JPH0112781Y2 - - Google Patents

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JPH0112781Y2
JPH0112781Y2 JP1982068317U JP6831782U JPH0112781Y2 JP H0112781 Y2 JPH0112781 Y2 JP H0112781Y2 JP 1982068317 U JP1982068317 U JP 1982068317U JP 6831782 U JP6831782 U JP 6831782U JP H0112781 Y2 JPH0112781 Y2 JP H0112781Y2
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JP
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board
battery
contact plate
battery contact
fixing
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JP1982068317U
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JPS58169666U (ja
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電池を有する電子機器における、電
池の押さえと電池電源の導通に使われている電池
接点板の固定構造に関するものである。
従来の電池接点板固定構造を第1図及び第2図
に示す。
従来良く使われた電池接点板固定構造は、第1
図に示される構造であり、電池接点板1を電子機
器のケースの壁4に固定し、電池接点板1から基
板5への電源供給を、リード線3をハンダ付け接
続することにより行う構造である。この構造を採
用すると、リード線3の取り付けの分だけ組立実
装の工数が多くなり、又電池交換或いは点検修理
の際などにリード線3の断線事故が多発するなど
の欠点があつた。また、電池接点板1と基板5の
間にケースの壁4を介すため、その厚み分だけス
ペースの無駄でもあつた。
従来、上記構成以外に、第2図に示すように電
池接点板9を、基板11に直接固定し、電源供給
のための接続も同時に行う構成なども用いられ上
記欠点を除去する試みがなされた。しかしなが
ら、基板への直接固定の場合、電池接点板9を基
板11に差し込んだ後の位置決めを他の治具で行
なわなければならず、また、乾電池10からの押
圧力が直接基板11にかかり、電池接点板9と基
板11のハンダ付け固定部の破損による導通不良
や、基板自体のねじれ及びひずみによる破損など
が起こり易いなどの欠点があつた。
本考案は、かかる従来の欠点を全て除去したも
のであり、電池接点板を基板に直接固定する構造
において、乾0池からの押圧力が、前記電池接点
板固定部を引き離す方向の力とならない構造とし
電源供給のための接続を前記電池接点板固定部と
は別の場所で行い、また乾電池からの押圧力の方
向から、電子機器ケースの内壁に基板をあててお
くことにより、乾電池から基板にかかる押圧力を
ケースに吸収させる構造とし、なおかつ、電池接
点板を差し込み固定する基板穴をしめしろとなる
寸法の長方形穴もしくはトラツク形状の穴とする
ことにより、電池接点板と基板の固定部及び基板
自体の破損が起こりにくくなり、また破損による
導通不良もなくなり、なおかつ、電池接点板の位
置決めが、基板への差し込みと同時になされるも
のである。
以下、本考案を図面に従つて詳細に説明する。
第3図が、本考案の電池接点板固定構造を示す
断面図であり、第4図が、本考案の電池接点板固
定構造を示す平面図である。
第3図において、電池接点板15は電池16の
一方の電極に接触し押圧される接点部15aと、
基板17の穴に差し込まれる少なくとも2本の差
し込み部15b,15cと、差し込み部15bの
先端を差し込み後基板表面に沿つて曲げて形成す
るとともに基板表面のパターン29(第4図)に
接続される接続部15dと、差し込み部15b,
15cと接点部15aの間で基板端面に対向当接
し該基板端面を回動中心とする支点部15eとか
らなる。差し込み部15b,15cを基板17に
差し込むにあたり、電池接点板15と基板穴19
a及び19bとの寸法関係をしめしろ関係とし、
押し込むように差し込む。これにより、差し込み
後に、電池接点板の位置決めがなされていて、簡
単にズレたりはずれたりしない。次にハンダ部1
9のように基板印刷導体パターンにハンダ付け固
定をする。ここで、基板印刷導体パターンは、第
4図の28及び29の部分で示されるものであ
る。主に基板穴19aの部分で電池接点板15の
固定強度をもたせ、基板穴19bの部分を差し込
み時の位置決め補助と、基板印刷導体パターンへ
の電源供給のみの目的で設ける。ここで固定用基
板穴19a付近には、乾電池からの押圧力がかか
り易く、ハンダ部19の下地の基板印刷導体パタ
ーンが基板17からはがれてしまうなどの破損の
心配がある。よつて、次の電池接点板15の根元
部を基板穴19aに差し込み後、図3のように折
り曲げ、その先端部15dを接続部として基板印
刷導体パターン29にハンダ部20のようにハン
ダ付け固定する。これにより乾電池からの押圧力
方向F1による、基板17の角部を支点とする力
のモーメントの向きが、矢印F2の向きとなるた
め、ハンダ部20を基板17に押しつける力が働
くだけで、ハンダ部20の下地の基板印刷導体パ
ターンをはがす力は生じない。以上の方法によ
り、電池接点板15と基板17の固定部の耐押圧
力を高めている。ここで、ハンダ部20付近で、
基板印刷導体パターンへの電源供給を行つても、
耐押圧力が高められているので、導通不良などの
事故は起こらない。基板17のケースへの固定方
法は、従来からあるネジ固定部23を設け、なお
かつ、固定用基板穴19aの近くにおいて、基板
17を乾電池16が基板17にかける押圧力方向
F1から、電子機器ケース18に21部分で当て
ておくことにより、基板17にかかる押圧力を電
子機器ケースに吸収させ、基板17のねじれ及び
ひずみなどによる破損の可能性を少なくする。
以上述べてきた電池接点板固定構造の効果を箇
条書きにすると、下記5項目になる。
(1) 電池からの押圧力が、電源供給用導体パター
ンを破損させることがなくなり、また導通不良
を起こさせることもなくなる。
(2) 電池接点板と基板の固定部の固定強度が増加
する。
(3) 電池接点板の位置決めが、基板への差し込み
によりなされる。
(4) 電池接点板は、基板への差し込み後、容易に
はずれることがないため、ハンダ付けし易い。
(5) 電池からの押圧力による基板のたわみ及びひ
ずみ及び破損の可能性が少なくなる。
即ち本考案の構成によれば、電池接点板は基板
の穴に差しこまれる少なくとも2本の差し込み部
で位置決めすることにより位置決めが簡単で確実
にでき、且つ電池により電池接点板の接触部を押
圧したとき、電池接点板は基板の端面を回動中心
に回動し接点部を基板表面に押し付ける構成なの
で、電池接点板の固定に特別な部品を必要とせ
ず、電池接点板と基板だけで確実な接続が達成で
き、しかも電池の挿入(装着)に際して電池接点
板の接続部と基板を剥離するといつた問題も全く
解決された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来良く使われた電池接点板固定構
造を示す断面図、第2図は、従来の電池接点板の
基板への固定構造を示す断面図。第3図は、本考
案の電池接点板固定構造断面図。第4図は、第3
図を矢印A′方向から見た本考案の電池接点板固
定構造平面図である。第3図、第4図において、
15は本考案の電池接点板、16は乾電池、17
は基板、18はケース、19及び20はハンダ
部、19aはトラツク形状の固定用基板穴、19
bは導通用基板穴、21はケースの基板受け部、
22はケース突起部、23はネジ固定部、F1
電池からの押圧力方向、F2は電池からの押圧力
モーメントにより、ハンダ部20にかかる力の方
向、点線部内Bは電気部品のスペースである。2
8は電源供給用に基板に印刷された導体パター
ン、29は電池接点板の固定用に基板に印刷され
た導体パターンである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電池と基板の接続をなす電池接点板固定構造に
    おいて、 前記電池接点板は前記電池の電極に接触し押圧
    される接点部と、基板の穴に差し込まれる少なく
    とも2本の差し込み部と、前記差し込み部の1つ
    の先端を差し込み後基板表面に沿つて曲げて形成
    されるとともに基板表面のパターンに接続される
    接続部と、前記差し込み部と前記接点部の間で前
    記基板端面に対向当接する支点部とからなり、 前記電池接点板は前記電池により前記接点部が
    押圧されたとき前記支点部を中心に回動力が働き
    前記接続部を前記回路基板表面に押し付けてなる
    ことを特徴とする電池接点板固定構造。
JP6831782U 1982-05-10 1982-05-10 電池接点板固定構造 Granted JPS58169666U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6831782U JPS58169666U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 電池接点板固定構造

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JP6831782U JPS58169666U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 電池接点板固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58169666U JPS58169666U (ja) 1983-11-12
JPH0112781Y2 true JPH0112781Y2 (ja) 1989-04-13

Family

ID=30078101

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JP6831782U Granted JPS58169666U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 電池接点板固定構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010165534A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Hioki Ee Corp 電子機器

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JPS559108U (ja) * 1978-06-30 1980-01-21
JPS5535730U (ja) * 1978-08-31 1980-03-07

Family Cites Families (1)

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JPS5915902Y2 (ja) * 1979-02-20 1984-05-10 松下電器産業株式会社 電気浮子等の電池保持装置

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