JP3170196B2 - 端子板の接続構造 - Google Patents

端子板の接続構造

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JP3170196B2
JP3170196B2 JP04317896A JP4317896A JP3170196B2 JP 3170196 B2 JP3170196 B2 JP 3170196B2 JP 04317896 A JP04317896 A JP 04317896A JP 4317896 A JP4317896 A JP 4317896A JP 3170196 B2 JP3170196 B2 JP 3170196B2
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徹也 前橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板または文
字板等(以下、基板と称する)にリード線付きの端子板
を接続するための端子板の接続構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】2個の基板をリード線で電気的に接続す
るため、端子板を基板に接続固定している。図6乃至図
9に、従来の端子板の接続構造を示している。
【0003】図6(a)、(b)に示す第1従来例は、
樹脂製のベース1上の基板3の面に、端子板6を当接さ
せ、ねじ20をベース1にねじ込んで固定したものであ
る。端子板6に半田付けされたリード線16の半田付け
部分を被覆する被覆部材21の両側はガイドピン22で
保持され、ねじ締めの際の回り止めの機能を果してい
る。
【0004】図7に示す第2従来例は、ねじ20をベー
ス1の裏面でナット23で固定した点が第1従来例と異
なる。
【0005】図8に示す第3従来例は、上記ガイドピン
22に加えて、係止溝23をベース1および基板3に形
成し、この係止溝23に端子板6の先端に形成された折
曲係止片24を係止させて回り止めとした点が第1従来
例と異なる。
【0006】図9(a)、(b)に示す第4従来例は、
端子板6にバーリング凸部7を形成し、このバーリング
凸部7の内周にねじ切りをし、バーリング凸部7を上に
してベース1の裏面からねじ25をバーリング凸部7内
にねじ込んでいる。
【0007】図10(a)、(b)に示す第5従来例
は、リベット26の両端を加締めることにより端子板6
を基板3上に取り付けたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記いずれの従来例
も、端子板6の接続部分が基板3上に大きく突出する構
造になっている。
【0009】すなわち、図6、図7および図8の構造で
は、基板3の表面からねじ20の頭の頂点までの突出量
H、図9の構造では、基板3の表面からねじ25の先端
までの突出量H、図10の構造では、基板3の表面から
リベット26の加締め部までの突出量Hが共に大きくな
る。
【0010】基板3が取り付けられる機器のレイアウト
上、突出量Hに制限がある場合、上記各従来例の構造は
使用が困難である。
【0011】また、図10のリベット26を用いた構造
のものは、ねじ締めの構造に比して突出量Hは比較的小
さいが、温度変化による樹脂製のベース1の収縮によ
り、ベース1と加締め部分との間に隙間があき、端子板
6との接触部の品質が劣化するという問題がある。
【0012】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、樹脂製ベースの劣化を伴なうこと無く基板からの突
出量を最小限に抑えることのできる端子板の接続構造を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ベース上の基板にリード線
付きの端子板を接続する構造であって、前記端子板に
は、前記リード線を収納すると共に前記ベースの側部に
当接して前記端子板の回り止めをする側壁部と、内周に
雌ねじを形成したバーリング凸部とが形成されており、
前記ベースの貫通孔および前記基板の接続孔を介して、
少なくとも先端が前記端子板の上面から突出しない長さ
を備えた固定ねじを、ベースの下面より前記雌ねじにね
じ込み、前記バーリング凸部を前記接続孔を介して前記
貫通孔にはめ込んで、前記端子板を前記基板に密着させ
たことを特徴とするものである。
【0014】このため、請求項1記載の発明では、バー
リング凸部、固定ねじの先端、およびリード線の接続部
分は、端子板の上面に突出せず、基板からの突出量は端
子板の厚みだけの最小限に抑えることができ、かつねじ
締めの際、側壁部がベースの側部に係止されて回り止め
の機能を果たす。加えて、リード線が端子板の側部にコ
ンパクトに収納される。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図6乃至図10と同一部
材、同一機能のものは同一符号で示している。
【0022】図1において、樹脂製のベース1には、上
部が大径孔2a、下部が小径孔2b(図4参照)となっ
ている貫通孔2が形成されている。大径孔2aと小径孔
2bとの間に段部2cが形成されている。貫通孔2の近
辺にはガイドピン18が突設されている。
【0023】ベース1上に取り付けられる基板3には、
貫通孔2に合致する接続孔4が形成され、接続孔4の近
辺にはガイドピン18に合致するガイド孔5が形成され
ている。
【0024】端子板6は、裏面に向いたバーリング凸部
7(図4参照)と、側端縁に形成された切欠部8と、他
の側縁から延設されて折曲形成された半田付け部9、側
壁部10、及びU字状の加締部11からなる構造のもの
である。バーリング凸部7は、バーリング加工により孔
あきのまくれ部を形成したもので、このバーリング凸部
7の内周に雌ねじ12を形成している。
【0025】端子板6は、固定ねじ13を利用してベー
ス1および基板3に次のようにして取り付けられる。
【0026】図1および図2において、ベース1のガイ
ドピン18に基板3のガイド孔5をはめ込み、接続孔4
を貫通孔2に合致させ、端子板6のバーリング凸部7を
接続孔4および貫通孔2にはめ込む。この際、ガイドピ
ン18は端子板6の切欠部8にはまって端子板6を位置
決めしている。
【0027】この状態で、図3および図4に示すよう
に、固定ねじ13をベース1の下面からワッシャ14を
介してバーリング凸部7の雌ねじ12にねじ込む。これ
により、端子板6のバーリング凸部7は貫通孔2の大径
孔2aにはまり、端子板6は基板3に密着して締めつけ
られる。この際、基板3の接続孔4の内周がバーリング
凸部7により大径部2aに折り込まれ、スペーサ部15
を構成している。
【0028】固定ねじ13をねじ込む際、側壁部10が
ベース1の側部に係止し、端子板6の回り止めの役目を
果している。
【0029】固定ねじ13の先端は、端子板6の上面と
略同一面をなし、少なくとも端子板6の上面から突出し
ないように構成される。
【0030】リード線16は、先端が半田付け部9に半
田付け17されると共に、その後部は加締部11で加締
め付けられている(図3及び図5参照)。
【0031】以上のように、本実施の形態では、内周に
雌ねじ12が形成されたバーリング凸部7を下向きにし
て、この雌ねじ12にベース1の下面から固定ねじ13
をねじ込むようにしたので、基板3からの突出量Hは端
子板6の厚みだけの最小限に抑えることができる。
【0032】また、端子板6の側縁に側壁部10を折曲
形成し、これをベース1の側部に当接させるようにした
ので、ねじ締めの際回り止めの機能を果たし、端子板6
の組付け作業が簡単に行える。
【0033】さらにまた、側壁部10の一部にU字状の
加締部11を形成したので、リード線16はこの側壁部
10の部分でコンパクトに収納できる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、バーリング凸部、固定ねじの先端、およびリード
線の接続部分は、端子板の上面に突出せず、基板からの
突出量は端子板の厚みだけの最小限に抑えることがで
き、したがって、機器の設計上、基板の突出量に制約が
ある場合にも使用可能で汎用性に富んだ端子板の接続構
造を提供することができる。
【0035】
【0036】また、請求項1記載の発明によれば、端子
板に側壁部を折曲形成したので、ねじ締めの際、側壁部
がベースの側部に係止されて回り止めの機能を果たし、
ねじ締め作業が容易になる。
【0037】また、請求項1記載の発明によれば、側壁
部にリード線を収納するようにしたので、リード線が端
子板の側部にコンパクトに収納される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子板の接続構造の一実施の形態を示
す分解斜視図である。
【図2】端子板の組付け過程を示す斜視図である。
【図3】端子板の組付け完了の状態を示す斜視図であ
る。
【図4】端子板の組付け完了の状態を示す縦断側面図で
ある。
【図5】加締部の縦断側面図である。
【図6】第1従来例の端子板の接続構造であって、
(a)は斜視図、(b)は縦断側面図である。
【図7】第2従来例の端子板の接続構造の縦断側面図で
ある。
【図8】第3従来例の端子板の接続構造の斜視図であ
る。
【図9】第4従来例の端子板の接続構造であって、
(a)は斜視図、(b)は縦断側面図である。
【図10】第5従来例の端子板の接続構造であって、
(a)は斜視図、(b)は縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 貫通孔 2a 大径孔 3 基板 6 端子板 7 バーリング凸部 10 側壁部 11 加締部 12 雌ねじ 13 固定ねじ 16 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上の基板にリード線付きの端子板
    を接続する構造であって、 前記端子板には、前記リード線を収納すると共に前記ベ
    ースの側部に当接して前記端子板の回り止めをする側壁
    部と、内周に雌ねじを形成したバーリング凸部とが形成
    されており、前記ベースの貫通孔および前記基板の接続
    孔を介して、少なくとも先端が前記端子板の上面から突
    出しない長さを備えた固定ねじを、前記ベースの下面よ
    り前記雌ねじにねじ込み、前記バーリング凸部を前記接
    続孔を介して前記貫通孔にはめ込んで、前記端子板を前
    記基板に密着させたことを特徴とする端子板の接続構
    造。
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KR101774419B1 (ko) * 2015-12-23 2017-09-04 주식회사 포스코 이송 제어장치가 구비된 롤러테이블

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