JP3485883B2 - アンテナの取付けナット構造 - Google Patents

アンテナの取付けナット構造

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JP3485883B2 JP2000359811A JP2000359811A JP3485883B2 JP 3485883 B2 JP3485883 B2 JP 3485883B2 JP 2000359811 A JP2000359811 A JP 2000359811A JP 2000359811 A JP2000359811 A JP 2000359811A JP 3485883 B2 JP3485883 B2 JP 3485883B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はアンテナの取付けナ
ット構造に関する。詳しくは、自動車用アンテナの車両
への取付けナットにおいて、アンテナボルト部へ簡単に
仮止めが可能な取付けナット構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の自動車用アンテナの1例を図4に
示す。同図において、1はアンテナユニット、2はアン
テナ素子、3はケーブルである。そしてアンテナユニッ
ト1は、樹脂製のケース4と金属製のベース5とを有
し、該ベース5には下部に自動車のルーフパネルへの取
付け用のボルト部6が形成され、該ボルト部6にはケー
ブル引出し用のスリット7と、外周にねじ8が形成され
ている。 【0003】また、ベース5には図示なきアンプを搭載
したプリント基板9が水平に固定され、ケース4にはア
ンテナ素子2を支持するための支持金具10がインサー
トモールドされている。そしてプリント基板9に搭載さ
れたアンプに接続されたコンタクト11が前記アンテナ
素子2を支持した支持金具10に接触している。また、
ケーブル3は、その一端にカラー12がカシメ固定され
ており、該カラー12が前記ベース5に係止され、その
芯線がプリント基板9の配線に半田接続されている。 【0004】このように構成されたアンテナユニット
は、車両のルーフパネルに予め穿設された孔にボルト部
6を挿入し、灰皿状の座金13が回転可能に結合された
ナット14により締付固定されるようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のアンテナユ
ニットにおいては、車両への取付け時に際して1人で作
業する場合、先ず車外でアンプベース5のボルト部6を
ルーフパネルに穿設された取付け孔に挿入し、その後車
室内に入りボルト部6にナット14を係合して締め付け
固定するのであるが、ナット14を工具で締め付ける前
にナット14を手で回転させてボルト部6のねじ8に仮
止めする必要がある。このためナット14を手で回転さ
せなければならず、手数を要するという問題がある。 【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、自動車
用アンテナの車両への取付けに際して、ベースのボルト
部へ簡単に仮止めが可能な取付けナット構造を実現する
ことを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明のアンテナの取付
けナット構造は、アンテナ素子20と、該アンテナ素子
20を支持したアンテナユニット21とを具備し、該ア
ンテナユニット21の下部を塞ぐベース23の下面に車
両への取付け用のボルト部28が形成され、該ボルト部
28にケーブル引出し用のスリット29が形成されてな
るアンテナの、前記ボルト部28に螺合されるナット3
1において、前記ナット31は、ナット部材32と、座
金33と、前記ナット部材32と座金33とを互いに回
転可能に結合する結合部材34とよりなり、前記ナット
部材32は前記結合部材34と係合する環状溝35を有
する環状突起36が形成され、前記結合部材34は弾性
を有する材料で形成され、前記ナット部材32の環状溝
35に係合する係合部37と、前記ボルト部28のねじ
30に係合する仮止め用鉤状部38と、前記ボルト部2
8のスリット部29に挿入される回り止め部39とが形
成され、前記座金33は、外周に立ち上がり部40を有
する灰皿状をなし、且つ前記ナット部材32の環状突起
36に嵌合する孔41と、外周の立ち上がり部40に前
記結合部材34の回り止め部39を逃がす開口部42が
形成されて成ることを特徴とする。 【0008】この構成を採ることにより、自動車用アン
テナの車両への取付けに際して、アンテナボルト部へ簡
単に仮止めが可能な取付けナット構造を実現することが
できる。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は本発明のアンテナの取付け
ナット構造の実施の形態を示す図で、(a)は断面図、
(b)は(a)図のZ矢視図である。同図において、符
号20はアンテナ素子、21はアンテナユニット、22
はケース、23はベースである。そして、ケース22に
はアンテナ支持金具24がインサートモールドされ、前
記アンテナ素子20を支持している。またベース23の
上面には図示なきアンプを搭載したプリント基板25が
固定され、該プリント基板25にはケーブル26の一端
と、コンタクト27が固定され、該コンタクト27が前
記アンテナ素子支持金具24に接触している。 【0010】また、ベース23の下面には車両のルーフ
パネルに取り付けるためのボルト部28が形成されてい
る。そして、該ボルト部28にはケーブル26を引き出
すためのスリット29と、外周にナット31が螺合され
るねじ30が形成されている。 【0011】前記ナット31は、図2(a)の分解斜視
図、図2(b)の組立斜視図、及び図2(c)の組立断
面図に示すように、ナット部材32と、座金33と、前
記ナット部材32と座金33とを互いに回転可能に結合
する結合部材34とよりなる。そして、前記ナット部材
32には前記結合部材34と係合する環状溝35を有す
る環状突起36が形成されている。 【0012】また、前記結合部材34は樹脂またはゴム
等の弾性材で形成され、前記ナット部材32の環状溝3
5に係合する係合部37と、前記ベース23のボルト部
28のねじ部30に係合する複数の仮止め用鉤状部38
と、前記ベース23のスリット29に挿入される回り止
め部39とが形成されている。なお、該回り止め部39
は、その一部が凹状をなし、ケーブル26が座金33に
直接接触しないようにするための保護を兼ねている。 【0013】また、前記座金33は、外周に立ち上がり
部40を有する灰皿状をなし、且つ前記ナット部材32
の環状突起36に嵌合する孔41と、外周の立ち上がり
部40に前記結合部材34の回り止め部39を逃がすた
めの開口部42と、ベース22に形成された図示なき座
に当接する複数の突起43が形成されている。 【0014】このように構成されたナット部材32と座
金33は互いに回動可能に結合部材34により結合され
る。このように構成されたナット31は図3の如く、結
合部材34の回り止め部39を、ベース23のスリット
29に挿入しボルト部28に嵌合させれば、先ず結合部
材34の鉤状部38がボルト部28のねじ部30に係合
し仮止めされる。これによりナット31より手を放して
もナット31はボルト部28より落下することはない。
その後、ナット31は工具により回転させて締め付けを
完了することができる。 【0015】 【発明の効果】本発明のアンテナの取付けナット構造に
依れば、結合部材に複数の鉤状部設けたことにより、ア
ンテナユニットを車両のルーフパネルに取り付ける際、
前記結合部材に設けられた鉤状部により、アンテナユニ
ットのボルト部にナットを回転させることなく仮止めす
ることができ、車両へのアンテナの取り付け作業を容易
にすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のアンテナの取付けナット構造の実施の
形態をアンテナと共に示す図で、(a)は断面図、
(b)は(a)図のZ矢視図である。 【図2】本発明のアンテナの取付けナット構造の実施の
形態におけるナットを示す図で、(a)は分解斜視図、
(b)は組立斜視図、(c)は組立断面図である。であ
る。 【図3】本発明のアンテナの取付けナット構造の実施の
形態の作用を説明するための図である。 【図4】従来の自動車用アンテナを示す断面図である。 【符号の説明】 20…アンテナ素子 21…アンテナユニット 22…ケース 23…ベース 24…アンテナ素子支持金具 25…プリント基板 26…ケーブル 27…コンタクト 28…ボルト部 29…スリット 30…ねじ 31…ナット 32…ナット部材 33…座金 34…結合部材 35…環状溝 36…環状突起 37…係合部 38…鉤状部 39…回り止め部 40…立上り部 41…孔 42…開口部 43…突起
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/22 F16B 37/00 F16B 39/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 アンテナ素子(20)と、該アンテナ素
    子(20)を支持したアンテナユニット(21)とを具
    備し、該アンテナユニット(21)の下部を塞ぐベース
    (23)の下面に車両への取付け用のボルト部(28)
    が形成され、該ボルト部(28)にケーブル引出し用の
    スリット(29)が形成されてなるアンテナの、前記ボ
    ルト部(28)に螺合されるナット(31)において、 前記ナット(31)は、ナット部材(32)と、座金
    (33)と、前記ナット部材(32)と座金(33)と
    を互いに回転可能に結合する結合部材(34)とよりな
    り、 前記ナット部材(32)は前記結合部材(34)と係合
    する環状溝(35)を有する環状突起(36)が形成さ
    れ、 前記結合部材(34)は弾性を有する材料で形成され、
    前記ナット部材(32)の環状溝(35)に係合する係
    合部(37)と、前記ボルト部(28)のねじ(30)
    に係合する仮止め用鉤状部(38)と、前記ボルト部
    (28)のスリット部(29)に挿入される回り止め部
    (39)とが形成され、 前記座金(33)は、外周に立ち上がり部(40)を有
    する灰皿状をなし、且つ前記ナット部材(32)の環状
    突起(36)に嵌合する孔(41)と、外周の立ち上が
    り部(40)に前記結合部材(34)の回り止め部(3
    9)を逃がす開口部(42)が形成されて成ることを特
    徴とするアンテナの取付けナット構造。
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