所要寸法離れた位置に幅方向両側を外方に突出させて菱形形状とした圧接部を備える一方、上記ケース固定部は幅方向の両側に抜け止め突起を備えている請求項1に記載の分岐接続箱。
  3. 上記プリント基板では上記圧接穴の内周面全面から上記プリント基板の絶縁基板の裏面あるいは/および表面側の導電材と接合する位置にかけてメッキを施して導電部を設け、該導電部を介して上記プレスフィット端子とプリント基板の導電材とを電気接続している請求項1または請求項2に記載の分岐接続箱。
  4. ケースに設けたコネクタ収容部の底壁の下方にプリント基板あるいはバスバーからなる導電材を配置し、上記コネクタ収容部の底壁に端子穴を貫通させて設けると共に上記導電材に貫通穴を設け、該端子穴と貫通穴とは上下同一位置に設けておく一方、
    上記コネクタ収容部に嵌合するコネクタには、電線の各端末に端子材を接続して上記コネクタに挿入係止しており、
    上記端子材は、電線端末に接続される電線接続部と、該電線接続部に連続してコネクタの先端より突出するケース固定部と、該ケース固定部より更に突出する導電材接触部とを連続した形状とし、
    上記コネクタ収容部に嵌合した上記コネクタより突出する上記端子材のケース固定部は上記端子穴に圧入されると共に先端側の上記導電材接触部は上記導電材の貫通穴内に挿入されて半田付けで上記導電材と電気接続される構成としていることを特徴とする分岐接続箱。
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