JPH0727678Y2 - 放熱部品の固定構造 - Google Patents

放熱部品の固定構造

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JPH0727678Y2
JPH0727678Y2 JP1988116749U JP11674988U JPH0727678Y2 JP H0727678 Y2 JPH0727678 Y2 JP H0727678Y2 JP 1988116749 U JP1988116749 U JP 1988116749U JP 11674988 U JP11674988 U JP 11674988U JP H0727678 Y2 JPH0727678 Y2 JP H0727678Y2
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
stopper
engaging piece
mounting leg
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JP1988116749U
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慶嗣 寺本
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、プリント基板に放熱部品を取付けるための
固定構造に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、プリント基板に半導体A用の放熱部品であるヒー
トシンクを固定する手段には、第6図と第7図に示すよ
うに、ヒートシンク1に設けた取付脚2をプリント基板
3の裏側からビス4で固定する構造と、第8図のよう
に、取付脚2とプリント基板3の重なり部分をリベット
5で固定する構造が採用されていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、前者のビス4で固定する構造はプリント基板
3の裏面側からビス4の締付けが必要であり、プリント
基板3を裏返して締付けを行なわなければならないた
め、作業性が悪く作業コストが高くつくという問題があ
る。
また、後者のリベット5を用いる固定構造は、プリント
基板3の上面側からヒートシンク1の固定作業を行なえ
るが、リベット5のカシメに用いる治具の先端がどうし
ても大きくなるため、広い取付スペースが必要になり、
プリント基板3上における電子部品の搭載密度が落ちる
という問題がある。
更に、リベット5の使用は、材料コスト及びカシメ加工
のコストが高くつくと共に、緩みが発生する場合があ
り、しかもヒートシンク1に取り付けられている部品A
は、半田付けでリードを固定するため、半田フロー時に
傾きが生じやすいという問題がある。
この考案の課題は、上記のような問題点を解決するた
め、放熱部品の固定がプリント基板の上面側から行な
え、作業性の向上により作業コストの低減を図ることが
できると共に、緩みの発生がない固定状態が得られる放
熱部品の固定構造を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような課題を解決するため、この考案は、一端に
頭部を設けた軸部の他端に両側へ突出する掛合片を設け
て止め具を形成し、放熱部品の取付脚とプリント基板の
前記取付部を重ねる部分の各々に、止め具の軸部が嵌合
する円形孔の両側に掛合片の通過用切欠部を連ねた止め
具挿通孔を設け、重ね合わせた両挿通孔にわたって挿入
した止め具の掛合片を切欠部に対して変位させ、止め具
の軸部において頭部まで嵌挿されたワッシャと掛合片間
で取付脚とプリント基板を挾持してプリント基板裏面に
掛合片を半田付けするようにした構成としたものであ
る。
〈作用〉 プリント基板上に放熱部品の取付脚を重ねて両者に設け
た止め具挿通孔を一致させ、取付脚の上面側から挿通孔
に対して止め具を挿入する。
このとき、掛合片を切欠部に一致させて挿入し、掛合片
をプリント基板の裏面側に位置させた状態で止め具を約
90°回転させ、掛合片をプリント基板の裏面に対して抜
止状に掛合させれば、頭部と掛合片の間でプリント基板
と取付脚が挟持された固定状態になる。
〈実施例〉 以下、この考案の実施例を添付図面の第1図ないし第5
図に基づいて説明する。
第1図はプリント基板3にヒートシンク1を固定するた
めに用いる止め具11を示しており、円形の軸部12の一端
に大径の頭部13を設け、他端に相反する外側へ突出する
一対の掛合片14、14を設けた構造になっている。
上記止め具11は半田付性の良い材料を用いて形成され、
頭部13の上面にはドライバーの掛合凹部15が設けられて
いると共に、軸部12にワッシャ16が嵌挿され、軸部12は
頭部13と掛合片14、14の対向面間の長さが、プリント基
板3と取付脚2及びワッシャ16の重なり厚みになるよう
設定されている。
ヒートシンク1の取付脚2と、プリント基板3を重ねる
部分の各々に前記止め具11の挿通孔21、22が設けられて
いる。
上記挿通孔21、22は、第1図に示すように、止め具11の
軸部12が嵌合する円形孔23の両側に掛合片14、14の通過
用切欠部24、24を連ねて設けた構造になっている。
プリント基板3の裏面で挿通孔22を設けた部分の周囲に
は、第5図のように、止め具11を半田付けするためのラ
ウンド25が半田付性の良い材料で形成されている。
この考案の固定構造は上記のような構成であり、次にプ
リント基板3にヒートシンク1を固定する方法を説明す
る。
プリント基板3上にヒートシンク1を載置し、取付脚2
に設けた挿通孔21をプリント基板3の挿通孔22に一致さ
せ、この状態で取付脚2の上面から挿通孔21、22に止め
具11を挿入する。
このとき、止め具11は、掛合片14、14側を先にして両掛
合片14、14を切欠部24、24に一致させながら挿入し、両
掛合片14、14をプリント基板3の裏面側に突出させる
と、取付脚2の上面にワッシャ16を介して頭部13が重な
り、軸部12が円形孔23、23に嵌合する。
上記の状態で止め具11を約90°回転させ、両掛合片14、
14をプリント基板3の裏面において切欠部24、24から変
位させると、掛合片14、14がプリント基板3の裏面に対
して抜止状に掛合し、頭部13と掛合片14、14で取付脚2
とプリント基板3を重なり状態に挟持する。
この後、止め具11の掛合片14、14をプリント基板3の裏
面に設けたラウンド25部分に半田付けで固定化すれば、
緩みのない状態でプリント基板3にヒートシンク1を固
定することができる。
〈効果〉 以上のように、この考案によると、放熱部品の取付脚と
プリント基板とに、円形孔の両側に掛合片の通過用切欠
部を連ねた止め具挿通孔を設け、重ね合わせた両挿通孔
に挿入した止め具を回動させ、止め具と掛合片間に取付
脚とプリント基板を挟持するようにしたので、放熱部品
の取付脚とプリント基板の円形孔に切欠部を設ける簡単
な加工をするだけでプリント基板に対する放熱部品の固
定がプリント基板の上面側から行なえ、しかも止め具を
挿通孔に挿入して回動させるだけで固定できるため、作
業性が大幅に向上し、作業コストの低減を図ることがで
きる。
また、止め具の頭部と掛合片間で取付脚とプリント基板
を挟持するので、止め具を半田付けでプリント基板に固
定すれば、緩みのない固定状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る固定構造の分解斜視図、第2図
と第3図は止め具と挿通孔の関係を示す底面図、第4図
は固定構造の結合状態を示す縦断面図、第5図はプリン
ト基板の挿通孔部分を示す底面図、第6図は従来の固定
構造を示す斜視図、第7図は同上の要部を示す拡大断面
図、第8図は同上の他の例を示す拡大断面図である。 1…ヒートシンク、2…取付部 3…プリント基板、11…止め具 12…軸部、13…頭部 14…掛合片、21、22…挿通孔 23…円形孔、24…切欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に頭部を設けた軸部の他端に両側へ突
    出する掛合片を設けて止め具を形成し、放熱部品の取付
    脚とプリント基板の前記取付脚を重ねる部分の各々に、
    止め具の軸部が嵌合する円形孔の両側に掛合片の通過用
    切欠部を連ねた止め具挿通孔を設け、重ね合わせた両挿
    通孔にわたって挿入した止め具の掛合片を切欠部に対し
    て変位させ、止め具の軸部において頭部まで嵌挿された
    ワッシャと掛合片間で取付脚とプリント基板を挾持して
    プリント基板裏面に掛合片が半田付けされた放熱部品の
    固定構造。
JP1988116749U 1988-09-05 1988-09-05 放熱部品の固定構造 Expired - Lifetime JPH0727678Y2 (ja)

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JPH0238791U JPH0238791U (ja) 1990-03-15
JPH0727678Y2 true JPH0727678Y2 (ja) 1995-06-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924873U (ja) * 1972-06-12 1974-03-02
JPS4949368U (ja) * 1972-08-07 1974-04-30
JPS57117687U (ja) * 1981-01-12 1982-07-21

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JPH0238791U (ja) 1990-03-15

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